JP2009203944A - 二元燃料エンジンのガス燃料供給方法及び装置 - Google Patents

二元燃料エンジンのガス燃料供給方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】二元燃料エンジンにおいて、油燃料のみの単独運転時に給気がガス燃料供給配管との圧力差によりガス燃料供給配管に侵入して凝縮し、発生した凝縮水によってガス燃料供給配管を腐食させるおそれをなくす。
【解決手段】油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する方法において、油燃料dとガス燃料gを併用する運転時はガス燃料供給路16に給気供給路13内の給気圧Psより高圧Pgのガス燃料gを供給し、前記併用運転から油燃料gのみを用いた運転に切り替える場合には、ガス燃料供給路16内の残留ガス燃料gを外部に放出した後、ガス燃料供給路16に給気供給路13内の給気圧Psより高圧Pg1の乾燥した窒素ガス、二酸化炭素などの不活性ガス又は空気を供給するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、油燃料とガス燃料を併用するディーゼルエンジン、ガスエンジン等の二元燃料エンジンにおいて、ガス燃料供給配管が結露による腐食する等の不具合をなくすと共に、燃料切り替え時の負荷変動を解消できるガス燃料供給方法及び装置に関する。
従来、一般にディーゼルエンジンといえば、A重油、B重油、C重油、粗悪油あるいはガス製造過程などで発生する副生油などの油燃料を用いるものが多いが、LNG(天然ガス)、メタンガス、水素ガス、副生ガスあるいはそれらの混合ガスなどの可燃性ガスを燃料とするガスディーゼルエンジンも知られている。
その後、エネルギの多角化あるいは有効利用といった面から、油燃料とガス燃料を併用できる二元燃料ディーゼルエンジンも提案されている。例えば特許文献1(特公平6−39916号公報)や特許文献2(特開2003−193874号公報)には、かかる二元燃料ディーゼルエンジンが提案されている。最近では原油価格の高騰といった事情を反映して、既設ディーゼルエンジンの二元燃料化への改造ニーズが高まっている。
ガス燃料を燃焼シリンダに供給する場合、通常、ガス燃料を一旦ガスインジェクタ又はガス噴射弁を介して給気管中に供給し、ガス燃料と給気を混合した混合ガスを燃焼シリンダに供給するようにしている。特許文献2にかかる構成のシリンダヘッドが開示されている。
かかる構成の二元燃料ディーゼルエンジンの燃焼シリンダのヘッド部を図10に模式的に示す。図10において、ディーゼルエンジンを構成する燃焼シリンダ1の内部には上下方向に摺動するピストン2が配置されている。燃焼シリンダ1のヘッド部には、給気管3と排気管4が接続されている。給気管3から給気aが供給され、給気弁5の開閉により燃焼シリンダ1内に吸入される。給気管3にはガス燃料供給弁6が装着され、ガス燃料gがガス燃料供給弁6から給気管3内に供給される。
燃焼シリンダ1のヘッド部の中央には、燃料噴射弁7が装着され、燃料噴射弁7からディーゼル油dが供給される。ディーゼル油dは燃焼シリンダ1の内部で点火して燃焼し、給気管3から給気弁5を経て燃焼シリンダ1内に吸入されたガス燃料gと給気aの混合ガスを燃焼させる。ピストン2を駆動した後の排気ガスeは排気弁8を経て排気管4に排気される。
給気aは過給機のコンプレッサで加圧されると、約200℃まで昇温するので、給気冷却器で45℃に冷却された後、燃焼シリンダ1に供給される。給気管3内の給気aの圧力Psは、負荷に応じて例えば0〜0.25MPaの範囲に変動する。これに対して、ガス燃料gを併用した運転時において、ガス燃料供給弁6にガス燃料gを供給する供給管9内の圧力Pgは、給気圧Psより高く、通常(Ps+α;例えばα=0.1)MPaに設定されている。一方、ディーゼル油dのみの単独運転時においては、ガス燃料供給配管内の圧力は大気圧状態になっている。
特公平6−39916号公報 特開2003−193874号公報
油燃料のみの単独運転時にガス燃料供給配管内を大気圧状態にしておくと、給気管3内の高圧の給気圧との間に差が生じ、この圧力差から、ガス燃料供給弁6の構造によっては、給気aがガス燃料供給管9内に漏れる場合も起こり得る。ガス燃料供給弁6は、給気aとの混合比を制御することを主眼とした構造であるため、完全なガス遮断機能を有さない場合もある。
もし給気aがガス燃料供給配管内に侵入すると、ガス燃料供給配管内は常温であるため、給気aが冷却されて凝縮し、凝縮水が発生する場合がある。凝縮水がガス燃料供給配管内に溜まると、場合によっては、ガス燃料供給配管が腐食するおそれがある。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、ディーゼルエンジンやガスエンジン等の二元燃料エンジンにおいて、油燃料のみの単独運転時に給気がガス燃料供給配管との圧力差によりガス燃料供給配管に侵入し、給気中に含まれる湿分が凝縮し、発生した凝縮水によってガス燃料供給配管を腐食させる懸念を払拭させることを目的とする。
前記目的を達成するため、第1の本発明の二元燃料エンジンのガス燃料供給方法は、
油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する方法において、
油燃料とガス燃料を併用する運転時はガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧のガス燃料を供給し、
前記併用運転から油燃料のみを用いた運転に切り替える場合には、ガス燃料供給路内の残留ガス燃料を外部に放出した後、ガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧の乾燥した不活性ガス又は空気を供給するようにしたものである。
第1の本発明方法では、油燃料のみの単独運転時に、ガス燃料供給配管内に乾燥した窒素ガス又は空気を給気供給路内の給気圧より高い圧力で供給することにより、給気がガス燃料供給配管内に侵入するのを防止するようにしている。窒素ガス、二酸化炭素などの不活性ガス又は空気の供給圧は、例えば給気圧の最大負荷時より若干高くした一定値とするか、あるいは給気圧の変動に対し常に給気圧より一定値だけ高くなるように設定しておくとよい。これによって、油燃料のみの単独運転時に給気がガス燃料供給配管内に侵入するのを防止できる。
第1の本発明方法において、油燃料のみを用いた運転から油燃料とガス燃料を併用する運転に切り換える時は、ガス燃料供給路に設けられた大気圧開放弁を開けて不活性ガス又は空気を外部に放出し、その後ガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧のガス燃料を供給するようにするとよい。かかる操作により、併用運転開始時にガス燃料供給配管に注入された不活性ガス又は空気を大気圧状態をなす外部に開放するので、これらの気体が燃焼シリンダに入るのを防止できる。そのため、併用運転開始時の負荷低下を防止できる。
また、第1の本発明方法において、油燃料のみを用いた運転から油燃料とガス燃料を併用する運転に切り換える時は、ガス燃料供給路に設けられた大気圧開放弁を開けて不活性ガス又は空気を大気圧状態をなす外部に放出し、その後ガス燃料供給路にガス燃料を供給して不活性ガス又は空気と入れ替えた後、該大気圧開放弁を閉じるようにするとよい。かかる操作により、併用運転開始時にガス燃料供給配管から不活性ガス又は空気を一掃できるので、さらに負荷低下防止効果を向上させることができる。
次に、第2の本発明の二元燃料エンジンのガス燃料供給方法は、
油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する方法において、
油燃料とガス燃料を併用する運転時はガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧力のガス燃料を供給し、
油燃料のみを用いた運転時も引き続きガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧のガス燃料を供給するようにしたものである。
第2の本発明方法では、油燃料のみの単独運転時にも、引き続きガス燃料供給路に給気供給路内の給気より高圧でガス燃料を供給するようにしたので、ガス燃料供給配管に給気が侵入するおそれをなくすことができる。第2の本発明方法では、特別な付帯設備を全く必要としない利点がある。
次に第3の本発明の二元燃料エンジンのガス燃料供給方法は、
油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する方法において、
油燃料とガス燃料を併用する運転時はガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧のガス燃料を供給し、
油燃料のみを用いた運転時はガス燃料供給路へのガス燃料の供給を停止し、ガス燃料供給路内の圧力が閾値を越えた時にガス燃料供給路に設けられた大気圧開放弁を開けてガス燃料供給路内に侵入した給気を外部に放出するようにしたものである。
第3の本発明方法では、油燃料のみの単独運転時のガス燃料供給配管の圧力を監視し、該圧力が閾値を越えた時にガス燃料供給配管に設けられた大気圧開放弁を開け、ガス燃料供給配管に侵入した給気を大気圧状態をなす外部に放出する。かかる操作により、ガス燃料供給配管に侵入した給気から凝縮水が発生するのを防止できる。
次に、第1の本発明の二元燃料エンジンのガス燃料供給装置は、
油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する装置において、
前記ガス燃料供給弁に接続されたガス燃料供給路に調圧弁を介設した気体供給路を接続し、
油燃料とガス燃料を併用する運転時はガス燃料供給路に給気供給路内の給気より高圧のガス燃料を供給し、油燃料のみを用いた運転時は、該気体供給路からガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧のガス燃料又は乾燥した不活性ガス若しくは空気を供給するように構成したものである。
かかる構成により、油燃料のみを用いた運転時に、給気供給路内の給気圧より高圧のガス燃料又は乾燥した不活性ガス若しくは空気を供給するようにしているので、油燃料のみを用いた運転時に給気がガス燃料供給路に侵入するのを防止できる。
次に、第2の本発明の二元燃料エンジンのガス燃料供給方法は、
油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する装置において、
ガス燃料供給路に遮断弁を介設し、油燃料のみを用いた運転時には該遮断弁を開け、油燃料とガス燃料を併用する運転時には該遮断弁を閉じるように構成したものである。
第2の本発明装置によれば、ガス燃料供給路に遮断弁を介設し、油燃料のみの運転時に該遮断弁を閉じるようにしたことにより、該運転時に給気がガス燃料供給路に侵入するのを確実に防止できる。
次に、第3の本発明の二元燃料エンジンのガス燃料供給装置は、
油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する装置において、
ガス燃料供給路を、給気供給路に開口する開口部をもつ複数の枝管と、該複数の枝管が接続される元管とで構成し、
該元管を水平方向に対して傾斜させると共に、該枝管との接続部より下降した位置の元管に凝縮水を抜くドレン弁を設けたものである。
第3の本発明装置では、ガス燃料供給配管に給気が侵入し、冷却されて、凝縮水を発生させた場合でも、前記ドレン弁から凝縮水を抜くことができるので、ガス燃料供給配管を腐食させるおそれがない。
次に、第4の本発明の二元燃料エンジンのガス燃料供給装置は、
油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する装置において、
ガス燃料供給路に該ガス燃料供給路を給気に含まれる湿分の露点温度以上に加温する加温手段を設けたものである。
第4の本発明装置では、ガス燃料供給配管に給気が侵入したとしても、前記構成とすることにより、給気を露点温度以上に保持できるので、凝縮水を生じさせるおそれがない。
本発明方法及び装置によれば、二元燃料エンジンにおいて、油燃料のみの運転時においても、ガス燃料供給弁を介してガス燃料供給配管に給気を侵入させないようにすることができるか、あるいはガス燃料供給配管に給気が侵入したとしても、凝縮水を生じさせないので、ガス燃料供給配管を腐食させるおそれをなくすことができる。
また、第1の本発明方法又は第1の本発明装置において、ガス燃料供給路内に不活性ガス又は空気を供給した場合でも、油燃料とガス燃料を併用する運転時には、これらの気体を外部に排出してから、ガス燃料供給路にガス燃料を供給するようにしているので、負荷低下を生じない。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明をそれのみに限定する趣旨ではない。
(実施形態1)
本発明に係る第1実施形態(第1の本発明方法又は第1の本発明装置に係る実施形態)を図1に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る二元燃料ディーゼルエンジン10の系統図である。図1において、給気aが過給機11に吸入され、過給機11のコンプレッサ11aを通って加圧される。給気aは、加圧時に高温となるので、空気冷却器12で冷却された後、給気供給ライン13及び各給気枝管13a〜iを通って複数の燃焼シリンダ14a〜iに供給される。
例えば、給気aはコンプレッサ11aで0.3MPaに加圧されると、約200℃に昇温する。高温となった給気aは空気冷却器12で約45℃ほどに冷却され、その後該燃焼シリンダ14a〜iに供給される。本実施形態では、複数の燃焼シリンダが右バンクRと左バンクLの2列に配置されているが、図1では右バンクRを省略している。
一方、油燃料供給ライン15から各枝管15a〜iを介して各燃焼シリンダ14a〜iにディーゼル油dが供給される。また、ガス燃料供給ライン16から各枝管16a〜iを介して、各燃焼シリンダ14a〜iにガス燃料gが供給される。ガス燃料供給ライン16には、最上流側に開閉弁17が介設されると共に、開閉弁17の下流側で大気圧開放ライン18が分岐し、大気圧開放ライン18には大気圧開放弁19が介設されている。
各枝管16a〜iにはガス燃料供給弁20a〜iが介設されている。ガス燃料供給弁20a〜iによってガス燃料gの流量が調整される。ガス燃料供給弁20a〜iを経たガス燃料gは給気枝管13a〜iに注入される。
ガス燃料供給ライン16には気体供給ライン21が接続され、気体供給ライン21には、調圧弁22と開閉弁23が介設されている。また、各燃焼シリンダ14a〜iで燃焼した後の排気ガスeは、各排気枝管24a〜i及び排気ガスライン24を経て過給機11のタービン11bに至り、タービン11bを駆動して系外に排出される。給気供給ライン13、ガス燃料供給ライン16及び気体供給ライン21には夫々を流れる気体の圧力を検出する圧力センサ25〜27が装着されている。また、ディーゼルエンジン10の運転を制御する制御装置28が設けられている。
かかる構成の本実施形態において、ディーゼル油dとガス燃料gの混焼運転時には、制御装置28によって、開閉弁17が開き、大気圧開放弁19が閉じた状態とされ、この状態で各燃焼シリンダ14a〜iにディーゼル油d、ガス燃料g及び給気aが供給される。そして、前述のとおりの態様で各燃焼シリンダ14a〜i内で混合燃料が燃焼される。この場合、負荷に応じて0〜0.25MPaに変動する給気圧力Psに対し、ガス燃料gの圧力Pgは、常に給気aの圧力Psよりα(例えばα=0.1)MPa高い圧力になるように設定されている。
次に、ガス燃料gの供給を停止しディーゼル油dのみを供給する運転に移行する場合は、まず、開閉弁17を閉じてガス燃料gの供給を停止する。次に、大気圧開放弁19を開いてガス燃料供給弁20a〜iの上流側の枝管16a〜i及びガス燃料供給ライン16内に溜まっているガス燃料gを系外に排出する。その後、気体供給ライン21の開閉弁23を開いて、気体供給ライン21から乾燥した不活性ガス(窒素ガス、二酸化炭素等)又は空気nを供給する。
かかる操作により、ガス燃料供給弁20a〜iより上流側の枝管16a〜i及びガス燃料供給ライン16を該不活性ガス又は空気で満たす。調圧弁22により該不活性ガス又は空気の圧力Pg1を、最大負荷(100%負荷)時の給気aの圧力Psより若干高い圧力にするか、あるいは給気圧力Psの変動に応じて、常に給気圧力Psより若干高い圧力値(+α)に調整する。これによって、給気枝管13a〜i内の給気aがガス燃料供給弁20a〜iを介して枝管16a〜iに漏れるのを防止できる。
つぎに、ディーゼル油dのみの運転からディーゼル油dとガス燃料gを併用した混焼運転に切り換える手順を図2に基づいて説明する。図2において、まず、制御装置28に混焼運転に切り換える指令を与えると、大気圧開放弁19が開く。大気圧開放弁19を開けて、ガス燃料供給ライン16内が大気圧になると、大気圧開放弁19を閉じる。次に、開閉弁17を開けて、ガス燃料供給ライン16にガス燃料gを供給する。かかる操作により、混焼運転に切り替わる。
本実施形態によれば、ディーゼル油dのみを用いる運転時は、ガス燃料供給ライン16に乾燥した窒素ガス、二酸化炭素などの不活性ガス又は空気nを供給し、かつ該不活性ガス又は空気nを給気枝管13a〜i中の給気aより高い圧力に保持するため、給気aがガス燃料供給弁20a〜iを介して枝管16a〜i及びガス燃料供給ライン16に侵入するのを防止できる。このため、ガス燃料供給ライン16が給気aに含まれる湿分が凝縮して生じた凝縮水により腐食するおそれがない。
次に、前記第1実施形態の変形例を図3に基づいて説明する。前記第1実施形態では、混焼運転への切替え時に、大気圧開放弁19を開けて、ガス燃料供給ライン16内の残留窒素ガス又は空気nを大気に放出するようにしたが、本変形例では、大気圧開放弁19を開けた後、ガス燃料供給ライン16にガス燃料gを供給して、残留窒素ガス、二酸化炭素などの不活性ガス又は空気nを大気にパージするようにしている。その他の構成及び操作は前記第1実施形態と同一である。
このように、本実施形態では、大気圧開放弁19を開けた後、ガス燃料gをガス燃料供給ライン16及び枝管16a〜iからすべて放出するようにしているので、混焼運転への切替え後、残留気体nが燃焼シリンダ14内に入るおそれがない。従って、この時、エンジン10の負荷が低下することはない。
なお、前記第1実施形態又はその変形例において、ディーゼル油dのみの運転時に気体供給ライン21から窒素ガス、二酸化炭素などの不活性ガス又は空気nを供給する代わりに、気体供給ライン21からガス燃料gを供給するようにしてもよい。気体供給ライン21には調圧弁22が介設されているので、ガス燃料gの供給圧を調整するのが容易になる。従って、ガス燃料供給ライン16への給気aの侵入を防止できる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2実施形態(第2の本発明方法に係る実施形態)を図4に基づいて説明する。図4において、本実施形態が前記第1実施形態と異なる点は、図1の気体供給ライン21を設けない構成としている点である。即ち、本実施形態においては、ディーゼル油dのみを用いた運転時も、引き続きガス燃料供給ライン16にガス燃料gを供給するようにしている。ガス燃料供給ライン16中のガス燃料gの圧力は、第1実施形態と同様に、給気圧力Psに対し、常に給気aの圧力Psよりα(例えばα=0.1)MPa高い圧力になるように設定しておく。
これによって、ディーゼル油dのみを用いた運転時も、給気aがガス燃料供給ライン16に侵入するおそれをなくすことができる。本実施形態では、第1実施形態のように、気体供給ライン21を付設する必要がないので、第1実施形態と比べてイニシャルコストを低減することができる。
(実施形態3)
次に、本発明の第3実施形態(第3の本発明方法に係る実施形態)を図4に基づいて説明する。本実施形態の装置構成は前記第2実施形態に係る図4と同一である。本実施形態は、混焼運転時には、油燃料供給ライン15から各枝管15a〜iを介してディーゼル油dを各燃焼シリンダ14a〜iに供給すると共に、開閉弁17を開け、大気圧開放弁19を閉じて、ガス燃料供給ライン16から各枝管16a〜iを介してガス燃料gを各燃焼シリンダ14a〜dに供給する。この操作は、前記第1及び第2実施形態と同一である。
ディーゼル油dのみの運転に切り替える時は、まず、大気圧開放弁19を開けてガス燃料供給弁20a〜iより上流側の枝管16a〜i及びガス燃料供給ライン16からガス燃料gを放出する。次に、大気圧開放弁19を閉じて、ガス燃料供給ライン16内の圧力を監視する。もし、ガス燃料供給ライン16内の圧力が閾値(例えば大気圧)を越えた場合には、ガス燃料供給弁20a〜iを介して給気aが侵入したことを示す。その時は、大気開放弁19を開けて、侵入した給気aを大気に放出する。
本実施形態によれば、ガス燃料供給ライン16に侵入した給気aが冷却されて、給気aに含まれる湿分が凝縮する前に大気に放出するようにしているので、ガス燃料供給ライン16を構成する配管を腐食させるおそれはない。
(実施形態4)
次に、本発明の第4実施形態(第2の本発明装置に係る実施形態)を図5〜図7に基づいて説明する。図4において、本実施形態では、ガス燃料供給弁20a〜iの上流側の枝管16a〜iにシャット弁31a〜iを付設したものである。その他の構成は、図4の構成と同一である。
本実施形態では、かかる構成により、ディーゼル油dのみを用いた運転時に、制御装置28により、各シャット弁31a〜iを閉じることにより、給気aのガス燃料供給ライン16への漏れを確実に防止できるようにしたものである。
ガス燃料供給弁20a〜iの構成の一例を図6に示す。ガス供給弁20a〜iは電磁弁であり,ハウジング200の内部に電磁コイル201を内蔵している。電磁コイル201の励磁により、可動プレート202が上下方向に移動可能に配置されている。
かかる構成のガス燃料供給弁20a〜iにおいて、電磁コイル201が非励磁のときは、コイルバネ204の弾性力により、可動プレート202が下方に押し下げられている。そのため、図6(b)に示すように、可動プレート202が固定プレート205に接し、ガス燃料gの流路が閉じられる。
電磁コイル201が励磁されると、電磁力が作用し可動プレート202が上方に移動する。これによって、図6(a)に示すように、可動プレート202と固定プレート205間にガス燃料gの流路が形成される。
ガス燃料供給弁20a〜iは、このように、ガス燃料gの流量を精密に調整するためのものであり、入口側の圧力と出口側の圧力に差が生じると、即ち、出口側の圧力が入口側の圧力より高くなると、出口側の給気aが入口側に漏れる場合も起こり得る。
シャット弁31a〜iの構成の一例を図7に基づいて説明する。図7において、流体(ここではガス燃料g)の流路311aを形成するハウジング311の上部に固設されたボンネット312の内部に円筒形状に形成された電磁コイル313が配置され、電磁コイル313の中心にプランジャ314が上下方向に摺動可能に配置されている。プランジャ3114下面にはコイルバネ315を介して弁体316が取り付けられている。
ハウジング311の内部には、弁座317が形成されている。電磁コイル313が非励磁のときは、コイルバネ315の弾性力により、弁体316が弁座317に強く押し付けられて流路311aを遮断する。電磁コイル313が励磁されると、プランジャ314が上昇するので、弁体316が弁座317から離れて流路が開放される。
シャット弁31a〜iでは、電磁コイル313が非励磁のときは、コイルバネ315の強い弾性力により流路311aを確実に遮断することができる。
本実施形態によれば、各枝管16a〜iに前記シャット弁31a〜iを介設したことにより、ディーゼル油dのみを用いた運転時に、シャット弁31a〜iを閉じることにより、各枝管16a〜iを遮断することができる。従って、給気aがガス燃料供給ライン16に漏れるのを確実に阻止することができるので、ガス燃料供給ライン16を腐食させるおそれがない。
なお、本実施形態では、ガス燃料供給弁20a〜iの上流側の各枝管16a〜iにシャット弁31a〜iを介設したが、その代わりに、各枝管16a〜iの下流側にシャット弁31a〜iを設けても、同様の作用効果を得ることができる。
(実施形態5)
次に、本発明の第5実施形態(第3の本発明装置に係る実施形態)を図8に基づいて説明する。図8において、本実施形態は、図4の構成と比べて、ガス燃料供給ライン16’を上流側から下流側に向かって水平方向に対して設定角度αだけ下降に傾斜させて配置したものである。そして、ガス燃料供給ライン16’の下流側端部(下降端)の近傍に、ドレン弁41を接続したものである。その他の構成は図4の構成と同一である。
本実施形態によれば、ディーゼル油dのみを用いた運転時に、万一給気aがガス燃料供給弁20a〜iを介してガス燃料供給ライン16に侵入し、給気aが冷却されて、凝縮水が発生したとしても、ガス燃料供給ライン16が傾斜しているので、凝縮水はガス燃料供給ライン16の下降側に移動し、ドレン弁41から速やかに排出することができる。従って、ガス燃料供給ライン16を腐食させるおそれはなくなる。
(実施形態6)
次に、本発明の第6実施形態(第4の本発明装置に係る実施形態)を図9に基づいて説明する。図9において、本実施形態は、ガス燃料供給ライン16及び各枝管16a〜iに保温又は加温手段51を配設したものである。その他の構成は、図4の構成と同一である。該保温又は加温手段51は、例えば、配管の外周面に布ヒータを巻き、該布ヒータに電流を流して加温するようにしてもよい。
あるいは別な保温又は加温手段51として、配管を2重管とし、内管と外管との間には排気ガスを流すようにしてもよい。
本実施形態によれば、ディーゼル油dのみを用いた運転時に、該保温又は加温手段51により、ガス燃料供給ライン16及び各枝管16a〜iを給気a中に含まれる湿分の凝縮温度以上に保温又は加温するようにしたので、万一各枝管16a〜i又はガス燃料供給ライン16に給気aが侵入したとしても、これら配管内で凝縮水が発生することはない。従って、これら配管を腐食させるおそれはない。
本発明によれば、油燃料とガス燃料を併用するディーゼルエンジン、ガスエンジン等の二元燃料エンジンにおいて、簡単な手段でガス燃料供給路への給気の漏れをなくすことができ、これによって、給気中に含まれる湿分によるガス燃料供給路の腐食のおそれをなくすことができる。また、燃料切り替え時の負荷低下も発生しない。
本発明の第1実施形態に係る二元燃料ディーゼルエンジンの系統図である。 前記第1実施形態の制御フロー図である。 前記第1実施形態の変形例の制御フロー図である。 本発明の第2及び第3実施形態に係る二元燃料ディーゼルエンジンの系統図である。 本発明の第4実施形態に係る二元燃料ディーゼルエンジンの系統図である。 前記第4実施形態のガス燃料供給弁20の縦断正面図であり、(a)は弁開状態、(b)は弁閉状態を示す。 前記第4実施形態のシャット弁31の縦正面図である。 本発明の第5実施形態に係る二元燃料ディーゼルエンジンの系統図である。 本発明の第5実施形態に係る二元燃料ディーゼルエンジンの系統図である。 二元燃料ディーゼルエンジンの燃焼シリンダヘッド部の断面図である。
符号の説明
10 二元燃料ディーゼルエンジン
13 給気供給ライン
14a〜i 燃焼シリンダ
15 油燃料供給ライン
16、16’ ガス燃料供給ライン(元管)
16a〜i ガス燃料枝管
18 大気圧開放ライン
19 大気圧開放弁
20a〜i ガス燃料供給弁
21 気体供給ライン
22 調圧弁
28 制御装置
31a〜i シャット弁(遮断弁)
41 ドレン弁
51 保温又は加温手段
a 給気
d ディーゼル油
g ガス燃料
n 窒素ガス又は空気
Pg ガス燃料圧力センサ
Pg1 気体圧力センサ
Ps 給気圧力センサ

Claims (9)

  1. 油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する方法において、
    油燃料とガス燃料を併用する運転時はガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧のガス燃料を供給し、
    前記併用運転から油燃料のみを用いた運転に切り替える場合には、ガス燃料供給路内の残留ガス燃料を外部に放出した後、ガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧の乾燥した不活性ガス又は空気を供給するようにしたことを特徴とする二元燃料エンジンのガス燃料供給方法。
  2. 油燃料のみを用いた運転から油燃料とガス燃料を併用する運転に切り換える時は、ガス燃料供給路に設けられた大気圧開放弁を開けて窒素ガス又は空気を外部に放出し、
    その後ガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧のガス燃料を供給するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の二元燃料エンジンのガス燃料供給方法。
  3. 油燃料のみを用いた運転から油燃料とガス燃料を併用する運転に切り換える時は、ガス燃料供給路に設けられた大気圧開放弁を開けて不活性ガス又は空気を外部に放出し、
    その後ガス燃料供給路にガス燃料を供給して不活性ガス又は空気と入れ替えた後、該開閉弁を閉じるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の二元燃料エンジンのガス燃料供給方法。
  4. 油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する方法において、
    油燃料とガス燃料を併用する運転時はガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧力のガス燃料を供給し、
    油燃料のみを用いた運転時も引き続きガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧のガス燃料を供給するようにしたことを特徴とする二元燃料エンジンのガス燃料供給方法。
  5. 油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する方法において、
    油燃料とガス燃料を併用する運転時はガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧のガス燃料を供給し、
    油燃料のみを用いた運転時はガス燃料供給路へのガス燃料の供給を停止し、ガス燃料供給路内の圧力が閾値を越えた時にガス燃料供給路に設けられた大気圧開放弁を開けてガス燃料供給路内に侵入した給気を外部に放出するようにしたことを特徴とする二元燃料エンジンのガス燃料供給方法。
  6. 油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する装置において、
    前記ガス燃料供給弁に接続されたガス燃料供給路に調圧弁を介設した気体供給路を接続し、
    油燃料とガス燃料を併用する運転時はガス燃料供給路に給気供給路内の給気より高圧のガス燃料を供給し、油燃料のみを用いた運転時は、該気体供給路からガス燃料供給路に給気供給路内の給気圧より高圧のガス燃料又は乾燥した不活性ガス若しくは空気を供給するように構成したことを特徴とする二元燃料エンジンのガス燃料供給装置。
  7. 油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する装置において、
    ガス燃料供給路に遮断弁を介設し、油燃料のみを用いた運転時には該遮断弁を開け、油燃料とガス燃料を併用する運転時には該遮断弁を閉じるように構成したことを特徴とする二元燃料エンジンのガス燃料供給装置。
  8. 油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する装置において、
    ガス燃料供給路を、給気供給路に開口する開口部をもつ複数の枝管と、該複数の枝管が接続される元管とで構成し、
    該元管を水平方向に対して傾斜させると共に、該枝管との接続部より下降した位置の元管に凝縮水を抜くドレン弁を設けたことを特徴とする二元燃料エンジンのガス燃料供給装置。
  9. 油燃料とガス燃料を併用する二元燃料エンジンの燃焼シリンダに給気供給路内に開口したガス燃料供給路を介してガス燃料を供給する装置において、
    ガス燃料供給路に該ガス燃料供給路を給気に含まれる湿分の露点温度以上に加温する加温手段を設けたことを特徴とする二元燃料エンジンのガス燃料供給装置。
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