JP2009202071A - 反応装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力が小さく、かつ小型の反応装置を提供すること。
【解決手段】外部から供給された流体を内部で所定の第一の反応を施す第一の反応部2と第一の反応部から供給された流体に所定の第二の反応を施す第二の反応部3と、第一の反応部および第二の反応部を収容する収容容器4とを備え、第一の反応部2は、少なくとも一部が第二の反応部3に対向しているとともに、第一の反応部2における第二の反応部3に対向する表面に、所定の温度で気体を吸着する金属からなる吸着層5が設けられた反応装置1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、供給された流体に反応を施して排出する反応装置に関するものである。
近年、精密加工技術の進歩発展により、マイクロテクノロジーとよばれる新しい概念が登場してきた。すなわち、マイクロな微小空間を活用して、液体や気体を高速、高精度で制御し反応させるマイクロ化学システムは、反応・分析の効率化・高速化のための革新的な技術としてだけでなく、新反応系の場としても注目を集めている。特に、マイクロ化学プラントは従来の工業的物質生産の方式を変革するものとして、化学産業だけでなく関連する医療、製薬、バイオ関連、食品産業などからも大きな期待が寄せられている。
マイクロ化学システムにおいては、最適な温度環境下にて化学反応が生じる反応部から反応部を収納する収容容器への放熱を低減し、システムの小型化と熱効率を向上させた反応装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この反応装置では、収容容器の外壁を2重構造にして真空容器を構成する、あるいは2重構造にした内外壁間に断熱材を充填することにより、反応部の熱が外部へ伝導して反応部の温度が低下するのを抑制している。
特開2003−2602号公報
しかし、携帯機器などの電子機器内に反応装置を収納するためには、更に小型化、低背化することが求められる。このような状況で、従来のように収容部の外壁を2重構造にすることは、反応装置全体が複雑化して大型化するため、携帯機器内に収納するのが困難であるという問題点を有していた。
また、反応部において化学反応を施す流体に対して、あらかじめ気化等の反応を施す場合、そのような反応を施すための熱を別途供給する必要があり、反応装置自体の消費電力が大きくなるという問題点を有していた。
本発明は上記従来の技術における問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的は、消費電力が小さく、かつ小型の反応装置を提供することにある。
本発明の反応装置は、外部から供給された流体を内部で所定の第一の反応を施す第一の反応部と該第一の反応部から供給された流体に所定の第二の反応を施す第二の反応部と、前記第一の反応部および前記第二の反応部を収容する収容容器とを備え、前記第一の反応部は、少なくとも一部が前記第二の反応部に対向しているとともに、前記第一の反応部における前記第二の反応部に対向する表面に、所定の温度で気体を吸着する金属からなる吸着層が設けられたことを特徴とする。
本発明の反応装置において、好ましくは、前記吸着層は、黒色であることを特徴とする。
本発明の反応装置において、好ましくは、前記第一の反応部は、前記第二の反応部に対向する部分において、少なくとも1つの屈曲部を有することを特徴とする。 本発明の反応装置において、好ましくは、前記第一の反応部は、外部から供給された流体を気化する気化部であることを特徴とする。
本発明の反応装置において、好ましくは、前記第一の反応部の外表面において、前記吸着層が設けられた領域は、他の領域よりも表面粗さが粗いことを特徴とする。
本発明の反応装置において、好ましくは、前記第一の反応部は、ヒータを有することを特徴とする。
本発明の反応装置によれば、消費電力が小さく、かつ小型の反応装置を実現することができる。
本発明の実施の形態について以下に詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態による反応装置の構成例を示す断面図である。図1に示されるように、本実施の形態による反応装置1は、第一の反応部2、第二の反応部3、第一の反応部2および第二の反応部3を収容する収容容器4、及び吸着層5を備える。
第二の反応部3には、反応前の流体を供給する供給管20と反応後の流体を排出する排出管21がそれぞれ取り付けられている。第一の反応部2は、供給管20の一部である。収容容器4は、ベース板4aと凹形状の蓋体4bとから成り、第二の反応部3下面と収容容器4のベース板4a上面とを供給管20及び排出管21を介して接続し、さらに凹形状の蓋体4bを用いて第二の反応部3を封止することによって、第二の反応部3を収容容器4内に気密に封止した反応装置1が形成される。
収容容器4内の断熱性を高めるためには、収容容器4内を真空にすることが好ましく、第二の反応部3を封止する際、真空炉でのロウ材による封止や真空チャンバー内でのシームウェルド法などで行うと良い。
収容容器4は、第一の反応部2および第二の反応部3を収納する容器としての役割を有する。それらは、例えば、SUS,Fe−Ni−Co合金,若しくはFe−Ni合金等のFe系合金、無酸素銅、またはアルミニウム等の金属材料であってもよいし、酸化アルミニウム(Al)質焼結体,ムライト(3Al・2SiO)質焼結体,炭化珪素(SiC)質焼結体,窒化アルミニウム(AlN)質焼結体,窒化珪素(Si)質焼結体,若しくはガラスセラミックス等のセラミック材料、またはポリイミド等の高耐熱の樹脂材料等で形成されていてもよい。
なお、収容容器4に適用可能なガラスセラミックスは、ガラス成分とフィラー成分とから成る。そのガラス成分としては、例えばSiO−B系,SiO−B−Al系,SiO−B−Al−MO系(但し、MはCa,Sr,Mg,BaまたはZnを示す),SiO−Al−MO−MO系(但し、MおよびMは同一または異なってCa,Sr,Mg,BaまたはZnを示す),SiO−B−Al−MO−MO系(但し、MおよびMは前記と同じである),SiO−B−M O系(但し、MはLi,NaまたはKを示す),SiO−B−Al−M O系(但し、Mは前記と同じである),Pb系ガラス,若しくはBi系ガラス等が挙げられる。
また、フィラー成分としては、例えばAl,SiO,若しくはZrOとアルカリ土類金属酸化物との複合酸化物、TiOとアルカリ土類金属酸化物との複合酸化物、AlおよびSiOから選ばれる少なくとも1種を含む複合酸化物(例えばスピネル,ムライト,またはコージェライト)等が挙げられる。
一方、収容容器4が、例えば相対密度が95%以上の緻密質の酸化アルミニウム質焼結体で形成されている場合は、例えば、まず酸化アルミニウム粉末に希土類酸化物粉末や酸化アルミニウム粉末等の焼結助剤を添加,混合して、酸化アルミニウム質焼結体の原料粉末を調製する。次いで、この原料粉末に有機バインダおよび分散媒を添加,混合してペースト化し、このペーストをドクターブレード法によって、あるいは原料粉末に有機バインダを加え、プレス成形,若しくは圧延成形等によって、所定の厚みのグリーンシートを作製する。その後、所定枚数のシート状成形体を位置合わせして積層圧着した後、この積層体を、例えば非酸化性雰囲気中、焼成最高温度が1200〜1500℃の温度で焼成して、目的とするセラミック製の収容容器4を得る。なお、収容容器4の成形は粉末成形プレス法であっても良い。
他方、収容容器4が金属材料から成る場合は、切削法,プレス法,またはMIM(Metal Injection Mold)法等により所定の形状に形成される。
また、収容容器4が金属材料から成る場合には、腐食を抑制するためにその表面は、例えばAu,Niのめっき処理や、ポリイミド等の樹脂コーティング等の被覆コーティング処理が行なわれることが望ましい。例えばAuめっき処理の場合であれば、その厚さは0.1〜5μm程度であることが望ましい。
また、収容容器4の少なくとも内側表面をAuやAlのめっき処理膜で覆うことにより、収容された第二の反応部3で発生する輻射熱が収容容器4に吸収されることを効率良く抑制することができ、反応装置1の昇温を抑制することが可能となる。
以上のような収容容器4は、反応装置1の小型化,低背化を可能とするためには厚さを薄くすべきであるが、機械的強度である曲げ強度は200MPa以上であることが好ましい。
さらには、収容容器4は、上記に述べた異種の材料の組合せでもよく、部分的に異なる材料を組合せて用いてもよい。
ベース板4aと蓋体4bとの接合方法としては、Au合金,Ag合金,若しくはAl合金等の金属ロウ材またはガラス材による接合、シームウェルド法、抵抗溶接、レーザー溶接、または電子ビーム溶接等により、ベース板4aに蓋体を取着する方法が考えられる。
収容容器4に収納される第二の反応部3は、触媒等が担持された微細流路あるいは空隙を有しており、触媒等を用いて流体を変性、転化、分解、混合し、別の物質に変換するための化学反応部として作用する。例えば、第二反応部3は、メタノールガス(CHOH)および水蒸気を水素ガス(H)と二酸化炭素ガス(CO)に改質する、携帯電話等に用いられる燃料電池用の燃料改質器であってよい。
第二の反応部3の形状は様々であり、例えば微小ケミカルデバイスとして、半導体製造技術等を適用して、例えば、シリコン等の半導体,石英,ガラス,金属、またはセラミックス等の無機材料の基材に、切削法,エッチング法,またはブラスト法等により細い溝を形成することによって液体流路が作製され、操作中の液体の蒸発抑制等を目的として、ガラス板、若しくは金属等のカバーを陽極接合、ロウ付け、または溶接等により表面に密着させて使用される、例えば略四角形状のものが挙げられる。また、石英,ガラス,金属、またはセラミックス等の無機材料から成る管状であり、その内面に触媒が担持されているものでもよい。第二の反応部3内には、温度調節機構、例えば、抵抗層等から成る薄膜ヒータ(不図示)や厚膜ヒータ(不図示)を形成し、表面にはこのヒータへ電力を供給する電極端子(不図示)が形成される。この温度調節機構により、各用途の反応に最適な100〜800℃程度の温度条件に調整することで、供給管20が接続された流体供給口から供給される流体とその他反応に必要な流体とを触媒等を介して反応させて、流体排出口に接続された排出管21から別の性質を有する流体を排出させる化学反応を良好に促進することができる。
このようなヒータは、第二の反応部3における触媒が担持された流路内や空隙内、あるいはその近傍に配置される。これにより、ヒータから発生する熱を効率的に各種化学反応に用いることができる。
また、第二の反応部3は、第二の反応部3上の電極端子がボンディングワイヤやリード端子(不図示)を介して収容容器4に電気的に接続される。これにより、電極端子を通じて第二の反応部3の表面や内部に形成されたヒータを加熱することができる。その結果、第二の反応部3において反応温度の維持が可能となり流体の化学反応を安定させることができる。
次に、第一の反応部2は、例えば、第二の反応部3での第二の反応を行なう前に施すべき第一の反応を行なうためのものである。第一の反応としては、例えば、第二の反応部3へ供給する流体を気化するような反応が挙げられ、その場合、第一の反応部2は気化部2として機能する。
本実施の形態においては、以下、第一の反応部2が気化部である例について説明する。気化部2は供給管20の一部であり、第二の反応前の流体をガス化させるためのものである。そして、気化部2は第二の反応部3に対向するように配置される。なお、第二の反応部3に対向するように配置されるというのは、第二の反応部3からの輻射熱が放射される範囲に間隔をあけて配置されている状態をいう。好ましくは第二の反応部3からの輻射熱を有効に第一の反応に用いるという観点からは、気化部2と第二の反応部3との距離が0.1mm〜3mmであるのがよい。
気化部2は、Fe−Ni合金,Fe−Ni−Co合金,若しくはSUS等の金属材料、Al質焼結体,3Al・2SiO質焼結体,SiC質焼結体,AlN質焼結体,Si質焼結体,若しくはガラスセラミック焼結体等のセラミック材料、ポリイミド等の高耐熱の樹脂材料、または、ガラスが挙げられる。好ましくは、輻射熱を吸収し、この熱を気化部2の第一反応が生じる流路内へ効率よく伝達するという観点からは、金属から成るのがよい。
また、第二の反応部3に対向する気化部2の表面には、吸着層5が設けられる。吸着層5は、金属粉等から成り、第二の反応部3からの輻射熱を吸収して、ある温度以上で化学的に活性となる。吸着層5の材料としては、例えば、Zr、Fe、若しくはV等を主成分とするものになる。吸着層5がある温度以上で活性化すると、その製造プロセスにおいて表面に形成された酸化膜が除去され、新しいガス吸着面が現れ、周囲に存在するCOやN、Hといったガス類を吸着させる機能を発現させる。活性化する温度は、使用する金属粉の種類によって異なる。吸着層6は、活性化し始める温度(活性化温度)以上であって、活性化状態を維持できる所定の温度において、気体を吸着する。この温度は、例えば350℃から900℃の範囲である。
本実施の形態による反応装置1によれば、第二の反応部3で発生した熱が輻射熱として気化部2へ伝播し、気化部2における第二の反応部3と対向する表面には吸着層5が配置されているため、輻射熱を効率よく吸収して吸着層5の活性化に用いることが出来る。また、収容容器4の内部に気化部2を設け、単純な構成で流体の気化に必要な熱を効率よく吸収することが可能であるため、小型の反応装置を実現することができる。更には、ガス吸着層5の活性化を第二の反応部3からの輻射熱により持続でき、さらに高いガス吸着能力を維持する事が可能となると同時に、ガス吸着時に発生する熱を第一の反応部2の加熱に利用できるため、外部から流体の気化に必要なエネルギーを少量だけ供給すればよいか、あるいは供給する必要がない。すなわち、反応装置1自体の電力を低減する事が可能となる。さらに、ガス吸着時に発生する熱を第二の反応部3の加熱に利用することも可能である。
また、本実施の形態による反応装置1において、吸着層5は黒色であるのがよい。これにより、第二の反応部3からの輻射熱を更に効率よく吸収することが出来る。このような黒色の材料としては、吸着層5を構成する材料として黒色の顔料等を混ぜることにより構成できる。
また、気化部2は、第二の反応部3に対向する部分において、少なくとも1つの屈曲部を有するのがよい。このような構成により、流体の量が多い場合も、流体の気化に必要な熱を効率よく吸収する事が出来る。そして、好ましくは、第二の反応部3に平行な面において、例えば、気化部2をジグザグに折れ曲がるように構成すると、第二の反応部3との対向面積が増加し、吸熱効率が向上する。
また、気化部2の外表面において、吸着層5が設けられた領域は、他の領域よりも表面粗さが粗く形成されているのがよい。これにより、吸着層5の密着性が向上し、長期に渡って安定したガス吸着の特性を得ることができる。このような気化部2の外表面の表面粗さ(Rz)は、他の表面の表面粗さの3倍〜10倍であるのがよい。この構成により、吸着層5が設けられた領域以外の領域においては表面積を小さくして熱が放射されるのを有効に抑制し、収容容器4に熱が伝達するのを有効に抑制できる。また、上述の粗面は例えば、エッチングやブラスト処理、研磨処理により構成できる。なお、吸着層5の表面は、粗面となるのがよい。このようにすると、吸着層5の粗面で輻射熱を効率よく吸収するとともに、輻射熱が反射されにくくなり、輻射熱を更に吸収しやすくすることができる。
また、気化部2は、ヒータを有しているのがよい。これにより、反応装置1の起動時においても、気化部2の昇温が補助されるため、気化部2での反応が十分に行われる。その結果、第二の反応部3に安定してガス化した流体を供給できる。加えて、ヒータにより、気化部2の表面に設けられた吸着層5の予備加熱を行うことができ、その活性化を起動後早い段階で実現することができる。
以上から、本実施の形態による反応装置1によれば、気化部2を別途設けることなく、小型で低消費電力の反応装置を実現することができる。
本実施の形態による反応装置1によれば、第二の反応部3で放出される熱を吸着層6の活性化に用いることができ、更には吸着層6がガス類を吸着する際の反応熱を、流体の第一の反応に利用することができる。これにより、吸着層6の加熱および第一の反応部2を加熱するための電力を低減でき、反応装置1の低消費電力化が可能となる。更には、吸着層6の活性化を第二の反応部3からの熱により持続でき、収容容器4内の気体(アウトガス)を吸着させることが可能になるため、収容容器4内の真空状態を長期に渡って保つことが出来る。これにより、第二の反応部3の熱を外部へ伝導するのを有効に抑制することができ、従来のように収容容器4を2重構造にするといったことが必要でなくなり、反応装置1の小型化が可能となる。
なお、本実施の形態による反応装置1では、供給管20および排出管21を、収容容器2に関して同一側に配置し、平面視して、収容容器2の端部にそれぞれ配置したが、供給管20および排出管21の配置は任意であってよい。ただし、供給管20の一部を気化部4とする場合には、気化部4が第二の反応部3からの熱を吸収できる位置に配置する必要がある。
また、本実施の形態よる反応装置1では、気化部2を、収容容器4の外部から第二の反応部3に流体を供給する供給管20の一部として構成している。このように供給管20の一部を気化部2として構成すると、製造工程が簡略化できる。
なお、本実施の形態による反応装置1では、第一の反応部2を流体の気化部とし、さらにその気化部を第二の反応部3に接続された供給管20の一部としたが、第一の反応部2の形態、および第一の反応部2における反応の種類はこれに限らない。第一の反応部2の少なくとも一部が、第二の反応部3に対向し、その対向する表面に所定の温度で気体を吸着する吸着層が設けられていればよい。
なお、本発明は以上の実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることは何ら差し支えない。
本発明の実施の形態による反応装置の構成例を示す断面図である。
符号の説明
1:反応装置
2:第一の反応部(気化部)
3:第二の反応部
4:収容容器
5:吸着層

Claims (6)

  1. 外部から供給された流体を内部で所定の第一の反応を施す第一の反応部と該第一の反応部から供給された流体に所定の第二の反応を施す第二の反応部と、前記第一の反応部および前記第二の反応部を収容する収容容器とを備え、前記第一の反応部は、少なくとも一部が前記第二の反応部に対向しているとともに、前記第一の反応部における前記第二の反応部に対向する表面に、所定の温度で気体を吸着する金属からなる吸着層が設けられた反応装置。
  2. 前記吸着層は、黒色である請求項1に記載の反応装置。
  3. 前記第一の反応部は、前記第二の反応部に対向する部分において、少なくとも1つの屈曲部を有する請求項1または請求項2に記載の反応装置。
  4. 前記第一の反応部は、外部から供給された流体を気化する気化部であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の反応装置。
  5. 前記第一の反応部の外表面において、前記吸着層が設けられた領域は、他の領域よりも表面粗さが粗いことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の反応装置。
  6. 前記第一の反応部は、ヒータを有する請求項1から請求項5のいずれかに記載の反応装置。

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