JP2009201393A - 釣針 - Google Patents

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眞二 後藤
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Abstract

【課題】釣糸18に装着するのに、釣糸が巻きつけられ結びつけられる必要はなく、釣糸の結び目20が露出することのない釣針1を提供する
【解決手段】釣針1のジク9に、釣糸を通すトンネル状の孔11が形成される。この孔は、ジクの上端部と周囲部とに、両端13,15が開口する。この孔の内部で、上端部の開口に近い縮径した部分17と、前記周囲部の開口に近い拡径した部分19と、を有する。縮径した部分は釣糸の結び目20を通さない寸法を有し、拡径した部分は釣糸の結び目20を通す寸法を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、釣糸に釣針を装着するための構造に関する。
一般的に、釣糸に釣針を装着するには、釣糸を釣針に結びつける。釣針は、一般に全体が略J字状をしており、先端の針先から下方へ向かい、大きく湾曲してフック部を形成し、次に上方へ向かってジクと呼ばれる直線部を形成し、このジクの上端はチモトと呼ばれ釣糸が巻きつけられ結びつけられ、その直上には耳などと呼ばれる小さな屈曲部が設けられ、結ばれた釣糸の抜けが図られる。
このように釣糸を巻きつけて結ぶ作業は面倒であるため、下記の特許文献1に示すような釣針が提案されている。すなわち、釣針のジクと呼ばれる直線部に沿って、釣糸を通すトンネル状の孔を形成し、釣糸の端部の結び目を、この孔の下端の開口に当接させる。この当接によって、釣糸から釣針は外れることはなく、装着できる。
特開平10-201397
しかしながら、特許文献1によれば、装着するのに釣糸が巻きつけられ結びつけられる必要はないものの、トンネル状の孔の下端に、釣糸の結び目が露出する。この露出は、好もしくなく、大抵の場合には、釣針を仕込んだ餌の外に露出することになるので、魚に警戒され易く、釣果はよくない。
この発明は、以上の問題点を解決するために、装着するのに釣糸が巻きつけられ結びつけられる必要はなく、釣糸の結び目が露出することのない釣針を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、釣針のジクの上端部と周囲部とに両端が開口し釣糸を通すトンネル状の孔と、この孔の内部で、前記上端部の開口に近い縮径した部分と、前記周囲部の開口に近い拡径した部分と、を有し、前記縮径した部分は釣糸の結び目を通さない寸法を有し、前記拡径した部分は釣糸の結び目を通す寸法を有することを特徴とする釣針である。
第二発明は、さらに、前記釣針は、2本針で、前記ジクの部分を共通にし、フック部が2つに分岐した形状を有し、前記孔の周囲部の開口は、前記分岐した部分の下面に形成されることを特徴とする釣針である。
第一、又は第二発明によれば、トンネル状の孔へ周囲部の開口から通された釣糸の結び目、または通された釣糸に設けた留め金具は、トンネル状の孔の内部で、拡径した部分から縮径した部分への段差部に当接され、よって、孔の内部に隠される。よって、装着するのに釣糸が巻きつけられ結びつけられる必要がないのみならず、釣糸の結び目、または留め金具が露出することもない。
第二発明によれば、さらに、トンネル状の孔は真っ直ぐに形成され易く、孔に釣糸を通す作業が容易である。
この発明の第一実施形態にかかる釣針を、図1に示す。
この釣針1は、一般的な全体が略J字状をしており、先端の針先3にはカエシ5を有する。針先3から下方へ向かい、大きく湾曲してフック部7を形成し、次に上方へ向かってジク9と呼ばれる直線部を形成する。
このジク9の上端には、短いL字状でトンネル状の孔11が形成される。すなわち、この孔11の一方の端13は、ジク9の上端部に開口する。他方の端15は、周囲部のうち、針先3とは反対側の部分、つまり背部に開口する。
このトンネル状の孔11の内部で、ジク9の上端部の開口に近い部分は、縮径した部分17となっている。周囲部の背部の開口に近い部分は、拡径した部分19となっている。両部分の間には、段差21が形成される。そして、縮径した部分17は釣糸18の結び目20を通さない寸法を有し、拡径した部分19は釣糸の結び目を通す寸法を有する。
[手順]
釣糸18に釣針1を装着する手順は、次のようになる。
釣糸18が、釣針1を装着する部分だけに用いられるハリスの場合には、ハリスの一端に結び目20を作る。そして、ハリスの他端を、トンネル状の孔11に対し、ジク9の周囲部の背部の開口から挿入し、反対側のジク9の上端部の開口から引っ張り出す。結び目20は、トンネル状の孔11の内部で、拡径した部分19から縮径した部分17への段差部21に当接され、釣糸(ハリス)18から釣針1が外れることはなく、よって、装着ができる。ハリスの他端は、道糸などに、サルカンなどの金具を介して連結される。
釣糸18が、ハリス等ではなく道糸等の完成した仕掛けの下端の場合には、その釣糸の下端を、トンネル状の孔11に対し、ジク9の上端部の開口から挿入し、反対側のジク9の周囲部の背部の開口からから引っ張り出す。引っ張り出した釣糸の下端に結び目20を作る。そして、釣糸18を釣針1に対して引っ張れば、この結び目は、トンネル状の孔11の内部で、拡径した部分19から縮径した部分17への段差部21に当接され、釣糸(ハリス)18から釣針1が外れることはなく、よって、装着ができる。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、トンネル状の孔11へ周囲部の開口から通された釣糸の結び目20は、トンネル状の孔11の内部で、拡径した部分19から縮径した部分17への段差部21に当接され、よって、孔11の内部に隠される。よって、装着するのに釣糸18が巻きつけられ結びつけられる必要がないのみならず、釣糸18の結び目20が露出することもない。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、釣針1は、一般的な全体が略J字状をしたものであったが、他の実施形態では、第二実施形態のように2本針のW字状のものであっても良い。さらに、立体的な3本針のイカリ状でも、4本針の十字状であっても、もちろんそれ以上の本数の針を有するものであってもかまわない。
すなわち、例えば2本針のW字状のものでは、図2に示すように、釣針1は、2本針で、ジク9の部分を共通にし、フック部7が2つに分岐した形状を有する。トンネル状の孔11の一方の開口(13)は、ジク9の上端部に形成される。他方の開口(15)は、ジク9の周囲部のうち、フック部7が分岐した部分の下面に形成される。
この第二実施形態によれば、さらに、トンネル状の孔11は真っ直ぐに形成され易く、孔11に釣糸18を通す作業が容易である。
また、以上の実施形態では、ハリスの一端に結び目20を作るものであったが、他の実施形態では、ハリスの一端に留め金具を取り付けて、結び目の代わりにすることも可能である。
この発明の第一実施形態を示す釣針で、(A)は釣針の全体図、(B)は(A)のB部拡大断面図、(C)は(B)のC方向から見た図である。 この発明の第二実施形態を示す釣針で、(A)は釣針の全体図、(B)は(A)のB部拡大断面図である。
符号の説明
1…釣針、3…針先、5…カエシ、7…フック部、9…ジク、11…孔、13…一方の端、15…他方の端、17…縮径した部分、19…拡径した部分、21…段差。

Claims (2)

  1. 釣針のジクの上端部と周囲部とに両端が開口し釣糸を通すトンネル状の孔と、この孔の内部で、前記上端部の開口に近い縮径した部分と、前記周囲部の開口に近い拡径した部分と、を有し、前記縮径した部分は、釣糸の結び目または釣糸に設けた留め金具を通さない寸法を有し、前記拡径した部分は、釣糸の結び目または釣糸に設けた留め金具を通す寸法を有することを特徴とする釣針。
  2. 前記釣針は、2本針で、前記ジクの部分を共通にし、フック部が2つに分岐した形状を有し、前記孔の周囲部の開口は、前記分岐した部分の下面に形成されることを特徴とする請求項1に記載の釣針。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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