JP2009201351A - 一体化フライホイールの無停電電源システム - Google Patents

一体化フライホイールの無停電電源システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009201351A
JP2009201351A JP2009108483A JP2009108483A JP2009201351A JP 2009201351 A JP2009201351 A JP 2009201351A JP 2009108483 A JP2009108483 A JP 2009108483A JP 2009108483 A JP2009108483 A JP 2009108483A JP 2009201351 A JP2009201351 A JP 2009201351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ups
flywheel
unit
power supply
item
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009108483A
Other languages
English (en)
Inventor
James A Andrews
エイ. アンドリュース ジェイムズ
David A Badger
エイ. バドガー デイビッド
Robert L Fuller
エル. フラー ロバート
Randal A Lee
エイ. リー ランダル
David E Perkins
イー. パーキンス デイビッド
James R Pitt
アール. ピット ジェイムス
Dave J Wehrlen
ジェイ. ウェーレン デイブ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Active Power Inc
Original Assignee
Active Power Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Active Power Inc filed Critical Active Power Inc
Publication of JP2009201351A publication Critical patent/JP2009201351A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J9/00Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting
    • H02J9/04Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source
    • H02J9/06Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source with automatic change-over, e.g. UPS systems
    • H02J9/066Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source with automatic change-over, e.g. UPS systems characterised by the use of dynamo-electric machines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/16Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】好適な一体型無停電電源システムを提供する。
【解決手段】電力を負荷に供給する一体化無停電電源システムは、ハウジングと、上記負荷に短期バックアップエネルギーを提供するフライホイールユニットであって、上記ハウジング内に取り付けられる、フライホイールユニットと、上記フライホイールユニットおよび商用電力からなる群のうちの一つから負荷に電力を継続的に供給する無停電電源(UPS)電子ユニットであって、上記ハウジング内に取り付けられる、無停電電源(UPS)電子ユニットと、を備える。また、UPS電子ユニットは、上記フライホイールユニット、商用電力および長期バックアップ電源からなる群からのうちの1つから電力を負荷に継続的に供給して得る。
【選択図】図2

Description

(発明の背景)
本発明は、無停電電源(「UPS」)システムに関し、より詳細には、フライホイールエネルギー貯蔵デバイスとともに使用されるUPSシステムに関する。本発明のUPSは、単一ハウジング内にUPSと一体化されているフライホイールエネルギー貯蔵デバイスを1つ以上含む。従って、一体化ユニットは、外見的には、単一構成要素のように見える。
UPSシステムは周知である。例えば、1つのUPSシステムが、Robertsによる「Emergency Power System」という名称の米国特許第4,471,233号(「’233特許」)に記載される。この’233特許は、電動発電設備(「発電設備」)について記載する。この発電設備は、商用電力(utility power)が故障すると動作する論理制御かつバッテリー駆動のインバータを加えることにより、「完全無停電電源」に切り換えられる。このようなシステムにおいて、化学バッテリーバンク(典型的には、従来の自動車バッテリー)がバッテリー充電器に接続されて、このバッテリー充電器は、通常動作中にバッテリーの充電状態を保つための細流充電を提供する。
次いで、バッテリーバンクは、典型的には、少なくとも部分的にUPSエレクトロニクスから離して配置される。なぜならば、含まれる大量の苛性化学薬品の一般性質に関する種々の安全考慮のためである。さらに、化学バッテリーは、大きくて扱いにくいこと、信頼性がないこと、寿命が限られていること、維持費が高いこと、および安全性が比較的低いことを含む種々の欠陥の損害を受ける。例えば、典型的な大きなバッテリーの設置(必要とされる予備電力の量による)は、多くの場合、専用のバッテリー貯蔵室に特別な通気システムおよび空調システムを必要とする。
バッテリーに関する問題の1つの解決策は、例えば、フライホイールエネルギー貯蔵ユニットなどの別の予備エネルギー源を提供することである。このようなUPSシステムの1つの例が、Gottfriedによる「Uninterruptible Power System」という名称の米国特許第4,460,834号(「’834特許」)に記載される。この’834特許は、商用電力が短期間失われる場合に、外部負荷に予備エネルギーを提供するためにフライホイールが用いられるUPSシステムについて記載する(長期間の予備電力は、多くの場合、ディーゼルによって動力を得る発電設備によって提供される)。’834特許に記載されるようなシステムは、典型的には、コントローラユニット、長期間の予備電力ユニット、および短期間の予備電力ユニットを含む。このコントローラは、多くの場合、切換スイッチ、制御エレクトロニクス、ならびに、商用電力、短期間の予備電力、および長期間の予備電力を負荷に相互接続させる入力/出力ラインを含む。この短期間の電力ユニットは、電動機、発電機、およびフライホイールユニットを含み得る(例えば、第4欄、51〜60行を参照)。
既存システムに共通する問題は、短期間の予備電力としてフライホイールまたはバッテリーのいずれを使用するかに関わらず、複数のエレクトロニクス制御システムが部分的な原因となり、大きな床面積の要件、極端な冷却要件、信頼性の減少、および、費用が高いことを含む。さらに、短期間の予備電力としてバッテリーに依存するUPSシステムはまた、バッテリー酸(battery acid)が苛性であることに関連する安全問題(例えば、さらなる通気要件)が増加するという損害を受ける。
前記を鑑みて、本発明の目的は、負荷に短期間の予備電力を効率的に提供する改良されたUPSシステムを提供することである。
減少された冷却要件を有する改良されたUPSシステムを提供することもまた、本発明の目的である。
本発明のさらなる目的は、減少された「床面積」を有し、従来のUPSシステムより少ない床面積を占める改良されたUPSシステムを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、UPSシステムに関連する製造費用を減少させる方法および装置を提供することである。
(発明の要旨)
本発明のこれらの目的および他の目的は、単一物理装置内に含まれる一体化フライホイールUPSシステムを提供することにより、本発明の原理によって達成される。好適な実施形態は、シャシに取り付けられるコンパクトフライホイールエネルギー貯蔵ユニットを含み、このシャシはUPSコントローラエレクトロニクスも含む。そうでなければ無関係の2つのシステムが構成されて、単一冷却システムを使用して一体化ユニットを冷却し得る。さらに、そうでなければ無関係のシステムを単一ハウジング内に配置することにより、システムの設計者が、例えば、共有の、制御エレクトロニクス、ディスプレイ、ユーザインタフェイスシステム、溶断、DCバスキャパシタ、および他の設備(例えば、共有の緊急停止システムなど)を利用することを可能にする。さらなる利点は、特定の相互接続構成要素の全体が除去されるために生じる。単一ハウジングユニットは、2つの個別のユニットの組み合わせより実質的に小さく、従って、従来システムより小さな底面積を有する。
(項目1) 電力を負荷に供給する一体化無停電電源システムであり、該システムは、
ハウジングと、
該負荷に短期バックアップエネルギーを提供するフライホイールユニットであって、該ハウジング内に取り付けられる、フライホイールユニットと、
該フライホイールユニットおよび商用電力からなる群のうちの一つから負荷に電力を継続的に供給する無停電電源(UPS)電子ユニットであって、該ハウジング内に取り付けられる、無停電電源(UPS)電子ユニットと、
を備える、電力を負荷に供給する一体化無停電電源システム。
(項目2) 前記UPS電子ユニットは、前記フライホイールユニット、商用電力および長期バックアップ電源からなる群からのうちの1つから電力を負荷に継続的に供給する、項目1に記載の無停電電源。
(項目3) 前記長期バックアップ電源はGENSETである、項目2に記載の無停電電源。
(項目4) 前記フライホイールユニットおよび前記UPS電子ユニットを冷却する、前記ハウジング内に取り付けられた冷却システムをさらに備える、項目1に記載の無停電電源システム。
(項目5) 前記冷却システムは、前記フライホイールユニットおよび前記UPS電子ユニットにわたって冷却空気を導入する強制空気対流冷却システムを備える、項目4に記載の無停電電源システム。
(項目6) 前記対流冷却システムは、前記フライホイールユニットにわたって前記冷却空気を導入した後に、該冷却空気を前記UPS電子ユニットにわたって導入する、項目5に記載の無停電電源システム。
(項目7) 前記対流冷却システムは複数のファンを備える、項目4に記載の無停電電源システム。
(項目8) 前記対流冷却システムは、前記ハウジングの外側の該ファンによって導入される空気を排気するダンパーを各ファンが有するように設けられた複数のダンパーをさらに備える、項目7に記載の無停電電源システム。
(項目9) 前記複数のダンパーのそれぞれは、前記ハウジングの内部の圧力と該ハウジングの外部の圧力との圧力差に応じてOPENEDまたはCLOSEDになるフラップを備える、項目8に記載の無停電電源システム。
(項目10) 前記対流冷却システムは、少なくとも一つの冗長ファンを有するファンアレイを備える、項目4に記載の無停電電源システム。
(項目11) 前記フライホイールユニットおよび前記UPSユニットは、該フライホイールユニットおよび該UPS電子ユニットを制御する共通のコントローラを共有する、項目1に記載の無停電電源システム。
(項目12) 前記コントローラユニットはプログラム可能なユニットである、項目11に記載の無停電電源システム。
(項目13) 前記フライホイールユニットおよび前記UPS電子ユニットの動作状態に関する情報を提供するユーザインターフェースパネルをさらに備える、項目1に記載の無停電電源システム。
(項目14) 不安全状態が検出された場合に前記フライホイールユニットおよび前記UPS電子ユニットを停止する非常停止回路部をさらに備える、請求項1に記載の無停電電源システム。
(項目15) 前記フライホイールユニットおよび商用電力からなる群と、前記システム内のDCバスとの間で結合されたスロットバスプレートをさらに備える、項目1に記載の無停電電源システム。
(項目16) 前記フライホイールユニットは、前記負荷によって導入される電力をモニタリングし、負荷がLOW条件にある間にモーターを再充電する電流を増加させ、負荷がHIGH条件にある間にモーターを充電する電流を減少させる回路部を備える、項目1に記載の無停電電源。
(項目17) DCバスに並列に結合されたDCコンデンサのバンクをさらに備え、該DCバスは、前記フライホイールユニットおよび前記UPS電子ユニットによって共有される、項目1に記載の無停電電源システム。
(項目18) 前記コンデンサに接続された複数のヒュージブルリンクをさらに設けることで、該コンデンサのうちのいずれか一つが故障した場合に、該ヒュージブルリンクがヒューズをOPENにして、該故障したコンデンサを絶縁する、項目17に記載の無停電電源システム。
(項目19) 前記フライホイールユニットは、
フライホイールハウジングと、
該フライホイールハウジング内に取り付けられた遠位端および近位端を有する回転子と、
一方のシャフト軸受けは該回転子の遠位端の近傍に取り付けられ、他方のシャフト軸受けは該回転子の近位端の近傍に取り付けられるように、該フライホイールハウジング内に取り付けられた一対のシャフト軸受けと、
スリーブ軸受けのそれぞれは該回転子の一端に取り付けられる一対のスリーブ軸受けと、
を備える、項目1に記載の無停電電源システム。
(項目20) 前記フライホイールユニットは、
フライホイールハウジングと、
該ハウジング内に取り付けられた回転子と、
該回転子の振動と整流との両方を感知する一つのセンサシステムと、
を備える、項目1に記載の無停電電源システム。
(項目21) 前記フライホイールユニットは、
フライホイールハウジングと、
該フライホイールハウジング内に取り付けられた回転子であって、シャフトを有する、回転子と、
該回転子の回転位置を感知する該シャフトの一端に取り付けられた、デジタルに調整可能な位置センサと、
を備える、項目1に記載の無停電電源システム。
(項目22) 前記ハウジングは、
前記フライホイールが取り付けられた重いゲージスチールシャシと、
該フライホイールユニットおよび前記UPS電子ユニットに関する制御エレクトロニクスを支持する該ベースに取り付けられた軽いゲージフレームと、
を備える、項目1に記載の無停電電源システム。
(項目23) 前記ベースは、前記ハウジングの一方の側に取り付けられた軽量のクリートを用いて、コンクリートスラブ上に設置される、項目22に記載の無停電電源システム。
(項目24) 前記長期バックアップ電力ユニットは、開始回路を有するディーゼル生成器であり、
前記フライホイールユニットは、
フライホイールハウジングと、
該フライホイールハウジング内に取り付けられた回転子と、
該ディーゼル生成器の該開始回路に接続された固定状態の切替回路によって生成されたDC出力であって、該ディーゼル生成器は、該開始回路に開始電力を継続的に供給する、DC出力と、
を備える、項目1に記載の無停電電源システム。
(項目25) 前記UPS電子ユニットは、
複数の静止スイッチであって、複数の静止スイッチのそれぞれは、逆平行に相互接続された一対のサイリスターを含む、複数の静止スイッチと、
該UPS電子ユニットに入力される電流をモニタリングするモニタリング回路と、
該モニタリングされた電流に基づいて、該一対のサイリスターのうちの順方向バイアスがかけられたサイリスターのみをゲーティングする制御回路と、
を備える、項目1に記載の無停電電源システム。
(項目26) 前記UPS電子ユニットは、
該UPS電子ユニットの出力をモニタリングし、出力電流および出力電圧を判定するセンサ回路と、
該モニタリングされた電流および電圧に基づいて、出力電力率を判定する回路部と、
該UPS出力の誘導電圧を計算し、該UPS電子ユニットのパラメータを調整することで、該UPSユニットへの入力電圧および該UPS電子ユニットからの出力電圧を近密に整合させる、制御回路部と、
を備える、項目1に記載の無停電電源システム。
(項目27) 前記コントローラは、該コントローラに入力データを提供するデータ取得パイプラインに直列に挿入されたデジタル信号プロセッサ(DSP)を備え、該データパイプラインは、デジタル信号へ変換されるアナログ測定を実行することによって少なくとも生成され、該DSPは、該アナログ測定値におけるオフセットおよびゲイン誤差のフィルタリングおよび誤差補正を提供する、項目11に記載の無停電電源システム。
(項目28) 前記コントローラは、 処理回路部およびネットワーク回路部を含むマザーボードであって、該処理回路部は、前記フライホイールユニットおよび前記UPS電子ユニットに対して制御機能を実行し、該ネットワーク回路部は、遠隔アクセスのためのネットワークインターフェースを該コントローラに提供する、マザーボードを備える、項目11に記載の無停電電源システム。
図1は、本発明の原理によって構成された一体化フライホイールUPSシステムの3次元透視図である。 図2は、本発明の原理によって構成された内部構成要素を示す一体化フライホイールUPSシステムの3次元透視図である。 図3は、本発明の原理によって構成された内部構成要素を示す一体化フライホイールUPSシステムの別の3次元透視図である。 図4は、本発明の原理によって構成された内部構成要素を示す一体化フライホイールUPSシステムの部分的に分解された状態の3次元透視図である。 図5は、本発明の原理によるスロット付きバスプレートの平面図である。 図6は、本発明の原理による別のスロット付きバスプレートの平面図である。 図7は、本発明の原理による取り付けクリートの略図である。 図8は、本発明の原理によるGENSET開始回路の模式図である。
本発明のさらなる特徴、その性質、および種々の利点は、添付の図面および下記の好適な実施形態の詳細な説明からより明らかになる。
(好適な実施形態の詳細な説明)
図1〜図4は、本発明の原理によって構成された一体化フライホイールUPSシステム100の3次元透視図を示す。一体化UPS100は、ハウジング110、フライホイール予備エネルギー貯蔵ユニット220(図2〜図4に示す)、UPS制御エレクトロニクス240(図2〜図4に示す)、および冷却システム260を含み、このハウジング110は、底部112、側面114(その1つだけが図1に示される)、アクセスドアパネル116および118、ならびにふた120を含む。一体化UPS100の各中心要素は、従来システムより有利な複数の利点を提供し、従って、下記で個別に説明される。
通常、一体化UPS100は、小さな床面積を有する単一ユニットにおいて、商用電力などの一次電力が失われた場合に、負荷に予備電力を生成するシステムを提供する。UPSシステムの重要な特徴は、通常、あらゆる条件下で、負荷に連続的な電力フィードを提供することである。このようなシステムは、例えば、系統的な計画的停止を必要とする連続生産工程が用いられる製造環境において常に用いられたが、例えば、インターネットサーバなどの24/7コンピュータシステムの増加が進むにつれて、電力損失を防止するより簡単かつ安価な方法の必要性が大きくなった。本発明は、より小さな、簡単な、安価な、かつ信頼性のある無停電電源システムを提供することにより、これらの必要性に対処する。
本発明の1つの特徴は、一体化UPS100が、同様の構成要素を個別に収容するシステムと比べて、実質的に低い冷却要件を有することである。フライホイールユニットとUPSとの両方のための制御エレクトロニクスは、特定の冷却要件を有し、この要件は、個別デバイス(例えば、電力を転送するために使用される半導体スイッチ)の許容可能な最大動作温度に関連する。このようなデバイスを冷却するための最も信頼できる方法の1つは、強制空気対流冷却システムを用いる。従来のシステムにおいて、1セットのファンを利用してフライホイールシステムを冷却し、別のセットのファンはUPSを冷却し、結果として、費用が高くなり、システム全体の信頼性が減少される。
本発明の一体化UPS100は、単一アレイのファン(図示せず)を利用し、このファンは、ユニットの上部に配置される熱シンク262(図1および図3を参照、ファンはダンパ124の下に配置される)から熱を取り去る。その上、さらに信頼性を増加させるために、一体化UPS100のファンの数は、適切な冷却に必要な数より1つ多い(当業者が理解するように、任意のファンが故障しても十分な冷却が維持される)。ファンアレイは、フィルタリングされた空気の入口122(図1を参照)を通して、冷却用空気を一体化ユニット内に導入する。この冷却用空気は、最初に、フライホイールユニット220を冷却するために利用される。次いで、同じ冷却用空気は、エンクロージャを通るように方向付けられて、シャシの中央に位置する構成要素(通常、参照番号230として示す)の冷却を提供する。次いで、同じ冷却用空気は、ふた120を通ってユニットから排気される前に、熱シンク(通常、参照番号235として示す)の上に方向付けられる。
当業者は、冷却用空気がその上を移動する一連の構成要素が、ユニットを冷却するための冷却システムの効率および能力に有意な影響を有し得ることを理解する。例えば、空気の自然回復効果によって、冷却用気流回路がユニットの下側から開始されることが好ましい。さらに、フライホイールが、典型的に、電力エレクトロニクス構成要素より低い許容可能な最大温度を有するため、かつ、フライホイールユニットの大部分が、結果としてシャシの下側に取り付けられるため、冷却用空気は、従って、最大に冷却可能な場合に、最初にフライホイールの上を通る。冷却用空気のフライホイールによる温度上昇が最もわずかであり、熱シンクによる温度上昇が最も高いという事実の結果として、さらなる効率が得られる。単一冷却システムを利用することにより、システム全体の効率および信頼性は改良され、製造費用および時間は減少される。
冷却に関連する本発明の別の局面は、図1〜図2および図4に示される。強制対流冷却システムにおいて、強制空気は、大気に分散される前に、共通の体積またはプレナムに集められる。これらのシステムの信頼性は、送風器およびポンプを含む冗長ファンを使用することにより増加する。空気は、ファンによって生成される圧力の差が部分的な原因となりシステムを通って移動する。しかし、ファンの1つが故障すると空気漏れが確立され、この空気漏れは、プレナムの圧力の差にマイナスの影響を有し得、その結果、システム全体の性能を減少させる。
本発明は、それぞれのファン上の個別のダンパー124を利用することによって、これらの欠陥を克服する。ダンパー124は、例えば、蝶番のあるゴムのフラップであり得、異なった気圧に基づいて開閉し得る。フラップが用いられると、ダンパーは、圧力変化に応じて受動的に開閉する。ファンが故障した場合、フラップは自動的に閉じ、圧力が異なるために閉じたままの状態になる。フラップが閉じない場合、故障したファンを通って漏出する空気によって、冷却システムの効率はネガティブな影響を受ける。ダンパー124は、さらに、エアフローをさらに最適化するために、能動的に制御される通気孔(vent)またはシャッタを用いて実行され得る。当然のことながら、能動的に制御されるダンパーは、受動的に制御されるダンパーに比べて、製造コストおよび複雑性が増加する。ダンパー124のさらなる利点は、図において示されるように、これらのダンパーがハウジング114の外部に配置されることである。このことは、これらのダンパーの複雑性を低減し、冷却システムがハウジング内で占める空間を少なくすることを可能にし、製造コストのさらなる低減を提供する。
本発明の、単一の、一体化ハウジングの機能は、従来のUPS/バックアップ電力系統に比べて、さらなる利点を提供する。主要な利点の1つは、以前は2つの別々のハウジング(1つは、フライホイール制御エレクトロニクス、もう一つはUPS制御エレクトロニクス)に配置されていた重複コンポーネントおよび回路の除去である。例えば、図1および図3は、一般的な、共有インターフェースパネル132を示し、ユーザがフライホイール制御システムおよびUPS制御システムの両方を有するモニタおよびインターフェースを利用し、その結果、インターフェースデバイスを除去し、コストをさらに低減する。図は、さらに、UPSエレクトロニクス240を示し、このUPSエレクトロニクス240は、UPSにシステム制御を提供することに加えて、フライホイールにもシステム制御機能を提供する。これらの機能は、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)(例えば、Altera Corporationから販売されるFLEX(R)FPGAを参照)等の特殊化されたプログラム可能回路、デジタル信号プロセッサ、およびマイクロプロセッサを用いて実行され得る。
しかしながら、このような回路は、しばしば、単一制御システムによって全部は利用されない。本発明は、単一制御器内の制御機能を組合わせることによって、動作するために必要とされる制御回路を著しく少なくする。さらなる利点は、制御システムを組合わせることによって情報が共有されるために、効率および動作性能がさらに強化される。例えば、通常のフライホイールエネルギーバックアップシステムにおいて、フライホイール制御システムは、放電するのはいつかを決定するために(電圧の降下は、商用電力の損失があると想定される)、DCバス電圧をモニタリングする。しかしながら、これはフライホイールシステムの応答時間において所望でない遅延を引き起こし、フライホイールが即座に応答できる負荷の大きさを制限する。本発明において、フライホイールおよび商用電力から負荷に電力を供給するインバータは、同一の制御システムによって制御されるので、これらのインバータは円滑な双方向性電力列を負荷に提供する。従って、任意の電力低減が商用電力から生じると、補償するために、フライホイールからの電力がフライホイールインバータを通って即座に引込まれ、従って、電源に関係なく、負荷には同じ量の電力が提供される。
フライホイールシステムおよびUPSシステム等の高電力電子システムは、電源から負荷への電力の流れを制御し、かつ方向付けるためのスイッチおよびコンデンサ等の多数のコンポーネントを利用する。スイッチはしばしば高価であり、高電力半導体スイッチは、さらに、故障が生じたときに制御回路および負荷を保護する重要なコンポーネントである。一体化UPS100は、フライホイールコンポーネントおよびUPSコンポーネントの両方を備えるので、このUPS100が要求するスイッチおよび中間接続コンポーネントは、従来のシステムよりも少ない。さらに、DCバスコンデンサおよび緊急停止回路等の他のコンポーネントは、フライホイールとUPSとの間で共有され得、これによって、製造コストおよび時間、ならびに必要とされる全体の大きさが低減される。
さらに、個別のスイッチは、通常、負荷の電流を扱う多重並列スイッチングデバイス内に構成される。電流が、デバイス間で均等に共有されることを保証するために、それぞれの並列する経路のインピーダンスを平衡させる必要がある。平衡問題を扱う2つの公知のアプローチは、多重層のバスプレートおよび対称バスプレートである。多重層設計において、プレートのシリーズは、それぞれのプレートの上に相互に重ねられるので、それぞれのプレートは、多重並列電流経路のうちの1つを扱う。しかしながら、プレートを電気的に相互に絶縁することは困難であり得、多重並列電流を扱うための高価なシステムになる。さらに、層の形成が原因で、多重層バスプレートは、しばしば単平面に制約される。一方で、対称バスプレートは、比較的安価であるが、多重並列スイッチングデバイスの数が2より増えるにつれて、インピーダンスを成功裏に整合させることが益々困難になる。
本発明の別の機能によって、一体化UPS100は、多重並列電流経路のインピーダンスを平衡させるために、バスプレート内でスロットを利用する。本発明のこの機能は、図5および図6において図示され、スロットバスプレート502および602を示す。スロットバスプレートアプローチは、設計に関する制限がないので(例えば、複数の平面が用いられ得、設計は対称である必要がなく、したがって、スイッチングデバイスの数が3つ以上であると、より容易に実行され得る)、比較的安価であり、大きいフレキシビリティを有する電力系統設計を提供する。
バスプレート502および602は、例えば、4つの等電流を入力端子504および604のそれぞれに入力することによって動作する。4つの入力電流は、出力端子506および606のそれぞれを介して、バスプレートから出る。バスプレート502および602のそれぞれは、スロット508および608を共有する1つ以上の電流を含み、これらのバスプレートは、それぞれの並列経路のインピーダンスが整合することを保証するように構成される。電流を共有するスロットは、出力端子506および606の位置に依存して変化する。例えば、バスプレート502が正プレート、およびバスプレート602が負プレートであり、これらのバスプレートが、その後、重ね合わされる場合等、バスプレート502および602は共に用いられ得る。
プレート502および602の使用は、さらなる利点を可能にする。例えば、図3は、位置270(位置270において、バスプレート602は、バスプレート502の前に示される)で、重なった構成のバスプレート502および602を示す。重なった構成は、バスプレート502および602のそれぞれから、正電流または負電流のどちらかを受取るコレクションバスプレート272および274の対に出力端子506および606が接続されることを可能にする。この構成は、上述の利点に加えて、DCバスアセンブリ全体の大規模な解体を要求することなく、ハウジング110の前を通って、保守業務を行なうための容易なアクセスを可能にする。
フライホイール電力系統における別の典型的な問題は、負荷電流に関する。例えば、組合された負荷電流およびフライホイール電動機電流は、電力供給サービス(connecting service)(電力供給サービスは、例えば、事業用電力であり得る)の定格入力電流か、または定格電流のどちらかを超過してはならない。この問題に対する従来の解決策の1つは、システムが全負荷電流で動作するときに入力限界を超過することがないように、最大電動機電力を設定することである。しかしながら、100パーセント完全に負荷されるシステムがあったとしても、それは非常に少ないので、この解決策は、他の場合にはシステムを再充電するために用いられ得るエネルギーを、非効率的に使用するという結果をもたらす。従って、この解決策は、放電後にフライホイールシステムを再充電するのに時間を要し、ユーザは機能停止に対する保護をそれほど達成できない。
しかしながら、一体化UPS100は、負荷状態に基づく再充電プロフィルを自動的に適合させることによって、これらの問題を克服する。例えば、低負荷状態の間、システムは電動機電流を自動的に増加させるので、フライホイールは可能な限り迅速に再充電される(すなわち、その最大速度にまで巻戻される)。他方で、高負荷状態の間、システムは、電動機電流を自動的に低減するので、その入力限界を超過しない。この結果、システムは最短時間で、さらに極めて安全にフライホイールを充電する。
UPSおよびフライホイールシステム等の高電力システムは、通常、インバータ回路におけるフィルタリングエレメントとして、DC電解コンデンサを利用する。複数のコンデンサは、共に並列に構成され、必要とされる容量および低インピーダンスを提供するコンデンサバンクを形成する。しかしながら、電解コンデンサは故障が生じると寿命が制限される。故障は、単に、電解質の一部に通気孔を生成し得るか、またはコンデンサケーシングの亀裂にさえ至り得る。コンデンサの損失は、通常、システムの停止に至らせる。
この問題を扱う従来の方法の1つは、体系的、定期的、予防的な保守管理であり、このとき、コンデンサは故障する前に交換される。しかしながら、このアプローチは、コストがかかり、達成されるためにはシステムダウンタイムが必要である。一体化UPS100は、コンデンサバンク250においてヒュージブルリンクおよび余剰コンデンサを利用することによってこれらの問題を予防する(図2を参照)。ヒュージブルリンクは、金属のストリップであり、コンデンサが故障すると、フューズが開き、システムを保護する。故障は、例えば、システム保守ログ上で報告されるか、または警告としてユーザに提供される。しかしながら、故障したコンデンサは、ヒュージブルリンクによってシステムから隔離されるので、一体化UPS100は、余剰コンデンサの使用によって動作状態で維持される。故障したコンデンサの交換は、その後、一体化UPS100が動作状態である必要のない時間で計画され得る(UPSのダウンタイムを有するのではなく、保守計画を進める)。
本発明の別の機能は、ハウジング110内に取付けられるコンパクトフライホイールユニット220に関する。フライホイールユニット220の大きさが小さいので、ハウジング110の下部に容易に取付けられ得る。フライホイール220は、例えば、Cliftonらの、米国特許第5,731,645号(「‘645特許」)において記載され得る。
本発明の別の実施形態において、フライホイールユニット220は、シャフト軸受けとフライホイールハウジングとの間に配置される、1対のスリーブ軸受けを含む。スリーブ軸受けは、この一体化UPSシステム等の用途において特に有用であり、この場合、軸受けジャーナルは非常に小さく、回転子は比較的大きい。このような状況の下で、特に、高速でのフライホイールの動作には、精確な平衡およびアラインメントは困難である。フライホイールの上部シャフト部位および下部シャフト部位上でスリーブ軸受けを利用し、軸受けとシャフトとハウジングとの間の製造交差は弛緩し得る。スリーブはフライホイールが機械ハウジングに振動を伝えることを防ぎ、温度変化および一時的なイベントの間、軸方向の運動および半径方向の運動をさらに可能にするので、シャフトとハウジングの弛緩は製造コストの低減を提供し、かつ信頼性を高める。
フライホイール220は、さらに、‘645特許において記載されるフライホイール装置についての様々な他の改良点を含み得る。例えば、フライホイール220等のスイッチ電動機/発電機を含む公知のフライホイールは、スイッチングを正確にするための、任意のタイプの転流センサ、および振動をモニタリングするためのさらなる検出機器を含む必要があるので、危険な状態が生じた場合、フライホイールは停止し得る。伝統的に、2つの異なった検知動作は、別々に取付けられた2つのセンサモジュールを用いて果たされ得る。
本発明によって、フライホイール220は、個別センサの代わりに、組合された加速度計転流センサデバイスを含み得、このデバイスにおいて、半導体ベースの加速度計が単一モジール内のホール効果転流センサと組合される。再び、本発明は、例えば、両方のセンサシステムに同一信号検査およびドライバ回路エレメントを利用することによって、効率を高め、複雑性を低減する。本アプローチのさらなる利点は、振動の検出が遠隔ではなく、軸受けカートリッジ上で直接的に行なわれることである。
‘645特許に記載されるフライホイールデバイスへのさらなる改良は、回転子位置センサシステムに関する。制御する目的において、回転子の歯または巻線の位置を知ることは重要である。回転子の位置を感知する公知の方法は、通常、回転子にとって重要な光学的または磁気的に感知された歯車パターンを利用する。このようなデバイスは回転子の位置を十分に判定し得るが、デバイスが回転子に対して特定の角度で位置が合っていることを保証するためには、比較的高いレベルの正確さでデバイスを設置および維持するが必要である。さらに、十分な制御を行うために必要なすべての位置情報を判定するに十分な分解能を維持しつつ、このようなデバイスを機械的に調整して制御のタイミングを設定しなければならない。
本発明によって、フライホイール220は、従来の位置センサのうちの一つの代わって、デジタルに調整可能な回転子位置センサシステムを含み得る。デジタルに調整可能な位置センサシステムは、360度全ての範囲に対する角度オフセット調整を備えたセンサから、すべての位置情報を統合する論理回路を含む。デジタルシステムは、全ての組の必要な位置情報を補正するために、一つの歯の情報と同程度の詳細な情報を有するセンサを使用し得る。歯車の歯デバイスは、任意のランダムな角度の位置合わせ機能を備えた回転子シャフトの端部に単にボルト止めされ得る。制御のタイミングは、手動の入力を必要とせず、デジタルに調整され得る。さらに、デジタルのシステムは、通常の動作の間、回転子のタイミングをデジタルに調整することによって性能を最適化する。
本発明のさらなる実施形態は、ハウジング110内へのフライホイール220の取り付けに関する。フライホイール220の回転子が速い速度で回転することや、トルク損失があった場合の処置に関する安全策(この場合、フライホイールは、軸受けから独立してブレーキをかけ得る)から、フライホイールユニットは、通常、重いゲージスチールシャシに取り付けられる。さらに、シャシは、通常、制御エレクトロニクスを取り付ける構造としても用いられる。本発明によって、ベース112は、この構造の最も低い部分のみが重いゲージで溶接されたスチール(heavy gage welded steel)から形成されるように構成される。例えば、図2〜図4は、それ自体がベースプレート214に溶接された、溶接された重いゲージスチールペデスタル212を示す。さらに、シャシ全体にわたって、重いゲージスチールを用いる代わりに、より軽いゲージスチールフレーム216を用いる。これにより、製造コストが著しく下がり、システムの全体的な重量も減少する。
取り付け/設置に関する本発明の別の特徴は、図1〜図4および図7をさらに検討する際に、当業者に明らかとなる。典型的なフライホイールデバイスはしばしば、コンクリートスラブ上に設置され(ここでも、トルク損失が生じた場合の安全上の理由からこうされる)、コンクリートアンカーによって固定される。第一に、アンカーはコンクリート内に設置されて、システムがアンカーより上に位置決めされる。このプロセスでは、フライホイールデバイスがアンカーと位置が合う必要がある(これは、フライホイールデバイスの総重量が2800ポンドのオーダーであり得るため困難なプロセスである)。位置合わせが行われた後、取り付けファスナーが設置およびしっかりとしめられる。これは、ユニットの各側面上へのツールアクセスを必要とする。しかし、ツールアクセスは、ユニット内にサービスコリダーが含まれることを必要とし、これにより、デバイスの全体的な基礎伏図がさらに増える。しかし、本発明は、設置用に一対の軽量のクリート112を用いることによって、設置を簡略化し、安全性を犠牲にすることなくサービスコリダーを排除する。
設置を、以下に説明するように簡略化する。なぜならば、クリートは、4つではなく2つのホールと位置が合えさえすればよく、ファスナーは、ハウジング110の端部を介して固定され、これによりサービスコリダーが必要ではなくなる。図1〜図4および図7に見受けられ得るように、各統合されたUPS100は、一対の軽量のクリート112上に取り付けられる。クリート112のそれぞれは、まず、コンクリートアンカーを用いて、一対のホール702を介して、コンクリートベースに取り付けられる。ハウジング110の底面に接続された4つの「L型」取り付けブラケット(図示せず)を含む一体化UPS100は、次いで、ボルトホール704および706と位置が合わせられる。取り付けブラケットはそれぞれ、ホール704および706のうちの一つと位置が合わせられたボルトホールを含む。設置は、従来のシステムを用いるより容易に行われる。なぜならば、二つのアンカークリート112の位置合わせが簡略化され、UPS100を正位置に滑らせただけで、クリート112上に置かれるからである。次いで、取り付けブラケットは、ハウジング110の前端部から容易にアクセスされ得る4つの取り付けボルト(図示せず)を用いて、クリートに固定され、これにより、サービスコリダーの必要が無くなる。
UPS240は、フライホイールシステム220とエレクトロニクスを共有する点を除けば従来のUPSシステムと同じでもあり得る。あるいは、本発明によって、UPS240は、以下のように一つ以上の改良点を含み得る。UPSの故障の最も一般的な形態は、バックアップ電源に関し、これは従来にはバッテリーバックアップ電源であった。バッテリーの使用に関する問題を克服する一方法は、Pinkertonの米国特許第5,767,591号(「‘591特許」)に記載される。‘591特許は、フライホイールエネルギー格納デバイスを用いて、開始電力をディーゼルバックアップ電力システムに提供することを記載する。しかし、‘591特許は、フライホイールの高周波の出力が、三段階のステップダウン変圧器を駆動し、次いで、三段階の整流器を駆動し、これにより24VDCが生成されるシステムを記載する。‘591特許に記載されるシステムは、信頼度を高めるが、フライホイールの稼働中に変圧器を切断する高価なメカニカルスイッチを必要とする。さらに潜在的な問題は、ディーゼル開始器が継続的に利用可能でない場合があることである。なぜならば、フライホイールの稼働中、変圧器が切られるからである。
UPS240は、公知のシステムのメカニカルスイッチの代わりに、低価格で固体状態の切替回路800を用い得る。メカニカルスイッチを独立した固体状態の切替回路に交換することによって、本発明のUPSは、さらにフライホイールの稼働中であっても、ディーゼルシステムに開始電力を継続的に提供し得る。図8は、GENSET回路部810に接続されて、GENSETに継続的に利用可能な開始電力を提供し得る切替回路800の例示図を示す。DC入力電圧は、DCバスに接続された入力端子802を介して切替回路800に供給される。
切替回路800は、例えば、一つの回路カード(スイッチング機能用の回路カードを一つと、制御機能用の回路カードをもう一つ含むことが好適である)上にスイッチングエレクトロニクスおよび制御エレクトロニクスを含み得る。スイッチング機能は、DC入力を取り込み、端子804を介してこれを三段階のAC出力に変換するIGBTなど、低価格で固体状態の回路コンポーネントによって達成される。次いで、AC出力は、インダクタ806およびヒューズ808を介してGENSET回路部810に供給される。GENSET回路部810は、例えば、ハウジング110内ではなく、GENSETの近隣に設置され得る。GENSET回路部810は、例えば、ステップダウン変圧器812、および三段階AC電圧を24ボルトのDC電圧(これは、VOUTを介して提供される)に変換する整流器回路部814を含み得る。
多くの公知のUPSシステムは、静止スイッチも含んで、UPS動作に必要な高速の切り替えを提供する。静止スイッチは、通常、逆平行で共に接続された一対のサイリスターを含み、これにより、双方向性の電流パスが提供される。公知のシステムは、両方のサイリスターを継続的にゲーティングしてON状態を提供するか、または、いずれのデバイスもゲーティングせず、これによりOFF状態を提供する。潜在的な問題は、商用電力が故障した際のUPS動作の間に生じる。なぜならば、ゲーティングされたサイリスターが、商用電源内への逆流を可能にする可能性が高いからである。この結果、UPS回路部および/または保護された負荷に損傷を与え得る。この潜在的な問題を回避するには、従来のシステムは、ラインの故障を初めに検出した際にスイッチのゲーティングを終了し、次回以後商用電圧が0を越えるまでは、UPS出力の提供が開始されない。残念ながら、UPS出力の検出から生成までの遅れによって、負荷に対して大きな電圧の歪みが生成され得る。
一方、本発明によるUPS240は、低価格の電流センサを用いて、入力電流をモニタリングする回路を含むように設計され得る。電流をモニタリングすることによって、静止スイッチを制御することが可能になる。これにより、前方バイアスをかけられたサイリスターのみがゲーティングされ、商用電力内に逆流する危険が排除される。逆流の危険が排除されるため、UPSは、以前には見られた遅れなく、ラインの故障を最初に検出した際に出力電力を生成し得る。
UPS240はまた、本発明の原理によって改変もされて、低電力素子が存在するような負荷状態の場合に生じ得る問題を減少し得る。電力素子、抵抗負荷(例えば、ヒーター、ランプなど)と誘導負荷(例えば、モーターなど)との比率の測度は、電流と電圧との位相角のコサインとして規定される。電力素子は、0から1の間で変化し、これにより、例えば、電力素子1を有する負荷が純粋に抵抗となる。しかし、インダクタは、UPSコンバータの出力ステージにおいてフィルター要素として広く用いられる(通常、最低限、コンデンサと組み合わせて用いられる)。ほとんどのラインと相互通信を行うUPSシステムにおいて、インダクタは、入力と出力との間の連続したパス要素として用いられる。問題は、電力素子が低い場合に生じ得る。なぜならば、インダクタにわたった電圧降下が大部分電流から独立していながら、電力素子によって強く影響を受けるからである。したがって、低電力素子は、特に、UPSと商用電力との間のエネルギーの伝送の間、不足電圧状態を生じさせ得る。
UPSコントローラ240は、UPSの出力の電流および電圧を感知し、出力電力素子を計算することによって、不均一電力素子を克服するように改変され得る。次いで、UPSコントローラ240の制御回路部は、出力電力素子を用いて、出力電圧をより厳密に調節するために用いられる誘導電圧を計算する。
一体化UPS100の一体化デジタル制御システムは、広範囲の用途に適用され得るさらなる特徴も含む。例えば、デジタル制御システムは、通常、アナログ測定値に少なくとも部分的に基づいたデジタル入力ストリームを用いる。この測定値のアナログ部分は、通常、ノイズ、高調波、オフセットおよびゲインエラー(これらは、説明される必要がある)を含む。従来のシステムは、しばしば、例えば、受動フィルタ、能動フィルタ、調整可能なレジスタ(すなわち、電位計)を用いたり、コントローラを調整してエラーを補正することによって、これらの問題を打開しようとする。しかし、電位計が、長々とした繰り返しの較正プロセスを必要としながら、コントローラを用いてエラーを補正するということは、コントローラが入力信号の特定の数値を直接には用い得ないことを意味する。
本発明の一体化デジタル制御システムは、専用デジタル信号プロセッサ(DSP)を用いることによってこれらの欠陥を克服する。専用デジタル信号プロセッサ(DSP)は、データ取得パイプライン内に直接挿入されて、デジタルコントローラに、補正されたデータエラーの連続したストリームを提供する。システムの較正は、二つの測定値を必要とし、この測定値から、完全な組の直線補正要素が各信号に関して計算される。次いで、エラー補正要素は、フラッシュメモリなどのメモリ内に格納されて、データストリーム内の入力エラーを補正するDSPに提供される。エラー補正にDSPを用いると、このようなシステムを用いるために必要な電位計および長々とした較正プロセスが必要でなくなる。
一体化UPS100は、種々の用途において用いられて、バックアップ電力に加え、あるレベルのフィルタリングを提供し得る。これにより、負荷に供給された商用電力が、商用電力から直接受け取られた信号より高品質となる。したがって、一体化UPS100が比較的遠い場所に設置され、これにより、システムマネジャーにとって、システムのモニタリングおよび制御がやや困難になる例がある。これらの問題を克服する一方法は、ネットワーク拡張カードを遠隔アクセス用のシステムに追加したり、直列通信ラインを介して、パーソナルコンピュータ(PC)をシステムに接続することである。しかし、これらの解決策から、一例において、直列ラインの損失を生じ、さらにハードウェア(拡張カードから完全なPCまでのあらゆるもの)が必要であるために費用が生じる。
一体化UPS100は、フライホイール/UPS制御システムのプロセッサのマザーボード上にイーサネット(R)コントローラを直接組み込むことによってこれらの欠陥を克服し、これにより、ハードウェアのコストが最小限に抑えられ、信頼性が増す。UPS100は、フライホイールおよびUPSシステムの動作が暗号化鍵を用いてまたは用いずにモニタリングされ得るように構成され得る。しかし、システムのパラメータを変更するには、何らかの暗号化されたアクセス形態を必要とする可能性が高く、これにより、システムを不正変更することが防止される。これらの特徴によって、ファシリティマネジャーが、例えば、(必要に応じて)一つ以上のUPS100システムの動作を遠隔でモニタリングおよび調整することが可能になる。
上述の説明は、本発明の原理の例示にすぎず、種々の改変が、本発明の範囲および意図から逸脱せずに当業者によって行われ得ることが理解される。

Claims (1)

  1. 本明細書に記載の一体型無停電電源システム。
JP2009108483A 1999-11-03 2009-04-27 一体化フライホイールの無停電電源システム Pending JP2009201351A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/433,528 US6657320B1 (en) 1999-11-03 1999-11-03 Integrated flywheel uninterruptible power supply system

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001537842A Division JP4340034B2 (ja) 1999-11-03 2000-11-03 一体化フライホイールの無停電電源システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009201351A true JP2009201351A (ja) 2009-09-03

Family

ID=23720454

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001537842A Expired - Fee Related JP4340034B2 (ja) 1999-11-03 2000-11-03 一体化フライホイールの無停電電源システム
JP2009108483A Pending JP2009201351A (ja) 1999-11-03 2009-04-27 一体化フライホイールの無停電電源システム

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001537842A Expired - Fee Related JP4340034B2 (ja) 1999-11-03 2000-11-03 一体化フライホイールの無停電電源システム

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6657320B1 (ja)
EP (1) EP1226643B1 (ja)
JP (2) JP4340034B2 (ja)
AT (1) ATE259995T1 (ja)
AU (1) AU2750101A (ja)
DE (1) DE60008408T2 (ja)
HK (1) HK1049237B (ja)
WO (1) WO2001037397A1 (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7155320B2 (en) * 2001-12-11 2006-12-26 General Electric Company Distributed power delivery system
AU2003229644A1 (en) * 2002-04-12 2003-10-27 Bombardier Transportation Gmbh Power converter module
US7492057B2 (en) * 2004-11-10 2009-02-17 Baldwin Mark H High reliability DC power distribution system
WO2006076259A2 (en) * 2005-01-10 2006-07-20 Nicholas Pasquale Distributed energy storage for reducing power demand
US7274975B2 (en) 2005-06-06 2007-09-25 Gridpoint, Inc. Optimized energy management system
US8103389B2 (en) 2006-05-18 2012-01-24 Gridpoint, Inc. Modular energy control system
JP2007312545A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd インバータ装置の筐体構造およびその製造方法
JP4935193B2 (ja) * 2006-05-31 2012-05-23 富士電機株式会社 インバータ装置
US9823715B1 (en) * 2007-06-14 2017-11-21 Switch, Ltd. Data center air handling unit including uninterruptable cooling fan with weighted rotor and method of using the same
US8010823B2 (en) * 2007-12-21 2011-08-30 Globalfoundries Inc. Power supply with integrated uninterruptible power control
US7962772B2 (en) 2008-02-07 2011-06-14 Ainet Registry, Llc Backup power system and method
US7839642B2 (en) * 2008-04-04 2010-11-23 Liebert Corporation Heat-sink brace for fault-force support
US9398717B2 (en) 2009-05-29 2016-07-19 Rosendin Electric, Inc. Modular power skid assembled with different electrical cabinets and components mounted on the skid
US8681479B2 (en) * 2009-05-29 2014-03-25 Rosendin Electric, Inc. Various methods and apparatuses for an integrated power distribution platform
DE102009051518B3 (de) * 2009-10-31 2011-05-12 Semikron Elektronik Gmbh & Co. Kg Modular aufgebaute Stromrichteranordnung
KR101189451B1 (ko) 2010-12-24 2012-10-09 엘지전자 주식회사 인버터 스택
US8456806B2 (en) * 2011-01-08 2013-06-04 Diversified Control, Inc. Panelboard enclosure with manually operable load disconnector
US8723358B2 (en) 2011-06-30 2014-05-13 Vycon, Inc. Line interactive power quality system
US9099887B2 (en) 2011-07-07 2015-08-04 Vycon, Inc. Common monitoring and/or control of a flywheel and battery-based power supply system
US9203279B2 (en) 2011-08-03 2015-12-01 Vycon, Inc. Electric machine with inner magnet hub
US8824143B2 (en) * 2011-10-12 2014-09-02 International Business Machines Corporation Combined power and cooling rack supporting an electronics rack(S)
US10236817B2 (en) * 2011-11-11 2019-03-19 The Boeing Company Integrated control architecture and method for a bi-directional AC-to-AC converter
US9479014B2 (en) 2012-03-28 2016-10-25 Acme Product Development, Ltd. System and method for a programmable electric converter
US9450452B2 (en) 2012-04-03 2016-09-20 Micorsoft Technology Licensing, LLC Transformer coupled current capping power supply topology
US9647508B2 (en) * 2012-09-27 2017-05-09 Mestek, Inc. HVAC system having kinetic energy storage device
US9077160B2 (en) * 2013-03-04 2015-07-07 Eaton Corporation Enclosure for electrical distribution equipment and electrical distribution apparatus employing the same
US9362845B2 (en) * 2013-12-23 2016-06-07 Generac Power Systems, Inc. Method of operating a single-phase generator in parallel with an inventor
US10033210B2 (en) 2014-01-30 2018-07-24 Micrsoft Technology Licensing, LLC Power supply for use with a slow-response power source
US9735616B2 (en) 2014-03-13 2017-08-15 General Electric Company Systems and methods for providing increased fault current capability in uninterruptible power supply systems
US10135237B2 (en) 2014-07-30 2018-11-20 Abb Schweiz Ag Systems and methods for exploiting current capability in static ups
US9431798B2 (en) 2014-09-17 2016-08-30 Rosendin Electric, Inc. Various methods and apparatuses for a low profile integrated power distribution platform
US9464634B2 (en) 2014-09-24 2016-10-11 International Business Machines Corporation Air-moving assemblies with flywheels
US9504188B1 (en) 2015-11-30 2016-11-22 International Business Machines Corporation Air-moving assembly with auxiliary turbine drive
KR101821878B1 (ko) * 2016-02-24 2018-01-24 엘에스산전 주식회사 인버터
US10143116B2 (en) * 2016-05-13 2018-11-27 Toshiba International Corporation Outdoor UPS unit system and method
EP3367768A1 (de) 2017-02-28 2018-08-29 Piller Group GmbH Online-usv-anlage mit kombinierter luft- und wasserkühlung
CN107564555B (zh) * 2017-09-13 2023-04-28 量子云未来(北京)信息科技有限公司 一种便携式移动影视内容加速传输装置
EP3752748A4 (en) * 2018-02-15 2021-10-20 Bergan Technology AS LARGE-SCALE WHEEL FOR ENERGY STORAGE
US11261872B2 (en) * 2019-04-11 2022-03-01 Commscope Technologies Llc Modular fan unit systems and assemblies

Citations (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5498944A (en) * 1977-10-25 1979-08-04 Roesel Jr John F Powerrfailureefree power unit
JPS5815438A (ja) * 1981-07-02 1983-01-28 プリサイス パワー コーポレイション 電力供給方式
JPS5819134A (ja) * 1981-07-06 1983-02-04 プリサイス・パワー・コーポレイション 電力供給方式
JPS5843158A (ja) * 1981-08-17 1983-03-12 ソシエテ・ナシヨナル・アンデユストリエル・アエロスパテイアル 運動エネルギーの形でエネルギーを蓄積してこれを電気の形で再生する装置
US4471233A (en) * 1982-08-09 1984-09-11 Emergency Power Engineering, Inc. Emergency power system
JPS61500099A (ja) * 1983-08-29 1986-01-16 パワ−・グル−プ・インタ−ナショナル・コ−ポレ−ション 連続電力供給システム
JPS63167675A (ja) * 1986-12-16 1988-07-11 メルラン、ジェラン 静止コンバータ
JPS63186923A (ja) * 1986-12-12 1988-08-02 アライド・シグナル インコーポレーテツド 動力発生装置
US4835405A (en) * 1987-11-30 1989-05-30 Onan Corporation Generator set and method
JPH01214238A (ja) * 1988-02-19 1989-08-28 Terasaki Denki Sangyo Kk 電源切替方式
JPH01286745A (ja) * 1988-05-12 1989-11-17 Isao Takahashi フライホイール式無停電電源装置
US4885492A (en) * 1988-12-14 1989-12-05 United Power Corporation Rotary power module construction
JPH06163017A (ja) * 1992-06-10 1994-06-10 Digital Equip Corp <Dec> 複数バッテリ保持ハウジング及びバッテリチャージャ付きバッテリ電源装置
US5420469A (en) * 1993-10-25 1995-05-30 Onan Corporation Brush air seal
US5433175A (en) * 1993-11-30 1995-07-18 Onan Corporation Generator air flow and noise management system and method
US5563802A (en) * 1994-01-26 1996-10-08 Onan Corporation Generator power system and method
US5646458A (en) * 1996-02-22 1997-07-08 Atlas Energy Systems, Inc. Uninterruptible power system with a flywheel-driven source of standby power
US5714941A (en) * 1996-04-22 1998-02-03 Dell U.S.A., L.P. Integral information and energy storage system
US5767591A (en) * 1996-09-09 1998-06-16 Active Power, Inc. Method and apparatus for providing startup power to a genset-backed uninterruptible power supply
US5789828A (en) * 1996-12-24 1998-08-04 Tremaine; Susan C. Low voltage power supply and distribution center
US5811960A (en) * 1996-10-02 1998-09-22 United Power Corporation Battery-less uninterruptable sequel power supply
US5813243A (en) * 1997-04-04 1998-09-29 Micron Electronics, Inc. Chambered forced cooling system
WO1998043341A1 (en) * 1997-03-26 1998-10-01 Satcon Technology Corporation Flywheel power supply
US5818125A (en) * 1996-10-09 1998-10-06 U S West, Inc. Secondary source of energy system for powering communications hardware and services and associated method
WO1998050997A1 (en) * 1997-05-09 1998-11-12 Active Power, Inc. Methods and apparatus for providing protection to batteries in an uninterruptible power supply
JPH1132438A (ja) * 1997-04-14 1999-02-02 Piller Gmbh 電力供給システムの安定化のためのシステム
WO1999032762A1 (en) * 1997-12-19 1999-07-01 Alliedsignal Inc. An uninterruptible microturbine power generating system
JPH11508759A (ja) * 1996-02-05 1999-07-27 アクティブ パワー,インコーポレイテッド エネルギー蓄積フライホイール装置および方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4772999A (en) 1986-12-16 1988-09-20 Merlin Gerin Static converter, especially for an uninterruptible electrical power supply system
US6020657A (en) * 1997-08-27 2000-02-01 Perfect Power Inc. Power supply for providing instantaneous energy during utility power outages
US6240337B1 (en) * 1998-04-02 2001-05-29 Bell Atlantic Network Services, Inc. Flywheel reserve power for outside plant of a communication network
US6042348A (en) * 1998-05-11 2000-03-28 Lucent Technologies Inc. Protective shutter assembly for a forced air cooling system

Patent Citations (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5498944A (en) * 1977-10-25 1979-08-04 Roesel Jr John F Powerrfailureefree power unit
JPS5815438A (ja) * 1981-07-02 1983-01-28 プリサイス パワー コーポレイション 電力供給方式
JPS5819134A (ja) * 1981-07-06 1983-02-04 プリサイス・パワー・コーポレイション 電力供給方式
JPS5843158A (ja) * 1981-08-17 1983-03-12 ソシエテ・ナシヨナル・アンデユストリエル・アエロスパテイアル 運動エネルギーの形でエネルギーを蓄積してこれを電気の形で再生する装置
US4471233A (en) * 1982-08-09 1984-09-11 Emergency Power Engineering, Inc. Emergency power system
JPS61500099A (ja) * 1983-08-29 1986-01-16 パワ−・グル−プ・インタ−ナショナル・コ−ポレ−ション 連続電力供給システム
JPS63186923A (ja) * 1986-12-12 1988-08-02 アライド・シグナル インコーポレーテツド 動力発生装置
JPS63167675A (ja) * 1986-12-16 1988-07-11 メルラン、ジェラン 静止コンバータ
US4835405A (en) * 1987-11-30 1989-05-30 Onan Corporation Generator set and method
JPH01214238A (ja) * 1988-02-19 1989-08-28 Terasaki Denki Sangyo Kk 電源切替方式
JPH01286745A (ja) * 1988-05-12 1989-11-17 Isao Takahashi フライホイール式無停電電源装置
US4885492A (en) * 1988-12-14 1989-12-05 United Power Corporation Rotary power module construction
JPH06163017A (ja) * 1992-06-10 1994-06-10 Digital Equip Corp <Dec> 複数バッテリ保持ハウジング及びバッテリチャージャ付きバッテリ電源装置
US5420469A (en) * 1993-10-25 1995-05-30 Onan Corporation Brush air seal
US5433175A (en) * 1993-11-30 1995-07-18 Onan Corporation Generator air flow and noise management system and method
US5563802A (en) * 1994-01-26 1996-10-08 Onan Corporation Generator power system and method
JPH11508759A (ja) * 1996-02-05 1999-07-27 アクティブ パワー,インコーポレイテッド エネルギー蓄積フライホイール装置および方法
US5646458A (en) * 1996-02-22 1997-07-08 Atlas Energy Systems, Inc. Uninterruptible power system with a flywheel-driven source of standby power
US5714941A (en) * 1996-04-22 1998-02-03 Dell U.S.A., L.P. Integral information and energy storage system
US5767591A (en) * 1996-09-09 1998-06-16 Active Power, Inc. Method and apparatus for providing startup power to a genset-backed uninterruptible power supply
JP2001502519A (ja) * 1996-09-09 2001-02-20 アクティブ パワー,インコーポレイテッド Genset支援(genset―backed)無停電電源装置に起動電力を提供する方法および装置
US5811960A (en) * 1996-10-02 1998-09-22 United Power Corporation Battery-less uninterruptable sequel power supply
US5818125A (en) * 1996-10-09 1998-10-06 U S West, Inc. Secondary source of energy system for powering communications hardware and services and associated method
US5789828A (en) * 1996-12-24 1998-08-04 Tremaine; Susan C. Low voltage power supply and distribution center
WO1998043341A1 (en) * 1997-03-26 1998-10-01 Satcon Technology Corporation Flywheel power supply
JP2001523437A (ja) * 1997-03-26 2001-11-20 サッコン テクノロジー コーポレーション フライホイール電源装置
US5813243A (en) * 1997-04-04 1998-09-29 Micron Electronics, Inc. Chambered forced cooling system
JPH1132438A (ja) * 1997-04-14 1999-02-02 Piller Gmbh 電力供給システムの安定化のためのシステム
WO1998050997A1 (en) * 1997-05-09 1998-11-12 Active Power, Inc. Methods and apparatus for providing protection to batteries in an uninterruptible power supply
WO1999032762A1 (en) * 1997-12-19 1999-07-01 Alliedsignal Inc. An uninterruptible microturbine power generating system

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN2092000431; 西廣昭徳,石川和生: 'フライホイール式無停電電源装置' 三菱電機技報 第65巻第12号, 19911225, p.1231-1234, 三菱電機株式会社 *

Also Published As

Publication number Publication date
DE60008408D1 (de) 2004-03-25
US6657320B1 (en) 2003-12-02
DE60008408T2 (de) 2004-12-02
EP1226643B1 (en) 2004-02-18
HK1049237A1 (en) 2003-05-02
WO2001037397A1 (en) 2001-05-25
EP1226643A1 (en) 2002-07-31
JP2003514497A (ja) 2003-04-15
JP4340034B2 (ja) 2009-10-07
AU2750101A (en) 2001-05-30
HK1049237B (zh) 2004-12-17
ATE259995T1 (de) 2004-03-15
WO2001037397A9 (en) 2002-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4340034B2 (ja) 一体化フライホイールの無停電電源システム
US7521823B2 (en) Uninterruptible power supply
US7737580B2 (en) Method and apparatus for providing uninterruptible power
US7274112B2 (en) Method and apparatus for providing uninterruptible power
US7456518B2 (en) Method and apparatus for providing uninterruptible power
US7939968B2 (en) Method and apparatus for providing uninterruptible power
US7105949B2 (en) Emergent power supply system and method of achieving input current balance in such system
US20030197428A1 (en) Power processor
US20090009005A1 (en) Control method for parallel redundant power system
JPS6328265A (ja) モジユラ−電子回路用電源
WO2006026549A2 (en) Method and apparatus for providing uninterruptible power
EP3001550B1 (en) Power module for medium and high-voltage frequency converter and frequency converter comprising same
US6987332B2 (en) Power conditioner and backup for security scanning equipment
US20230380113A1 (en) Systems and methods for redundant data centers
JPH07200070A (ja) 低騒音化強制冷却方法及びその装置
JP3279679B2 (ja) 無停電電源装置の設置方法
JPH05146195A (ja) 空気調和機のインバータ保護装置
Schaefer et al. Discussion: Excitation system redundancy
Johnson Aegis low voltage power supply system
JP2003249438A (ja) 複数の電源供給系統を有する半導体製造装置およびその電源バックアップ方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120511

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120813

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120813

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130122