JP3279679B2 - 無停電電源装置の設置方法 - Google Patents

無停電電源装置の設置方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CVCF(定電圧定
周波)インバータなどの無停電電源装置、特にその設置
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のOA(Office Autom
ation),FA(FactoryAutomati
on)などに使用される小型コンピュータやパーソナル
コンピュータは一般事務室に設置されることも多く、設
備に対する要求または条件はそれ程厳しくはないのが普
通である。しかし、中形以上のコンピュータシステムで
は、システムの設置環境条件がその稼動信頼度を大きく
左右することから、一般に専用のコンピュータ室を設
け、システムに応じて付帯設備を設けるようにしている
のが現状である。
【0003】付帯設備の1つである電源設備も、最近は
商用系統に停電,電圧低下またはサージが生じても、負
荷に供給する電力の質(大きさ,波形,周波数など)お
よび複数の負荷系統の電圧を一定にし得る無停電電源装
置(以下、単にUPSとも略記する)を採用する傾向に
ある。このUPSには電動機,発電機を用いる回転形
と、インバータを用いる静止形とに大別されるが、最近
は静止形が主流となって来ている。なお、静止形UPS
は畜電池(バッテリ)を持つためにメインテナンスが必
要であるが、フライホイールを設けて電力を回転エネル
ギーとして蓄えることにより、メインテナンスフリーに
したものも出現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この静止形
UPSも一般にはかなりの大きさを持つものであり、火
災を引き起こす可能性のある危険物でもあることから、
従来は専用のUPS設置室に設けるようにしており、そ
のため専用室を必要とするという問題がある。また、コ
ンピュータ室とUPS設置室との間が離れていて各コン
ピュータとUPSとを接続するケーブル長に違いが生じ
ると、そのケーブルにおける損失により供給電圧に差が
生じたりするという問題もある。すなわち、従来のもの
には専用の設置スペースが必要になるというだけでな
く、均一な電力供給ができない場合が生じるという問題
がある。したがって、この発明の課題はUPSのための
専用のスペースを不要にし、均一な電力供給を可能にす
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 かかる課題を解決する
ため、この発明では、バッテリ,整流器および小型化が
可能なスイッチング素子からなるインバータを備え、整
流トランスとインバータトランスは省略するかまたは小
型の高周波トランスを用いて所定大きさにした無停電電
源装置を、各機器への供給電圧がそれぞれほぼ均一とな
るよう、前記無停電電源装置と各機器間の配線ケーブル
長を互いに等しくし、機器設置用専用室の床下または天
井に配置することにより、電源装置のための専用スペー
スを不要にし、均一かつ安定な電源供給を可能にしたこ
とを特徴としている。
【0006】
【作用】 UPSを、各機器間との配線ケーブル長を互
いに等しくし、床下または天井に配置することにより、
各機器に供給し得る電力をほぼ一定にしてその均一化を
りつつ、専用のスペースを不要にする。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す構成図、図2
は一般的なUPSを示すブロック図である。すなわち、
UPSは一般には図2の如く、商用交流を直流に変換す
る整流器11、直流を交流に変換するインバータ12、
整流器11またはインバータ12が故障したときに無瞬
断で電力供給路を形成するためのACスイッチ13、通
常は整流器11を介して充電され、停電時にはこの整流
器11に代わってインバータ12に直流を供給するバッ
テリ14、整流器,インバータおよびACスイッチを制
御するとともに、故障時にはその旨を通信装置16を介
して外部に通知する制御装置15、整流トランス17A
およびインバータトランス17Bなどから構成される。
【0008】この発明の実施例について図1を参照して
説明する。同図において、(イ)はコンピュータ室の平
面図、(ロ)は断面図をそれぞれ示しており、1はUP
S、2は処理装置(CPU)、3はケーブルである。こ
こでは、UPSの専用スペースを無くすために、コンピ
ュータ室の床下にUPSを設置するようにしている。す
なわち、UPSは従来は専用室に配置していたのである
が、ここでは例えばコンピュータ室の空間を有効利用す
ることにより、そのための専用スペースを無くすように
している。つまり、コンピュータ室の床下は配線や空調
のための空間が確保されていることから、この部分を有
効利用することにより、専用のスペースを不要とするも
のである。
【0009】ただ、床下部分は高さなどに制限があるの
で、余り大きなものは置けないが、最近はインバータに
電界効果トランジスタ(FET)や絶縁ゲートバイポー
ラトランジスタ(IGBT)などの高周波のスイッチン
グ素子を用いることで小型化を図ったもの、例えば図2
に示す入出力トランス17A,17Bを省略するか、高
周波形にして超小型化したものがあるので、ここではか
かるUPSを用いることとする。つまり、上記のように
構成することにより、UPSは床下などのデッドスペー
スに充分収容可能な大きさにし得るということが前提に
なっているものであり、小型化するための具体的な構造
には限定されないものである。ただし、不燃性ガスを循
環させて不燃化を図ったり、電池交換を容易にしたりす
るための工夫などは必要に応じて適宜に行なうこととす
る。
【0010】図1では1つのUPS1から4つのCPU
2に電源を供給するようにしているが、この数には特別
の意味はない。つまり、配線ケーブル3の長さにばらつ
きがあると、ケーブルによる電圧ドロップが異なり、均
一かつ安定な電源供給ができなくなるおそれがあるの
で、このような観点からUPS1と各CPU2を接続す
るケーブル3の長さが互いにほぼ等しく、ほぼ均一な電
力が供給可能であれば、その数はいくつでも良いわけで
ある。
【0011】以上では、機器としてのコンピュータを床
下に配置する例について説明したが、この発明は精密機
械などの他の機器についても同様に適用することがで
き、床下の代わりに天井を利用することもできるのは言
うまでもない。また、UPSを床下から床に固定して用
いるようにすることもできるが、その場合は高さ方向に
伸縮自在にするなど、その構造に工夫が必要となるが、
そのためには良く知られている種々の手法を用いて容易
に対処することができる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、コンピュータなどの
機器を設置する専用室の床下または天井を利用するよう
にしたので、電源設備のための専用室を不要にできるだ
けでなく、安定な電源供給が可能となる利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】UPSの一般的な構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…無停電電源装置(UPS)、2…処理装置(CP
U)、3…ケーブル、11…整流器、12…インバー
タ、13…ACスイッチ、14…バッテリ、15…制御
装置、16…通信装置、17A…整流トランス、17B
…インバータトランス。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 9/00 - 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ,整流器および小型化が可能な
    スイッチング素子からなるインバータを備え、整流トラ
    ンスとインバータトランスは省略するかまたは小型の高
    周波トランスを用いて所定大きさにした無停電電源装置
    を、各機器への供給電圧がそれぞれほぼ均一となるよ
    う、前記無停電電源装置と各機器間の配線ケーブル長を
    互いに等しくし、機器設置用専用室の床下または天井に
    配置することにより、電源装置のための専用スペースを
    不要にし、均一かつ安定な電源供給を可能にしてなるこ
    とを特徴とする無停電電源装置の設置方法。
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