JP2009201295A - アウタロータ型のクローポールモータ及びポンプ - Google Patents

アウタロータ型のクローポールモータ及びポンプ Download PDF

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俊治 橋本
Takafumi Seki
孝文 関
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Abstract

【課題】ステータ中心部での磁気飽和を抑制する。
【解決手段】環状コイル15とステータコア17を備えるステータ10を内側に配置し、その外側にマグネット7を備えるロータ8を配置してアウタロータ型のクローポールモータを構成する。このモータのロータ8に羽根車1を連結して内部にポンプ室5を備えるポンプを構成する。ステータコア17はマグネット7に対向する外周側に爪磁極9を備え、環状コイル15の内側領域の全域にステータコア17の中心コア部17aを設けることで、ステータ10の中心部を、モータ軸を挿入する貫通孔を設けずに中実のブロック状とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ステータコアの爪磁極を、ロータの内周面に対向する外周部に設けたアウタロータ型のクローポールモータ及びポンプに関する。
クローポールモータは、ロータが内側でその外側にステータを配置したインナロータ型が通常用いられているが、モータの回転トルクはロータの径に比例することから、ロータを内側に配置したインナロータ型構造では、同一出力を維持したままでのモータの小型化は困難であるため、爪磁極をステータコアの外周部に設けて、その外側にロータを配置したアウタロータ型が提案されている(下記特許文献1参照)。
特開2006−333545号公報
ところで、上記した従来のアウタロータ型のクローポールモータでは、外側に配置したロータの回転軸(モータ軸)が、内側に配置したステータの中心の貫通孔に挿入されているが、この貫通孔がステータの中心部に設けられていることで、環状コイルの内側にあるステータコアの領域が減少することになって磁気飽和が発生しやすく、効率の低下を招くものとなる。
そこで本発明は、ステータ中心部での磁気飽和を抑制することを目的としている。
請求項1の発明は、軸方向に延在する爪磁極を外周部に有するステータコアと、このステータコアの外周側に前記爪磁極に対して内周面が対向するよう設けたロータと、前記ステータコア内部の環状空間に配置された環状コイルとをそれぞれ有するアウタロータ型のクローポールモータにおいて、前記ロータの軸方向端部に該ロータとともに回転する回転端部を設け、この回転端部の中心部にモータ中心軸を設けて前記環状コイルの内側領域の全域に前記ステータコアの一部を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のアウタロータ型のクローポールモータであって、前記ステータコアの少なくとも前記環状コイルの内側領域全域における前記ステータコアの一部を、磁性粉を圧縮して成形した圧粉体で構成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載のアウタロータ型のクローポールモータであって、前記ステータコアの少なくとも前記環状コイルの内側領域全域における前記ステータコアの一部を、金属ガラスで構成したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のアウタロータ型のクローポールモータであって、前記金属ガラスで構成したステータコアは、磁性粉を圧縮して成形した圧粉体で構成したものであることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3に記載のアウタロータ型のクローポールモータであって、前記金属ガラスで構成したステータコアは、磁性粉と樹脂バインダとを混合した混合材料をインジェクション成形したものであることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1に記載のアウタロータ型のクローポールモータであって、前記ステータコアの少なくとも前記環状コイルの内側領域全域における前記ステータコアの一部を、磁性粉と樹脂バインダとを混合した混合材料をインジェクション成形することで構成したことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のアウタロータ型のクローポールモータを駆動源としたポンプであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、環状コイルの内側領域の全域が磁界の発生領域となるので、ステータ中心部での磁気飽和を抑制することができる。
請求項2〜4の発明によれば、渦電流損失を抑えることができる。
請求項5,6の発明によれば、渦電流損失を抑えることができるとともに、プレス成形に比較して製造コストを低く抑えることができる。
請求項7の発明によれば、ステータ中心部での磁気飽和を抑制したモータを使用することで、高効率のポンプとすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係わるアウタロータ型のクローポールモータを使用したポンプの斜視図、図2は図1のP−P断面図である。このポンプは、液体を吸排する羽根車1と、液体を吸排させる吸入口2及び吐出口3を有したポンプケース4と、羽根車1を回転自在に収容するポンプ室5を前記ポンプケース4と対をなして形成する分離板6と、羽根車1を回転駆動させるマグネット(永久磁石)7を有したロータ8と、ロータ8に回転駆動力を伝達する複数の爪磁極9を有したステータ10と、ステータ10で発生させた磁界を制御する制御基板11と、をそれぞれ備えたクローポール型モータを駆動源としている。
そして、このポンプは、分離板6の内筒部6aを間に挟んで外側にロータ8を配置し且つ内側にステータ10を配置した、いわゆるアウタロータ型構造のクローポールモータを駆動源としたポンプ構造となっている。ロータ8のさらに外側には、分離板6の内筒部6aの先端から折り返すようにして形成してある外筒部6bを配置し、外筒部6bの先端をポンプケース4の外周側端部4aに、図示しないシール部材を介して連結固定する。
ここでステータ10は、そのステータコア17が、円筒体をなすロータ8の内側のマグネット7の内周面7aに対し、分離板6の内筒部6aを間に挟んで対向配置されている。このステータコア17は、軸方向に延在する複数個の爪部である爪磁極(クローポール)9を外周部に有した鉄心で構成され、このステータコア17の内部にて、モータ中心部の周囲を囲むように絶縁板14を介して巻き付けた環状コイル(巻線)15を配置した構成としている。
そして、上記したステータコア17のモータ中心部側に相当する環状コイル15の内側領域の全域及び、この内側領域に対して軸方向両側の領域に、前記ステータコア17の一部である中心コア部17aを設けてステータコア17の中心部を中実のブロック状に形成している。
図3は、上記したようなステータコア17の分解斜視図である。図3に示すように、ステータコア17は、互いにほぼ同形状の第1コア100と第2コア200とをそれぞれ備えている。
これら各コア100,200は、円板形状の底板100a,200aを有し、この底板100a,200aの周縁から軸方向に突出して立ち上がる爪磁極100b,200b(前記爪磁極9に相当)を、円周方向等間隔にそれぞれ3個備えるとともに、底板100a,200aの中心部に爪磁極100b,200bと同方向に突出する、前記ステータコア17の中心コア部17aを構成する円柱形状のボス部100c,200cを備えている。なお、ボス部100c,200cの突出長さは、爪磁極100b,200bの突出長さのほぼ半分程度である。
上記した第1コア100と第2コア200とを組み付けて、図2のようにステータコア17として一体化させる際には、第1コア100の爪磁極100bを第2コア200の爪磁極200b相互間に挿入配置するとともに、第2コア200の爪磁極200bを第1コア100の爪磁極100b相互間に挿入配置する。この際、各コア100,200のボス部100c,200cの先端面相互が接触した状態となる。
なお、図3では、各コア100,200にボス部100c,200cをそれぞれ設けているが、一方の例えば第1コア100にのみボス部を設けて該ボス部を上記のボス部100cより長く突出させて他方の第2コア200の底板200aに接触させるようにしてもよい。
一方ロータ8は、ロータ8とともに回転する回転端部となる羽根車1の外周端部に一体的に設けられた円筒体として形成され、該円筒体外周側の円筒状のロータヨーク19の内壁に磁気回路(磁束)を構成する円筒状のマグネット7を設けている。マグネット7と分離板6の内筒部6aとの間には、ロータ8の回転時に接触しない程度の隙間(クリアランス)が確保されている。
なお、ステータ10と分離板6の内筒部6aを面接触状態で接触させてもよい。そして、ステータ10及び分離板6全体を、例えば不飽和ポリエステルなどからなるモールド樹脂20でその全体が被覆している。
このように構成したクローポール型のステータ10では、環状コイル15に通電することで発生した磁界を、爪磁極9からロータ8へと効率よく伝達することができる。
上記した羽根車1は、ポンプ室5に設けられたモータ中心軸としての固定軸12に対し軸受け部13を介して回転自在に支承されている。すなわち、ロータ8の軸方向端部に該ロータ8とともに回転する回転端部である羽根車1を設け、この羽根車1の中心部にモータ中心軸である固定軸12を設けていることになる。
この固定軸12の吸入口2と反対側の端部は、分離板6の端板部6cに連結固定している。この端板部6cの外周端部は前記した内筒部6aの基端側に連続しており、ステータ10は、これら内筒部6aと端板部6cに囲まれた領域に配置されることになる。
羽根車1は、固定軸12を中心に回転することにより、吸入口2からポンプ室5内へと吸い込んだ液体に遠心力を与えて吐出口3からポンプ外へと排出する。この羽根車1で吸排される液体は、例えば80℃程度の温水とされる。なお、軸受け部13の吸入口2側の端部には、受板21が設けられている。
ポンプ室5は、図1に示すようにポンプケース4の中央に開口された吸入口2と、ポンプケース4の側壁にてその外周部の接線方向に延びる吐出管22の先端に設けた吐出口3とを有したポンプケース4に、ロータ8とステータ10を水密状態に分離(ポンプ部とモータ部を分離)する分離板6が結合されることにより形成している。
制御板11は、ステータ10の背面に設けられており、図示を省略した位置検出部からの信号を受けて環状コイル15で発生した磁界を制御する。そして、この制御板11は、前記したステータ10及び分離板6と共にモールド樹脂20で被覆されている。
このように構成したポンプにおいては、環状コイル15への通電により発生する磁界が爪磁極9からマグネット7へと伝達されることにより該マグネット7が吸引反発することで、ロータ8と一体的に設けられた羽根車1が、固定軸12を中心として回転する。そして、この羽根車1の回転に伴いポンプ作用が発生し、液体が吸入口2よりポンプ室5内へと吸込まれ、このポンプ室5内で加圧されて周囲方向へ圧送された液体は吐出口3からポンプ外へと吐出される。
ここで本実施形態におけるポンプに使用しているクローポールモータは、ステータ10を内側に配置する一方、ロータ8をその外側に配置するアウタロータ型とすることで、ロータを内側に配置する構造のインナロータ型に比較して、ロータ径が大きくなるので、同一出力を維持したままでのモータの小型化を達成している。
この際本実施形態では、ステータ10における環状コイル15の内側領域の全域及び、この内側領域に対して軸方向両側の領域に、ステータコア17の中心コア部17aを設けてあり、従来のようなに環状コイル15の内側領域にモータ軸を挿入する貫通孔を設けていない。これにより、環状コイル15の内側のステータ鉄心であるステータコア17の領域の減少を抑えることになり、磁界が通過しやすくなって磁気飽和が発生しにくくなり、効率低下を抑制することができる。
図4(a)は、本発明によるアウタロータ型のクローポールモータ部分を簡略化して示した、前記図2に相当する断面図で、図4(b)は図4(a)のA−A断面図である。一方図5(a)は、従来例によるアウタロータ型のクローポールモータ部分を簡略化して示した、前記図2に相当する断面図で、図5(b)は図5(a)のB−B断面図である。
なお、図4,図5中で、1A,1Bが回転端部である端板、12A,12Bがモータ中心軸、7A,7Bがマグネット、8A,8Bがロータ,19A,19Bがロータヨーク、10A,10Bがステータ、15A,15Bが環状コイル,17A,17Bがステータコア,9A,9Bが爪磁極である。
本発明に対応する図4では、モータ外径を同等とした場合に、ステータコア17Aにおける環状コイル15Aの内側領域(図2での中心コア部17aに相当)の断面積が、従来例に対応する図5のステータコア17Bにおける環状コイル15Bの内側領域に固定軸12が挿入される貫通孔23を有する構造の同断面積に対して大きく、したがって、本発明の構成では、環状コイル15Aの内側領域のステータコア17Aにおいて磁界が通過しやすくなって磁気飽和が発生しにくくなる。
なお、上記実施形態では、ステータ10及び分離板6をモールド樹脂20で被覆しているが、ステータ10のみを被覆してもよく、また、モールド樹脂20自体を設けなくても構わない。
本発明における第2実施形態として、ステータコア17を圧粉体としての圧粉鉄心で構成する。その他の構造は、第1実施形態で説明したものと同一である。第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみ説明し、共通部分に関してはその説明を省略する。
第2実施形態では、図示しない金型のキャビティ内に磁性粉を充填し圧縮することにより成形した圧粉鉄心からなるステータコア17を使用する。圧粉鉄心は、鉄粉個々の表面を無機絶縁皮膜でコーティングし、粒子間を樹脂でバインドした構造であり、高周波での鉄損失が低く(渦電流損失が低く)、また飽和磁束密度が大きくしかも耐熱性に優れるという利点を備えている。
このように、第2実施形態では、ステータコア17,17Aを圧粉鉄心で構成しているので、渦電流損失を抑えることができるほか、これまでステータコアに使用されて来た電磁鋼板やフェライトでは満足出来ない数百kHzの高周波数域で使用することができる。
なお、上記した第2実施形態において、ステータコア17全体を圧粉鉄心で構成してもよいが、少なくとも環状コイル15の内側領域の中心コア部17aのみを圧粉鉄心で構成してもよく、これによっても渦電流損失を抑えることができる。
本発明における第3実施形態として、ステータコア17を金属ガラスで構成する。その他の構造は、第1実施形態で説明したものと同一である。第3実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみ説明し、共通部分に関してはその説明を省略する。
金属ガラスは、前記した圧粉鉄心と同様に高周波での鉄損失が低く(渦電流損失が低く)、また飽和磁束密度が大きくしかも耐熱性に優れるという利点を備えている。このため第3実施形態では、第2実施形態と同様に、渦電流損失を抑えることができるとともに、高周波数域で使用できるアウタロータ型のクローポールモータとすることができる。
なお、上記した第3実施形態においても、ステータコア17全体を金属ガラスで構成してもよいが、少なくとも環状コイル15の内側領域の中心コア部17aのみを金属ガラスで構成してもよく、これによっても渦電流損失を抑えることができる。
このような金属ガラスは、磁性粉を圧縮して成形した圧粉体で構成することもできる。
本発明における第4実施形態として、ステータコア17を、表面を無機絶縁皮膜でコーティングした鉄粉と樹脂バインダとを混ぜ合わせた混合材料である磁性材料を、インジェクション成形によって製造する。その他の構造は、第1実施形態で説明したものと同一である。第4実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみ説明し、共通部分に関してはその説明を省略する。
樹脂バインダとしては、例えばナイロン(ポロアミド樹脂)やPPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)などの熱可塑性樹脂を使用する。その際鉄粉と樹脂バインダとの配合比率は、例えば鉄粉が80〜90%重量比とする。
上記した第4実施形態のようにインジェクション成形によってステータコア17を製造することで、前記第2実施形態のような圧粉鉄心を製造する場合に比較して、金型寿命が長いなど金型コストを低く抑えることができる上、製品形状の自由度も高いので、要求される性能に対して対応しやすくなる。
また、上記した第4実施形態においても、ステータコア17全体をインジェクション成形してもよいが、少なくとも環状コイル15の内側領域の中心コア部17aのみをインジェクション成形してもよく、これによっても渦電流損失を抑えることができる。
また、前記第3実施形態における金属ガラスについても、樹脂バインドを適宜混合してインジェクション成形により製造してもよい。
そして、このようなアウタロータ型のクローポールモータを駆動源としてポンプを構成することで、小型で高効率なポンプを得ることができる。
本発明の第1実施形態を示すクローポールモータを使用するポンプの斜視図である。 図1のP−P断面図である。 本発明によるクローポールモータのステータコアの分解斜視図である。 (a)は、本発明によるクローポールモータ部分を簡略化して示した、図2に相当する断面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 (a)は、従来例によるクローポールモータ部分を簡略化して示した、図2に相当する断面図、(b)は(a)のB−B断面図である。
符号の説明
1 羽根車(回転端部)
1A 端板(回転端部)
7a マグネットの内周面(ロータの内周面)
8,8A ロータ
9,100b,200b 爪磁極(爪部)
12 固定軸(モータ中心軸)
12A モータ中心軸
15,15A 環状コイル
17,17A ステータコア
17a ステータコアの中心コア部(ステータコアの一部)
100c,200c ボス部(ステータコアの一部)

Claims (7)

  1. 軸方向に延在する爪磁極を外周部に有するステータコアと、このステータコアの外周側に前記爪磁極に対して内周面が対向するよう設けたロータと、前記ステータコア内部の環状空間に配置された環状コイルとをそれぞれ有するアウタロータ型のクローポールモータにおいて、前記ロータの軸方向端部に該ロータとともに回転する回転端部を設け、この回転端部の中心部にモータ中心軸を設けて前記環状コイルの内側領域の全域に前記ステータコアの一部を設けたことを特徴とするアウタロータ型のクローポールモータ。
  2. 前記ステータコアの少なくとも前記環状コイルの内側領域全域における前記ステータコアの一部を、磁性粉を圧縮して成形した圧粉体で構成したことを特徴とする請求項1に記載のアウタロータ型のクローポールモータ。
  3. 前記ステータコアの少なくとも前記環状コイルの内側領域全域における前記ステータコアの一部を、金属ガラスで構成したことを特徴とする請求項1に記載のアウタロータ型のクローポールモータ。
  4. 前記金属ガラスで構成したステータコアは、磁性粉を圧縮して成形した圧粉体で構成したものであることを特徴とする請求項3に記載のアウタロータ型のクローポールモータ。
  5. 前記金属ガラスで構成したステータコアは、磁性粉と樹脂バインダとを混合した混合材料をインジェクション成形することで構成したものであることを特徴とする請求項3に記載のアウタロータ型のクローポールモータ。
  6. 前記ステータコアの少なくとも前記環状コイルの内側領域全域における前記ステータコアの一部を、磁性粉と樹脂バインダとを混合した混合材料をインジェクション成形することで構成したことを特徴とする請求項1に記載のアウタロータ型のクローポールモータ。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のアウタロータ型のクローポールモータを駆動源としたことを特徴とするポンプ。
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