JP2009200688A - デジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりも少ない操作回数で、所望の表示形態への切り替えを行うことができるデジタルカメラの提供。
【解決手段】
被写体像を撮像して画像信号を出力する撮像手段2と、画像信号に基づく撮像画像とともに情報画像を重畳表示する表示装置8,10と、情報画像の表示形態を選択するための複数の操作スイッチ16と、複数の表示形態に関する情報を、複数の操作スイッチ16の操作に関連付けて記憶する記憶部7と、操作スイッチ16の操作により、該操作に関連付けられた情報を記憶部7から読み出して、情報画像が読み出した情報に基づく表示形態となるように表示装置8,10の表示を制御する制御手段5とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラに関する。
従来、電子ビューファインダ(EVF)や液晶表示素子(LCD)などの表示装置を備えたデジタルカメラにおいては、ヒストグラムのような撮影条件を示す表示や、グリッド表示のような撮影補助表示等の撮影情報を、ライブビュー画像(撮影画像)に重畳表示するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなデジタルカメラでは、表示画面に表示されている撮影情報の表示内容を切り替える場合、ユーザが切り替え用の操作部材を操作する度に表示内容が順に切り替わる。そのため、撮影情報の種類が増えると、所望の撮影情報を表示させる際の操作部の操作回数が多くなるという欠点を有している。
そこで、特許文献1に記載のデジタルカメラでは、表示可能な複数の表示形態を全て切り替え対象とせずに、ユーザの希望する撮影情報を含む表示形態を予め複数設定しておき、切り替えボタンを操作することでそれらの表示形態を順に切り替えるようにしている。
特開2003−259163号公報
しかしながら、予め複数設定された複数の表示形態を切り替える場合でも、所望の表示形態を表示させるためには切り替えボタンを何回も操作する必要があり、素早く所望の表示形態を表示させることができなかった。
請求項1の発明によるデジタルカメラは、被写体像を撮像して画像信号を出力する撮像手段と、画像信号に基づく撮像画像とともに情報画像を重畳表示する表示装置と、情報画像の表示形態を選択するための複数の操作スイッチと、複数の表示形態に関する情報を、複数の操作スイッチの操作に関連付けて記憶する記憶部と、操作スイッチの操作により、該操作に関連付けられた情報を記憶部から読み出して、情報画像が読み出した情報に基づく表示形態となるように表示装置の表示を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明によるデジタルカメラは、被写体像を撮像して画像信号を出力する撮像手段と、画像信号に基づく撮像画像とともに情報画像を重畳表示する複数の表示装置と、情報画像の表示形態を選択するための複数の操作スイッチと、複数の表示装置に表示される情報画像の複数の表示形態に関する情報を、複数の操作スイッチの操作に関連付けて記憶する記憶部と、操作スイッチの操作により、該操作に関連付けられた情報を記憶部から読み出して、該情報に基づく情報画像の表示形態となるように表示装置の表示を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のデジタルカメラにおいて、ユーザの操作に基づいて、操作スイッチの操作に関連付けられた情報画像の表示形態に関する情報をマニュアル設定するための設定操作部と、設定操作部により情報画像の表示形態に関する情報が設定されると記憶部に記憶されている情報画像の表示形態に関する情報を、設定操作部により設定された情報画像の表示形態に関する情報に書き換える書き換え手段とを備えたものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、記憶部は、操作スイッチの操作回数に応じて異なる表示形態の情報を関連付けて記憶するものである。
請求項5の発明は、請求項1〜4に記載のデジタルカメラにおいて、情報画像の表示形態には、撮影条件を示す表示、撮影を補助するための表示および被写体情報を示す表示の少なくとも一つが表示要素として含まれていることを特徴とする。
本発明によれば、複数の表示形態に関する情報を複数の操作スイッチの操作に関連付けているので、従来よりも少ない操作回数で所望の表示形態への切り替えを行うことができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明によるデジタルカメラの一実施の形態を示すブロック図である。デジタルカメラは、撮像光学系1、撮像素子2、AFE(Analog Front End)3、画像処理回路4、CPU5、メインバス15、DRAM6、フラッシュメモリ7、表示用LCD8、LCD駆動回路9、EVF(電子ビューファインダ)10、EVF駆動回路11、操作部12、メモリカードスロット13、操作スイッチ群16を備えている。EVF10にはLCD(液晶表示装置)が用いられている。また、メモリカードスロット13には、不揮発性記憶媒体であるメモリカード14が着脱可能に装着されている。
撮影光学系1を通過した被写体光は、撮像素子2上に結像される。撮像素子2にはCCDセンサやCMOSセンサなどのエリアセンサが用いられ、被写体像の明るさに応じた光電変換信号(撮像信号)を出力する。AFE3は、CDS(相関二重サンプリング)回路、AGC(オートゲインコントロール)回路およびADC(アナログ・デジタル変換回路)、タイミングジェネレータを含む。各回路には、タイミングジェネレータからのタイミング信号がそれぞれ供給される。
CDS回路は画像信号の低周波ノイズ低減処理を行う。AGC回路はゲインを調整することにより撮像信号のレベル調整を行う。アナログ処理された画像信号はADCによりデジタル信号に変換され、画像処理回路4に入力される。画像処理回路4は、デジタル信号を処理する回路であって例えばASICとして構成される。画像処理回路4は、AFE3から出力されたデータに対して、ホワイトバランス(WB処理)、階調補正処理、色補正処理、フォーマット変換、圧縮処理等を施す。操作部12に設けられたレリーズボタン(不図示)が全押しされると撮影処理が実行され、画像処理回路4により生成された画像データは、メモリカードスロット13に装着されたメモリカード14に記録される。
CPU5は、カメラ全体の制御やAF演算等の各種演算処理を行う。操作部12には、後述する矢印ボタン121〜124や不図示のレリーズボタン、電源ボタン等の操作部材が設けられている。操作スイッチ群16には、操作部12に設けられた操作部材の操作に連動してオンオフする複数のスイッチが設けられている。CPU5は、操作スイッチ群16に設けられたスイッチの状態を検出し、その検出結果に基づいて各種制御を行う。DRAM6は、画像処理や画像圧縮処理等の処理途中や処理後のデータを一時的に格納するためのバッファメモリとして用いられる揮発性記録媒体である。
EVF10は、撮像素子2で撮像された画像をスルー画として逐次表示するファインダ装置である。EVF10は、EVF駆動回路11によって駆動制御される。一方、カメラボディの背面に設けられた表示用LCD8は、撮像画像のスルー画表示、メモリカード13に記録された画像データの再生表示、各種設定画面の表示などに用いられる。表示用LCD8は、LCD駆動回路9によって駆動制御される。
撮影を行う場合、EVF10または表示用LCD8に表示されたスルー画を参考に、ユーザは構図の設定を行う。その際、ユーザの好みに応じた情報画像を、撮影画像に重畳表示させることができる。情報画像には、絞り値、シャッタ秒時、連写または単写の設定、シーンモード等の撮影条件に関する情報表示や、グリッドパターンやポートレートモードの人物枠等の撮影を補助するための補助情報などの表示が含まれる。
図2はカメラの背面側を示す図である。カメラ20の上面に設けられたファインダ21にはEVF10が備えられている。一方、表示用LCD8はカメラ背面に設けられている。撮影を行う撮影モード時にモニターボタン120を操作することで、スルー画表示を行うモニタとして、EVF10および表示用LCD8のいずれかを選択することができる。メニューボタン126を操作すると、表示用LCD8はメニュー画面を表示する。また、表示用LCD8の右側には、矢印ボタン121〜124、OKボタン125が配置されている。モニターボタン120、矢印ボタン121〜124、OKボタン125およびメニューボタン126などの操作ボタンは、図1に示す操作部12に設けられた操作部材を構成する。
各矢印ボタン121〜124には、複数の操作機能が割り当てられている。撮影モードにおける初期設定では、例えば、上矢印ボタン121には露出補正、下矢印ボタン122にはマクロ撮影、左矢印ボタン124にはセルフタイマーやフラッシュの発光モードが割り当てられている。
一方、詳細は後述するが、情報画像の表示形態の切り替えを行う状態においては、異なる表示形態が各矢印ボタン121〜124に対して割り当てられる。例えば、モニターボタン120を押下しつつこれらの矢印ボタン121〜124を押下することで、表示形態の切り替えを行う状態となる。また、表示用LCD8にメニュー画面を表示させて各種設定を行う場合には、矢印ボタン121〜124はカーソルの移動や、項目選択等に用いられる。
図3は表示用LCD8に表示される情報画像の例を示したものであり、(a)〜(d)に4種類の表示形態を示した。図3(a)は上矢印ボタン121に割り当てられた表示形態を示しており、絞り値Aが撮影画像に重畳して表示されている。図3(b)は下矢印ボタン122に割り当てられた表示形態を示しており、情報画像には何も表示されていない。図3(c)は右矢印ボタン123に割り当てられた表示形態を示しており、絞り値AおよびグリッドGが表示されている。図3(d)は左矢印ボタン124に割り当てられた表示形態を示しており、絞り値AおよびヒストグラムHが表示されている。
例えば、表示用LCD8にスルー画が表示されているときに、モニターボタン120を押下しつつ上矢印ボタン121を押下すると、図3(a)に示すような画面表示となり、その後、モニターボタン120を押下しつつ右矢印ボタン123を押下すると、図3(c)に示す画面表示に切り替わる。
このような各矢印ボタン121〜124に割り当てられた表示形態の設定は、表示用LCD8に設定画面を表示し、その設定画面によりユーザが任意に行うことができる。図4は設定画面の一例を示したものである。表示形態に含まれる表示要素としては、撮影条件に関する情報表示(絞り値)、グリッド、ヒストグラムがある。表の上半分にEVF10に関する設定状態、下半分に表示用LCD8に関する設定状態が表示されている。
図4においては、矩形のチェックボックス30が、縦6行、横4列の配列で合計24個表示されている。上矢印ボタンと表示された列の上から4行目のチェックボックス30には、チェックマーク31が表示されている。これは、表示用LCD8に撮影画像をスルー画表示した際に、モニターボタン120を押下しつつ上矢印ボタン121を押下すると、図3(a)に示すような表示画像(情報表示=絞り値)が重畳表示されることを意味している。
図4の表示用LCD8に関する設定、すなわち、チェックボックス30に対するチェックマーク31の入れ方は、図3(a)〜(d)に示す情報画像が表示される設定となっている。EVF10に関しても表示用LCD8の場合と同様であって、矢印ボタン121〜124を押下した場合に表示される表示要素を、表示用LCD8の設定状態と独立して設定することができる。図4に示す例では、右矢印ボタン123および左矢印ボタン124の設定状態が、EVF10と表示用LCD8とで異なっている。
図4に示す例では、EVF10と表示用LCD8に関して縦に並んだ6つのチェックボックス30のチェック状態が、一つの表示形態の設定を表している。そのため、6つのチェックボックス30のチェック状態で表される一つの表示形態は、EVF10の情報画像の表示形態と表示用LCD8の情報画像の表示形態とを合わせた一つの表示形態を表している。そして、各矢印ボタン121〜124に対して、それぞれ異なる表示形態が割り当てられている。
例えば、3つの表示装置にそれぞれ3つの表示要素を表示する場合には、9つのチェックボックス30のチェック状態が一つの表示形態を表すことになる。なお、表示要素の数は3つに限らず4つ以上であっても良い。また、表示装置毎に表示要素の数が異なっていても良い。図5は、表示装置が表示用LCD8の一つだけの場合の設定画面を示す図である。
図4に示す4種類の表示形態の設定情報は、各矢印ボタン121〜124の操作で各々オンオフする4つのスイッチの操作に関連付けて、初期設定としてフラッシュメモリ7に予め記憶しておく。そして、後述するように、この設定情報をフラッシュメモリ7から読み出して、設定内容をユーザの好みに応じて設定変更すると、フラッシュメモリ7の設定情報が変更後の設定情報に書き換えられる。もちろん、変更後の設定情報をユーザ設定として初期設定とは別にフラッシュメモリ7に記憶するようにしても良い。
なお、本実施の形態の説明における「各矢印ボタン121〜124に各表示形態を割り当てる」ことは、「各矢印ボタン121〜124の操作で各々オンオフする各スイッチの操作に、各表示形態を関連付ける」ことと同一の内容を表している。
図4,5に示すように表示形態が4種類の場合には、4つの矢印ボタン121〜124の各々に一つの表示形態を割り当てればよいが、より多数の表示形態がある場合には、割り当てるべき操作ボタンの数も増えてしまう。しかし、スペースの制約により必要な数だけ操作ボタンを設けられない場合がある。そのような場合には、操作回数に応じて異なる表示形態を割り当てるようにすることで、操作回数を従来よりも抑えつつ多種類の表示形態の切り替えを行うことができる。例えば、8種類の表示形態がある場合、8種類の表示形態の設定情報は、各矢印ボタン121〜124の操作で各々オンオフする4つのスイッチの操作回数に関連付けてフラッシュメモリ7に記憶されることになる。
図6は、表示形態が8種類で、それらを4つの矢印ボタン121〜124で切り替える場合の設定画面を示したものである。例えば、EVF10の場合、モニターボタン120を押下しつつ上矢印ボタン121を1回押下すると絞り値が表示され、モニターボタン120を押下しつつ上矢印ボタン121を所定時間間隔以下で2回連続して押下するとシャッタ秒時が表示されることになる。また、モニターボタン120を押下しつつ左矢印ボタン124を1回押下すると、絞り値とG色に関するヒストグラムとが表示され、モニターボタン120を押下しつつ左矢印ボタン124を2回連続して押下すると、絞り値とB色に関するヒストグラムとが表示されることになる。
前述したように、図4〜6に示す設定内容はユーザが任意に設定することができる。図7は設定動作処理を説明するフローチャートである。この設定動作処理は、不図示のROMに予め記憶されている設定動作処理プログラムをCPU5で実行することにより行われる。図7に示す処理は、メニューボタン126を操作して図4〜6に示すような設定画面に入るとスタートする。
ステップS1では、CPU5は、フラッシュメモリ7に記憶されている設定情報を読み出す。ステップS2において、CPU5は、読み出した設定情報に基づく設定画面を表示用LCD8もしくはEVF10に表示する。ステップS3において、CPU5は、矢印ボタン121〜124に対応するスイッチの状態を検出し、矢印ボタン121〜124が操作されたか否かを判定する。ステップS3はボタン操作が有りと判定されるまで繰り返し実行され、ボタン操作があって肯定判定されるとステップS4へ進む。
ステップS4では、CPU5は、不図示のカーソルが図4の終了アイコン40の位置にあるときに、OKボタン125(図2参照)が押下されたか否かを判定する。カーソルは、ボタン121〜124を操作することにより、表示画面内に配列された複数のチェックボックス30間を上下左右に移動する。ステップS4において、CPU5は、カーソルが終了アイコン40の位置にあるときにOKボタン125が押下されたと判定するとステップS5へ進み、否定判定すると図8のステップS11へと進む。ステップS5において、CPU5は、表示用LCD8もしくはEVF10によるメニュー画面の表示を終了する。
ステップS6では、CPU5は、スルー画表示を表示用LCD8およびEVF10のいずれで行うかの表示フラグが、EVF10か表示用LCD8かを判定する。例えば、メニューボタン126を操作する前、すなわち、メニュー画面に入る前に、EVF10でスルー画表示が行われていた場合には、表示フラグの状態はEVF10となっている。その場合、ステップS6で肯定判定されてステップS7へ進む。一方、表示フラグが表示用LCD8となっている場合には、否定判定されてステップS6からステップS9へと進む。
ステップS7において、CPU5は、操作された矢印ボタンに割り当てられた表示形態の情報のうち、EVF10の表示形態に関する設定値をフラッシュメモリ7から読み出す。そして、ステップS8において、CPU5は、EVF10に撮影画像とともに、ステップS7で読み出した設定情報に基づく情報画像を重畳表示する。
一方、ステップS6からステップS9へと進んだ場合には、ステップS9において、CPU5は、操作された矢印ボタンに割り当てられた表示形態の情報のうち、表示用LCD8の表示形態に関する設定値をフラッシュメモリ7から読み出す。そして、ステップS10において、CPU5は、表示用LCD8に撮影画像とともに、ステップS9で読み出した設定値に基づく情報画像を重畳表示する。
次に、ステップS4において、カーソルが終了アイコン40の位置にないと判定されて、図8のステップS11へと進んだ場合について説明する。ステップS11では、CPU5は、矢印ボタン121〜124が操作されたか否かを判定する。CPU5は、矢印ボタン121〜124が操作されたと判定した場合にはステップS12へ進み、ボタン操作に基づいてカーソルを移動し、その後、図7のステップS4へと戻る。
一方、ステップS11においてボタン操作がないと判定された場合にはステップS13に進み、CPU5は、カーソルが終了アイコン40の位置にないときにOKボタン125が押下されたか否かを判定する。ステップS13で、肯定判定されるとステップS14へ進み、否定判定されると図7のステップS4へと戻る。ステップS14では、CPU5は、カーソル位置のチェックボックス30のチェック状態を切り替える。すなわち、チェックマーク31が表示されていない場合にはチェックマーク31を表示し、チェックマーク31が表示されている場合にはチェックマーク31を非表示とする。
ステップS15では、CPU5は、ステップS14でチェック状態を切り替えた表示要素について表示・非表示の設定を変更する。そして、変更後の設定をフラッシュメモリ7に記憶し、図7のステップS4へと戻る。例えば、図4の右矢印ボタン123に割り当てられた表示形態では、表示用LCD8に関する設定は、情報表示とグリッドとを表示する設定となっている。この設定状態からグリッドのチェックマーク31を外すと、グリッドは非表示の設定に変更される。そして、変更された設定内容(縦に並んだ6つのチェックボックス30のチェック状態)が、表示形態の情報として右矢印ボタン123に関連付けられてフラッシュメモリ7に記憶される。
次に、図9のフローチャートを参照して、表示の切り替え動作について説明する。図9に示す切り替え動作処理は、不図示のROMに予め記憶されている切り替え動作処理プログラムをCPU5で実行することにより行われる。図9に示す処理は、モニターボタン120を押下しつつ矢印ボタン121〜124のいずれかが押下されるとスタートする。
図9において、ステップS101〜S105の処理は、上矢印ボタン121が押下された場合の処理を示す。ステップS111〜S115の処理は、下矢印ボタン122が押下された場合の処理を示す。ステップS121〜S125の処理は、右矢印ボタン123が押下された場合の処理を示す。ステップS131〜S135の処理は、左矢印ボタン124が押下された場合の処理を示す。
ステップS100において、CPU5は、モニターボタン120が押下された状態で上矢印ボタン121が押下されたか否かを判定する。ステップS100で肯定判定されるとステップS101へ進み、否定判定されるとステップS110へと進む。先ず、ステップS101へと進んだ場合について説明する。ステップS101では、CPU5は、表示フラグがEVF10に設定されているか否かを判定し、EVF10に設定されていると判定するとステップS102へ進む。一方、ステップS101でEVF10に設定されていないと判定すると、すなわち表示LCD8の設定であると判定すると、ステップS104へ進む。
ステップS102では、CPU5は、上矢印ボタン121に割り当てられている表示形態の設定情報うち、EVF10に関する設定値をフラッシュメモリ7から読み出す。そして、ステップS103において、CPU5は、EVF10に撮影画像のスルー画表示をするとともに、ステップS102で読み出した設定値に基づく情報画像を重畳表示する。
一方、ステップS101からステップS104へと進んだ場合には、ステップS104において、CPU5は、上矢印ボタン121に割り当てられている表示形態の設定情報のうち、表示用LCD8に関する設定値をフラッシュメモリ7から読み出す。そして、ステップS105において、CPU5は、表示用LCD8に撮影画像のスルー画表示をするとともに、ステップS104で読み出した設定値に基づく情報画像を重畳表示する。
また、ステップS100で否定判定されてステップS110へ進んだ場合、ステップS110において、CPU5は、モニターボタン120が押下された状態で下矢印ボタン122が押下されたか否かを判定する。ステップS110で肯定判定されるとステップS111へ進み、否定判定されるとステップS120へと進む。ステップS111では、CPU5は、表示フラグがEVF10か否かを判定する。
なお、ステップS111からステップS115までの処理は、フラッシュメモリ7から読み出す設定情報が、下矢印ボタン122に割り当てられた表示形態に関するものである点を除いて、上述したステップS101からステップS105までの処理と同様の処理を行う。そのため、詳細説明は省略するが、表示フラグがEVF10の場合、CPU5は、下矢印ボタン122に割り当てられている表示形態の設定情報のうち、EVF10に関する設定値に基づいて情報画像を重畳表示する(S113)。また、表示フラグが表示用LCD8の場合、CPU5は、下矢印ボタン122に割り当てられている表示形態の設定情報のうち、表示用LCD8に関する設定値に基づいて情報画像を重畳表示する(S115)。
ステップS110で否定判定されてステップS120へ進んだ場合、ステップS120において、CPU5は、モニターボタン120が押下された状態で右矢印ボタン122が押下されたか否かを判定する。ステップS120で肯定判定されるとステップS121へ進み、否定判定されるとステップS131へと進む。
なお、ステップS121からステップS125までの処理は、フラッシュメモリ7から読み出す設定情報が、右矢印ボタン123に割り当てられた表示形態に関するものである点を除いて、上述したステップS101からステップS105までの処理と同様の処理を行う。すなわち、表示フラグがEVF10の場合、CPU5は、右矢印ボタン123に割り当てられている表示形態の設定情報のうち、EVF10に関する設定値に基づいて情報画像を表示する(S123)。また、表示フラグが表示用LCD8の場合は、CPU5は、右矢印ボタン123に割り当てられている表示形態の設定情報のうち、表示用LCD8に関する設定値に基づいて情報画像を重畳表示する(S125)。
また、ステップS131からステップS135までの処理についても、フラッシュメモリ7から読み出す設定情報が、左矢印ボタン124に割り当てられた表示形態に関するものである点を除いて、上述したステップS101からステップS105までの処理と同様の処理を行う。すなわち、表示フラグがEVF10の場合、CPU5は、左矢印ボタン124に割り当てられている表示形態の設定情報のうち、EVF10に関する設定値に基づいて情報画像を重畳表示する(S133)。表示フラグが表示用LCD8の場合、CPU5は、左矢印ボタン124に割り当てられている表示形態の設定情報のうち、表示用LCD8に関する設定値に基づいて情報画像を重畳表示する。(S135)。
上述した実施の形態では、矢印ボタン121〜124に4種類または8種類の表示形態を割り当てる場合を例に説明した。図10は、表示形態を指定する操作部材の変形例を示したものである。図10(a)に示す操作部材の場合、OKボタン59の周囲を囲むように8つの矢印ボタン51〜58が設けられている。そのため、各矢印ボタン51〜58に1つの表示形態を割り当てることで、8種類の表示形態の切り替えができる。さらに、図6の場合と同様に、操作回数が1回の場合と2回の場合とに異なる表示形態を割り当てることで、16種類の表示形態の切り替えが可能となる。OKボタン59は、上述したOKボタン125と同様の機能が割り当てられている。
図10(b)の左側に示す例では、OKボタン61を囲むようなリング状の操作部材60が設けられ、操作部材60には三角形の矢印マーク60a〜60dが表示されている。操作部材60の各矢印マーク60a〜60dの位置を押下すると、各矢印マーク60a〜60dに対応して設けられた各スイッチのオンオフ状態が変化する。この場合も、4種類の表示形態の設定情報が、各スイッチの操作に関連付けてフラッシュメモリ7に記憶されている。図10(b)の右側に示す例では、操作部材60に8つの矢印マーク60a〜60hが表示されており、矢印マーク60a〜60hに対応して8つのスイッチが設けられている。そのため、8種類の表示形態の設定情報が、各スイッチの操作に関連付けてフラッシュメモリ7に記憶されている。
図10(c)は、押しボタン方式の操作部材に変えて、ジョイスティック70を用いた場合を示す。図10(c)の左側に示す例では、ジョイスティック70は、矢印で示す上下左右の4方向に対して操作することができる。各操作に対してオンオフするスイッチがそれぞれ設けられており、4種類の表示形態の設定情報が、各スイッチの操作に関連付けてフラッシュメモリ7に記憶されている。図10(c)の右側に示す例では、ジョイスティック70は、矢印で示す8方向に操作することができる。各操作に対してオンオフするスイッチがそれぞれ設けられており、8種類の表示形態の設定情報が、各スイッチの操作に関連付けてフラッシュメモリ7に記憶されている。
以上説明したように、本実施の形態では、一つまたは複数の表示装置の情報画像に表示される表示要素の表示・非表示設定状態を、表示装置の数によらず一括して一つの表示形態としている。そして、各表示形態の設定情報を、矢印ボタン121〜124等の操作部材を操作することでオンオフする複数のスイッチの操作に関連付けてフラッシュメモリ7に記憶するようにした。そのため、操作部材を何回も操作しなくとも、複数の操作部材の内の一つを操作するだけで、表示形態の切り替えを行うことができる。その結果、従来よりも少ない操作回数で所望の表示形態への切り替えを行うことが可能となる。さらに、スイッチ操作の回数に応じて異なる表示形態を関連付けることにより、操作回数を抑えつつより多数の表示形態に対応することが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、モニターボタン120を押下しつつ矢印ボタン121〜124を押下することで表示形態の切り替えを行ったが、切り替え操作の形態はこれに限らない。例えば、モニターボタン120を長押しすることで表示形態切り替え可能なモードになるような設定とし、そのモードになった場合には、矢印ボタン121〜124を単独操作するだけで表示形態の切り替え可能とする。そして、再度モニターボタン120を長押しすることで、そのモードに入る前の状態に戻るようにする。
さらに、上述した例において、モニターボタン120の長押しにより、表示用LCD8に図4の設定画面と同様の画面を表示するようにしても良い。ユーザは、その画面で表示形態と操作部材との対応関係を確認することで、所望の表示形態とするにはどの操作部材を操作すれば良いかを容易に知ることができる。そのため、表示形態と操作部材との対応関係を良く知らない不慣れなユーザであっても、簡単に表示形態の切り替えを行うことができる。
また、上述した矢印ボタン121〜124には、表示形態の切り替えだけではなく他の操作機能も兼用して割り当てられていたが、表示切り替え専用の操作部材を設けてもかまわない。その場合には、専用操作部材の操作だけで表示形態の切り替えを行うことができる。
上述した実施の形態では、撮影モードにおける情報画面の切り替えについて説明したが、カメラの他のモード、例えば、再生モードや、通信モードや、プリントモードなどにおいても同様に適用することができる。例えば、プリントモードにおけるプリント画像情報の切り替えに適用できる。情報画面には、プリント枚数の画面、撮影画像情報(撮影日時、シャッタ秒時、絞り値、ユーザコメント情報など)の画面、プリント情報(用紙サイズ、インク状態など)の画面などがある。また、通信モードに適用した場合、通信状態確認画面、通信設定画面、転送する画像の情報画面などがある。
なお、以上の説明はあくまでも一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではない。
本発明によるデジタルカメラの一実施の形態を示すブロック図である。 カメラの背面側を示す図である。 矢印ボタン121〜124に割り当てられた表示形態の一例を示す図であり、(a)は上矢印ボタン121の場合、(b)は下矢印ボタン121の場合、(c)は右矢印ボタン123の場合、(d)は左矢印ボタン124の場合を示す。 設定画面の一例を示す図である。 表示LCD8のみの場合の設定画面を示す図である。 1回操作だけでなく、2回操作にも表示形態を割り当てた場合の設定画面を示す図である。 設定動作処理を説明するフローチャートである。 図7のフローチャートに続く処理を示すフローチャートである。 表示の切り替え動作を説明するフローチャートである。 操作部材の他の例を示す図である。
符号の説明
1:撮像光学系、2:撮像素子、3:AFE(Analog Front End)、4:画像処理回路、5:CPU、6:DRAM、7:フラッシュメモリ、8:表示用LCD、9:LCD駆動回路、10:EVF(電子ビューファインダ)、11:EVF駆動回路、12:操作部、13:メモリカードスロット、14:メモリカード、15:メインバス、16:操作スイッチ群、20:カメラ、21:ファインダ、30:チェックボックス、31:チェックマーク、40:終了アイコン、60:リング部材、70:ジョイスティック、120:モニターボタン、51〜58,121〜124:矢印ボタン、59,61,125:OKボタン、126:メニューボタン

Claims (5)

  1. 被写体像を撮像して画像信号を出力する撮像手段と、
    前記画像信号に基づく撮像画像とともに情報画像を重畳表示する表示装置と、
    前記情報画像の表示形態を選択するための複数の操作スイッチと、
    複数の前記表示形態に関する情報を、前記複数の操作スイッチの操作に関連付けて記憶する記憶部と、
    前記操作スイッチの操作により、該操作に関連付けられた前記情報を前記記憶部から読み出して、前記情報画像が前記読み出した情報に基づく表示形態となるように前記表示装置の表示を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 被写体像を撮像して画像信号を出力する撮像手段と、
    前記画像信号に基づく撮像画像とともに情報画像を重畳表示する複数の表示装置と、
    前記情報画像の表示形態を選択するための複数の操作スイッチと、
    前記複数の表示装置に表示される前記情報画像の複数の表示形態に関する情報を、前記複数の操作スイッチの操作に関連付けて記憶する記憶部と、
    前記操作スイッチの操作により、該操作に関連付けられた前記情報を前記記憶部から読み出して、該情報に基づく情報画像の表示形態となるように前記表示装置の表示を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 請求項1または2に記載のデジタルカメラにおいて、
    ユーザの操作に基づいて、前記操作スイッチの操作に関連付けられた前記情報画像の表示形態に関する情報をマニュアル設定するための設定操作部と、
    前記設定操作部により前記情報画像の表示形態に関する情報が設定されると、前記記憶部に記憶されている前記情報画像の表示形態に関する情報を、前記設定操作部により設定された前記情報画像の表示形態に関する情報に書き換える書き換え手段とを備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記記憶部は、前記操作スイッチの操作回数に応じて異なる表示形態の情報を関連付けて記憶することを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 請求項1〜4に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記情報画像の表示形態には、撮影条件を示す表示、撮影を補助するための表示および被写体情報を示す表示の少なくとも一つが表示要素として含まれていることを特徴とするデジタルカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013008193A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Nikon Corp 撮像装置および撮像装置の制御プログラム
JP2014042109A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Canon Inc 画像処理装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体

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