JP2009199460A - 硬貨処理装置の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】迅速且つ簡単に組立てることができる硬貨処理装置の構造を提供する。
【解決手段】本体およびセンサコイルモジュール2から構成され、本体の通路の両側壁には貫通孔112が設けられ、センサコイルモジュール2には基台22および蓋体23から構成される複数の第1のコイルセンサ21が設けられる。基台22の掛合溝222に蓋体23の係止部232が掛合され、基台22および蓋体23は通路の側壁から本体の貫通孔112内に設置され、基台22および蓋体23は貫通孔112の凸板113および貼合凸縁1121にそれぞれ貼合され、基台22および蓋体23を一緒に回動させることによって、基台22の掛合板226は貫通孔112の凸板113方向に移動し、掛合板226の一側の鉤部2261が凸板113の掛合部1132に掛合して位置決めされる。
【選択図】図4

Description

本発明は、硬貨処理装置の構造に関し、特に、組立が簡単である硬貨処理装置の構造に関する。
現代の自動販売機、電動玩具および遊戯装置には全て投入された硬貨の額面および真偽を判断できる硬貨処理装置が設けられている。硬貨処理装置の硬貨の額面および真偽を判断するときの正確性は業者の生き残りおよび消費者の利益保護にとって重要であり、更には社会における金融秩序の維持に関わる。現在、業者の多くは壺形コアコイルを使用して金属硬貨の感磁素子を製造している。金属材料は強磁体(鉄、銅およびニッケルなど)と弱磁体(アルミニウムおよび鉛など)に分類される。その感磁方法はコイルが導通された後、共振周波数が生成され、各種金属材料から製造された硬貨を感応できる磁場が形成される。硬貨材料の透磁率の違いによって磁場が生成する渦電流が変化するので、所定の周波数共振の下、異なる金属材料の硬貨がコイルを通過したとき、そのインダクタンス値は異なる程度で変化する。一般に壺形コアコイルのインダクタンス量の誤差値は5〜10%である。また、壺形コアコイルは破損したり、温度変化によってインダクタンス値に誤差が生じたりする。
ある犯罪者は硬貨処理装置の特性および構造を研究し、硬貨に穴を開け、透明で切れにくい糸を硬貨の穴に通し、その硬貨を硬貨処理装置に投入し、硬貨処理装置が硬貨投入を感知した後、糸を引っ張って投入した硬貨を感磁素子上方まで引き出し、再び糸を緩めて感磁素子を通過させ、上述の動作を繰り返して投入金額の不正を行なう。以上のような不正が発生し、その被害額が多額な場合、コストの見地から業者は不正が行なわれた自動販売機、電動玩具または遊戯装置などを撤去せざるを得ず、通常の消費者にとってはそれらが撤去されることによって利便性が失われる。
上述のように従来技術による硬貨処理装置は多くの問題および欠点を有し、如何にして犯罪者が投入金額の不正を行なうのを防止し、業者および消費者の権利および利益を保護するかは本発明の発明者および当該業者が改善したかった問題であった。
特開2003−227133号公報
本発明の主な目的は、本体およびセンサコイルモジュールから構成され、本体の通路両側壁には貫通孔が設けられ、センサコイルモジュールには基台および蓋体から構成される複数の第1のコイルセンサが設けられ、基台の掛合溝に蓋体の係止部が掛合され、基台および蓋体は通路側壁から本体の貫通孔内に設置され、基台および蓋体は貫通孔の凸板および貼合凸縁にそれぞれ貼合され、基台および蓋体を一緒に回動させることによって、基台の掛合板は貫通孔の凸板方向に移動し、掛合板一側の鉤部が凸板の掛合部に掛合して位置決めされ、それによって第1のコイルセンサは本体の通路側壁上から脱落したり、回動することがなく、組立時その他の工具を使用して固定する必要がないので、迅速且つ簡単に組立てることができ、生産量を高め、作業時間を節約することができる硬貨処理装置の構造を提供することにある。
本発明の発明者は上述の従来技術の欠点に鑑み、関連資料を収集し、本業界における長年の経験、幾度もの試作および修正から、ついに簡単に組立てることができる硬貨処理装置の構造に想到した。
本発明の硬貨処理装置の構造の特徴は、本体通路の両側壁に貫通孔が設けられ、センサコイルモジュールの複数の第1のコイルセンサが基台と蓋体とが対接された後、上述の貫通孔内に設置され、基台と蓋体と回動することによって位置決めされるので、組立が簡単にしたことである。
すなわち、上述の目的を達成するために、請求項1の発明は、本体と、硬貨の真偽を識別するセンサコイルモジュールと、から構成され、本体には、硬貨が移動する通路が設けられ、通路両側壁には貫通孔が設けられ、貫通孔内側壁面の通路から近い場所および通路から離れた場所には貼合凸縁および複数の凸板が設けられ、凸板の通路から離れた壁面一側には掛合部が設けられ、センサコイルモジュールには、本体貫通孔に設置される複数の第1のコイルセンサが設けられ、第1のコイルセンサは、基台と、貫通孔に設置され、貼合凸縁に支持される蓋体と、基台に巻設されるコイルと、から構成され、基台の収容空間内には複数の掛合溝が設けられ、基台の外側壁には複数の貼合板が湾曲して延伸した貫通孔の凸板に貼合される掛合板が設けられ、複数の掛合板の一側には凸板の掛合部に掛合される鉤部が設けられ、蓋体の基台と隣合う一側には複数の支持凸縁が設けられ、支持凸縁内側には基台の掛合溝と掛合される複数の係合部が設けられることを特徴とする硬貨処理装置の構造である。
請求項2の発明は、凸板の通路から離れた壁面の両側には、基台の鉤部を導入する導入斜面がそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置の構造である。
請求項3の発明は、本体の通路後側は、下方に湾曲し、底部に前下方に傾斜する返却通路が接続され、通路と返却通路とが接続される位置には伸縮して硬貨を通過させて収納するか、または退出させる電磁弁が設けられることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置の構造である。
請求項4の発明は、本体の通路および返却通路には、硬貨が通過したかどうかを検知するセンサモジュールが設けられることを特徴とする請求項3記載の硬貨処理装置の構造である。
請求項5の発明は、センサモジュールには、複数の第2のコイルセンサが設けられ、本体の通路両側壁の貫通孔後方に第2のコイルセンサが設置される位置決め溝が設けられ、位置決め溝中央には第2のコイルセンサが通路に露出するための穿孔が設けられ、位置決め溝の穿孔外側には第2のコイルセンサを掛合して位置決めする複数の位置決め掛合部が設けられることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置の構造である。
請求項6の発明は、基台の収容空間および蓋体の支持凸縁内の中央には、お互いに対接される対接孔および柱状の対接部が設けられ、対接孔および対接部の側壁にはお互いに対接され、基台および蓋体を同時に回動させる複数の凹溝および位置決め部が設けられることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置の構造である。
請求項7の発明は、貼合板の蓋体から離れた壁面一側には、位置規制ブロックが設けられ、貼合板と掛合板との間の連続して湾曲する部分には鉤部が凸板の掛合部から脱落するのを防止する位置規制部が形成されることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置の構造である。
請求項8の発明は、本体前側には、パネルが設けられ、パネルには通路および返却通路に対応した投入口および返却口が設けられることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置の構造である。
本発明の本体通路の両側壁に貫通孔が設けられる硬貨処理装置によれば、センサコイルモジュールの複数の第1のコイルセンサが基台と蓋体とが対接された後に貫通孔内に設置され、基台と蓋体と回動することによって位置決めされるので、センサコイルモジュールの組立は基台と蓋体とを対接し、両者を同時に回動させるだけでよく、第2のコイルセンサも本体の位置決め溝内に挿入するだけで固定され、その他の工具を使用して固定する必要がないので、組立が簡単であり、作業時間を短縮して生産効率を高めることができる。
本発明の目的、特徴および効果を示す実施例を図に沿って詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す斜視図である。図2は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。図3は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。図4は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。図5は本発明の一実施例を示すブロック図である。図から分かるように、本発明の硬貨処理装置の構造は、本体1、センサコイルモジュール2、センサモジュール3、電磁弁4およびパネル5から構成される。
主に図1から図5に示すように、本体1には硬貨6が前部から後部に移動する傾斜状の通路11が設けられ、通路11上方には回動可能な防犯フック111が設けられる。通路11両側壁にはセンサコイルモジュール2が設置される貫通孔112が設けられ、貫通孔112の通路11に近い内側壁面には階段状の貼合凸縁1121が設けられる。通路11から離れた内側壁面には複数の凸板113が設けられ、凸板113の通路11から離れた側壁面には導入斜面1131および掛合部1132がそれぞれ設けられる。通路11両側壁の貫通孔112後方には位置決め溝114が設けられ、位置決め溝114中央には通路11まで貫通した穿孔1141が設けられる。位置決め溝114の穿孔1141外側には複数の位置決め掛合部1142が設けられる。通路11後側は下方に湾曲し、底部に前下方に傾斜した返却通路12が接続される。本体1内にはセンサコイルモジュール2、センサモジュール3および電磁弁4と電気的に接続されるマイクロプロセッサ13が設けられ、マイクロプロセッサ13はオシレータ14、電源モジュール15および状態指示灯16と接続される。
主に図4に示すように、センサコイルモジュール2は複数の第1のコイルセンサ21および第2のコイルセンサ25を有し、第1のコイルセンサ21は基台22、蓋体23およびコイルを組立てて構成される。基台22の収容空間221内には複数の掛合溝222が設けられ、掛合溝222の一側壁は蓋体23方向に徐々に拡大する形状である。基台22の収容空間221中央には環状の対接孔223が設けられ、対接孔223側壁には複数の凹溝224が設けられる。基台22外側壁には複数の貼合板225が設けられ、貼合板225の蓋体23から離れた壁面の一側には位置規制ブロック2251が設けられる。位置規制ブロック2251に近い一側には位置規制部2252が湾曲して設けられる。貼合板225上には凸塊2253が設けられる。位置規制部2252には掛合板226が湾曲して設けられる。複数の掛合板226の貼合板225から離れた一側には蓋体23の方向に鉤部2261が形成される。位置規制ブロック2251と隣の位置規制部2252との間の外側壁面には略T型の支持部227が設けられる。蓋体23の基台22と隣合う一側には複数の切欠2311を有する支持凸縁231が設けられ、切欠2311内側には徐々に縮小する形状の係止部232が複数設けられ、蓋体23の支持凸縁231内の中央には柱状の対接部233が設けられ、対接部233外側壁には複数の位置決め部234が設けられる。
図2に示すように、センサモジュール3の本体1通路11の第2のコイルセンサ25の下方には防犯センサ31が設けられ、通路11底部および返却通路12内側には受領センサ32および返却センサ33が設けられる。
電磁弁4には本体1通路11の受領センサ32上方で伸縮するゲート41が接続され、ゲート41には硬貨6が上方から下方に通過する貫通溝42(図8参照)が設けられ、ゲート41の電磁弁4から離れた側壁には下方に傾斜し、返却通路12と接続されるストッパ板43が設けられ、ゲート41の返却通路12と隣合う貫通溝42側壁には防犯板44が上方に延伸して設けられる。
図1に示すように、パネル5の上方には本体1通路11に対応した投入口51が設けられ、投入口51下方には本体1返却通路12に対応した返却口52が設けられる。投入口51と返却口52との間には押圧して硬貨6の返却を行なうボタン53が設けられる。
主に図2、図3、図4に示すように、上述の本体1とセンサコイルモジュール2とを組立てるとき、第1のコイルセンサ21の基台22と蓋体23とを対接し、蓋体23の支持凸縁231を基台22の収容空間221内に進入させ、蓋体23の複数の係止部232を対応する基台22の掛合溝222に挿入し、掛合固定する。蓋体23の対接部233を基台22の対接孔223内に挿入し、対接部233外側の複数の位置決め部234を対応する対接孔223外側壁の複数の凹溝224にスライド挿入することによって基台22と蓋体23とが接合され、その後、基台22外側にコイル24を巻設する。
次に、第1のコイルセンサ21を本体1通路11側壁から貫通孔112内に設置し、蓋体23を貫通孔112の貼合凸縁1121に支持する。基台22の複数の貼合板225は本体1貫通孔112内の複数の凸板113の通路11隣の一側壁に貼合され、基台22の複数の掛合板226は複数の凸板113間の隙間に位置し、基台22を回動させて掛合板226を凸板113隣の導入斜面1131方向に移動させることによって掛合板226の鉤部2261と本体1凸板113の掛合部1132とを掛合する。更に、第2のコイルセンサ25を本体1の位置決め溝114内に設置し、位置決め溝114の複数の位置決め掛合部1142に第2のコイルセンサ25一側壁面を掛合し、第2のコイルセンサ25の他側壁面は位置決め溝114の穿孔1141によって通路11一側に露出し、本発明の組立が完成する。
第1のコイルセンサ21の基台22は鉤部2261によって本体1の掛合部1132と掛合固定され、基台22と蓋体23とが固定されるので、第1のコイルセンサ21が組立時と反対の方向の力を受けて脱落するのを防止することができ、第1のコイルセンサ21が組立方向に力を受けるとき、基台22の位置規制部2252が本体1凸板113の導入斜面1131に近い端面で位置規制されるので、第1のコイルセンサ21を本体1上に確実且つ安定的に設置することができる。組立は基台22と蓋体23とを対接し、両者を同時に回動させるだけでよく、第2のコイルセンサ25も本体1の位置決め溝114内に挿入するだけで固定され、その他の工具を使用して固定する必要がないので、組立が簡単であり、作業時間を短縮して生産効率を高めることができる。
第1のコイルセンサ21を取り外すとき、基台22および蓋体23を組立時と反対方向に回動し、第1のコイルセンサ21を本体1の貫通孔112内から通路11方向に押し出すことで取り外すことができる。取り外しを簡単に行なうことができるので、第1のコイルセンサ21が故障したり破損したりして交換する必要があるときの作業時間が短くて済む。
第1のコイルセンサ21の基台22および蓋体23の面積は大きいので、コイル24の感応範囲を増大することができ、第1のコイルセンサ21が硬貨6の材質または大きさなどを検知するときの正確性を高めることができる。
図2は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。図4は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。図5は本発明の一実施例を示すブロック図である。図7は本発明による硬貨処理装置に硬貨を投入する前の動作を示す模式図である。図8は本発明による硬貨処理装置に硬貨を投入したときの動作を示す模式図である。図9は本発明による硬貨処理装置に硬貨を投入したときの動作を示す模式図である。図10は本発明による硬貨処理装置の硬貨がゲートを越えたときの動作および硬貨を返却するときの動作を示す模式図である。
これらの図2、4、5、7,8、9、10から分かるように、硬貨6はパネル5の投入口51から通路11に投入された後、通路11内を後方に転がるか滑動し、硬貨6が防犯フック111を押圧したとき、防犯フック111を下方に回動させることができ、硬貨6が防犯フック111を通過した後、防犯フック111は上方に回動して復位する。硬貨6がセンサコイルモジュール2を通過したとき、センサコイルモジュール2は硬貨6の真偽および額面を識別し、硬貨6が本物であると識別された場合、通路11に沿って下方に滑落し、電磁弁4に設けられたゲート41の貫通溝42に進入する。硬貨6が偽物であると識別されたとき、電磁弁4はゲート41を移動させてストッパ板43と返却通路12とを接続し、偽造硬貨は傾斜状のストッパ板43および返却通路12を経由してパネル5の返却口52から排出される。
図2は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。図3は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。図4は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。図5は本発明の一実施例を示すブロック図である。図6は本発明による硬貨処理装置の動作を示すフローチャート図である。図8は本発明による硬貨処理装置に硬貨を投入したときの動作を示す模式図である。図9は本発明による硬貨処理装置に硬貨を投入したときの動作を示す模式図である。図10は本発明による硬貨処理装置の硬貨がゲートを越えたときの動作および硬貨を返却するときの動作を示す模式図である。
これらの図から分かるように、本体1は自動販売機に設置される。使用時は下記の図6のフローチャートに示すようにステップ100〜ステップ110の工程が、図7〜10の装置の作動状態を伴って順次行なわれる。
ステップ100:起動する。システム、および入出力を初期化する。
ステップ101:硬貨6が投入されたかどうかを検査する。投入された場合、ステップ102を行ない、投入されていない場合ステップ101を継続する。
ステップ102:センサコイルモジュール2の第1のコイルセンサ21および第2のコイルセンサ25によって硬貨6のデータを読取り、第1のコイルセンサ21および第2のコイルセンサ25が読取ったデータを順番に比較する。
ステップ103:硬貨6の真偽および額面を判断する。本物の場合、ステップ104を行ない、偽物の場合、ステップ106を行なう。
ステップ104:硬貨6がセンサモジュール3の受領センサ32を通過したかどうかを検査する。通過した場合、ステップ105を行ない、通過していない場合、ステップ109を行なう。
ステップ105:額面信号、測定信号および通信プロトコルを送信し、再びステップ101を行なう。
ステップ106:電磁弁4を起動することによってゲート41を移動させ、硬貨6を返却する。
ステップ107:硬貨6がセンサモジュール3の返却センサ33を通過したかどうかを検査する。通過した場合、ステップ101を行ない。通過していない場合、ステップ108を行なう。
ステップ108:所定の時間を越えたかどうかを検査する。そして、所定の時間を超えた場合にはステップ101に戻り、所定の時間を超えていない場合にはステップ107に戻る。
ステップ109:センサモジュール3の防犯センサ31によって硬貨6に糸が取り付けられていないかどうかを検査する。取り付けられている場合、ステップ101を行ない、取り付けられていない場合、ステップ110を行なう。
ステップ110:所定の時間を越えたかどうかを検査する。超えた場合、ステップ101を行ない、超えていない場合はステップ104を行なう。
上述のステップから分かるように、硬貨6を本体1の通路11に投入した後、センサコイルモジュール2が硬貨6に対して真偽識別を行い、センサコイルモジュール2の第1のコイルセンサ21および第2のコイルセンサ25が硬貨6の材質および大きさの測定を行い、取得したデータをマイクロプロセッサ13に送信して内部に保存されている所定値と比較し、硬貨6の真偽および額面を判断する。硬貨6が本物であると判断されたとき電磁弁4ゲート41の貫通溝42を通過し、センサモジュール3の受領センサ32を通過し、マイクロプロセッサ13は受領信号を受信する。硬貨6が偽物のとき、電磁弁4ゲート41一側のストッパ板43に接触し、ストッパ板43が返却通路12に移動し、偽造硬貨がセンサモジュール3の返却センサ33を通過するとき、マイクロプロセッサ13に返却信号を送信する。マイクロプロセッサ13が受領信号を受信したか、返却信号を受信したかどうかによって硬貨6が順調に移動しているかを知ることができ、対応した処理を行なうことができる。
また、従来技術による硬貨処理装置においては、硬貨6上に孔を設け、釣り糸、ナイロン糸、デンタルフロスまたはその他の糸を硬貨6の孔に設置し、硬貨6がセンサコイルモジュール2を通過した後、糸を引っ張って硬貨6を本体1の通路11から引き上げ、何度もセンサコイルモジュール2を通過させる不正が行なわれることがあるが、本発明においては、電磁弁4のゲート41下方にセンサモジュール3の受領センサ32が設けられているので、硬貨6がゲート41を確実に通過したかどうかを知ることができ、マイクロプロセッサ13が所定時間内に硬貨6が受領センサ32を通過したという信号を受信しない場合、センサモジュール3の防犯センサ31が検知を行い、硬貨6に糸が設置されている場合、防犯センサ31が微弱な信号を検知し、マイクロプロセッサ13が硬貨6に糸が設けられているかどうかを判断できるので、不正行為による被害を防止できる。
また、ある犯罪者は、弾性の板体をパネル5の返却口52から本体1の返却通路12に進入させ、板体をセンサモジュール3の受領センサ32上方に進入させ、硬貨6が本物であると判断された後、硬貨6は板体上に落ち、板体に力を加えて弾性変形させて硬貨6を移動させ、センサモジュール3の受領センサ32を通過させて受領信号をマイクロプロセッサ13に送信させる。板体の弾性回復力を利用することによって硬貨6を上方に移動させ、板体に沿ってパネル5の返却口52から排出させ、不正を行なう。しかし、本発明においては電磁弁4のゲート41の返却通路12隣の側壁上方に防犯板44が設けられており、硬貨6を本物だと認識したとき、防犯板44が貫通溝42と返却通路12とを隔離し、板体を返却通路12からゲート41の貫通溝42上方に進入させないようにできるので、不正行為による被害を防止できる。硬貨6が偽物であると認識されたとき、電磁弁4はゲート41を移動させ、ゲート41側壁のストッパ板43を返却通路12と接続し、偽造硬貨をストッパ板43および返却通路12からパネル5の返却口52にスムーズに移動させる。
図2は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。図5は本発明の一実施例を示すブロック図である。図7は本発明による硬貨処理装置に硬貨を投入する前の動作を示す模式図である。
これらの図2、5,7から分かるように、本体1のマイクロプロセッサ13にはセンサコイルモジュール2、センサモジュール3および電磁弁4が電気的に接続される以外に、オシレータ14、電源モジュール15および一つ以上の状態指示灯16を電気的に接続することができる。オシレータ14は硬貨6に対してインダクタンス値の共振測定を行なることができ、硬貨6の真偽判断の正確性を高めることができる。電源モジュール15は本体1に運転に必要な電気を提供できる。マイクロプロセッサ13がセンサコイルモジュール2、センサモジュール3またはオシレータ14の信号を受信したり、システムの初期化を行なうときエラーが発生したり、運転中その他の状況が発生したりした場合、状態指示灯16のランプに表示することができる。
硬貨6が通路11内に詰まったり、投入した硬貨6を退出させたいとき、パネル5前側のボタン53を押圧し、電磁弁4のゲート41を移動させると、硬貨6をストッパ板43の返却通路12からパネル5の返却口52に移動させることができ、それによって硬貨6を退出させることができる。
本発明は硬貨処理装置の構造を提供するものであり、センサコイルモジュール2の複数の第1のコイルセンサ21を基台22と蓋体23とを対接し、蓋体23の支持凸縁231内側の複数の係止部232を基台22収容空間221内の複数の掛合溝222に掛合して位置決めし、基台22外側にコイル24を巻設し、通路11の両側壁から複数の第1のコイルセンサ21を本体1の貫通孔112内に設置し、蓋体23を貫通孔112に設けられた貼合凸縁1121に支持し、基台22と蓋体23とを回動することによって、基台22外側壁の複数の貼合板225から湾曲して延伸した掛合板226を本体1貫通孔112内側壁面の複数の凸板113に貼合させることができ、掛合板226の鉤部2261を凸板113の掛合部1132に掛合して位置決めすることによって、第1のコイルセンサ21は本体1の貫通孔112に確実に設置されて緩んだり脱落したりしない。組立が簡単なので作業時間を節約でき、組立速度を高めて生産量を向上させることができる。
以上の説明は本発明の好適な実施例を示したものであり、本発明の特許請求の範囲を制限するものではなく、本発明の明細書および図面を運用した簡易な修飾および同等効果の変更は全て本発明の特許請求の範囲に含まれる。
本発明の一実施例を示す斜視図である。 本発明の一実施例を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例を示すブロック図である。 本発明による硬貨処理装置の動作を示す流れ図である。 本発明による硬貨処理装置に硬貨を投入する前の動作を示す模式図である。 本発明による硬貨処理装置に硬貨を投入したときの動作を示す模式図である。 本発明による硬貨処理装置に硬貨を投入したときの動作を示す模式図である。 本発明による硬貨処理装置の硬貨がゲートを越えたときの動作および硬貨を返却するときの動作を示す模式図である。
符号の説明
1 本体
11 通路
111 防犯フック
112 貫通孔
1121 貼合凸縁
113 凸板
1131 導入斜面
1132 掛合部
114 位置決め溝
1141 穿孔
1142 位置決め掛合部
12 返却通路
13 マイクロプロセッサ
14 オシレータ
15 電源モジュール
16 状態指示灯
2 センサコイルモジュール
21 第1のコイルセンサ
22 基台
221 収容空間
222 掛合溝
223 対接孔
224 凹溝
225 貼合板
2251 位置規制ブロック
2252 位置規制部
2253 凸塊
226 掛合板
2261 鉤部
227 支持部
23 蓋体
231 支持凸縁
2311 切欠
232 係止部
233 対接部
234 位置決め部
24 コイル
25 第2のコイルセンサ
3 センサモジュール
31 防犯センサ
32 受領センサ
33 返却センサ
4 電磁弁
41 ゲート
42 貫通溝
43 ストッパ板
44 防犯板
5 パネル
51 投入口
52 返却口
53 ボタン
6 硬貨

Claims (8)

  1. 本体と、硬貨の真偽を識別するセンサコイルモジュールと、から構成され、
    前記本体には、硬貨が移動する通路が設けられ、前記通路両側壁には貫通孔が設けられ、前記貫通孔内側壁面の通路から近い場所および通路から離れた場所には貼合凸縁および複数の凸板が設けられ、前記凸板の通路から離れた壁面一側には掛合部が設けられ、
    前記センサコイルモジュールには、前記本体貫通孔に設置される複数の第1のコイルセンサが設けられ、前記第1のコイルセンサは、基台と、前記貫通孔に設置され、前記貼合凸縁に支持される蓋体と、前記基台に巻設されるコイルと、から構成され、前記基台の収容空間内には複数の掛合溝が設けられ、前記基台の外側壁には複数の貼合板が湾曲して延伸した前記貫通孔の凸板に貼合される掛合板が設けられ、前記複数の掛合板の一側には前記凸板の掛合部に掛合される鉤部が設けられ、前記蓋体の前記基台と隣合う一側には複数の支持凸縁が設けられ、前記支持凸縁内側には前記基台の掛合溝と掛合される複数の係合部が設けられることを特徴とする硬貨処理装置の構造。
  2. 前記凸板の通路から離れた壁面の両側には、基台の鉤部を導入する導入斜面がそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置の構造。
  3. 前記本体の通路後側は、下方に湾曲し、底部に前下方に傾斜する返却通路が接続され、前記通路と前記返却通路とが接続される位置には伸縮して硬貨を通過させて収納するか、または退出させる電磁弁が設けられることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置の構造。
  4. 前記本体の通路および返却通路には、硬貨が通過したかどうかを検知するセンサモジュールが設けられることを特徴とする請求項3記載の硬貨処理装置の構造。
  5. 前記センサモジュールには、複数の第2のコイルセンサが設けられ、前記本体の通路両側壁の貫通孔後方に前記第2のコイルセンサが設置される位置決め溝が設けられ、前記位置決め溝中央には前記第2のコイルセンサが通路に露出するための穿孔が設けられ、前記位置決め溝の穿孔外側には前記第2のコイルセンサを掛合して位置決めする複数の位置決め掛合部が設けられることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置の構造。
  6. 前記基台の収容空間および前記蓋体の支持凸縁内の中央には、お互いに対接される対接孔および柱状の対接部が設けられ、前記対接孔および対接部の側壁にはお互いに対接され、前記基台および蓋体を同時に回動させる複数の凹溝および位置決め部が設けられることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置の構造。
  7. 前記貼合板の蓋体から離れた壁面一側には、位置規制ブロックが設けられ、前記貼合板と前記掛合板との間の連続して湾曲する部分には前記鉤部が前記凸板の掛合部から脱落するのを防止する位置規制部が形成されることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置の構造。
  8. 前記本体前側には、パネルが設けられ、前記パネルには前記通路および返却通路に対応した投入口および返却口が設けられることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置の構造。
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