JP2005034198A - 提供景品数チェックシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】景品自動払出し機を用いずに、従業員による提供景品数のミスを防止できるシステムを構築すること。
【解決手段】本発明に係る提供景品数チェックシステム20は、遊技者が獲得したパチンコ玉数に応じた数の景品62等を、遊技場従業員が景品保管場所60から取出して当該遊技者に提供する遊技場Aで用いられる。POSコンピュータ50は、遊技者が獲得したパチンコ玉数から当該遊技者が受領可能な景品数を特定して表示するとともに、遊技場従業員が景品保管場所60から取出した景品数を計測する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者が獲得した遊技媒体数に応じた数の景品を遊技者に提供する遊技場で用いられるシステムに関する。特に、遊技者に提供される景品数をチェックするためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、遊技場において、遊技者が遊技台で遊技してから景品を受領するまでの過程の一例について簡単に説明しておく。
遊技者は、遊技している遊技台から払出された遊技媒体数を計数機に流し込む。計数機は、流し込まれた遊技媒体数を計数し、計数された遊技媒体数を記録したレシート(又はカード)を発行する。遊技者は、発行されたレシートを景品提供場所(例えば景品交換カウンター)にいる従業員に渡す。景品提供場所には、レシートに記録された遊技媒体数から遊技者が受領可能な景品数を計算し、計算された景品数を表示する装置が設置されている。従業員は、表示装置に表示された数の景品を景品保管場所から取出して遊技者に提供する。
【0003】
上記のようにして遊技者に景品を提供する遊技場では、従業員が、表示装置に表示された景品数と異なる数の景品を景品保管場所から取出して遊技者に提供してしまうミスが起こる。
特許文献1には、従業員によるミスを防止できる技術が開示されている。特許文献1の景品払出し機は、レシートに記録された遊技媒体数から遊技者が受領可能な景品数を計算し、計算された景品数を遊技者に自動的に払出す。この景品払出し機を用いると、従業員による人的ミスが生じないために、正確な数の景品を遊技者に提供できる。
【0004】
【特許文献1】
特公平7−79877号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特許文献1の景品払出し機を導入するためには大きな設置スペースが必要である。従って、景品払出し機を導入しようとする遊技場は、景品払出し機を設置するためのスペースを確保する必要があり、設置スペースを確保できないならば導入を諦めるしかない。
【0006】
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、景品払出し機を用いずに、誤った数の景品を提供してしまうというミスを防止できる技術を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用と効果】上記課題を解決するために創作された提供景品数チェックシステムは、遊技者が獲得した遊技媒体数に応じた数の景品を、遊技場従業員が景品保管場所から取出して当該遊技者に提供する遊技場で用いられる。このシステムは、遊技者が獲得した遊技媒体数から当該遊技者が受領可能な景品数を特定する景品数特定装置と、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品数を計測する景品数計測装置とを備える。
このシステムは、景品数特定装置によって、例えばレシート等に記録された「遊技者が獲得した遊技媒体数」から当該遊技者が受領可能な景品数が特定される。従業員は、特定された景品数を景品保管場所から取出して遊技者に提供することができる。このとき、景品保管場所から取出された景品数が計測されるために、計測された「景品保管場所から取出された景品数」と景品数特定装置で特定された「遊技者が受領可能な景品数」とを比較することができる。このため、「遊技者が受領可能な景品数」と異なる数の景品を遊技者に提供してしまうというミスを防止できる。このシステムを用いると、景品払出し機を用いずにミスを防止できる。
【0008】
上記のシステムにおいて、前記の景品数特定装置で特定された景品数と、前記の景品数計測装置で計測された景品数が一致しない場合に報知する手段を付加することが好ましい。
このようにすると、誤った数の景品を提供するミスを効果的に防止できる。報知の態様としては、音、光、表示等による報知を採用することができる。
【0009】
上記のシステムにおいて、景品毎に、その景品を特定するIDを外部から読取可能に記憶している特定ID記憶手段を付加してもよい。この場合、前記の景品数計測装置が、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品の特定IDを読取る特定IDリーダーと、特定IDリーダーで読取られた特定IDに基づいて、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品数を特定する特定手段とから構成されてもよい。
特定IDリーダーは、遊技場従業員が景品保管場所から取出した各景品の特定IDを読取る。特定手段は、例えば、読取られた特定IDの数をカウントすることによって、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品数を特定する。
このシステムによると、景品保管場所から取出された景品数を精度よく計測できる。
なお、ここでの景品数計測装置は、景品に付された特定IDを読取ることによって「景品保管場所から取出された景品数」を計測するものだが、他の手法を用いて景品数を計測してもよい。例えば、景品保管場所と景品提供場所(遊技者が景品提供サービスを受ける場所)との間に、景品保管場所から景品提供場所まで運ばれる景品を検知する装置を設ける。この装置に検知された景品数をカウントすることによって、「景品保管場所から取出された景品数」を計測することができる。このようにする場合は、景品毎に検知対象物を付加しておけばよく、景品毎に特定IDを付加する必要がない。
また、上記のシステムにおいて、特定IDリーダーで読取られた特定IDを記号や文字等に変換するようにしてもよい。この場合、特定手段が、変換された記号等に基づいて景品数を特定すること(例えば、変換された記号等の数をカウントすること)は、特定IDリーダーで読取られた特定IDに基づいて景品数を特定することと等価である。
【0010】
上記のシステムでは、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品が載置される景品載置台を備えるようにしてもよい。この場合、前記の特定IDリーダーは、景品載置台に載置された景品の特定IDを読取る。そして、前記の特定手段は、景品載置台に景品が載置されている状態から載置されていない状態になると、前記の特定IDリーダーで読取られた特定IDに基づいて、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品数を特定する。
遊技場従業員は、景品保管場所から取出した景品を景品載置台に一旦載置する。すると、景品載置台に載置された景品の特定IDが特定IDリーダーで読取られる。ここで、景品載置台に載置された全ての景品の特定IDを特定IDリーダーが読取る前に特定手段が景品数を特定するようにすると、景品保管場所から取出された景品数を精度よく計測できない。即ち、景品保管場所から実際に取出された景品数よりも少ない景品数が特定手段によって特定されてしまう。
本発明では、景品載置台に景品が載置されている状態から載置されていない状態になったときに特定手段によって景品数が特定される(例えば、読取られた特定IDの数をカウントする)ために、景品載置台に載置された全景品数を精度よく計測できる。
【0011】
また、上記のシステムにおいて、前記の景品数計測装置が、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品の重量を計測する重量計測手段と、景品の単位重量を記憶している単位重量記憶手段と、重量計測手段で計測された重量を景品の単位重量で除した値に相当する値を算出する手段とから構成されてもよい。
このようにしても、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品数を精度よく計測することができる。
【0012】
また、上記のシステムにおいて、景品毎に、その景品を特定するIDを外部から読取可能に記憶している特定ID記憶手段を付加してもよい。さらに、景品提供場所に遊技者が存在することを検知する遊技者検知手段を備えるようにしてもよい。この場合、前記の景品数計測装置が、景品保管場所に保管されている各景品の特定IDを読取る特定IDリーダーと、特定手段から構成されてもよい。この特定手段は、景品提供場所に遊技者が存在しはじめたときの「特定IDリーダーで読取られた特定ID群」と、景品提供場所に当該遊技者が存在しなくなったときの「特定IDリーダーで読取られた特定ID群」とに基づいて、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品数を特定する。
景品提供場所に遊技者が存在しはじめたときの「特定IDリーダーで読取られた特定ID群」(以下では第1特定ID群という)は、遊技場従業員が景品保管場所から景品を取出す前に景品保管場所に存在する各景品の特定IDである。景品提供場所に遊技者が存在しなくなったときの「特定IDリーダーで読取られた特定ID群」(以下では第2特定ID群という)は、遊技場従業員が景品保管場所から景品を取出した後に景品保管場所に存在する各景品の特定IDである。従って、例えば、第1特定ID群に含まれていて第2特定ID群に含まれていない特定IDの数をカウントすることによって、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品数を得ることができる。このシステムでは、遊技場従業員によって景品保管場所から取出された景品数を、景品の在庫から計測することができる。
このシステムによっても、景品保管場所から取出された景品数を精度よく計測できる。
【0013】
景品保管場所から取出された景品数を景品の在庫から計測する上記のシステムでは、遊技場従業員が、景品保管場所から取出した景品を着服し、遊技者が受領可能な景品数よりも少ない景品数を遊技者に提供するといった不正を防止できない。そこで、次のシステムを構築することが好ましい。即ち、上記のシステムに、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品が載置される景品載置台と、景品載置台に載置された景品数を計測する載置景品数計測装置を付加する。
このシステムによると、景品数特定装置によって「遊技者が受領可能な景品数」が特定され、景品数計測装置によって「景品保管場所から取出された景品数」が計測され、載置景品数計測装置によって「景品載置台に載置された景品数(遊技者に提供される直前の景品数)」が計測される。もし、遊技場従業員が景品を着服した場合は、「景品保管場所から取出された景品数」よりも「景品載置台に載置された景品数」が少なくなる。「景品保管場所から取出された景品数」と「景品載置台に載置された景品数」を比較できる本システムによると、遊技場従業員による景品の着服を防止できるようになる。
なお、載置景品数計測装置は、次のようにして構成されてもよい。
(1)例えば、景品載置台に載置された景品の特定IDを読取る特定IDリーダーと、読取られた特定IDに基づいて景品載置台に載置された景品数を特定する手段を設けることによって、載置景品数計測装置を構成するようにしてもよい。これは、例えば請求項3等の構成を利用することができる。
(2)前記の載置景品数計測装置は、景品載置台に載置された景品の重量を計測する重量計測手段と、景品の単位重量を記憶している単位重量記憶手段と、重量計測手段で計測された重量を景品の単位重量で除した値に相当する値を算出する手段とから構成されてもよい。即ち、請求項5の構成を利用することができる。
【0014】
なお、上記の各システムは、複数種類の景品が存在する場合に用いられてもよい。この場合、前記の景品数特定装置は、景品種類毎の景品数を特定し、前記の景品数計測装置は、景品種類毎に、遊技場従業員が景品保管場所から取出した当該景品種類の景品数を計測する。
このようにすると、景品種類毎に、「遊技者が受領可能な景品数」と、「景品保管場所から取出された景品数」を比較できるようになる。
このシステムを構成するための具体的な構成要素の一例を示しておく。
(1)特定IDを読取ることによって、「景品保管場所から取出された景品数」を計測する場合(請求項3等の場合);
前記の景品数特定装置は、景品種類毎の景品数を特定する。前記の景品数計測装置は、特定IDと景品種類とを対応づけて記憶している特定ID−景品種類記憶手段を有する。前記の特定手段は、景品種類毎に、特定IDリーダーで読取られた「当該景品種類と対応づけられている特定ID」の数をカウントする。
(2)景品重量から「景品保管場所から取出された景品数」を計測する場合(請求項5等の場合);
前記の景品数特定装置は、景品種類毎の景品数を特定する。前記の重量計測手段は、景品種類毎の重量を計測する。前記の単位重量記憶手段は、景品種類毎の単位重量を記憶している。前記の算出手段は、景品種類毎に、前記の重量計測手段で計測された当該景品種類の重量を、当該景品種類の単位重量で除した値に相当する値を算出する。
(3)景品の在庫から「景品保管場所から取出された景品数」を計測する場合(請求項6等の場合);
前記の景品数特定装置は、景品種類毎の景品数を特定する。前記の景品数計測装置は、特定IDと景品種類とを対応づけて記憶している特定ID−景品種類記憶手段を有する。そして、前記の特定手段は、景品種類毎に、前記の第1特定ID群に含まれていて前記の第2特定ID群に含まれていない特定IDの数をカウントする。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、下記の実施例に記載の技術の主要な特徴をまとめておく。
(形態1)遊技者が獲得した遊技媒体数は、その遊技者が所有する会員カードに記録される。
(形態2)POSコンピュータは、会員カードに記録されている遊技媒体数を読取り、読取った遊技媒体数から「遊技者が受領可能な景品種類毎の景品数」を表示する。
(形態3)遊技場の景品交換エリアには遊技場従業員が配備される。この遊技場従業員は、景品保管場所から取出した景品(景品群)の特定IDを無線通信によって読取るIDリーダーを携帯する。
(形態4)IDリーダーで読取られた特定IDは無線通信によってPOSコンピュータに送信される。POSコンピュータは、IDリーダーから送信された特定IDに基づいて「景品保管場所から取出された景品種類毎の景品数」をカウントする。
(形態5)POSコンピュータは、景品種類毎に、その景品種類の「遊技者が受領可能な景品数」と、その景品種類の「景品保管場所から取出された景品数」を比較する。そして、全ての景品種類について「遊技者が受領可能な景品数」と「景品保管場所から取出された景品数」が一致しなければ報知する。
(形態6)景品交換カウンタ(景品載置台)に載置された景品の重量を検知する装置を設ける。この装置は、所定値以上の重量を検知している場合はhigh状態の信号を出力し、所定値以下の重量を検知している場合はlow状態の信号を出力する。この信号のレベルを監視することによって、景品交換カウンタに景品が載置されていることを検知できる。
(形態7)景品交換カウンタには、景品種類毎に置き台が設置される。各置き台は、載置される景品種類が決められている。各置き台は、載置された景品の重量を測定する。各置き台は、自身を特定するID(置き台ID)と、測定された重量を対応づけてPOSコンピュータに送信する。POSコンピュータには、置き台IDとその置き台に載置される景品種類の単位重量とが対応づけて記憶されている。POSコンピュータは、置き台から送信された「置き台ID‐重量」と、その置き台IDに対応づけられている単位重量から、その置き台に載置された景品数を計算する(置き台から送信された重量を単位重量で除する)。
(形態8)景品交換カウンタの前方には重量センサ(遊技者検知手段)が設置される。重量センサは、所定値以上の重量を検知している場合はhigh状態の信号を出力し、所定値以下の重量を検知している場合はlow状態の信号を出力する。この信号のレベルを監視することによって、景品交換カウンタの前に遊技者が存在することを検知できる。
【0016】
【実施例】
(第1実施例) 図面を参照して、本発明に係る提供景品数チェックシステムの実施例を説明する。図1に、提供景品数チェックシステム20の概略図を示す。提供景品数表示システム20は遊技場Aで用いられる。遊技場Aは、遊技エリア2と景品交換エリア4の2つのエリアに大別できる。遊技エリア2には、複数の遊技台31,32…(…は複数を示す)が設置された遊技島30と、パチンコ玉収容器38と、計数機40が配置されている
各遊技台31,32…は、パチンコ玉を遊技媒体とするパチンコ機である。遊技者は、遊技台31等にパチンコ玉を投入することによって遊技する。遊技台31等からは所定の条件が成立するとパチンコ玉が払出される(遊技者はパチンコ玉を獲得できる)。
パチンコ玉収容器38は、各遊技台31,32…から払出されたパチンコ玉を収容する容器である。
遊技者は、遊技台31等で獲得したパチンコ玉をパチンコ玉収容器38に収容する。パチンコ玉収容器38に収容されたパチンコ玉は、計数機40に流し込まれる。計数機40は、流し込まれたパチンコ玉数を計数する。計数機40には会員カード42の挿入口40aが設けられている。会員カード42とは、遊技場Aが遊技者に対して発行するカードである。遊技者は、計数機40でパチンコ玉が計数されると、会員カード挿入口40aに会員カード42を挿入する。計数機40は、計数されたパチンコ玉数(即ち遊技者が遊技台31等で獲得したパチンコ玉数)を会員カード42に記憶させる。
【0017】
景品交換エリア4には、景品交換カウンタ90と、POSコンピュータ(以下ではPOSと簡単に記載する)50と、景品保管場所60と、IDリーダー70が配置されている。
景品交換カウンタ90は、ヒトの腰と同程度の高さの台である。この景品交換カウンタ90の傍には遊技場Aの従業員が常時配備されている。景品交換カウンタ90に配備された従業員は、遊技者に景品を提供するサービスを行なう。
POS50は、景品を提供する際に使用されるコンピュータである。POS50は、表示部52等を有している。また、POS50には、会員カード42の挿入口58aが設けられている。また、POS50は、図1では図示省略しているが、音発生部54と無線受信部56と玉数読取部58と制御部120を有している(これらは図5に示されている)。これらの機能については、後で詳しく説明する。
【0018】
景品保管場所60には、複数種類の景品62,64,64が、景品種類毎に複数保管されている。本実施例では、3種類の62,64,64が存在する。以下では、符号62が付された景品を大景品といい、符号64が付された景品を中景品といい、符号66が付された景品を小景品という。大景品62が最も大きく、小景品66が最も小さい。中景品64は、大景品62より小さく小景品66より大きい。各景品62,64,66には、ID記憶装置62a,64a,66aが備えられている。ID記憶装置62a,64a,66aの構成については後で説明する。
IDリーダー70は、上記したID記憶装置62a等に記憶されているIDを読取ることができる。IDリーダー70は、カウンタ90に配備された従業員が携帯できるほどの大きさである。IDリーダー70の詳しい構成については後で説明する。
【0019】
ここでは、大景品62に備えられたID記憶装置62aの構成について説明する。図2には、ID記憶装置62aの構成が模式的に示されている。ID記憶装置62aは、信号処理部80と無線送受信部82とID記憶部84と電源部86を有している。
信号処理部80は、ID記憶装置62aの動作を統括的に制御する。具体的な制御内容は後で説明する。
無線送受信部82は、IDリーダー70から出力された特定ID要求信号(これについては後で詳しく説明する)を無線通信によって受信する。また、無線送受信部82は、ID記憶部84に記憶されている特定IDを無線通信によって送信する。この無線送受信部82には、いわゆるBluetoothモジュールを(ワイヤレス通信モジュール)を利用することができる。
ID記憶部84は、個々の大景品62を特定するID(特定ID)を記憶している。特定IDは、複数の大景品62のそれぞれに与えられる。即ち、大景品毎に特定IDが異なる。同様に、特定IDは、中景品毎に与えられるとともに、小景品毎に与えられる。
電源部86は、ID記憶装置62aを機能させるための電力を貯蔵している。なお、他の大景品62に備えられたID記憶装置62a、中景品64に備えられたID記憶装置64a、及び小景品66に備えられたID記憶装置66aのそれぞれも、ここで説明した構成と同様である。各ID記憶装置62a,64a,66aは、記憶している特定IDが異なるだけである。
【0020】
続いて、IDリーダー70の構成について説明する。図3に、IDリーダー70の正面図を示している。IDリーダー70は、特定スイッチ72と表示部74と数字キー76と無線送受信部(アンテナ)78等を有している。
特定スイッチ72は、種々の状況で操作されるキーである。どのような状況で操作されるかは後で説明する。
表示部74は種々の情報を表示可能である。
数字キー76は、数字を入力することができるキーである。
無線送受信部78は、ID記憶装置62a,64a,66aやPOS50に対して種々の情報を無線通信によって送信することができる。また、無線送受信部78は、ID記憶装置62a,64a,66aから送信された特定IDを受信することができる。
また、IDリーダー70は、図3では図示省略しているが制御部100を有している(制御部100は図4に示されている)。制御部100については次で説明する。
【0021】
図4に、IDリーダー70の制御構成が示されている。制御部100は、CPU102とROM104とRAM106とI/Oインターフェイス108から構成される。CPU102、ROM104、及びRAM106と、I/O108は信号線110によって通信可能に接続されている。I/O108と無線送受信部78は信号線112によって通信可能に接続されている。I/O108と操作部(特定スイッチ72と数字キー76)は信号線114によって通信可能に接続されている。I/O108と表示部74は信号線116によって通信可能に接続されている。
CPU102は、ROM104に記憶されている制御プログラムに従って、IDリーダー70の動作を統括的に制御する。
ROM104に記憶されている制御プログラムの中には、無線送受信部78で受信した情報を取り込んでRAM106に記憶させる処理や、操作部72,76に入力された情報に基づいて無線送受信部78から信号を出力する処理や、表示部74の表示制御処理等を実行するためのプログラムが含まれる。
RAM106は、ワークメモリとして使用されるメイン記憶素子であって種々の情報を記憶する。例えば、無線送受信部78で受信した特定IDを記憶する。
【0022】
続いて、POS50の構成について説明する。図5に、POS50の構成を模式的に示している。POS50は、表示部52と音発生部54と無線受信部56と玉数読取部58と制御部120等を有している。
表示部52には各種情報が表示される。例えば、玉数読取部58で読取られた玉数から算出された景品数が表示される。この表示部52は、景品交換カウンタ90に配備された従業員が表示内容を視認できるように設置されている。
音発生部54は、警告音を発生させることができる。どのようにして警告音が発生するかについては後で説明する。
無線受信部56は、IDリーダー70から送信された情報を無線通信によって受信する。
玉数読取部58は、会員カード挿入口58aに挿入された会員カード42に記憶されている玉数を読取る。
【0023】
制御部120は、CPU122とROM124とRAM126とI/Oインターフェイス128等を有している。CPU122、ROM124、及びRAM126と、I/O128は信号線130によって通信可能に接続されている。I/O128と表示部52は、信号線132によって通信可能に接続されている。I/O128と音発生部54は、信号線134によって通信可能に接続されている。I/O128と無線受信部56は、信号線136によって通信可能に接続されている。I/O128と玉数読取部58は、信号線138によって通信可能に接続されている。
CPU122は、ROM124に記憶されている制御プログラムに従って、POS50の動作を統括的に制御する。
ROM124に記憶されている制御プログラムの中には、無線受信部56で受信された特定IDから「従業員が景品保管場所60から取出した景品数」を算出する処理や、玉数読取部58で読取られた玉数から「遊技者が受領可能な景品数」を算出する処理や、算出された景品数を表示部52に表示させる処理等を実行するためのプログラムが含まれる。また、ROM124には、特定IDと景品種類が対応づけて記憶されている。例えば、特定ID00000〜19999は大景品62であり、特定ID20000〜39999は中景品64であり、特定ID40000〜59999は小景品66であるといった情報を記憶している。
RAM126は、ワークメモリとして使用されるメイン記憶素子であって種々の情報を記憶する。
【0024】
次に、ID記憶装置62aの信号処理部80が実行する処理について説明する。なお、他のID記憶装置64a,66aも同様の処理を実行する。図6には、信号処理部80が実行する処理のフローチャートが示されている。
信号処理部80は、IDリーダー70から特定ID要求信号が送信されたか否かを常時監視している(ステップS2)。この処理は、無線送受信部82において特定ID要求信号を受信した場合にYESとされる。
特定ID要求信号を受信した場合(ステップS2でYESの場合)は、ID記憶部84に記憶している特定IDを無線送受信部82から送信する(ステップS4)。これによりIDリーダー70は、ID記憶装置62aの特定IDを受信することができる。
【0025】
続いて、IDリーダー70の制御部100が実行する処理について説明する。図7に、制御部100が実行する処理のフローチャートが示されている。制御部100は、従業員によって特定スイッチ72が操作されたか否かを監視している(ステップS10)。
特定スイッチ72が操作された場合(ステップS10でYESの場合)は、特定ID要求信号を送信する(ステップS12)。これにより、景品62等から特定IDが送信されることになる。なお、この特定ID要求信号の送信範囲は1m程度である。従って、IDリーダー70の周囲1m以内に存在する景品62等からは特定IDが送信されるが、IDリーダー70から遠く離れた景品62等からは特定IDが送信されない。また、ステップS12の処理を実行すると同時に、RAM106の記憶内容をクリアする処理を実行しておく。
続いて、景品62等から送信された特定IDを受信して記憶する(ステップS14)。この処理は、無線送受信部78で受信した特定ID(複数の特定IDの場合もある)をRAM106に記憶させることによって行なう。
ステップS14の処理を実行すると、従業員によって特定スイッチ72が再度操作されたか否かを監視する(ステップS16)。
特定スイッチ72が操作された場合(ステップS16でYESの場合)は、ステップS14で記憶した特定ID(特定ID群)をPOS50に送信する(ステップS18)。
【0026】
続いて、POS50の制御部120が実行する処理について説明する。図8に、制御部120が実行する処理のフローチャートが示されている。
制御部120は、会員カード42が会員カード挿入口58aに挿入されたか否かを常時監視している(ステップS20)。
会員カード42が挿入された場合(ステップS20でYESの場合)は、挿入された会員カード42に記憶されている玉数(即ち遊技者が獲得した玉数)を読取る(ステップS22)。なお、この処理を実行すると同時に、会員カード42に記憶されている玉数をクリアする処理も実行する。
続いて、読取った玉数に基づいて景品数を計算する(ステップS24)。ここでは、景品種類毎の景品数を計算する(即ち、遊技者が受領可能な景品種類毎の景品数を計算する)。例えば、大景品62が5個であり、中景品64が3個であり、小景品66が2個であると計算される。ここでの計算手法は公知であるために詳しい説明は省略する。計算された景品種類毎の景品数はRAM126で記憶する。
次に、ステップS24で計算された景品数を表示する(ステップS26)。この処理は、計算された景品種類毎の景品数を表示部52で表示させることによって行なう。この処理を実行することにより、従業員は、遊技者が受領可能な景品数を認識することができる。従業員は、表示された景品種類毎の景品数を景品保管場所60から取出して遊技者に提供できるようになる。
【0027】
ステップS28では、IDリーダー70から送信された特定IDを受信したか否かを監視する。この処理は、無線受信部56においてIDリーダー70から送信された特定IDを受信した場合にYESとする。
特定IDを受信すると(ステップS28でYESの場合)、受信した特定IDから景品数を計算して記憶する(ステップS30)。具体的には、以下のようにして景品数を計算する。即ち、受信した特定ID毎に、ROM124を検索してその特定IDと対応づけられている景品種類を特定する。例えば、特定ID00003を受信した場合には大景品62と特定する。特定ID毎に景品種類を特定すると、景品種類毎の景品数をカウントする。これにより、従業員が景品保管場所60から取出した景品種類毎の景品数が得られる。ここで得られた景品種類毎の景品数はRAM126で記憶する。
ステップS32では、ステップS24で計算された景品数と、ステップS30で計算された景品数が一致するか否かを判別する。この判別は、景品種類毎に行なわれる。即ち、(1)ステップS24で計算された大景品62の景品数と、ステップS30で計算された大景品62の景品数とが一致するか否かを判別し、(2)ステップS24で計算された中景品64の景品数と、ステップS30で計算された中景品64の景品数とが一致するか否かを判別し、(3)ステップS24で計算された小景品66の景品数と、ステップS30で計算された小景品66の景品数とが一致するか否かを判別する。
ステップS32において、全ての景品種類について一致していると判別された場合(ステップS32でYESの場合)は、処理を終了する。
一方、ステップS32において、いずれかの景品種類について一致しなかった場合(ステップS32でNOの場合)は、警告音を出力する(ステップS34)。これにより、「遊技者が受領可能な景品種類毎の景品数」と「従業員が景品保管場所60から取出した景品種類毎の景品数」が異なっていることを従業員が認識できる。
【0028】
ここでは、遊技者に景品62等が提供されるまでの過程を説明しながら、本実施例の提供景品数チェックシステム20がどのように機能するかについて説明する。
遊技者は、パチンコ玉数が記憶された会員カード42を景品交換カウンタ90に持ち込む。
景品交換カウンタ90に配備された従業員は、遊技者が持ち込んだ会員カード42を会員カード挿入口58aに挿入する。これにより、表示部52に、遊技者が受領可能な景品種類毎の景品数が表示されることになる。
従業員は、表示部52に表示された景品種類毎の景品数を景品保管場所60から取出して景品交換カウンタ90に載置する。そして、景品交換カウンタ90に載置された景品62等(遊技者に提供される景品)の近くでIDリーダー70の特定スイッチ72を操作する。これにより、IDリーダー70は、特定ID要求信号を送信し、景品交換カウンタ90に載置された景品62等の特定IDを読取る。このとき、特定ID要求信号は、景品保管場所60に保管されている景品62等には届かない。従って、IDリーダー70は、景品交換カウンタ90に載置された景品62等の特定IDを読取ることはできるが、景品保管場所60にある景品62等の特定IDは読取らない。
続いて、従業員は、特定スイッチ72を再度操作する。これにより、景品交換カウンタ90に載置された景品62等の特定IDがPOS50に送信される。これによりPOS50で警告音が出力されなかった場合は、遊技者が受領可能な数の景品62等が、景品交換カウンタ90に載置されているということである。この場合、従業員は、景品交換カウンタ90に載置された景品62等を遊技者に提供する。一方、POS50で警告音が出力された場合は、従業員は、景品交換カウンタ90に載置された景品数をチェックする。これにより、従業員は、景品保管場所60から誤った数の景品を取出したことを認識できる。本システム20によると、遊技者に誤った数の景品62等を提供することが防止できる。
【0029】
(第2実施例) ここでは第1実施例と異なる点を中心に説明する。図9に、本実施例に係る提供景品数チェックシステム20の概略図を示す。本実施例では、従業員が携帯するIDリーダー70を用いない。本実施例に係るIDリーダー150は、景品交換カウンタ90の上面に設置されている。IDリーダー150の上面には、景品62等の収容箱160が載置される。
また、本実施例に係る景品62等のID記憶装置62a等は、特定IDを常時送信し続けている。ID記憶装置62a等による特定IDの送信範囲は、それほど広い範囲ではなく、景品保管場所60に保管されている景品62等が送信している特定IDは、景品交換カウンタ90に設置されているIDリーダー150では受信できない。
【0030】
IDリーダー150の構成について説明する。図10に、IDリーダー150の構成が模式的に示されている。IDリーダー150は、無線送受信部152と重量検知部154と制御部170を有する。
無線送受信部152は、景品62等から送信された特定IDを受信するととともに、受信された特定IDをPOS50に送信する。
重量検知部154は、所定重量(本実施例の場合は景品収容箱160の重量)以上の重量がIDリーダー150に加えられているときはhigh状態の信号を出力し、上記の所定重量以下の重量がIDリーダー150に加えられているときはlow状態の信号を出力する。
制御部170は、CPU172とROM174とRAM176とI/Oインターフェイス178等を有している。CPU172、ROM174、及びRAM176と、I/O178は信号線180によって通信可能に接続されている。I/O178と無線送受信部152は、信号線182によって通信可能に接続されている。I/O178と重量検知部154は、信号線184によって通信可能に接続されている。
CPU172は、ROM174に記憶されている制御プログラムに従って、IDリーダー150の動作を統括的に制御する。
ROM174に記憶されている制御プログラムの中には、無線送受信部152で受信された特定IDをRAM176に記憶させる処理や、POS50に特定IDを送信する処理等を実行するためのプログラムが含まれる。
RAM176は、ワークメモリとして使用されるメイン記憶素子であって種々の情報を記憶することができる。
【0031】
続いて、IDリーダー150の制御部170が実行する処理について説明する。図11に、制御部170が実行する処理のフローチャートが示されている。
制御部170は、重量検知部154からhigh状態の信号が出力されたか否かを常時監視している(ステップS40)。この処理は、重量検知部154が出力する信号のレベルがlow状態からhigh状態に切換えられた場合にYESとされる。
ステップS40でYESとされると、RAM176で記憶している特定IDをクリアする(ステップS42)。
続いて、景品62等から出力された特定IDを受信したか否かを監視する(ステップS44)。この処理は、無線送受信部152で特定IDを受信するとYESとされる。
ステップS44でYESとされると、受信した特定IDを記憶する(ステップS46)。複数の特定IDを受信した場合は、それぞれの特定IDを累積して記憶する。
ステップS48では、重量検知部154からlow状態の信号が出力されたか否かを監視する。この処理は、重量検知部154が出力している信号のレベルがhigh状態からlow状態に切換えられた場合にYESとされる。
ステップS48でYESとされると、RAM176に記憶している特定ID(特定ID群)をPOS50に送信する(ステップS50)。これにより、POS50は、従業員が景品保管場所60から取出した景品62等の特定IDを得ることができる(図8のステップS28でYESとされる)。
【0032】
続いて、本実施例に係る提供景品数チェックシステム20がどのように機能するかについて説明する。
遊技者が会員カード42を景品交換カウンタ90に持ち込むと、従業員は、その会員カード42を会員カード挿入口58aに挿入する。それと同時に、従業員は、景品収容箱160をIDリーダー150の上面に載置する。これにより、IDリーダー150のRAM176に記憶されている特定IDがクリアされることになる(図11のステップS42)。
従業員は、表示部52に表示された景品種類毎の景品数を景品保管場所60から取出し、取出した景品62等をIDリーダー150の上面に載置された景品収容箱160に入れる。これにより、IDリーダー150のRAM176に、景品収容箱160に入れられた景品62等(即ち景品保管場所60から取出された景品)の特定IDが記憶されることになる(図11のステップS46)。
遊技者は、景品62等を収容している景品収容箱160を持ち去る。これにより、IDリーダー150は、RAM176に記憶している特定IDをPOS50に送信することになる(図11のステップS48でYESとされてステップS50の処理が実行される)。POS50は、IDリーダー150から送信された特定IDを受信して、図8のステップS30以降の処理を実行することになる。POS50から警告音が出力されなかった場合は、遊技者が受領可能な数の景品62等が、遊技者に提供されたことになる。一方、POS50から警告音が出力された場合は、従業員は、遊技者が持ち去った景品収容箱160に入っている景品数をチェックする。これにより、遊技者に誤った数の景品62等が提供されることが防止できる。
【0033】
(第3実施例) ここでは上記した各実施例と異なる点を中心に説明する。図12に、本実施例の提供景品数チェックシステム20の概略図を示す。
本実施例では、2つのIDリーダー150,200が存在する。IDリーダー150は、上記した第2実施例と同じものであり、ここではカウンタIDリーダーと呼ぶことにする。IDリーダー200は、景品保管場所60に設置されている。IDリーダー200は、景品保管場所60に保管されている景品62等の特定IDを読取る。ここでは、IDリーダー200のことを保管IDリーダー200と呼ぶことにする。
また、本実施例では、景品交換カウンタ90における遊技者の存在を検知する遊技者センサ230が設置されている。遊技者は、遊技者センサ230の上面に載って景品提供サービスを受ける。遊技者センサ230は、所定重量(例えば10Kg)以上の重量を検知しているときはhigh状態の信号を出力し、上記の所定重量以下の重量を検知しているときはlow状態の信号を出力する。即ち、遊技者センサ230の上面に遊技者が載っているときはhigh状態の信号を出力し、遊技者センサ230の上面に遊技者が載っていないときはlow状態の信号を出力する。
なお、カウンタIDリーダー160の機能は上記した第2実施例と同じである。即ち、景品収容箱160に収容された景品62等の特定IDを読取ることができる。そして、カウンタIDリーダー160の上面から景品収容箱160が取り除かれたときに、読取った特定IDをPOS50に送信する。
【0034】
続いて、保管IDリーダー200の構造について説明する。図13に、保管IDリーダー200の構造が模式的に示されている。保管IDリーダー200は、無線送受信部202と制御部210を有する。
無線送受信部202は、遊技者センサ230から送信されている信号を受信する。また、景品保管場所60にある景品62等の特定IDを受信する。また、POS50に特定IDを送信する。
制御部210は、CPU212とROM214とRAM216とI/Oインターフェイス218等を有している。CPU212、ROM214、及びRAM216と、I/O218は信号線220によって通信可能に接続されている。I/O218と無線送受信部202は、信号線222によって通信可能に接続されている。
CPU212は、ROM214に記憶されている制御プログラムに従って、保管IDリーダー210の動作を統括的に制御する。
ROM214に記憶されている制御プログラムの中には、遊技者センサ2300から送信される信号のレベルに応じた処理や、POS50に特定IDを送信する処理等を実行するためのプログラムが含まれる。
RAM216は、ワークメモリとして使用されるメイン記憶素子であって種々の情報を記憶することができる。
【0035】
図14を参照して、保管IDリーダー200の制御部210が実行する処理について説明する。図14は、制御部210が実行する処理のフローチャートである。
制御部210は、遊技者センサ230からhigh状態の信号が出力されたか否かを常時監視している(ステップS60)。この処理は、遊技者センサ230から出力されている信号のレベルがlow状態からhigh状態に切換えられるとYESとされる。
ステップS60でYESとされると、RAM216の記憶内容をクリアする(ステップS62)。
続いて、景品保管場所60にある景品群の特定IDを全て読取る(ステップS64)。この処理は、景品62等のID記憶装置62a等から送信された特定IDを無線送受信部202で受信することによって行なう。受信した特定ID群はRAM216の第1所定アドレスで記憶しておく。
ステップS64の処理を実行すると、遊技者センサ230の出力信号のレベルを監視する(ステップS66)。この処理は、遊技者センサ230から出力されている信号のレベルがhigh状態からlow状態に切換えられるとYESとされる。
ステップS66でYESとされると、景品保管場所60にある景品群の特定IDを全て読取る(ステップS68)。この処理は、上記のステップS64と同様の処理である。ここで読取られた特定ID群はRAM216の第2所定アドレスで記憶しておく。
ステップS70では、ステップS64で記憶した特定ID群の中から、ステップS68で記憶した特定ID群に含まれない特定IDを特定する処理を実行する。この処理は、上記の第1所定アドレスの記憶内容と第2所定アドレスの記憶内容を参照することによって実行する。例えば、第1所定アドレスには特定ID00005が記憶されているが、第2所定アドレスには特定ID0005が記憶されていない場合は、ステップS70で特定ID00005が特定されることになる。
ステップS72では、ステップS70で特定した特定ID(特定ID群)をPSO50に送信する。
【0036】
次に、本実施例におけるPOS50の制御部120が実行する処理について説明する。図15に、制御部120が実行する処理のフローチャートが示されている。
ステップS80〜S86までの処理は、図8のステップS20〜S26までの処理と同じであるために、説明を省略する。
ステップS88では、カウンタIDリーダー160から送信された特定IDを受信したか否かを監視する。
ステップS88でYESとされると、受信した特定IDから景品種類毎の景品数を計算する(ステップS90)。計算された景品種類毎の景品数は、RAM126(図5参照)で記憶する。ここで計算された景品数は、景品交換カウンタ90に載置された景品数である。
ステップS92では、保管IDリーダー200から送信された特定IDを受信したか否かを監視する。即ち、図14のステップS72で送信された特定IDを受信したか否かを監視する。
ステップS92でYESとされると、受信した特定IDから景品種類毎の景品数を計算する(ステップS94)。計算された景品種類毎の景品数は、RAM126で記憶する。ここで計算された景品数は、従業員が景品保管場所60から取出した景品数である。
続いて、ステップS84で計算された景品種類毎の景品数と、ステップS90で計算された景品種類毎の景品数が一致しているか否かを判別するとともに、ステップS84で計算された景品種類毎の景品数と、ステップS94で計算された景品種類毎の景品数が一致しているか否かを判別する(ステップS96)。即ち、遊技者が受領可能な景品数と、景品交換カウンタ90に載置された景品数と、従業員が景品保管場所60から取出した景品数とが一致しているか否かを判別する。
ステップS96でYESの場合は処理を終了する。一方、ステップS96でNOの場合は警告音を出力する(ステップS98)。
【0037】
ここでは、本実施例に係る提供景品数チェックシステム20がどのように機能するかについて説明する。
遊技者が会員カード42を景品交換カウンタ90に持ち込むと、従業員は、その会員カード42を会員カード挿入口58aに挿入する。それと同時に、従業員は、景品収容箱160をIDリーダー150の上面に載置する。このとき、遊技者が遊技者センサ230の上面に載るために、保管IDリーダー200は図14のステップS62,S64の処理を実行することになる。即ち、保管IDリーダー200には、遊技者が景品交換カウンタ90に現われたときに景品保管場所60にある全ての景品群の特定IDが記憶されることになる。
従業員は、表示部52に表示された景品種類毎の景品数を景品保管場所60から取出し、取出した景品62等をカウンタIDリーダー150の上面に載置された景品収容箱160に入れる。これにより、カウンタIDリーダー150のRAM176に、景品収容箱160に入れられた景品62等の特定IDが記憶されることになる(図11のステップS46)。
遊技者は、景品62等が入れられた景品収容箱160を持ち去る。これにより、カウンタIDリーダー150からPOS50に特定IDが送信される(図11のステップS50)。POS50は、カウンタIDリーダー150から送信された特定IDを受信することになる(図15のステップS88でYES)。そして、POS50は、受信した特定IDに基づいて、図15のステップS90の処理を実行する。
遊技者が景品収容箱160を持って景品交換カウンタ90から立ち去ると、保管IDリーダー200は、景品保管場所60にある景品群の特定IDを全て読取って記憶する(図14のステップS68)。即ち、保管IDリーダー200には、遊技者が景品交換カウンタ90から立ち去ったときに景品保管場所60にある全ての景品群の特定IDが記憶される。そして、保管IDリーダー200は、従業員が景品保管場所60から取出した景品62等の特定IDを特定し(図14のステップS70)、特定した特定IDをPOS50に送信する(図14のステップS72)。これにより、POS50は、保管IDリーダー200から送信された特定IDを受信し(図15のステップS92でYES)、図15のステップS94以降の処理を実行する。
POS50から警告音が出力されなかった場合は、遊技者が受領可能な数の景品62等が、遊技者に提供されたことになる。一方、POS50から警告音が出力された場合は、従業員は、遊技者が持ち去った景品収容箱160に入っている景品数をチェックする。これにより、遊技者に誤った数の景品62等が提供されることを防止できる。
景品保管場所60から取出した景品62等を従業員が不正に着服した場合は、遊技者が受領可能な景品数(図15のステップS84で計算された景品数)と、景品交換カウンタ90に載置された景品数(図15のステップS90で計算された景品数)とが一致しなくなる。従って、従業員が景品62等を不正着服した場合にも警告音が出力される。このために、従業員の不正着服を防止できる。
【0038】
(第4実施例) ここでは、第1実施例と異なる点を中心に説明する。本実施例では、各景品62等にID記憶装置(図1の62a等)が備えられていない。本実施例では、景品交換カウンタ90の上面に、大景品置き台300と中景品置き台310と小景品置き台320が設置されている。大景品置き台300には、景品保管場所60から取出された大景品62が載置される。中景品置き台310には、景品保管場所60から取出された中景品62が載置される。小景品置き台320には、景品保管場所60から取出された小景品330が載置される。
【0039】
大景品置き台300の構造について説明する。図17は、大景品置き台300の構造を簡単に示した図である。
大景品置き台300は、上部本体部材400と下部本体部材402と液体充填シート408とピエゾ抵抗素子404と制御部406等から構成されている。上部本体部材400には大景品62が置かれる。下部本体部材402は、ピエゾ抵抗素子404と制御部406を収納するケーシングとして機能する。液体充填シート408は、上部本体部材400と下部本体部材402との間に配置されている。液体充填シート408の上面は上部本体部材400に接触している。液体充填シート408の下面は下部本体部材402に接触している。下部本体部材402の上面中央には、略円形の孔402aが設けられている。その孔402aには、ピエゾ抵抗素子404が配置されている。ピエゾ抵抗素子404の上部は、液体充填シート408に接触している。ピエゾ抵抗素子404の下方に、制御部406が配置されている。
上部本体部材400に大景品62を載置すると、液体充填シート408を介してピエゾ抵抗素子404の上部に圧力が加わる。ピエゾ抵抗素子404は、圧力が加えられると抵抗値が変化する。ピエゾ抵抗素子404の抵抗値は制御部406に入力される。制御部406は、入力された抵抗値から載置されている大景品62の総重量を導き出すことができる。
【0040】
図18は、大景品置き台300の制御系の構成を簡単に示す。制御部406は、増幅部410と信号処理部412と無線送信部414とID記憶部416と電源部420を有している。ピエゾ抵抗素子404は、増幅部410と接続されている。増幅部410は、信号処理部412と接続されている。信号処理部412には、ID記憶部416と無線送信部414が接続されている。ID記憶部416には、大景品置き台300を特定するIDが記憶されている。この実施例のID記憶部416が記憶している特定IDは、大景品置き台300の符号と同じ「300」とする。
無線送信部414は、コイル状に形成されたアンテナを有している。そのアンテナを介して情報が送信される。無線送信部414には、いわゆるBluetoothモジュール(ワイヤレス通信モジュール)を利用することができる。電源部420には、小型ボタン電池が使用されている。
【0041】
ピエゾ抵抗素子404における抵抗値は、増幅部410を介して信号処理部412に伝達されている。信号処理部412には、ピエゾ抵抗素子404における抵抗値が常時入力されている。この信号処理部412には、抵抗値と重量との関係が対応づけられている。このため、信号処理部412は、抵抗値から重量を導き出すことができる。信号処理部412は、無線送信部414を介してPOS50に重量情報を送信する。信号処理部412は、重量がゼロから大きく増加したときに重量情報を送信する。即ち、大景品置き台300に大景品62が載置されていない状態から大景品62が載置された状態になると、載置された大景品62の総重量を送信する。送信される重量情報には、ID記憶部416で記憶されている特定IDが対応づけられる。例えば、重量100gとID「300」とを対応づけた情報がPOS50に送信される。
【0042】
中景品置き台310や小景品置き台320も、上記した大景品置き台300と同様の構造をしているが、ID記憶部が記憶している特定IDが異なる。本実施例では、中景品置き台310のID記憶部が記憶している特定IDは「310」とし、小景品置き台320のID記憶部が記憶している特定IDは「320」とする。従って、中景品置き台310は、中景品64が載置されると、載置された中景品64の総重量と特定ID「310」を対応づけてPOS50に送信する。また、小景品置き台320は、小景品66が載置されると、載置された小景品66の総重量と特定ID「320」を対応づけてPOS50に送信する。
【0043】
本実施例のPOS50のROM124(図5参照)には、第1実施例のように景品種類と特定IDとが対応づけて記憶されていない。ROM124には、次の3つの情報が記憶されている。特定ID「300」と大景品一つ当りの重量Xが対応づけて記憶されている。特定ID「310」と中景品一つ当りの重量Yが対応づけて記憶されている。特定ID「320」と小景品一つ当りの重量Zが対応づけて記憶されている。
【0044】
続いて、本実施例のPOS50の制御部120(図5参照)が実行する処理を説明する。図19に、制御部120が実行する処理のフローチャートが示されている。
ステップS100〜S106までの処理は、図8のステップS20〜S26までの処理と同じであるために、説明を省略する。
ステップS108では、景品置き台300,310,320から送信された重量情報を受信したか否かを監視する。
ステップS108でYESとされると、受信した重量情報から景品種類毎の景品数を計算する(ステップS110)。例えば、特定ID「300」と重量Mとが対応づけられた重量情報を受信した場合は、重量Mを大景品62の単位重量Xで除することによって、大景品置き台300に載置された大景品62の景品数を計算する。また、例えば、特定ID「310」と重量Nとが対応づけられた重量情報を受信した場合は、重量Nを中景品64の単位重量Yで除することによって、中景品置き台310に載置された中景品64の景品数を計算する。ステップS110の処理を実行することによって、各景品置き台300,310,320に載置された景品数がそれぞれ算出されることになる。計算された景品種類毎の景品数は、RAM126(図5参照)で記憶する。
ステップS112では、ステップS104で計算された景品種類毎の景品数と、ステップS110で計算された景品種類毎の景品数とが一致しているか否かを判別する。即ち、遊技者が受領可能な景品数と、従業員が景品保管場所60から取出した景品数とが一致しているか否かを判別する。
ステップS112でYESの場合は処理を終了する。一方、ステップS112でNOの場合は警告音を出力する(ステップS114)。これにより、従業員は、景品置き台300,310,320に載置された景品数をチェックすることができる。遊技者に誤った数の景品62等が提供されることを防止できる。
【0045】
上記した各実施例によると、景品払出し機(特許文献1参照)を用いずに、従業員の景品提供ミスを防止できる。
上記した各実施例のシステム20は、景品払出し機を導入するよりも低コストで実施できる。また、景品払出し機を設置するよりも少ないスペースで実施できる。
【0046】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
【0047】
ここでは、上記の実施例の変形例をいくつか示しておく。
(1)上記の各実施例では、計数機40において会員カード42に玉数を記憶させている。しかしながら、玉数が記憶されたレシートやカードを計数機40から出力するようにしてもよい。この場合、遊技者は、レシートやカードを景品交換カウンタ90に持ち込むことによって、景品62等の提供サービスを受けることができる。
(2)上記の第1実施例では、景品保管場所60から取出された景品数をPOS50が計算している(図8のステップS30)。この処理は、IDリーダー70が実行するようにしてもよい。この場合、IDリーダー70は、景品種類と特定IDとを対応づけて記憶しておく必要がある。IDリーダー70は、自身が計算した景品種類毎の景品数をPOS50に送信するようにする。POS50は、遊技者が受領可能な景品数と、IDリーダー70から送信された景品数とを比較し、両者が一致しない場合は警告音を出力する。
(3)遊技者が受領可能な景品数と、景品保管場所60から取出された景品数が一致しない場合における報知の態様はどのようになされてもよい。例えば、そのときに景品交換サービスを実施した従業員を特定できる情報を記憶するだけでもよい。また、音による報知だけでなく光や表示による報知を行なってもよい。
(4)第3実施例の遊技者センサ230は、重量を検知するセンサでなくてもよい。例えば、赤外線センサ、温度センサ等を用いてもよい。
(5)上記した各実施例の景品62等は、いわゆる特殊景品であることが好ましい。この場合、特定IDを外部から読取可能に記憶している特殊景品自体も本発明の創作物である。
【0048】
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の提供景品数チェックシステムの概略図である。
【図2】ID記憶装置の構成を模式的に示す。
【図3】IDリーダーの正面図である。
【図4】IDリーダーの構成を模式的に示す。
【図5】POSの構成を模式的に示す。
【図6】ID記憶装置が実行する処理のフローチャートを示す。
【図7】IDリーダーが実行する処理のフローチャートを示す。
【図8】POSが実行する処理のフローチャートを示す。
【図9】第2実施例の提供景品数チェックシステムの概略図である。
【図10】IDリーダーの構成を模式的に示す(第2実施例)。
【図11】IDリーダーが実行する処理のフローチャートを示す(第2実施例)。
【図12】第3実施例の提供景品数チェックシステムの概略図である。
【図13】保管IDリーダーの構成を模式的に示す。
【図14】保管IDリーダーが実行する処理のフローチャートを示す。
【図15】POSが実行する処理のフローチャートを示す(第3実施例)。
【図16】第4実施例の提供景品数チェックシステムの概略図である。
【図17】大景品置き台の構成を模式的に示す。
【図18】大景品置き台の制御系の構成を模式的に示す。
【図19】POSが実行する処理のフローチャートを示す(第4実施例)。
【符号の説明】
2・・遊技エリア
4・・景品交換エリア
20・・提供景品数チェックシステム
30・・遊技島
31,32・・遊技台
38・・玉箱
40・・計数機
42・・会員カード
50・・POS
60・・景品保管場所
62・・大景品
64・・中景品
66・・小景品
62a,64a,66a・・ID記憶装置
70・・IDリーダー
72・・特定スイッチ
76・・数字キー
78・・無線送受信部
80・・信号処理部
82・・無線送受信部
84・・ID記憶部
86・・電源部
90・・景品交換カウンタ
100・・IDリーダーの制御部
120・・POSの制御部

Claims (8)

  1. 遊技者が獲得した遊技媒体数に応じた数の景品を、遊技場従業員が景品保管場所から取出して当該遊技者に提供する遊技場で用いられるシステムであり、
    遊技者が獲得した遊技媒体数から当該遊技者が受領可能な景品数を特定する景品数特定装置と、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品数を計測する景品数計測装置とを備える提供景品数チェックシステム。
  2. 前記景品数特定装置で特定された景品数と、前記景品数計測装置で計測された景品数が一致しない場合に報知する手段を備える請求項1の提供景品数チェックシステム。
  3. 景品毎に、その景品を特定するIDを外部から読取可能に記憶している特定ID記憶手段が付加されており、
    前記景品数計測装置は、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品の特定IDを読取る特定IDリーダーと、
    特定IDリーダーで読取られた特定IDに基づいて、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品数を特定する特定手段とを有することを特徴とする請求項1又は2の提供景品数チェックシステム。
  4. 遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品が載置される景品載置台を備え、
    前記特定IDリーダーは、景品載置台に載置された景品の特定IDを読取り、
    前記特定手段は、景品載置台に景品が載置されている状態から載置されていない状態になると、前記特定IDリーダーで読取られた特定IDに基づいて、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品数を特定することを特徴とする請求項3の提供景品数チェックシステム。
  5. 前記景品数計測装置は、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品の重量を計測する重量計測手段と、
    景品の単位重量を記憶している単位重量記憶手段と、
    重量計測手段で計測された重量を景品の単位重量で除した値に相当する値を算出する手段とを有することを特徴とする請求項1又は2の提供景品数チェックシステム。
  6. 景品提供場所に遊技者が存在することを検知する遊技者検知手段を備え、
    景品毎に、その景品を特定するIDを外部から読取可能に記憶している特定ID記憶手段が付加されており、
    前記景品数計測装置は、景品保管場所に保管されている各景品の特定IDを読取る特定IDリーダーと、
    景品提供場所に遊技者が存在しはじめたときの「特定IDリーダーで読取られた特定ID群」と、景品提供場所に当該遊技者が存在しなくなったときの「特定IDリーダーで読取られた特定ID群」とに基づいて、遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品数を特定する特定手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2の提供景品数チェックシステム。
  7. 遊技場従業員が景品保管場所から取出した景品が載置される景品載置台と、景品載置台に載置された景品数を計測する載置景品数計測装置とを備えることを特徴とする請求項6の提供景品数チェックシステム。
  8. 複数種類の景品が存在する場合に用いられる請求項1から6のいずれかの提供景品数チェックシステムであり、
    前記景品数特定装置は、景品種類毎の景品数を特定し、
    前記景品数計測装置は、景品種類毎に、遊技場従業員が景品保管場所から取出した当該景品種類の景品数を計測することを特徴とする請求項1から7のいずれかの提供景品数チェックシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008079795A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用景品交換システム
JP2010188016A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Glory Ltd 景品管理装置および景品払出システム

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