JP2003175254A - 遊技場の有価物管理システム - Google Patents

遊技場の有価物管理システム

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JP2003175254A
JP2003175254A JP2001379072A JP2001379072A JP2003175254A JP 2003175254 A JP2003175254 A JP 2003175254A JP 2001379072 A JP2001379072 A JP 2001379072A JP 2001379072 A JP2001379072 A JP 2001379072A JP 2003175254 A JP2003175254 A JP 2003175254A
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Inventor
Katsuya Takase
勝也 高瀬
Tetsuo Uchida
哲夫 内田
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有価物処理装置に投入された有価物を回収庫
に搬送する過程における事故や不正行為を迅速に検知し
得る有価物管理システムを提供する。 【解決手段】 遊技機1に近接して配置され、遊技機1
による遊技を行うために有価物を投入する有価物処理装
置2と、有価物処理装置2に投入された有価物を搬送す
る搬送装置3と、搬送装置3によって搬送された有価物
を回収する回収庫4とを備えた遊技場の有価物管理シス
テム100である。前記有価物は、当該有価物を他の有
価物と識別するための識別子を具備し、有価物処理装置
2に、前記有価物が具備する識別子を読み取る第1読取
手段5a〜5dが設けられ、回収庫4に、前記有価物が
具備する識別子を読み取る第2読取手段5eが設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ玉やメダ
ル等の遊技媒体の貸出を受けて、遊技機による遊技を行
うべく、有価物処理装置に投入する有価物(紙幣、硬貨
等の貨幣や、カード、コイン等の貸出媒体)を管理する
システムに関し、特に、有価物処理装置から回収庫への
搬送過程における有価物に対する事故や不正行為を迅速
に検知し得る遊技場の有価物管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ店等の遊技場において
は、隣接する遊技機の間に、遊技媒体の貸出を行うため
の台間機が設置されている。遊技媒体の貸出を受けるべ
く、台間機に投入された紙幣等の有価物は、ベルト搬送
機構等により、いわゆる遊技機の島毎に設けられた収納
部(島端金庫)に搬送され、当該収納部で保管される。
【0003】ここで、従来、投入された紙幣等の有価物
の管理、特に、各台間機に投入し搬送機構に排出された
有価物の計数管理方法として、特開平8−249522
号公報に開示された技術が知られている。
【0004】前記公報には、玉貸機(台間機)からベル
ト搬送機構に排出される紙幣を検出するセンサを設ける
と共に、紙幣収納部内に紙幣計数機を設ける技術が開示
されている。前記紙幣計数機は、前記センサで検出した
紙幣検出信号を計数し、玉貸機から排出された紙幣枚数
の合計を島毎に算出するように構成されている。
【0005】従って、前記公報に開示された技術によれ
ば、玉貸機からベルト搬送機構に排出された紙幣の島毎
の合計枚数を自動的に算出できるという利点が得られ
る。また、例えば、遊技機としてのパチンコ機で遊技を
行っている際に、玉詰まり等の故障が発生した場合に
は、パチンコ機の前面扉を開き修理を行う場合が多い。
この際、搬送機構の構造によっては、搬送中の紙幣が外
部に露出することも多く、これにより、紙幣の紛失等の
事故が発生したり、抜き取り等の不正行為がなされる可
能性がある。前記公報に開示された技術によって、搬送
機構の搬送路で事故や不正行為が生じたか否かを確認す
るには、紙幣計数機で算出された紙幣枚数と、実際に紙
幣収納部内に収納された紙幣の枚数を人手で計数した値
とを照らし合わせれば良い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遊技場の営業
中には、搬送路に搬送中の紙幣が存在すると共に、各玉
貸機に投入された紙幣が次々と搬送路に排出されるた
め、投入された紙幣枚数と、紙幣収納部に回収された実
際の紙幣枚数との間に開きが生じることになる。従っ
て、前記公報に開示された技術では、営業中には、紙幣
計数機で算出された紙幣枚数と、実際に紙幣収納部内に
収納された紙幣の枚数を人手で計数した値とに開きが生
じるのが通常であるため、紙幣が紛失したり、抜き取り
がなされたか否かを判断することはできず、営業終了後
に両者を比較して初めて検知できるに留まるものであ
る。このように、営業中には、紙幣の紛失や抜き取り、
つまり紙幣収納部に回収されなかった紙幣の発見が遅
れ、迅速な対応をとることができないという問題があ
る。また、搬送中の紙幣が偽札にすり替えられたような
場合には、紙幣の枚数としては両者に差異が生じないた
め、紙幣収納部内に収納された紙幣を人が検査して、或
いは、貨幣識別装置等を別途用いて検査しない限り、発
見できないことになる。
【0007】本発明は、斯かる従来技術の問題を解決す
るべくなされたもので、台間機等の有価物処理装置に投
入された有価物(紙幣、硬貨等の貨幣や、カード、コイ
ン等の貸出媒体)を回収庫に搬送する過程における事故
や不正行為を迅速に検知し得る有価物管理システムを提
供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる課題を解決するべ
く、本発明は、遊技機に近接して配置され、前記遊技機
による遊技を行うために有価物を投入する有価物処理装
置と、前記有価物処理装置に投入された有価物を搬送す
る搬送装置と、前記搬送装置によって搬送された有価物
を回収する回収庫とを備えた遊技場の有価物管理システ
ムであって、前記有価物は、当該有価物を他の有価物と
識別するための識別子を具備し、前記有価物処理装置
に、前記有価物が具備する識別子を読み取る第1読取手
段が設けられ、前記回収庫に、前記有価物が具備する識
別子を読み取る第2読取手段が設けられていることを特
徴とする有価物管理システムを提供するものである。
【0009】斯かる発明によれば、有価物が具備する識
別子を読み取る第1読取手段及び第2読取手段が、それ
ぞれ有価物処理装置及び回収庫に設けられる。従って、
有価物処理装置に投入された有価物の個数と、回収庫に
回収された有価物の個数とを単に計数し、両者を比較す
る場合と異なり、第1読取手段で読み取った識別子と、
第2読取手段で読み取った識別子とを逐次比較すること
により、遊技場の営業中、つまり搬送装置の駆動中であ
っても、事故や不正行為を迅速に検知することが可能で
ある。より具体的には、第1読取手段で読み取った識別
子が第2読取手段で読み取られなかった場合には、当該
識別子を具備する有価物の紛失や抜き取り等が搬送装置
において発生したことを検知可能であり、また、第1読
取手段で読み取られなかった識別子が第2読取手段で読
み取られた場合には、搬送装置において偽造物へのすり
替え等が発生したことを検知可能である。
【0010】好ましくは、前記有価物管理システムは、
前記第1読取手段及び前記第2読取手段で読み取った識
別子が順次送信され、送信された識別子の読み取り時刻
及び当該識別子を読み取った第1読取手段又は第2読取
手段の識別情報と共に記憶する管理装置を備える。
【0011】斯かる発明によれば、読み取った識別子
が、読み取り時刻及び当該識別子を読み取った第1読取
手段又は第2読取手段の識別情報と共に管理装置に記憶
される。ここで、前記識別情報の語句は、一の読取手段
(第1読取手段又は第2読取手段)を、他の読取手段
(第1読取手段又は第2読取手段)と識別するための情
報(例えば、各読取手段に割当てられた番号等)を意味
し、本明細書において全て同じ意味で使用する。本発明
によれば、識別子のみならず、読み取り時刻及び各読取
手段の識別情報も併せて記憶されるため、事故や不正行
為が、いつ、何処の有価物処理装置から投入された有価
物に対して発生したのか明確になり、その後の対応を取
り易く、有価物をより一層確実に管理することができ
る。
【0012】好ましくは、前記搬送装置の所定位置に、
前記有価物が具備する識別子を読み取る第3読取手段が
設けられる。
【0013】斯かる発明によれば、搬送装置の所定位置
に第3読取手段が更に設けられるため、所定の識別子を
具備する有価物が当該所定位置を通過したか否かを検知
可能である。従って、所定の識別子を具備する有価物の
紛失や抜き取り等が生じることにより、第1読取手段で
読み取った識別子が第3読取手段で読み取られなかった
場合には、第2読取手段による読み取りを待たずにこれ
を検知可能であり、事故や不正行為をより一層迅速に検
知することができる。また、第1読取手段、第2読取手
段及び第3読取手段でそれぞれ読み取った識別子を逐次
比較することにより、第3読取手段が設けられた位置の
上流側、下流側のいずれで事故や不正行為が生じたかを
検知することができ、有価物をより一層確実に管理可能
である。
【0014】好ましくは、前記有価物管理システムは、
前記第1読取手段、前記第2読取手段及び前記第3読取
手段で読み取った識別子が順次送信され、送信された識
別子の読み取り時刻及び当該識別子を読み取った第1読
取手段、第2読取手段又は第3読取手段の識別情報と共
に記憶する管理装置を備える。
【0015】斯かる発明によれば、読み取った識別子
が、読み取り時刻及び当該識別子を読み取った第1読取
手段、第2読取手段又は第3読取手段の識別情報と共に
管理装置に記憶される。本発明によれば、識別子のみな
らず、読み取り時刻及び各読取手段の識別情報も併せて
記憶されるため、事故や不正行為が、いつ、何処の有価
物処理装置から投入された有価物に対して、何処で(第
3読取手段が設けられた位置の上流か下流か)発生した
のか明確になり、その後の対応を取り易く、有価物をよ
り一層確実に管理することができる。
【0016】好ましくは、前記管理装置は、前記第1読
取手段で読み取った識別子と同一の識別子が、前記第1
読取手段の読み取り時刻から予め設定された所定時間内
に前記第2読取手段で読み取られなかった場合、或い
は、前記第1読取手段で読み取られなかった識別子が前
記第2読取手段で読み取られた場合、有価物の搬送にお
いて異常が発生したと判定し、その旨を報知するように
構成される。
【0017】斯かる発明によれば、第1読取手段で読み
取った識別子と同一の識別子が、第1読取手段の読み取
り時刻から予め設定された所定時間(例えば、有価物の
搬送速度や搬送距離等に応じて決定される時間)内に第
2読取手段で読み取られなかった場合(紛失や抜き取り
等が発生した場合)や、第1読取手段で読み取られなか
った識別子が第2読取手段で読み取られた場合(偽造物
へのすり替え等が発生した場合)に、異常が発生した旨
が報知されるため、有価物を確実且つ迅速に管理するこ
とが可能である。なお、異常が発生した旨の報知は、例
えば、管理装置自体に直接設けられる場合のみならず、
遊技場の所定箇所に設けられた表示灯を用いての点灯・
点滅表示や、音響や音声による報知等、視覚・聴覚に訴
える種々の手段を用いて行うことが可能である。
【0018】好ましくは、前記管理装置は、前記第1読
取手段で読み取った識別子と同一の識別子が、前記第1
読取手段の読み取り時刻から予め設定された所定時間内
に前記第3読取手段で読み取られなかった場合、前記第
3読取手段で読み取った識別子と同一の識別子が、前記
第3読取手段の読み取り時刻から予め設定された所定時
間内に前記第2読取手段で読み取られなかった場合、或
いは、前記第1読取手段で読み取られなかった識別子が
前記第2読取手段又は前記第3読取手段で読み取られた
場合、有価物の搬送において異常が発生したと判定し、
その旨を報知するように構成される。
【0019】斯かる発明によれば、第1読取手段で読み
取った識別子と同一の識別子が、第1読取手段の読み取
り時刻から予め設定された所定時間内に第3読取手段で
読み取られなかった場合(第3読取手段が設けられた位
置の上流側で紛失や抜き取り等が発生した場合)や、第
3読取手段で読み取った識別子と同一の識別子が、第3
読取手段の読み取り時刻から予め設定された所定時間内
に第2読取手段で読み取られなかった場合(第3読取手
段が設けられた位置の下流側で紛失や抜き取り等が発生
した場合)、或いは、第1読取手段で読み取られなかっ
た識別子が第2読取手段又は第3読取手段で読み取られ
た場合(偽造物へのすり替え等が発生した場合)に、異
常が発生した旨が報知されるため、有価物を確実且つ迅
速に管理することが可能である。
【0020】好ましくは、前記第3読取手段は、前記搬
送装置による有価物の搬送方向に沿って複数配置され、
前記管理装置は、搬送方向上流側に位置する一の第3読
取手段で読み取った識別子と同一の識別子が、当該第3
読取手段の読み取り時刻から予め設定された所定時間内
に、搬送方向下流側に位置する他の第3読取手段で読み
取られなかった場合、或いは、前記一の第3読取手段で
読み取られなかった識別子が前記他の第3読取手段で読
み取られた場合、有価物の搬送において異常が発生した
と判定し、その旨を報知するように構成される。
【0021】斯かる発明によれば、第3読取手段が、搬
送方向に沿って複数配置され、搬送方向上流側に位置す
る一の第3読取手段で読み取った識別子と同一の識別子
が、当該第3読取手段の読み取り時刻から予め設定され
た所定時間内に、搬送方向下流側に位置する他の第3読
取手段で読み取られなかった場合(前記一の第3読取手
段と、前記他の第3読取手段との間で、紛失や抜き取り
等が発生した場合)や、前記一の第3読取手段で読み取
られなかった識別子が前記他の第3読取手段で読み取ら
れた場合(前記一の第3読取手段と、前記他の第3読取
手段との間で、偽造物へのすり替え等が発生した場合)
に、異常が発生した旨が報知されるため、有価物を確実
且つ迅速に管理することが可能である。
【0022】好ましくは、前記有価物には、識別子とし
てのデータが表示されており、前記第1読取手段、前記
第2読取手段及び前記第3読取手段は、前記有価物に表
示されたデータを読み取る光学式読取装置とされる。
【0023】斯かる発明によれば、有価物が紙幣である
場合に、既存の紙幣番号をそのまま識別子として利用で
きるという利点を有する他、有価物としてのカードやコ
イン等の貸出媒体に番号等のデータを表示することも無
論可能である。なお、本発明では、識別子としてのデー
タを番号にした場合、当該番号が実際に何番であるかを
必ずしも認識する必要はなく、光学式読取装置で読み取
った番号部分のデータに基づき、一の有価物に表示され
た番号と、他の有価物に表示された番号とが互いに異な
ることさえ認識できればよい。
【0024】或いは、前記有価物には、識別子としての
画像コードが表示されており、前記第1読取手段、前記
第2読取手段及び前記第3読取手段は、前記有価物に表
示された画像コードを読み取る画像コード読取装置とさ
れる。
【0025】斯かる発明によれば、有価物としてのカー
ドやコイン等の貸出媒体に識別子としての画像コード
(バーコードや2次元コード等、図形表示したコード)
を表示し、これを利用することが可能である他、海外の
紙幣で採用されているバーコード等の画像コードが、将
来わが国の紙幣にも採用された場合には、これをそのま
ま識別子として利用可能である。
【0026】前記画像コードは、例えば、前述のように
バーコードとされ、この場合、前記画像コード読取装置
は、バーコード読取装置とされる。
【0027】或いは、前記有価物には、識別子が記憶さ
れた電子データ記憶部(例えば、電界や磁界を用いた記
憶部)が備えられており、前記第1読取手段、前記第2
読取手段及び前記第3読取手段は、前記識別子を読み取
る電子データ読取装置とされる。
【0028】斯かる発明によれば、電子データ記憶部
(ROM等)に記憶された識別子を、電子データ読取装
置で読み取る構成であるため、有価物に表示された識別
子を光学的に読み取る場合と異なり、有価物や搬送装置
内に存在し得る埃や汚れ等に影響されないという利点を
有する。
【0029】好ましくは、前記電子データ記憶部は、R
FIDチップとされ、前記電子データ読取装置は、RF
ID読取装置とされる。
【0030】斯かる発明によれば、RFID(Radio Fr
equency Identification)チップに記憶された識別子が
無線周波として送信され、これをRFID読取装置で受
信し読み取る構成であるため、有価物や搬送装置内に存
在し得る埃や汚れ等に影響されない上、RFIDチップ
を設置(埋設等)する位置とRFID読取装置との相対
的位置関係についての制約も乏しく、自由度の高いシス
テムが提供されるという利点を有する。なお、RFID
チップとしては、近年、紙に埋め込むできる程度の極め
て小さなチップが開発されており、将来わが国の紙幣に
採用された場合には、紙幣に埋設されたRFIDチップ
に記憶された識別子をそのまま本発明に係る識別子とし
て利用可能である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明の実施形態について説明する。
【0032】(第1の実施形態)まず、本発明に係る有
価物管理システムを有価物処理装置としての台間機に投
入される貨幣(紙幣又は硬貨)の管理に適用した第1の
実施形態について説明する。
【0033】図1は、第1の実施形態に係る有価物管理
システムの概略構成図を示す。また、図2は、図1に示
す有価物管理システムにおける読取装置の概略配置図を
示す。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る有
価物管理システム100は、隣接する遊技機(パチンコ
機やスロット機等)1の間に設置された台間機2(図2
では、符号2a〜2dで示す)と、台間機2に投入され
た有価物たる貨幣を搬送する搬送装置3と、搬送装置3
によって搬送された貨幣を回収する回収庫としての島端
金庫4とを備えている。また、図2に示すように、有価
物管理システム100は、台間機2a〜2dの各々にお
いて、貨幣が具備する識別子を読み取る第1読取装置5
a〜5dを備え、島端金庫4において、前記識別子を読
み取る第2読取装置5eを備えている。
【0034】さらに、本実施形態に係る有価物管理シス
テム100は、搬送装置3の所定位置(本実施形態で
は、台間機2a〜2dの各々に対して搬送方向下流側の
位置)において貨幣が具備する識別子を読み取る第3読
取装置5f〜5iと、前述した島端金庫4を具備する島
管理装置6と、通信回線7と、遊技場管理装置8と、貨
幣識別装置9とを備えている。
【0035】台間機2は、貨幣を投入する貨幣投入口2
1を備え、貨幣投入口21に投入された貨幣の金額に応
じた遊技媒体(パチンコ玉やメダル等)を遊技機1に払
い出すように構成されている。これにより、遊技機1に
よる遊技を行うことが可能である。なお、本実施形態で
は、有価物処理装置として台間機2を適用しているが、
本発明は、これに限るものではなく、例えば、遊技機1
の上部に設置され、貨幣の投入により遊技媒体を払い出
す形態の有価物処理装置を適用することも可能である。
【0036】搬送装置3は、台間機2の貨幣投入口21
から投入された貨幣を島端金庫4に搬送するように構成
されている。搬送装置3の構造としては、ベルト搬送機
構等、種々の形態のものが適用可能である。例えば、ベ
ルト搬送機構を例に挙げて説明すれば、投入する貨幣が
紙幣のみとされている台間機2の場合には、ベルト面が
鉛直方向に配置され、当該ベルト面と、搬送方向に所定
の間隙を隔てて配置されたローラとの間に紙幣を挟持し
つつ搬送するベルト搬送機構を適用可能である。また、
投入する貨幣が硬貨とされている台間機2や、紙幣と硬
貨の両方とされている台間機2の場合には、ベルト面が
水平方向に配置されたベルト搬送機構を適用可能であ
る。
【0037】島端金庫4は、島管理装置6内に設けられ
ており、搬送装置3によって搬送された貨幣を島毎に回
収し収納するものである。なお、本実施形態における島
端金庫4は、台間機2に投入された貨幣を島毎に纏めて
回収するべく、島毎に設置されているが、本発明に係る
回収庫としては、何らこれに限るものではなく、例え
ば、一つの島内を複数の領域に区画し、各区画毎に貨幣
を回収するべく、当該区画毎に回収庫を設置するように
構成してもよい。
【0038】第1読取装置5a〜5dは、台間機2a〜
2dの各々において投入された貨幣が具備する識別子を
読み取る装置であり、後述するように、読み取った識別
子を通信回線7を介して島管理装置6に送信する。第1
読取装置5a〜5dの構成としては、台間機2a〜2d
に投入可能な貨幣の種類や、貨幣が具備する識別子に応
じて種々の形態のものを適用可能である。
【0039】例えば、台間機2a〜2dに投入する貨幣
が紙幣である場合には、既存の紙幣番号をそのまま識別
子として利用し、紙幣番号が表示された部分の画像デー
タ(紙幣番号を含む所定領域の画像データ)を読み取る
光学式読取装置を第1読取装置5a〜5dとして適用可
能である。この場合、光学式読取装置のセンサ部分に
は、例えば、高分解能で画像データの読み取りが可能な
ラインセンサ(CCD等の光電変換素子をライン上に配
したセンサ)を適用できる他、通常の2次元CCDカメ
ラ等を適用することも無論可能である。なお、光学式読
取装置では、パターン認識用のLSI等を具備すること
により、読み取った画像データに含まれる紙幣番号が実
際に何番であるかを認識するように構成しても良いが、
これに限るものではなく、一の紙幣に表示された番号と
他の紙幣に表示された番号とが互いに異なることさえ認
識できればよい。つまり、例えば、光学式読取装置に画
像処理用LSIを具備させ、読み取った画像データ全体
を当該LSIで画像処理して特徴量(紙幣番号そのもの
ではなく、各紙幣を識別し得る任意の特徴量)を算出
し、当該算出した特徴量を識別子として島管理装置6に
送信するように構成してもよい。また、台間機2a〜2
dに投入する貨幣が硬貨である場合については、既存の
硬貨には一の硬貨を他の硬貨と識別し得る番号は表示さ
れていないが、将来、当該番号表示がなされた硬貨が採
用された際には、紙幣の場合と同様に、上記光学式読取
装置を第1読取装置5a〜5dとして適用可能である。
【0040】また、台間機2a〜2dに投入する貨幣に
対し、海外の紙幣に対して採用されているような識別子
としてのバーコード等の画像コードを将来表示するよう
になった場合には、当該画像コードを読み取る画像コー
ド読取装置を第1読取装置5a〜5dとして適用可能で
ある。
【0041】さらに、台間機2a〜2dに投入する貨幣
として、将来、識別子が記憶された電子データ記憶部と
してのRFID(Radio Frequency Identification)チ
ップを埋設した貨幣が実用化された場合には、当該RF
IDチップから無線周波で送信された識別子を受信し読
み取る電子データ読取装置としてのRFID読取装置を
第1読取装置5a〜5dとして適用可能である。なお、
RFIDチップとしては、近年、紙に埋め込むことがで
きる程度の小さなチップが開発されており、将来わが国
の貨幣に採用される可能性は否定できない。このよう
に、RFIDチップに記憶された識別子をRFID読取
装置で読み取る構成とすれば、貨幣や搬送装置3内に存
在し得る埃や汚れ等に影響されない上、RFIDチップ
の埋設位置とRFID読取装置との相対的位置関係につ
いての制約も乏しく、自由度の高いシステム100を提
供することができる。なお、第1読取装置5a〜5dの
各々は、システム構成の煩雑化を抑止するという観点
や、各第1読取装置で読み取った識別子を後述する異常
判定の際に第2読取装置5e等と比較する必要があると
いう観点から、それぞれ同一の形態とすることが好まし
いが、必ずしもこれに限るものではなく、第1読取装置
5a〜5dの各々を別の形態にすることも可能である。
【0042】第2読取装置5eは、搬送装置3によって
島端金庫4に回収される際の貨幣が具備する識別子を読
み取る装置であり、後述するように、読み取った識別子
を通信回線7を介して島管理装置6の制御基板61に送
信する。第2読取装置5eの構成としては、第1読取装
置5a〜5dと同様に、台間機2a〜2dに投入可能な
貨幣の種類や、貨幣が具備する識別子に応じて、光学式
読取装置や、画像コード読取装置、電子データ読取装置
など種々の形態のものを適用可能である。なお、第2読
取装置5eと、第1読取装置5a〜5dとは、システム
構成の煩雑化を抑止するという観点や、第2読取装置5
eで読み取った識別子と、各第1読取装置5a〜5dで
読み取った識別子とを後述する異常判定の際に比較する
必要があるという観点から、同一の形態とすることが好
ましいが、必ずしもこれに限るものではなく、第2読取
装置5eを第1読取装置5a〜5dとは別の形態にする
ことも可能である。
【0043】第3読取装置5f〜5iは、搬送装置3に
よって搬送されている貨幣が具備する識別子を読み取る
装置であり、後述するように、読み取った識別子を通信
回線7を介して島管理装置6に送信する。第3読取装置
5f〜5iの構成としては、第1読取装置5a〜5dと
同様に、台間機2a〜2dに投入可能な貨幣の種類や、
貨幣が具備する識別子に応じて、光学式読取装置や、画
像コード読取装置、電子データ読取装置など種々の形態
のものを適用可能である。なお、第3読取装置5f〜5
iと、第1読取装置5a〜5d及び第2読取装置5eと
は、システム構成の煩雑化を抑止するという観点や、第
1読取装置5a〜5dや第2読取装置5eで読み取った
識別子と、各第3読取装置5f〜5iで読み取った識別
子とを後述する異常判定の際に比較する必要があるとい
う観点から、同一の形態とすることが好ましいが、必ず
しもこれに限るものではなく、第3読取装置5f〜5i
を第1読取装置5a〜5dや第2読取装置5eとは別の
形態にすることも可能である。
【0044】島管理装置6は、島端金庫4と、制御基板
61とを備えている。制御基板61には、通信回線7を
介して、第1読取装置5a〜5d、第2読取装置5e及
び第3読取装置5f〜5iで読み取った識別子が順次送
信される。制御基板61は、送信された識別子を、読み
取り時刻及び当該識別子を読み取った読取装置5a〜5
iの識別情報(各読取装置に割当てられた番号)と共に
記憶するためのRAM等からなる記憶部(図示せず)
と、前記記憶部に記憶された識別子等に基づいて異常判
定を行うCPU等からなる判定部(図示せず)とを備え
ている。なお、制御基板61の記憶部に記憶される読み
取り時刻は、各読取装置5a〜5iに計時機能を具備さ
せ、当該計時機能によって計時した読み取り時刻を通信
回線7を介して実際に送信する構成としてもよく、或い
は、制御基板61に計時機能を具備させ、制御基板61
が識別子を受信した時刻で読み取り時刻を代替するよう
に構成することも可能である。また、読取装置5a〜5
iの識別情報は、各読取装置5a〜5iから通信回線7
を介して識別情報を実際に送信する構成としてもよく、
或いは、制御基板61と通信回線7とのインタフェース
部において各読取装置5a〜5iにそれぞれ別個の入力
ポートを割当て、当該ポート番号を各読取装置5a〜5
iの識別情報とすることも可能である。なお、本実施形
態に係る島管理装置6は、プリペイドカード等の貸出媒
体の販売機能や精算機能の他、両替機能を備えており、
島端金庫4に回収された貨幣は、釣り銭や精算金、両替
金として使用される。
【0045】遊技場管理装置8は、遊技場内に設置さ
れ、通信回線10を介して台間機2に対する各種制御等
を行うと共に、当該通信回線10を介して島毎に設置さ
れた各島管理装置6の制御基板61とも接続されてい
る。制御基板61の判定部で異常判定された結果等は、
通信回線10を介して遊技場管理装置8に送信され、履
歴情報として記憶される。なお、本実施形態では、識別
子の記憶及び異常判定を、それぞれ制御基板61の記憶
部及び判定部で行なうように構成しているが、これに限
るものではなく、遊技場管理装置8に前記記憶部及び前
記判定部に相当する機能を具備させ、制御基板61に送
信された識別子を、通信回線10を介して遊技場管理装
置8に送信し、記憶や判定に供するように構成すること
も可能である。
【0046】貨幣識別装置9は、台間機2に設置されて
おり、台間機2に投入された貨幣の種類や、偽造貨幣か
否かを識別する装置である。貨幣識別装置9としては、
自動販売機やATMで利用されている公知の装置を適用
可能である。
【0047】次に、以上に説明した構成を有する有価物
管理システム100の動作について説明する。
【0048】まず、図2に示すように、台間機2a〜2
dの各貨幣投入口21に貨幣を投入すると、投入された
貨幣は、各台間機2a〜2dが備える貨幣識別装置9に
入力される。貨幣識別装置9は、投入された貨幣の種類
や、偽造貨幣か否かを識別し、異常があれば(貨幣投入
口21で許容されていない種類の貨幣が投入された場合
や、偽造貨幣が投入された場合等)、当該貨幣は貨幣投
入口21から返却される。
【0049】貨幣識別装置9で正常な貨幣であると識別
された場合、当該貨幣は、第1読取装置5a〜5dの設
置位置に送出される。第1読取装置5a〜5dは、台間
機2a〜2dの各々において投入された貨幣の識別子を
読み取り、読み取った識別子を通信回線7を介して島管
理装置6の制御基板61に送信する。制御基板61は、
送信された識別子を、読み取り時刻及び当該識別子を読
み取った読取装置5a〜5iの識別情報と共に記憶す
る。
【0050】第1読取装置5a〜5dで識別子を読み取
られた貨幣は、台間機2a〜2dから搬送装置3に排出
され、島管理装置6の回収庫4へと搬送される。この
際、搬送装置3の所定位置に設置された第3読取装置5
f〜5iによって、搬送過程における貨幣の識別子が読
み取られる。図2に示す例では、台間機2aに投入され
た貨幣は第3読取装置5fに、台間機2bに投入された
貨幣は第3読取装置5f、5gに、台間機2cに投入さ
れた紙幣は第3読取装置5f〜5hに、台間機2dに投
入された紙幣は第3読取装置5f〜5iに、それぞれ識
別子を読み取られ、通信回線7を介して島管理装置6の
制御基板61に送信される。送信された識別子は、読み
取り時刻及び当該識別子を読み取った第3読取装置5f
〜5iの識別情報と共に記憶される。
【0051】このように搬送装置6によって搬送された
貨幣は、島管理装置6の島端金庫4に回収されるが、こ
の際、島端金庫4に設置された第2読取装置5eによっ
て識別子が読み取られ、通信回線7を介して島管理装置
6の制御基板61に送信される。送信された識別子は、
読み取り時刻及び当該識別子を読み取った第2読取装置
5eの識別情報と共に記憶される。
【0052】以下、各読取装置5a〜5iによる識別子
の読み取りタイミングと、これに基づいた制御基板61
の判定部における判定アルゴリズムについて説明する。
【0053】図3は、各台間機に所定のタイミングで投
入された貨幣が、各読取装置で識別子を読み取られるタ
イミングの一例を示すタイムチャートである。図3に示
す例は、貨幣a、b、c、d及びeがこの順に、それぞ
れ台間機2d、2b、2c、2a及び2cに投入され、
搬送中に事故や不正行為が生ずることなく正常に島端金
庫4に回収される場合を示している。
【0054】図3に示すように、貨幣aの識別子は、時
刻t1で台間機2dの第1読取装置5dに読み取られた
後、搬送装置3に設置された第3読取装置5i、5h、
5g及び5fに順次読み取られ、最後は時刻t6で島端
金庫4に設置された第2読取装置5eによって読み取ら
れる(図3に示す黒丸が、各読取装置において読み取ら
れたタイミングを示す)。同様にして、貨幣bの識別子
は、時刻t2で台間機2bの第1読取装置5bに読み取
られた後、第3読取装置5g及び5fに順次読み取ら
れ、最後は時刻t4で第2読取装置5eによって読み取
られる。貨幣cの識別子は、時刻t3で台間機2cの第
1読取装置5cに読み取られた後、第3読取装置5h、
5g及び5fに順次読み取られ、最後は時刻t7で第2
読取装置5eによって読み取られる。貨幣dの識別子
は、時刻t4で台間機2aの第1読取装置5aに読み取
られた後、第3読取装置5fに読み取られ、最後は時刻
t8で第2読取装置5eによって読み取られる。貨幣e
の識別子は、時刻t5で台間機2cの第1読取装置5c
に読み取られた後、第3読取装置5h、5g及び5fに
順次読み取られ、最後は時刻t9で第2読取装置5eに
よって読み取られる。
【0055】ここで、本実施形態に係る有価物管理シス
テム100は、台間機2a〜2dに投入された貨幣が搬
送装置3に排出される際に、既に搬送中の貨幣と干渉
(重なり合う等)することが原因で、第2読取装置5e
及び第3読取装置5f〜5iの読み取りに誤差等が生じ
るのを防止する観点から、以下に説明する待機処理を施
している。
【0056】図3に示す例では、貨幣c及び貨幣dに対
して、それぞれ時間T1及びT2の待機処理が施されて
いる。図3に示すように、貨幣cの識別子が第1読取装
置5cによって読み取られた時刻t3において、貨幣a
の識別子が第3読取装置5iに読み取られている。換言
すれば、貨幣cを台間機2cから搬送装置3に排出しよ
うとするタイミングで、搬送方向上流側に貨幣aが既に
搬送されていることになる。島管理装置6の制御基板6
1の判定部は、送信された貨幣cの識別子とその読取時
刻(t3)及び読取装置の識別情報(5c)、並びに、
送信された貨幣aの識別子とその読取時刻(t3)及び
読取装置の識別情報(5i)に基づき、貨幣cを台間機
2cから搬送装置3に排出しようとするタイミングで、
搬送方向上流側に貨幣aが既に搬送されていることを判
定し、待機時間T1の間、貨幣cの搬送装置3への排出
を待機させるように構成されている。より具体的には、
図1に示すように、上記判定に基づき、島管理装置6か
ら通信回線11を介して、該当する台間機2(上記例で
は図2の台間機2c)に待機命令信号を送信し、当該信
号に応じて台間機2cは貨幣cの排出を中断する。
【0057】なお、待機時間T1の決定方法としては、
(1)第1読取装置5cで識別子を読み取った時刻と同
一乃至それ以前に、搬送方向上流側の第3読取装置5i
で識別子を読み取った場合に、第1読取装置5c又は第
3読取装置5iの読取時刻を基準にした所定時間(搬送
速度や搬送距離に応じた時間等)を待機時間T1とする
方法、(2)第1読取装置5cで識別子を読み取った時
刻と同一乃至それ以前に、搬送方向上流側の第3読取装
置5iで識別子を読み取った場合に、第1読取装置5c
又は第3読取装置5iの読取時刻を基準にして、搬送方
向下流側の第3読取装置5hで同一の識別子(前記第3
読取装置5iで読み取られた識別子)を読み取るまでの
時間を待機時間T1とする方法、或いは、(3)搬送装
置3に貨幣の通過を検出するセンサを別途設置し、第1
読取装置5cで識別子を読み取った時刻と同一乃至それ
以前に、搬送方向上流側の第3読取装置5iで識別子を
読み取った場合に、第1読取装置5c又は第3読取装置
5iの読取時刻を基準にして、搬送方向下流側に設置さ
れた前記センサで貨幣の通過を検出するまでの時間をT
1とする方法など、種々の方法を適用可能である。
【0058】図3に示す貨幣dの待機処理についても、
上記貨幣cの待機処理と同様であり、時間T2の待機処
理が施される。但し、貨幣dについては、第3読取装置
5gでの貨幣aの識別子の読み取りに起因して待機処理
が開始されるが、待機処理中に、同じく第3読取装置5
gで貨幣cの識別子が読み取られたため、時間T1より
も長い時間T2の待機処理が施されている。
【0059】なお、本実施形態では、島管理装置6に識
別子等の記憶部及び判定部を有する構成であり、前記待
機命令信号は、島管理装置6から通信回線11を介して
台間機2に送信される。しかし、これに限るものではな
く、前記判定部における待機処理要の判定結果を通信回
線10を介して遊技場管理装置8に送信した後、遊技場
管理装置8から通信回線10を介して台間機2に待機命
令信号を送信するように構成することも可能である。ま
た、前述したように、遊技場管理装置8に前記記憶部及
び前記判定部に相当する機能を具備させる構成とした場
合には、遊技場管理装置8自体が待機処理の要否を判定
し、この結果に基づき台間機2に待機命令信号を送信す
ることも可能である。
【0060】図4は、図3に示すタイムチャートに基づ
き、各貨幣毎に、当該貨幣の識別子を読み取った読取装
置の時間的変化を整理した図である(図4に示す黒丸が
各読取装置において読み取られたタイミングを示す)。
図4に示すように、例えば、貨幣aの識別子について
は、時刻t1で第1読取装置5dに読み取られた後、所
定時間T3(第1読取装置5dと第2読取装置5iの距
離や搬送速度等によって予め設定された時間)経過後に
第3読取装置5iに読み取られていることが分かる。次
に、所定時間T4(第3読取装置5i、5h、5g及び
5f間の各距離(本実施形態では全て等距離としてい
る)や搬送速度等によって予め設定された時間)経過毎
に、順に第3読取装置5i、5h、5g及び5fに読み
取られていることが分かる。さらに、所定時間T5(第
3読取装置5fと第2読取装置5eと距離や搬送速度等
によって予め設定された時間)経過後に第2読取装置5
eによって読み取られていることが分かる。このよう
に、第1読取装置5dによる読取時刻から、順次予め設
定された所定時間内に、第3読取装置5i、5h、5g
及び5f並びに第2読取装置5eによる同一識別子(貨
幣aに具備された識別子)の読み取りがなされているた
め、島管理装置6の判定部は、貨幣aの搬送が正常にな
されたと判定する。貨幣b〜eについても同様である。
ただし、貨幣c及びdについては、前述したように、そ
れぞれ待機時間T1及びT2が存在するため、島管理装
置6の判定部は、斯かる待機時間を除去した上で、予め
設定された所定時間内に同一識別子の読み取りがなされ
ているか否かを判定することになる。
【0061】一方、図4に示した例とは異なり、(1)
第1読取装置5a〜5dで読み取った識別子と同一の識
別子が、第1読取装置5a〜5dの読み取り時刻から予
め設定された所定時間内に、最初の第3読取装置5f〜
5iで読み取られなかった場合、(2)最後の第3読取
装置5fで読み取った識別子と同一の識別子が、第3読
取装置5fの読み取り時刻から予め設定された所定時間
内に第2読取装置5eで読み取られなかった場合、或い
は、(3)搬送方向上流側に位置する一の第3読取装置
5g〜5iで読み取った識別子と同一の識別子が、当該
第3読取装置の読み取り時刻から予め設定された所定時
間内に、搬送方向下流側に位置する他の第3読取装置5
f〜5hで読み取られなかった場合、島管理装置6は、
搬送路において異常(貨幣の紛失等の事故や、抜き取り
等の不正行為等)が発生したと判定し、その旨を報知す
る。
【0062】また、(4)第1読取装置5a〜5dで読
み取られなかった識別子が、第2読取装置5e又は第3
読取装置5f〜5iで読み取られた場合、(5)搬送方
向上流側に位置する一の第3読取装置5g〜5iで読み
取られなかった識別子が、搬送方向下流側に位置する他
の第3読取装置5f〜5hで読み取られた場合にも、島
管理装置6は、搬送路において異常(偽造貨幣へのすり
替え等)が発生したと判定し、その旨を報知する。
【0063】このように、搬送路において異常が発生し
たと判定した場合には、その旨が直ちに報知されるた
め、貨幣を確実且つ迅速に管理することが可能である。
なお、異常が発生した旨の報知は、例えば、島管理装置
6自体に直接設けられる場合のみならず、遊技場の所定
箇所(台間機2等)に設けられた表示灯を用いての点灯
・点滅表示や、音響や音声による報知等、視覚・聴覚に
訴える種々の手段を用いて行うことが可能である。
【0064】なお、本実施形態では、搬送装置3の所定
位置において貨幣が具備する識別子を読み取る第3読取
装置5f〜5iを備える場合について説明したが、本発
明は、これに限るものではなく、少なくとも、台間機2
a〜2dの各々において、貨幣が具備する識別子を読み
取る第1読取装置5a〜5dと、島端金庫4において、
前記識別子を読み取る第2読取装置5eとを備えればよ
い。
【0065】第1読取装置5a〜5dと、第2読取装置
5eのみを備える構成の場合、図5に示すように、第1
読取装置(貨幣aの場合は第1読取装置5d)で読み取
った識別子と同一の識別子が、当該読取時刻から予め設
定された所定時間(貨幣aの場合はT6であり、図4に
示すT3+T4+T4+T4+T5に相当する時間とな
る)内に第2読取装置5eで読み取られた場合には、当
該識別子を具備する貨幣は正常に搬送されたと判定すれ
ばよい。貨幣b〜eについても同様である。
【0066】一方、図5に示した例とは異なり、第1読
取装置5a〜5dで読み取った識別子と同一の識別子
が、当該読み取り時刻から予め設定された所定時間内に
第2読取装置5eで読み取られなかった場合(紛失や抜
き取り等が発生した場合)や、第1読取装置5a〜5d
で読み取られなかった識別子が第2読取装置5eで読み
取られた場合(偽造物へのすり替え等が発生した場合)
には、異常が発生したと判定し、その旨を報知すればよ
い。
【0067】以上に説明したように、本実施形態に係る
有価物管理システム100によれば、少なくとも、貨幣
が具備する識別子を読み取る第1読取装置5a〜5d及
び第2読取装置5eが、それぞれ台間機2a〜2d及び
島端金庫4に設けられる。従って、台間機2a〜2dに
投入された貨幣の個数と、島端金庫4に回収された貨幣
の個数とを単に計数し、両者を比較する場合と異なり、
第1読取装置5a〜5dで読み取った識別子と、第2読
取装置5eで読み取った識別子とを逐次比較することに
より、遊技場の営業中、つまり搬送装置3の駆動中であ
っても、事故や不正行為を迅速に検知することが可能で
ある。
【0068】(第2の実施形態)次に、本発明に係る有
価物管理システムを有価物管理装置としての台間機に投
入される貸出媒体(カードやコイン等)の管理に適用し
た第2の実施形態について説明する。
【0069】図6は、第2の実施形態に係る有価物管理
システムの概略構成図を示す。図6に示すように、本実
施形態に係る有価物管理システム100’は、台間機2
に投入される有価物がカードやコイン等の貸出媒体であ
るため、貸出媒体投入口21’が設けられている点、貸
出媒体を搬送する貸出媒体搬送装置3’とされている
点、及び搬送装置3’によって搬送された貸出媒体を回
収する貸出媒体回収庫4’とされている点を除き、前記
第1の実施形態の場合と同様の構成とされている。つま
り、本実施形態に係る有価物管理システム100’も、
貸出媒体が具備する識別子を、台間機2の各々において
読み取る第1読取装置(図示せず)と、搬送装置3’の
所定位置において読み取る第3読取装置(図示せず)
と、回収庫4’において読み取る第2読取装置とを備え
ている。島管理装置6は、前記各読取装置で読み取った
識別子、当該識別子の読み取り時刻、及び当該識別子を
読み取った読取装置の識別情報に基づき、搬送過程にお
ける異常を判定し、異常が発生した場合にはその旨を報
知するように構成されている。なお、回収庫4に回収さ
れた貸出媒体は、島管理装置6において販売するように
構成することも可能である。
【0070】本実施形態に係る有価物管理システム10
0’は、貨幣ではなく貸出媒体を管理対象としているた
め、特に、貸出媒体に具備させる識別子と、これを読み
取る読取装置の構成に関する自由度が高い。つまり、第
1の実施形態において説明した、画像コードを識別子と
し、画像コード読取装置でこれを読み取る構成や、電子
データ記憶部に識別子を記憶させ、電子データ読取装置
でこれを読み取る構成は、貨幣に適用する場合、わが国
において当該識別子を具備する貨幣として採用される必
要があるが、貸出媒体にはこのような制限はなく、比較
的自由に決めることが可能である。
【0071】図7は、RFIDチップに識別子を記憶さ
せ、RFID読取装置でこれを読み取る構成を貸出媒体
としてのコインに適用した例を示すものであり、(a)
は当該コインの断面図、(b)は平面図である。図7に
示すように、コイン30は、環状の金属部31と、金属
部31の中心開口部に嵌合された樹脂部32とを備えて
いる。樹脂部32の内部には、コイン毎に異なる識別子
が記憶されたRFIDチップ33と、RFIDチップに
記憶された識別子を無線周波でRFID読取装置(図示
せず)に送信するアンテナ部34と、RFIDチップ3
3に記憶された識別子をアンテナ部34に送信する配線
35とが埋設されている。以上の構成を有するコイン3
0を貸出媒体として適用すれば、コイン30の表面や搬
送装置3’内に存在し得る埃や汚れ等に影響されない
上、RFIDチップ33の埋設位置とRFID読取装置
との相対的位置関係についての制約も乏しく、自由度の
高いシステム100’を提供することができる。図7で
は、コインについての一例を示したが、カード等につい
ても同様に適用可能である。
【0072】なお、本実施形態では、台間機2に貸出媒
体(カードやコイン等)のみが投入される構成について
説明したが、本発明はこれに限るものではなく、第1の
実施形態の構成と組み合わせたシステムとすることも可
能である。つまり、台間機に貨幣及び貸出媒体の双方を
投入できるようにそれぞれの投入口を設け、各々別の搬
送装置を介して、島端金庫又は貸出媒体回収庫に回収す
るように構成してもよい。或いは、搬送装置としては、
貨幣及び貸出媒体の双方で同一のものを使用(つまり両
者の搬送経路は同一となる)する一方、識別子によって
貨幣であるか貸出媒体であるかを識別できるようにして
おき(例えば、識別子として番号を採用し、当該番号の
桁数等で、貨幣と貸出媒体とを識別する)、島端金庫又
は貸出媒体回収庫に回収する段階で両者を分離するよう
な機構を採用することも可能である。
【0073】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る有
価物管理システムによれば、有価物が具備する識別子を
読み取る第1読取手段及び第2読取手段が、それぞれ有
価物管理装置及び回収庫に設けられる。従って、有価物
管理装置に投入された有価物の個数と、回収庫に回収さ
れた有価物の個数とを単に計数し、両者を比較する場合
と異なり、第1読取手段で読み取った識別子と、第2読
取手段で読み取った識別子とを逐次比較することによ
り、遊技場の営業中、つまり搬送装置の駆動中であって
も、事故や不正行為を迅速に検知することが可能である
という優れた効果を奏する。
【0074】より具体的には、第1読取手段で読み取っ
た識別子が第2読取手段で読み取られなかった場合に
は、当該識別子を具備する有価物の紛失や抜き取り等が
搬送装置において発生したことを検知可能であり、ま
た、第1読取手段で読み取られなかった識別子が第2読
取手段で読み取られた場合には、搬送装置において偽造
物へのすり替え等が発生したことを検知可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の第1の実施形態に係る有価
物管理システムの概略構成図を示す。
【図2】 図2は、図1に示す有価物管理システムにお
ける読取装置の概略配置図を示す。
【図3】 図3は、図2に示す各台間機に所定のタイミ
ングで投入された貨幣が、各読取装置で識別子を読み取
られるタイミングの一例を示すタイムチャートである。
【図4】 図4は、図3に示すタイムチャートに基づ
き、各貨幣毎に、当該貨幣の識別子を読み取った読取装
置の時間的変化を整理した図である。
【図5】 図5は、図3に示すタイムチャートにおい
て、第1読取装置と、第2読取装置しかないと想定した
場合に、各貨幣毎に、当該貨幣の識別子を読み取った読
取装置の時間的変化を整理した図である。
【図6】 図6は、本発明の第2の実施形態に係る有価
物管理システムの概略構成図を示す。
【図7】 図7は、識別子を記憶したRFIDチップを
埋設した貸出媒体(コイン)の一例を示す。
【符号の説明】 1 ・・・遊技機 2(2a〜2d)・・・
台間機(有価物処理装置) 3 ・・・搬送装置 4・
・・島端金庫(回収庫) 5a〜5d・・・第1読取装置(手段) 5e・
・・第2読取装置(手段) 5f〜5i・・・第3読取装置(手段) 6・
・・島管理装置 100 ・・・有価物管理システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07D 9/00 G07D 9/00 456F Fターム(参考) 2C088 BB26 BC71 BC77 CA07 CA31 3E001 AA05 AB03 BA01 BA02 BA03 BA05 CA10 DA07 EA02 EC19 FA07 FA21 3E040 AA01 AA03 AA08 BA20 CA02 DA01 FG06 FG12

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に近接して配置され、前記遊技機
    による遊技を行うために有価物を投入する有価物処理装
    置と、 前記有価物処理装置に投入された有価物を搬送する搬送
    装置と、 前記搬送装置によって搬送された有価物を回収する回収
    庫とを備えた遊技場の有価物管理システムであって、 前記有価物は、当該有価物を他の有価物と識別するため
    の識別子を具備し、 前記有価物処理装置に、前記有価物が具備する識別子を
    読み取る第1読取手段が設けられ、 前記回収庫に、前記有価物が具備する識別子を読み取る
    第2読取手段が設けられていることを特徴とする有価物
    管理システム。
  2. 【請求項2】 前記第1読取手段及び前記第2読取手段
    で読み取った識別子が順次送信され、送信された識別子
    の読み取り時刻及び当該識別子を読み取った第1読取手
    段又は第2読取手段の識別情報と共に記憶する管理装置
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の有価物管理
    システム。
  3. 【請求項3】 前記搬送装置の所定位置に、前記有価物
    が具備する識別子を読み取る第3読取手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載の有価物管
    理システム。
  4. 【請求項4】 前記第1読取手段、前記第2読取手段及
    び前記第3読取手段で読み取った識別子が順次送信さ
    れ、送信された識別子の読み取り時刻及び当該識別子を
    読み取った第1読取手段、第2読取手段又は第3読取手
    段の識別情報と共に記憶する管理装置を備えることを特
    徴とする請求項3に記載の有価物管理システム。
  5. 【請求項5】 前記管理装置は、前記第1読取手段で読
    み取った識別子と同一の識別子が、前記第1読取手段の
    読み取り時刻から予め設定された所定時間内に前記第2
    読取手段で読み取られなかった場合、或いは、前記第1
    読取手段で読み取られなかった識別子が前記第2読取手
    段で読み取られた場合、有価物の搬送において異常が発
    生したと判定し、その旨を報知することを特徴とする請
    求項2又は4に記載の有価物管理システム。
  6. 【請求項6】 前記管理装置は、前記第1読取手段で読
    み取った識別子と同一の識別子が、前記第1読取手段の
    読み取り時刻から予め設定された所定時間内に前記第3
    読取手段で読み取られなかった場合、前記第3読取手段
    で読み取った識別子と同一の識別子が、前記第3読取手
    段の読み取り時刻から予め設定された所定時間内に前記
    第2読取手段で読み取られなかった場合、或いは、前記
    第1読取手段で読み取られなかった識別子が前記第2読
    取手段又は前記第3読取手段で読み取られた場合、有価
    物の搬送において異常が発生したと判定し、その旨を報
    知することを特徴とする請求項4に記載の有価物管理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記第3読取手段は、前記搬送装置によ
    る有価物の搬送方向に沿って複数配置され、 前記管理装置は、搬送方向上流側に位置する一の第3読
    取手段で読み取った識別子と同一の識別子が、当該第3
    読取手段の読み取り時刻から予め設定された所定時間内
    に、搬送方向下流側に位置する他の第3読取手段で読み
    取られなかった場合、或いは、前記一の第3読取手段で
    読み取られなかった識別子が前記他の第3読取手段で読
    み取られた場合、有価物の搬送において異常が発生した
    と判定し、その旨を報知することを特徴とする請求項4
    又は6に記載の有価物管理システム。
  8. 【請求項8】 前記有価物には、識別子としてのデータ
    が表示されており、 前記第1読取手段、前記第2読取手段及び前記第3読取
    手段は、前記有価物に表示されたデータを読み取る光学
    式読取装置であることを特徴とする請求項3、4、6又
    は7のいずれかに記載の有価物管理システム。
  9. 【請求項9】 前記有価物には、識別子としての画像コ
    ードが表示されており、 前記第1読取手段、前記第2
    読取手段及び前記第3読取手段は、前記有価物に表示さ
    れた画像コードを読み取る画像コード読取装置であるこ
    とを特徴とする請求項3、4、6又は7のいずれかに記
    載の有価物管理システム。
  10. 【請求項10】 前記画像コードは、バーコードとさ
    れ、 前記画像コード読取装置は、バーコード読取装置とされ
    ていることを特徴とする請求項9に記載の有価物管理シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 前記有価物には、識別子が記憶された
    電子データ記憶部が備えられており、 前記第1読取手段、前記第2読取手段及び前記第3読取
    手段は、前記識別子を読み取る電子データ読取装置であ
    ることを特徴とする請求項3、4、6又は7のいずれか
    に記載の有価物管理システム。
  12. 【請求項12】 前記電子データ記憶部は、RFIDチ
    ップとされており、 前記電子データ読取装置は、RFID読取装置であるこ
    とを特徴とする請求項11に記載の有価物管理システ
    ム。
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