JP2009199282A - 物品収納装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 収納効率が高く、開閉扉の開放による密閉空間内の物品不正取出しを阻止できる物品収納装置を提供することにある。
【解決手段】 筐体2内で落下した景品0を筐体2内の空間の上下中間領域で支持する物品支持部材7と、該物品支持部材7よりも下方に位置して前記空間を上下に仕切るとともに筐体2の下方に形成された開口3を開閉自在に閉じることができる開閉扉4と、開閉扉4の開閉動作に連動して物品支持部材7を動作させる駆動機構を構成する歯車30、駆動スプロケット31、従動スプロケット32、無端チェン33を具備した物品収納装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物品収納空間内で落下した物品を該物品収納空間の上下中間領域で一時的に支持する物品支持手段が、該物品収納空間内に設けられ、前記密閉部材の下部に設けられた常時閉塞状態の開閉扉が開放されるに伴なって、前記物品収納空間底部に落下するようになっている景品獲得ゲーム機、または自動販売機において、前記開閉扉が大きく開放された場合には、該開閉扉から前記物品収納空間内に人が侵入して、該物品収納空間底部の取得物品以外の他の物品を取得できないように構成された物品収納装置に関するものである。
図14および図15に図示されるように、密閉物品収納空間を前後(図14、15では左右を意味している)の二重空間01、02に仕切り、該二重空間01、02を相互に開閉自在に密閉する内扉03と、外側物品収納空間01と外部とを相互に開閉自在に密閉する外扉04とを設けた物品収納装置として、特許文献1記載のものがあった。
特許文献1記載の物品収納装置では、内側の物品収納空間02には、内扉03の開口下縁に向って下方へ傾斜した傾斜シュート06が設けられ、内扉03は外開きで、外扉04は内開きに構成され、外扉04に対し直角内方に向い突出する係止片05が外扉04の内面に一体に取付けられており、内側物品収納空間01内に払出された物品010は傾斜シュート06上を転がり、または滑って内扉03を押開き、外側物品収納空間02内に排出されるようになっていた。
また外側物品収納空間02内に排出された物品010は、人の手で外扉04を奥(図面では右)へ向って押開けば、取出し可能となっていた。
実願昭54−124165号(実開昭56−41368号)のマイクロフィルム
特許文献1記載の物品収納装置では、物品010が大型化すると、外側物品収納空間01が大型化して、内側物品収納空間02よりも手前側に著しく脹出してしまい、収納スペース効率が悪い。
また、物品010が内側密閉空間02から外側密閉空間01内に排出される際に、係止片05に物品010が引掛って、物品010を取出すことができない場合がある。
本発明により解決しようとする課題は、このような不具合を解消した収納効率が高く、開閉扉の開放による密閉空間内の物品不正取出しを阻止できる物品収納装置を提供することにある。
本発明に係る特許請求の範囲および以下の文中において、上下方向とは、図7の中段の図面を除く、図1ないし図13に付せられた符号の上下方向に沿った上下方向を意味し、また正面とは、物品収納装置の筐体に形成されている開口に設けられた開閉扉の外面を意味し、さらに前方、手前側とは、開閉扉にプレイヤが正対して、それぞれプレイヤに接近する方向、側を意味し、さらにまた後方、奥側、奥部とは、筐体の物品収納空間内において、それぞれ開閉扉から離れる方向、側、部分を意味している。
しかも、本発明に係る特許請求および以下の文中において、左、右とは、開閉扉にプレイヤが正対して、プレイヤの左手、右手側を意味している。
請求項1記載の発明は、外部から物品を取出すことができない物品収納空間内で落下した物品を該物品収納空間の上下中間領域で支持する物品支持手段および該物品支持手段よりも下方に位置して前記物品収納空間を上下に仕切る仕切り手段のいずれか一方と、前記物品収納空間の前面もしくは側面を構成する壁に、該物品支持手段および仕切り手段より下方に位置して形成された開口を開閉自在に閉じることが可能な開閉扉と、該開閉扉の開閉動作に連動して前記物品支持手段および仕切り手段のいずれか一方を動作させる駆動機構とを具備し、該駆動機構は、前記開閉扉が閉じられて物品が前記物品支持手段上に支持された物品支持状態から、前記開閉扉が全開される開閉扉開放動作状態に至る途中過程の状態においては、前記開閉扉が開放されるに伴ない、前記物品支持手段を下方へ傾動させるとともに、前記仕切り手段による仕切り動作を開始させ、前記開閉扉が全開された開閉扉開放動作状態においては、前記仕切り手段による仕切り動作を完了させ、前記開閉扉が全開から全閉に復帰する開閉扉復帰動作状態においては、前記物品支持手段および仕切り手段のいずれか一方を、前記開閉扉の開放動作に伴なう動作状態と逆の順序に動作させる機械要素で構成されたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、前記開閉扉が前記仕切り手段を兼ねたことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、前記開閉扉は、上下方向および前後方向に対して弯曲可能な板状体または布状体であり、該開閉扉により開閉される開口に沿って上下に移動するとともに、該開閉扉の全閉状態から該開閉扉が開放されるに伴ない、前記物品収納空間内における開口上部に位置した前記板状開閉扉の全閉状態における上端部からその下方に位置した部分が略奥行水平方向へ順次弯曲されて、前記物品収納空間を前記開口から奥に向って横断し、前記開閉扉が全開した状態では、該開閉扉の全閉状態における上端部からその下方に位置した部分が前記仕切り手段となり、前記物品支持手段は、前記開閉扉の全閉状態において、略水平方向に指向するとともに、該開閉扉の全閉状態から該開閉扉が開放されるに伴ない、前記物品収納空間の前記開閉扉側上部に位置した枢支軸を中心として下方へ傾動して、該物品支持手段上の物品を前記物品収納空間の下部に落下させる機械要素で前記物品支持手段を駆動させる駆動機構を構成したことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、前記物品支持手段の奥側端と前記開閉扉の上端部とに可撓性部材の両端が結合され、該可撓性部材は、前記物品収納空間における開閉扉側上方に回転自在に枢支された回転部材に巻付けられたことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、前記開閉扉の開口上方内側に位置し、該開閉扉の開閉に連動して回転する回転駆動手段が枢支され、前記物品支持手段の枢支軸において、前記回転駆動手段と連結手段を介して回転駆動される回転被動手段が、前記板状物品支持手段に連結されて、前記駆動機構が構成されたことを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、前記仕切り手段として機能する開閉扉は、該開閉扉が全開状態に解放された後において、該開閉扉は停止したまま、該開閉扉の略上方部分が前記物品収納空間を上下に仕切る位置にて略水平方向展開した状態を保持する保持機構を備えたことを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、前記物品支持手段が前記仕切り手段を兼ねたことを特徴とするものである。
請求項8記載の発明は、前記開閉扉は、鉛直軸または水平軸を中心に前後に揺動して前記開口を開放または密閉し、前記物品支持手段は、前記開閉扉の全閉状態において、略水平方向に指向して前記物品収納空間を上下に仕切るとともに、前記開閉扉の全閉状態から該開閉扉が半開状態に開放されるに伴ない、前記物品収納空間の上部に位置して水平方向へ指向した枢支軸を中心として最大限に下方へ傾動して、前記物品支持手段上の物品を前記物品収納空間の下部に落下させ、前記開閉扉が半開状態を越えて開放されるに伴ない、前記物品支持手段が前記開閉扉の開放初期状態における傾動方向と逆方向へ傾動し、前記開閉扉が全開状態に開放された際において、前記物品支持手段が略水平方向に指向させる機械要素で前記物品支持手段を駆動させる駆動機構を構成したことを特徴とするものである。
請求項9記載の発明は、前記仕切り手段として機能する物品支持手段は、前記開閉扉が全開状態に開放された後において、前記開閉扉が半開状態に復帰した際、前記物品支持手段は、再び全開され、その後、前記開閉扉が全閉された際には、前記物品支持手段は、略水平方向に指向して全閉されることを特徴とするものである。
請求項10記載の発明は、前記仕切り手段として機能する物品支持手段は、前記開閉扉が全開状態に開放された後において、前記物品支持手段は停止したまま、略水平方向に指向して全閉された状態を保持する保持機構を備えたことを特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、前述されているように構成されているため、前記開閉扉が閉じられた状態では、前記物品支持手段に物品を載置することが可能であり、この物品載置および開閉扉閉じ状態において、前記開閉扉が開放されると、この開閉扉開放に伴ない前記物品支持手段が下方へ傾動して、該物品支持手段上の物品は前記密閉物品収納空間の底部に落下することができる。
その後、前記開閉扉をさらに開放すると、前記開閉扉の開放に連動して前記仕切り手段による前記物品収納空間の仕切り動作が進行し、前記開閉扉が全開した状態になると、前記仕切り手段でもって前記物品収納空間が上下に仕切られ、該物品収納空間の上部に連なる空間内の物品の不正取出しやいたずらが未然に阻止される。
また、物品収納空間が上下に仕切られているため、特許文献に記載されたものにおける物品取出し側の物品収納空間手前側への張出しが避けられ、物品収納空間が上下に亘り有効に利用され、物品収納効率が高くなり、また物品の取出しが円滑に実行することができる。
さらに、物品収納空間の上下中間領域において、物品支持手段上に物品を一旦支持するため、物品の落下距離が短縮し、落下衝撃による物品の損傷が大幅に低減される。
前記駆動機構は、複雑な制御機構を必要とせずに、ローラ、ワイヤ、ラック、ピニオン、ギヤ、巻掛け伝動部品等の機械要素で構成されるため、低コストで製造可能である。
請求項2記載の発明では、前述されているように、前記開閉扉が前記仕切り手段を兼ねているため、部品点数が少なく、構造が簡素化される。
請求項3記載の発明は、前述されているように構成されているので、前記開閉扉の全閉状態においては、前記物品支持手段は略水平方向に指向して、該物品支持部材上への物品載置が可能となり、前記開閉扉が開放されるに伴なって、該開閉扉の上端部が開口上部からその下方に位置した部分が略奥行水平方向へ順次弯曲されて、奥に向い進行を始めるとともに、前記物品支持手段は下方へ傾動し、該物品支持手段上の物品は下方へ落下し、前記物品収納空間の底部に払出される。
さらに前記開放扉が開放されるに伴ない、該開閉扉の上端部は、前記物品収納空間の奥に進行し、該開閉扉が全開された状態になると、該開閉扉の上端部は前記物品収納空間の奥部に接近し、前記物品収納空間底部の物品の取出しが可能となるとともに、開放された開閉扉の開口から前記物品収納空間内への人の侵入による該物品収納内空間上部との連通部分内の物品を不正に取出すことが、前記開閉扉により未然に阻止される。
その後、前記開閉扉が閉じられると、これに連動して前記物品支持手段が上方へ傾動して、略水平方向へ復帰し、該物品支持手段上への物品の載置が可能となる。
請求項4記載の発明では前記物品支持手段の奥側端と前記開閉扉の上端部とに可撓性部材の両端が結合され、該可撓性部材は、前記物品収納空間における開閉扉側上方に回転自在に枢支された回転部材に巻付けられているため、前記駆動機構の構造が極めて簡素化されて、大幅なコストダウンが可能となる。
請求項5記載の発明では前記開閉扉の開口上方内側に位置し、該開閉扉の開閉に連動して回転する回転駆動手段が枢支され、前記物品支持手段の枢支軸において、前記回転駆動手段と連結手段を介して回転駆動される回転被動手段が、前記板状物品支持手段に連結されているため、前記開閉扉の上端部には、該開閉扉の開口に向う引戻し力が働かない結果、水平方向に展開された該開閉扉の上端部寄りの部分は、上方弯曲阻止手段を必要とせずに、水平状態を保持することができる。
請求項6記載の発明では、前記仕切り手段として機能する開閉扉は、該開閉扉が全開状態に解放された後において、該開閉扉は停止したまま、該開閉扉の略上方部分が前記物品収納空間を上下に仕切る位置にて略水平方向展開した状態を保持する保持機構を備えているため、前記開閉扉が全開に開放された状態では、該開閉扉による前記物品収納空間の仕切りが持続され、該開閉扉の開放による不正取出しをさらに一段と確実に阻止することができる。
請求項7記載の発明では、前述されているように、前記物品支持手段が前記仕切り手段を兼ねているため、部品点数が少なく、構造が簡素化される。
請求項8記載の発明は、前述されているように構成されているので、前記開閉扉の全開状態においては、前記物品支持手段は略水平方向に指向して、該物品支持部材上への物品載置が可能となり、前記開閉扉が開放されるに伴ない、前記物品収納空間の上部に位置して水平方向へ指向した枢支軸を中心として、前記物品支持部材が略水平方向から下方へ大きく傾動して、前記物品支持手段上の物品は下方へ落下し、前記物品収納空間の底部に払出される。
さらに前記開閉扉が半開状態を越えて開放されるに伴ない、前記物品支持手段が前記開閉扉の開放初期状態における傾動方向と逆方向へ傾動し、前記開閉扉が全開状態に開放された状態になると、前記物品支持手段が略水平方向へ指向する結果、該前記物品収納空間底部の物品の取出しが可能となるとともに、開放された開閉扉の開口から前記物品収納空間内への人の侵入による該物品収納空間上部との連通部分内の物品不正取出しが、前記物品支持手段により未然に阻止される。
その後、前記開閉扉が閉じられると、これに連動して前記物品支持手段が上方へ傾動して、略水平方向へ復帰し、該物品支持手段上への物品の載置が可能となる。
請求項9記載の発明は前記仕切り手段として機能する物品支持手段は、前記開閉扉が全開状態に開放された後において、前記開閉扉が半開状態に復帰した際、前記物品支持手段は、再び全開され、その後、前記開閉扉が全閉された際には、前記物品支持手段は、略水平方向に指向して全閉されているため、前記開閉扉が全閉から半開の間の状態では、該開閉扉の開放角度に比べて前記物品支持手段の下方傾斜角度が大きく、該開閉扉が半開する以前に、前記物品支持手段上の大型物品が確実に前記物品収納空間の底部に払出されうる。
さらに前記開閉扉が半開状態から全開状態に移行する間では、前記物品支持手段が閉じ側の上方へ傾動するため、前記開閉扉の開放による不正取出しがより確実に阻止可能となる。
請求項10記載の発明では、前記仕切り手段として機能する物品支持手段は、前記開閉扉が全開状態に開放された後において、前記物品支持手段は停止したまま、略水平方向に指向して全閉された状態を保持する保持機構を備えているため、前記開閉扉の半開から全開の間の状態では、前記物品支持手段による前記物品収納空間の仕切りが持続され、前記開閉扉の開放による不正取出しをさらに一段と確実に阻止することができる。
以下、請求項1ないし請求項4および請求項6に対応した図1ないし図3に図示の実施形態について説明する。
物品収納装置1の筐体2は、図1の右方(必ずしも右方だけでなく後方でもよい)において、図示されないクレーンゲーム機の筐体と一体に形成され、物品収納装置1の筐体2内の空間の右方とクレーンゲーム機の筐体内の空間とが相互に連通されており、筐体2内上部で略水平に展開されている物品支持部材7上に、クレーンゲーム機で獲得に成功した景品0が落下して支持されるようになっている。
筐体2の下部正面(図では左側面)に開口3が形成され、該開口3を上下に開閉自在に密閉する開閉扉4は、建物の間口に設けられているシャッタと同様に、左右に細長い多数の金属板、木板、または硬質合成樹脂板等の硬質材質の板をその長手方向を中心として弯曲自在に結合したものであり、該開閉扉4は仕切り手段の役を兼ねており、該開口3の上方に位置して筐体2の左右内壁面に回転自在に枢支されている左右方向に細長い1対のローラ5上に開閉扉4は巻掛けられている。
また、筐体2の左右内壁面には、ローラ5の頂部に略接した位置で、前後方向に指向した左右幅狭で筐体2内に向って開口した断面コ字状溝付きガイド支持レール6が一体に付設されており、全閉状態の開閉扉4の下部が上方へ引上げられた場合に、開閉扉4の上部および上下中間部は、ローラ5により後方へ順次弯曲され、ガイド支持レール6の溝6aに両端部が嵌合された開閉扉4は後方へ移動し、この開閉扉4でもって、筐体2内の空間が上下に仕切られるようになっている。
さらに、水平に展開された前記開閉扉4により仕切られた筐体2内上方空間に位置して物品支持部材7の手前側部が左右水平方向に指向した枢支軸8を中心に上下に傾動自在に枢支されている。
さらにまた、ローラ5より上方に位置して筐体2の左右壁に左右1対のプーリ9が左右方向に指向した軸10を中心に回転自在に枢支され、該1対のプーリ9に嵌装された1対のワイヤ11の一端が開閉扉4の上端部に結着されるとともに、該1対のワイヤ11の他端が物品支持部材7の奥側端に結着され、図示されない捩りコイルスプリング等の弾性復元部材により、図1ないし図3において、常時、枢支軸8を中心として反時計方向へ物品支持部材7は付勢されるとともに、プーリ9は時計方向へ付勢されるようになっている。
しかも、筐体2内の底部には、物品支持部材7から落下した景品0を緩衝して手前方向へ滑降させる緩衝滑降部材12が設けられている。
なお、開閉扉4が閉じ方向に復帰するのを阻止するための図示されない係止手段が設けられている。
前記係止手段は、機械要素からなっているが、開閉扉4が全開または全開に近い状態において、開閉扉4または開閉扉4に連結された部材に係脱自在に係合して、開閉扉4の閉じ方向の復帰を阻止するものであって、該係止手段は、物品収納装置1が付設された図示されないクレーンゲーム機の景品獲得が成功したことを検出する検出装置からの出力信号によって、前記係止手段の係止が解除するように構成されている。
前記検知装置は、クレーンゲーム機に設けられるとともに、該検知装置からの景品獲得検出信号を、ROMに記録された情報に基づいて、その後に前記係止手段の係止を解除するようにインターフェースを介して送受信を制御するCPUも、前記クレーンゲーム機に設けられている。
図1ないし図3に図示の実施形態は前述したように構成されているので、図1に図示されるように、開閉扉4が全閉し、物品支持部材7が水平方向へ展開されている状態において、プレイヤがクレーンゲーム機で景品0の獲得に成功すると、物品支持部材7上に景品0が載置され、景品0の獲得に成功した信号により、図示されない係止手段の係止が解除され、図2に図示されるように、プレイヤは、物品支持部材7を反時計方向へ付勢する弾性復元部材の付勢力に打勝って開閉扉4を上方へ引上げ、開口3を開放することができる。
この開閉扉4の上方引上げに連動して、開閉扉4の上端部はローラ5により奥行方向へ弯曲され、ガイド支持レール6の溝6aに案内されながら後方へ移動し、図3に図示されるように、開口3は全開するとともに、開閉扉4は筐体2内の空間で奥行方向へ展開されて、筐体2内の空間は仕切り手段の役を果す開閉扉4によって上下に仕切られるので、プレイヤが筐体2内の下部空間内に侵入しても、クレーンゲーム機の筐体内の空間に存在する景品0の不正取出しは、開閉扉4によって阻止される。
次に、筐体2内の空間下部に払出された景品0をプレイヤが取出し、開閉扉4の下端部を下方へ引下すと、開閉扉4の上端部は筐体2の手前側に移動し、図示されない弾性復帰手段の弾性復元力とプレイヤの扉引下し力によって、物品支持部材7は枢支軸8を中心として反時計方向へ傾動し、図1に図示される水平物品載置可能状態に復帰し、クレーンゲーム機で獲得された景品0を筐体2内の上部空間で、物品支持部材7に載置することが可能となる。
このように、図示されないクレーンゲーム機で獲得された景品0は、高いところから筐体2内の空間の底部迄、大きな落差でもって落下せず、物品支持部材7でもって景品0を一旦支持し、比較的低い位置から物品支持部材7の下方傾動でもって物品支持部材7上の景品0を落下させ、緩衝滑降部材12上を滑降させるため、景品0に大きな衝撃力を与えずに、景品0の損傷を回避でき、衝撃に弱い物品も景品として利用可能となり、景品の種類が多くなる。
また、開閉扉4が仕切り手段の役を果すため、部品数を削減し、しかも開閉扉4と物品支持部材7とを連動するための複雑な機構を必要としないので、大幅なコストダウンが可能となる。
さらに、前記弾性復元部材の復元力が強力である場合、または開閉扉4を閉じ方向へ加える力が大きい場合に、プレイヤが開口3から筐体2内に手を差込んだ時に、これらの力により、開閉扉4が急激に閉じることが、図示されない係止手段により未然に阻止され、プレイヤの手が開口3の下端と開閉扉4の下端に挟まれることがない。
次に、請求項1ないし請求項3、請求項5および請求項6に対応した図4ないし図6に図示の実施形態について説明する。
この実施形態の物品収納装置21の筐体22は、図1ないし図3に図示の実施形態の筐体2と略同様に構成され、図示されないクレーンゲーム機の筐体との相互関係も同様に構成されている。
また、図1ないし図3に図示の第1実施形態の各部品である開口3、開閉扉4、ローラ5、ガイド支持レール6、物品支持部材7および枢支軸8に対し、図4ないし図6に第2実施形態の各部品には、それぞれ20を加算した符号、開口23、開閉扉24、ローラ25、ガイド支持レール26、物品支持部材27、枢支軸28が付され、これらの各部品は、第1実施形態の各部品と同等の構造、形状に形成され、しかも図示されない弾性復元部材や係止手段が設けられている。
図4ないし図6に図示の第2実施形態では、開閉扉24の左右両側部手前面に、開閉扉24とともに弯曲できる可撓性に富んで歯形が強固な左右一対の合成樹脂製のラック29がそれぞれ一体に取付けられ、筐体22の前端寄りに位置して筐体22の内壁面にラック29と噛合うことができる歯車30が回転自在に枢着され、歯車30と同芯の駆動スプロケット31がこの歯車30に一体に装着されている。
また、第1実施形態の物品支持部材7と同様な個所に位置して従動スプロケット32が枢支軸28を介して筐体22の左右両側壁に傾動自在に枢支され、枢支軸28と同芯の従動スプロケット32が枢支軸28の左右両端部に一体に装着され、駆動スプロケット31と従動スプロケット32とに無端チェン33が架渡されており、前後水平方向へ移動する開閉扉24に連動して回転する駆動スプロケット31に対応し、物品支持部材27が前後へ傾動されるようになっている。
図4ないし図6に図示の実施形態は前述したように構成されているので、図4に図示されるように、開閉扉24が全閉し、物品支持部材27が水平方向へ展開されている状態において、プレイヤがクレーンゲーム機で景品0の獲得に成功すると、物品支持部材27上に景品0が載置され、景品0の獲得に成功した信号により、図示されない係止手段が解除され、図5に図示されるように、プレイヤは、開閉扉24を引上げ、開口23を開放することができる。
この開閉扉24の引上げに連動して、開閉扉24の上端部はローラ25により奥行方向へ弯曲され、ガイド支持レール26の溝26aに案内されながら後方へ移動し、図6に図示されるように、開口23は全開するとともに、開閉扉24は筐体22内の空間で奥行方向へ展開されて、筐体22内の空間は仕切り手段の役を果す開閉扉24によって上下に仕切られるので、プレイヤが筐体22内の下部空間内に侵入しても、クレーンゲーム機の筐体内の空間に存在する景品0の不正取出しは、開閉扉24によって阻止される。
次に、筐体22内の空間下部に払出された景品0をプレイヤが取出し、開閉扉24の下端部を下方へ引下すと、開閉扉24の上端部は筐体22の手前側に移動し、プレイヤの扉引下し力によって、従動スプロケット32は枢支軸28を中心として反時計方向へ傾動し、図4に図示される水平物品載置可能状態に復帰し、クレーンゲーム機で獲得された景品0を筐体22内の上部空間で、従動スプロケット32に載置することが可能となる。
図4ないし図6に図示の実施形態は、図1ないし図3に図示の実施形態と略同様に構成されているので、前述したように略同じような動作を行ない、同様な効果を奏することができる。
また、図4ないし図6に図示の実施形態では、開閉扉24の動作をラック29、歯車30、駆動スプロケット31、従動スプロケット32および無端チェン33よりなるラック・ギア機構とチェン伝動機構により従動スプロケット32に伝達するようになっているため、開閉扉24の動作に対応して物品支持部材27が確実に傾動することができる。
図1ないし図6に図示の実施形態における開閉扉4、開閉扉24は、いずれも建物の開口部に用いられるシャッタと同様な構造であるとしたが、強度が高いにもかかわらず弯曲変形し易い合成樹脂製板で構成されていてもよく、この合成樹脂製板に、左右開口方向に指向した細長い補強材を一体に埋設し、この補強材を鋼線のような剛性の高いものを用いてもよい。
また、緩衝滑降部材12は、比較的変形しにくい高剛性の板の上面にスポンジゴムの如き、柔らかくて変形し易いものを積層し、この上面に滑り易い被膜で被覆すると、物品支持部材27から落下した景品0が、緩衝滑降部材12からの大きな衝撃力を受けずに、筐体2、筐体22の底部に着地することができ、衝撃により壊れ易い物品でも景品として利用することができる。
さらに、図1ないし図6に図示された実施形態では、開閉扉4、24は弯曲可能な板状体であったが、布状体であってもよく、布状体の場合には、布状体の外周縁または両端に弯曲可能な細長弾性体を一体に形成し、該細長弾性体をローラ5、25に巻き掛ければよい。
請求項1および請求項6ないし請求項9に対応した図7ないし図11に図示の第3実施形態について説明する。
図7ないし図11に図示の第3実施例における物品収納装置41の筐体42は、第1実施形態および第2実施形態と同様に、図示されないクレーンゲーム機との相互構造と同一に構成されてはいるが、筐体42の正面下部に形成された開口43を開閉自在に開閉する開閉扉44は、シャッター式ではなく、開口43の左右いずれか一方(本実施形態では右方)の鉛直軸を中心として前後に外開きに揺動して開閉する片開き式扉である。
図7の最上段において左右に並べられた5枚の小図面は、物品収納装置41の筐体42を右側から見た右側面図であり、中段で左右に並べられた5枚の小図面は、平面図で、筐体42の正面は左側であり、下段で左右に並べられた5枚の小図面は、物品収納装置41の正面図であり、これら小図面の内、最左側の上下3枚の小図面は、開閉扉44が閉じられた状態を図示し、左側から2枚目の上下3枚の小図面は、開閉扉44が15°手前側に開放された状態を図示し、左右中央の上下3枚の小図面は、開閉扉44が40°開放された状態を図示し、左から4枚の上下3枚の小図面は、開閉扉44が60°開放された状態を図示し、最右側の上下3枚の小図面は、開閉扉44が80°開放された状態を図示している。
また、物品支持手段である板状の物品支持部材46(金属製、木製、硬質合成樹脂製等硬質の材質)の手前端は、筐体42内の空間の上部手前側に位置して左右水平方向へ指向した枢支軸47を中心として上下へ傾動自在に枢支され、開閉扉44の鉛直軸45の上端部と、物品支持部材46と一体の枢支軸47の右端部とは、図9に図示された機械要素よりなる駆動機構48を介して相互に連結されている。
駆動機構48は、図9ないし図11に図示されるように構成されている。
開閉扉44の鉛直軸45の上端に駆動傘歯車49が一体に装着され、この駆動傘歯車49に噛合う従動傘歯車50は、前後水平方向に指向したクラッチ51の前端に一体に装着され、このクラッチ51の長手方向略中央にクラッチ52がスプライン嵌合され、該クラッチ52を挟み所定間隔を存して1対の切換え傘歯車53、54が伝動軸51に対し軸方向には移動しないが相対的に回転可能に遊嵌され、この切換え傘歯車53、54に噛合う伝動傘歯車55が伝動軸51に対して直交して回転可能に枢支されている。
図9ないし図11において、伝動軸51の右側部外周に中空伝動軸56が相対的に回転可能に嵌合され、この中空伝動軸56の左端は切換え傘歯車53に一体に結合されるとともに、中空伝動軸56の右端は傘歯車57に一体に結合され、この傘歯車57は、傘歯車58に噛合され、物品支持部材46の枢支軸47と同芯状に一体の傘歯車58に右側面(図9ないし図11では手前面)の所要2個所に突起59a、59bが突設されており、物品支持部材46、枢支軸47および傘歯車58と一体のレバー60の下端に、ロッド61の一端が枢着され、揺動軸62を中心として揺動する揺動レバー63の上端にロッド61の他端が枢着され、揺動レバー63に設けられた切換えレバー64の上端部にピン65が突設され、このピン65はクラッチ52の周方向溝52aに係合され、揺動レバー63の上端にウェイト66が一体に取付けられている。
そして、開閉扉44の開閉揺動角に対し、物品支持部材46の上下傾動角は2倍の角度でもって連動するように、駆動傘歯車49、従動傘歯車50、切換え傘歯車53、54、伝動傘歯車55、傘歯車57、58の寸法が設定されている。
図7ないし図11に図示の実施形態は前述したように構成されているので、開閉扉44が閉じられている状態では、物品支持部材46は略水平方向に展開されており、プレイヤが図示されないクレーンゲーム機で景品0の獲得に成功すると、図7の左上段に図示されるように、物品支持部材46上に景品0が載置されている。
この状態で、プレイヤが図示されない係止手段の係止を解除し、開閉扉44を手前側に開くと、駆動機構48が下記のように動作する。
図7の左側から2番目の小図に図示のように、例えば開閉扉44を15°開放すると、図9に図示されるように、鉛直軸45、駆動傘歯車49、従動傘歯車50、伝動軸51およびクラッチ52は矢印に図示されるように回転し、クラッチ52に噛合っている切換え傘歯車53は中空伝動軸56、傘歯車57とともに矢印の方向に回転し、傘歯車57に噛合っている傘歯車58は、枢支軸47を中心として物品支持部材46とともに時計回りに沿い下方へ30°傾動し、物品支持部材46上の景品0は落下可能状態となる。
そして、時計方向へ回転する傘歯車58が回転しても、傘歯車58と一体の突起59aがレバー60に係合する迄は、レバー60、ロッド61、揺動レバー63、切換えレバー64、ピン65、ウェイト66は図9に図示された位置関係を保持するが、図7の左から3番目の小図に図示されるように、開閉扉44が40°近く迄開かれるとともに物品支持部材46が80°近く迄傾動したときに、図10に図示されるように、物品支持部材46と一体に回転している傘歯車58の59aがレバー60に係合して、レバー60、揺動レバー63、切換えレバー64が左方へ傾動される。
そして、揺動レバー63が鉛直に直立した状態を越えてさらに左方へ傾動したときには、ウェイト66の重力による左方へ向う力により切換えレバー64が一気に左方へ傾動する結果、これ迄切換え傘歯車53に係合していたクラッチ52は、切換え傘歯車53との係合を解除して、切換え傘歯車54に係合し、伝動軸51の回転力は、切換え傘歯車54、伝動傘歯車55、切換え傘歯車53、中空伝動軸56、傘歯車57を介して傘歯車58に伝達される。この場合、図11に図示されるように伝動軸51の回転力は、クラッチ52、切換え傘歯車54、伝動傘歯車55を介して切換え傘歯車53、中空伝動軸56、傘歯車57、58に伝達されるため、これら切換え傘歯車53、中空伝動軸56、傘歯車57、58の回転方向は逆転され、図7の左から4番目の小図に図示されるように、傘歯車58と一体の物品支持部材46は上方へ傾動し、開閉扉44が80°開けられた状態になると、筐体42内の物品収納空間の底部に存在する景品0を取出すことが可能となり、また物品支持部材46は図7の右端の小図の図示されるように、略水平方向へ閉じられる。
このように、開閉扉44が全開に近い状態に開放されると、物品支持部材46が略水平方向へ閉じられるため、プレイヤが開口43から筐体42内の物品収納空間内に侵入して、クレーンゲーム機内に陳列されている景品0の不正取出しは、阻止される。
筐体42内の物品収納空間の底部に存在する景品0をプレイヤが取出した後、開閉扉44を閉じると、この開閉扉44の閉じ動作に連動して、物品支持部材46は、図7の右端の小図において水平に展開された状態から下方へ傾動し、開閉扉44が40°近く迄閉じられたときには下方へ80°近く迄傾動していた物品支持部材46は、逆転して上方へ傾動され、開閉扉44が全閉された状態では、物品支持部材46は略水平に再帰されて、物品支持部材46上への景品0の載置が可能になる。
図7ないし図11に図示の実施形態では、開閉扉44が半開き状態から全開状態に開かれる場合に、物品支持部材46が急速に上方へ閉じられるため、景品0を不正に取出すことが殆んど不可能である。
図12および図13に図示された第4実施形態は、請求項1および請求項7ないし請求項9に対応した前記第3実施形態と同一の請求項に属するので、物品収納装置41、筐体42、開口43、開閉扉44、鉛直軸45、物品支持部材46、枢支軸47を省略し、第3実施形態の駆動機構48とは異なる駆動機構71についてのみ、説明する。
第4実施形態の駆動機構71では、第3実施形態の鉛直軸45の上端部に、図示されない傘歯車伝動系を介して右方向へ指向した回転軸72の端部に駆動平歯車73が一体に嵌着され、三角形状の1対の三角形状歯車枢支フレーム74の第1頂角部75が駆動平歯車73を挟んで回転軸72に上下へ揺動可能に枢支され、駆動平歯車73のピッチ円径の半分のピッチ円径を有する第1中間歯車79が駆動平歯車73に噛合した状態で第2頂角部76に枢着され、駆動平歯車73のピッチ円径と同一のピッチ円径を有する第2中間歯車80が岐出腕78に噛合した状態で第3頂角部77に枢着され、回転軸72の中心から所定の距離だけ離れた位置で左右方向へ指向した出力軸81が図示されない筐体42に回転自在に枢着され、該出力軸81は第3実施形態の枢支軸47に対応するもので、この出力軸81に駆動平歯車73のピッチ円径の半分のピッチ円径を有する出力平歯車82が同芯上に一体に嵌着されている。
また、三角形状歯車枢支フレーム74から所定方向へ岐出した岐出腕78にソレノイド83の先端が枢着されるとともに、ソレノイド83の基端は、筐体42と一体の枢支基部84に枢着されており、ソレノイド83がオフされている状態では、図12に図示されるように、三角形状歯車枢支フレーム74は回転軸72を中心に反時計方向へ揺動されて、第1中間歯車79は出力平歯車82に噛合され、駆動平歯車73と同じ方向へ出力平歯車82は回転駆動され、ソレノイド83がオンされた状態では、図13に図示されるように、三角形状歯車枢支フレーム74は回転軸72を中心に時計方向へ揺動されて、第2中間歯車80が出力平歯車82に噛合され、駆動平歯車73と反対方向へ出力平歯車82は回転駆動されるようになっている。
さらに、開閉扉44の全閉状態から40°開方向へ開かれると、オンされる図示されないスイッチが筐体42に設けられており、このスイッチがオンされると、ソレノイド83がオンされるように、図示されない電源回路にスイッチとソレノイド83とが直列に接続されている。
そして、前記ソレノイド83も、第1実施形態の係止手段と同様に、クレーンゲーム機に設けられた景品獲得検出装置や、ROM、インターフェース、CPUが設けられている。
第4実施形態は、前述したように構成されているので、開閉扉44が全閉状態から40°開く迄の間は、開閉扉44の開放速度の倍の回転速度で物品支持部材46は水平状態から略80°下方へ傾動し、物品支持部材46上の景品0は完全に落下でき、開閉扉44が40°を越えて開くと、駆動機構71が切換えられて、開閉扉44の閉鎖速度の倍の回転速度で物品支持部材46は上方へ傾動されて、開閉扉44の全開状態では、筐体42内の物品収納空間は物品支持部材46により略完全に仕切られた状態となる。
図7ないし図13に図示の第3実施形態および第4実施形態では、全閉状態の開閉扉44を全開させて再び全閉させる間に、物品支持部材46は2往復上下に揺動されることによって、開閉扉44の全開時における筐体42内の物品収納空間を略完全に仕切り、開閉扉44の開放状態における景品0の不正取出しを確実に阻止できるようになっているが、開閉扉44が全閉から全開に開放された後、開閉扉44の復動持には、開閉扉44と物品支持部材46との連結を断つとともに、物品支持部材46の下方傾動を係止する手段を物品支持部材46に設けてもよく、この構造は、請求項10に対応するものである。
本出願に係る発明の第1実施形態における開閉扉全閉状態の側面図である。 図1に図示の第1実施形態における開閉扉の半開状態の側面図である。 図1に図示の第1実施形態における開閉扉の全開状態の側面図である。 本出願に係る発明の第2実施形態における開閉扉全閉状態の側面図である。 図4に図示の第2実施形態における開閉扉の半開状態の側面図である。 図4に図示の第2実施形態における開閉扉の全開状態の側面図である。 本出願に係る発明の第3実施形態の開閉扉の開閉動作に連動して物品支持部材が傾動する状態を正面、側面、および平面で図示した図面である。 図7に図示の実施形態の縦断正面図である。 第3実施形態の駆動機構の側面図で、物品支持部材が水平に展開された図面である。 第3実施形態の駆動機構の側面図で、物品支持部材が下方へ傾動した状態を図示した側面図である。 第3実施形態の駆動機構の側面図で、物品支持部材が下方へ傾動してその限度を越えた状態を図示した側面図である。 本出願に係る第4実施形態における駆動機構の側面図で、物品支持部材が下方へ傾動している状態が図示されている。 本出願に係る第4実施形態における駆動機構の側面図で、物品支持部材が上方へ傾動している状態が図示されている。 従来の物品収納装置において、内扉が開いた状態を図示した縦断側面図である。 従来の物品収納装置において、外扉が開いた状態を図示した縦断側面図である。
符号の説明
0…景品
1…物品収納装置、2…筐体、3…開口、4…開閉扉、5…ローラ、6…ガイド支持レール、7…物品支持部材、8…枢支軸、9…プーリ、10…軸、11…ワイヤ、12…緩衝滑降部材、
21…物品収納装置、22…筐体、23…開口、24…開閉扉、25…ローラ、26…ガイド支持レール、27…物品支持部材、28…枢支軸、29…ラック、
30…歯車、31…駆動スプロケット、32…従動スプロケット、33…無端チェン、
41…物品収納装置、42…筐体、43…開口、44…開閉扉、45…鉛直軸、46…物品支持部材、47…枢支軸、48…駆動機構、49…駆動傘歯車、50…従動傘歯車、51…伝動軸、52…クラッチ、53…切換え傘歯車、54…切換え傘歯車、55…伝動傘歯車、56…中空伝動軸、57…傘歯車、58…傘歯車、59…突起、60…レバー、61…ロッド、62…揺動軸、63…揺動レバー、64…切換えレバー、65…ピン、66…ウェイト、67…駆動スプロケット、68…従動スプロケット、69…無端チェン、
71…駆動機構、72…回転軸、73…駆動平歯車、74…三角形状歯車枢支フレーム、75…第1頂角部、76…第2頂角部、77…第3頂角部、78…岐出腕、79…第1中間歯車、80…第2中間歯車、81…出力軸、82…出力平歯車、83…ソレノイド、84…枢支基部。

Claims (10)

  1. 外部から物品を取出すことができない物品収納空間内で落下した物品を該物品収納空間の上下中間領域で支持する物品支持手段および該物品支持手段よりも下方に位置して前記物品収納空間を上下に仕切る仕切り手段のいずれか一方と、
    前記物品収納空間の前面もしくは側面を構成する壁に、該物品支持手段および仕切り手段より下方に位置して形成された開口を開閉自在に閉じることが可能な開閉扉と、
    該開閉扉の開閉動作に連動して前記物品支持手段および仕切り手段のいずれか一方を動作させる駆動機構とを具備し、
    該駆動機構は、
    前記開閉扉が閉じられて物品が前記物品支持手段上に支持された物品支持状態から、前記開閉扉が全開される開閉扉開放動作状態に至る途中過程の状態においては、前記開閉扉が開放されるに伴ない、前記物品支持手段を下方へ傾動させるとともに、前記仕切り手段による仕切り動作を開始させ、
    前記開閉扉が全開された開閉扉開放動作状態においては、前記仕切り手段による仕切り動作を完了させ、
    前記開閉扉が全開から全閉に復帰する開閉扉復帰動作状態においては、前記物品支持手段および仕切り手段のいずれか一方を、前記開閉扉の開放動作に伴なう動作状態と逆の順序に動作させる機械要素で構成されたことを特徴とする物品収納装置。
  2. 前記開閉扉が前記仕切り手段を兼ねたことを特徴とする請求項1記載の物品収納装置。
  3. 前記開閉扉は、上下方向および前後方向に対して弯曲可能な板状体または布状体であり、該開閉扉により開閉される開口に沿って上下に移動するとともに、該開閉扉の全閉状態から該開閉扉が開放されるに伴ない、前記物品収納空間内における開口上部に位置した前記板状開閉扉の全閉状態における上端部からその下方に位置した部分が略奥行水平方向へ順次弯曲されて、前記物品収納空間を前記開口から奥に向って横断し、前記開閉扉が全開した状態では、該開閉扉の全閉状態における上端部からその下方に位置した部分が前記仕切り手段となり、
    前記物品支持手段は、前記開閉扉の全閉状態において、略水平方向に指向するとともに、該開閉扉の全閉状態から該開閉扉が開放されるに伴ない、前記物品収納空間の前記開閉扉側上部に位置した枢支軸を中心として下方へ傾動して、該物品支持手段上の物品を前記物品収納空間の下部に落下させる機械要素で前記物品支持手段を駆動させる駆動機構を構成したことを特徴とする前記請求項2記載の物品収納装置。
  4. 前記物品支持手段の奥側端と前記開閉扉の上端部とに可撓性部材の両端が結合され、
    該可撓性部材は、前記物品収納空間における開閉扉側上方に回転自在に枢支された回転部材に巻付けられたことを特徴とする請求項3記載の物品収納装置。
  5. 前記開閉扉の開口上方内側に位置し、該開閉扉の開閉に連動して回転する回転駆動手段が枢支され、
    前記物品支持手段の枢支軸において、前記回転駆動手段と連結手段を介して回転駆動される回転被動手段が、前記板状物品支持手段に連結されて、前記駆動機構が構成されたことを特徴とする請求項3記載の物品収納装置。
  6. 前記仕切り手段として機能する開閉扉は、該開閉扉が全開状態に解放された後において、該開閉扉は停止したまま、該開閉扉の略上方部分が前記物品収納空間を上下に仕切る位置にて略水平方向展開した状態を保持する保持機構を備えたことを特徴とする請求項4または請求項5記載の物品収納装置。
  7. 前記物品支持手段が前記仕切り手段を兼ねたことを特徴とする請求項1記載の物品収納装置。
  8. 前記開閉扉は、鉛直軸または水平軸を中心に前後に揺動して前記開口を開放または密閉し、
    前記物品支持手段は、前記開閉扉の全閉状態において、略水平方向に指向して前記物品収納空間を上下に仕切るとともに、前記開閉扉の全閉状態から該開閉扉が半開状態に開放されるに伴ない、前記物品収納空間の上部に位置して水平方向へ指向した枢支軸を中心として最大限に下方へ傾動して、前記物品支持手段上の物品を前記物品収納空間の下部に落下させ、
    前記開閉扉が半開状態を越えて開放されるに伴ない、前記物品支持手段が前記開閉扉の開放初期状態における傾動方向と逆方向へ傾動し、前記開閉扉が全開状態に開放された際において、前記物品支持手段が略水平方向に指向させる機械要素で前記物品支持手段を駆動させる駆動機構を構成したことを特徴とする請求項7記載の物品収納装置。
  9. 前記仕切り手段として機能する物品支持手段は、前記開閉扉が全開状態に開放された後において、前記開閉扉が半開状態に復帰した際、前記物品支持手段は、再び全開され、その後、前記開閉扉が全閉された際には、前記物品支持手段は、略水平方向に指向して全閉されることを特徴とする請求項8記載の物品収納装置。
  10. 前記仕切り手段として機能する物品支持手段は、前記開閉扉が全開状態に開放された後において、前記物品支持手段は停止したまま、略水平方向に指向して全閉された状態を保持する保持機構を備えたことを特徴とする請求項8記載の物品収納装置。
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