JP2009199239A - 切手販売システム - Google Patents

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Masahiko Suzuki
雅彦 鈴木
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栄隆 本薗
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Abstract

【課題】切手収容トレイに収納されている切手の種別や在庫管理状況等のデータが、外部から常に正確に把握して確認することのでき、同時に、在庫管理データや販売データ等を適時に把握することのできる切手販売システムを提供すること。
【解決手段】切手類保管箱20で、内部に切手を収納し、引き出し自在な切手類収納トレイ21の外部から目視可能面に電子棚札22を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、切手を収納した切手収容トレイの切手の種別や在庫状況等が切手収容トレイごとに目視確認可能に形成されていると共に、在庫管理データや販売データ等を適時に把握することのできる切手販売システムに関する。
郵便局の郵便窓口業務では、内外郵便料金計算、切手類の販売・交換、郵便証紙の発行、各種郵便(例えば、書類郵便,別納郵便,後納郵便,国際郵便)の引受け等の多岐にわたる業務がおこなわれている。また、窓口後方で行われる後方業務では、窓口業務処理状況の集計・管理事務、切手類の補充請求書の作成や各種統計資料(例えば、切手類販売累計表,各種郵便物の引受日計簿,各種郵便物の引受月計簿,各種郵便物の引受年計簿等)の作成が行なわれている。
これら業務の殆どは、個別的な専用事務機の利用および手作業によって行われている場合が多い。
例えば、切手類の販売に伴う現物管理は、通常、複数の引き出しが縦方向に設けられているレターケース状の切手類保管箱で保管管理されている。切手類保管箱は、シート状切手類を種別ごとに収納している引き出し状の切手収容トレイが複数個、一つのトレイ収納棚に収納されている構造である。この切手類保管箱を用いて管理対象の切手類の現物管理は手作業によりおこなわれている。また、売り上げデータや出納等のデータや切手収容トレイ内の切手の在庫管理データ等のデータ管理は、郵便窓口用の事務処理装置(切手販売管理端末)によっておこなわれている。
データ管理をおこなう事務処理装置では、販売された切手や、切手収容トレイ内の切手についての管理データ情報入手は、切手自体に付与されたバーコードの情報(例えば、特許文献1および2を参照)や、同様に切手に付与されたRFID(Radio frequency=無線周波数 ID)チップからの情報(例えば、特許文献3を参照)を、それぞれリーダーで読取ることにより入手する方法が知られている。
また、データ管理をおこなう事務処理装置において、販売された切手や、切手収容トレイ内の切手についてのデータ情報入手は、切手収容トレイ内の切手に対応するように切手収容トレイを収納するトレイ収納棚に設けられた表示手段により目視によって入手する方法も知られている。(例えば、特許文献4および5を参照)
なお、この明細書で言う“切手”には、“郵便切手”の他に“収入印紙”および“特許印紙”等も含まれる。
特開平10−162186号公報 特開平11−232346号公報 特開2001−34464号公報 特開平11−283102号公報 特開平11−282902号公報
上述のように郵便窓口用の事務処理装置(切手販売管理端末)が取り扱える切手が、特許文献1乃至3に示されているように、切手自体にバーコードやRFIDチップが付与されているものを前提としている場合は、一般に流通している通常の切手は取り扱うことができない。
また、郵便窓口事務処理器における販売された切手や、切手収容トレイ内の切手についてのデータ情報入手を、特許文献4および5に示されているような、切手収容トレイ内の切手に対応するように、切手収容トレイを収納するトレイ収納棚に設けられた表示手段により目視によって入手する場合は、窓口担当者の誤動作等によるエラーが生じやすく、恒常的に正確な在庫管理を行なうことが困難である。
すなわち、通常、窓口担当者は、顧客の注文に応じてトレイ収納棚に切手の種別ごとに対応した複数の切手収容トレイの中から該当する切手収容トレイを見極め、切手収容トレイを引き出して、内部に収納されている切手シートを取り出す。取り出した切手シートを、切手の列方向ミシン目および行方向ミシン目を境に顧客が希望した枚数の切手を引き千切る。しかる後に、当該切手収容トレイをトレイ収納棚に閉めて収めてから、当該切手を顧客に手渡して販売を行なっている。
その際、例えば、顧客が複数種類の切手を同時に注文した場合、窓口担当者は、顧客の注文した複数種類の切手に対応した、複数種類の切手収容トレイを全部同時に引き出してしまうことがある。顧客への切手の販売が終了後に切手収容トレイをトレイ収納棚に戻す際に、誤って、トレイ収納棚の収納位置を間違えて切手収容トレイを収納してしまう場合が生じる。その場合、収納トレイに収納されている切手の内容とトレイ収納棚に設けられた表示手段で表示されている切手の内容とが不一致になってしまうことになる。したがって、その状態で業務を続けると以後の業務に重大な支障を及ぼすことになる。
本発明はこれらの事情にもとづいてなされたもので、切手収容トレイに収納されている切手の種別や在庫管理状況等のデータが、外部から常に正確に把握して確認することができ、同時に、在庫管理データや販売データ等を適時に把握することのできる切手販売システムを提供することを目的としている。
本発明の一態様によれば、情報を入力する入力部と、この入力部での入力情報を処理するデータ処理部と、このデータ処理部での処理結果をデータ伝送する通信手段とを具備した切手販売管理端末と、
前記切手販売管理端末とデータ伝送をおこなう販売管理サーバと、
内部に切手を収納する切手類収納トレイを、引き出し自在に収容するトレイ収納棚が設けられた切手類保管箱とを有し、
前記切手類収納トレイには、前記切手販売管理端末からデータ伝送を受ける電子棚札が外部から目視可能面に配設されていることを特徴とする切手販売システムが提供される。
本発明の切手販売システムにおいては、前記電子棚札は、切手類の販売時の取出枚数、切手類の補充時の受入枚数および通常時の在庫枚数を適宜切り替えて表示することを特徴とする。
本発明の切手販売システムにおいては、前記電子棚札は、前記切手類収納トレイに収納されている在庫枚数が予め設定されている発注点以下になった場合に、在庫枚数を点滅表示することを特徴とする。
本発明の切手販売システムにおいては、前記電子棚札は、切手販売の際は「取出」を、また、切手補充の際には「受入」を点滅表示することを特徴とする。
本発明の切手販売システムにおいては、前記切手類収納トレイの外部から目視可能面に、切手類の見本または現物が表示されていることを特徴とする。
本発明の切手販売システムにおいては、前記切手類保管箱の切手類収納トレイに複数種類の切手類を販売または補充する場合、同時に複数の該当する前記電子棚札に販売または補充の情報を表示することを特徴とする。
本発明の切手販売システムにおいては、前記切手類収納トレイ毎に設けられている前記電子棚札の全ての表示を最新の状態に更新するためのキーが、前記切手販売管理端末の前記入力部に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、切手収容トレイに収納されている切手の種別や在庫管理状況等のデータが、外部から常に正確に把握して確認することのでき、同時に、在庫管理データや販売データ等を適時に把握することのできる切手販売システムを提供することができる。
以下、本発明の実施態様について、図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一個所については同一符号を付すとともに、重複した説明を省略する。
図1(a)は、切手販売システム1の構成を示す模式概観図で、図1(b)は、図1(a)におけるA部の部分拡大図である。また、図2は、切手販売システム1の構成を示すブロック図である。
図1(a)、図1(b)および図2に示したように、切手販売システム1は、切手販売管理端末10がネットワーク2により販売管理サーバ3に接続されている。また、切手販売管理端末10は、有線通信手段4により送受信機5に接続されている。この送受信機5は、無線通信手段6により切手類保管箱20に対して無線通信可能に配設されている。この場合、切手販売管理端末10と切手類保管箱20とが所定距離以上に離間しており、両者は密接又は近接していない状態の配置関係となっている。
切手販売管理端末10は、内部に設けられた通信制御部11がネットワーク2により販売管理サーバ3に接続されており、この通信制御部11にバスライン12が接続して設けられている。このバスライン12には、通信制御部11の他に、管理データ処理部としてCPU13およびメモリ14、管理ファイルとしてHDD15、入力部16、表示部17および送受信機制御部18がそれぞれ接続されている。
CPU13は、切手販売管理端末10の各部の演算等をおこなう。
メモリ14は、HDD15とのプログラムや各種データの読み書き、入力部16からのデータの読み出し、表示部17に対するデータの書き込み、通信制御部11とのデータの読み書き、および送受信機制御部18とのデータの読み書き等の際に用いられる。
HDD15は、切手販売管理端末10が切手類の販売および補充等の各種業務等を実行するための各種プログラムや各種データと、切手類保管箱20の各種切手類の理論在庫枚数や販売および補充履歴等の各種データと、後述する切手収容トレイに設けられている連動するすべての電子棚札の切手類設定情報や表示状態等の各種データを記録する管理ファイルが記録されている。
入力部16は、特に詳細は図示しないが、テンキーの他に、「業務選択」キー、「数値入力」キーおよび「表示更新」キー等を具備し、窓口担当者が業務に対応して各種情報をキー入力する。なお、「表示更新」キーは、切手類保管箱20の後述する切手類収納トレイ21毎に設けられている電子棚札22の全ての表示を、最新の状態に更新するためのキーである。また、「業務選択」キーは、切手類保管箱20での切手の取り出しや補充の業務を選択するキーである。
表示部17はディスプレイ画面で、HDD15に記録される各種プログラムの制御によって、業務選択メニューや各種業務メニュー等を表示する。
通信制御部11は、HDD15に記録される各種プログラムの制御によって、ネットワーク2を介して、販売管理サーバ3とのデータの送受信を行う。
送受信機制御部18は、有線通信手段4を介して送受信機5を制御する。
販売管理サーバ3は、切手販売管理端末10とネットワーク2を介してデータの転送を行なう。なお、販売管理サーバ3にはネットワーク2を介して複数の切手販売管理端末10が接続されている場合もある。
送受信機5は、切手販売管理端末10から制御データを受信し、切手類収納トレイ21に設けられている連動するすべての電子棚札22に対して制御データを送信する。つまり、送受信機5は、有線通信手段4を介して切手販売管理端末10からの制御データを入手する。送受信機5は、無線通信手段6(電波等)を介して、入手した制御データを所定の切手類収納トレイ21の電子棚札22に転送する。
切手類保管箱20はレターケース状の形状で、複数の引き出し形の切手類収納トレイ21が複数個、トレイ収納棚23に縦方向に一列又複数列に収納されている構造となっている。切手類収納トレイ21の内部には、シート状切手類を種別ごとに収納している。
なお、トレイ収納棚23には、夜間や休日等の盗難防止のために、切手類収納トレイ21を収納する個所ごとにソレノイド(図示しない)を設けることができる。窓口担当者が各ソレノイドに通電信号を送って、切手類収納トレイ21を開放阻止状態および開放許可状態のいずれかに選択切替可能なフック等を含むロック機構を作動させる。窓口担当者が、切手類収納トレイ21を開放許可状態つまり切手類収納トレイ21を手動で引き出す(開放する)ことができる状態に切替えることができるようにしてもよい。
また、図3に一部切欠外観図を、また、図1(b)に示したように切手類収納トレイ21の前面の部位(切手類収納トレイ21をトレイ収納棚23に収納した際に、外部から見える部位)には、電子的な表示部28を有する電子棚札22と、この電子棚札22の所定個所に設けられている挿入孔(図示しない)に収納された切手類の見本24Aまたは現物24Bが配置されている。
なお、図4に示したように、電子棚札22の所定箇所への切手類の見本24Aまたは現物24Bの収納は、透明フィルム24Cを折り線24dで折りたたみ、折りたたんだ内部に切手類(切手類の見本24Aまたは現物24B)を挟み込む。その状態で、矢印Aで示した方向に電子棚札22に設けられている挿入孔(図示しない)に差し込めばよい。
電子棚札22は、設定により種々の表示をおこなうことができる。例えば、図5に外観図を示したように、切手類の販売時の際には、取出枚数とその状態を表示部28に「取出」を表示した状態を示す。また、図6に外観図を示したように、切手類の補充時の際には、受入枚数その状態を表示部28に「受入」とした状態を示す。なお、電子棚札22は、図2に外観図を示したように通常時の在庫枚数の表示等を適宜切り替えて目視可能に表示している。
更に、切手の在庫管理の観点から、切手類収納トレイ21に収納されている在庫枚数が予め設定している発注点以下になった場合には、電子棚札22に在庫枚数を点滅させた表示を行なうようにして、窓口担当者への切手補充の喚起を行なうようにしている。
電子棚札22の構成について、その一例を図7にブロック図で示す。図7に示すように、電子棚札22は、制御部25と、棚位置ICタグ部26と、I/F部27と、表示部28とを有する。I/F部27は、切手販売管理端末10から送受信機5を介して情報を受け取って制御部25へ受け渡す。表示部28は、I/F部27から受け渡された情報を表示する。この表示部28は、例えば電子ペーパー(電子シート)で構成されているが、これに限らず、液晶ディスプレイやセグメント表示器など、薄型・軽量の表示装置であれば何れであってもよく、特に限定されない。
なお、電子ペーパーは、例えば、厚さが200μm〜300μmと薄く、紙のように柔軟性を備え、2枚のプラスチック膜の間に、複写機に使用されるようなトナーを封じ込め、数ボルト〜10ボルト程度の電圧(電界)を印加することにより、トナーが吸着/離着して色が変化するものである。
制御部25は、電子棚札22全体の制御をつかさどる制御部である。制御部25は、切手販売管理端末10から送受信機5を介して情報を受け取り、表示部28に表示させる制御を行う。
なお、棚位置ICタグ部26は、IC部26aと、アンテナ部26bとをさらに有している。IC部26aは、小型のICチップであり、棚位置ICタグ情報が記憶されている。この棚位置ICタグ情報は、トレイ収納棚23での棚位置を識別するための情報である。また、IC部26aには、棚位置ICタグ情報を切手販売管理端末10へ送信するためのアンテナ部26bが接続されている。それにより、電子棚札22を付けた切手類収納トレイ21が、トレイ収納棚23から複数引き出された場合にも、トレイ収納棚23に戻した際に所定の棚位置に切手類収納トレイ21が戻っているか否かを確認することができる。トレイ収納棚23から引き出された切手類収納トレイ21が引き出されたトレイ収納棚23以外のトレイ収納棚23に戻された場合には、収納する棚位置が異なることを点滅表示させることも好適である。
これらの構成による切手販売システム1では、顧客の購入希望に応じて窓口担当者が顧客の所望した切手を所望枚数販売した際に、切手販売情報も切手販売管理端末10で管理される。
その際の切手販売情報は、切手の“金額および枚数”,“種類と枚数”あるいは“何(例えば、1000)円分”の如きもので、顧客希望の購入条件(対象)を満たすことのできる情報である。
以下に、最も一般的な“金額および枚数”の場合について説明する。まず、窓口担当者は、同一顧客に対する複数種類の切手販売情報を入力部16により入力する。
その後、当該顧客についての取引き終了の操作である転送指令を入力部16により入力する。
これらの入力により、管理データ処理部(CPU13,メモリ14)が、当該切手販売情報を管理ファイル(HDD15)に記憶(管理)する。なお、管理は、例えば、窓口担当者ごとに累計され、さらには切手の金額(種類)ごとに累計される。
その後、管理データ処理部(CPU13,メモリ14)が、IDファイルを検索し、かつ、当該各切手販売情報(金額)の切手7を収容した切手類収納トレイ21を指定するための切手類収納トレイ21のIDを付した当該各切手販売情報(表示信号)を電子棚札22へ出力(送信)する。それにより、電子棚札22の表示する切手類収納トレイ21の収納している切手の在庫枚数の表示が、実際の在庫枚数に表示変更される。
一方、切手類収納トレイ21へ切手シートを補充した際には、窓口担当者が入力部16を用いて入力した補充枚数が、電子棚札22へ出力(送信)されて切手の在庫枚数の表示が実際の在庫枚数に表示変更される。
上記に説明したように、この実施形態によれば、切手販売管理端末10とデータ伝送が行われている切手類保管箱20の切手類収納トレイ21ごとに、収納切手の表示とともに電子棚札22による収納されている切手の情報が目視可能に表示されている。それにより、顧客が希望する金額の切手が収容された切手類収納トレイ21の見極めと、販売可能枚数か否か等を迅速かつ正確に行える。したがって、切手販売事務能率を大幅に向上することができる。
しかも、切手類収納トレイ21の前面に設けられている電子棚札22の表示により、窓口担当者は、切手類の販売枚数、補充枚数、さらには理論在庫枚数を認知することが可能である。それにより、販売や補充時の切手類収納トレイ21内の切手情報についての間違いによる誤算を防ぐことが期待できる。
また、切手類収納トレイ21の内部の切手の残存枚数が発注点に到達した場合の認知が容易となるので、補充作業が容易となるとともに、切手の欠品による販売機会のロスを防ぐことが期待でき、販売収益を低下させることを防止できる。
また、切手類収納トレイ21の電子棚札22が、販売の際には「取出」を、また、補充の際には「受入」を点滅表示すると共に枚数を表示するので、窓口担当者は、販売あるいは補充の対象となる切手類収納トレイ21を容易に認識することが可能で、しかも枚数の出し入れを間違いなく行なうことができる。
また、切手類収納トレイ21の電子棚札22に、切手類の見本24Aまたは現物24Bを表示することにより、電子棚札22の電池が切れた場合等のシステム故障時においても、切手類の引き出しを比較的容易に認知することが期待できる。しかも、切手類の見本または現物を明示することにより、切手類収納トレイ21と電子棚札22の設定相違等を容易に検知することができる。
また、切手類の見本または現物を表示されていると共に、電子棚札22によって切手類収納トレイ21の内部の切手の情報が表示されているので、複数種類の切手類を販売または補充する場合に、切手の種類ごとに切手販売管理端末10と切手類保管箱20とを行き来する必要がなく、かつ、メモ書き等を用いる必要がなくなることにより手間が省けるため、業務効率の向上を期待できる。
また、窓口担当者が切手の在庫状況について最新の状態を確認したいときに、切手販売管理端末10の「表示更新」キーを押下することにより、ただちに電子棚札22の情報を表示更新して確認することができるので、窓口担当者は記憶違いなどのない間違いのない業務を遂行することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。
図8は、第2の実施形態を示す切手販売システム1の構成を示すブロック図である。なお、図1と同一機能個所には同一符号を付してその個々の説明を省略する。
第2の実施形態では、切手販売管理端末10と切手類保管箱20とが近接にある状態に配置されている。したがって、切手販売管理端末10と切手類保管箱20の切手類収納トレイ21に設けられた電子棚札22とのデータ伝送は、第1の実施形態のように送受信機5を介さずに、直接的に無線回線6Aで行なっている。無線回線6Aには、例えばブルートゥース等を用いてデータ伝送を行なっている。したがって、切手販売管理端末10と電子棚札22には、ブルートゥース等に用いる送信部(図示しない)と受信部(図示しない)がそれぞれに設けられている。
この第2の実施形態によっても、第1の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、いずれの実施形態においても、上述した機能に加え、さらに以下の機能を付加することができる。
複数種類の切手類を販売または補充する場合、窓口担当者が切手販売管理端末10によって当該の切手類の種類および枚数を入力する。切手販売管理端末10は、入力された複数の切手類の電子棚札22に対して、「取出」または「受入」の点滅表示と指定枚数の表示を指示することにより、同時に複数の引き出しの電子棚札22に表示をさせる。
また、切手類収納トレイ21の電子棚札22と切手販売管理端末10とは無線によって通信を行うために赤外線等の手段を用いた場合は、人体等により遮断されて際に通信が遮断されて情報を確実に更新できないことが考えられる。このため、切手販売管理端末10に「表示更新」キーを設けて、当該キーを押下することにより、管理対象とするすべての電子棚札22の表示を更新する機能を備える。
なお、本発明は上記の実施形態のそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
図1(a)は、本発明の切手販売システムの構成を示す模式概観図、図1(b)は、図1(a)におけるA部の部分拡大図である。 本発明の切手販売システムの構成を示すブロック図である。 本発明の切手販売システムに用いる切手類収納トレイの一部切欠外観図である。 本発明の切手販売システムに用いる切手類収納トレイの電子棚札の所定個所への切手類の見本または現物の収納の説明図である。 本発明の切手販売システムに用いる切手類収納トレイの電子棚札の説明図である。 本発明の切手販売システムに用いる切手類収納トレイの電子棚札の説明図である。 本発明の切手販売システムに用いる切手類収納トレイの電子棚札のブロック図である。 本発明の切手販売システムの別の実施形態の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…切手販売システム、2…ネットワーク、3…販売管理サーバ、4…有線通信手段、5…送受信機、6…無線通信手段、10…切手販売管理端末、11…通信制御部、12…バスライン、13…CPU、14…メモリ、15…HDD、16…入力部、17…表示部、18…送受信機制御部、20…切手類保管箱、21…切手類収納トレイ、22…電子棚札、23…トレイ収納棚、24A…見本、24B…現物、28…表示部。

Claims (10)

  1. 情報を入力する入力部と、
    この入力部での入力情報を処理するデータ処理部と、
    このデータ処理部での処理結果をデータ伝送する通信手段とを具備した切手販売管理端末と、
    前記切手販売管理端末とデータ伝送をおこなう販売管理サーバと、
    内部に切手を収納する切手類収納トレイを、引き出し自在に収容するトレイ収納棚が設けられた切手類保管箱とを有し、
    前記切手類収納トレイには、前記切手販売管理端末からデータ伝送を受ける電子棚札が外部から目視可能面に配設されていることを特徴とする切手販売システム。
  2. 前記電子棚札は、切手類の販売時の取出枚数、切手類の補充時の受入枚数および通常時の在庫枚数を適宜切り替えて表示することを特徴とする請求項1記載の切手販売システム。
  3. 前記電子棚札は、前記切手類収納トレイに収納されている在庫枚数が予め設定されている発注点以下になった場合に、在庫枚数を点滅表示することを特徴とする請求項1記載の切手販売システム。
  4. 前記電子棚札は、切手販売の際は「取出」を、また、切手補充の際には「受入」を点滅表示することを特徴とする請求項1記載の切手販売システム。
  5. 前記切手類収納トレイの外部から目視可能面に、切手類の見本または現物が表示されていることを特徴とする請求項1記載の切手販売システム。
  6. 前記切手類保管箱の切手類収納トレイに複数種類の切手類を販売または補充する場合、同時に複数の該当する前記電子棚札に販売または補充の情報を表示することを特徴とする請求項1記載の切手販売システム。
  7. 前記切手類収納トレイ毎に設けられる前記電子棚札の全ての表示を最新の状態に更新するためのキーが、前記切手販売管理端末の前記入力部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の切手販売システム。
  8. 前記電子棚札は、電子ペーパーから成る表示部を備えていることを特徴とする請求項1記載の切手販売システム。
  9. 前記電子棚札は、前記トレイ収納棚での棚位置を識別するための情報を記憶させるICタグを備えていることを特徴とする請求項1記載の切手販売システム。
  10. 前記電子棚札は、前記トレイ収納棚から引き出された前記切手類収納トレイが引き出された前記トレイ収納棚以外のトレイ収納棚に戻された場合には、収納する棚位置が異なることを点滅表示することを特徴とする請求項9記載の切手販売システム。
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