JP2009198299A - 空気流量センサ - Google Patents

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【課題】空気流量センサ1の発熱抵抗4に関し、発熱部12の長手方向の温度分布において、凹凸を抑制して平坦に近づける。
【解決手段】発熱部12の長手方向通電部17、18は、長手方向他端側に向かって短手方向幅が連続的に増加している。これにより、発熱部12は、長手方向一端側ほど短手方向幅が小さくなり、抵抗値が上がって発熱量が増加するとともに、空気流に対する伝熱面積が縮小して空気流への放熱量が低減する。このため、発熱部12は、端子部13、14の接続により放熱が著しい長手方向一端側ほど、発熱量が増加するとともに空気流への放熱量が低減するので、発熱部12の長手方向の温度分布に関して、長手方向一端側における落ち込みを緩和することができる。この結果、発熱部12の長手方向の温度分布は、凹凸が抑制されて平坦に近づく。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気流量を検出する空気流量センサに関するものであり、特に内燃機関への吸気量を検出するのに好適な空気流量センサに関する。
従来より、空気流量センサ100には、図7(a)に示すように、空気流の方向と略平行な平面状に設けられる絶縁膜101と、絶縁膜101の表面102に設けられて通電により発熱する発熱抵抗103と、表面102で発熱抵抗103の上、下流側に設けられ、温度に応じて抵抗値が変化する上、下流側検出抵抗104、105とを備え、発熱抵抗103および上、下流側検出抵抗104、105と空気流との間の伝熱現象を利用して空気流量を検出するものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、空気流量センサ100は、発熱抵抗103の発熱により空気流を加熱することで、上、下流側検出抵抗104、105間に検出差分を生じさせ、この検出差分に応じて空気流量を検出する。ここで、表面102に平行で、かつ空気流の方向と直交する方向を長手方向と定義し、長手方向に座標を想定する。
ところで、発熱抵抗103は、発熱して空気流に熱を与える発熱部107と、発熱部107に接続する端子部108、109とを有するが、発熱部107は、長手方向の両端に近いほど、発熱していない非発熱領域(つまり、端子部108、109や、絶縁膜101により形成される表面102)への放熱が大きい。このため、長手方向に沿う発熱部107の温度分布は、図7(b)に示すように、長手方向の両端ほど低くなる凸状の曲線をなす。
しかし、このような温度分布における凹凸は、検出精度上、好ましいものではなく、発熱部107の温度分布は、できる限り平坦に近い方が好ましい。すなわち、発熱部107は、温度が高い部位ほど経時劣化が進行しやすく、温度が低い部位ほど微粒子の付着が進行しやすい。このため、温度分布における凹凸が顕著に見られるほど、高温部の経時劣化および低温部の微粒子付着が著しくなり、当初予定されていた伝熱特性からの乖離が大きくなって検出精度が低下する。
なお、発熱部107から非発熱領域への放熱は、端子部108、109への放熱の方が絶縁膜101への放熱よりも著しい。このため、端子部108、109が両方とも長手方向に関して同一端の方に配される片側引き出し型の空気流量センサ100の場合、端子部108、109が配される一端側の方が、端子部108、109が配されない他端側よりも、温度分布における落ち込みが著しい。この結果、発熱部107における端子部108、109の近傍部では、微粒子の付着がさらに著しくなって、上記のような検出精度の低下も激しいものと考えられる。
特開2001−41790号公報
本発明は上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、空気流量センサの発熱抵抗に関し、発熱部の長手方向の温度分布において、凹凸を抑制して平坦に近づけることにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1の空気流量センサは、空気流の方向と略平行な平面状に設けられる絶縁膜と、絶縁膜の表面に設けられて通電により発熱する発熱抵抗と、絶縁膜の表面で発熱抵抗の上流側に設けられ、温度に応じて抵抗値が変化する上流側検出抵抗と、絶縁膜の表面で発熱抵抗の下流側に設けられ、温度に応じて抵抗値が変化する下流側検出抵抗とを備え、発熱抵抗、上流側検出抵抗および下流側検出抵抗と空気流との間の伝熱現象を利用して空気流量を検出するものである。
そして、絶縁膜の表面に平行で、かつ空気流の方向と直交する方向を長手方向、空気流の方向を短手方向と定義し、長手方向に座標を想定すると、発熱抵抗の発熱部は、通電方向が長手方向と略一致する長手方向通電部を有し、長手方向通電部は、長手方向の座標に応じて短手方向の幅が可変されている。
これにより、発熱部の長手方向の温度分布に応じて、長手方向通電部の短手方向の幅を長手方向に異ならせることができる。すなわち、温度が高い長手方向座標範囲においては、短手方向幅を大きくすることで、抵抗値を下げて発熱量を低減するとともに、空気流に対する伝熱面積を拡大して空気流への放熱量を増加する。逆に、温度が低い長手方向座標範囲においては、短手方向幅を小さくすることで、抵抗値を上げて発熱量を増加するとともに、空気流に対する伝熱面積を縮小して空気流への放熱量を低減する。これにより、発熱部の長手方向の温度分布において、凹凸を抑制して平坦に近づけることができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2の空気流量センサによれば、発熱抵抗は、発熱部に接続する2つの端子部を有し、2つの端子部は、発熱部の長手方向の一端側に設けられて、各々に長手方向通電部の一端が接続する。そして、各々の長手方向通電部は、長手方向の他端側に向かって短手方向の幅が増加している。
これにより、発熱部は、長手方向一端側ほど短手方向幅が小さくなり、抵抗値が上がって発熱量が増加するとともに、空気流に対する伝熱面積が縮小して空気流への放熱量が低減する。このため、発熱部は、端子部の接続により放熱が著しくなる長手方向一端側ほど、発熱量が増加するとともに空気流への放熱量が低減するので、発熱部の長手方向の温度分布に関して、長手方向一端側における落ち込みを緩和することができる。
〔請求項3の手段〕
請求項3の空気流量センサによれば、発熱抵抗は、発熱部に接続する2つの端子部を有し、2つの端子部は、発熱部の長手方向の一端側に設けられて、各々に長手方向通電部の一端が接続する。そして、発熱部は、各々の長手方向通電部の他端をU字状に架橋する架橋部を有し、各々の長手方向通電部は、長手方向の他端側に向かって短手方向の幅が増加した後に減少して架橋部に接続している。
これにより、短手方向幅が長手方向他端側に向かって減少している座標範囲において、発熱部は、長手方向他端側ほど短手方向幅が小さくなり、抵抗値が上がって発熱量が増加するとともに、空気流に対する伝熱面積が縮小して空気流への放熱量が低減する。このため、発熱部の長手方向の温度分布に関して、長手方向他端側における絶縁膜への放熱による落ち込みをも緩和することができる。
最良の形態1の空気流量センサは、空気流の方向と略平行な平面状に設けられる絶縁膜と、絶縁膜の表面に設けられて通電により発熱する発熱抵抗と、絶縁膜の表面で発熱抵抗の上流側に設けられ、温度に応じて抵抗値が変化する上流側検出抵抗と、絶縁膜の表面で発熱抵抗の下流側に設けられ、温度に応じて抵抗値が変化する下流側検出抵抗とを備え、発熱抵抗、上流側検出抵抗および下流側検出抵抗と空気流との間の伝熱現象を利用して空気流量を検出するものである。
そして、絶縁膜の表面に平行で、かつ空気流の方向と直交する方向を長手方向、空気流の方向を短手方向と定義し、長手方向に座標を想定すると、発熱抵抗の発熱部は、通電方向が長手方向と略一致する長手方向通電部を有し、長手方向通電部は、長手方向の座標に応じて短手方向の幅が可変されている。
また、発熱抵抗は、発熱部に接続する2つの端子部を有し、2つの端子部は、発熱部の長手方向の一端側に設けられて、各々に長手方向通電部の一端が接続する。そして、各々の長手方向通電部は、長手方向の他端側に向かって短手方向の幅が増加している。
最良の形態2の空気流量センサによれば、発熱抵抗は、発熱部に接続する2つの端子部を有し、2つの端子部は、発熱部の長手方向の一端側に設けられて、各々に長手方向通電部の一端が接続する。そして、発熱部は、各々の長手方向通電部の他端をU字状に架橋する架橋部を有し、各々の長手方向通電部は、長手方向の他端側に向かって短手方向の幅が増加した後に減少して架橋部に接続している。
〔実施例1の構成〕
実施例1の空気流量センサ1の構成を、図1、図2を用いて説明する。
空気流量センサ1は、例えば、エアクリーナからエンジンに向かう吸気の一部を取り込んで吸気に戻すように流路形成されるボディ(図示せず)内に配されて、吸気量を測定するエアフローメータを構成する。そして、空気流量センサ1は、ボディ内に取り込まれた空気流との伝熱現象を利用して空気流量を検出する。
すなわち、空気流量センサ1は、ボディ内に取り込まれた空気流の方向と略平行な平面状に設けられる絶縁膜2と、絶縁膜2の表面3に設けられて通電により発熱する発熱抵抗4と、表面3で発熱抵抗4の上流側に設けられ、自身の温度に応じて抵抗値が変化する上流側検出抵抗5と、表面3で発熱抵抗4の下流側に設けられ、自身の温度に応じて抵抗値が変化する下流側検出抵抗6とを備える。
そして、空気流量センサ1は、発熱抵抗4の発熱により空気流を加熱することで、上流側検出抵抗5と下流側検出抵抗6と間に検出差分を生じさせ、この検出差分に応じて空気流量を検出する。
なお、以下の説明では、表面3に平行で、かつ空気流の方向と直交する方向を長手方向と定義し、長手方向に座標を想定する。また、空気流の方向を短手方向と定義する。
絶縁膜2は、図1に示すように、シリコン基板9上に設けられ、シリコン基板9には、発熱抵抗4や上、下流側検出抵抗5、6が形成されている。また、表面3は、発熱抵抗4や上、下流側検出抵抗5、6を保護するための保護膜11により覆われている。
発熱抵抗4は、図2(a)に示すように、1つの抵抗体から形成されており、略U字状の発熱部12と、発熱部12の長手方向一端側に接続するプラス側、マイナス側の2個の端子部13、14とを表面3上に有する。また、端子部13、14は、両方とも表面3の長手方向一端側に形成されている。つまり、空気流量センサ1は、発熱抵抗4の端子部13、14が表面3の長手方向一端側にのみ形成される片側引き出し型である。
また、発熱部12は、通電方向が長手方向と略一致する2つの長手方向通電部17、18、および、長手方向通電部17、18の他端をU字状に架橋する架橋部19を有し、長手方向通電部17、18は、長手方向の座標に応じて短手方向の幅が可変されている。
すなわち、短手方向に互いに向かい合う長手方向通電部17の辺部21と長手方向通電部18の辺部22とは、長手方向他端側に向かって互いの距離が短縮するように、長手方向に対して傾斜している。また、向かい合わない長手方向通電部17の辺部23と長手方向通電部18の辺部24とは、長手方向と平行に設けられている。そして、このような辺部構成により、長手方向通電部17、18は、長手方向他端側に向かって短手方向の幅が連続的に増加している。
上、下流側検出抵抗5、6は、長手方向に互いに平行に設けられている。
上流側検出抵抗5は、発熱抵抗4の側(以下、発熱体側と呼ぶ)の抵抗体26と、発熱抵抗4の反対側(以下、反発熱体側と呼ぶ)の抵抗体27とから形成され、抵抗体26は、2つの端子部28、29が長手方向他端側に形成されており、長手方向一端側で2回の折り返しを有し、他端側で1回の折り返しを有している。抵抗体27は、2つの端子部30、31が長手方向一端側に形成されており、長手方向他端側で2回の折り返しを有し、一端側で1回の折り返しを有している。
また、下流側検出抵抗6も、発熱体側の抵抗体34と、反発熱体側の抵抗体35とから形成されており、抵抗体34は抵抗体26と同様の構成であり、抵抗体35は抵抗体27と同様の構成を有する。
以上の構成により、空気流量センサ1では、発熱抵抗4の発熱により、空気流が上、下流側検出抵抗5、6間を移動する間に加熱されて上、下流側検出抵抗5、6間に検出差分が発生する。そして、空気流量センサ1は、この検出差分に基づいて空気流量を検出する。
〔実施例1の効果〕
実施例1の空気流量センサ1によれば、発熱抵抗4の発熱部12は、通電方向が長手方向と略一致する長手方向通電部17、18を有し、長手方向通電部17、18は、長手方向他端側に向かって短手方向幅が連続的に増加している。
これにより、発熱部12は、長手方向一端側ほど短手方向幅が小さくなり、抵抗値が上がって発熱量が増加するとともに、空気流に対する伝熱面積が縮小して空気流への放熱量が低減する。
このため、発熱部12は、端子部13、14の接続により放熱が著しい長手方向一端側ほど、発熱量が増加するとともに空気流への放熱量が低減するので、発熱部12の長手方向の温度分布に関して、長手方向一端側における落ち込みを緩和することができる。この結果、発熱部12の長手方向の温度分布は、凹凸が抑制されて従来例よりも平坦に近づく(図2(b)参照)。
実施例2の空気流量センサ1によれば、図3に示すように、長手方向通電部17、18は、長手方向他端側に向かって短手方向の幅が増加した後に減少して架橋部19に接続している。すなわち、辺部21、22は、各々、頂点37、38を有し、端子部13、14から頂点37、38に向かって互いの距離が縮小するように、長手方向に対して傾斜した後、さらに頂点37、38から架橋部19に向かって互いの距離が拡大するように、長手方向に対する傾斜方向が切り換わっている。つまり、辺部21、22は、各々、頂点37、38を有し、鋭角状に膨出して短手方向に対向している。
これにより、長手方向通電部17、18の短手方向幅が長手方向他端側に向かって減少している座標範囲(つまり、頂点37、38と架橋部19との間)において、発熱部12は、長手方向他端側ほど短手方向幅が小さくなり、抵抗値が上がって発熱量が増加するとともに、空気流に対する伝熱面積が縮小して空気流への放熱量が低減する。
このため、発熱部12の長手方向の温度分布に関して、長手方向他端側における絶縁膜2への放熱による落ち込みをも緩和することができる。この結果、発熱部12の長手方向の温度分布は、凹凸が抑制されて実施例1よりもさらに平坦に近づく。
〔変形例〕
実施例1の空気流量センサ1によれば、発熱部12の長手方向通電部17、18は、長手方向他端側に向かって短手方向幅が連続的に増加していたが、図4に示すように、長手方向他端側に向かって短手方向幅を段階的に増加させてもよい。つまり、辺部21、22を階段状に設けても実施例1の発熱部12と同様の効果を得ることができる。
また、実施例2の空気流量センサ1によれば、発熱部12の長手方向通電部17、18は、辺部21、22が、各々、頂点37、38を有して鋭角状に膨出するように構成されていたが、図5に示すように、辺部21、22を曲線状に膨出させても、実施例2の発熱部12と同様の効果を得ることができる。
また、実施例1、2の空気流量センサ1は、発熱抵抗4の端子部13、14が表面3の長手方向一端側にのみ形成される片側引き出し型であったが、端子部13、14が表面3の長手方向一端側および他端側に分かれて形成される両側引き出し型の空気流量センサ1でも、実施例1、2と同様の効果を得ることができる。
例えば、図6に示すように、発熱抵抗4が上流側および下流側の2つの抵抗体からなり、2つの抵抗体が一端側から他端側に向かって直線的に設けられ、上流側の抵抗体が長手方向通電部17を有し、下流側の抵抗体が長手方向通電部18を有する場合を考える。
この場合、辺部21、22を平行な直線として設け、辺部23、24を各々、上周側、下流側に曲線状に膨出させる。さらに、最大膨出位置を対称軸として、一端側と他端側とで線対称となるように長手方向通電部17、18を設ける。これにより、発熱部12の長手方向の温度分布は、実施例1、2と同様に、凹凸が抑制されて平坦に近づく。
さらに、発熱抵抗4の形状は上記のような形状に限定されるものではなく、例えば、U字状の折返しを2個以上形成したり、発熱抵抗4を3個以上の抵抗体から構成したりしてもよく、辺部の形状も上記のような形状に限定されるものではない。
空気流量センサの断面構成図である(実施例1)。 (a)は空気流量センサの平面図であり、(b)は発熱部の長手方向の温度分布を示す分布図である(実施例1)。 (a)は空気流量センサの平面図であり、(b)は発熱部の長手方向の温度分布を示す分布図である(実施例2)。 空気流量センサの平面図である(変形例)。 空気流量センサの平面図である(変形例)。 空気流量センサの平面図である(変形例)。 (a)は空気流量センサの平面図であり、(b)は発熱部の長手方向の温度分布を示す分布図である(従来例)。
符号の説明
1 空気流量センサ
2 絶縁膜
3 表面
4 発熱抵抗
5 上流側検出抵抗
6 下流側検出抵抗
12 発熱部
13、14 端子部
17、18 長手方向通電部
19 架橋部

Claims (3)

  1. 空気流の方向と略平行な平面状に設けられる絶縁膜と、
    前記絶縁膜の表面に設けられて通電により発熱する発熱抵抗と、
    前記絶縁膜の表面で前記発熱抵抗の上流側に設けられ、温度に応じて抵抗値が変化する上流側検出抵抗と、
    前記絶縁膜の表面で前記発熱抵抗の下流側に設けられ、温度に応じて抵抗値が変化する下流側検出抵抗とを備え、
    前記発熱抵抗、前記上流側検出抵抗および前記下流側検出抵抗と空気流との間の伝熱現象を利用して空気流量を検出する空気流量センサにおいて、
    前記絶縁膜の表面に平行で、かつ空気流の方向と直交する方向を長手方向、空気流の方向を短手方向と定義し、前記長手方向に座標を想定すると、
    前記発熱抵抗の発熱部は、通電方向が前記長手方向と略一致する長手方向通電部を有し、
    この長手方向通電部は、前記長手方向の座標に応じて前記短手方向の幅が可変されていることを特徴とする空気流量センサ。
  2. 請求項1に記載の空気流量センサにおいて、
    前記発熱抵抗は、前記発熱部に接続する2つの端子部を有し、
    前記2つの端子部は、前記発熱部の前記長手方向の一端側に設けられて、各々に前記長手方向通電部の一端が接続し、
    各々の前記長手方向通電部は、前記長手方向の他端側に向かって前記短手方向の幅が増加していることを特徴とする空気流量センサ。
  3. 請求項1に記載の空気流量センサにおいて、
    前記発熱抵抗は、前記発熱部に接続する2つの端子部を有し、
    前記2つの端子部は、前記発熱部の前記長手方向の一端側に設けられて、各々に前記長手方向通電部の一端が接続し、
    前記発熱部は、各々の前記長手方向通電部の他端をU字状に架橋する架橋部を有し、
    各々の前記長手方向通電部は、前記長手方向の他端側に向かって前記短手方向の幅が増加した後に減少して前記架橋部に接続していることを特徴とする空気流量センサ。
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