JP2009198199A - 部材位置検出装置および電子時計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】1回の運針処理を行う都度、外来光の強度を検出するためのAD変換処理と、発光素子を発光状態として検出信号としきい値とを比較するコンパレート処理との2種類の処理を行うのではなく、1回の運針処理J3を行う都度、フォトインタラプタによるコンパレート処理J2を1回行い、歯車の光透過孔部が検出位置で重なった状態にあるか判別を行う一方、これらの運針処理J3やコンパレート処理J2を複数回(例えば10回)行った後に、外来光を検出するためのAD変換処理J1を1回行い、外来光の強度分しきい値をオフセットさせて外来光の影響を排除する。
【選択図】図14
Description
発光手段と受光手段との間を移動する移動部材が光を遮る位置にあるか否かを検出する部材位置検出装置において、
前記発光手段が非発光状態のときの前記受光手段の検出信号を取り込んでこの検出信号の値を外来光の強度として設定する外来光強度設定手段と、
比較対象の一方を前記設定された外来光の強度値でオフセットして、前記発光手段が発光状態のときの前記受光手段の検出信号と、前記移動部材による遮光の有無を区別するためのしきい値とを比較し、この比較結果から移動部材の前記位置を判別する比較判別手段と、
前記外来光強度設定手段による1回の外来光の強度の設定に対して、前記比較判別手段による比較判別処理を複数回実行する制御手段と、
を備えていることを特徴としている。
前記制御手段は、
前記移動部材が連続的に変位する際に、前記外来光強度設定手段による1回の外来光の強度設定と、前記比較判別手段による複数回の比較判別処理からなる一連の処理を繰り返し実行することを特徴としている。
前記移動部材をステップ単位で変位させる部材駆動手段を備え、
前記制御手段は、
前記移動部材が1又は2ステップ変位するごとに前記比較判別手段による比較判別処理を実行するとともに、
前記移動部材が2より大きい複数ステップ変位するごとに前記外来光強度設定手段による前記外来光の強度設定を実行することを特徴としている。
前記制御手段は、
前記外来光強度設定手段による前記外来光の強度設定の実行頻度を設定変更可能であることを特徴としている。
前記制御手段は、
前回の外来光の強度設定の処理で取り込まれた前記受光手段の検出信号の大きさと、今回の外来光の強度設定の処理で取り込まれた前記受光手段の検出信号の大きさとの差異に応じて、前記外来光の強度設定の実行頻度を設定変更することを特徴としている。
前記制御手段は、
前回の外来光の強度設定の処理で取り込まれた前記受光手段の検出信号の大きさと、今回の外来光の強度設定の処理で取り込まれた前記受光手段の検出信号の大きさとの差異が所定量以上であった場合に、
前記部材駆動手段を逆転させて前記移動部材を複数ステップ分戻し、戻した箇所から前記移動部材の位置の判別処理を継続させることを特徴としている。
請求項1〜6の何れかに記載の部材位置検出装置を時計本体に配設したことを特徴とする電子時計である。
前記移動部材は、複数の針と連動して回転されるとともに光を通す透過孔がそれぞれ形成された複数の歯車を備え、
前記制御手段は、前記複数の針を、時を刻むときより高速に回転させながら前記複数の透過孔が所定位置で互いに重なった状態か否かを検出し、この検出によって前記複数の針の位置を割り出して針位置の修正を行う針位置自動修正制御手段を備えていることを特徴としている。
図1は、本発明の実施形態の電子時計の内部構成を示すブロック図である。
図16には、本発明の第2実施形態の針位置自動修正処理のフローチャートを示す。
図17には、本発明の第3実施形態の針位置自動修正処理のフローチャートを示す。
2 秒針
3 分針
4 時針
13 検出部(フォトインタラプタ)
20 秒針車(移動部材)
21a 第1光透過孔部
25 分針車(移動部材)
28 第2光透過孔部
27 時針車(移動部材)
29 第3光透過孔部
31 発光部
32 受光部
34 ADコンバータ
35 マイクロコンピュータ
311 定電流回路
321 定電圧回路
D1 発光ダイオード
Tr1 フォトトランジスタ
341 コンパレータ
342 DAコンバータ
Claims (8)
- 発光手段と受光手段との間を移動する移動部材が光を遮る位置にあるか否かを検出する部材位置検出装置において、
前記発光手段が非発光状態のときの前記受光手段の検出信号を取り込んでこの検出信号の値を外来光の強度として設定する外来光強度設定手段と、
比較対象の一方を前記設定された外来光の強度値でオフセットして、前記発光手段が発光状態のときの前記受光手段の検出信号と、前記移動部材による遮光の有無を区別するためのしきい値とを比較し、この比較結果から移動部材の前記位置を判別する比較判別手段と、
前記外来光強度設定手段による1回の外来光の強度の設定に対して、前記比較判別手段による比較判別処理を複数回実行する制御手段と、
を備えていることを特徴とする部材位置検出装置。 - 前記制御手段は、
前記移動部材が連続的に変位する際に、前記外来光強度設定手段による1回の外来光の強度設定と、前記比較判別手段による複数回の比較判別処理からなる一連の処理を繰り返し実行することを特徴とする請求項1記載の部材位置検出装置。 - 前記移動部材をステップ単位で変位させる部材駆動手段を備え、
前記制御手段は、
前記移動部材が1又は2ステップ変位するごとに前記比較判別手段による比較判別処理を実行するとともに、
前記移動部材が2より大きい複数ステップ変位するごとに前記外来光強度設定手段による前記外来光の強度設定を実行することを特徴とする請求項2記載の部材位置検出装置。 - 前記制御手段は、
前記外来光強度設定手段による前記外来光の強度設定の実行頻度を設定変更可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の部材位置検出装置。 - 前記制御手段は、
前回の外来光の強度設定の処理で取り込まれた前記受光手段の検出信号の大きさと、今回の外来光の強度設定の処理で取り込まれた前記受光手段の検出信号の大きさとの差異に応じて、前記外来光の強度設定の実行頻度を設定変更することを特徴とする請求項4記載の部材位置検出装置。 - 前記制御手段は、
前回の外来光の強度設定の処理で取り込まれた前記受光手段の検出信号の大きさと、今回の外来光の強度設定の処理で取り込まれた前記受光手段の検出信号の大きさとの差異が所定量以上であった場合に、
前記部材駆動手段を逆転させて前記移動部材を複数ステップ分戻し、戻した箇所から前記移動部材の位置の判別処理を継続させることを特徴とする請求項3記載の部材位置検出装置。 - 請求項1〜6の何れかに記載の部材位置検出装置を時計本体に配設したことを特徴とする電子時計。
- 前記移動部材は、複数の針と連動して回転されるとともに光を通す透過孔がそれぞれ形成された複数の歯車を備え、
前記制御手段は、前記複数の針を、時を刻むときより高速に回転させながら前記複数の透過孔が所定位置で互いに重なった状態か否かを検出し、この検出によって前記複数の針の位置を割り出して針位置の修正を行う針位置自動修正制御手段を備えていることを特徴とする請求項7記載の電子時計。
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---|---|---|---|
JP2008037371A JP5194871B2 (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 部材位置検出装置および電子時計 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008037371A JP5194871B2 (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 部材位置検出装置および電子時計 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009198199A true JP2009198199A (ja) | 2009-09-03 |
JP5194871B2 JP5194871B2 (ja) | 2013-05-08 |
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ID=41141863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008037371A Active JP5194871B2 (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 部材位置検出装置および電子時計 |
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JP (1) | JP5194871B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01282423A (ja) * | 1988-05-09 | 1989-11-14 | Fanuc Ltd | 光学式エンコーダ |
JP2003315365A (ja) * | 2002-04-26 | 2003-11-06 | Nippon Denki Keiki Kenteisho | 電力量計の試験標検出器 |
JP2007040863A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Seiko Epson Corp | 位置検出装置を備えたアナログ式電子時計 |
-
2008
- 2008-02-19 JP JP2008037371A patent/JP5194871B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01282423A (ja) * | 1988-05-09 | 1989-11-14 | Fanuc Ltd | 光学式エンコーダ |
JP2003315365A (ja) * | 2002-04-26 | 2003-11-06 | Nippon Denki Keiki Kenteisho | 電力量計の試験標検出器 |
JP2007040863A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Seiko Epson Corp | 位置検出装置を備えたアナログ式電子時計 |
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JP5194871B2 (ja) | 2013-05-08 |
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