JP2009198060A - 空気調和システム - Google Patents
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Abstract
【課題】冷媒の循環経路を切り替えることで複数の空調モードを実現することができる空気調和システムにあって、1台の気液分離器でシステムを構築する。
【解決手段】コンプレッサ2と、冷媒と空気が熱交換する第1の室内熱交換器3、第2の室内熱交換器及び室外熱交換器5と、高圧の冷媒を減圧して低圧の冷媒とする第1及び第2膨脹弁6,7とを備え、第1の室内熱交換器3、第2の室内熱交換器及び室外熱交換器5の内の少なくとも1台が高圧側に、他の少なくとも1台が低圧側に配置されるように循環経路を切り替えすることで、空調モードに応じた循環経路に切り替え可能に構成された空気調和システム1Aであって、全ての循環経路で高圧側と低圧側のいずれかに介在され、供給された冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離して所望の相状態の冷媒を送出する気液分離器10を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】コンプレッサ2と、冷媒と空気が熱交換する第1の室内熱交換器3、第2の室内熱交換器及び室外熱交換器5と、高圧の冷媒を減圧して低圧の冷媒とする第1及び第2膨脹弁6,7とを備え、第1の室内熱交換器3、第2の室内熱交換器及び室外熱交換器5の内の少なくとも1台が高圧側に、他の少なくとも1台が低圧側に配置されるように循環経路を切り替えすることで、空調モードに応じた循環経路に切り替え可能に構成された空気調和システム1Aであって、全ての循環経路で高圧側と低圧側のいずれかに介在され、供給された冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離して所望の相状態の冷媒を送出する気液分離器10を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷媒の循環経路等を切り替えることで、暖房モード、冷房モードなどの複数の空調モードを実行できるヒートポンプ式の空気調和システムに関する。
この種の従来の空気調和システムとしては、特許文献1に開示されたものがある。この空気調和システム100は、図10に示すように、コンプレッサ101と2台の室内熱交換器102,103と1台の室外熱交換器104と減圧手段である第1及び第2の膨脹弁105,106とリキッドタンク107とアキュームレータ108とを備え、空調モードに応じて冷媒の循環経路を四方弁110等で切り替えできるよう構成されている。
暖房モードでは、コンプレッサ101からの冷媒が第1の室内熱交換器102、四方弁110,リキッドタンク107、第2の膨脹弁106、室外熱交換器104、アキュームレータ108を通ってコンプレッサ101に戻る暖房用循環経路に切り替えられる。
冷房・除霜モードでは、コンプレッサ101からの冷媒が四方弁110、室外熱交換器104、リキッドタンク107、第1の膨脹弁105、第2の室内熱交換器103、アキュームレータ108を通ってコンプレッサ101に戻る冷房・除霜用循環経路に切り替えられる。その他、除湿・暖房モードやドライ・徐霜モードにも切り替え可能とされている。
前記従来例の空気調和システム100では、冷媒の循環経路等を切り替えることで、暖房モード、冷房・徐霜モードなどの複数の空調モードを実行することができる。
特開平7−108824号公報
しかしながら、前記従来例の空気調和システム100では、循環経路の切り替わりに係わらず高圧側にはリキッドタンク107が、低圧側にはアキュームレータ108が共に配置される。従って、冷媒の循環経路を切り替えることで複数の空調モードを実現することができる空気調和システム100にあって、リキッドタンク107とアキュームレータ108の2台の気液分離器を用いているため、構成の複雑化、コスト高等になる。
又、暖房モードにおいて、室外熱交換器104が適切な熱交換(吸熱機能)を行うには、冷媒温度と室外熱交換器104を通過する通過空気温度との間に温度差があればあるほど好ましく、吸熱性能が向上する。しかし、前記従来例では、極低温の状況下では、所望の温度差を得ることができず、暖房を行うことができない場合がある。
つまり、第1の冷媒がR134の場合には、図11に示すように、マイナス26.2℃における冷媒の蒸発圧力は1.01気圧でほぼ大気圧であり、マイナス20度における冷媒の蒸発圧力は1.33気圧であり、0.32気圧の減圧で循環経路の低圧側が大気圧以下となる。そして、室外熱交換器104とコンプレッサ101との間にはアキュームレータ108が配置されているため、アキュームレータ108の通路抵抗が0.32気圧程度であれば室外熱交換器104が熱交換できず、暖房を行うことができない。
そこで、本発明は、冷媒の循環経路を切り替えることで複数の空調モードを実現することができる空気調和システムにあって、1台の気液分離器でシステムを構築できる空気調和システムを提供することを目的とする。その上、本発明では、暖房モードにあって、室外の空気と熱交換する熱交換器の吸熱性能が向上し、極低温の状況下でも暖房を行うことも可能である空気調和システムを提供できる。
上記目的を達成する請求項1の発明は、冷媒を圧縮するコンプレッサと、冷媒と空気が熱交換する複数の熱交換器と、高圧の冷媒を減圧して低圧の冷媒とする複数の減圧手段とを備え、複数の前記熱交換器の内の少なくとも1台が高圧側に、他の少なくとも1台が低圧側に配置されるように循環経路を切り替えすることによって、空調モードに応じた冷媒の循環経路に切り替え可能に構成された空気調和システムであって、全ての循環経路で高圧側と低圧側のいずれかに介在され、供給された冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離して所望の相状態の冷媒を送出する気液分離器を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の空気調和システムであって、前記気液分離器は、循環経路の低圧側に配置されるときは、前記減圧手段と低圧側に配置された前記熱交換器との間に配置されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載の空気調和システムであって、前記気液分離器は、分離した液冷媒を低圧側に配置された前記熱交換器に送出し、分離したガス冷媒を低圧側に配置された前記熱交換器をバイパスするバイパス通路に送出することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の空気調和システムであって、前記バイパス通路には、前記気液分離器に冷媒が流れ込むのを阻止し、前記気液分離器からのガス冷媒が前記熱交換器の通路抵抗とほぼ同じ通路抵抗を受けつつ流れるのを許容する逆止手段が設けられたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気調和システムであって、前記減圧手段は、冷媒の流量を調整する減圧調整弁として用いるモード以外では、冷媒の流通・非流通を行う開閉弁として用いたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気調和システムであって、前記気液分離器は、冷媒貯留室を有し、前記冷媒貯留室の液冷媒が通常貯留する下方位置に開口する複数の通路と、前記冷媒貯留室のガス冷媒が通常貯留する上方位置に開口する複数の通路とを備え、低圧側に配置されたときと高圧側に配置されたときで異なる通路を用いて冷媒の流出入が可能に構成されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の空気調和システムであって、複数の前記熱交換器は、冷媒と室内に導入される空気とを熱交換する第1及び第2の室内熱交換器と、冷媒と室外に排出される空気とを熱交換する室外熱交換器とから構成され、複数の前記減圧手段は、前記第2の室内熱交換器に導かれる冷媒を減圧する第1減圧手段と、前記室外熱交換器に導かれる冷媒を減圧する第2減圧手段とから構成され、暖房モードでは、前記コンプレッサからの冷媒が前記第1の室内熱交換器、前記第2減圧手段、前記気液分離器、前記室外熱交換器を通って前記コンプレッサに戻る暖房用循環経路に切り替えられ、暖房用循環経路では前記気液分離器が低圧側に配置され、冷房モードでは、前記コンプレッサからの冷媒が前記第1の室内熱交換器、前記室外熱交換器、前記気液分離器、前記第1減圧手段、前記第2の室内熱交換器を通って前記コンプレッサに戻る冷房用循環経路に切り替えられ、冷房用循環経路では前記気液分離器が高圧側に配置され、除湿暖房モードでは、前記コンプレッサからの冷媒が前記第1の室内熱交換器、前記気液分離器、前記第1減圧手段、前記第2の室内熱交換器を通って前記コンプレッサに戻る除湿暖房用循環経路に切り替えられ、除湿暖房用循環経路では前記気液分離器が高圧側に配置されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、気液分離器は、循環経路の高圧側に配置されたときにはリキッドタンクとして機能させ、循環経路の低圧側に配置されたときにはアキュームレータとして機能させることができる。従って、冷媒の循環経路を切り替えることで複数の空調モードを実現することができる空気調和システムにあって、1台の気液分離器でシステムを構築できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、低圧側の熱交換器の出口側の冷媒蒸発圧力を、気液分離器の少なくとも通路抵抗分だけ低下させることができるため、吸熱性能を向上させることができる。特に、極低温の状況下にあっても、従来例に比べて、冷媒温度と空気温度との間の温度差を大きく取ることができるため、極低温の状況下でも暖房を行うことができる。
請求項3の発明によれば、請求項2の発明の効果に加え、低圧側の熱交換器で吸熱にあまり寄与しないガス冷媒がバイパスするため、低圧側の熱交換器の熱交換効率が向上し、この点からも暖房性能が向上する。
請求項4の発明によれば、請求項3の発明の効果に加え、暖房モード以外のモードで冷媒がバイパス通路を介してバイパスするのを防止でき、暖房モードでは低圧側の熱交換器を通過した冷媒の逆流を防止しつつガス冷媒をバイパスさせることができる。
請求項5の発明によれば、請求項1〜請求項4の発明の効果に加え、循環経路を簡単化できると共に切替弁を削減できる。
請求項6の発明によれば、請求項1〜請求項5の発明の効果に加え、気液分離器は、高圧側と低圧側に配置されたときに共に冷媒を導き入れることができ、分離した液冷媒とガス冷媒の内で所望の相状態の冷媒を送出できるため、リキッドタンクとしてもアキュームレータとしても機能させることができる。
請求項7の発明によれば、2台の室内熱交換器と1台の室外熱交換器の計3台の熱交換器を用いて暖房モード、冷房モード、除湿暖房モードが実行できる空気調和システムにあって、1台の気液分離器でシステムを構築できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図5は本発明の空気調和システムを車両用空気調和システムに適用した第1の実施形態を示し、図1は車両用空気調和システムの構成図、図2は気液分離器の構成図、図3(a)は暖房モードの冷媒流れ(暖房用循環経路)を示す図、図3(b)は除湿暖房モードの冷媒流れ(除湿暖房用循環経路)を示す図、図3(c)は冷房モードの冷媒流れ(冷媒用循環経路)を示す図、図4(a)は気液分離器の暖房モードの冷媒の流出入を示す図、図4(b)は気液分離器の除湿暖房モードの冷媒の流出入を示す図、図4(c)は気液分離器の冷房モードの冷媒の流出入を示す図、図5はP−h線上に本実施形態に係る冷凍サイクルの状態を示した図である。
図1〜図5は本発明の空気調和システムを車両用空気調和システムに適用した第1の実施形態を示し、図1は車両用空気調和システムの構成図、図2は気液分離器の構成図、図3(a)は暖房モードの冷媒流れ(暖房用循環経路)を示す図、図3(b)は除湿暖房モードの冷媒流れ(除湿暖房用循環経路)を示す図、図3(c)は冷房モードの冷媒流れ(冷媒用循環経路)を示す図、図4(a)は気液分離器の暖房モードの冷媒の流出入を示す図、図4(b)は気液分離器の除湿暖房モードの冷媒の流出入を示す図、図4(c)は気液分離器の冷房モードの冷媒の流出入を示す図、図5はP−h線上に本実施形態に係る冷凍サイクルの状態を示した図である。
図1に示すように、車両用空気調和システム1Aは、コンプレッサ2と、3台の熱交換器3,4,5と、2台の減圧手段6,7と、1台の気液分離器10と、2つの三方弁11,12と、4つの逆止弁13〜16とを備え、図3(a)〜(c)に示すように循環経路を3系統に切り替えできる。つまり、図3(a)に示す暖房用循環経路と、図3(b)に示す除湿暖房用循環経路と、冷房モードが選択されると図3(c)に示す冷房用循環経路に切り替えできる。
図1に戻り、コンプレッサ2は、冷媒(R134)を圧縮し、高温高圧の冷媒として吐出する。
3台の熱交換器3,4,5は、第1の室内熱交換器3、第2の室内熱交換器4と室外熱交換器5とから構成されている。第1及び第2の室内熱交換器3,4は、空調ダクト20内にそれぞれ配置され、冷媒と車室内に導入される空気とを熱交換する。第2の室内熱交換器4を通過した空気は、ミックスドア21によって第1の室内熱交換器3に導入される割合が調整される。
室外熱交換器5は、車室外(例えばエンジンルーム内)に配置され、冷媒と車室外に排出される空気とを熱交換する。
2個の減圧手段6,7は、第1膨脹弁6と第2膨脹弁7とから構成されている。第1膨脹弁6は、第2の室内熱交換器4に導かれる冷媒を減圧する。第2膨脹器7は、室外熱交換器5に導かれる冷媒を減圧する。
2個の三方弁11,12は、第1三方弁11と第2三方弁12とから構成されている。そして、第1三方弁11と第2三方弁12によって、第1の室内熱交換器3から送出された高圧の冷媒を第2膨張弁7と気液分離器10と室外熱交換器5のいずれかに送出できるよう構成されている。
4つの逆止弁13〜16は、第1〜第4逆止弁13〜16から構成され、冷媒の所定方向への流れのみを許容し、逆方向への流れを阻止する。第4逆止弁16は、下記するバイパス通路32に介在されている。そして、第4逆止弁16は、気液分離器10に冷媒が流れ込むのを阻止する一方、気液分離器10からのガス冷媒が室外熱交換器5の通路抵抗とほぼ同じ通路抵抗を受けつつ流れるのを許容する。つまり、第4逆止弁16は、オリフィス付きの逆止弁である。
気液分離器10は、全ての循環経路(暖房用、除湿暖房用、冷房用)で高圧側と低圧側のいずれかに介在するよう配置されている。具体的には、暖房用循環経路では低圧側に、除湿暖房用循環経路及び冷房用循環経路では高圧側に配置される。図2に示すように、気液分離器10は、冷媒貯留室10aを有し、この冷媒貯留室10aには5本の通路30〜34が開口されている。第1通路30、第2通路31及びバイパス通路32は、冷媒貯留室10aの通常ガス冷媒が貯留する上部に開口されている。第1通路30からは、第2膨脹弁7で減圧された冷媒、又は、室外熱交換器5を出た冷媒を導入することができる。第2通路31からは、第1の室内熱交換器3を出た冷媒を導入することができる。バイパス通路32は、室外熱交換器5をバイパスする通路であり、気液分離器10で分離されたガス冷媒を室外熱交換器10をバイパスさせてコンプレッサ2に戻すことができる。第3及び第4通路33,34は、冷媒貯留室10aの通常では液冷媒が貯留する下部に開口されている。第3通路33からは、分離した液冷媒を室外熱交換器5に送出することができる。第4通路34からは、分離した液冷媒を第1膨脹弁6に送出することができる。
次に、車両用空気調和システム1Aの動作を説明する。
暖房モードが選択されると、図3(a)に示す暖房用循環経路に切り替えられる。コンプレッサ2からの高温高圧の冷媒は、第1の室内熱交換器3、第2膨脹弁7、気液分離器10、室外熱交換器5を通ってコンプレッサ2に戻る。第1の室内熱交換器3は、高圧側に配置されて放熱器として機能し、室外熱交換器5は低圧側に配置されて吸熱器として機能し、第2の室内熱交換器4は熱交換しない。従って、空調ダクト20内を通過する空気が温風となり、温風が車室内に送られる。これによって、車室内が暖房される。
気液分離器10は、低圧側に配置され、図4(a)に示すように、第2膨脹弁7より導入される気液冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離し、余分な冷媒を貯留すると共に、液冷媒を室外熱交換器5に、ガス冷媒をバイパス通路32に送る。従って、気液分離器10はアキュームレータとして機能する。室外熱交換器5に送られた液冷媒は室外熱交換器5で蒸発することによってガス冷媒となり、このガス冷媒がバイパス通路32を通って来たガス冷媒と合流してコンプレッサ2に戻ることになる。
冷房モードが選択されると、図3(c)に示す冷房用循環経路に切り替えられる。コンプレッサ2からの高温高圧の冷媒は、第1の室内熱交換器3、室外熱交換器5、気液分離器10、第1膨脹弁6、第2の室内熱交換器4を通ってコンプレッサ2に戻る。第1の室内熱交換器3及び室外熱交換器5は、高圧側に配置されて放熱器として機能し、第2の熱交換器4が低圧側に配置されて吸熱器として機能する。そして、空調ダクト20内の送風は、ミックスドア21によって第2の室内熱交換器4のみを通過するため、冷風が車室内に送られる。これによって、車室内が冷房される。
気液分離器10は、高圧側に配置され、図4(c)に示すように、室外熱交換器5を出た冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離し、余分な冷媒を貯留すると共に液冷媒を第1膨脹弁6に送る。従って、気液分離器10はリキッドタンクとして機能する。
除湿暖房モードが選択されると、図3(b)に示す除湿暖房用循環経路に切り替えられる。コンプレッサ2からの高温高圧の冷媒は、第1の室内熱交換器3、気液分離器10、第1膨脹弁6、第2の室内熱交換器4を通ってコンプレッサ2に戻る。第1の室内熱交換器3が高圧側に配置されて放熱器として機能し、第2の室内熱交換器4が低圧側に配置されて吸熱器として機能する。そして、空調ダクト20内の送風は、第2の室内熱交換器4で吸熱されて温度低下されることから除湿され、その後に第1の室内熱交換器3で加熱されることによって温風とされ、この除湿された温風が車室内に送られる。これによって、車室内が除湿暖房される。
気液分離器10は、高圧側に配置され、図4(b)に示すように、第1の室内熱交換器3を出た冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離し、余分な冷媒を貯留すると共に液冷媒を第1膨脹弁6に送る。従って、気液分離器10はリキッドタンクとして機能する。
以上、第1の実施形態によれば、気液分離器10は、循環経路の高圧側に配置されたときにはリキッドタンクとして機能し、循環経路の低圧側に配置されたときにはアキュームレータとして機能する。従って、冷媒の循環経路を切り替えることで複数の空調モードを実現することができる空気調和システム1Aにあって、1台の気液分離器10でシステムを構築できる。
この第1の実施形態では、気液分離器10は、循環経路の低圧側に配置されるときには、第2膨脹弁7と室外熱交換器5との間に配置される。従って、図5に示すように、室外熱交換器(低圧側の熱交換器)5の出口側の冷媒蒸発圧力を、気液分離器10の少なくとも通路抵抗分だけ低下させることができるため、吸熱性能を向上させることができる。
特に、極低温の状況下にあっても、従来例に比べて、冷媒温度と空気温度との間の温度差を大きく取ることができるため、極低温の状況下でも暖房を行うことができる。つまり、従来例では、図11に示すように、冷媒の蒸発温度を最低でもマイナス20℃とする必要があったため、室外熱交換器5の通過前空気温度(吸気温度)がマイナス20℃であれば、熱交換できず、暖房を行うことができない。これに対し、第1の実施形態では、図5に示すように、冷媒の蒸発温度を最低マイナス26.2℃にできるため、室外熱交換器5の通過前空気温度(吸気温度)がマイナス20℃であっても熱交換でき、暖房を行うことができる。
この第1の実施形態では、気液分離器10は、分離した液冷媒を室外熱交換器5に送出し、分離したガス冷媒を室外熱交換器5をバイパスするバイパス通路32に送出するよう構成した。従って、室外熱交換器5で吸熱にあまり寄与しないガス冷媒がバイパスするため、室外熱交換器5の熱交換効率が向上し、この点からも暖房性能が向上する。
この第1の実施形態では、バイパス通路32には、気液分離器10に冷媒が流れ込むのを阻止し、気液分離器10からのガス冷媒が室外熱交換器5の通路抵抗とほぼ同じ通路抵抗を受けつつ流れるのを許容する第4逆止弁16が設けられている。従って、暖房モード以外のモードで冷媒がバイパス通路32を介してバイパスするのを防止でき、暖房モードでは室外熱交換器5を通過した冷媒の逆流を防止しつつガス冷媒をバイパスさせることができる。
(第2の実施形態)
図6〜図9は本発明の空気調和システムを車両用空気調和システムに適用した第2の実施形態を示し、図6は車両用空気調和システムの構成図、図7は気液分離器の構成図、図8(a)は暖房モードの冷媒流れ(暖房用循環経路)を示す図、図8(b)は除湿暖房モードの冷媒流れ(除湿暖房用循環経路)を示す図、図8(c)は冷房モードの冷媒流れ(冷媒用循環経路)を示す図、図9(a)は気液分離器の暖房モードの冷媒の流出入を示す図、図9(b)は気液分離器の除湿暖房モードの冷媒の流出入を示す図、図9(c)は気液分離器の冷房モードの冷媒の流出入を示す図である。
図6〜図9は本発明の空気調和システムを車両用空気調和システムに適用した第2の実施形態を示し、図6は車両用空気調和システムの構成図、図7は気液分離器の構成図、図8(a)は暖房モードの冷媒流れ(暖房用循環経路)を示す図、図8(b)は除湿暖房モードの冷媒流れ(除湿暖房用循環経路)を示す図、図8(c)は冷房モードの冷媒流れ(冷媒用循環経路)を示す図、図9(a)は気液分離器の暖房モードの冷媒の流出入を示す図、図9(b)は気液分離器の除湿暖房モードの冷媒の流出入を示す図、図9(c)は気液分離器の冷房モードの冷媒の流出入を示す図である。
図6に示すように、この第2の実施形態に係る車両用空気調和システム1Bは、前記第1の実施形態と比較するに、第2三方弁12と、この第2三方弁12と気液分離器10Aを連通する第2通路31が設けられていない点が相違する。これに伴い、気液分離器10Aは、図7に示すように、その冷媒貯留室10aに第2通路31が開口されていない。その代わりに、第2膨脹弁7Aは、図9(a)に示す暖房モードでは冷媒の流量を調整する減圧調整弁として用いられ、それ以外の図9(b)に示す除湿暖房モードと図9(c)に示す冷房モードでは、冷媒の流通・非流通を行う開閉弁として用いられている。具体的には、除湿暖房モードでは全開状態に、冷房モードでは全閉状態に制御される。
他の構成は、前記第1の実施形態と同様であるため、図面の同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施形態でも、暖房モードが選択されると、図8(a)に示す暖房用循環経路に切り替えられる。そして、コンプレッサ2からの高温高圧の冷媒は、前記第1の実施形態と同様に、第1の室内熱交換器3、第2膨脹弁7A、気液分離器10A、室外熱交換器5を通ってコンプレッサ2に戻る。そして、気液分離器10Aは、低圧側に配置され、図9(a)に示すように、第2膨脹弁7Aより導入される気液冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離し、余分な冷媒を貯留すると共に、液冷媒を室外熱交換器5に、ガス冷媒をバイパス通路32に送る。つまり、アキュームレータとして機能する。
冷房モードが選択されると、図8(c)に示す冷房用循環経路に切り替えられる。コンプレッサ2からの高温高圧の冷媒は、前記第1の実施形態と同様に、第1の室内熱交換器3、室外熱交換器5、気液分離器10A、第1膨脹弁6、第2の室内熱交換器4を通ってコンプレッサ2に戻る。そして、気液分離器10Aは、高圧側に配置され、図9(c)に示すように、室外熱交換器5を出た冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離し、余分な冷媒を貯留すると共に液冷媒を第1膨脹弁6に送る。つまり、リキッドタンクとして機能する。
除湿暖房モードが選択されると、図8(b)に示す除湿暖房用循環経路に切り替えられる。コンプレッサ2からの高温高圧の冷媒は、前記第1の実施形態と同様に、第1の室内熱交換器3、気液分離器10A、第1膨脹弁6、第2の室内熱交換器4を通ってコンプレッサ2に戻る。そして、気液分離器10Aは、高圧側に配置され、図9(b)に示すように、第1の室内熱交換器3を出た冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離し、余分な冷媒を貯留すると共に液冷媒を第1膨脹弁6に送る。つまり、リキッドタンクとして機能する。
以上、第2の実施形態によれば、前記第1の実施形態と同様に、気液分離器10Aは、循環経路の高圧側に配置されたときにはリキッドタンクとして機能し、循環経路の低圧側に配置されたときにはアキュームレータとして機能する。従って、冷媒の循環経路を切り替えることで複数の空調モードを実現することができる空気調和システム1Bにあって、1台の気液分離器10Aでシステムを構築できる。
また、この第2の実施形態では、第2膨脹弁7Aは、冷媒の流量を調整する減圧調整弁として用いるモード以外では、冷媒の流通・非流通を行う開閉弁として用いた。従って、循環経路を簡単化できると共に第2三方弁12を削減できる。
(その他)
前記第1及び第2の実施形態では、複数の熱交換器3,4,5は、冷媒と室内に導入される空気とを熱交換させる第1及び第2の室内熱交換器3,4と、冷媒と室外に排出される空気とを熱交換させる室外熱交換器5とから構成され、複数の減圧手段6,7(7A)は、第2の室内熱交換器4に導かれる冷媒を減圧する第1膨脹弁6と、室外熱交換器5に導かれる冷媒を減圧する第2膨脹弁7(7A)とから構成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、冷媒の循環経路を切り替えることで複数の空調モードを実現することができる空気調和システムであれば適用可能である。そして、熱交換器の台数も2台、又は、4台以上を問わず適用可能である。
前記第1及び第2の実施形態では、複数の熱交換器3,4,5は、冷媒と室内に導入される空気とを熱交換させる第1及び第2の室内熱交換器3,4と、冷媒と室外に排出される空気とを熱交換させる室外熱交換器5とから構成され、複数の減圧手段6,7(7A)は、第2の室内熱交換器4に導かれる冷媒を減圧する第1膨脹弁6と、室外熱交換器5に導かれる冷媒を減圧する第2膨脹弁7(7A)とから構成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、冷媒の循環経路を切り替えることで複数の空調モードを実現することができる空気調和システムであれば適用可能である。そして、熱交換器の台数も2台、又は、4台以上を問わず適用可能である。
1A,1B 車両用空気調和システム(空気調和システム)
2 コンプレッサ
3 第1の室内熱交換器(熱交換器)
4 第2の室内熱交換器(熱交換器)
5 室外熱交換器(熱交換器)
6 第1膨脹弁(減圧手段)
7,7A 第2膨脹弁(減圧手段)
10,10A 気液分離器
10a 冷媒貯留室
16 第4逆止弁(逆止手段)
30 第1通路
31 第2通路
32 バイパス通路
33 第3通路
34 第4通路
2 コンプレッサ
3 第1の室内熱交換器(熱交換器)
4 第2の室内熱交換器(熱交換器)
5 室外熱交換器(熱交換器)
6 第1膨脹弁(減圧手段)
7,7A 第2膨脹弁(減圧手段)
10,10A 気液分離器
10a 冷媒貯留室
16 第4逆止弁(逆止手段)
30 第1通路
31 第2通路
32 バイパス通路
33 第3通路
34 第4通路
Claims (7)
- 冷媒を圧縮するコンプレッサ(2)と、冷媒と空気が熱交換する複数の熱交換器(3),(4),(5)と、高圧の冷媒を減圧して低圧の冷媒とする複数の減圧手段(6),(7),(7A)とを備え、
複数の前記熱交換器(3),(4),(5)の内の少なくとも1台が高圧側に、他の少なくとも1台が低圧側に配置されるように循環経路を切り替えすることによって、空調モードに応じた冷媒の循環経路に切り替え可能に構成された空気調和システム(1A),(1B)であって、
全ての循環経路で高圧側と低圧側のいずれかに介在され、供給された冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離して所望の相状態の冷媒を送出する気液分離器(10),(10A)を備えたことを特徴とする空気調和システム(1A),(1B)。 - 請求項1記載の空気調和システム(1A),(1B)であって、
前記気液分離器(10)、(10A)は、循環経路の低圧側に配置されるときは、前記減圧手段(7),(7A)と低圧側に配置された前記熱交換器(5)との間に配置されたことを特徴とする空気調和システム(1A),(1B)。 - 請求項2記載の空気調和システム(1A),(1B)であって、
前記気液分離器(10),(10A)は、分離した液冷媒を低圧側に配置された前記熱交換器(5)に送出し、分離したガス冷媒を低圧側に配置された前記熱交換器(5)をバイパスするバイパス通路(32)に送出することを特徴とする空気調和システム(1A),(1B)。 - 請求項3記載の空気調和システム(1A),(1B)であって、
前記バイパス通路(32)には、前記気液分離器(10),(10A)に冷媒が流れ込むのを阻止し、前記気液分離器(10),(10A)からのガス冷媒が前記熱交換器(5)の通路抵抗とほぼ同じ通路抵抗を受けつつ流れるのを許容する逆止手段(16)が設けられたことを特徴とする空気調和システム(1A),(1B)。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気調和システム(1B)であって、
前記減圧手段(7A)は、冷媒の流量を調整する減圧調整弁として用いるモード以外では、冷媒の流通・非流通を行う開閉弁として用いたことを特徴とする空気調和システム(1B)。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気調和システム(1A),(1B)であって、
前記気液分離器(10),(10A)は、冷媒貯留室(10a)を有し、前記冷媒貯留室(10a)の液冷媒が通常貯留する下方位置に開口する複数の通路(33),(34)と、前記冷媒貯留室(10a)のガス冷媒が通常貯留する上方位置に開口する複数の通路(30),(31),(32)とを備え、低圧側に配置されたときと高圧側に配置されたときで異なる通路を用いて冷媒の流出入が可能に構成されていることを特徴とする空気調和システム(1A),(1B)。 - 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の空気調和システム(1A),(1B)であって、
複数の前記熱交換器(3),(4),(5)は、冷媒と室内に導入される空気とを熱交換する第1及び第2の室内熱交換器(3),(4)と、冷媒と室外に排出される空気とを熱交換する室外熱交換器(5)とから構成され、
複数の前記減圧手段(6),(7),(7A)は、前記第2の室内熱交換器(4)に導かれる冷媒を減圧する第1減圧手段(6)と、前記室外熱交換器(5)に導かれる冷媒を減圧する第2減圧手段(7),(7A)とから構成され、
暖房モードでは、前記コンプレッサ(2)からの冷媒が前記第1の室内熱交換器(3)、前記第2減圧手段(7)、前記気液分離器(10),(10A)、前記室外熱交換器(5)を通って前記コンプレッサ(2)に戻る暖房用循環経路に切り替えられ、暖房用循環経路では前記気液分離器(10),(10A)が低圧側に配置され、
冷房モードでは、前記コンプレッサ(2)からの冷媒が前記第1の室内熱交換器(3)、前記室外熱交換器(5)、前記気液分離器(10),(10A)、前記第1減圧手段(6)、前記第2の室内熱交換器(4)を通って前記コンプレッサ(2)に戻る冷房用循環経路に切り替えられ、冷房用循環経路では前記気液分離器(10),(10A)が高圧側に配置され、
除湿暖房モードでは、前記コンプレッサ(2)からの冷媒が前記第1の室内熱交換器(3)、前記気液分離器(10),(10A)、前記第1減圧手段(6)、前記第2の室内熱交換器(4)を通って前記コンプレッサ(2)に戻る除湿暖房用循環経路に切り替えられ、除湿暖房用循環経路では前記気液分離器(10),(10A)が高圧側に配置されることを特徴とする空気調和システム(1A),(1B)。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008039224A JP2009198060A (ja) | 2008-02-20 | 2008-02-20 | 空気調和システム |
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- 2008-02-20 JP JP2008039224A patent/JP2009198060A/ja active Pending
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