JP2009198039A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】リアクターへの雨水や粉塵の侵入がなく、しかもリアクターの放熱効果を上げることができる空気調和機を提供する。
【解決手段】熱交換器(図示せず)と室外ファン(図示せず)を収納する熱交換器室9と、圧縮機(図示せず)等を収納すると共に前記熱交換器室9と仕切り板8で仕切られた機械室7と、前記熱交換機室9側に設けられると共にリアクター11が固定されたリアクター台10と、前記リアクター11を防水するためのリアクターカバー12を備え、前記リアクター11とリアクターカバー12との間に伝熱体15を設けたもので、リアクターカバー12により雨水や粉塵が、リアクターカバー12内に侵入することがなく、しかも伝熱体15により、リアクターカバー12内の熱がリアクターカバー12に効率よく伝熱され、リアクター11の放熱効果を上げることができる空気調和機を提供することができる。
【選択図】図2
【解決手段】熱交換器(図示せず)と室外ファン(図示せず)を収納する熱交換器室9と、圧縮機(図示せず)等を収納すると共に前記熱交換器室9と仕切り板8で仕切られた機械室7と、前記熱交換機室9側に設けられると共にリアクター11が固定されたリアクター台10と、前記リアクター11を防水するためのリアクターカバー12を備え、前記リアクター11とリアクターカバー12との間に伝熱体15を設けたもので、リアクターカバー12により雨水や粉塵が、リアクターカバー12内に侵入することがなく、しかも伝熱体15により、リアクターカバー12内の熱がリアクターカバー12に効率よく伝熱され、リアクター11の放熱効果を上げることができる空気調和機を提供することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、空気調和機に関するもので、特に、空気調和機の室外ユニットに取り付けられているリアクターの放熱に関するものである。
従来、この種の空気調和機において、室外ユニットに取り付けられているリアクターの放熱効果を上げるための方策がいくつか考案されている(例えば、特許文献1参照)。
図3は、上記特許文献1に記載された従来の空気調和機の平面図、図4は、同空気調和機のリアクター収納部の断面図を示すものである。
図3および図4に示すように、従来の空気調和機の室外ユニットにおいては、基盤1上に、熱交換器2と、室外ファン3および室外ファンモーター4を取り付けるためのファンモーター取り付け板5を配置し、圧縮機6や圧縮機6に接続される配管等が収納されている機械室7とを仕切るための仕切り板8を配置し、仕切り板8に接するように熱交換機室9へ取り付けられるリアクター台10上に、リアクター11を配置し、リアクター11は、リアクターカバー12によって覆われている構造となっている。
以上のようなリアクター取付構造を備えた空気調和機について、以下その動作を説明する。
室外ユニットの運転により、リアクター11に通電され、リアクター11が発した熱がリアクターカバー12の内部に貯められる。貯まった熱は、リアクターカバー12に伝熱されてリアクターカバー12の外郭から放熱される。また、仕切り板8上に、仕切り板開口部13が設けられてあり、かつリアクターカバー12にもリアクターカバー開口部14が設けられている。
室外ユニットの運転により室外ファン3が回転し、機械室7側の空気が熱交換機室9側へ引っ張られる。その際、機械室7の空気が仕切り板開口部13を通過し、リアクターカバー12内部を通過して、リアクターカバー開口部14からリアクターカバー12の外部へ放出される。その際にリアクターカバー12の内部に貯まった熱も一緒にリアクターカバー12の外部へ放出され、リアクターカバー12内部に熱がこもらないようになっている。
実開昭58−67291号公報
しかしながら、前記従来の空気調和機の構成では、リアクターカバー12に設けられているリアクターカバー開口部14から雨水や粉塵の侵入を防止することができず、雨水や粉塵の侵入を防止するためには、リアクターカバー12に設けられているリアクターカバー開口部14を小さくしなければならず、逆にリアクターカバー開口部14を小さくすると機械室7からの空気の流通が少なくなり、リアクターカバー12内部に貯まった熱を放熱する効果が悪くなるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、リアクターカバー内への雨水や粉塵の侵入を防止し、しかもリアクターの放熱効果を上げることができる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、熱交換器と室外ファンを収納する熱交換器室と、圧縮機等を収納すると共に前記熱交換器室と仕切り板で仕切られた機械室と、前記熱交換機室側に設けられると共にリアクターが固定されたリアクター台と、前記リアクターを防水するためのリアクターカバーを備え、前記リアクターとリアクターカバーとの間に伝熱体を設けたもので、リアクターカバーにより雨水や粉塵が、リアクターカバー内に侵入することがなく、しかも伝熱体により、リアクターカバー内の熱がリアクターカバーに効率よく伝熱され、リアクターの放熱効果を上げることができる空気調和機を提供することができる。
本発明の空気調和機は、リアクターとリアクターを覆っているリアクターカバーとの間に伝熱体を設けることにより、雨水や粉塵の侵入がなく、リアクターの放熱効果を上げることができる。
第1の発明は、熱交換器と室外ファンを収納する熱交換器室と、圧縮機等を収納すると共に前記熱交換器室と仕切り板で仕切られた機械室と、前記熱交換機室側に設けられると共にリアクターが固定されたリアクター台と、前記リアクターを防水するためのリアクターカバーを備え、前記リアクターとリアクターカバーとの間に伝熱体を設けたもので、リアクターカバーにより雨水や粉塵が、リアクターカバー内に侵入することがなく、しかも伝熱体により、リアクターカバー内の熱がリアクターカバーに効率よく伝熱され、リアクターの放熱効果を上げることができる空気調和機を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のリアクターカバーの表面に放熱用のヒートシンクを設けたもので、リアクターカバーに伝えられた熱を効率よく、外部に放熱することができる空気空気調和機を提供することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明のヒートシンクを、リアクターカバーの上面に設けたもので、リアクターカバーに伝えられた熱を効率よく放熱することができる空気調和機を提供することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明のリアクターの上方に伝熱体を設けたもので、リアクターの放熱効果を一層上げることができる空気調和機を提供することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の伝熱体を、リアクターの鉄心とリアクターカバーとの間に設けたもので、リアクターの鉄心は最も放熱しやすいので、リアクターカバーへの伝熱効果が高められ、それにより放熱効果を一層高めることができる空気調和機を提供することができる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか一つの発明のリアクターカバーに、伝熱体の近傍に配置されるガイドを設けたもので、雨水や粉塵の侵入を防止すると共に、ガイドによりリアクターカバーの装着が容易で、しかも伝熱体とリアクターとの密着性がよくなり、リアクターの放熱効果をさらに上げることができる空気調和機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の平面図、図2は、同空気調和機のリアクターおよびリアクターカバー取付断面図を示すものである。尚、上記従来の空気調和機と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の平面図、図2は、同空気調和機のリアクターおよびリアクターカバー取付断面図を示すものである。尚、上記従来の空気調和機と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図1および図2において、本実施の形態における空気調和機の室外ユニットを構成する基盤1上に熱交換器2を配置し、ファンモーター取り付け板5が基盤1上に配置され、ファンモーター取り付け板5にファンモーター4を取り付け、ファンモーター4の先端に取り付けられている室外ファン3を回転させて、熱交換器2を通過した風を、室外ユニット前方へ送るようになっている。
上記の部品が配置されている熱交換機室9と、圧縮機6や各配管(図示せず)が収納されている機械室7とを仕切る仕切り板8が基盤1上に配置されている。熱交換機室9内の仕切り板8近傍の基盤1上に、リアクター台10が設置されており、リアクター台10上にリアクター11が設置されている。リアクター11への雨水や粉塵の浸入防止のためリアクターカバー12によってリアクター11が覆われている。
リアクター11の鉄心17とリアクターカバー12との間には、リアクター11の熱やリアクターカバー12内に貯まった熱をリアクターカバー12に伝達するための伝熱体15が設けられている。
また、リアクターカバー12の表面、本実施の形態では、リアクターカバー12の上面に、放熱用のヒートシンク16を設けている。さらに、リアクターカバー12の内部には、末広がり状の誘導部19を先端に有するガイド18が設けられ、リアクターカバー12を基盤1に取り付ける際に、ガイド18の誘導部19がリアクター11の鉄心17に当たり、リアクターカバー12が正規の取り付け位置に誘導されるようになっている。
以上のように構成された本実施の形態における空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
室外ユニットの運転によって、リアクター11に通電され、リアクター11が発熱し、リアクターカバー12の内部に熱が貯まる。リアクターカバー12の内部に貯まった熱は、伝熱体15、リアクターカバー12、リアクターカバー12の表面に設けたヒートシンク16に順に伝わり、リアクターカバー12の表面及びヒートシンク16の表面から熱交換機室9に効率よく放出される。
以上のように、本実施の形態によれば、リアクター11をリアクターカバー12で覆うと共に、リアクター11とリアクターカバー12との間に伝熱体15を設けているので、リアクターカバー12内に雨水や粉塵が侵入することがなく、しかもリアクター11の放熱効果に優れた空気調和機を提供することができる。
また、リアクターカバー12の上面に放熱用のヒートシンク16が設けられているので、雨水や粉塵の侵入をより確実に防止すると共に、リアクターカバー12内の上方に溜まりがちなリアクター11からの熱がヒートシンク16に伝達され、放熱効果をより上げることができる。
また、熱は、リアクターカバー12内の上方に貯まるため、伝熱体15をリアクター11の上方へ設けることにより、より放熱効果を上げるとこができる。
また、伝熱体15が、リアクター11の最も放熱しやすい鉄心17近傍とリアクターカバー12との間に設けられているので、より放熱効果を上げることができる。
更に、リアクターカバー12の内部に、先端に誘導部19を有するガイド18を設けているので、リアクターカバー12を取り付ける際に、それが正規の取り付け位置に誘導され、取り付けが容易になる。しかも、リアクターカバー12を取り付けた時に、ガイド18の内部に伝熱体15が位置すると共に、伝熱体15とリアクター11の鉄心17が密着するように配置されるので、伝熱体15とリアクター11との密着性がよくなり、より放熱効果を上げることができる。
また、リアクター11、リアクター台10、リアクターカバー12を熱交換器2の近傍に配置することにより、リアクター11からの放熱を利用して熱交換効率を上げることも可能である。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、リアクターカバーにより、リアクターカバー内に、雨水や粉塵が侵入することがなく、また、リアクターとリアクタークターカバーとの間の伝熱体により、リアクターの放熱効果を上げることができるもので、空気調和機に限らず、放熱が必要な電子部品を備えた各種電気機器、電子機器に広く適用できる。
1 基盤
2 熱交換器
3 室外ファン
4 ファンモーター
5 ファンモーター取り付け板
6 圧縮機
7 機械室
8 仕切り板
9 熱交換機室
10 リアクター台
11 リアクター
12 リアクターカバー
15 伝熱体
16 ヒートシンク
17 鉄心
18 ガイド
19 誘導部
2 熱交換器
3 室外ファン
4 ファンモーター
5 ファンモーター取り付け板
6 圧縮機
7 機械室
8 仕切り板
9 熱交換機室
10 リアクター台
11 リアクター
12 リアクターカバー
15 伝熱体
16 ヒートシンク
17 鉄心
18 ガイド
19 誘導部
Claims (6)
- 熱交換器と室外ファンを収納する熱交換器室と、圧縮機等を収納すると共に前記熱交換器室と仕切り板で仕切られた機械室と、前記熱交換機室側に設けられると共にリアクターが固定されたリアクター台と、前記リアクターを防水するためのリアクターカバーを備え、前記リアクターとリアクターカバーとの間に伝熱体を設けたことを特徴とする空気調和機。
- リアクターカバーの表面に放熱用のヒートシンクを設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- ヒートシンクを、リアクターカバーの上面に設けたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
- リアクターの上方に伝熱体を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
- 伝熱体を、リアクターの鉄心とリアクターカバーとの間に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和機。
- リアクターカバーに、伝熱体の近傍に配置されるガイドを設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008038249A JP2009198039A (ja) | 2008-02-20 | 2008-02-20 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009198039A true JP2009198039A (ja) | 2009-09-03 |
Family
ID=41141729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008038249A Pending JP2009198039A (ja) | 2008-02-20 | 2008-02-20 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009198039A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013120026A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Panasonic Corp | 空気調和機の室外機 |
CN107702309A (zh) * | 2017-11-07 | 2018-02-16 | 翁祖雄 | 一种空调罩支护板以及空调罩 |
-
2008
- 2008-02-20 JP JP2008038249A patent/JP2009198039A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107702309B (zh) * | 2017-11-07 | 2024-05-14 | 翁祖雄 | 一种空调罩支护板以及空调罩 |
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