JP2009197656A - ウォーターポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】
【技術分野】ポンプ作動時の圧力によってインペラ軸が軸方向にずれて、インペラがポンプ室内面と接触することを、極めて簡単な構造によって防止することができるウォーターポンプとすること。
【解決手段】ポンプボディ1と、インペラシャフト2と、インペラ3と、被駆動ギア4とから構成されたポンプ本体Aと、前記被駆動ギア4と噛合する駆動ギア5が備えられた駆動源Bとからなること。前記被駆動ギア4は前記ポンプボディ1の外部に位置して前記インペラシャフト2に装着されること。該インペラシャフト2を軸方向にのみ不動とする固定手段Cが前記被駆動ギア4又は駆動ギア5の少なくともいずれか一方側に設けられること。
【選択図】図1
【技術分野】ポンプ作動時の圧力によってインペラ軸が軸方向にずれて、インペラがポンプ室内面と接触することを、極めて簡単な構造によって防止することができるウォーターポンプとすること。
【解決手段】ポンプボディ1と、インペラシャフト2と、インペラ3と、被駆動ギア4とから構成されたポンプ本体Aと、前記被駆動ギア4と噛合する駆動ギア5が備えられた駆動源Bとからなること。前記被駆動ギア4は前記ポンプボディ1の外部に位置して前記インペラシャフト2に装着されること。該インペラシャフト2を軸方向にのみ不動とする固定手段Cが前記被駆動ギア4又は駆動ギア5の少なくともいずれか一方側に設けられること。
【選択図】図1
Description
本発明は、ポンプ作動時の圧力によってインペラ軸が軸方向にずれて、インペラがポンプ室内面と接触することを、極めて簡単な構造によって防止することができるウォーターポンプに関する。
一般に、自動二輪車においてエンジン冷却用の冷却水を循環させるウォーターポンプが存在する。この種のウォーターポンプの従来技術として、駆動源となるモータ,ポンプ等に接続されたギアにより、ウォーターポンプを回転させ、そのポンプ内のインペラの回転軸をオイルシール,ボディ側軸受け部にて回転自在に軸支する構造のものが存在し、特許文献1(特開平2−16323号)にて開示されている。特許文献1では、ウォーターポンプの吸入口から冷却水が吸い込まれると、吸入口が負圧、吐出口が正圧となり、通常回転時にはインペラが吸入口側へ引っ張られる力が作用する。また、インペラの底面部とポンプ室との間には適正なクリアランスが設けられ、インペラの回転が円滑に行われるようになっている。
ポンプにおける回転数は、エンジンの回転数によって変動するため、ポンプ圧が変動し、吸入口側とオイルシール側でインペラaはシャフトbを介して軸方向に移動するように負荷がかかる〔図9(A)参照〕。そのため吸入圧及び吐出圧のそれぞれの変動時には、インペラaには吸入口側に引っ張られる力の反作用として逆方向の力が働き、シャフトbが軸方向にずれて、インペラaの底部とポンプ室内との間に適正なクリアランスが維持できなくなり、インペラaがボディのポンプ室内面に接触し、回転動作が阻害され、ポンプの効率が下がるおそれがある〔図9(B)参照〕。
特開平2−16323号
上記特許文献1に見られるように、ポンプ作動時にインペラがポンプ室内の内面に接触することを防止する手段として、シャフトbの長手方向中間部に軸径が変化する段差部cが形成され、該段差部cをポンプボディの軸受端部面に当接させて、シャフトbのポンプボディ内の軸移動を防止することがある〔図9(C)参照〕。しかし、このような手段によれば、シャフトbには段差部cを形成しなくてはならず、それゆえに、ポンプボディに装着された外部から回転伝達を受ける被駆動ギア装着領域を形成するための段差部と共に、シャフトにおける段差部加工箇所が増加してしまう。
また、ポンプボディ内部に装着されたオイルシールと、シャフトとの接触部及びシャフトとポンプボディ側の軸受け部箇所との軸接触部とは、前記シャフトの同一軸面上に存在せず、段差部の両側にてオイルシール及び軸受箇所にそれぞれ支持される。そのため、シャフトの段差によって異なる軸径箇所において軸径中心を合わせる加工が行われなくてはならず、シャフトの加工により一層高い精度が要求され、コスト増加につながりかねないものである。本発明の目的は、スラスト荷重によるインペラの軸方向の変位を低減し、効率の低下を抑えたウォーターポンプを提供することにある。
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、ポンプボディと、インペラシャフトと、インペラと、被駆動ギアとから構成されたポンプ本体と、前記被駆動ギアと噛合する駆動ギアが備えられた駆動源とからなり、前記被駆動ギアは前記ポンプボディの外部に位置して前記インペラシャフトに装着され、該インペラシャフトを軸方向にのみ不動とする固定手段が前記被駆動ギア又は駆動ギアの少なくともいずれか一方側に設けられてなるウォーターポンプとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、前述の構成において、前記固定手段は、前記被駆動ギア又は前記駆動ギアの歯形部における、前記ポンプボディ又は前記駆動源の側面で、且つ前記歯形部の直径方向に向かって円形状に延出形成された鍔状部とし、該鍔状部は前記駆動ギア又は前記被駆動ギアの前記歯形部の側面に当接されてなるウォーターポンプとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項3の発明を、前述の構成において、前記固定手段は、前記被駆動ギアの被駆動歯形部におけるポンプボディ側寄りの側面で且つ前記被駆動ギアの直径方向に向かって、且つ前記被駆動歯形部の歯先円から突出するように延出形成された鍔状部とし、前記駆動ギアの歯形部におけるポンプボディ側で且つ歯形部の歯底部より直径方向中心側寄りで且つ円周方向に沿って当接面部が形成され、該当接面部は前記被駆動ギアの鍔状部に当接されてなるウォーターポンプとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明では、インペラにかかる圧力によるスラスト荷重(軸方向荷重)を駆動源の駆動ギアで受けることにより、インペラの軸方向の変位を低減することができる。特に、本発明では、ポンプ本体に備えられた被駆動ギアと、駆動源の駆動ギアによる組み合わせによって、駆動ギアから被駆動ギアに回転を伝達すると共に、ポンプ本体側のインペラシャフトを軸方向に不動状態にして、ポンプの動作を安定させることができる。すなわち、ポンプボディやインペラシャフト等に何ら、加工することなく、ポンプ作動時におけるインペラシャフトの軸方向の移動によるガタツキや、このようなガタツキによって生じるインペラとポンプ室部との接触の防止を極めて簡単な構成にて実現することができる。
また、前記インペラシャフトには、オイルシールのシャフト接触部と、ボディ側軸受け部シャフト接触部を同じ径にすることができ、それゆえに、インペラシャフトは軸方向に不動とするための周方向段差部を形成する必要がなく、軸の加工数を最小限に抑えることができ、このことにより、オイルシールのシャフト接触部の中心と、ボディ側軸受け部の中心を一致させることが容易になり、シャフトの同軸度の精度を容易に向上させることができる。
請求項2の発明では、前記固定手段は、前記被駆動ギア又は前記駆動ギアの歯形部における、前記ポンプボディ又は前記駆動源寄りで、且つ前記歯形部の直径方向に向かって円形状に延出形成された鍔状部とし、前記駆動ギアは、側面側を前記被駆動ギアの側面に当接させるのみで、駆動ギアによって被駆動ギアの軸方向における移動を極めて簡単な構造にて防止することができる。
請求項3の発明によって、前記固定手段は、前記被駆動ギアの鍔状部と、前記駆動ギアの当接面部とが当接されることにより、被駆動ギアと駆動ギアの歯の側面が他方側に当接しない構成とすることができ、被駆動ギア及び駆動ギアのいずれも摩耗しにくい状態にでき、耐久性を有するものにできる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。本発明の構成は、図1(A),図2に示すように、ポンプ本体Aと駆動源Bとからなり、前記ポンプ本体Aは、ポンプボディ1,インペラシャフト2,インペラ3,被駆動ギア4からなる。前記ポンプボディ1は、2分割されており、ボディ部11とカバー部12とから構成され、ボディ部11には軸受け部13,シール材収納部14が形成されている。またカバー部12には、ポンプ室15,吸入部16,吐出部17が形成されている。
前記ボディ部11と前記カバー部12とを密封接合することによって、前記ポンプ室15は空間を構成し、前記インペラ3が収納配置される〔図1(A)参照〕。また、インペラシャフト2は、ボディ部11の軸受け部13にオイルシールを介して軸支されており、その軸方向一端側は、前記ポンプ室15に位置し、インペラ3が装着され、他端側は、ポンプボディ1から外部に突出する構成となっている。前記ポンプ室15は、前記吸入部16及び前記吐出部17が連通し、ポンプ室15内でインペラ3が回転し、前記吸入部16から吐出部17に水を循環させる。ポンプ本体Aのポンプボディ1には、駆動源Bが一体的となるように装着できる構成となっている〔図1(A)参照〕。
前記ポンプ本体Aには、被駆動ギア4が備わっており、前記駆動源Bには駆動ギア5が備わっている。駆動源Bには、動力としてモータ7(図1,図4及び図6参照)又はオイルポンプ8(図7参照)が使用される。被駆動ギア4は、前記ポンプボディ1の外部に位置するようにして装着されている。具体的には、ボディ部11側の軸受け部13によって軸支されたインペラシャフト2が前記ボディ部11の内部から外部に突出しており、前記インペラシャフト2の突出部分に前記被駆動ギア4が装着されている(図1,図4及び図6参照)。
前記インペラシャフト2は、軸方向に沿って直径が変化する段差部は、形成されていない。また軸方向端部にのみ被駆動ギア4を装着するための小径部が必要に応じて形成されることもある。インペラ3は、インペラボス部31の周囲に複数の羽片32が形成されている。前記インペラボス部31の底面31aにはボス孔31bが形成され、該ボス孔31bに前記インペラシャフト2の軸方向端部が挿入固着されている。
ポンプ本体Aの被駆動ギア4は、図3(A),(B),(C)に示すように、略円板状のボス部41の外周に被駆動歯形部42が形成されている。前記ボス部41には、軸孔41aが形成され、前記インペラシャフト2が挿入固着される。前記被駆動歯形部42は、歯車としての歯部を構成する部位である。駆動源Bの駆動ギア5は、図3(D),(E)に示すようにボス部51の外周に駆動歯形部52が形成されている。前記駆動ギア5のボス部51には、軸孔51aが形成され、前記駆動源Bの駆動シャフト6が挿入固着される。前記被駆動ギア4と駆動ギア5との少なくともいずれか一方側には固定手段Cが設けられている。
固定手段Cには、複数の実施形態が存在し、その第1実施形態は、図1乃至図3に示すように、前記被駆動ギア4に、その被駆動歯形部42におけるポンプボディ1側寄りの側面で且つ前記被駆動ギア4の直径方向に向かって円形状に延出形成された鍔状部43が設けられたものである。前記被駆動ギア4のポンプボディ1側寄りの側面とは、前記被駆動ギア4が前記ポンプボディ1のインペラシャフト2に組付け固定された状態で、前記被駆動ギア4のポンプボディ1に対向する側面のことをいう〔図1(A),図2参照〕。
固定手段Cを構成する前記鍔状部43は、図3(A),(C)に示すように円形状に形成されたものであり、その具体的な形状としては、輪(環)状又は円板形状に形成されている。鍔状部43のポンプボディ1側とは反対側の面には、被当接面43aが形成されている。該被当接面43aは、平坦面に形成された部位であり、被駆動ギア4の回転方向に沿って、凹凸の存在しない、均一な平坦に形成されたものである。鍔状部43は、前述したように、前記被駆動ギア4の直径方向に向かって円形状に延出形成され、且つ該鍔状部43が被駆動歯形部42に隣接するように構成されている。
鍔状部43は、前記被駆動歯形部42の歯底部42bの歯底円直径よりも大きな直径であり、好ましくは、前記鍔状部43の直径は被駆動歯形部42の歯先部42a箇所の歯先円直径と同等か、又はそれ以上の大きさとなるように形成される。すなわち、前記鍔状部43の直径を被駆動歯形部42の歯先部42a箇所の歯先円直径と同等とした場合には、被駆動歯形部42の各歯形間の歯溝に形成された状態である〔図3(C)参照〕。
駆動源Bの動力源(モータ7又はオイルポンプ8)が始動して、駆動シャフト6が回転し駆動ギア5が回転すると、駆動歯形部52から被駆動歯形部42に回転を伝達して被駆動ギア4を回転させる。このとき、前記駆動ギア5の駆動歯形部52が前記被駆動ギア4の鍔状部43の被当接面43aに当接しているので、前記インペラシャフト2及び被駆動ギア4がポンプボディ1から軸方向に突出しようとするスラスト荷重に対抗して、前記駆動ギア5の駆動歯形部52の側面が前記被駆動ギア4の鍔状部43の被当接面43aに当接して押圧力Faが作用し、前記インペラシャフト2の軸方向移動を抑え、軸方向を不動状態にする〔図8(A),(B)参照〕。
すなわち、駆動ギア5と被駆動ギア4とは回転を伝達すると共に、固定手段Cを介して前記駆動ギア5と被駆動ギア4とがインペラシャフト2の軸方向のみを不動状態にすることも行っている。これによって、インペラシャフト2に装着されたインペラ3は、ポンプ室15内で軸方向に位置がずれることなく、インペラ3の底面31aと、ポンプ室15の内面とが接触することなく、適正なクリアランスdを維持しながら常時安定したポンプ動作を得ることができる〔図8(A)参照〕。
前記固定手段Cの第2実施形態は、図4,図5に示すように、前記鍔状部43は、前記被駆動ギア4の被駆動歯形部42におけるポンプボディ1側寄りの側面で且つ前記被駆動ギア4の直径方向に向かって、前記被駆動歯形部42の歯先円から突出するように延出形成されたものである〔図5(A),(B)参照〕。また前記駆動ギア5には、前記駆動歯形部52におけるポンプボディ1側で且つ駆動歯形部52の歯底部52bより直径方向中心側寄りで且つ円周方向に沿って当接面部53が形成されている〔図5(C),(D)参照〕。該当接面部53は、前記駆動歯形部52のポンプボディ1側の側面から突出する面として形成され、円周方向に沿って、凹凸の存在しない均一且つ平坦な面として形成されている。前記当接面部53は、被駆動ギア4と駆動ギア5とが噛合った状態で、前記被駆動ギア4の鍔状部43に当接された状態となっている(図4参照)。
このとき、被駆動歯形部42と駆動歯形部52とが噛合いながら、駆動歯形部52は前記鍔状部43に当接しないで、前記当接面部53と鍔状部43とが当接することになる〔図4(B)参照〕。これによって、駆動歯形部52と被駆動歯形部42とは、駆動ギア5から被駆動ギア4への回転を伝達する役目のみであり、インペラシャフト2を軸方向に不動状態とする役目は、前記当接面部53と鍔状部43とによって行われることになり、被駆動歯形部42と駆動歯形部52の動力的負担を軽減することができる。
次に、固定手段Cの第3実施形態は、図6に示すように、前記駆動ギア5に鍔状部54が形成されたものであり、前記被駆動ギア4には鍔状部43は形成されない。前記鍔状部54は、前記駆動ギア5の駆動歯形部52におけるポンプボディ1側と反対側の側面で且つ前記駆動歯形部52の直径方向に向かって略円環状に延出形成されたものである〔図6(C),(D)参照〕。該鍔状部54は、第1実施形態と同様に、駆動歯形部52の歯底部52bの歯底円直径よりも大きく形成され、好ましくは、駆動歯形部52の歯先部52aの歯先円の直径と同等か又はそれ以上の大きさに形成される。
前記鍔状部54のポンプボディ1側の面は、被当接面54aとして形成される。該被当接面54aは、平坦面に形成された部位であり、駆動ギア5の回転方向に沿って、凹凸の存在しない、均一な平坦に形成されたものである。そして、前記被駆動ギア4のポンプボディ1側とは反対側の被駆動歯形部42の側面に駆動ギア5の鍔状部54の被当接面54aが当接される。このような構成としたことによって、前記第1実施形態と略同等の構造にて、前記インペラシャフト2の軸方向移動のみを固定し、インペラ3のポンプ室15内面との接触を防止することができる。
次に、駆動源Bの動力部には、図7に示すように、オイルポンプ8が使用される実施形態が存在する。オイルポンプ8は、ハウジング81内にロータ82と、該ロータ82に装着された駆動シャフト6が内装されている。該駆動シャフト6には、ハウジング81の外部に突出し、その突出部分に前記駆動ギア5が装着固定されている。オイルポンプは、トロコイドポンプが使用され、ロータ82はトロコイド歯形を有するインナーロータとアウターロータの2つのロータから構成される。前記被駆動ギア4と駆動ギア5の少なくともいずれか一方には、固定手段Cが設けられている。該固定手段Cは、前述の第1乃至第3実施形態のものが使用されている。図7では、被駆動ギア4に固定手段Cとして鍔状部43が形成されている。また、ポンプ作動時において、電動モータを排除し極めて静かな状態でポンプ動作を行うことができる。また、前記被駆動ギアは、合成樹脂により形成されたことによって、容易に目的の寸法に成形でき、前記駆動ギアに対する位置決めをより一層行い易く、容易にできる。
前記オイルポンプ8では、ウォーターポンプと同様に、吐出口の圧力を正とすると吸入口は負圧となり、吐出口から吸入口へかかる圧力がロータ82にかかり、該ロータ82と駆動シャフト6とがハウジング81内のロータ室を軸方向に移動しようとする。この圧力により前記駆動シャフト6のスラスト荷重Fがポンプ本体Aのポンプボディ1側に向かって作用する〔図7(B)参照〕。
さらに、駆動シャフト6を介してスラスト荷重Fが駆動ギア5にかかり、前記ポンプ本体Aの被駆動ギア4を固定手段Cを介して押圧し、前記インペラシャフト2の軸方向を不動状態に維持することができる。このことにより、ポンプ本体Aのポンプ室15内におけるインペラ3の位置の軸方向における不動状態は強固なものとなる。また、特に図示しないが、前記固定手段Cでは、前記被駆動ギア4に鍔状部43が形成され、前記駆動ギア5にも鍔状部54が形成され、鍔状部43と鍔状部54とがそれぞれ他方側の歯形部の側面に当接する構成とすることもある。
A…ポンプ本体、1…ポンプボディ、2…インペラシャフト、3…インペラ、
4…被駆動ギア、B…駆動源、5…駆動ギア、C…固定手段、42…被駆動歯形部、
43…鍔状部、52…駆動歯形部、53…当接面部、54…鍔状部、8…オイルポンプ、
82…ロータ。
4…被駆動ギア、B…駆動源、5…駆動ギア、C…固定手段、42…被駆動歯形部、
43…鍔状部、52…駆動歯形部、53…当接面部、54…鍔状部、8…オイルポンプ、
82…ロータ。
Claims (3)
- ポンプボディと、インペラシャフトと、インペラと、被駆動ギアとから構成されたポンプ本体と、前記被駆動ギアと噛合する駆動ギアが備えられた駆動源とからなり、前記被駆動ギアは前記ポンプボディの外部に位置して前記インペラシャフトに装着され、該インペラシャフトを軸方向にのみ不動とする固定手段が前記被駆動ギア又は駆動ギアの少なくともいずれか一方側に設けられてなることを特徴とするウォーターポンプ。
- 請求項1において、前記固定手段は、前記被駆動ギア又は前記駆動ギアの歯形部における、前記ポンプボディ又は前記駆動源の側面で、且つ前記歯形部の直径方向に向かって円形状に延出形成された鍔状部とし、該鍔状部は前記駆動ギア又は前記被駆動ギアの前記歯形部の側面に当接されてなることを特徴とするウォーターポンプ。
- 請求項1において、前記固定手段は、前記被駆動ギアの被駆動歯形部におけるポンプボディ側寄りの側面で且つ前記被駆動ギアの直径方向に向かって、且つ前記被駆動歯形部の歯先円から突出するように延出形成された鍔状部とし、前記駆動ギアの歯形部におけるポンプボディ側で且つ歯形部の歯底部より直径方向中心側寄りで且つ円周方向に沿って当接面部が形成され、該当接面部は前記被駆動ギアの鍔状部に当接されてなることを特徴とするウォーターポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008039150A JP2009197656A (ja) | 2008-02-20 | 2008-02-20 | ウォーターポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008039150A JP2009197656A (ja) | 2008-02-20 | 2008-02-20 | ウォーターポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009197656A true JP2009197656A (ja) | 2009-09-03 |
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ID=41141439
Family Applications (1)
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JP2008039150A Pending JP2009197656A (ja) | 2008-02-20 | 2008-02-20 | ウォーターポンプ |
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Country | Link |
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2008
- 2008-02-20 JP JP2008039150A patent/JP2009197656A/ja active Pending
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