JP2009196759A - エレベータの速度制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 かごの移動距離に対応するパルスにノイズが生じても、かごが目的階に精度良く着床できること。
【解決手段】かご15が減速開始後、かご15の停止する目的階の停止位置よりも手前の第1位置検出値を検出する位置検出器21と、第1検出板23又は第2検出板25から成っている第1位置検出手段と、かご15の減速開始位置から目標停止位置と位置指令との差となる残距離に基づいて第1速度指令値を生成する第1速度指令生成部53と、第1位置検出値を検出した際に、第1速度指令値が第1速度基準値よりも低いか否かを判断する判断部57と、時間に基づいて第1速度基準値から第2速度指令値を演算する第2速度指令生成部55と、判断部57により第1速度指令値が第1速度基準値よりも低いと判断すると、第1速度指令値を第2速度指令値に切換える切換えスイッチ59とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベータの速度制御装置に関するものである。
従来のエレベータの速度制御装置は、下記特許文献に記載のように、かごの速度制御からかごの位置制御を行う位置制御に切換える切換え部と、かごの位置制御のための速度指令及び速度指令に応じた位置指令を発生する位置制御指令発生部と、位置制御指令発生部で発生された速度指令及びかごの実速度から第1のトルク指令を生成する第1のトルク指令発生器と、位置制御指令発生部で発生された位置指令及びかごの実位置から第2のトルク指令を生成する第2のトルク指令発生器と、第1のトルク指令発生器で生成された第1のトルク指令及び第2のトルク指令発生器で生成された第2のトルク指令より生成された第3のトルク指令によりかごの駆動制御をする駆動部とを備え、切換え部の切換え時に位置制御指令発生部はかごの実位置に対応した位置指令を発生する。
かかるエレベータの速度制御装置によれば、非位置制御から位置制御への切換え時点から動機械の実速度と動機械の実位置を緻密に制御することができる。また、非位置制御から位置制御への切換え時点における機械動作の急変を防ぐことができる。
特開平11−212650号公報
しかしながら、上記エレベータの速度制御装置における位置制御指令発生部は、一般に(例えば、特公昭61−19547号公報)、かごの移動距離に対応するパルスを計数して速度指令を発生しているので、図5の減速開始からのかご位置対時間曲線に示すように、ノイズ発生すると、あたかも、パルス計数器がパルスの数を増加したように積算して、かごの位置を求める。このため、実際のかご位置よりも、パルス計数器が演算により求めたかご位置が行き過ぎる。したがって、演算により求めたかご位置に基づいて生成する速度指令値が理想値と大きく異なり着床が正規の位置からずれるという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、かごの移動距離に対応するパルスにノイズが生じて、パルス計数によるかごの位置が行き過ぎても、かごが目的の階に精度良く着床できるエレベータの速度制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係るエレベータの速度制御装置は、エレベータのかごの移動距離に基づいてパルスを発生するパルス発生手段と、前記パルスに基づいて前記かごの位置を求める位置算出手段と、前記かごが減速開始した後、前記かごの停止する目的階の停止位置よりも手前の第1位置検出値を検出する第1位置検出手段と、前記かごの減速開始位置から目標停止位置と位置指令との差となる残距離に基づいて第1速度指令値を生成する第1速度指令生成手段と、前記第1位置検出値を検出した際に、前記第1速度指令値が予め定められ第1速度基準値よりも低いか否かを判断する判断手段と、時間に基づいて第1速度基準値から第2速度指令値を演算する第2速度指令生成手段と、前記判断手段により前記第1速度指令値が予め定められ第1速度基準値よりも低いと判断すると、前記第1速度指令値を前記第2速度指令値に切換える切換え手段と、を備えたことを特徴とするものである。
第2の発明に係るエレベータの速度制御装置における制御手段は、第2速度指令値が予め定められ第2速度基準値と同一か否かを判断すると共に、同一と判断すると、第2速度指令値を一定とする、ことが好ましい。
これにより、かごが一定の第2速度指令値により走行するので、目的階の正規位置に停止し易い。
第3の発明に係るエレベータの速度制御装置は、第1位置検出値よりも手前の第2位置検出値を検出する第2位置検出手段と、第2位置検出値を検出することにより、第2位置検出値を検出した際の前記第2速度指令値を時間と共に、ゼロにする、 ことが好ましい。
これにより、第2位置検出値からかごを時間に基づいた第2速度指令値により目的階に正確に停止できる。
第4の発明に係るエレベータの速度制御装置における第2速度指令生成手段は、二次関数以上の第2速度指令値を発生するように形成している、ことが好ましい。
これにより、かごを滑らかに目的階に正確に停止できる。
本発明によれば、かごの移動距離に対応するパルスにノイズが生じて、パルス計数によるかごの位置が行き過ぎても、かごが目的の階に精度良く着床できる。
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1及び図2によって説明する。図1は本発明の一実施の形態を示すエレベータの全体図、図2は図1によるエレベータのかごの速度指令値と時間との関係を示す曲線図である。
図1において、エレベータは、交流電源3から駆動制御部5を介してモータ7を駆動するように形成されており、モータ7の回転によりシーブ9を回転してシーブ9に掛けられたロープ11の一端に連結固定された錘13とロープ11の他端に連結固定されたかご15を上昇又は下降するように形成されている。
さらに、駆動制御部5がブレーキ17を制御してシーブ9の回転を阻止するように形成されており、モータ7の回転位置を検出して回転位置に対応してパルスを発生するエンコーダ31を有している。
かご12には、位置検出器21が固定されており、昇降路には、位置検出器21により検出されると共に、かご15が減速開始した後、かご15の停止する目的階の停止位置よりも手前の第1検出板23、第2検出板25が固定されている。そして、位置検出器21は、かご15が上昇方向の場合には、第2検出板25の先端が第1位置検出値、かご15が下降方向の場合には、第1検出板23の先端が第1位置検出値、かご15の移動方向にかかわらず第1及び第2位置検出板23,25の両方を検出を開始した時を第2位置検出値としている。
なお、第1及び第2位置検出手段は、位置検出器21、第1検出板23、第2検出板25とから成っている。
速度指令生成部50は、エンコーダ31からのパルスを積算してかご15の位置を求めるパルス積算器51と、かご15の目標停止位置と位置指令との差となる残距離に基づいて減速開始位置から第1速度指令値を生成する第1速度生成部53と、第2速度指令値を生成する第2速度指令生成部55と、位置検出器21が第1位置検出値を検出した際に、図2に示すように、第1速度指令値が予め定められ第1速度基準値Vrよりも低いか否かを判断する判断部57と、該判断部57が低いと判断すると、第1速度指令値を第2速度指令値に切換えて駆動制御部5に入力する切換え手段としての切換えスイッチ59とを備えている。
第2速度指令生成部55は、第1に、第1速度基準値Vrから二次関数以上の関数fと時間tとにより減少した第2速度指令値を発生し、第2に、第2速度指令値が予め定められ第2速度基準値Vβと同一か否かを判断すると共に、上記第1速度指令値Vrよりも低い第2速度基準値Vβと同一となると、第2速度基準値Vβを第2速度指令値として発生するように形成されている。
さらに、第2速度指令生成部55は、位置検出器21が第2位置検出をすると、第2速度指令値は、第2速度基準値Vβから二次関数以上の関数gと時間をカウントして減少するように形成されている。
上記のように構成されたエレベータの速度制御装置の動作を図1から図4によって説明する。図3は図1に示す速度指令生成部の動作を示す全体フローチャート、図4は図1に示す第2速度指令生成部が第2速度指令値を生成する動作を示すフローチャートである。
いま、かご15が下降走行していると、モータ7が回転してエンコーダ31がパルスを発生してパルス積算器51がパルスを積算してかご15の位置を求め、第1速度指令生成部53は、目的階に到着するまでの残距離を求め、予め定めた残距離値に達したか否かを判断し(ステップS101)、達すると、位置検出器21が第1位置検出板23の先端を検出して第1位置検出値を発生したか否かを判断する(ステップS103)。
判断部57は、第1位置検出値が発生すると、第1速度指令値が第1速度基準値Vrよりも低いか否かを判断して(ステップS105)、低いと、切換えスイッチ59をb側に投入すると共に、第2速度指令生成部55は、第2速度指令値を生成する(ステップS107)。
すなわち、第2速度指令生成部55は、第1速度基準値Vrから二次関数以上の関数fと時間tとにより減少した第2速度指令値を生成して発生し(ステップS201)、第2速度指令値が第2速度基準値Vβと等しいか否かを判断し(ステップS203)、等しくなると、第2速度指令値を第2速度基準値Vβとしてかご15を定速走行させる(ステップS205)。
第2速度指令生成部55は、位置検出器21が第2位置検出値を検出すると(ステップS207)、第2速度基準値Vβから二次関数以上の関数gと時間をカウントして第2速度指令値を発生して(ステップS209)、やがて第2速度指令値をゼロにしてかご15を目的階に停止して終了する。
上記実施形態によるエレベータの速度制御装置は、エレベータのかご15の移動距離に基づいてパルスを発生するエンコーダ31と、パルスに基づいてかご15の位置を求めるパルス積算器51と、かご15が減速開始した後、かご15の停止する目的階の停止位置よりも手前の第1位置検出値を検出する位置検出器21と、第1検出板23又は第2検出板25から成っている第1位置検出手段と、かご15の減速開始位置から目標停止位置と位置指令との差となる残距離に基づいて第1速度指令値を生成する第1速度指令生成部53と、第1位置検出値を検出した際に、第1速度指令値が予め定められ第1速度基準値よりも低いか否かを判断する判断部57と、時間に基づいて第1速度基準値から第2速度指令値を演算する第2速度指令生成部55と、判断部57により第1速度指令値が予め定められ第1速度基準値よりも低いと判断すると、第1速度指令値を第2速度指令値に切換える切換えスイッチ59とを備えている。
これにより、かご15の移動距離に対応するパルスにノイズが生じて、パルス積算器51がパルス計数によるかごの位置が行き過ぎても、判断部57が第1位置検出値を検出した際に、第1速度指令値が予め定められ第1速度基準値よりも低いか否かを判断し、すると、第2速度指令値を演算する第2速度指令生成部55と、低いと判断すると、切換えスイッチ59により第1速度指令値を、時間に基づいて第1速度基準値から第2速度指令値に切換えるので、かご15が目的の階に精度良く着床できる
上記実施形態によるエレベータの速度制御装置における第2速度指令生成部55は、第2速度指令値が予め定められ第2速度基準値と同一か否かを判断し、同一と判断すると、第2速度指令値を一定とする、ことが好ましい。
これにより、かご15が一定の第2速度指令値により走行するので、目的階の正規位置に停止し易い。
上記実施形態によるエレベータの速度制御装置は、第1位置検出値よりも手前の第2位置検出値を検出する位置検出器21と、第1及び第2検出板23,25から成っている第2位置検出手段と、第2位置検出値を検出することにより、第2位置検出値を検出した際の第2速度指令値を時間と共に、ゼロにする、ことが好ましい。
これにより、第2位置検出値からかご15を時間に基づいた第2速度指令値により目的階に正確に停止できる。
上記実施形態によるエレベータの速度制御装置における第2速度指令生成部55は、二次関数以上の第2速度指令値も発生するように形成している、ことが好ましい。
これにより、かご15を滑らかに目的階に正確に停止できる。
本発明は、エレベータの速度制御装置に適用できる。
本発明の一実施の形態を示すエレベータの全体図である。 図1によるエレベータのかごの速度指令値と時間との関係を示す曲線図である。 図1に示す速度指令生成部の動作を示す全体フローチャートである。 図1に示す第2速度指令生成部が第2速度指令値を生成する動作を示すフローチャートである。 かごの位置と時間との関係を示す曲線図である。
符号の説明
15 かご、21 位置検出器、23 第1位置検出板、25 第2位置検出板、51 パルス積算器、53 第1速度指令生成部、55 第2速度指令生成部、57 判断部、59 切換えスイッチ、

Claims (4)

  1. エレベータのかごの移動距離に基づいてパルスを発生するパルス発生手段と、
    前記パルスに基づいて前記かごの位置を求める位置算出手段と、
    前記かごが減速開始した後、前記かごの停止する目的階の停止位置よりも手前の第1位置検出値を検出する第1位置検出手段と、
    前記かごの減速開始位置から目標停止位置と位置指令との差となる残距離に基づいて第1速度指令値を生成する第1速度指令生成手段と、
    前記第1位置検出値を検出した際に、前記第1速度指令値が予め定められ第1速度基準値よりも低いか否かを判断する判断手段と、
    時間に基づいて第1速度基準値から第2速度指令値を演算する第2速度指令生成手段と、
    前記判断手段により前記第1速度指令値が予め定められ第1速度基準値よりも低いと判断すると、前記第1速度指令値を前記第2速度指令値に切換える切換え手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの速度制御装置。
  2. 前記第2速度指令生成手段は、第2速度指令値が予め定められ第2速度基準値と同一か否かを判断すると共に、同一と判断すると、前記第2速度指令値を一定とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの速度制御装置。
  3. 前記第1位置検出値よりも手前の第2位置検出値を検出する第2位置検出手段と、
    前記第2位置検出値を検出することにより、前記第2位置検出値を検出した際の前記第2速度指令値を時間と共に、ゼロにする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの速度制御装置。
  4. 前記第2速度指令生成手段は、二次関数以上の前記第2速度指令値を発生するように形成している、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のエレベータの速度制御装置。
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