JP2009196381A - 運搬用遠隔制御ロボット - Google Patents

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剛 堀切
Shingo Tsukui
慎吾 津久井
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Abstract

【課題】 複数の荷物を複数の目的地まで運搬して降ろすのに適した運搬用遠隔制御ロボットにおいて、荷降ろし機構の構成を簡略化できるようにした。
【解決手段】
運搬用遠隔制御ロボットは、移動体1と、移動体1に設けられ、複数の荷物100を載せて順次に取り出し側の端部に向かって搬送するコンベア30と、コンベア30の上記取り出し側の端部において、荷物100を所定の取り出し位置に位置決めする位置決め手段としてのストッパ38aと、移動体1に設けられ、上記取り出し位置にある荷物100をコンベア30から降ろす荷降ろし機構40とを備えている。荷降ろし機構40は、コンベア30の長手方向と直交する回動軸線を中心に回動可能な回動アーム41と、この回動アーム30の先端部に設けられた係合シャフト46とを有しており、係合シャフト46を荷物100に対して係合、離脱させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の荷物を目的地まで運搬して降ろすのに適した運搬用遠隔制御ロボット、特に複数の目的地に荷物を順次降ろすのに適した運搬用遠隔制御ロボットに関する。
例えば、災害などで救急を要する場合でも直接人間が行くことが危険である場合、遠隔制御ロボットを利用することが検討されている。ところが安全に遠隔操作できる場所から災害などの現場までの距離が遠い場合や遮蔽物が多くある場合、操作電波が届き難いことがあり中継局を設ける必要がある。また、途中に複数の被災者がいて救急品を届ける必要があるときもある。このような場合を想定して、運搬用遠隔制御ロボットを利用することが検討されている。
運搬用遠隔制御ロボットを用いて予め積載した複数の荷物(上記中継局となる無線装置や救急品等)を複数の目的地まで運ぶ場合、移動体に荷物を複数載せて複数の目的地まで順次走行し、各目的地で、移動体に設けた荷降ろし機構により、荷物を降ろすことになる。
しかし、複数の荷物が移動体上において異なる位置に載っているため、上記荷降ろし機構は、これら異なる位置で荷物を保持し、地面まで降ろすことになり、複雑な動きを要求される。そのため、荷降ろし機構の構造が大型で複雑にならざるを得ないと共に、荷降ろし作業の作業性も悪かった。
特許文献1の図7(b)に開示された運搬用遠隔制御ロボットは、移動体にアームおよびベルトコンベアを搭載し、コンベアとアームが協働して荷物を荷台に載せたり降ろしたりできるようになっている。
特開2008−23639号公報
しかし、上記特許文献1のロボットは、予め積載した複数の荷物を目的地へ運ぶために用いるものではなく、床面にある荷物を揚げて搬送し降ろすため、揚げ降ろし構造が複雑になっている。また、特許文献1のベルトコンベアは位置決めのために働くものではない。
上記課題を解決するため、本発明の運搬用遠隔制御ロボットは、ア.移動体と、イ.上記移動体に設けられ、複数の荷物を載せて順次に取り出し側の端部に向かって搬送するコンベアと、ウ.上記コンベアの上記取り出し側の端部において、荷物を所定の取り出し位置に位置決めする位置決め手段と、エ.上記移動体に設けられ、上記取り出し位置にある荷物をコンベアから降ろす荷降ろし機構と、を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、コンベアにより予め積載した荷物を取り出し側端部に順次搬送し、この取り出し側端部において荷物を所定の取り出し位置に位置決めするので、荷降ろし機構は、単純な動きで取り出し位置の荷物を取り出して降ろすことができる。そのため、荷降ろし機構の構造を簡単にできるとともに、荷降ろし作業を作業性良く行うことができる。
好ましくは、上記荷降ろし機構は、(i)上記コンベアの上記取り出し側の端部の下方において、コンベアの搬送方向と直交する方向に延びる水平な回動軸線を中心として回動可能であり、これにより、その先端部が上記コンベアの取り出し側端部の近傍位置から当該取り出し側端部からコンベアの延長方向に離れた位置まで移動可能な回動アームと、(ii)上記回動アームの先端部に設けられ、荷物に対して係合、離脱可能な係合手段と、を有する。
この構成によれば、荷降ろし機構は、回動アームと係合手段の簡単な構造となる。
好ましくは、上記係合手段は上記回動アームの回動軸線と平行をなす直線状の係合シャフトを含み、この係合シャフトはその軸線方向に移動可能であり、上記回動アームの先端部がコンベアの取り出し側端部の近傍位置にある時、上記荷物まで突出して荷物の係合部に係合し、上記回動アームの先端部がコンベアの取り出し側端部から離れた位置にある時、荷物から抜き取られる。
この構成によれば、荷降ろし機構は回動アームと係合シャフトの簡単な構造となる。
好ましくは、上記コンベアが互いに平行をなして一対装備され、上記回動アームはこれら一対のコンベア間に配置されており、上記係合シャフトは、左右方向に突出可能であり、上記取り出し位置にある左右の荷物と選択的に係合する。
この構成によれば、左右のコンベアの荷物を、共通の回動アームと係合シャフトで荷降ろしすることができる。
好ましくは、上記位置決め手段が、上記コンベアの取り出し側端部に配置されて荷物の搬送方向への移動を禁じることにより、荷物を取り出し位置に維持するストッパである。
この構成によれば、荷物の位置決めを簡単な構造にすることができる。
好ましくは、上記コンベアは、搬送面から上方に垂直に突出するとともにコンベアの長手方向に延びる左右一対のガイド部材を有しており、上記ストッパは、これら一対のガイド部材の少なくとも一方の取り出し側の端部に固定され、上記ガイド部材間に配置されている。
この構成によれば、ストッパをより一層単純な構成にすることができる。
好ましくは、上記コンベアは搬送面を有する無端条体を有し、この無端条体の搬送面には等しい間隔をなして荷物を係止するための突起が形成され、上記コンベアはさらに、上記ストッパから搬送方向と逆方向に離れた規制部材を有し、この規制部材はコンベア駆動により荷物が搬送方向に移動している時には荷物の通過を許容し、コンベアが停止している時には、荷物の搬送方向への移動を禁じ、上記取り出し位置にある荷物が上記ストッパと上記無端条体の突起とで保持され、次の荷物が上記規制部材と上記無端条体の突起とで保持される。
この構成によれば、運搬用遠隔制御ロボットが坂等を上ったり下ったりする場合に、コンベアが傾いても、荷物を安定して保持することができる。
好ましくは、上記規制部材がコンベアの搬送路から突出する弾性係止爪からなり、この弾性係止爪は一端が固定され他端が自由であるとともに、傾斜部を有し、コンベア駆動により荷物が移動しているときには、荷物がこの傾斜部が当たることにより、搬送路から後退し、荷物が通過した時に元に戻る。
この構成によれば、規制部材を簡単な構成にすることができる。
好ましくは、上記移動体において走行時に駆動される部位が上記コンベアのための駆動源として提供され、上記コンベアが当該駆動源にワンウエイクラッチを介して連結される。
この構成によれば、移動体の駆動源とは別のコンベアの駆動源を省くことができ、運搬用遠隔制御ロボットの構成の簡略化、軽量化を図ることができる。
好ましくは、上記移動体がクローラを有し、このクローラの無端条体が上記コンベアのための駆動源として提供され、上記コンベアが原動回転体を有し、この原動回転体が上記クローラの上方に配置され、原動回転体の外周に上記ワンウエイクラッチが取り付けられ、このワンウエイクラッチの外周が上記クローラの無端条体の外周に接する。
この構成によれば、クローラの無端条体をコンベアのための駆動源とするので、コンベアへの動力伝達系を簡略化することができる。
好ましくは、上記コンベアが上記クローラの上方にクローラと平行をなして配置され、前後端のローラと、これらローラに掛け渡された無端条体とを有し、上記ローラの一方が上記原動回転体として提供される。
この構成によれば、コンベアへの動力伝達系をより一層簡略化することができる。
好ましくは、上記クローラが左右一対配置されており、これら一対のクローラの上方にそれぞれに上記コンベアが配置されている。
この構成によれば、左右のコンベアに載せて荷物を運ぶことができる。しかも、左右のコンベアの動力伝達系を互いに独立させたので、この動力伝達系の構成を簡略化することができる。
本発明によれば、コンベアと位置決め手段により荷降ろし機構による荷物の取り出し位置が特定できるので、荷降ろし機構の構造を簡略化することができる。
以下、本発明の運搬用遠隔制御ロボットの一実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する構造の理解を助けるために、図1〜図3において前後左右の方向を便宜上定める。
図1〜図3に示すように、運搬用遠隔制御ロボットは移動体1を備えている。この移動体1は、ベース10と、ベース10の左右に設けられた一対のクローラ20とを有している。
各クローラ20は、前後方向に直線状に細長く延び、垂直をなす内側及び外側の側板21、22と、これら側板21,22の前端部間に回転可能に支持されたスプロケット23と、これら側板21,22の後端部間に回転可能に支持されたスプロケット24と、これらスプロケット23,24間に掛け渡された無端状のベルト25(無端条体)とを備えている。
上記一対のクローラ20の内側の側板21は、上記ベース10の左右の側縁に固定されている。
上記ベース10の前端部には一対のモータ(図示しない)が設けられており、一対のクローラ20の前側のスプロケット23に正逆方向の回転トルクをそれぞれ供給するようになっている。
上記ベルト25とスプロケット23、24は、例えば、スプロケット23、24の外周に形成された係合突起と、ベルト25に形成された係合穴を介して、噛み合うようになっている。
ベルト25は、少なくともその外周層がゴムにより形成されており、接地部25aを有している。本実施形態の接地部25aは、周方向に離間した多数のラグにより構成されている。
上記ベース10には、上方に垂直に延びる支柱12が固定されており、この支柱12には荷降ろし監視用のビデオカメラ13が取り付けられている。またベース10には、この支柱12の前方において走行監視用のビデオカメラ(図示しない)も搭載されている。
上記左右一対のクローラ20の上方には、それぞれコンベア30が配置されている。これらコンベア30はクローラ20と平行をなし、前後方向に延びている。
各コンベア30は、内側のガイド板31(ガイド部材)と、外側のガイド板32(ガイド部材)と、両ガイド板31,32の前端部間に回転可能に支持された原動ローラ33(原動回転体)と、両ガイド板31,32の後端部間に回転可能に支持された従動ローラ34と、これらローラ33,34間に掛け渡された無端状のベルト35(無端条体)とを、主要構成要素として有している。
上記内側のガイド板31の前後端部は、フレーム18を介して上記移動体1のベース10に固定され、外側のガイド板32の前後端部も、フレーム19を介して上記クローラ20の外側の側板22に固定され、これにより、コンベア30はクローラ20の上方に間隔をおいて(浮いた状態で)、移動体1に固定されている。
上記ローラ33,34およびベルト35は、ガイド板31、32の下半分の領域に配置されており、両ガイド板31,32はこのベルト35の上面(搬送面)から上方に垂直に突出し、後述する搬出対象100を案内するようになっている。
なお、上記ベルト35の上側部は、ガイド板31、32間に回転可能に支持された多数の支持ローラ36により支持され、上記搬出対象100の荷重を担えるようになっている。
上記ベルト35は、上記ローラ33、34の外周に所定の張力をもって掛け渡されており、これらローラ33,34との摩擦を介して回転トルクの伝達を行なうようになっている。
上記ベルト35の外周には等間隔をおいて、ベルト35の幅方向に延びる突起35aが形成されている。この突起35a間の間隔は、荷物100の搬送方向の寸法より少し長い。
上記原動ローラ33の両端部外周にはワンウエイクラッチ37が取り付けられている。このワンウエイクラッチ37の外周は、クローラ20のベルト25の接地部25aに接するようになっており、これにより、クローラ20のベルト25が図1の矢印A方向に回って移動体1が前進している時に、ワンウエイクラッチ37が噛み合い、このワンウエイクラッチ37を介して原動ローラ33に矢印B方向の回転トルクが伝達されるようになっている。
したがって、コンベア30は移動体1の前進時に、その前進方向と逆方向に、すなわち後方に向かって荷物100を搬送できるようになっている。
クローラ20が後退している時には、ワンウエイクラッチ37は空転しクローラ20から原動ローラ33に回転トルクは伝達されず、コンベア30に上記搬送方向と逆の方向に駆動されることはない。
なお、ベルト35がローラ33,34にテンションをもって掛け渡されているので、ベルト35は図1のB方向と逆方向の力を受けた時には抵抗を受ける。例えばベルト35の内周面に接する摩擦部材を配置させることにより、上記逆方向の力に対する抵抗を増大させることもできる。
上記ガイド板31、32の後端部間には棒状のストッパ38a(位置決め手段)が水平に掛け渡されている。このストッパ38aは、比較的低い位置(ベルト35の近傍の高さ)に配置されている。
同様に、ガイド板31,32の前端部間にも棒状のストッパ38bが水平に掛け渡されている。このストッパ38bは、上記ストッパ38aより高く、ガイド板31,32の上縁近傍に位置している。
上記左右のガイド板31,32には、その長手方向(前後方向)に等間隔(上記ベルト35の突起35aの間隔と等しい間隔)をなして、複数(本実施形態では3つ)の弾性係止爪39(規制部材)が取り付けられている。
一番後側の弾性係止爪39と上記ストッパ38aとの間隔は、弾性係止爪39間の間隔とほぼ等しく、一番前側の弾性係止爪39とストッパ38bとの間隔も弾性係止爪39間の間隔とほぼ等しい。
図8に最も良く示されているように、上記弾性係止爪39は、板ばねを折り曲げ加工してなり、ガイド板31、32の内面(ベルト35を臨む面)に固定された一端39aと、この固定端39aに連なる第1係止部39bと、この第1係止部39bからガイド板31,32とほぼ直交して外方向に延びる第2係止部39cと、この第2係止部39cに連なりガイド板31,32の外面に係止可能な自由端39dとを有している。
上記第1係止部39bは、後方に向かうにしたがって内方向に進むように傾斜している。第2係止部39cはガイド板31,32に形成された貫通孔を貫通している。
さらに運搬用遠隔制御ロボットは、上記移動体1の後端部に設けられた荷降ろし機構40を備えている。この荷降ろし機構40は、回動アーム41を有している。図2、図5に示すように、この回動アーム41は、上記左右のクローラ20間(ひいては左右のコンベア30間)に配置されており、互いに平行をなす一対のアーム片41aと、このアーム片41aの基端部間に固定されたシャフト41bと、アーム片41aの先端部間に固定されたブラケット41cとを有している。
上記ベース10の後端面には一対のサポート42が固定されており、これらサポート42に上記アーム41のシャフト41bがベアリングを介して回転可能に支持されることにより、アーム41は移動体1に対して回転可能に支持されている。
上記アーム41の回転軸線(すなわちシャフト41bの軸線)は、クローラ20、コンベア30の長手方向と直交し、左右方向に水平に延びている。この回動軸線は、コンベア30より低い位置にあり、コンベア30の後端部(後述する取り出し側の端部)の斜め下方に位置している。
上記アーム片41a(アーム41)は、先部が上方を向くようになっている。鈍角をなして屈曲しブーメラン形状をなしている。
上記アーム41は、アクチュエータとしてのモータ43により回動される。このモータ43はサポート42に固定されており、このモータ43の出力シャフト43aは上記他方のサポート42から突出しており、この出力シャフト43aには小径の歯車44が固定されている。他方、アーム41の一方のアーム片41aにはシャフト41bと同心をなす大径の歯車45が固定されており、両歯車44,45の噛み合いにより、モータ43の回転は減速されてアーム41に伝達されるようになっている。
上記一対のアーム片41aの先端部には、係合手段としての係合シャフト46が軸方向移動可能かつ回動不能に支持されている。この係合シャフト46は、アーム41の回動軸線と平行に延びており、上記アーム41の先端部から左右に突出している。この突出長さについては後述する。係合シャフト46にはラック46aが形成されている。また、係合シャフト46の両端には大径をなすシャフトエンド46bが設けられている。
上記アーム41のブラケット41cには、アクチュエータとしてのモータ47が取り付けられ、このモータ47の出力シャフトにはピニオン48が固定されており、このピニオン48が上記係合シャフト46のラック46aと噛み合っている。これにより、モータ47の回転がラック46aとピニオン48との噛み合いを介して係合シャフト46の直線移動に変換されるようになっている。
上記構成をなす運搬用遠隔制御ロボットの作用について説明する。本実施形態では、ロボットは、災害地域への偵察のために用いられる。クローラ20のモータおよび荷降ろし機構40のモータ43,47は無線により基地局で遠隔制御される。
荷物100はコンベア30の幅に合った直方体や四角錐台などの定形にするのが望ましい。本実施形態では、荷物100は例えば直方体の無線装置である。荷物100は、本体100aとこの本体100aの頂部に固定された弧状をなす係合プレート100b(係合部)とを有している。
なお、無線装置等の運搬対象物が直方体や四角錐台でない場合には、直方体や四角錐台の籠またはコンテナに運搬対象物を収容するのが望ましい。この場合、運搬対象物とこれを収容する籠またはコンテナにより荷物100が構成され、籠またはコンテナが上記本体100aと係合プレート100bを有することになる。
上記荷物100を左右のコンベア30に必要数載せる。図1〜図3では、左右のコンベア30に4個ずつ、すなわち最大数の荷物100を載せている状態を示す。
上記荷物100をコンベア30に載せる作業は手作業で行なう。最初に、ベルト35を、図1の位置より搬送方向(B方向)と逆方向に若干ずれた位置にする。これにより、ストッパ38aとベルト35の突起35aとの間の距離、および弾性係止爪39と突起35aとの間の距離が、荷物100の搬送方向寸法より若干大きい状態にする。
上記ベルト35の位置調整の後に、1つの荷物100をストッパ38aと突起35aとの間でベルト35に載せ、他の荷物100も弾性係止爪39と突起35aとの間でベルト35に載せる。
上記のように荷物100をコンベア30に搭載した後、クローラ20を基地局のリモートコントローラで遠隔操作して、運搬用遠隔制御ロボットを最初の目的地に向かって進める。
上記クローラ20の前進により、コンベア30のベルト35が図1の矢印B方向に回り、突起35aが荷物100に当たって荷物100を後方へと移動させる。最も後側の荷物100がストッパ38aに当たると、それ以上の搬送が不可能となる。その結果、当該荷物100はストッパ38aによって所定の取り出し位置に位置決めされる。
上記荷物100の位置決め状態で、ベルト35の突起35aが当該荷物100を介してストッパ38aにより移動を禁じられるので、それ以降、クローラ20が前進し続けてもベルト35は停止したままとなり、ワンウエイクラッチ37の外周はクローラ20のベルト25に対してスリップすることになる。
上記取り出し位置で位置決めされた荷物100は、ストッパ38aとベルト35の突起35aに挟まれて保持される。他の荷物100は、左右の弾性係止爪39の第1係止部39bとベルト35の突起35aに挟まれて保持される。そのため、運搬用遠隔制御ロボットが坂を上り下りする際にも、荷物100は安定して保持される。
より詳しく説明すると、移動体1が前進しながら坂を上る際には、前側(図1において左側)が高くなるようにクローラ20およびコンベア30が傾斜する。この際、取り出し位置にある荷物100は、ストッパ38aに係止され、他の荷物100は弾性係止爪39の第1係止部39bに係止されるため、移動を禁じられる。また、これらストッパ38a、弾性係止爪39はコンベア30の搬送面より高い位置にあるので、これら荷物100のコンベア30に対する傾きも禁じることができる。
上記弾性係止爪39の弾性力は、後述するように上記ベルト35の駆動による搬送力には抗し得ないが、荷物100の自重には抗し得るように設定されている。
上記とは逆に移動体1が坂を下る際には、前側(図1において左側)が低くなるようにクローラ20およびコンベア30が傾斜する。この際、荷物100はコンベア30のベルト35の突起35aに係止されることにより、移動を禁じられる。また、ストッパ38b、弾性係止爪39はコンベア30の搬送面より高い位置にあるので、これら荷物100のコンベア30に対する傾きも禁じることができる。
コンベア30のベルト35は、上述した抵抗により搬送方向と逆方向には回らないようになっているが、仮に逆方向に回ることがあっても、荷物100はストッパ38bおよび弾性係止爪39の第2係止部39cに当たることにより、その移動および傾きは禁じられる。
上記運搬用遠隔制御ロボットが走行している時、回動アーム41および係合シャフト46は図1〜図3に示す準備状態に維持される。この準備状態で、回動アーム41はコンベア30から離れて起立しており、係合シャフト46は、その中央部でアーム41に支持され左右の突出量が等しい。
最初の目的地に着いたら、クローラ20を停止する。この状態で、操作者はリモートコントローラを操作して、荷降ろし機構40のモータ43を駆動することにより、回動アーム41を図1に示す準備位置から、コンベア30の端部に向かって、図1における反時計回り方向に回動させる。これにより、回動アーム41は図6Aに示す位置に達し、係合シャフト46は左右の荷物100間に配置されるとともに、荷物100の本体100aと係合プレート100bとの間に対応する位置になる。
次に、モータ47を駆動することにより、係合シャフト46を左右いずれか一方、例えば図7に示すように左方に移動させる。その結果、係合シャフト46は左側のコンベア30の取り出し位置にある荷物100の本体100aと係合プレート100bとの間に入り込む。
次に、回動アーム41を時計回り方向に回動させると、荷物100は図6B、図6C、図6Dに順を追って示すようにして移動する。この際、回動アーム41の回動軸線がコンベア30の後端部よりも斜め下方に位置しているので、係合シャフト46は図6Bに示すように、係合プレート100bの下面に係合した状態で上昇しながら後方に移動する。これにより、荷物100はベルト35から吊り上げられ、ストッパ38aに下部が係止されつつ傾きながら後方へ移動する。
やがて荷物100は、図6Cに示すように、コンベア30のベルト35およびストッパ38aから離れ、係合シャフト46に吊られたまま斜め下方へ移動する。この際、係合シャフト46の端にはシャフトエンド46bが形成されているので、係合プレート100bの外れを確実に防止できる。
やがて荷物100は、図6Dに示すように地面200に達する。この後、回動アーム41を若干下方に回動させて、係合シャフト46をシャフトエンド46bが係合プレート100bと干渉しない高さにした後、モータ47を駆動して係合シャフト46を荷物100の本体100aと係合プレート100bとの間から抜き、元の中立位置に戻す。
そして、最後に回動シャフト41を図1に示す準備状態に戻す。
上述したようにして最初の目的地で荷物100を降ろした後、次の目的地へと移動体1を前進させる。この荷物100(無線装置)はロボットの無線制御のための中継局として働くので、ロボットの無線制御領域をさらに広げることができ、基地局からさらに離れた場所へロボットを前進させることができる。
上記次の目的地への前進の際、コンベア30がクローラ20からの動力の供給を受けて、残された3つの荷物100(図6D参照)をストッパ38aに向かって移動させる。やがて最も後側の荷物100がストッパ38aに当たった時に、コンベア30が停止する。
上記クローラ20の前進に伴い、コンベア30のベルト35に載せられた荷物100が移動する際、図8Aに示すように荷物100は弾性係止爪39の傾斜部39cに当たった位置またはそれに近い位置から、図8Bに示すように弾性係止爪39を押し退けて進み、図8Cに示すように弾性係止爪39を通過する。
そして、次の目的地に達したら、最初の目的地と同様にして荷物100の荷降ろしを行なう。さらに次の目的地でも同様にして荷物100の荷降ろしを行なう。このようにして、ロボットは、荷降ろした多数の荷物100(無線装置)が中継局となって電波信号の受け渡しを行なうため、基地局からの電波が直接届かない遠方の領域までロボットを進めることができる。
これら中継局は、その後の救助活動等の通信インフラとしても用いることができる。この場合、本実施形態と同様の構成をなすロボットを用いて、広い領域にわたって救助品(荷物)を複数個所に荷降ろしすることができる。
なお、左右一対のコンベア30に載った荷物100を交互に荷降ろししてもよいし、一方のコンベア30に載った全ての荷物100を荷降ろしした後で他方のコンベア30に載った荷物100の荷降ろしを行なうようにしてもよい。
本実施形態では、上記荷降ろしの際の回動アーム41と係合シャフト46の制御を遠隔操作により行なっている。この際、回動アームを図6Aの位置まで回動させる工程は、図示しない角度センサにより所定角度に達したら自動的に停止させるようにしてもよい。また、全ての荷降ろし工程を自動制御により行なってもよい。
上記回動アーム41は、上述したように荷降ろし作業に用いられる他、図9A〜図9Dに示すように階段300を昇る際にも用いることができる。以下、簡単に説明する。
図9Aに示すように、クローラ20を後退させ、準備状態の回動アーム41が階段300の最初の段鼻300aに近づいた時に、回動アーム41を下方へ回動させる。これにより、図9Bに示すように、クローラ20の後端部が路面から浮く。この状態でさらにクローラ20が後退すると、図9Cに示すように、クローラ20の後端部を最初の段鼻300aに簡単に乗り上げることができる。なお、クローラ20が段鼻300aに乗り上がったら、回動アーム41は階段300との干渉を避けるために上方に回動させて元の準備状態に戻す。なお、回動アーム41はブーメラン形状をなし上方が上向きに曲がっているので、階段300との干渉を確実に回避することができる。
さらにクローラ20を後退させると、図9Dに示すように次の段鼻300aへと乗り、階段300と同じ勾配をなして安定して階段300を上ることができる。
本発明は上記実施形態に制約されず、種々の態様を採用可能である。例えば、係合シャフト46のシャフトエンド41bは無くてもよい。また、シャフトエンドを先端に向かって径が大きくなるようなテーパにし、荷物から離脱し易くてもよいし、逆のテーパにして荷物に係合し易くしてもよい。
荷物の係合部は係合ワイヤを弧状に張るようにしたものでもよいし、穴であってもよい。
荷物は無線装置に制約されず、種々の用途のものを対象とすることができる。
荷物は直方体や四角錐台形状が望ましいが、荷物が取り出し位置に位置決めされた状態において、荷降ろし機構の係合手段と所定の係合関係を確保できるものであれば、その形状に制約されず、円柱形状、円錐台形状等であってもよい。
係合手段はシャフトに制約されず、チャック機構等を含む。荷物の係合部の形状は係合手段に応じて適宜採用でき、上記プレート、ワイヤや穴の他、溝であってもよいし、単に係合手段で把持される部位をも含む。
移動体の前進時に、荷物が取り出し位置でストッパにより係止された状態において、ワンウエイクラッチとクローラベルトの間でスリップを生じさせる代わりに、例えば原動ローラを、ワンウエイクラッチ取り付け部とベルト掛け渡し部とに分割し、両者の間で所定トルク以上の負荷が作用した時に相対回転するようにしてもよい。
コンベアベルトの搬送面の摩擦係数を高くして、荷物の保持力を高めることにより、突起を省略してもよい。
コンベアの無端条体はベルトの代わりにチェーンであってもよい。
コンベアは、ローラコンベアであってもよい。この場合、多数の搬送ローラをチェーンで動力伝達可能につなぐようにしてもよいし、各ローラにモータをつけるようにしてもよい。
また、コンベアの搬送部を自由回転する多数のローラを並べることにより構成し、このローラに載った荷物をシリンダ等の直動アクチュエータにより取り出し位置まで押すようにしてもよい。
コンベアのための駆動源は、移動体のクローラのベルトの代わりに、このクローラ等を駆動するモータの出力軸またはこの出力軸とスプロケットとの間の動力伝達系であってもよい。
コンベアのための駆動源は、移動体とは独立したものであってもよい。
上記位置決め手段は、左右一対のガイド板に固定された一対のストッパであってもよいし、一方のガイド板に固定されたストッパであってもよい。
また、位置決め手段は、アクチュエータによりコンベアの搬送路に突没するストッパであってもよい。このストッパは、例えば荷降ろし機構により取り出し位置にある荷物が荷降ろしされる場合にのみ搬送路から後退する。
同様に、規制部材も弾性係止爪の代わりに、アクチュエータによりコンベアの搬送路に突没するストッパであってもよい。このストッパは、荷物の搬送がなされている時には搬送路から後退し、荷物が停止した時に突出する。
上記位置決め手段としてのストッパや規制部材は、左右のガイド板に設ける他、コンベアの搬送面から突没するように設けてもよい。コンベアがベルトの場合、ベルトを2つにし、その間にストッパや規制部材を配置することになる。
弾性係止爪として、図示の板ばねの代わりに、ねじりばねを用いてもよい。この場合、ねじりばねの一端部をガイド板等に固定し、他端部をコンベアの搬送路に斜めに突出させる。また、弾性係止爪として、ガイド板等に一端が固定された剛性の揺動部材と、この揺動部材をコンベアの搬送路に傾斜状態で突出させる圧縮コイルばねとで構成してもよい。
荷降ろし機構のアームは側視形状がブーメラン形状でなく、真直形状であってもよい。
移動体は、クローラの代わりにタイヤを装備するものであってもよい。この場合、ワンウエイクラッチは、このタイヤに接することによりコンベアのための動力を得ることができる。
ロボットは、無線の代わりに信号線からの信号により遠隔制御してもよい。
本発明の一実施形態に係わる運搬用遠隔制御ロボットの側面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットの平面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットの背面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットのコンベアの前端部を一部断面にして示す拡大平面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットの一対のコンベアの後端部および荷降ろし機構を、一部断面にして示す拡大平面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットにおける荷降ろし作業の最初の段階を示すもので、回動アームを荷物近傍まで回動した状態を示す側面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットにおける荷降ろし作業の次の段階を示すもので、係合シャフトが荷物に係合した状態で回動アームを回動させて荷物を持ち上げ始めた状態を示す側面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットにおける荷降ろし作業のさらに次の段階を示すもので、さらに回動アームを回動させて荷物を吊り下げている状態を示す側面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットにおける荷降ろし作業の最後の段階を示すもので、荷物を地面に降ろした状態を示す側面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットにおける荷降ろし作業において、荷降ろし機構の係合シャフトを荷物に係合させた状態を示す背面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットのコンベアで荷物を移動させる直前の弾性係止爪の状態を示す拡大平面図である。 同コンベアで荷物を移動させている途中の弾性係止爪の状態を示す拡大平面図である。 同コンベアで荷物の移動を完了した時の弾性係止爪の状態を示す拡大平面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットが階段を上る直前の状態を示す側面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットの回動アームが下方に回動して階段の段鼻に乗りクローラが傾斜した状態を示す側面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットのクローラが最初の段鼻に乗った状態を示す側面図である。 同運搬用遠隔制御ロボットが階段と同じ勾配をなして上っている途中の状態を示す側面図である。
符号の説明
1 移動体
10 ベース
20 クローラ
25 クローラのベルト(無端条体)
30 コンベア
31,32 ガイド板(ガイド部材)
33 原動ローラ(原動回転体)
34 従動ローラ
35 ベルト(無端条体)
37 ワンウエイクラッチ
38a ストッパ(位置決め手段)
39 弾性係止爪(規制部材)
40 荷降ろし機構
41 回動アーム
43 回動アームのためのモータ(アクチュエータ)
46 係合シャフト(係合手段)
47 係合シャフトのためのモータ(アクチュエータ)
100 荷物
100b 係合プレート(係合部)

Claims (12)

  1. ア.移動体と、
    イ.上記移動体に設けられ、複数の荷物を載せて順次に取り出し側の端部に向かって搬送するコンベアと、
    ウ.上記コンベアの上記取り出し側の端部において、荷物を所定の取り出し位置に位置決めする位置決め手段と、
    エ.上記移動体に設けられ、上記取り出し位置にある荷物をコンベアから降ろす荷降ろし機構と、
    を備えたことを特徴とする運搬用遠隔制御ロボット。
  2. 上記荷降ろし機構は、
    (i)上記コンベアの上記取り出し側の端部の下方において、コンベアの搬送方向と直交する方向に延びる水平な回動軸線を中心として回動可能であり、これにより、その先端部が上記コンベアの取り出し側端部の近傍位置から当該取り出し側端部からコンベアの延長方向に離れた位置まで移動可能な回動アームと、
    (ii)上記回動アームの先端部に設けられ、荷物に対して係合、離脱可能な係合手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の運搬用遠隔制御ロボット。
  3. 上記係合手段は上記回動アームの回動軸線と平行をなす直線状の係合シャフトを含み、この係合シャフトはその軸線方向に移動可能であり、上記回動アームの先端部がコンベアの取り出し側端部の近傍位置にある時、上記荷物まで突出して荷物の係合部に係合し、上記回動アームの先端部がコンベアの取り出し側端部から離れた位置にある時、荷物から抜き取られることを特徴とする請求項2に記載の運搬用遠隔制御ロボット。
  4. 上記コンベアが互いに平行をなして一対装備され、上記回動アームはこれら一対のコンベア間に配置されており、上記係合シャフトは、左右方向に突出可能であり、上記取り出し位置にある左右の荷物と選択的に係合することを特徴とする請求項3に記載の運搬用遠隔制御ロボット。
  5. 上記位置決め手段が、上記コンベアの取り出し側端部に配置されて荷物の搬送方向への移動を禁じることにより、荷物を取り出し位置に維持するストッパであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の運搬用遠隔制御ロボット。
  6. 上記コンベアは、搬送面から上方に垂直に突出するとともにコンベアの長手方向に延びる左右一対のガイド部材を有しており、上記ストッパは、これら一対のガイド部材の少なくとも一方の取り出し側の端部に固定され、上記ガイド部材間に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の運搬用遠隔制御ロボット。
  7. 上記コンベアは搬送面を有する無端条体を有し、この無端条体の搬送面には等しい間隔をなして荷物を係止するための突起が形成され、
    上記コンベアはさらに、上記ストッパから搬送方向と逆方向に離れた規制部材を有し、この規制部材はコンベア駆動により荷物が搬送方向に移動している時には荷物の通過を許容し、コンベアが停止している時には、荷物の搬送方向への移動を禁じ、
    上記取り出し位置にある荷物が上記ストッパと上記無端条体の突起とで保持され、次の荷物が上記規制部材と上記無端条体の突起とで保持されることを特徴とすることを特徴とする請求項5または6に記載の運搬用遠隔制御ロボット。
  8. 上記規制部材がコンベアの搬送路から突出する弾性係止爪からなり、この弾性係止爪は一端が固定され他端が自由であるとともに、傾斜部を有し、コンベア駆動により荷物が移動しているときには、荷物がこの傾斜部が当たることにより、搬送路から後退し、荷物が通過した時に元に戻ることを特徴とする請求項7に記載の運搬用遠隔制御ロボット。
  9. 上記移動体において走行時に駆動される部位が上記コンベアのための駆動源として提供され、上記コンベアが当該駆動源にワンウエイクラッチを介して連結されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の運搬用遠隔制御ロボット。
  10. 上記移動体がクローラを有し、このクローラの無端条体が上記コンベアのための駆動源として提供され、
    上記コンベアが原動回転体を有し、この原動回転体が上記クローラの上方に配置され、原動回転体の外周に上記ワンウエイクラッチが取り付けられ、このワンウエイクラッチの外周が上記クローラの無端条体の外周に接することを特徴とする請求項9に記載の運搬用遠隔制御ロボット。
  11. 上記コンベアが上記クローラの上方にクローラと平行をなして配置され、前後端のローラと、これらローラに掛け渡された無端条体とを有し、上記ローラの一方が上記原動回転体として提供されることを特徴とする請求項10に記載の運搬用遠隔制御ロボット。
  12. 上記クローラが左右一対配置されており、これら一対のクローラの上方にそれぞれに上記コンベアが配置されていることを特徴とする請求項11に記載の運搬用遠隔制御ロボット。
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