JP2009196167A - 電子部品の圧縮成形方法及び金型 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】金型1・2を型締めしてキャビティ底面部材10を上動することにより、下型キャビティ6内の樹脂を加圧して電子部品3をキャビティ6の形状に対応した樹脂成形体15内に圧縮成形する。このとき、空気圧送機構72によって、分割キャビティ側面部材11の本体11aと小片部材71との隙間73にシール部材74にて形成した外気遮断空間部75に対して圧送路76を通して空気を圧送することにより、小片部材71を圧送空気による所要の押圧力にてキャビティ底面部材10に押圧した状態で、キャビティ底面部材10を上動する。
【選択図】図2
Description
このとき、離型フィルムを被覆した下型キャビティ内の樹脂材料は加熱溶融化されることになる。
従って、次に、上下両型を型締めすることにより、下型キャビティ内の加熱溶融化された樹脂材料中に電子部品を浸漬すると共に、下型キャビティ内の加熱溶融化された樹脂材料をキャビティ底面部材にて加圧することにより、下型キャビティ内の樹脂に所要の樹脂圧を加えるようにしている。
硬化に必要な所要時間の経過後、上下両型を型開きすることにより、下型キャビティ内で下型キャビティの形状に対応した樹脂成形体内に基板に装着した電子部品を圧縮成形することができる(所謂、離型フィルムを用いる片面モールド)。
また、更に、金型に離型フィルムを供給するために、フィルムハンドラ、フィルム押圧用の中間プレート等が必要であり、これらのために、金型の販売価格が高くなり、最終的に、この金型を用いて生産される製品の原価が高くなっている。
即ち、これらに起因して製品原価が高くなるために、製品(樹脂成形体)の生産性を効率良く向上させることができないと云う弊害がある。
従って、これらのために、製品原価が高くなるので、離型フィルムを用いない圧縮成形が検討されている。
しかしながら、この場合、下型101に設けたキャビティ(凹部)102は、樹脂押圧用のキャビティ底面部材103と、キャビティ底面部材103の周囲に囲んだ状態で設けられたキャビティ側面部材(先押さえブロック)104とから構成されると共に、金型による圧縮成形を重ねた場合、キャビティ底面部材103の摺動面やキャビティ側面部材104の摺動面における磨耗等によって、キャビティ底面部材103とキャビティ側面部材104との両者の間(摺動部)には隙間105が発生し易いのが通例である。
従って、図3(2)に示すように、下型キャビティ102内に離型フィルムを被覆しない場合において、キャビティ底面部材103とキャビティ側面部材104の間(摺動部)に隙間105が発生し易いので、その隙間105に加熱溶融化された樹脂材料が浸入して硬化することにより、当該隙間(摺動部)に樹脂かす等の異物106が形成され易い。
即ち、この隙間105(摺動部)に形成される異物106にてキャビティ底面部材103が摺動不良を引き起こすため、下型キャビティ102内の樹脂をキャビティ底面部材103で効率良く加圧することができない。
従って、キャビティ底面部材103とキャビティ側面部材104との間に形成される隙間105に異物106が形成されることを効率良く防止することができず、キャビティ102内の樹脂をキャビティ底面部材103にて効率良く加圧することができないと云う弊害がある。
また、前述したように、キャビティ底面部材103とキャビティ側面部材104との隙間105に形成される異物106を除去するために、定期的に金型(101)を分解して清掃しなければならず、このために、製品の歩留まりの悪化が、また、製品の生産時間における損失が発生し易い。
従って、キャビティ底面部材103とキャビティ側面部材104との隙間105に形成される異物106のために、製品の歩留まりの悪化や製品の生産時間における損失が発生するので、製品の生産性を効率良く向上させることができないと云う弊害がある。
また、本発明は、離型フィルムを用いない構成にて、或いは、キャビティ内の樹脂をキャビティ底面部材にて効率良く加圧する構成にて、製品の生産性を効率良く向上させることを目的とする。
また、本発明によれば、離型フィルムを用いない構成にて、或いは、キャビティ内の樹脂をキャビティ底面部材にて効率良く加圧する構成にて、製品の生産性を効率良く向上させることができると云う優れた効果を奏する。
また、キャビティ側面部材は、矩形状キャビティ開口部(或いは、キャビティ底面)の四本の各辺の夫々に対応して各別に四個の分割キャビティ側面部材が設けられて構成されている。
なお、キャビティ側面部材とキャビティ底面部材とでキャビティ部材が形成されると共に、キャビティ側面部材(四個の分割キャビティ側面部材)に設けた摺動孔にキャビティ底面部材が摺動するように構成されている。
次に、キャビティ底面部材を上動させることにより、下型キャビティ内の樹脂に所要の樹脂圧を加えることができる。
このとき、本発明に係る押圧機構にて、分割キャビティ底面部材(小片部材)の摺動面を(例えば、圧送空気による)所要の押圧力にてキャビティ底面部材の摺動面に押圧した状態で、キャビティ底面部材を上動させることができる。
なお、キャビティ底面部材の上動方向と本発明に係る押圧方向とは、例えば、互いに垂直となるものである。
従って、硬化に必要な所要時間の経過後、上下両型を型開きすることにより、下型キャビティ内でキャビティの形状に対応した樹脂成形体(製品)内に電子部品を圧縮成形(樹脂封止成形)することができる。
従って、キャビティ底面部材と分割キャビティ側面部材との隙間に発生する異物を効率良く防止することができるので、キャビティ底面部材の摺動不良を効率良く防止し得て、キャビティ内の樹脂をキャビティ底面部材にて効率良く加圧することができる。
更に、本発明によれば、離型フィルムを用いない構成にて、更に、キャビティ内の樹脂をキャビティ底面部材にて効率良く加圧する構成にて、製品の生産性を効率良く向上させることができる。
図1(1)、図1(2)は、実施例1に係る電子部品の圧縮成形用金型(電子部品の樹脂封止成形用金型)であり、図2(1)、図2(2)は、その金型要部となる小片部材押圧機構(押圧手段)である。
即ち、図1(1)、図1(2)に示すように、電子部品の圧縮成形用金型には、固定上型1と、該上型1に対向配置した可動下型2とが設けられて構成されると共に、上型1の型面には電子部品3を装着した基板4を、電子部品3を下方向に向けた状態で供給セットする基板セット部5が設けられて構成されている。
また、下型2には、圧縮成形用キャビティ6が設けられると共に、このキャビティ6内に樹脂材料7(例えば、顆粒状の樹脂材料)を供給する樹脂材料の供給機構8が設けられて構成され、キャビティ6の上方に開口したキャビティ開口部9(図例では平面的に四本の辺を有する矩形状)からキャビティ6内に樹脂材料を供給することができるように構成されている。
また、図示はしていないが、前記した金型(上下両型)1・2には、金型1・2を所要の金型温度にまで加熱する加熱手段と、金型1・2を所要の型締圧力にて型締めする型締手段が設けられて構成されている。
また、下型キャビティ6は、このキャビティ6の底面を構成するキャビティ底面部材10と、このキャビティ6の底面の外周囲となる側面を構成するキャビティ側面部材(先押さえブロック)とが設けられて構成されている。
更に、図1(2)に示すように、平面から見て、キャビティ側面部材は、例えば、キャビティ底面部材10における矩形状の底面の四本の辺に(或いは、矩形状キャビティ開口部9の四本の辺に)各別に対応して分割されることにより、四個の分割キャビティ側面部材11(外周クランパー)が形成されて構成されている。
また、キャビティ底面部材10は基台12に固設されて構成されると共に、四個の分割キャビティ側面部材11と基台12との間には各別に圧縮スプリング等の弾性部材13が設けられて構成されている。
なお、分割キャビティ側面部材11の摺動面とキャビティ底面部材10の摺動面との間に摺動部14が形成されることになる。
従って、硬化に必要な所要時間の経過後、下型キャビティ6の形状に対応した樹脂成形体15内に基板4に装着した電子部品3を圧縮成形(樹脂封止成形)することができるように構成されている。
また、分割キャビティ側面部材11には分割キャビティ側面部材11をキャビティ底面部材10に所要の押圧力にて押圧する適宜な押圧手段(後述する空気圧送機構)が設けられて構成されている。
即ち、図2(1)、図2(2)に示すように、分割キャビティ側面部材11(本体11a)には、キャビティ底面部材10を押圧する小片部材(ピース部材)71が分割キャビティ側面部材本体11aに対して着脱自在に設けられて構成されると共に、この小片部材71をキャビティ6側の方向に押圧する小片部材押圧機構(後述する空気圧送機構72)が設けられて構成されている。
また、小片部材71には小片部材71を押圧方向(キャビティ6側の方向)に案内するガイド部71aが設けられて構成されると共に、分割キャビティ側面部材の本体11aに対して小片部材71がそのガイド部71aにて押圧方向に(僅かに)摺動して押圧することができるように構成されている。
即ち、小片部材押圧機構(72)にて分割キャビティ側面部材11の摺動面(ガイド部71aを備えた小片部材71の摺動面)をキャビティ底面部材10の摺動面に所要の押圧力にて押圧することができるように構成されている。
従って、分割キャビティ側面部材11に対してキャビティ底面部材10を上動させてキャビティ6内の樹脂を加圧する場合、分割キャビティ側面部材11における小片部材71の摺動面をキャビティ底面部材10の摺動面に所要の押圧力にて押圧することができるので、分割キャビティ側面部材11(小片部材71)の摺動面とキャビティ底面部材11の摺動面との間に発生する隙間(摺動部14)を効率良く防止することができる。
なお、キャビティ底面部材10の上動方向と、分割キャビティ側面部材11の押圧方向とは、例えば、互いに垂直となるものである。
また、図2(1)、図2(2)に示すように、分割キャビティ側面部材の本体11aと小片部材(ピース部材)71との間には所要の間隔(距離)で隙間(微小空間部)73が形成されて構成されている。
また、この隙間73には分割キャビティ側面部材の本体11aと小片部材71とに対して常に(常時)接触した状態で(或いは常に挟持された状態で)Oリング等の外気遮断用のシール部材74が配設されて構成されている。
従って、この隙間73において、シール部材74によって、隙間73の内部をシール部材74で囲った状態で、外気遮断空間部(空気押圧用の空間部75)を形成することができるように構成されている。
また、分割キャビティ側面部材の本体11aには空気等の流体を圧送する圧縮空気(流体)の圧送路76が所要数、設けられて構成されている。
この圧送路76の一端側はシール部材74で形成された外気遮断空間部75側に設けられた圧縮空気圧送用の開口部に連通接続されると共に、他端側は空気等の流体による圧力(空圧)を利用したエアポンプ等の空気圧送機構(流体圧送機構)72が連通接続されて構成され、且つ、この空気圧送機構72は小片部材押圧機構(ピース部材押圧機構)となるものである。
例えば、隙間73において、環状のシール部材74(の環)を分割キャビティ側面部材の本体11aと小片部材71とで常に挟持して外気遮断空間部75を形成し且つ環状のシール部材74で所要数の圧送路76の開口部を囲んだ状態で設けることができるように構成されている。
即ち、空気圧送機構72にて圧送路76を通して圧縮空気を空気押圧用の空間部75に圧送することによって所要の空圧力を発生させ、この所要の空圧力による所要の押圧力によって、小片部材71をキャビティ6側の方向にキャビティ底面部材10に対して所要の押圧力にて押圧することができるように構成されている。
従って、キャビティ底面部材10の摺動面に小片部材71の摺動面を所要の押圧力にて押圧することができるように構成され、分割キャビティ側面部材11(小片部材71)とキャビティ底面部材10との間(摺動部14)に形成される隙間を効率良く防止することができる。
即ち、基板4に装着した電子部品3を樹脂成形体15内に圧縮成形して金型(上下両型1・2)を型開きすると共に、樹脂成形体15を下型キャビティ6内から離型した後、キャビティ底面部材10を下動して元の位置に戻すことが行われている。
例えば、キャビティ底面部材10の上下動時に、常時、キャビティ底面部材10を押圧する押圧手段を採用した場合、キャビティ底面部材10を分割キャビティ側面部材11(小片部材71)で押圧した状態で、キャビティ底面部材10を下動することになるため、キャビティ底面部材10に摺動不良が発生することがある。
また、この場合、キャビティ底面部材10と分割キャビティ側面部材11(小片部材71)との摺動面14に発生する磨耗を効率良く防止することができない。
しかしながら、実施例1においては、空気圧送機構72による小片部材71(分割キャビティ側面部材11)に対する押圧を解除することができる。
従って、空気圧送機構72による小片部材71(分割キャビティ側面部材11)のキャビティ底面部材10に対する押圧を解除し、キャビティ底面部材10を押圧しない状態で下動させることができるので、キャビティ底面部材10に発生する摺動不良を効率良く防止することができる。
また、キャビティ底面部材10の上動時に、分割キャビティ側面部材11(小片部材71)でキャビティ底面部材10を押圧し、キャビティ底面部材10の下動時に、分割キャビティ側面部材11でキャビティ底面部材10を押圧しない構成を採用することができるので、キャビティ底面部材10に発生する磨耗を効率良く防止することができる。
従って、実施例1において、下型キャビティ6内の樹脂を加圧するときは、圧縮空気を圧送して小片部材71(分割キャビティ底面部材11)を押圧することにより、所要の押圧力でキャビティ底面部材10を小片部材71にて押圧した状態で、キャビティ底面部材10を上動し、更に、下型キャビティ6内から樹脂成形体15を離型した後、圧縮空気の圧送を解除することにより、キャビティ底面部材10を小片部材71(分割キャビティ側面部材11)にて押圧しない状態で、キャビティ底面部材10を下動することができる。
即ち、まず、図1(1)に示すように、上型1の基板セット部5に電子部品3を装着した基板4を供給セットすると共に、樹脂材料の供給機構8にて下型キャビティ6内に樹脂材料7(例えば、顆粒状の樹脂材料)を供給して加熱溶融化する。
次に、上下両型1・2を型締めすることにより、分割キャビティ側面部材11の先端面を上型1に供給セットした基板4の表面に接合すると共に、下型キャビティ6内で加熱溶融化された樹脂に基板4に装着した電子部品3を浸漬する。
次に、キャビティ底面部材10を上動することにより、キャビティ6内の樹脂を加圧することになる。
このとき、即ち、キャビティ底面部材10による樹脂の加圧時において、空気圧送機構72にて圧送路76を通して隙間73に形成された空間部75に空気を圧送することにより、小片部材72にてキャビティ底面部材10を所要の空気圧力(空圧)による所要の押圧力にて押圧することができる。
即ち、実施例1に係る押圧手段にて、分割キャビティ底面部材11(の小片部材71の摺動面)を所要の押圧力にてキャビティ底面部材10(の摺動面)に押圧した状態で、キャビティ底面部材10を上動させて、下型キャビティ6内の樹脂に所要の樹脂圧を加えることができる。
従って、分割キャビティ側面部材11(小片部材71)の摺動面とキャビティ底面部材10の摺動面との間に各別に形成される摺動部14に隙間が発生することを効率良く防止することができる。
硬化に必要な所要時間の経過後、上下両型1・2を型開きすることにより、キャビティ6の形状に対応した樹脂成形体15内に電子部品3を圧縮成形することができる。
従って、実施例1によれば、キャビティ底面部材10と分割キャビティ側面部材11(小片部材71)との間に形成される摺動部14に隙間が発生することを効率良く防止することができる。
このため、当該隙間(摺動部14)に異物が形成されることを効率良く防止することができるので、キャビティ6内の樹脂をキャビティ底面部材10にて効率良く加圧することができる。
また、実施例1において、前述したように、キャビティ底面部材10と分割キャビティ側面部材11との隙間(摺動部14)に異物が形成されることを効率良く防止することができるため、定期的に金型を分解して清掃することを効率良く減少させることができるので、製品(樹脂成形体15)の歩留まりを効率良く向上させることができると共に、製品の生産時間における損失を効率良く防止することができる。
従って、実施例1よれば、キャビティ底面部材10と分割キャビティ側面部材11との隙間(摺動部14)に異物が形成されることを効率良く防止することができるため、製品の歩留まりを効率良く向上させ、且つ、製品の生産時間における損失を効率良く防止することができるので、製品の生産性を効率良く向上させることができる。
また、実施例1において、キャビティ底面部材10と分割キャビティ側面部材11との隙間(摺動部14)に異物が発生すること効率良く防止することにより、キャビティ底面部材10の摺動不良を効率良く防止し得て、キャビティ6内の樹脂をキャビティ底面部材10にて効率良く加圧することができる。
また、実施例1によれば、離型フィルムを用いない構成であって、キャビティ底面部材10の摺動不良を効率良く防止することができる構成であるため、キャビティ4内の樹脂をキャビティ底面部材10にて効率良く加圧し得て、製品の生産性を効率良く向上させることができる。
また、この場合、離型処理層或いは摺動処理層として、例えば、テフロン(登録商標)等のフッ素系の表面処理剤を形成しても良い。
従って、この場合、小片部材71(分割キャビティ側面部材11)とキャビティ底面部材10との間に形成される隙間(摺動部14)に異物が形成されることを効率良く防止することができる。
また、キャビティ底面部材10の摺動面の所要個所に、シール部材、例えば、テフロン(登録商標)等のフッ素系のシーリング剤を設けて構成しても良い。
従って、この場合、小片部材71(分割キャビティ側面部材11)とキャビティ底面部材10との間に形成される隙間を効率良く防止することができる。
なお、離型処理層(或いは摺動処理層)と、シール部材とを併用しても良い。
2 可動下型
3 電子部品
4 基板
5 基板セット部
6 圧縮成形用キャビティ
7 樹脂材料
8 樹脂材料の供給機構
9 キャビティ開口部
10 キャビティ底面部材
11 分割キャビティ側面部材
11a 本体(分割キャビティ側面部材)
12 基台
13 弾性部材(圧縮スプリング)
14 摺動部
15 樹脂成形体
71 小片部材(ピース部材)
71a ガイド部
72 空気圧送機構(小片部材押圧機構)
73 隙間(微小空間)
74 外気遮断用のシール部材
75 外気遮断空間部
76 圧送路
Claims (4)
- 電子部品の圧縮成形用金型における圧縮成形用の金型キャビティ内に供給した樹脂材料を加熱溶融化して前記した金型を型締めすることにより、前記した金型キャビティ内の樹脂に基板に装着に装着した電子部品を浸漬すると共に、前記した金型キャビティ内の樹脂を前記した金型キャビティの底面を形成するキャビティ底面部材にて加圧して前記した金型キャビティ内の樹脂に所要の樹脂圧を加えることにより、前記した金型キャビティ内で前記した電子部品を前記した金型キャビティの形状に対応した樹脂成形体内に圧縮成形する電子部品の圧縮成形方法であって、
前記したキャビティの側面を形成するキャビティ側面部材を前記したキャビティ底面部材の各辺に各別に対応して分割した分割キャビティ側面部材を形成すると共に、前記した金型キャビティ内の樹脂に前記したキャビティ底面部材にて所要の樹脂圧を加える時に、前記した分割キャビティ側面部材を前記したキャビティ底面部材に押圧するように構成したことを特徴とする電子部品の圧縮成形方法。 - 金型キャビティ内の樹脂にキャビティ底面部材にて所要の樹脂圧を加える時に、少なくとも前記した分割キャビティ側面部材の摺動面を含む小片部材を前記したキャビティ底面部材に当該小片部材に圧縮空気を圧送することによって押圧するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の電子部品の圧縮成形方法。
- 少なくとも、上型と、前記した上型に対向配置した下型と、前記した上型に設けた電子部品を装着した基板を供給する基板セット部と、前記した下型に設けた圧縮成形用の金型キャビティと、前記した金型キャビティの底面を形成するキャビティ底面部材と、前記した金型キャビティの側面を形成するキャビティ側面部材とを備えた電子部品の圧縮成形用金型であって、前記したキャビティ側面部材を前記したキャビティ底面部材の各辺に各別に対応して分割した分割キャビティ側面部材と、前記した分割キャビティ側面部材を前記したキャビティ底面部材に所要の押圧力で押圧する押圧手段とを備えたことと特徴とする電子部品の圧縮成形用金型。
- 分割キャビティ側面部材を、前記した分割キャビティ側面部材の摺動面を含む小片部材と、前記した小片部材を摺動させる分割キャビティ側面部材の本体と、前記した分割キャビティ側面部材の本体と小片部材との間に形成される隙間に圧縮空気圧送用の開口部を有する前記した分割キャビティ側面部材の本体の圧送路と、前記した圧縮空気圧送用の開口部を囲み且つ前記した隙間を外気遮断状態にするシール部材とから構成すると共に、前記した小片部材を前記したキャビティ底面部材に押圧する押圧手段として、前記した隙間内の前記したシール部材で囲まれた空間部に前記した圧送路を通して空気を圧送する空気圧送機構が設けられて構成したことを特徴とする請求項3に記載の電子部品の圧縮成形用金型。
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