JP2009194582A - 光符号分割多重受信装置におけるゲート処理装置、ゲート処理方法及びゲート調整方法 - Google Patents

光符号分割多重受信装置におけるゲート処理装置、ゲート処理方法及びゲート調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自己相関成分の時間帯域幅Δtが狭い場合であっても、適切に相互相関成分を除去する。
【解決手段】クロック抽出部40、制御信号生成部50及びゲート処理部70を備えて構成される。クロック抽出部は復号化信号から電気クロック信号を生成する。制御信号生成部は第1制御信号及び第2制御信号を生成する。ゲート処理部は、復号化信号に対して第1制御信号を用いた時間ゲート処理を行って1次ゲート後信号を生成する1次ゲート処理器74、及び、1次ゲート後信号に対して第2制御信号を用いた時間ゲート処理を行って2次ゲート後信号を生成する2次ゲート処理器76を含んでいる。復号化信号が、第1相互相関成分、自己相関成分及び第2相互相関成分を時間的に順に備えているとき、1次ゲート処理器は復号化信号の第1相互相関成分を除去して1次ゲート後信号を生成し、2次ゲート処理器は1次ゲート後信号に残存している第2相互相関成分を除去して2次ゲート後信号を生成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、光符号分割多重受信装置におけるゲート処理装置、ゲート処理方法及びゲート調整方法に関するものである。
通信の大容量化のために、一本の光ファイバ伝送路に複数チャネル分の光パルス信号をまとめて伝送する、光時分割多重(OTDM:Optical Time Division Multiplexing)、波長分割多重(WDM:Wavelength Divison Multiplexing)及び光符号分割多重(OCDM:Optical Code Division Multiplexing)などの光多重技術が検討されている。この中で、OCDMは、光パルス信号の多重にあたり、多重されるチャネル数の制限がないという優れた特徴を有している。
OCDMの方式として、波長ホップ/時間拡散方式や、位相符号方式などが知られている。波長ホップ/時間拡散方式は、複数の波長を含む光パルスを、単一波長の光チップパルスに分離して、この各波長の光チップパルスの時間軸上の配置順序を符号とする方式である。また、位相符号方式は、光チップパルス間の相対位相差を符号とする方式である。
光符号分割多重(OCDM:Optical Code Division Multiplexing)通信においては、復号器で復号された復号化信号は、符号化の際に用いられる符号と復号化の際に用いられる符号が一致した自己相関成分と、符号が一致していない相互相関成分を含んでいる。
符号化による多重数が増加すると、相互相関成分による干渉雑音が増加するため、復号化された信号の符号誤り率が増大する。そこで、符号誤り率を減少させるため、自己相関成分の時間帯域幅Δtに対応する時間だけゲートを開いて、時間ゲート処理を行う必要がある。
ここで、時間ゲート処理とは、所望の時間間隔で信号を抜き出す処理であって、復号化信号に対して、自己相関成分が入力された時間だけゲートを開いて通過させ、かつ、相互相関成分が入力された時間はゲートを閉じることにより、自己相関成分のみを抽出する処理である。なお、時間ゲート処理を光信号に対して行う場合は、光ゲート処理と称することもある。
また、自己相関成分の時間帯域幅Δtは、例えば、OCDM通信におけるデータレートA[Gbs]と符号長nを用いて、Δt=(1/A)/nで与えられる。
図5を参照して、従来の時間ゲート処理について説明する。図5は、OCDM通信用の受信装置(以下、単にOCDM受信装置と称する。)の従来例を示す概略構成図である。
OCDM受信装置110は、分波器120と第1〜4受信部130a〜130dを備えている。OCDM受信装置110は、受信したOCDM信号S20を、分波器120で4つに分岐して、第1〜4受信部130a〜130dに送る。第1〜4受信部130a〜130dの構成は、同様であるので、代表して第1受信部130aについて説明し、第2〜4受信部130b〜130dについての説明は省略する。
第1受信部130aは、復号化部140、時間ゲート処理器150、クロック抽出回路160、光電変換器190を備えている。従来のOCDM受信装置では、復号化部140で復号化信号を2分岐して、一方をクロック抽出回路160に送り、当該クロック抽出回路160でクロック信号(図中、矢印S36で示す。)を抽出している。時間ゲート処理器150として、例えば、電界吸収型光変調器(EAM:Electro−absorption Modulator)が用いられる。
時間ゲート処理器150の出力は、光アンプ152aに入力されて、当該光アンプ152aで増幅される。この光アンプ152aとして、例えば、エルビウム添加光ファイバ増幅器を用いることができる。光アンプ152aの出力部にはASEカットフィルタ152bが設けられている。ASEカットフィルタ152bは、エルビウム添加光ファイバ増幅器の光ファイバ内における誘導放出によって増幅された自然放出光(ASE:Amplified Spontaneous Emission)の成分を除去するために用いられる。ASEカットフィルタ152bからの出力は、光電変換器190に入力され、電気信号(図中、矢印S38aで示す。)に変換された後、出力される(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−88817号
OCDM通信におけるデータレートA、あるいは、符号長nが増すと、自己相関成分の時間帯域幅Δt(=1/(A・n))が狭くなる。
ここで、上述の従来例の構成では、自己相関成分の時間帯域幅Δtが狭くなると、この時間帯域幅Δtに対応した遮断周波数のEAMの入手が困難になる。図6を参照して、上述した従来構成における時間ゲート処理について説明する。
図6(A)、(B)及び(C)は、それぞれ、クロック抽出回路で抽出されたクロック信号、時間ゲート処理器に入力される直前の復号化信号、及び、時間ゲート処理後のゲート後信号を模式的に示している。図6(A)、(B)及び(C)は、横軸に時間軸を取って示し、縦軸に信号強度を取って示している。
図6(A)に示されるクロック信号が、時間ゲート処理器のゲート信号として用いられ、このクロック信号に対応して、光が透過される。
時間ゲート処理器に入力されるクロック信号(ゲート信号)のゲート幅Tgateに対して、復号化信号(図6(B))の自己相関成分の時間帯域幅Δtが狭い場合は、自己相関成分に近接する相互相関成分が、時間ゲート処理において除去することができず、時間ゲート後の信号に残留してしまう(図6(C))。この残留相互相関成分が、符号誤り率の増加を引き起こす。
そこで、この出願に係る発明者が鋭意研究を行ったところ、復号化信号が、第1相互相関成分、自己相関成分及び第2相互相関成分を時間的に順に備えているとき、復号化信号の第1相互相関成分を除去して1次ゲート後信号を生成し、その後、1次ゲート後信号に残存している第2相互相関成分を除去して2次ゲート後信号を生成することで、時間ゲート処理器における最小のゲート幅に対して、自己相関成分の時間帯域幅Δtが狭い場合であっても、適切に相互相関成分を除去できること見出した。
この発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、この発明の目的は、自己相関成分の時間帯域幅Δtが狭い場合であっても、適切に相互相関成分を除去する光符号分割多重受信装置におけるゲート処理装置、ゲート処理方法及びゲート調整方法を提供することにある。
上述した目的を達成するために、この発明の第1の要旨によれば、光符号分割多重信号が復号化された復号化信号に対して、時間ゲート処理を行うゲート処理装置が提供される。
このゲート処理装置は、クロック抽出部と、制御信号生成部と、ゲート処理部とを備えて構成される。
クロック抽出部は、復号化信号が2分岐された一方からクロックを抽出して、電気クロック信号を生成する。制御信号生成部は、電気クロック信号を2分岐して、第1制御信号及び第2制御信号を生成する。ゲート処理部は、復号化信号が2分岐された他方に対して、第1制御信号を用いた時間ゲート処理を行って1次ゲート後信号を生成する1次ゲート処理器、及び、1次ゲート後信号に対して、第2制御信号を用いた時間ゲート処理を行って2次ゲート後信号を生成する2次ゲート処理器を含んでいる。
ここで、復号化信号が、第1相互相関成分、自己相関成分及び第2相互相関成分を時間的に順に備えているとき、1次ゲート処理器は、復号化信号の第1相互相関成分を除去して1次ゲート後信号を生成し、2次ゲート処理器は、1次ゲート後信号に残存している第2相互相関成分を除去して2次ゲート後信号を生成する。
上述したゲート処理装置の好適な実施形態によれば、制御信号生成部は、第1制御信号の遅延量を調整する第1可変遅延器と、第2制御信号の遅延量を調整する第2可変遅延器とを備えて構成される。
また、制御信号生成部が、電気クロック信号の遅延量を調整する第1可変遅延器と、第1制御信号及び第2制御信号のいずれか一方の遅延量を調整する第2可変遅延器とを備える構成にしても良い。
また、ゲート処理部が、復号化信号の遅延量を調整する第1光可変遅延器と、1次ゲート後信号の遅延量を調整する第2光可変遅延器とを備える構成にしても良い。
上述した目的を達成するために、この発明の第2の要旨によれば、光符号分割多重信号が復号化された、第1相互相関成分、自己相関成分及び第2相互相関成分を時間的に順に備える復号化信号に対して、復号化信号の第1相互相関成分を除去して1次ゲート後信号を生成する過程と、1次ゲート後信号に残存している第2相互相関成分を除去して2次ゲート後信号を生成する過程とを備える時間ゲート処理方法が提供される。
上述した時間ゲート処理方法の実施にあたり、好ましくは、復号化信号から抽出した電気クロック信号を2分岐して、一方を第1相互相関成分を除去するための第1制御信号として用い、他方を第2相互相関成分を除去するための第2制御信号として用いるのが良い。
さらに、第1制御信号及び第2制御信号のそれぞれについて、遅延量を調整するのが好適である。また、復号化信号及び1次ゲート後信号のそれぞれについて、遅延量を調整しても良い。
また、上述した目的を達成するために、この発明の第3の要旨によれば、光符号分割多重信号が復号化された、第1相互相関成分、自己相関成分及び第2相互相関成分を時間的に順に備える復号化信号に対して、第1相互相関成分を除去して1次ゲート後信号を生成し、1次ゲート後信号に残存している第2相互相関成分を除去して2次ゲート後信号を生成するにあたり、以下の過程を備える時間ゲート調整方法が提供される。
先ず、復号化信号から抽出した電気クロック信号が2分岐された、第1相互相関成分を除去するための第1制御信号と、第2相互相関成分を除去するための第2制御信号とについて、第1制御信号及び第2制御信号の遅延量を調整して、2次ゲート後信号の出力を最大にする。次に、第1制御信号及び第2制御信号の遅延量を調整して、2次ゲート後信号の符号誤り率を最小にする。
また、上述した時間ゲート調整方法の他の好適な実施形態によれば、以下の過程を備える構成としても良い。先ず、復号化信号から抽出した電気クロック信号が2分岐された、第1相互相関成分を除去するための第1制御信号と、第2相互相関成分を除去するための第2制御信号とについて、復号化信号及び1次ゲート後信号の遅延量を調整して、2次ゲート後信号の出力を最大にする。次に、復号化信号及び1次ゲート後信号の遅延量を調整して、2次ゲート後信号の符号誤り率を最小にする。
この発明の光符号分割多重通信に用いられるゲート処理装置、ゲート処理方法及びゲート調整方法によれば、復号化信号が、第1相互相関成分、自己相関成分及び第2相互相関成分を時間的に順に備えているとき、復号化信号の第1相互相関成分を除去して1次ゲート後信号を生成し、その後、1次ゲート後信号に残存している第2相互相関成分を除去して2次ゲート後信号を生成する。この結果、時間ゲート処理器における最小のゲート幅に対して、自己相関成分の時間帯域幅Δtが狭い場合であっても、適切に相互相関成分を除去できる。
以下、図を参照して、この発明の実施の形態について説明するが、この発明が理解できる程度に概略的に示したものに過ぎない。また、数値的条件などは、単なる好適例にすぎない。従って、この発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の構成の範囲を逸脱せずにこの発明の効果を達成できる多くの変更又は変形を行うことができる。
図1は、OCDM受信装置を示す模式図である。ここでは、OCDM受信装置は、位相符号方式のOCDM通信で用いられるものとして説明するが、波長ホップ/時間拡散方式のOCDM通信に用いても良い。
OCDM受信装置10は、復号部20と、ゲート処理装置30を備えて構成される。復号部20は、サーキュレータ22と復号器24を備えて構成されている。復号器24として、例えば、同一光ファイバ中に、複数個の同一構成のファイバブラッググレーティング(単位FBG)を有しているスーパーストラクチャファイバブラッググレーティング(SSFBG:Superstructured FBG)が用いられる。SSFBGを用いた復号器は、符号に応じて、隣り合う単位FBGの間隔を「0」又は所定の間隔としている。
OCDM受信装置10が受信した光符号分割多重された信号(OCDM信号)(図中、矢印S101で示す。)は、復号部20に送られる。復号部20に送られたOCDM信号S101は、サーキュレータ22を経て、SSFBGを用いた復号器24に送られる。SSFGBの各単位FBGで反射された光は、サーキュレータ22を経て、復号化信号(図中、矢印S103で示す。)としてゲート処理装置30に送られる。
ゲート処理装置30は、クロック抽出部40、制御信号生成部50、ゲート処理部70を備えて構成される。ゲート処理装置30は、OCDM信号が復号化された復号化信号に対して時間ゲート処理を行う。
ゲート処理装置30に入力された復号化信号S103は、2分岐される。復号化信号S103が2分岐された一方の信号である第1復号化信号(図中、矢印S111で示す。)は、クロック抽出部40に送られる。また、復号化信号S103が2分岐された他方の信号である第2復号化信号(図中、矢印S113で示す。)は、ゲート処理部70に送られる。
クロック抽出部40は、第1復号化信号S111からクロックを抽出して、電気クロック信号(図中、矢印S121で示す。)を生成する。
クロック抽出部40は、例えば、光電変換器42、バンドパスフィルタ44、リミティングアンプ46、及び、クロック再生回路(CDR:Clock Data Recovery)48を備えて構成される。
第1復号化信号S111は、先ず、光電変換器42に送られて、光電変換器42で電気信号に変換される。光電変換器42としては、例えば、任意好適な従来周知のフォトダイオード(PD)を用いることができる。光電変換器42の出力である電気信号は、バンドパスフィルタ(BPF)44に入力される。このバンドパスフィルタ44として、予め定められたデータの伝送レートに応じた、遮断周波数を備えるバンドパスフィルタを用いる。例えば、10Gbpsの伝送レートの場合は、10GHz付近の信号を透過させるバンドパスフィルタを用いるのが良い。このバンドパスフィルタ44は、OCDM信号S101の周波数と異なる周波数の電気信号を遮断して、OCDM信号S101の周波数と等しい周波数の電気信号を出力する。
バンドパスフィルタ44から出力された電気信号は、リミティングアンプ46に入力される。リミティングアンプ46は、振幅が所定のレベルよりも大きくならないようにする回路である。リミティングアンプ46を用いることにより、電気信号の強度方向の揺らぎ(強度ジッタ)を低減させることができる。
リミティングアンプ46から出力された電気信号は、クロック再生回路(CDR)48に送られる。CDR48は、PLL(Phase−locked loop)回路等から構成され、時間ジッタをより低減するために用いられる。CDR48から出力された電気信号は、電気クロック信号S121としてクロック抽出部40から出力される。クロック抽出部40から出力された電気クロック信号S121は、制御信号生成部50に送られる。この電気クロック信号S121では、“1”に対応する、ハイ(H)レベルの電位と、“0”に対応する、ロー(L)レベルの電位が繰り返されている。
制御信号生成部50は、クロック抽出部40から送られた電気クロック信号S121を2分岐して、第1制御信号(図中、矢印S131で示す。)及び第2制御信号(図中、矢印S133で示す。)を生成する。
制御信号生成部50は、例えば、第1可変遅延器60及び第2可変遅延器62を備えて構成される。制御信号生成部50に入力された電気クロック信号S121は、第1電気クロック信号S123と第2電気クロック信号S125とに2分岐される。第1電気クロック信号S123は第1可変遅延器60に送られる。また、第2電気クロック信号S125は第2可変遅延器62に送られる。
第1可変遅延器60及び第2可変遅延器62は、ゲート処理装置30の外部から入力される、遅延量の設定信号(図中、矢印S141及びS143で示す。)に応答して、遅延量を調整する。第1可変遅延器60で遅延量が調整された第1電気クロック信号は、制御信号生成部50から第1制御信号S131として出力される。また、第2可変遅延器62で遅延量が調整された第2電気クロック信号は、制御信号生成部50から第2制御信号S133として出力される。なお、第1可変遅延器60及び第2可変遅延器62で調整される遅延量については、後述する。
制御信号生成部50から出力された第1制御信号S131及び第2制御信号S133は、ゲート処理部70に送られる。第1制御信号S131及び第2制御信号S133は、電気クロック信号S121と同様に“0”と“1”の繰り返しの信号である。電気クロック信号S121、第1制御信号S131及び第2制御信号S133は繰り返しの周期が等しく、第1可変遅延器60及び第2可変遅延器62での遅延により、位相が互いに異なっている。
ゲート処理部70は、1次ゲート処理器74及び2次ゲート処理器76を備えている。1次ゲート処理器74及び2次ゲート処理器76は、EA変調器又はLN変調器など任意好適な光強度変調器で構成される。第1制御信号S131は、1次ゲート処理器74のゲート信号として用いられる。第2制御信号S133は、2次ゲート処理器76のゲート信号として用いられる。1次ゲート処理器74及び2次ゲート処理器76は、ゲート信号の“1”を示すハイレベルに対応してゲートを開いて、入力された光信号を透過させる。また、1次ゲート処理器74及び2次ゲート処理器76は、ゲート信号の“0”を示すローレベルに対応してゲートを閉じて、光信号を遮断する。
なお、ゲート処理器74及び76として、EA変調器を用いる場合、ゲートが開く時間は、制御信号S131及びS133の電圧レベルと、EA変調器の消光特性とに応じて定まる。
1次ゲート処理器74及び2次ゲート処理器76は、直列に配置されている。1次ゲート処理器74は、ゲート処理部70に入力される第2復号化信号S113に対して時間ゲート処理を行って1次ゲート後信号(図中、矢印S115で示す。)を生成する。2次ゲート処理器76は、1次ゲート処理器74の出力である1次ゲート後信号S115に対して時間ゲート処理を行って2次ゲート後信号(図中、矢印S117で示す。)を生成する。2次ゲート後信号S117は、光受信信号としてゲート処理部70から出力される。
図2を参照して、時間ゲート処理について説明する。図2(A)〜(F)は、時間ゲート処理を説明するための模式図であって、横軸に時間を取って示し、縦軸に信号強度を取って示している。
図2(A)は、クロック抽出部40で生成された電気クロック信号S121を示している。図2(B)は、OCDM信号が復号化された復号化信号S103(S111,S113)を示している。復号化信号S103は、1つのデータ周期Tdata間に、自己相関成分とその前後に相互相関成分を含んでいる。
ここで、自己相関成分は、符号化の際に用いられる符号と復号化の際に用いられる符号が一致した成分であり、その時間帯域幅Δtは、符号長nのときに、Δt=1/(A・n)で与えられる。また、相互相関成分は、符号化の際に用いられる符号と復号化の際に用いられる符号が一致していない成分である。
復号化信号は、第1相互相関成分、自己相関成分及び第2相互相関成分を時間的に順に備えている。なお、第1相互相関成分及び第2相互相関成分の一方が、自己相関成分より時間的に前の前相互相関成分となり、他方が自己相関成分より時間的に後の後相互相関成分となる。
図2(C)は、1次ゲート処理器74のゲート信号として用いられる第1制御信号S131を示している。図2(D)は、1次ゲート処理器74の出力である、1次ゲート後信号S115を示している。
1次ゲート処理器74は、復号化信号S103が2分岐されて得られた第2復号化信号S113に対して、第1制御信号S131を用いた時間ゲート処理を行う。時間ゲートが開いた直後に、自己相関成分が現れるように、第1制御信号S131の遅延量を調整されていれば、復号化信号S113の前相互相関成分が除去される。
図2(E)は、2次ゲート処理器76のゲート信号として用いられる第2制御信号S133を示している。図2(F)は、2次ゲート処理器76の出力である2次ゲート後信号S117を示している。
2次ゲート処理器76は、1次ゲート後信号S115に対して、第2制御信号S133を用いた時間ゲート処理を行う。時間ゲートが閉じる直前に、自己相関成分が現れるように、第2制御信号S133の遅延量が調整されていれば、1次ゲート後信号S115に残存している後相互相関成分が除去される。
このように構成すれば、ゲート処理部70から出力される2次ゲート後信号S117は、自己相関成分のみを含み、相互相関成分を含まないので、符号誤り率を低くすることができる。
ここで、第1制御信号S131の遅延量は、第1可変遅延器60において設定される。また、第2制御信号S133の遅延量は、第2可変遅延器62において設定される。
この遅延量の設定は、信号判定装置90を用いて、自動で行うことも可能である。信号判定装置90は、例えば、光電変換部(O/E)92、信号強度判定部94、符号判定部96及び遅延量設定部98を備えて構成される。
ゲート処理部70から出力された2次ゲート後信号S117は、信号判定装置90のO/E92に送られる。O/E92は、2次ゲート後信号S117を電気信号に変換する。この電気信号は、信号強度判定部94に送られる。
信号強度判定部94は、電気信号の強度を測定し、その結果を遅延量設定部98に送る。また、電気信号は、符号判定部96にも送られる。
遅延量の調整をおこなう場合には、予め定められたパターンの繰り返し信号の送受信を行う。符号判定部96は、この予め定められたパターンと、電気信号に含まれるパターンとを比較して、符号誤り率を測定する。この符号誤り率の測定結果は、遅延量設定部98に送られる。
遅延量設定部98は、第1可変遅延器60及び第2可変遅延器62のそれぞれにおける遅延量を設定する第1遅延量設定信号S141及び第2遅延量設定信号S143を生成して、制御信号生成部50に送る。
遅延量設定部98は、強度比較手段、符号誤り率比較手段及び記憶手段を備えて構成され、例えば、MPU(Microprocessing Unit)あるいはプログラマブルチップとして構成することができる。記憶手段は、例えばRAM(Random Access Memory)で構成され、電気信号の強度(最大強度)と、符号誤り率の最小値と、第1可変遅延器60及び第2可変遅延器62のそれぞれにおける遅延量とが、読出し及び書換え自在に保存されている。
遅延量設定部98は、第1可変遅延器60及び第2可変遅延器62のそれぞれにおける遅延量を順に変化させる。強度比較手段による比較の結果、電気信号の強度が、RAMに保存されている最大強度よりも大きいときは、RAMに保存されている、第1可変遅延器60及び第2可変遅延器62のそれぞれにおける遅延量と、最大強度を書換える。
遅延量を変化させる方向、及び、遅延量を変化させる変化量(ステップ)は、設定に応じて任意好適に定めれば良い。遅延量は、最大でも1データ周期の期間内に設定される。例えば、データレートが10Gpsの場合、1データ周期は100psecなので、遅延量は、0〜100psecの範囲内で調整される。この場合、遅延量を1psec単位で変化させるのであれば、第1可変遅延器及び第2可変遅延器のそれぞれに対して、100ステップ変化させれば良い。処理時間を短縮させる場合は、変化させる単位を大きくしてステップを減らせば良いし、逆に精度を高める場合は、変化させる単位を小さくしてステップを多くすれば良い。
また、光信号に対して、第1制御信号及び第2制御信号が同期していて、1次ゲート処理器から出力される信号(1次ゲート後信号)と、2次ゲート処理器から出力される信号(2次ゲート後信号)とが一致している場合は、第1可変遅延器と第2可変遅延器の遅延量を同じ方向に同じ大きさだけ変化させれば良い。
自己相関成分が、1次ゲート及び2次ゲートの双方において、ゲートが開いてから閉じるまでの時間の中央にある場合に電気信号の強度が最大になる。
電気信号の強度が最大となった後、第1制御信号及び第2制御信号の遅延量を調整して、2次ゲート後信号の符号誤り率を最小にする。符号誤り率は、相互相関成分が少ないほど低くなる。符号誤り率比較手段による比較の結果、符号誤り率が、RAMに保存されている最小値よりも小さいときは、第1可変遅延器60及び第2可変遅延器62のそれぞれにおける遅延量と、符号誤り率を書換える。
符号誤り率を最小にするにあたり、第1可変遅延器を、遅延量を大きくする方向に変化させて、時間ゲートが開く直後に、自己相関成分が現れるようにする。一方、第2可変遅延器を、遅延量を小さくする方向に変化させて、時間ゲートが閉じる直前に、自己相関成分が現れるようにする。
このように設定すると、理想的には、1次ゲート処理器74において、前相互相関成分が除去されて、1次ゲート後信号には、自己相関成分と、後相互相関成分のみが含まれる。一方、2次ゲート処理器76において後相互相関成分が除去されるので、2次ゲート後信号には、自己相関成分のみが含まれることになる。
なお、第1可変遅延器と第2可変遅延器の遅延量を変化させる方向をそれぞれ反対にして、第1可変遅延器について、遅延量を小さくする方向に変化させ、第2可変遅延器について、遅延量を大きくする方向に変化させても良い。すなわち、1次ゲート処理器74において、後相互相関成分を除去し、2次ゲート処理器76において、前相互相関成分を除去しても良い。
また、自己相関成分に対して、第1相互相関成分及び第2相互相関成分が対称である場合は、第1可変遅延器と第2可変遅延器についての、遅延量を変化させる変化量を等しくして、互いに逆方向に同時に変化させても良い。
上述した実施形態によれば、信号判定装置90を用いて、遅延量の自動調整が可能になるので、好適である。なお、OCDM装置が信号判定装置90を備えずに、遅延量の調整を手動で行っても良い。この場合、1次及び2次ゲート信号と、第1及び第2制御信号の波形をモニタしながら、遅延器の遅延量を変化させれば良い。
また、上述した実施形態では、復号部20で復号化された信号がゲート処理装置30に入力される例を示したが、これに限定されるものではない。
なお、OCDM受信装置が、電気信号を出力する構成の場合は、O/E変換器を内蔵させても良い。
また、遅延量の自動調整を行わずに手動で調整する場合は、OCDM装置を以下のように構成しても良い。
図3を参照して他の構成例について説明する。
このOCDM受信装置11では、制御信号生成部52の構成が異なっており、他の構成は図1を参照して説明したのと同様なので説明を省略する。
制御信号生成部52は、クロック抽出部40から送られた電気クロック信号S121を2分岐して、第1制御信号S135及び第2制御信号S137を生成する。
制御信号生成部52は、例えば、第1可変遅延器64及び第2可変遅延器66を備えて構成される。
制御信号生成部52に入力された電気クロック信号S121は、第1可変遅延器64に送られる。電気クロック信号S121は、第1可変遅延器64で遅延量が調整された後、第1電気クロック信号S123と第2電気クロック信号S125とに2分岐される。第1電気クロック信号は、第1制御信号S135として出力される。また、第2電気クロック信号S125は、第2可変遅延器66に送られる。第2電気クロック信号S125は、第2可変遅延器66で遅延量が調整された後、制御信号生成部52から第2制御信号S137として出力される。
図3に示したゲート処理装置31で遅延量を調整するに当たり、先ず、第2可変遅延器66の遅延量を変化させて、1次ゲート処理器74を通過する信号(1次ゲート後信号)と、2次ゲート処理器76を通過する信号(2次ゲート後信号)とを一致させる。
次に、第1可変遅延器64の遅延量を変化させる。このとき、第2制御信号S137も第1可変遅延器64において遅延を受けるので、第2制御信号S137も同時に変化する。ここでは、例えば、第1可変遅延器64を、遅延量を大きくする方向に変化させて、時間ゲートが開く直後に、自己相関成分が現れるようにする。
次に、第2可変遅延器66を、遅延量を小さくする方向に変化させて、時間ゲートが閉じる直前に、自己相関成分が現れるようにする。
このように設定すると、理想的には、1次ゲートにおいて、第1相互相関成分が除去されて、1次ゲート後信号には、自己相関成分と、第2相互相関成分のみが含まれる。一方、2次ゲートにおいて第2相互相関成分が除去されるので、2次ゲート後信号には、自己相関成分のみが含まれることになる。
この場合、遅延器の遅延量の調整は、1次及び2次ゲート後信号と、第1及び第2制御信号の波形をモニタしながら行えば良い。
また、制御信号生成部に遅延器を備えずに、光信号の遅延量を調整しても良い。図4を参照して、光信号の遅延量を調整する場合の構成例について説明する。
このOCDM受信装置12では、制御信号生成部54は、遅延器を備えていない。制御信号生成部54は、入力された電気クロック信号S121を第1電気クロック信号S123及び第2電気クロック信号S125に2分岐する。第1電気クロック信号S123及び第2電気クロック信号S125は、それぞれ、第1制御信号及び第2制御信号としてゲート処理部73に送られる。
ゲート処理部73は、1次ゲート処理器74及び2次ゲート処理器76に加えて、第1可変光遅延器78及び第2可変光遅延器80を備えている。第2復号化信号S113は、第1可変光遅延器78を経て、1次ゲート処理器74に送られる。また、1次ゲート処理器74で生成された1次ゲート後信号S115は、第2可変光遅延器80を経て、第2ゲート処理器76に送られる。
この第1可変光遅延器及び第2可変光遅延器の遅延量の調整は、図3を参照して説明した構成例と同様に、波形をそれぞれモニタしながら、行えばよい。
OCDM受信装置の概略図である。 時間ゲート処理方法を説明するための概略図である。 OCDM受信装置の概略図の他の構成例を示す概略図(1)である。 OCDM受信装置の概略図の他の構成例を示す概略図(2)である。 従来のOCDM受信装置の概略図である。 従来の時間ゲート処理方法を説明するための概略図である。
符号の説明
10、11、12 OCDM受信装置
20 復号部
22 サーキュレータ
24 復号器
30、31、32 ゲート処理装置
40 クロック抽出部
42 光電変換器
44 バンドパスフィルタ
46 リミティングアンプ
48 クロック再生回路
50、52、54 制御信号生成部
60、64 第1可変遅延器
62、66 第2可変遅延器
70、72、73 ゲート処理部
74 1次ゲート処理器
76 2次ゲート処理器
78 第1可変光遅延器
80 第2可変光遅延器
90 信号判定装置
92 光電変換部(O/E)
94 信号強度判定部
96 符号判定部
98 遅延量設定部

Claims (10)

  1. 光符号分割多重信号が復号化された復号化信号について、時間ゲート処理を行うゲート処理装置であって、
    前記復号化信号が2分岐された一方からクロックを抽出して、電気クロック信号を生成するクロック抽出部と、
    前記電気クロック信号を2分岐して、第1制御信号及び第2制御信号を生成する制御信号生成部と、
    前記復号化信号が2分岐された他方に対して、前記第1制御信号を用いた時間ゲート処理を行って1次ゲート後信号を生成する1次ゲート処理器、及び、前記1次ゲート後信号に対して、前記第2制御信号を用いた時間ゲート処理を行って2次ゲート後信号を生成する2次ゲート処理器を含むゲート処理部と
    を備え、
    前記復号化信号が、第1相互相関成分、自己相関成分及び第2相互相関成分を時間的に順に備えているとき、
    前記1次ゲート処理器は、前記復号化信号の前記第1相互相関成分を除去して前記1次ゲート後信号を生成し、
    前記2次ゲート処理器は、前記1次ゲート後信号に残存している前記第2相互相関成分を除去して2次ゲート後信号を生成する
    ことを特徴とするゲート処理装置。
  2. 前記制御信号生成部は、
    前記第1制御信号の遅延量を調整する第1可変遅延器と、
    前記第2制御信号の遅延量を調整する第2可変遅延器と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のゲート処理装置。
  3. 前記制御信号生成部は、
    前記電気クロック信号の遅延量を調整する第1可変遅延器と、
    前記第1制御信号及び第2制御信号のいずれか一方の遅延量を調整する第2可変遅延器と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のゲート処理装置。
  4. 前記ゲート処理部は、
    前記復号化信号が2分岐された他方の遅延量を調整する第1可変光遅延器と、
    前記1次ゲート後信号の遅延量を調整する第2可変光遅延器と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のゲート処理装置。
  5. 光符号分割多重信号が復号化された、第1相互相関成分、自己相関成分及び第2相互相関成分を時間的に順に備える復号化信号に対して、
    前記復号化信号の前記第1相互相関成分を除去して1次ゲート後信号を生成する過程と、
    前記1次ゲート後信号に残存している前記第2相互相関成分を除去して2次ゲート後信号を生成する過程と
    を備えることを特徴とする時間ゲート処理方法。
  6. 前記復号化信号から抽出した電気クロック信号を2分岐して、一方を前記第1相互相関成分を除去するための第1制御信号として用い、他方を前記第2相互相関成分を除去するための第2制御信号として用いる
    ことを特徴とする請求項5に記載の時間ゲート処理方法。
  7. 前記第1制御信号及び前記第2制御信号のそれぞれについて、遅延量を調整する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の時間ゲート処理方法。
  8. 前記復号化信号及び前記1次ゲート後信号のそれぞれについて、遅延量を調整する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の時間ゲート処理方法。
  9. 光符号分割多重信号が復号化された、第1相互相関成分、自己相関成分及び第2相互相関成分を時間的に順に備える復号化信号に対して、前記復号化信号の前記第1相互相関成分を除去して1次ゲート後信号を生成し、さらに、前記1次ゲート後信号に残存している前記第2相互相関成分を除去して2次ゲート後信号を生成するにあたり、
    前記復号化信号から抽出した電気クロック信号が2分岐された、前記第1相互相関成分を除去するための第1制御信号、及び、前記第2相互相関成分を除去するための第2制御信号について、前記第1制御信号及び前記第2制御信号の遅延量を調整して、前記2次ゲート後信号の出力強度を最大にする過程と、
    前記第1制御信号及び前記第2制御信号の遅延量を調整して、前記2次ゲート後信号の符号誤り率を最小にする過程と
    を備えることを特徴とする時間ゲート調整方法。
  10. 光符号分割多重信号が復号化された、第1相互相関成分、自己相関成分及び第2相互相関成分を時間的に順に備える復号化信号に対して、前記復号化信号の前記第1相互相関成分を除去して1次ゲート後信号を生成し、前記1次ゲート後信号に残存している前記第2相互相関成分を除去して2次ゲート後信号を生成するにあたり、
    前記復号化信号及び前記1次ゲート後信号の遅延量を調整して、前記2次ゲート後信号の出力を最大にする過程と、
    前記復号化信号及び前記1次ゲート後信号の遅延量を調整して、前記2次ゲート後信号の符号誤り率を最小にする過程と
    を備えることを特徴とする時間ゲート調整方法。
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