JP2009194379A - トランジスタ素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動度が高いトランジスタ素子を提供する。
【解決手段】基板2上に高電子移動度トランジスタ(HEMT)3が形成され、そのHEMT3上にヘテロバイポーラトランジスタ(HBT)4が形成されたトランジスタ素子1において、HEMT3に、キャリア濃度が1×1019cm-3以下である電子供給層6,10を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気特性の良いトランジスタ素子に関する。
近年、携帯電話などの通信端末機器は、音声テストやテキストデータだけでなく、動画像などの大容量かつ多様な情報を高速で送受信することが求められている。このため、これらの端末機器に使用される送受信パワー増幅器には、高速・高周波動作への対応、消費電力の低減などが要求されている。
このような端末機器用のパワー増幅器には、化合物半導体を用いて形成されるヘテロバイポーラトランジスタ(HBT)や高電子移動度トランジスタ(HEMT;High Electron Mobility Transistor)が用いられている。
まずは、ヘテロバイポーラトランジスタ(HBT)について説明する。
ヘテロバイポーラトランジスタの動作は、基本的には通常のバイポーラトランジスタ(BJT)と同様である。npn型BJTでは、エミッタからコレクタに向かって流れる電子量をベース電流(ホール電流)により制御することで、トランジスタとしての動作をさせている。すなわち、ホール電流を増やすことにより、コレクタ電流が増大する。しかし、ホール電流をさらに増やすと、ベースからエミッタに向かってホールが漏れだし、トランジスタの電流増幅率が低下する。
これに対し、エミッタにバンドギャップの大きな半導体材料を用いて構成されるnpn型HBTでは、ベースエミッタ界面に障壁ができ、ホールがエミッタへ漏れるのを抑えることができる。これによりHBTでは、電流増幅率を低下させずにコレクタ電流を大きくできる利点を有する。
図3に示されるように、従来のHBT素子301は、半絶縁性GaAs基板302上に、サブコレクタ層303となるn型GaAs層、コレクタ層304となるn型GaAs層、ベース層305となるp型GaAs層、エミッタ層306となるn型InxGa1-xP層、エミッタコンタクト層307となるn型GaAs層、gradedノンアロイ層308となるn型INxGa1-xAs層、均一組成ノンアロイ層309となるn型InxGa1-xAs層、を順に積層したものである。
次に、高電子移動度トランジスタ(HEMT)について説明する。
HEMTは、InGaAs層をチャネル層とし、チャネル層の両側又は片側に電子供給層を持つ。ヘテロ結合HEMTは、電子が高速移動する利点を活かして高速動作が可能なだけでなく、マイクロ波帯等の超高周波帯における高出力かつ高効率動作が可能である。
図4に示されるように、従来のHEMT素子401は、半絶縁性GaAs基板402上に、アンドープGaAsバッファ層403、n型AlxGa1-xAs電子供給層404、アンドープAlxGa1-xAsスペーサ層405、アンドープInxGa1-xAsチャネル層406、アンドープAlxGa1-xAsスペーサ層407、n型AlxGa1-xAs電子供給層408、n型GaAsキャップ層409を順に積層したものである。
なお、図中、キャリア濃度を示す表記として、n+、n、n-が使用されているが、これらはキャリア濃度の一例を示すものであり、+が付いたものは高キャリア濃度で1018以上、無印が1017台、−が付いたものは低キャリア濃度で1014以上1017未満を表す。p型についても同様である。
高電子移動度トランジスタでは、増幅効率を上げることにより、低電圧での動作及び消費電力の低減への要求に応えることができる。しかし、従来の高電子移動度トランジスタでは、増幅率を高増幅率にして動作させた場合に、出力信号に歪みが生じるという問題がある。
電流駆動能力の高いHBTと、低消費電力かつ高周波雑音特性の良いHEMTを1つの幅器モジュールに用いることで、出力信号の歪みを抑え、消費電力の低減を図ることが行われている。例えば、特許文献1には、GaAs基板上にHBTが形成され、そのHBT上にHEMTが形成された集積型のトランジスタ素子が開示されている。
特開2006−228784号公報
しかしながら、特許文献1のようなトランジスタ素子構造では、HBT構造層を構成するエピタキシャル層上にHEMT構造層を構成するエピタキシャル層を成長させるため、その際の成長温度により結晶が劣化し、HBTにおいて電流利得が低下する問題がある。
基板上にHEMTを構成するエピタキシャル層を成長させ、その上にHBTを構成するエピタキシャル層を成長させたトランジスタ素子も検討されているが、HEMTの移動度が低下する問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、電気特性の良いトランジスタ素子を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、基板上に高電子移動度トランジスタが形成され、該高電子移動度トランジスタ上にヘテロバイポーラトランジスタが形成されたトランジスタ素子において、上記高電子移動度トランジスタに、キャリア濃度が1×1019cm-3以下である電子供給層を備えるものである。
上記電子供給層がチャネル層よりも下部及びチャネル層よりも上部に存在してもよい。
上記電子供給層がSi,Se,Teのいずれかをドープしたn−AlGaAs層からなってもよい。
上記電子供給層がSiをドープしたn−InGaP層からなってもよい。
上記ヘテロバイポーラトランジスタと上記高電子移動度トランジスタとの間にはストッパ層が設けられ、該ストッパ層の層厚が6nm以上、12nm以下であってもよい。
上記ストッパ層は、n−InGaP層からなってもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
移動度が高いトランジスタ素子を得ることができる。
本発明の一実施形態を示すトランジスタ素子の積層構造図である。 第1電子供給層のキャリア濃度と高電子移動度トランジスタの移動度との関係を示すグラフである。 HBT素子の積層構造図である。 HEMT素子の積層構造図である。 ストッパ層の層厚とシートキャリア濃度との関係を示すグラフである。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係るトランジスタ素子1は、基板2上に高電子移動度トランジスタ(HEMT)3が形成され、そのHEMT3上にヘテロバイポーラトランジスタ(HBT)4が形成された構造(Bi−FET構造)を有する。
まず、半絶縁性GaAs基板2上に、エピタキシャル成長により、バッファ層5となるun−AlxGa1-xAs層(x=0.28)を厚さ500nm、第1電子供給層6となるn型AlxGa1-xAs層(x=0.3)を厚さ15nm、スペーサ層7となるun−AlxGa1-xAs層(x=0.3)を厚さ10nm、チャネル層8となるInxGa1-xAs層(x=0.18)を厚さ15nm、スペーサ層9となるun−AlxGa1-xAs層(x=0.3)を厚さ10nm、第2電子供給層10となるn型InxGa1-xP層(x=0.48)を厚さ15nm、ショットキー層11となるun−GaAs層を厚さ30nmの順に積層することにより、HEMT構造層3が形成される。
さらに、このHEMT構造層3上に、エピタキシャル成長により、ストッパ層12となるn型InxGa1-xP層(x=0.48)を介して、サブコレクタ層13となるn型GaAs層を厚さ500nm、コレクタ層14となるn型GaAs層を700nm、ベース層15となるp型GaAs層を厚さ120nm、エミッタ層16となるn型InxGa1-xP層(x=0.48)を厚さ40nm、バラスト層17となるn型GaAs層を厚さ100nm、ノンアロイ層18,19となるn型InxGa1-xAs層をそれぞれ厚さ50nmの順に積層することにより、HBT構造層4が形成される。HEMT構造層3とHBT構造層4との間に設けられるストッパ層12は、例えば8nmとする。なお、ノンアロイ層18は、In組成が0から0.50へ徐々に変化している層(InAs混晶比が0から0.50まで変化)とし、ノンアロイ層19は、x=0.50とする。
このように、本発明のトランジスタ素子1においては、チャネル層8よりも下部に第1電子供給層6を設け、チャネル層8よりも上部に第2電子供給層10を設けた。
電子供給層6,10のキャリア濃度は、1×1017cm-3以上1×1019cm-3以下とする。好ましくは、電子供給層6,10のキャリア濃度は、1×1017cm-3以上5×1018cm-3以下とし、さらに好ましくは、電子供給層6,10のキャリア濃度は、1×1017cm-3以上3×1018cm-3以下とする。
ここで、HEMT構造層3の製造方法を説明すると、HEMT構造層3中の各層及びストッパ層12のMOVPE成長は、成長温度600℃以上750℃以下、成長圧力50torr、各層の成長速度は0.1nm/sec以上2.0nm/sec以下、V/III比は10以上150以下で行う。
HBT構造層4の製造方法は、成長温度400℃以上600℃以下、成長圧力50torr、各層の成長速度は0.1nm/sec以上3.0nm/sec以下、V/III比は0.5以上300以下で行う。この内、サブコレクタ層13、コレクタ層14は、HEMT構造層3よりも低い成長温度で成長させ、V/III比は1以上75以下で成長させる。
サブコレクタ層13は、キャリア濃度を1.0×1018cm-3以上7.0×1018cm-3以下、かつ層厚200nm以上800nm以下に成長させる。コレクタ層14は、キャリア濃度を5.0×1015cm-3以上3.0×1016cm-3以下、かつ層厚400nm以上2000nm以下に成長させる。ベース層15の層厚は、30nm以上150nm以下が好ましい。
HEMT構造層3の電子供給層6,10は、チャネル層8の上下に設ける構造でも、上のみ又は下のみに設ける構造でもよい。電子供給層6,10の厚さは、1nm以上30nm以下とする。より好ましくは、チャネル層8の上のみ又は下のみに電子供給層6,10を設ける場合、電子供給層6,10の厚さは、12nm以上20nm以下とし、チャネル層8の上下に電子供給層6,10を設ける場合、5nm以上15nm以下とする。
電子供給層にドープするドーピング剤にSiを用いて、第1電子供給層6のキャリア濃度を1.5×1019cm-3から1.0×1017cm-3まで変えて、表1のように実施例及び比較例のトランジスタ素子を製造した。このとき、第2電子供給層10のキャリア濃度は第1電子供給層6のキャリア濃度と等しくなるようにし、キャリア濃度以外の製造条件は同じとした。なお、他の層にドープするドーピング剤については、n型ドーパントとしてSi,Se,Teを用い、p型ドーパントとしてC,Zn,Mg,Bを用いる。製造された各トランジスタ素子の動作結果(移動度の違い)を表1及び図2に示す。また、製造された各トランジスタ素子は、HBT4のベース抵抗が220Ω/sq、電流利得が120(電流密度1kA/cm2)であった。
Figure 2009194379
図2から分かるように、第1電子供給層6のキャリア濃度を高くすると(図2右側)、HEMT3の移動度は低く抑えられるのに対し、第1電子供給層6のキャリア濃度を低くすると(図2左側)、HEMT3の移動度を高くすることができる。
特に、第1電子供給層6のキャリア濃度を1×1019cm-3以下にすることで、5000cm2/V・s以上の高い移動度で、ほぼ一定に保つことができる。言い換えると、キャリア濃度がある閾値を超えると移動度が急激に低下する。
これは、HEMT構造層3の上にHBT構造層4を成長させると、HBT構造層4を構成する各エピタキシャル層の成長の際の熱がHEMT構造層3に加わり、HEMT構造層3の電子供給層6,10から電子が拡散するためと考えられる。
つまり、実施例では、第1電子供給層6のキャリア濃度が1×1019cm-3以下とすることで、第1電子供給層6からの電子の拡散が抑えられ、その結果、HEMT3の移動度が高く維持されるものと考えられ、第1電子供給層6のキャリア濃度が1×1019cm-3以下であれば、十分に高い移動度が得られると結論できる。
本発明によれば、基板2上に高電子移動度トランジスタ(HEMT)3が形成され、そのHEMT3上にヘテロバイポーラトランジスタ(HBT)4が形成されたトランジスタ素子1において、第1電子供給層6のキャリア濃度を1×1019cm-3以下とすることで、熱(HEMT構造層3上にHBT構造層4を成長させる際の熱)による第1電子供給層6からスペーサ層7への電子の拡散を抑え、これによりトランジスタ素子1の一部を構成するHEMT3の移動度の低下を抑えることができる。
実施例では、第1電子供給層6と第2電子供給層10のキャリア濃度を同じという条件にしたが、第1電子供給層6と第2電子供給層10のキャリア濃度は、1×1019cm-3以下であれば、それぞれ異なっていてもよい。また、第2電子供給層10は、n型InGaP層としたが、n型AlGaAs層であってもよい。
実施例では、ストッパ層12の層厚を8nmとしたが、ストッパ層12の層厚は6nm以上12nm以下が好ましい。以下、理由を述べる。
上述した通り、トランジスタ素子1は、基板2上にHEMT3を構成するエピタキシャル層が形成され、ストッパ層12を介してHBT4を構成するエピタキシャル層が形成されたチップを、トランジスタ素子構造とするために、適宜エッチングにより所望の素子形状に加工されることにより形成される。
ショットキー層11上に設けられるストッパ層12により、所望の素子形状に加工する際、ストッパ層12においてエッチングの進行を止めることが行われるが、ストッパ層12は、HEMT3の特性を劣化させることがないよう、できるだけ薄く形成することが望ましい。
上記実施例と同様の構造を有するトランジスタ素子1において、ストッパ層12の層厚を異ならせたときの、ストッパ層12の層厚とシートキャリア濃度との関係を図5に示す。また、第1電子供給層6と第2電子供給層10のキャリア濃度は、5×1018cm-3とした。図5に示されるように、ストッパ層12の層厚が6nm以下ではシートキャリア濃度が急激に低下することが分かる。シートキャリア濃度が低下すると、目的の最大電流を得ることができない。シートキャリア濃度の低下の原因は、キャリアの拡散により濃度が低下することによる。ここでの目的の最大電流とは、Idss(飽和電流)である。シートキャリア濃度の低下により、Idssが低下してしまう。なお、Idssとは、周知のように、ゲートを接地し、ドレイン・ソース間の電圧を上げていくと、電流が増加するが、やがて飽和し、その飽和したときの電流を言い、ドレイン・ソース間の電圧を規定して定義される。
特許文献1のような、従来の構造のトランジスタでは、ストッパ層の層厚を4nm程度とすることで良好な電気特性を得られていたが、本願発明者の検討により、本発明の構造を有するトランジスタ素子1では、ストッパ層12の層厚を6nm未満とすると、ストッパ層12でエッチングを十分に止めることができないおそれがあることが分かった。これは、本発明の構成では、ストッパ層12の形成後にHBT構造層4を成長させることから、ストッパ層12に熱が加わり、ストッパ層12としての性能が低下していることが原因と考えられる。そこで、本発明のトランジスタ素子構造は、ストッパ層12の層厚を6nm以上とすることにした。
さらに、ストッパ層12の層厚を厚くするとHEMT3の移動度の低下が引き起こされることを考慮して、ストッパ層12の層厚の上限を12nmとした。
実施例では、ドーピング剤にはSiを用いたが、ドーピング剤にSi,Se,Teを用いてもよい。また、実施例では、基板として半絶縁性GaAs基板を用いたが、Si基板、InP基板に対しても本発明は適用できる。
本発明によれば、送信用パワー増幅器において使用されるとき、低電圧で動作し、出力信号の歪みを抑え、消費電力を軽減でき、かつ、高移動度のトランジスタ素子を提供することができる。
本発明の変形例として、チャネル層8よりも下部には電子供給層を設けず、チャネル層8よりも上部にのみ電子供給層(図1の第2電子供給層10に相当)を設ける構造としてもよい。変形例におけるトランジスタ素子は、チャネル層8よりも上部にのみ電子供給層を設ける点で上記実施例とは異なる。この電子供給層は、n型InGaP層、n型AlGaAs層のいずれであってもよい。その他の構成や条件は実施例と同じである。
変形例のトランジスタ素子でも移動度の確認を行った。変形例のトランジスタ素子構造においても、電子供給層のキャリア濃度を1×1019cm-3以下とすることで、トランジスタ素子の一部を構成するHEMT3の移動度の低下を抑えることができた。また、チャネル層8よりも上部には電子供給層を設けず、チャネル層8よりも下部にのみ電子供給層(図1の第1電子供給層6に相当)を設けても、同様の結果が得られた。
1 トランジスタ素子
2 半絶縁性GaAs基板
3 HEMT(HEMT構造層)
4 HBT(HBT構造層)
5 バッファ層
6 第1電子供給層
7 スペーサ層
8 チャネル層
9 スペーサ層
10 第2電子供給層
11 ショットキー層
12 ストッパ層
13 サブコレクタ層
14 コレクタ層
15 ベース層
16 エミッタ層
17 バラスト層
18 ノンアロイ層
19 ノンアロイ層

Claims (6)

  1. 基板上に高電子移動度トランジスタが形成され、該高電子移動度トランジスタ上にヘテロバイポーラトランジスタが形成されたトランジスタ素子において、上記高電子移動度トランジスタに、キャリア濃度が1×1019cm-3以下である電子供給層を備えることを特徴とするトランジスタ素子。
  2. 上記電子供給層がチャネル層よりも下部及びチャネル層よりも上部に存在することを特徴とする請求項1記載のトランジスタ素子。
  3. 上記電子供給層がSi,Se,Teのいずれかをドープしたn−AlGaAs層からなることを特徴とする請求項1又は2記載のトランジスタ素子。
  4. 上記電子供給層がSiをドープしたn−InGaP層からなることを特徴とする請求項1又は2記載のトランジスタ素子。
  5. 上記ヘテロバイポーラトランジスタと上記高電子移動度トランジスタとの間にはストッパ層が設けられ、該ストッパ層の層厚が6nm以上、12nm以下であることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のトランジスタ素子。
  6. 上記ストッパ層は、n−InGaP層からなることを特徴とする請求項5記載のトランジスタ素子。
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