JP2009190822A - エレベータの管制運転点検装置。 - Google Patents

エレベータの管制運転点検装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】一台の管制機器に接続される複数台のエレベータの管制運転点検をエレベータ一台毎に容易に確実に行え、点検終了後の終了操作忘れにより管制運転を無効な状態のままとなるのを確実に防ぐこと。
【解決手段】メンテナンスツール5からの管制運転点検許可指令又は管制運転点検不許可指令P3を入力する点検指令入力部6と、管制機器1から発せられる管制機器動作信号P1を入力する管制機器入力部8と、管制機器入力部8からの管制機器動作信号P1と、点検指令記憶手段7からの管制運転点検許可信号又は管制運転点検不許可信号P4とを基に、管制運転の動作可否を判定する管制運転動作判定手段9と、管制運転動作判定手段9から管制運転の動作可として送信される管制運転開始信号P5と、メンテナンスツール5から送信される管制運転動作許可信号P6とにより管制運転を行う管制運転手段11と、を備える構成。
【選択図】図2

Description

本発明は、エレベータの管制運転点検装置に関するものである。
一般にエレベータでは、一台の地震感知器などの管制機器に複数台のエレベータが接続されている場合、管制機器の点検を目的に、管制機器を動作させたり、管制機器に取付けてある試験用の釦を操作すると、管制機器に接続されている全てのエレベータが同時に管制運転動作を行ってしまい、通常運転するエレベータがなくなってしまう。よって、管制運転の点検を行っている間はエレベータが利用できず、エレベータの利用者に迷惑をかけるという課題があった。
そこで、エレベータの利用者に迷惑をかけないために、利用者がいない休日または深夜の時間帯にエレベータの管制運転の動作点検を実施すると、休日または深夜の時間帯における作業であるため、保守費用が高くなるという課題があった。
そこで、取外し可能な管制機器の動作を模擬し点検する管制運転模擬点検装置を用いて、管制運転の点検を行いたい特定のエレベータに、この管制運転模擬点検装置を接続し、点検用の管制運転回路に変更し、管制機器の動作を模擬して、管制運転の動作を点検する管制運転の点検装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、通常状態と管制運転点検状態とを切替える切替装置の操作によって、通常状態から管制運転試験状態に切替えて管制機器を動作させ、管制機器より出力される管制機器動作信号を、別途設けた出力手段に出力させることで管制機器の動作を確認し、メンテナンスツールにて管制機器の動作を模擬した管制機器動作模擬信号を別途入力することで管制運転の動作を確認する管制運転動作試験システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−261250公報(段落番号0006〜0008) 特開2007−22679公報(段落番号0006〜0009)
上記特許文献1と2に記載したような従来の技術では、一台の地震感知器などの管制機器に複数台のエレベータが接続されている場合でも、比較的容易に一台のエレベータ毎に管制運転の点検を行うことが可能となり、エレベータ全台を不稼動状態にすることがないので、エレベータの利用者にかける迷惑を低減することができると云える。
しかしながら、上記特許文献1などに記載されたエレベータの管制運転点検装置では、管制運転の点検を行うために、別途管制運転模擬点検装置を接続し管制運転点検用の回路に変更を行わなければならないため、点検の準備作業にある程度の時間を費やしてしまうという課題や、点検用の回路への変更時に、変更作業を間違うことにより、予期せぬエレベータが管制運転動作を行い、利用者が普通に利用していたエレベータが突然通常運転できなくなり利用者に迷惑をかけてしまうという虞がある。さらに、管制運転の点検は、実際の管制機器からの管制機器動作信号ではなく、模擬点検装置で模擬した信号で行うため、点検の正確性に欠けるという課題もある。
また、上記特許文献2などに記載された管制運転動作試験システムにおいても、管制運転の動作を点検する際、メンテナンスツールで模擬した信号で動作試験を行うため試験の正確性に欠ける。さらに、通常状態と管制運転試験状態とを切替える切替装置の操作にて試験状態に切替えて管制運転の試験を行うが、試験終了後、この切替装置で試験状態から通常状態へ切替える操作を忘れてしまい、管制機器が正規に接続されておらず、実際に地震などが発生し、管制機器が動作した場合に管制運転がおこなわれず、エレベータの利用者に迷惑をかけてしまう虞がある。
本発明の目的は、一台の管制機器に接続される複数台のエレベータの管制運転点検をエレベータ一台毎に容易に行え、点検の準備作業に時間を要せず点検負担を低減させ、管制運転の正確な点検を行え、管制運転点検後に管制機器をエレベータに正常接続でき得るエレベータの管制運転点検装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
一台の管制機器からの管制機器動作信号によって複数台のエレベータに対して管制運転を行うエレベータの管制運転システムにおけるエレベータの管制運転点検装置において、エレベータの保守点検時に使用するメンテナンスツールから出力される管制運転点検許可指令又は管制運転点検不許可指令を入力する点検指令入力部と、前記点検指令入力部に入力された点検指令を記憶する点検指令記憶手段と、前記管制機器の動作によって、又は前記管制機器に取り付けられた試験用釦の操作によって前記管制機器から発せられる管制機器動作信号を入力する管制機器入力部と、前記管制機器入力部からの管制機器動作信号と、前記点検指令記憶手段からの管制運転点検許可信号又は管制運転点検不許可信号とを基に、管制運転の動作可否を判定する管制運転動作判定手段と、前記管制運転動作判定手段にて判定した結果が入力され前記メンテナンスツールに出力する管制運転動作判定出力部と、前記管制運転動作判定手段から管制運転の動作可として送信される管制運転開始信号と、前記メンテナンスツールから送信される管制運転動作許可信号とにより管制運転を行う管制運転手段と、を備える構成とする。
また、前記エレベータの管制運転点検装置において、前記点検指令入力部には、管制運転の点検を行う特定のエレベータに対して管制運転点検許可指令が入力されるとともに、管制運転の点検を行わない他のエレベータに対して管制運転点検不許可指令が入力され、前記管制運転動作判定手段は、前記点検指令記憶手段に記憶された管制運転点検許可信号と前記管制機器入力部からの管制機器動作信号とに基づいて、前記特定のエレベータに対して管制運転の動作可を判定し、前記点検指令記憶手段に記憶された管制運転点検不許可信号と前記管制機器入力部からの管制機器動作信号とに基づいて、前記他のエレベータに対して管制運転の動作否を判定する構成とする。
また、エレベータの管制運転点検装置において、前記点検指令入力部には、管制運転の点検を行う特定のエレベータに対して管制運転点検許可指令が入力されるとともに、管制運転の点検を行わない他のエレベータに対して管制運転点検不許可指令が入力され、前記点検指令記憶手段からの管制運転点検不許可信号には有効時限を保持させ、一定時間経過後に前記管制運転点検不許可信号を無効とし、管制運転点検状態を終了させる構成とする。
また、前記管制運転点検装置を備えた複数台のエレベータはそれぞれが通信信号を送受信する通信装置を有し、前記通信装置を通して群管理エレベータを構成し、前記メンテナンスツールは、前記管制運転点検許可指令を特定の一台のエレベータの前記点検指令入力部に送信し、管制運転の点検を行わない他のエレベータには前記通信装置を介して前記管制運転点検不許可指令を各々の前記点検指令入力部に送信するエレベータの管制運転システム。
本発明によれば、一台の管制機器に接続されている複数台のエレベータの管制運転の点検を行う場合、容易に一台毎に点検を行うことができるので、全てのエレベータを不稼動状態とすることはなく、エレベータの利用者がいない休日または深夜の時間帯に管制運転の点検をする必要がなくなり保守費用を低く抑えることができる。また、管制運転の点検のための回路変更は不要となるため、点検の準備作業に時間を費やすことがなくなり、保守員の負担を減らすことができる。
また、管制運転の点検は別途管制機器の動作を模擬した模擬信号ではなく、実際の管制機器からの動作信号で行うので(実際の管制機器を強制的に振動させたり、試験用釦の操作により動作信号を発生させたりする)、従来に比べてより正確な点検が可能となる。さらに、管制運転の点検のために回路変更や、管制運転点検時に通常状態から管制運転点検状態に切替える切替装置を不要とし、管制運転動作判定手段にて判定した結果をメンテナンスツールに出力させるようにしたため、予期せぬ事由でエレベータが不稼動となり、利用者に迷惑をかけるということを防ぐことができる。
また、管制運転点検不許可信号には有効時限をもたせることで、点検終了操作をし損なった場合でも、特定の時間が経過すれば、エレベータの管制機器が正常に接続された状態となるので、地震などで実際に管制機器が動作した場合に管制運転ができず、利用者に迷惑をかけるということを防ぐことができる。
本発明の実施形態に係るエレベータの管制運転点検装置について、図1と図2を参照しながら以下詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係るエレベータの管制運転点検装置についてエレベータと管制機器との関連を示す全体構成図である。図2は本発明の実施形態に係るエレベータの管制運転点検装置の内部構成を示すブロック図である。
図1において、エレベータの管制運転システムは、地震感知器を一例とする一台の管制機器1に複数台のエレベータ2a,2b,2cが接続されており、管制機器1の動作時、管制機器動作信号Plがそれぞれのエレベータ2a,2b,2cに送信され、それぞれのエレベータが管制運転を行うようになっている(例えば、地震発生時に地震感知器が所定値以上の震度を検知したときに、地震感知器である管制機器がエレベータに所定の動作を行わせるべく動作信号を送信し、この動作信号でエレベータは管制運転を実行する)。また、群管理エレベータなどでは、それぞれのエレベータに取付けてある通信装置4a,4b,4c間で通信信号P2の送受信をすることで、エレベータ2a,2b,2c間の通信が可能となっている
図2において、1はエレベータの管制機器(例えば、地震感知器)であり、3aは、管制機器からの管制機器動作信号Plや、エレベータの保守点検時に使用するメンテナンスツール5からの点検指令P3によって管制運転の点検動作を行うエレベータの管制運転点検装置である。
管制運転点検装置3aは、メンテナンスツール5からの管制運転点検許可指令または管制運転点検不許可指令P3が入力される点検指令入力部6と、点検指令入力部6からの指令を記憶する点検指令記憶手段7と、管制機器1からの管制機器動作信号Plが入力される管制機器入力部8と、管制機器入力部8から送信される管制機器動作信号Pl、点検指令記憶手段7から送信される管制運転点検許可信号または管制運転点検不許可信号P4から、管制運転動作を行うか行わないかを判定する管制運転動作判定手段9と、管制運転動作判定手段9での判定結果をメンテナンスツール5に出力させるための管制運転動作判定出力部10と、管制運転動作判定手段9で判定され、管制運転動作を行う場合に出力される管制運転動作信号5によって管制運転の動作を行う管制運転手段11と、から構成されている。
次に、本実施形態に係るエレベータの管制運転の動作手順について図2を用いて説明する。まず、メンテナンスツール5を操作し、管制運転の点検を行うエレベータの管制運転点検装置3aには管制運転点検許可指令P3を、管制運転の点検を行わないエレベータの管制運転点検装置3b,3cには不図示の経路で管制運転点検不許可指令P3を与える。ここで、群管理エレベータなど各エレベータ間で通信を行っているエレベータにおいては、メンテナンスツール5からの管制運転点検許可指令P3を、特定の一台のエレベータ2aの点検指令入力部6に与えることで、エレベータ通信装置4が各々のエレベータの通信装置4a,4b,4c間が通信信号P2の送受信を行い、管制運転の点検を行いたいエレベータの管制運転点検装置3aには管制運転点検許可指令P3を、管制運転の点検を行いたくないエレベータの管制運転装置3b,3cには通信信号P2を通して管制運転点検不許可指令P3を各々の点検指令入力部6に与えることができる。なお、図1に示すように、エレベータ2にはエレベータ管制運転点検装置3とエレベータ通信装置4が設けられ、これらの装置間では信号授受が行われるように構成されている。
管制運転の点検を行うエレベータの管制運転点検装置3a内の点検指令入力部6に入力された管制運転点検許可指令P3は、点検指令記憶手段7に入力される。また、管制運転の点検を行わないエレベータの管制運転点検装置3b,3c内の点検指令入力部6に入力された管制運転点検不許可指令P3も同様にそれぞれの管制運転点検装置内の点検指令記憶手段7に入力される。それぞれの点検指令記憶手段7に入力された管制運転点検許可指令および管制運転点検不許可指令P3において、管制運転点検許可指令P3が入力されている点検指令記憶手段7は管制運転点検許可信号P4として管制運転動作判定手段9に信号を送信する。また、管制運転点検不許可指令P3が入力されている点検指令記憶手段7では、管制運転点検不許可指令P3に有効時限を設け、管制運転点検不許可信号P4として管制運転動作判定手段9に信号を送信することで、管制運転点検の準備が完了する。
次に、管制機器1を動作(地震発生による管制機器の実際の動作の他に、管制運転の点検を目的とした管制機器の動作を含む)、または管制機器1に設けてある試験用釦を操作することで、管制機器1からは管制機器動作信号Plが出力され、それぞれのエレベータの管制運転点検装置3a,3b,3c内の管制機器入力部8に入力され、その後それぞれの管制運転動作判定手段9に入力される。
ここでまず、管制運転の点検を行うエレベータでは、点検指令記憶手段7から送信された管制運転点検許可信号P4と、管制機器入力部8から送信された管制機器動作信号Plとから管制運転動作判定手段9にて管制運転の動作可否の判定を行い、管制運転の動作を行うと判定し、その結果を管制運転動作判定出力部10に送信すると共に、管制運転手段11に管制運転開始信号P5を送信する。管制運転動作判定出力部10は、判定結果をメンテナンスツール5に送り、本エレベータが管制運転をする旨の表示をさせる。
よって、保守員は管制運転の動作前に、管制運転をさせたいエレベータを確認することができるので、間違って予期せぬエレベータを管制運転させるような操作間違いを防ぐことができる。保守員が、メンテナンスツール5で管制運転をさせるエレベータを確認し、間違いないことを確認したら、メンテナンスツール5から管制運転動作許可信号P6を管制運転手段11に送り、管制運転手段11では、管制運転動作判定手段9からの管制運転開始信号P5と、メンテナンスツール5からの管制運転動作許可信号P6とを以って管制運転の動作を行う。
次に、管制運転の点検を行わないエレベータの動作について説明する。点検指令記憶手段7から送信された有効時限付の管制運転点検不許可信号P4が管制運転動作判定手段9に入力されると、管制運転動作判定手段9は、管制機器入力部8から送信される管制機器動作信号Plに関係なく、管制運転の動作を行わないと判定し、その結果を管制運転動作判定出力部10に送信すると共に、管制運転手段11には管制運転開始信号P5を送信しない。よって、管制運転の動作が行われない。
また、管制運転動作判定出力部10は、前記判定結果をメンテナンスツール5に送り、本エレベータが管制運転をしない旨の表示をするので、保守員は確認をすることが可能となる。ここで、点検指令記憶手段7から管制運転動作判定手段9に送信される管制運転点検不許可信号P4には信号の有効時限をもたせているため、管制運転点検終了後などにおいて、メンテナンスツール5からの管制運転の点検終了の操作をし損なった場合でも、ある一定の時間が経過すると、管制運転点検不許可信号P4は無効となり、正規に管制機器1に接続された状態となり、万一、地震などが起きた場合でも、確実に管制機器1の動作によって、管制運転が行われる。
以上説明したように、本発明の実施形態は、次のような課題を解決するための具体的構成を備えていることを特徴の1つとするものである。すなわち、一台の地震感知器などの管制機器からの動作指令信号で、複数台のエレベータが管制運転を行う機態を備えたエレベータの管制運転システムの点検において、一台ずつ容易に確実に管制運転の点検を行うことを可能とするとともに、点検終了後の終了操作忘れにより、管制運転を無効な状態のままとなるのを確実に防ぐことを課題としており、具体的構成としては、点検時に使用するメンテナンスツール5からの管制運転点検許可指令または管制運転点検不許可指令を入力する点検指令入力部6と、点検指令入力部6に入力された点検指令を記憶する点検指令記憶手段7と、管制機器1を動作させたり、管制機器1に取付けてある試験用釦を操作することによって管制機器1から発せられる管制機器動作信号Plを入力する管制機器入力部8と、管制機器入力部8からの管制機器動作信号Plと点検指令記憶手段7からの管制運転点検許可信号または管制運転点検不許可信号P4を基に、管制運転動作を行うか行わないかを判定する管制運転動作判定手段9と、管制運転動作判定手段にて判定した結果をメンテナンスツール5に出力する管制運転動作判定出力部10と、管制運転動作判定手段から送信される管制運転開始信号P5と、メンテナンスツール5から送信される管制運転動作許可信号P6より管制運転を行う管制運転手段11を備えた構成である。
本発明の実施形態に係るエレベータの管制運転点検装置についてエレベータと管制機器との関連を示す全体構成図である。 本発明の実施形態に係るエレベータの管制運転点検装置の内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 管制機器
2a,2b,2c エレベータ
3a,3b,3c エレベータ管制運転点検装置
4a,4b,4c エレベータ通信装置
5 メンテナンスツール
6 点検指令入力部
7 点検指令記憶手段
8 管制機器入力部
9 管制運転動作判定手段
10 管制運転動作判定出力部
11 管制運転手段
Pl 管制機器動作信号
P2 通信信号
P3 管制運転点検許可指令または管制運転点検不許可指令
P4 管制運転点検許可信号または時限付管制運転点検不許可信号
P5 管制運転開始信号
P6 管制運転動作許可信号

Claims (5)

  1. 一台の管制機器からの管制機器動作信号によって複数台のエレベータに対して管制運転を行うエレベータの管制運転システムにおけるエレベータの管制運転点検装置において、
    エレベータの保守点検時に使用するメンテナンスツールから出力される管制運転点検許可指令又は管制運転点検不許可指令を入力する点検指令入力部と、
    前記点検指令入力部に入力された点検指令を記憶する点検指令記憶手段と、
    前記管制機器の動作によって、又は前記管制機器に取り付けられた試験用釦の操作によって前記管制機器から発せられる管制機器動作信号を入力する管制機器入力部と、
    前記管制機器入力部からの管制機器動作信号と、前記点検指令記憶手段からの管制運転点検許可信号又は管制運転点検不許可信号とを基に、管制運転の動作可否を判定する管制運転動作判定手段と、
    前記管制運転動作判定手段にて判定した結果が入力され前記メンテナンスツールに出力する管制運転動作判定出力部と、
    前記管制運転動作判定手段から管制運転の動作可として送信される管制運転開始信号と、前記メンテナンスツールから送信される管制運転動作許可信号とにより管制運転を行う管制運転手段と、を備える
    ことを特徴とするエレベータの管制運転点検装置。
  2. 請求項1記載の管制運転点検装置において、
    前記点検指令入力部には、管制運転の点検を行う特定のエレベータに対して管制運転点検許可指令が入力されるとともに、管制運転の点検を行わない他のエレベータに対して管制運転点検不許可指令が入力され、
    前記管制運転動作判定手段は、前記点検指令記憶手段に記憶された管制運転点検許可信号と前記管制機器入力部からの管制機器動作信号とに基づいて、前記特定のエレベータに対して管制運転の動作可を判定し、前記点検指令記憶手段に記憶された管制運転点検不許可信号と前記管制機器入力部からの管制機器動作信号とに基づいて、前記他のエレベータに対して管制運転の動作否を判定する
    ことを特徴とするエレベータの管制運転点検装置。
  3. 請求項1記載の管制運転点検装置において、
    前記点検指令入力部には、管制運転の点検を行う特定のエレベータに対して管制運転点検許可指令が入力されるとともに、管制運転の点検を行わない他のエレベータに対して管制運転点検不許可指令が入力され、
    前記点検指令記憶手段からの管制運転点検不許可信号には有効時限を保持させ、一定時間経過後に前記管制運転点検不許可信号を無効とし、管制運転点検状態を終了させる
    ことを特徴とするエレベータの管制運転点検装置。
  4. 請求項1記載の管制運転点検装置において、
    前記管制運転動作判定出力部は、前記メンテナンスツールに対して、管制運転の動作可とされた判定結果を基に管制運転を動作させるエレベータを確認させるような出力を送信する
    ことを特徴とするエレベータの管制運転点検装置。
  5. 請求項1記載の管制運転点検装置を備えた複数台のエレベータはそれぞれが通信信号を送受信する通信装置を有し、前記通信装置を通して群管理エレベータを構成し、
    前記メンテナンスツールは、前記管制運転点検許可指令を特定の一台のエレベータの前記点検指令入力部に送信し、
    管制運転の点検を行わない他のエレベータには前記通信装置を介して前記管制運転点検不許可指令を各々の前記点検指令入力部に送信する
    ことを特徴とするエレベータの管制運転システム。
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