JP2009189615A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で外枠と内枠の隙間からの異物の侵入を防ぎ、あわせて遊技領域の拡大を実現することができる遊技機を提供する。
【解決手段】内枠4は、外枠2に対して内枠4が閉じた状態のとき、ヒンジ側の内枠側部4aの後端部が、開放端側の外枠側部2bの前面2dより後方へ延設されてヒンジ側の外枠側部2aの前面2cに対向配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機に関する。
パチンコ機などの遊技機には、外枠に対して開閉可能に設けられた内枠に遊技盤が着脱可能に組み付けられている。内枠には前面枠が開閉可能に設けられている。
内枠は、遊技盤を交換したり、制御基板を確認したり球詰まりを解消したり或いはメンテナンスなどのために開閉できるように外枠の一方側の外枠側部に設けられる外枠ヒンジを介して開閉可能に取り付けられている。
内枠の前面側には遊技領域が形成され、内枠の背面側には制御基板や払出装置が設けられるため、当該外枠と内枠の隙間からピアノ線やセル、針金などの異物を侵入させて不正に賞球を得たり、制御基板にアクセスしたりするゴト行為が行なわれるおそれがある。特に、近年のパチンコ機においてはセンター役物の大型化の影響もあり、一般的に盤面に向かって左側(ヒンジ側)に遊技球を打ち出すことが多いことから、異物によって遊技球を入賞装置に向けてその流下方向を操作して不正に入賞させることができるために、ヒンジ側の内枠(内枠側部)と外枠(外枠側部)との間に生じる隙間が、該異物を進入させる標的となりやすい。また、ヒンジ側の外枠側部や内枠側部は、軽量化やリサイクル性を高めるため、樹脂材や金属材が用いられることがあるが、たわみや個体差によるクリアランスを設ける必要があり、そのため隙間が生じ易くなる。
かかる不正行為を防止する不正防止機構について例示する。内枠のヒンジ側に近い裏面に金属プレートがその平坦止着部にて止着されている。この平坦止着部に対して後方へ90度起立する起立部と該起立部に対して平坦止着部と平行になるように更に90度折り曲げられた嵌合部が設けられている。また、外枠のヒンジが設けられる左縦部材の内面には忍び返し用凹溝が設けられている。内枠を外枠に閉じると、嵌合部が左縦部材の忍び返し用凹溝に嵌合することで異物侵入阻止部を形成するようになっている。また、金属プレートは、内枠裏面に全長にわたって形成されているので、樹脂製の内枠の剛性を高めている(特許文献1参照)。
特開平08−280903号公報
しかしながら、上述した不正防止機構においては、外枠と内枠のヒンジ部が設けられる遊技者に近いコーナー部の内部で、金属プレートを折り曲げた嵌合部と外枠の凹溝との嵌合により、異物侵入阻止部を設けているが、依然として外枠と内枠の隙間から異物の侵入を試みることができる。また、開閉する金属プレートの嵌合部と嵌合する凹溝との間には個体差による隙間が生じ易いため、異物侵入を防ぐ観点からは不完全である。また、外枠の左縦部材に長手方向にわたって凹溝を設け、金属プレートを複数回にわたって折り曲げ加工する必要があるため加工工数が増えるうえに、取付け位置の調整も必要になる。また、内枠の裏面側に金属プレートを設けているため遊技盤の遊技領域が狭くなるという問題もある。
本発明の目的は、簡易な構成で外枠と内枠の隙間からの異物の侵入を防ぎ、あわせて遊技領域の拡大を実現することができる遊技機を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
遊技機の外形をなす矩形状の外枠と、該外枠の一方の外枠側部側に配置されたヒンジを介して開閉可能に設けられた内枠とを備えた遊技機であって、前記外枠は、前記ヒンジ側の外枠側部の前面の一部又は全部が開放側の外枠側部の前面よりも後方に位置するように形成されており、前記内枠は、前記外枠に対して前記内枠が閉じた状態のとき、前記ヒンジ側の内枠側部の後端部が、前記開放端側の外枠側部の前面より後方へ延設されて前記ヒンジ側の外枠側部の前面に対向配置される。
見方を変えると、前記外枠に前記内枠を閉じた状態のときに、前記ヒンジ側の外枠側部の前面と対向する内枠側部の後面位置が、前記開放側の外枠側部の前面と対向する内枠側部の後面位置よりも後方となるように形成されている。
また、前記内枠に遊技盤が支持されており、少なくともその遊技盤に対応する高さ領域において、前記ヒンジ側の外枠側部の前面が前記開放側よりも後方に位置するように形成されている。
また、前記内枠は、前記ヒンジ側の内枠側部の外側面に固定配置される板金を含んで構成され、当該板金の後端部が内枠側部の外側面から内側に向けて鉤状に折り曲げられ、前記外枠に内枠を閉じた状態のとき、前記板金の鉤状後端部が前記ヒンジ側の外枠側部の前面と対向するように後方へ延設されている。
また、前記ヒンジ側の外枠側部の前面と、その前面に対向する内枠側部の対向面とのうち少なくとも一方に相手側との隙間を狭める突出部が設けられている。
上述した遊技機を用いれば、外枠に対して内枠が閉じた状態のとき、ヒンジ側の内枠側部の後端部が開放側の外枠側部の前面よりも後方へ延設されてヒンジ側の外枠側部の前面に対向配置されるので、ヒンジ側の外枠側部の前面と内枠側部の後端部との対向位置が開放側の外枠側部の前面と内枠側部との対向位置よりも後方に位置することとなり、ヒンジ側において効果的に異物の侵入を抑制及び防止することができる。したがって、遊技機をホールの組み付け部(島)に組み付けた状態で、ヒンジ側の内枠と外枠との隙間である対向部が遊技者側から見て手の届かない遊技機の奥側に位置するので(例えば、組み付け部(島)の前面よりも奥側(後側)に隠れる)、不正を働こうとする者がそれら外枠と内枠の隙間に異物を侵入させることを試みることすらできず、不正防止を強化することができる。
また、内枠に遊技盤が支持されており、少なくともその遊技盤に対応する高さ領域において、前記ヒンジ側の外枠側部の前面が前記開放側よりも後方に位置するように形成されているので、入賞装置などが取り付けられた遊技盤の遊技領域に対して、内枠と外枠の隙間から異物を侵入させる不正行為を防止することができる。また、ヒンジ側の外枠側部が後方に位置することにより、内枠を大きく形成することができるので、遊技盤及びその遊技領域を広げる(例えば、前後方向,左右方向)ことができる。
また、内枠は、ヒンジ側の内枠側部の外側面に固定配置される板金を含んで構成され、当該板金の後端部が内枠側部の外側面から内側に向けて鉤状に折り曲げられ、前記外枠に内枠が閉じた状態のとき、前記板金の鉤状後端部が前記ヒンジ側の外枠側部の前面と対向するように後方へ延設されているので、内枠が熱により穴を開けられるのを防止するとともに、内枠(板金)と外枠の隙間から異物を侵入する不正行為を効果的に防止することができる。また、ヒンジ側の内枠側部の板厚を薄くしても板金により剛性が保てるので、遊技盤の遊技領域を幅方向に拡大することができる。
また、上述した遊技盤の設置領域の拡大によって遊技盤の配置の自由度が増し、板金が組み付けられた内枠側部の内側に形成される空間部には遊技機背面側に設けられる構造部品、例えば発光基板や中継基板、タンクや賞球の払出しなどの球通路、或いはそれらの配線スペースを設けることも可能になるため、装置構成のレイアウトの自由度が増す。
また、ヒンジ側の外枠側部の前面と、その前面に対向する内枠側部の対向面とのうち少なくとも一方に相手側との隙間を狭める突出部が設けられているので、遊技機を正面視して遊技者側を前方(手前)とする前後方向の後側(奥側)に隙間が配置されるとともに該隙間を狭める突出部の存在により隙間に異物を侵入させることがほとんど不可能となるため、防犯性を強化することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1及び図2を参照して本実施形態に係る遊技機の概略構成について説明する。本実施形態では遊技機の一例としてパチンコ機を例示して説明するものとする。パチンコ機1は、当該パチンコ機1の外形をなす外枠2と、遊技盤3が設けられた内枠4(図2参照)と、該内枠4を覆う前面枠5を備えている。図2において、矩形状の外枠2のうち外枠ヒンジ6が設けられる一方側(ヒンジ側)の外枠側部2aの前面2cが切り欠かれて他方側(開放側)の外枠側部2bの前面2dより奥まって形成されている。尚、外枠側部に形成される切り欠き形状とは、遊技機を正面視して両側の外枠側部のうち開放側よりヒンジ側の奥行き寸法が短い細枠形状を言う。すなわち、外枠側部の一部に切り欠きを設けて形成してもよいし、奥行き寸法の短い外枠側部を用いて全体を切り欠きとして形成してもよい。
図2に示すように、内枠4は外枠ヒンジ6により外枠側部2aに対して開閉可能に取り付けられている。また、前面枠5(図1参照)は内枠ヒンジ7により内枠側部4aに対して開閉可能に取り付けられている。内枠4には、外枠2に対して内枠4及び前面枠5が閉じた状態のとき、当該内枠4(内枠側部4a)と前面枠5の隙間への異物侵入に対する不正防止機構を構成する板金24が設けられている。尚、外枠ヒンジ6と内枠ヒンジ7は、共通のヒンジを設けて内枠4及び前面枠5を開閉するようにしてもよい。
図1に戻り、前面枠5の中央部には遊技者が遊技盤3を視認できる窓部8が設けられている。該窓部8の周囲には装飾部9や図示しないスピーカーなどが設けられている。また、遊技盤3の中央部には、図柄表示装置(液晶表示装置)11が設けられている。
また、前面枠5の下方には、貸球や賞球を貯留し図示しない発射装置へ球を誘導する球受け皿12、球受け皿12の左側にタバコの吸殻を収容する灰皿13、球受け皿12の右側に遊技盤3に遊技球を打ち出すためのハンドル14が各々設けられている。本実施形態におけるパチンコ機1の前面枠5は、上下に設けられたガラス枠と球受け皿枠とが内枠ヒンジ7を中心に個別に開閉できるようになっている。尚、前面枠5はガラス枠と球受け皿枠とが一体となって開閉できるものでもよい。
遊技盤3には、上縁部に装飾部を有するセンター役物15、釘16(図3参照)、風車17、スルーチャッカー18、電動チューリップ19、アタッカー20、レール21、サイドランプ22などの盤面部品やアウトロ23などが設けられている。
ここで、上記パチンコ機において外枠2と内枠4との間の隙間からの異物の侵入を防ぐ不正防止構造の一例を図2乃至図6を参照して説明する。
図2及び図3に示すように、板金24が、外枠ヒンジ6と連繋する内枠4の内枠側部4aの外側面4bに内枠4(内枠側部4a)の上端から下端にわたって固定配置されている。具体的には、板金24は内枠側部4aの上下に設けられた内枠ヒンジ7に固定されている。尚、内枠ヒンジ7と板金24を一体に形成することもできる。その場合には、さらに部品点数も少なくなり、取付け位置の調整も簡単で組み付けが容易に行なえる。
また、板金24には、前方に向けて延設された前端部24aが形成されており、内枠4に対して前面枠5(図1参照)が閉じた状態のとき、後述する前面枠5の外側面5aに形成された枠体凹部25に当接するように組み付けられている(図3参照)。これにより、板金24は、内枠4に対して前面枠5が閉じた状態のときに当該内枠4と前面枠5の隙間を覆い、異物の侵入を防ぐことができる。また、板金24が内枠4(内枠側部4a)の上端から下端にわたって固定配置されているので、前面枠5としてのガラス枠(上部)との隙間はもちろんのこと球受け皿枠(下部)との隙間を塞ぐことができ、確実な不正防止効果を有する。尚、前面枠5に球受け皿12が一体に取り付けられている場合でも同様の不正防止効果を有する。
図2及び図4に示すように、板金24の前端部24aは内枠4の外側面4bから内側に向けて鉤状(略L字状)に折り曲げられており、当該前端部24aは内枠4の前面側に突設されている(図4参照)。また、前面枠5の外側面5aは樹脂材(例えば、ABS樹脂など)で形成されており、該外側面5aには板金24の前端部24aに沿うように長手方向に枠体凹部(有底凹部)25が形成されている。前面枠5が内枠4に閉じた状態のとき、板金24の前端部24aが枠体凹部25に挿入されて先端面24dが底部と当接している(図3参照)。また、内枠4の前端部内側面4cに前面枠5の先端面5bが当接している。
また、図3において外枠2に対して内枠4を閉じたとき、ヒンジ側の外枠側部2aと内枠側部4aとの対向部Fが開放側の外枠側部2bの前面2d(図2参照)より遊技機1を正面視して遊技者側を前方(手前)とする前後方向の後方(奥側)に形成されるようになっている。
これにより、遊技機1をホールの組み付け部(島)に組み付けた状態で内枠2と外枠4との隙間が遊技者側から見て手の届かない遊技機1の奥側に位置する。図3のラインPが後方(奥側)に埋設される部分と遊技者側(前側)に露出する部分との境界線である。よって、例えば不正を働こうとする者が外枠2と内枠4の隙間である対向部Fに異物を侵入させることを試みることすらできず、不正防止を強化することができる。
また、板金24の後端部24bが内枠側部4aの外側面4bから内側に向けて鉤状(略L字状)に折り曲げられ、内枠側部4aの段付面26に沿って設けられている。板金24の後端部24bと対向する外枠側部2aには外枠リブ(突出部)27が突設されている。外枠2に内枠4を閉じたときに、板金24の鉤状後端部24bと外枠側部2aの外枠リブ27が近接して配置される。尚、外枠リブ27の先端部は鉤状後端部24bと当接していてもよい。
このように遊技機1を正面視してヒンジ側の外枠側部2aと内枠側部4aの対向部Fの配置とともに隙間を狭める外枠リブ27の存在により、外枠2と内枠4の隙間に異物を侵入させることがほとんど不可能となるため、防犯性を強化することができる。
以上のように、内枠側部4aの外側面4bに固定配置された板金24の前端部24aが前面枠5に当接して隙間を塞いでいるため、当該隙間に異物を侵入する不正行為を防止することができる。また、内枠側部4aの一部を板金24により代替することができるので、内枠4の強度を板金24により補完して内枠側部4aの厚さを薄くすることが可能となり、遊技盤3の遊技領域を拡大することや、遊技盤3や遊技機背面側の構造物のレイアウトの自由度を高めることもできる。また、前面枠5の外側面5aは樹脂材で形成されているため、その樹脂材で形成された前面枠(外側面)が撓むなどの変形をすることで、板金24の個体差を吸収して干渉による影響を少なくすることができる。また、不具合なく当接させることができるので、隙間の発生を抑制又は防止できる。そして、板金24の組み付けが容易に行なえる。
また、外枠側部2a又は内枠側部4aの一部を板金24にすることで、盤面から垂直に板金24を配置でき、内枠側部4aの抜き勾配による隙間を減らすことができる。また、内枠側部4aの内側に板金を設けた場合にはその抜き勾配により遊技盤設置領域が圧迫されるおそれがあるが、内枠側部4aの外側面4bに板金24を設けると、遊技領域を広げてかつ取り付けに制約を受けずに組み付けることができる。
図5に不正防止構造の他例を示す。図3及び図4と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。この他例に係る実施形態では、前述した実施形態における板金24が省略された態様となっている。
図5に示すように、内枠4の外枠ヒンジ6(図2参照)と連繋する内枠側部4aは、樹脂枠体により形成されている。内枠側部4aの前端部4dは、前面枠5の外側面5aに設けられた枠体凹部25まで延設されており、内枠4と前面枠5の隙間を覆っている。また、内枠4の前端部内側面4cに前面枠5の先端面5bが当接している。
また、ヒンジ側の内側側部4aの後端部(具体的には、背面側の段付部26)が後方へ延設されており、内枠4が外枠2へ閉じた状態のとき、ヒンジ側の外枠側部2aの前面2cと対向配置されている。そして、内枠側部4aの背面側の段付部26(後端部)と外枠側部2aとで隙間である対向部Fを形成している。外枠側部2aの対向面には、外枠リブ27が突設されている。外枠2に内枠4を閉じたときに、内枠側部4aの段付部26と外枠側部2aの外枠リブ27が近接して配置される。尚、外枠リブ27の先端部は鉤状後端部24bと当接していてもよい。
以上のような構成によっても、遊技機1を正面視して前後方向奥側の対向部Fの配置とともに隙間を狭める外枠リブ27の存在により、内枠と外枠2の隙間自体に異物を侵入させることがほとんど不可能となるため、防犯性を強化することができる。
図6に不正防止構造の他例を示す。図3及び図4と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。
図6に示すように、前面枠5が内枠4に閉じた状態のとき、板金24の前端部24aが枠体凹部25に挿入されて先端面24dが底部と当接している。また、内枠4の前端部内側面4cに前面枠5の先端面5bが当接している。また、板金24の鉤状後端部24bと外枠側部2aの外枠リブ27が近接して配置される。尚、外枠リブ27の先端部は鉤状後端部24bと当接していてもよい。
図6に示すように、内枠4は、外枠側部2aの前面が後方に位置するので、ヒンジ側の内枠側部4aが幅方向に拡大され、空間部Sを形成している。前述した実施形態のように、内枠4の内側の遊技盤3を拡大できるほか、空いた空間部Sを部品配置スペースとして活用することができる。例えば、外側面4bに板金24が組み付けられた内枠側部4aの内側にはLEDが基板実装された発光基板28,29が各々組み付けられている。発光基板28は遊技盤3と平行に遊技領域に向けて光照射する。また、発光基板29は前面枠5の装飾部9に向けて光照射する。このように、板金24が組み付けられた内枠側部4aの内側に遊技機背面側に設けられる構造部品、例えば発光基板、中継基板、タンクや賞球の払出しなどの球通路、或いはそれらの配線スペースとして空隙部Sを設けることも可能になり、装置構成のレイアウトの自由度が増す。
なお、遊技機の一例としてパチンコ機について説明したが、他に例えばアレンジボール遊技機、パチスロ遊技機、雀球遊技機等の他の遊技機にも適用できる。
遊技機の正面図である。 外枠、内枠及び板金の分解斜視図である。 内枠を外枠に閉じた状態の水平方向部分断面図である。 図3の前面枠を内枠から開放した状態の水平方向部分断面図である。 他例に係る内枠を外枠に閉じた状態の水平方向部分断面図である。 他例に係る内枠を外枠に閉じた状態の水平方向部分断面図である。
符号の説明
1 遊技機
2 外枠
2a,2b 外枠側部
2c,2d 前面
3 遊技盤
4 内枠
4a 内枠側部
4b,5a 外側面
4c 前端部内側面
4d,24a 前端部
5 前面枠
5b,24d 先端面
6 外枠ヒンジ
7 内枠ヒンジ
8 窓部
9 装飾部
11 図柄表示装置
12 球受け皿
13 灰皿
14 ハンドル
15 センター役物
16 釘
17 風車
18 スルーチャッカー
19 電動チューリップ
20 アタッカー
21 レール
22 サイドランプ
23 アウトロ
24 板金
24b 後端部
25 枠体凹部
26 段付部
27 外枠リブ
28,29 発光基板
F 対向部
S 空間部

Claims (4)

  1. 遊技機の外形をなす矩形状の外枠と、該外枠の一方の外枠側部側に配置されたヒンジを介して開閉可能に設けられた内枠とを備えた遊技機であって、
    前記外枠は、前記ヒンジ側の外枠側部の前面の一部又は全部が開放側の外枠側部の前面よりも後方に位置するように形成されており、
    前記内枠は、前記外枠に対して前記内枠が閉じた状態のとき、前記ヒンジ側の内枠側部の後端部が、前記開放端側の外枠側部の前面より後方へ延設されて前記ヒンジ側の外枠側部の前面に対向配置される遊技機。
  2. 前記内枠に遊技盤が支持されており、少なくともその遊技盤に対応する高さ領域において、前記ヒンジ側の外枠側部の前面が前記開放側よりも後方に位置するように形成されている請求項1記載の遊技機。
  3. 前記内枠は、前記ヒンジ側の内枠側部の外側面に固定配置される板金を含んで構成され、当該板金の後端部が内枠側部の外側面から内側に向けて鉤状に折り曲げられ、前記外枠に内枠を閉じた状態のとき、前記板金の鉤状後端部が前記ヒンジ側の外枠側部の前面と対向するように後方へ延設されている請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記ヒンジ側の外枠側部の前面と、その前面に対向する内枠側部の対向面とのうち少なくとも一方に相手側との隙間を狭める突出部が設けられている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
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