JP2009189111A - モータ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源入力線やモータ線などのパワー系配線の接続作業が容易かつ安価で、接続にまつわるトラブルを防止できるモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】パワー回路基板に搭載した電源入力用コネクタ1およびモータ接続用コネクタ2と、回路基板を取り付けた放熱器3を覆うように嵌合する合成樹脂製のカバー4を備え、電源入力用コネクタ1またはモータ接続用コネクタ2に外部コネクタ1aまたは外部コネクタ2aを装着すると同時に外部コネクタの動きを拘束するロック機構5をカバー4に設ける。
【選択図】図1
【解決手段】パワー回路基板に搭載した電源入力用コネクタ1およびモータ接続用コネクタ2と、回路基板を取り付けた放熱器3を覆うように嵌合する合成樹脂製のカバー4を備え、電源入力用コネクタ1またはモータ接続用コネクタ2に外部コネクタ1aまたは外部コネクタ2aを装着すると同時に外部コネクタの動きを拘束するロック機構5をカバー4に設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、モータ駆動装置と接続する電気コネクタのうち、特にパワー系のコネクタ(電源入力用コネクタおよびモータ接続用コネクタ)に対して挿入抜去する外部コネクタのロック機構に関する。
従来、FA設備機器に用いるモータ駆動装置は機器内に設置され、使用環境を考慮して駆動するモータとの接続には、キャノンプラグに代表されるネジ固定式のコネクタが一般的に使用されていた。これに対して、配線接続の簡略化および小型化を図るため、端子台の端子数を削減するモータ駆動装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−219972号公報
上述の電源入力線やモータ線を端子台にネジ固定する構造は、配線における接触不良を防げる反面、端子台への接続に手間と工数が掛かり、さらに誤配線に対しても十分な注意を払う必要があった。
一方、モータ駆動装置の内部配線には、挿入抜去作業が容易な電気コネクタが多用されており、モータ駆動装置の小型化および設置時の配線工数を削減するため、モータ線や電源入力線などの配線にロック機構を備えた汎用の電気コネクタが検討されている。
この電気コネクタの接触状態に影響する保持力は、コネクタ自身のロック機構の強度に依存するため、モータ駆動装置を使用する設備機器の構造や配線の引き回しによっては、十分なロック強度が保たれていない可能性があった。
また、設備機器の振動や配線の引張力がロック機構の保持力を上回り、ロック機構が外れるとコネクタの接続不良を引き起こし、駆動中の誤動作や停止の可能性がある。
本発明は上記の課題を解決するものであり、電源入力線やモータ線などのパワー系配線の接続作業が容易かつ安価で、接続にまつわるトラブルを防止できるモータ駆動装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1に記載のモータ駆動装置は、パワー回路基板に搭載した電源入力用コネクタおよびモータ接続用コネクタと、前記回路基板を取り付けた放熱器を覆うように嵌合する合成樹脂製のカバーを備え、前記電源入力用コネクタまたはモータ接続用コネクタに外部コネクタを装着すると同時に外部コネクタの動きを拘束するロック機構を前記カバーに設けたものである。
また、請求項2に記載のモータ駆動装置は、前記電源入力用コネクタとモータ接続用コネクタを隣接してパワー回路基板に設け、1つのロック機構で両方のコネクタに装着した外部コネクタの動きを拘束する。
さらに、請求項3に記載のモータ駆動装置は、前記ロック機構は、腕部の先端に設けた爪部と、前記腕部の途中に設けられ、爪部と反対方向に突出した操作部と、前記操作部の動きを規制するストッパー部とで構成され、前記電源入力用コネクタまたはモータ接続用
コネクタに外部コネクタを挿入すると前記爪部で外部コネクタを拘束し、前記操作部をストッパー部に当接させることで腕部が撓んで爪部が動き、外部コネクタの抜去を可能とする。
コネクタに外部コネクタを挿入すると前記爪部で外部コネクタを拘束し、前記操作部をストッパー部に当接させることで腕部が撓んで爪部が動き、外部コネクタの抜去を可能とする。
請求項1に記載のモータ駆動装置によれば、カバーに設けたロック機構により、電源入力線およびモータ線の接続に汎用の電気コネクタを使用することが可能となり、モータ駆動装置を安価に構成できる。また、外部コネクタを装着すると同時に外部コネクタの動きを拘束できるため、配線に加わる張力や振動によるコネクタ接続部の接触不良を防止することができる。
また、請求項2に記載のモータ駆動装置によれば、ロック機構は電源入力用コネクタとモータ接続用コネクタの間に1つ設けるだけでよく、安価な構成で装着と同時に外部コネクタの動きを拘束することができる。
さらに、請求項3に記載のモータ駆動装置によれば、操作性の良いロック機構を安価に構成できる。
したがって、電源入力用線およびモータ線の接続作業が容易かつ安価で、接続にまつわるトラブルを防止できるモータ駆動装置を得ることができる。
本発明のモータ駆動装置は、パワー回路基板に搭載した電源入力用コネクタおよびモータ接続用コネクタと、前記回路基板を取り付けた放熱器を覆うように嵌合する合成樹脂製のカバーを備え、前記電源入力用コネクタまたはモータ接続用コネクタに外部コネクタを装着すると同時に外部コネクタの動きを拘束するロック機構を前記カバーに設ける。以下、図面を参照しながら実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1におけるモータ駆動装置の斜視図で、便宜上、電源入力用コネクタおよびモータ接続用コネクタに対応する外部コネクタを接続した状態で図示している。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1におけるモータ駆動装置の斜視図で、便宜上、電源入力用コネクタおよびモータ接続用コネクタに対応する外部コネクタを接続した状態で図示している。
図1において、モータ駆動装置は、電源入力用コネクタ1とモータ接続用コネクタ2およびパワー回路部品を搭載したパワー回路基板(図示せず)および制御回路部品を搭載した制御回路基板(図示せず)を取り付けるアルミニウム製の放熱器3と、この回路基板を取り付けた放熱器3を覆うように形成した合成樹脂製のカバー4とから成り、放熱器3とカバー4で筐体を構成する。
実施の形態1の電源入力用コネクタ1は、電源入力R,S,T端子のほかに外部接続用の回生抵抗器用端子を備える。一方、モータ接続用コネクタ2は、モータU,V,W端子のほかにFG端子を備える。電源入力用コネクタ1(およびモータ接続用コネクタ2)と装着する外部コネクタ1a(および外部コネクタ2a)は、相互で挿入抜去が可能なロック機構1b(およびロック機構2b)を備える。
放熱器3の一部はカバー4から突出させて、モータ駆動装置を設備機器に取り付けるために用いる。また、電源入力用コネクタ1の近くにプロテクティブアース(PE)用にネジを2つ設けている。
また、カバー4の正面には、外部コネクタと接続する各種コネクタ用孔が設けられ、上面および底面には、パワー素子が発した熱を放出するため多数の通気孔がそれぞれ設けている。さらに、放熱器3の凸部と嵌合する孔部を所定位置に備えている。
本願発明の特徴部分は、カバー4に一体形成したロック機構にあり、実施の形態1におけるロック機構について説明する。なお、回路構成については従来のモータ駆動回路と同様であり説明を省略する。
図2および図3は、実施の形態1におけるロック機構周辺の要部説明図である。ロック機構5は、腕部の先端に設けた爪部5aと、腕部の途中に爪部5aと反対方向に突出して設けた操作部5bと、操作部5bの動きを規制するストッパー部5cとで構成される。ストッパー部5cは一定の隙間を確保して操作部5bの直下に配設する。
ロック機構5は、外部コネクタが装着された状態でロックが機能するように、カバー4の表面から突出して設けられ、爪部5aは、電源入力用コネクタ1またはモータ接続用コネクタ2に外部コネクタ1a,2aが挿入されると同時に外部コネクタ1a,2aの端部に当接(ロック)する位置に設ける。
一方、爪部5aによってロックされた外部コネクタ1a,2aを、電源入力用コネクタ1またはモータ接続用コネクタ2から抜去するには、操作部5bをストッパー部5cに当接させる。爪部5aと操作部5bは腕部に一体形成されているので、腕部が撓んで爪部5aが外部コネクタの端部から離れる方向に動き、外部コネクタが抜去可能となる。
このように、実施の形態1のロック機構5は、外部コネクタ1a(または外部コネクタ2a)を装着すると同時に外部コネクタ1a(または外部コネクタ2a)の端部をロックする。一方、操作部5bをストッパー部5cに当接させると、爪部5aが外部コネクタの端部から離れ、外部コネクタを抜去可能な状態にする。
なお、電源入力用コネクタ1とモータ接続用コネクタ2をパワー回路基板上で隣接して配設が可能であれば、実施の形態1のように外部コネクタ1a,2aのロック機構1b、2bとの干渉を避け、ケース4のロック機構5を1つで兼用できる。また、別々にロック機構を設けても実施できるのは言うまでもない。
本発明のモータ駆動装置は、電源入力線やモータ線など電力系配線に汎用の電気コネクタが使用でき、安価かつ小型化が可能になるためFA設備機器の小型化に有用である。
1 電源入力用コネクタ
1a 外部コネクタ(電源入力用)
2 モータ接続用コネクタ
2a 外部コネクタ(モータ接続用)
3 放熱器
4 カバー
5 ロック機構
5a 爪部
5b 操作部
5c ストッパー部
1a 外部コネクタ(電源入力用)
2 モータ接続用コネクタ
2a 外部コネクタ(モータ接続用)
3 放熱器
4 カバー
5 ロック機構
5a 爪部
5b 操作部
5c ストッパー部
Claims (3)
- パワー回路基板に搭載した電源入力用コネクタおよびモータ接続用コネクタと、
前記回路基板を取り付けた放熱器を覆うように嵌合する合成樹脂製のカバーを備え、
前記電源入力用コネクタまたはモータ接続用コネクタに外部コネクタを装着すると同時に外部コネクタの動きを拘束するロック機構を前記カバーに設けたことを特徴とするモータ駆動装置。 - 前記電源入力用コネクタとモータ接続用コネクタを隣接してパワー回路基板に設け、
1つのロック機構で両方のコネクタに装着した外部コネクタの動きを拘束する請求項1に記載のモータ駆動装置。 - 前記ロック機構は、腕部の先端に設けた爪部と、前記腕部の途中に設けられ、爪部と反対方向に突出した操作部と、前記操作部の動きを規制するストッパー部とで構成され、
前記電源入力用コネクタまたはモータ接続用コネクタに外部コネクタを挿入すると前記爪部で外部コネクタを拘束し、
前記操作部をストッパー部に当接させることで腕部が撓んで爪部が動き、外部コネクタの抜去を可能とする請求項1または請求項2に記載のモータ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008024672A JP2009189111A (ja) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | モータ駆動装置 |
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Family
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Family Applications (1)
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Citations (6)
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2008
- 2008-02-05 JP JP2008024672A patent/JP2009189111A/ja active Pending
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