JP2009188451A - ヒステリシスコンパレータ回路 - Google Patents

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井 厚 志 浅
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Abstract

【課題】回路規模をより縮小することが可能なヒステリシスコンパレータ回路を提供する。
【解決手段】ヒステリシスコンパレータ回路100は、定電流源と、定電流による電圧降下に応じた出力電圧を出力する可変抵抗回路と、入力端子に反転入力端子が接続され、定電流源と可変抵抗回路との間の第1の接点に非反転入力端子が接続され、反転入力端子に入力された入力信号と非反転入力端子に入力された第1の接点の基準電圧とを比較し、この比較結果に応じた電圧を出力するコンパレータと、スイッチ回路と、を備える。スイッチ回路は、コンパレータの非反転出力が“Low”レベルの場合は、可変抵抗回路の抵抗値を第1の抵抗値に切り換え、コンパレータの非反転出力が“High”レベルの場合は、可変抵抗回路の抵抗値を第1の抵抗値よりも小さい第2の抵抗値に切り換える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒステリシス機能を有するヒステリシスコンパレータ回路に関するものである。
従来、通常のコンパレータは、入力電圧を基準電圧と比較し、比較結果に応じた電圧を出力する。
これに対して、ヒステリシスコンパレータ回路は、入力電圧が“Low”レベルから“High”レベルに変化するときは高い基準電圧を有し、“High”レベルから“Low”レベルに変化するときには低い基準電圧を有する。
このようなヒステリシス特性をコンパレータに持たせることで、入力電圧が基準電圧に近くなったときに、入力電圧に混在するノイズによりコンパレータの出力が頻繁に変化するのを防止する。
ここで、従来のヒステリシスコンパレータ回路には、例えば、コンパレータの出力信号を分岐し、この分岐した信号に応じて2つの定電流源からの電流をオン/オフ制御することにより、基準電圧にヒステリシス幅を持たせるものがある(例えば、特許文献1参照。)
上記従来のヒステリシスコンパレータ回路は、上述のように、分岐した信号に応じて2つの定電流源からの電流をオン/オフ制御することにより、基準電圧を変化させる。このとき、該分岐した信号に応じた出力信号が同時に変化する。このため、コンパレータのチャタリングを防止するために、遅延回路を別途も設ける必要であった。
また、上記従来のヒステリシスコンパレータ回路は、既述のように、2つの定電流源を有するため、回路規模が増大するという問題があった。
特開2005−217498号公報
本発明は、回路規模をより縮小することが可能なヒステリシスコンパレータ回路を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るヒステリシスコンパレータ回路は、
入力信号が入力される入力端子と、
出力電圧が出力される出力端子と、
電源に接続され、定電流を出力する定電流源と、
前記定電流源と接地との間に接続され、前記定電流による電圧降下に応じた前記出力電圧を出力し、抵抗値が可変である可変抵抗回路と、
前記入力端子に第1の入力端子が接続され、前記定電流源と前記可変抵抗回路との間の第1の接点に第2の入力端子が接続され、前記第1の入力端子に入力された前記入力信号と前記第2の入力端子に入力された前記第1の接点の基準電圧とを比較し、この比較結果に応じた電圧を出力するコンパレータと、
前記コンパレータの出力に応じて、前記可変抵抗回路の抵抗値を切り換えるスイッチ回路と、を備え、
前記スイッチ回路は、
前記コンパレータの前記出力が第1のレベルの場合は、前記可変抵抗回路の抵抗値を第1の抵抗値に切り換え、
前記コンパレータの前記出力が第2のレベルの場合は、前記可変抵抗回路の抵抗値を第1の抵抗値よりも小さい第2の抵抗値に切り換える
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係るヒステリシスコンパレータ回路によれば、回路規模をより縮小することができる。
以下、本発明を適用した各実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係るヒステリシスコンパレータ回路100の構成を示す図である。
図1に示すように、ヒステリシスコンパレータ回路100は、入力端子1と、出力端子2と、定電流源3と、可変抵抗回路4と、コンパレータ5と、スイッチ回路6と、出力ドライバ9と、を備える。
入力端子1は、入力信号(入力電圧)Vinが入力されるようになっている。
出力端子2は、出力電圧Voutが出力されるようになっている。
定電流源3は、電源に接続され、定電流Iを出力するようになっている。
可変抵抗回路4は、定電流源3と接地との間に接続されている。この可変抵抗回路4は、 定電流Iによる電圧降下に応じた出力電圧を出力し、抵抗値が可変である。
コンパレータ5は、入力端子1に反転入力端子が接続され、定電流源3と可変抵抗回路4との間の第1の接点7に非反転入力端子が接続されている。
このコンパレータ5は、反転入力端子に入力された入力信号Vinと非反転入力端子に入力された第1の接点7の基準電圧Vrefとを比較し、この比較結果に応じた電圧を出力するようになっている。
例えば、基準電圧Vrefよりも入力信号Vinが低い場合は、コンパレータ5の非反転出力は第1のレベルである“Low”レベル(言い換えれば、反転出力が第2のレベルである“High”レベル)となる。
一方、基準電圧Vrefよりも入力信号Vinが高い場合は、コンパレータ5の非反転出力は“High”レベル(言い換えれば、反転出力が“Low”レベル)となる。
スイッチ回路6は、コンパレータ5の出力に応じて、可変抵抗回路4の抵抗値を切り換える。
例えば、スイッチ回路6は、コンパレータ5の非反転出力が“Low”レベル(言い換えれば、反転出力が“High”レベル)の場合は、可変抵抗回路4の抵抗値を第1の抵抗値R1に切り換える。
一方、このスイッチ回路6は、コンパレータ5の前記非反転出力が“High”レベル(言い換えれば、反転出力が“Low”レベル)の場合は、前記可変抵抗回路の抵抗値を第1の抵抗値よりも小さい第2の抵抗値に切り換える。
可変抵抗回路4は、例えば、第1の抵抗4aと、第2の抵抗4bと、第3の抵抗4cと、を有する。
第1の抵抗4aは、第1の接点7に一端が接続され、抵抗値r1を有する。
第2の抵抗4bは、第1の抵抗4aの他端と接地との間に接続され、抵抗値r2を有する。
第3の抵抗4cは、第1の接点7に一端が接続され、第1のスイッチ素子6aを介して接地に他端が接続され、抵抗値r3を有する。
このような構成を有する可変抵抗回路4は、第1の抵抗4aと第2の抵抗4bとの間の第2の接点8の電圧を出力電圧Voutとして、出力端子に出力ドライバ9を介して出力するようになっている。
スイッチ回路6は、例えば、第1のスイッチ素子6aと、第2のスイッチ素子6bと、を有する。
第1のスイッチ素子6aは、第3の抵抗4cの他端と接地との間に接続されている。この第1のスイッチ素子6aは、コンパレータ5の非反転出力OUT1が“Low”レベルの場合はオフし、コンパレータ5の非反転出力OUT1が“High”レベルの場合はオンするようになっている。
ここで、図2は、図1に示すヒステリシスコンパレータ回路100の第1のスイッチ素子6aの回路構成の一例を示す図である。
図2に示すように、第1のスイッチ素子6aは、第3の抵抗4cの他端と接地との間に接続され、コンパレータ5の非反転出力端子がゲートに接続されたnMOSトランジスタで構成される。
また、第2のスイッチ素子6bは、第1の抵抗4aの他端と接地との間に接続されている。この第2のスイッチ素子6bは、コンパレータ5の反転出力OUT2が“Low”レベルの場合はオフし、コンパレータ5の反転出力OUT2が“High”レベルの場合はオンするようになっている。
ここで、図3は、図1に示すヒステリシスコンパレータ回路100の第2のスイッチ素子6bの回路構成の一例を示す図である。
図3に示すように、第2のスイッチ素子6bは、第1の抵抗4aの他端と接地との間に接続され、コンパレータ5の反転出力端子がゲートに接続されたnMOSトランジスタで構成される。
なお、上述のように、図2、図3においては、第1、第2のスイッチ素子の一例としてnMOSトランジスタを用いた場合について説明した。しかし、回路論理を逆にすることによりpMOSトランジスタを用いてもよい。また、バイポーラトランジスタ等の他のトランジスタや他のスイッチ素子を用いてもよい。
ここで、例えば、第1のスイッチ素子6aをオンし第2のスイッチ素子6bをオフした場合、可変抵抗回路4の合成抵抗値R(a)は、式(1)のように表される。
R(a)=r3(r1+r2)/(r1+r2+r3)・・・(1)
この場合、基準電圧VrefをVref(a)とすると、Vref(a)は式(2)のように表される。なお、Iは、既述のように、定電流源3が出力する定電流である。
Vref(a)=I×r3(r1+r2)/(r1+r2+r3)・・・(2)
また、この場合、出力電圧VoutをVout(a)とすると、Vout(a)は式(3)のように表される。
Vout(a)=I×r2r3/(r1+r2+r3)・・・(3)
一方、第1のスイッチ素子6aをオフし第2のスイッチ素子6bをオンした場合、可変抵抗回路4の合成抵抗値R(b)は、式(4)のように表される。
R(b)=r1・・・(4)
この場合、基準電圧VrefをVref(b)とすると、Vref(b)は式(5)のように表される。
Vref(b)=I×r1・・・(5)
また、この場合、出力電圧VoutをVout(b)とすると、Vout(b)は式(6)のように表される。
Vout(b)=0(接地)・・・(6)
なお、本実施例においては、R(a)<R(b)となるように第1ないし第3の抵抗r1〜r3の抵抗値を設定する。これにより、Vref(a)<Vref(b)となる。
また、式(3)、(6)より、Vout(a)>Vout(b)となる。すなわち、コンパレータ5の非反転出力OUT1が“High”レベルの場合、可変抵抗回路4は“High”レベルに相当するVout(a)を出力するようになっている。一方、コンパレータ5の非反転出力OUT1が“Low”レベルの場合、可変抵抗回路4は、“Low”レベルに相当するVout(b)を出力するようになっている。すなわち、既述のように、可変抵抗回路4は、 定電流Iによる電圧降下に応じた出力電圧を出力する。
また、図1に示すように、出力ドライバ9は、第2の端子8と出力端子2との間に接続されている。この出力ドライバ9は、可変抵抗回路4から出力された出力電圧Voutを所定値に増幅し、出力端子2に出力するようになっている。この出力ドライバ9は、必要に応じて省略されてもよい。
次に、以上のような構成を有するヒステリシスコンパレータ回路100の動作について説明する。
図4は、ヒステリシスコンパレータ回路100の各信号と時間との関係を示すタイミングチャートである。
なお、入力信号Vinが入力されていない初期状態では、コンパレータ5の非反転出力OUT1が“Low”レベルであるので、第1のスイッチ素子6aがオフし第2のスイッチ素子6bがオンしている。すなわち、基準電圧VrefはVref(b)であり、出力電圧Voutは、“Low”レベルであるVout(b)である。
図4に示すように、時間t0〜t1において、入力された入力信号Vinが基準電圧Vrefよりも低い。このため、コンパレータ5の非反転出力OUT1は“Low”レベルを維持し、出力電圧Voutも“Low”レベルであるVout(b)に維持される。
次に、時間t1において、入力された入力信号Vinが基準電圧Vref(すなわち、Vref(b))よりも高くなる。このため、コンパレータ5の非反転出力OUT1は“High”レベルに変化する。このとき、可変抵抗回路4の抵抗値が変化して、基準電圧VrefがVref(a)に変化する。同様に、可変抵抗回路4の抵抗値が変化して、出力電圧Voutも“High”レベルであるVout(a)に変化する。
これにより、時間t1〜t2において、入力された入力信号Vinが基準電圧Vrefよりも高くなる。このため、コンパレータ5の非反転出力OUT1は“High”レベルを維持し、出力電圧Voutも“High”レベルであるVout(a)に維持される。
次に、時間t2において、入力された入力信号Vinが基準電圧Vref(すなわち、Vref(a))よりも低くなる。このため、コンパレータ5の非反転出力OUT1は“Low”レベルに変化する。このとき、可変抵抗回路4の抵抗値が変化して、基準電圧VrefがVref(b)に変化する。その後、出力電圧Voutも“Low”レベルであるVout(b)に変化する。
以上の動作により、ヒステリシスコンパレータ回路100は、ヒステリシス動作する。
また、上述のように、基準電圧Vrefが切り換えられた後、コンパレータ5のフィードバック動作により出力電圧Voutが変化する。このため、従来技術のようなチャタリング防止のための遅延回路が不要である。これにより、従来技術と比較して、回路規模をより縮小することができる。
また、ヒステリシスコンパレータ回路100は、定電流源が1つであるので、従来技術と比較して、消費電力を低減することができる。
以上のように、本実施例に係るヒステリシスコンパレータ回路によれば、回路規模をより縮小することができる。
実施例1では、ヒステリシス動作し、コンパレータの動作に応じて可変抵抗回路から出力電圧するヒステリシスコンパレータ回路の構成の一例について説明した。
本実施例では、可変抵抗回路から異なる論理の出力電圧を出力する構成の一例について述べる。
図5は、本発明の一態様である実施例2に係るヒステリシスコンパレータ回路200の構成を示す図である。なお、図5において図1の符号と同じ符号は実施例1と同様の構成を示す。
図5に示すように、ヒステリシスコンパレータ回路200は、実施例1と同様に、入力端子1と、出力端子2と、定電流源3と、可変抵抗回路4と、コンパレータ5と、スイッチ回路6と、出力ドライバ9と、を備える。
可変抵抗回路4は、実施例1の場合と異なり、第3の抵抗4cと第1のスイッチ素子6aとの間の第2の接点208の電圧を出力電圧Voutとして出力端子2に出力ドライバ9を介して出力するようになっている。
ここで、例えば、第1のスイッチ素子6aをオンし第2のスイッチ素子6bをオフした場合、出力電圧VoutをVout(a)とすると、Vout(a)は式(7)のように表される。
Vout(a)=0(接地)・・・(7)
一方、第1のスイッチ素子6aをオフし第2のスイッチ素子6bをオンした場合、出力電圧VoutをVout(b)とすると、Vout(b)は式(8)のように表される。
Vout(b)=I×r1・・・(8)
式(7)、(8)より、Vout(a)<Vout(b)となる。すなわち、コンパレータ5の非反転出力OUT1が“High”レベルの場合、可変抵抗回路4は“Low”レベルに相当するVout(a)を出力するようになっている。一方、コンパレータ5の非反転出力OUT1が“Low”レベルの場合、可変抵抗回路4は、“High”レベルに相当するVout(b)を出力するようになっている。
なお、その他の条件は、実施例1と同様である。
また、出力ドライバ9は、実施例1と同様に、可変抵抗回路4から出力された出力電圧Voutを所定値に増幅し、出力端子2に出力するようになっている。この出力ドライバ9は、必要に応じて省略されてもよい。
このようなヒステリシスコンパレータ回路200の動作原理は、実施例1に示すヒステリシスコンパレータ回路100の動作原理と比較して出力電圧Voutの論理が逆になる以外は、同じである。
すなわち、ヒステリシスコンパレータ回路200は、実施例1と同様に、ヒステリシス動作する。
また、ヒステリシスコンパレータ回路200は、実施例1と同様に、基準電圧Vrefが切り換えられた後、コンパレータ5のフィードバック動作により出力電圧Voutが変化する。このため、従来技術のようなチャタリング防止のための遅延回路が不要である。これにより、従来技術と比較して、回路規模をより縮小することができる。
また、ヒステリシスコンパレータ回路200は、実施例1と同様に、定電流源が1つであるので、従来技術と比較して、消費電力を低減することができる。
以上のように、本実施例に係るヒステリシスコンパレータ回路によれば、回路規模をより縮小することができる。
本発明の一態様である実施例1に係るヒステリシスコンパレータ回路100の構成を示す図である。 図1に示すヒステリシスコンパレータ回路100の第1のスイッチ素子6aの回路構成の一例を示す図である。 図1に示すヒステリシスコンパレータ回路100の第2のスイッチ素子6bの回路構成の一例を示す図である。 ヒステリシスコンパレータ回路100の各信号と時間との関係を示すタイミングチャートである。 本発明の一態様である実施例2に係るヒステリシスコンパレータ回路200の構成を示す図である。
符号の説明
1 入力端子
2 出力端子
3 定電流源
4 可変抵抗回路
5 コンパレータ
6 スイッチ回路
7 第1の接点
8、208 第2の接点
9 出力ドライバ
100、200 ヒステリシスコンパレータ回路
I 定電流
Vin 入力信号
Vout 出力電圧
Vref 基準電圧

Claims (5)

  1. 入力信号が入力される入力端子と、
    出力電圧が出力される出力端子と、
    電源に接続され、定電流を出力する定電流源と、
    前記定電流源と接地との間に接続され、前記定電流による電圧降下に応じた前記出力電圧を出力し、抵抗値が可変である可変抵抗回路と、
    前記入力端子に第1の入力端子が接続され、前記定電流源と前記可変抵抗回路との間の第1の接点に第2の入力端子が接続され、前記第1の入力端子に入力された前記入力信号と前記第2の入力端子に入力された前記第1の接点の基準電圧とを比較し、この比較結果に応じた電圧を出力するコンパレータと、
    前記コンパレータの出力に応じて、前記可変抵抗回路の抵抗値を切り換えるスイッチ回路と、を備え、
    前記スイッチ回路は、
    前記コンパレータの前記出力が第1のレベルの場合は、前記可変抵抗回路の抵抗値を第1の抵抗値に切り換え、
    前記コンパレータの前記出力が第2のレベルの場合は、前記可変抵抗回路の抵抗値を第1の抵抗値よりも小さい第2の抵抗値に切り換える
    ことを特徴とするヒステリシスコンパレータ回路。
  2. 前記可変抵抗回路は、
    前記第1の接点に一端が接続された第1の抵抗と、
    前記第1の抵抗の他端と前記接地との間に接続された第2の抵抗と、
    前記第1の接点に一端が接続された第3の抵抗と、を有し、
    前記スイッチ回路は、
    前記第3の抵抗の他端と前記接地との間に接続され、前記コンパレータの前記出力が前記第1のレベルの場合はオフし、前記コンパレータの前記出力が前記第2のレベルの場合はオンする前記第1のスイッチ素子と、
    前記第1の抵抗の他端と前記接地との間に接続され、前記コンパレータの前記出力が前記第1のレベルの場合はオンし、前記コンパレータの前記出力が前記第2のレベルの場合はオフする第2のスイッチ素子と、を有し、
    前記可変抵抗回路は、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との間の第2の接点の電圧を前記出力電圧として前記出力端子に出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒステリシスコンパレータ回路。
  3. 前記可変抵抗回路は、
    前記第1の接点に一端が接続された第1の抵抗と、
    前記第1の抵抗の他端と前記接地との間に接続された第2の抵抗と、
    前記第1の接点に一端が接続された第3の抵抗と、を有し、
    前記スイッチ回路は、
    前記第3の抵抗の他端と前記接地との間に接続され、前記コンパレータの前記出力が前記第1のレベルの場合はオフし、前記コンパレータの前記出力が前記第2のレベルの場合はオンする前記第1のスイッチ素子と、
    前記第1の抵抗の他端と前記接地との間に接続され、前記コンパレータの前記出力が前記第1のレベルの場合はオンし、前記コンパレータの前記出力が前記第2のレベルの場合はオフする第2のスイッチ素子と、を有し、
    前記可変抵抗回路は、前記第3の抵抗と前記第1のスイッチ素子との間の第2の接点の電圧を前記出力電圧として前記出力端子に出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒステリシスコンパレータ回路。
  4. 前記可変抵抗回路から出力された前記出力電圧を増幅し前記出力端子に出力する出力ドライバをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のヒステリシスコンパレータ回路。
  5. 前記第1の入力端子は、反転入力端子であり、前記第2の入力端子は、非反転入力端子であり、前記第1のレベルは、“Low”レベルであり、前記第2のレベルは、“High”レベルであり、前記出力が非反転出力であることを特徴とする請求項1ないし4に記載のヒステリシスコンパレータ回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011124931A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Samsung Electronics Co Ltd コンパレータ及び半導体装置

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