JP2009188340A - 電磁プランジャ - Google Patents

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信一朗 甲佐
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Abstract

【課題】本発明は、防塵、防滴効果等の高い電磁プランジャを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の電磁プランジャは、本体、受、鉄心、リブ部、ばね、及びカバーから構成される。本体は、コイルが巻かれた筒状のボビンを有する。なお、本体には、ヨーク及びパイプを含めてもよい。受は、ボビンの一端の内側に固定される。鉄心は、ボビンの他端から挿入され、ボビンに巻かれたコイルを励磁することによって、受方向に吸引される。リブ部は、鉄心の外端部に付される。なお、リブ部は鉄心の外端部に直接付されたものであっても、鉄心の外端部に結合したリンクレバーに付されたものであってもよい。ばねは、鉄心に対して受から離間する方向に力を加える。カバーは、リブ部と対向する開口部を有し、鉄心外端部を覆う。この開口部はリブ部よりも小さい。
【選択図】図1

Description

本発明は、防滴、防塵対策を行った電磁プランジャに関する。
従来の電磁プランジャの防滴、防塵対策は、電磁プランジャ全体と、電磁プランジャによって動作される部分とを覆っていた。そのため、スペースが大きくなるという問題がある。また、電磁プランジャを取り付ける際、自重及びばね荷重により鉄心及びばねが組付け姿勢により落下するという問題があった。これらの課題を解決する方法として、特許文献1に示す構成を有するものがある。特許文献1の電磁プランジャは、電磁プランジャ本体にカバーを取付けるので、小スペースで防塵効果が得られる。また、カバーにストッパ腕を有し、鉄心及びばねの落下を防ぐ効果が得られる。
特開2002−289426号公報
特許文献1の電磁プランジャでは、鉄心挿入面が開口している。また、カバー組立後に、鉄心を挿入するため、鉄心の外端部に付されたリブ部がカバーのストッパ腕を撓ませながら外方へ排除する。そのため、ストップ腕は構造上、スリットを必要とする。この開口部及びスリットから塵埃、水滴などが侵入するという問題がある。本発明は、上述の問題に鑑みて発明されたもので、防塵、防滴効果等の高い電磁プランジャを提供することを目的とする。
本発明の電磁プランジャは、本体、受、鉄心、リブ部、ばね、及びカバーから構成される。本体は、コイルが巻かれた筒状のボビンを有する。なお、本体には、ヨーク及びパイプを含めてもよい。受は、ボビンの一端の内側に固定される。鉄心は、ボビンの他端から挿入され、ボビンに巻かれたコイルを励磁することによって、受方向に吸引される。リブ部は、鉄心の外端部に付される。なお、リブ部は鉄心の外端部に直接付されたものであっても、鉄心の外端部に結合したリンクレバーに付されたものであってもよい。ばねは、鉄心に対して受から離間する方向に力を加える。カバーは、リブ部と対向する開口部を有し、鉄心外端部を覆う。この開口部はリブ部よりも小さい。
本発明の電磁プランジャによれば、リブ部の外周は、カバーの開口部よりも大きいので、鉄心が抜け落ちることを防止でき、小スペースで防塵、防滴効果を得られる。また、特許文献1の電磁プランジャよりも開口部が狭く、さらに、鉄心挿入後に、鉄心外端部を覆うようにカバーを取り付けるため、スリットが無くなり、隙間が減る。これにより、鉄心摺動部への防塵、防滴効果が高まる。
カバーの開口部と鉄心の外端部との隙間から少量の水滴が侵入した場合には、リブ部を伝わりカバー内壁に流れ落ちるため、鉄心の摺動部へ水滴が伝わらなくなる。これにより、従来の技術より吸引・復帰性能への水滴や塵の影響が少なくなる。
ここで、本発明の実施例について述べる。
図1は、実施例1の電磁プランジャの構成例を示す断面図である。図2は、実施例1の電磁プランジャの構成例を示す斜視図である。
電磁プランジャ100は、本体101、受120、鉄心140、リブ部151、ばね170、及びカバー160から構成される。
本体101は、コイル113が巻かれた円筒状のボビン110を有する。また、本体101は、ボビン110の外に枠状ヨーク130を有する。さらに、ボビン110の内側に軸方向に挿入したパイプ124を有する。受120は、ボビン110の一端の内側に固定される。鉄心140は、ボビン110の他端から挿入され、コイル113の励磁の状態変化によってボビン110の内側を移動する。なお、鉄心の一端でコイル113に挿入されていない部分を外端部141と呼ぶ。鉄心140は、外端部141に結合されたリンクレバー150も有してもよい。リブ部151は、外端部141に付してもよいし、リンクレバー150に付してもよい。バネ170は、鉄心140に対して受120から離間する方向に力を加える。カバー160は、リブ部151と対向する開口部161を有し、鉄心外端部141を覆う。この開口部161はリブ部151よりも小さい。また、カバー160は、ヨークB132に固定される。コイル113に通電することによってコイル113内に磁界が発生し、鉄心140はこの磁界に吸引されて受120方向に移動する。通電をやめることによって、鉄心140はばね170の復元力により受120から離間する方向に移動する。通電をやめることによって、鉄心140がばね170の復元力により受120から離間する際には、リブ部151がカバー160と接触しないように調整してもよいし、接触するように調整してもよい。接触しない場合には、干渉音がしない点で優れている。接触させる場合には、隙間がなくなり、防滴、防塵効果がさらに高まり、ばね170による戻り位置の設定もできる。また、電磁プランジャ100納入時には、接触させた状態にしておけば、使用開始前に侵入する水滴や塵を防げる。
枠状ヨーク130は、コ字状にプレス成形したヨークA131(ヨーク134、ヨーク135、ヨーク133からなる)に、ヨークB132を嵌め合わせたものにより構成される。1枚の磁性鋼板をコ字状にプレス成形してなるものであるから、各端壁での磁気損失が無く、受、鉄心に大いなる吸引力を及ぼすことができる。ヨーク134は中央部(開口)を有し、この中央部は受120の小軸121に貫通される。一方、ヨークB132も、中央部(開口)を有し、この中央部はパイプ124及び鉄心140に貫通される。鉄心140は、受120のテーパ孔123に対応するテーバ軸142を内端に有する。リンクレバー150は、鉄心140の外端部141に結合される。リンクレバー150は筒部153と、そこから突出するリンク部152からなる。筒部153には、リブ部151を設ける。 リブ部151は、その外周がカバー160内壁よりも小さく、カバーの開口部161よりも大きく、ボビン110とカバーの開口部161の間に位置する。受120は、一端にヨーク134と結合する小軸121を有し、他端には鉄心を受けるテーパ孔123とテーパ孔123の小径端に連なる凹部122を有する。受の小軸121をヨーク134の中央部に挿し通し、受120とヨーク134が密着するように配置する。その後、小軸121のヨーク134を貫通した部分は、かしめにより広げられ、受120がヨーク134に固定される。カバー160は、合成樹脂等の防滴効果を有するものを材料とし、開口部161、筒部162、台座部163及び接合部164からなる。接合部164は嵌合ツメやねじ等である。嵌合ツメ164’のときには、ヨークB132に嵌合溝136も有する。このように嵌合ツメを用いると、カバー160の着脱が容易である。開口部161は、リンクレバーの筒部153よりは大きいが、リブ部151よりも小さい。したがって、特許文献1の電磁プランジャより隙間が狭く形成され、水滴、塵埃等はカバー160内部により侵入しづらく、防滴、防塵効果が高い。また、開口部161がリブ部151よりも小さいので、鉄心抜けも防止できる。
[変形例]
前記実施例では、この枠状ヨーク130は、コ字状にプレス成形したヨークA131(ヨーク134、ヨーク135、ヨーク133からなる)に、ヨークB132を嵌め合わせたものを用いたが、4枚のヨークB132,ヨーク133,ヨーク134,ヨーク135を嵌め合わせたものなどを用いてもよい。前記実施例では、ボビン110は、円筒状であるが、筒状であれば良い。前記実施例では、パイプ124を設置しているが、パイプ124を設置せずにボビン110内側に受120と鉄心140を挿入してもよい。前記実施例では、鉄心の外端部141に、リンクレバー150を結合しているが、外端部141自体をリンクレバー150と同様の形状に成形してもよい。また、リンクレバー150を設ける代わりに、外端部141にリンクレバー取付部(例えば、ねじ穴)を設けてもよい。前記実施例では、ばね170を用いているが、その他の鉄心140に対して受120から離間する方向に力を加えるものでもよい。
図3には実施例2が示されており、以下これについて上記実施例1と異なる部分のみ説明する。実施例1におけるカバー160及びヨークB132の横幅を広げることを特徴とする。ヨークB132にカバー160を取付ける際には、嵌合ツメ164’を嵌め合わせる面積が必要だが、電磁プランジャ100が小さくなると面積の減少に伴いツメ幅を小さくしなくてはならない。しかし、ツメ幅が極端に小さくなると構造又は強度を保持できず、カバー160を嵌め合わせることができない場合がある。このような場合には、ヨークB132の横幅を広げヨークB132’とし、枠状ヨーク130から突出させ、嵌合溝136’を設ける。カバー160の台座部161を広げ、カバー160’、台座部161’とし、嵌合ツメ164”を設ける。この特徴により、電磁プランジャ100が極端に小さい場合であってもカバー160’の着脱が可能となり、カバー160’の有無設定が可能となる。
図4には本発明の実施例3が示されており、以下これについて上記実施例1と異なる部分のみ説明する。この実施例3は、実施例1におけるカバー160に排出口166を有することを特徴とする。この特徴により、カバー160の内部に侵入した水滴は、リブ部151を伝ってカバー160の内壁に落ち、内壁を伝って、排出口166より排出される。水滴がカバー内部に溜まることで、鉄心140の摺動部へ与える影響を減少させることができる。また、排出口166よりバネの組立を目視にて確認することもできる。
[変形例]
実施例3では、排出口166の位置は、カバーの台座部161に設けられているが、電磁プランジャ100の取付け姿勢によって他の水滴の溜まる位置に変えてもよい。その際、設計変更は電磁プランジャ全体ではなく、カバー160のみでよい。
実施例1の電磁プランジャの構成例を示す断面図である。 実施例1の電磁プランジャの構成例を示す斜視図である。 実施例2の電磁プランジャの構成例を示す斜視図である。 実施例3の電磁プランジャのカバー近傍の構成例を示す断面図である。
符号の説明
100 電磁プランジャ 101 本体
110 ボビン 113 コイル
120 受 140 鉄心
151 リブ部 160 カバー
170 ばね

Claims (3)

  1. コイルが巻かれた筒状のボビンを有する本体と、
    上記ボビンの一端の内側に固定された受と、
    上記ボビンの他端から挿入され、上記コイルの励磁の状態の変化によって上記ボビンの内側を移動する鉄心と、
    上記鉄心の外端部に付されたリブ部と、
    上記鉄心に対して上記受から離間する方向に力を加えるばねと、
    上記リブ部と対向し上記リブ部よりも小さい開口部を有し、上記鉄心の外端部を覆うように上記本体に固定されたカバーと、
    を備える電磁プランジャ。
  2. 請求項1記載の電磁プランジャであって、
    上記カバーが着脱可能であること、
    を特徴とする電磁プランジャ。
  3. 請求項1又は2記載の電磁プランジャであって、
    上記カバーに排出口を有すること、
    を特徴とする電磁プランジャ。
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