JP2009185927A - 弁装置 - Google Patents

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吏 柴田
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Abstract

【課題】必要に応じて一方向とは異なる他方向へ流体が流動できかつ密閉性が低下しない弁装置を提供する。
【解決手段】逆止弁14は、第1流体通路12および第2流体通路13を接続した弁本体16を有する。この弁本体16内に、第1流体通路12および第2流体通路13に連通する弁室19を設ける。弁室19の第1流体通路12側の端部の第1流体通路12へ向かって開口した弁孔20の周縁に弁座部21を設ける。さらに、この弁座部21に接触して弁孔20を閉塞し、第1流体通路12からの流体の流入にて弁座部21から離間して弁孔20を開口しかつ少なくとも一部に磁性を有する可動弁体23を設ける。このような、逆止弁14の弁本体16の外側に、磁力により可動弁体23を弁座部21から離間し、その可動弁体23の状態を保持する弁体保持具15を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、二つの流体通路の間にて、必要に応じて一方向とは異なる他方向へも流体が流動可能な弁装置に関する。
従来の弁装置は、二つの流体通路の間にて流体を一方向へのみ流動可能にするもので、図3に示されるように、第1流体通路1および第2流体通路2が接続された弁本体3を備え、この弁本体3は、第1流体通路1および第2流体通路2に連通する弁室4を有し、この弁室4には、第1流体通路1に連通して開口した弁孔5の周縁に形成された弁座部6と、この弁座部6に接触して弁孔5を閉塞し第1流体通路1からの流体の流入にて弁座部6から離間して弁孔5を開口する可動弁体7が設けられた構成の逆止弁が知られている。
また、必要に応じて通常の一方向とは異なる他方向へ流体が流動可能なものとして、本体内に貫通する流体通路を形成し、この流体通路に逆止弁を設け、前記本体に前記逆止弁を手動で開く開弁手段を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−315373号公報(第3−5頁、図4)
しかしながら、上述した図3の弁装置は、第1流体通路1から第2流体通路2への一方向へのみ流体が流動可能なものであり、例えば真空引き等を行う際には、一方向とは異なる他方向へ流体が流動するので、第2流体通路2からの流体の流入により弁孔5が可動弁体7にて閉塞され、可動弁体5より第2流体通路2側では真空引きできない。したがって、第1流体通路1から一方向へ流体が流動しない場合に、必要に応じて弁孔5を開口できない問題が考えられる。
また、特許文献1の装置では、開弁手段が設けられているので、一方向に流体が流動しない場合であっても、必要に応じて手動で前記開弁手段を移動させることにより、逆止弁とバルブシートとを離間させて前記逆止弁を開口でき、他方向へも流体が流動できるが、本体が逆止弁側とバルブシート側とに二分割して形成されているので、前記本体内を密閉し難く、密閉性が低下するおそれが考えられる。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、必要に応じて一方向とは異なる他方向へ流体が流動できかつ密閉性が低下しない弁装置を提供する。
請求項1に記載された弁装置は、第1流体通路および第2流体通路が接続された弁本体と、この弁本体内に設けられ前記第1流体通路および前記第2流体通路に連通する弁室と、この弁室の前記第1流体通路側の端部にて弁室から第1流体通路へ向かって開口した弁孔の周縁に形成された弁座部と、この弁座部に接触して前記弁孔を閉塞し前記第1流体通路からの流体の流入にて前記弁座部から離間して前記弁孔を開口しかつ少なくとも一部に磁性を有する可動弁体とが設けられた逆止弁と、この逆止弁の前記弁本体の外側に設けられ磁力により前記可動弁体を前記弁座部から離間させその可動弁体を保持させる弁体保持具とを具備したものである。
請求項2に記載された弁装置は、請求項1に記載された弁装置において、可動弁体には、磁性体にて形成された磁性部材が設けられたものである。
請求項3に記載された弁装置は、請求項1に記載された弁装置において、可動弁体は、全体が磁性体にて形成されたものである。
請求項1に記載された発明によれば、少なくとも一部に磁性を有する可動弁体が設けられた逆止弁と、この逆止弁の弁本体の外側に設けられ磁力により前記可動弁体を弁座部から離間させて弁孔を開口した状態に保持する弁体保持具とを具備するので、必要に応じて一方向とは異なる他方向へ流体が流動できる。
また、前記可動弁体を前記弁体保持具による磁力にて前記弁座部から離間させるので、前記可動弁体が前記弁本体の弁室内にて移動するだけであり、前記弁本体の密閉性の低下を防止できる。
請求項2に記載された発明によれば、可動弁体に磁性部材が設けられたことにより、この磁性部材によって前記可動弁体に磁性を付与できるので、従来の可動弁体に容易に適用できる。
請求項3に記載された発明によれば、可動弁体全体が磁性体にて形成されたことにより、磁性体材料にて前記可動弁体を成形するだけであるので、製造し易い。
以下、本発明の一実施の形態の構成について図1または図2を参照しながら詳細に説明する。
図1に示される弁装置11は、第1流体通路12と第2流体通路13との間にて、第1流体通路12から第2流体通路13へ向かっての一方向へのみ流体を流動可能にする逆止弁14と、この逆止弁14の外側に設けられた弁体保持具15とを備えている。
逆止弁14は、例えば円筒状等に形成された弁本体16を有し、この弁本体16の一端には、第1流体通路12が接続され、他端には、第2流体通路13が接続されている。
これら第1流体通路12および第2流体通路13は、流体を流通させるための第1配管17および第2配管18にて形成され、それぞれ設備に接続される。
弁本体16の内部には、第1流体通路12および第2流体通路13に連通する弁室19が形成され、流体は第1流体通路12から弁室19へ流入し、弁室19から第2流体通路13へ流出する。
弁室19の第1流体通路12側の端部には、弁室19から第1流体通路12へ向かって開口された弁孔20が形成されている。この弁孔20の周縁には、弁室19の内周面から突出した弁座部21が形成され、弁座部21を介して弁室19の端部に第1流体通路12が接続されている。また、弁室19の第2流体通路13側の端部には、スペーサー22が設けられ、スペーサー22を介して第2流体通路13が接続されている。
さらに、弁室19には、弁室19内にて摺動する可動弁体23が設けられており、この可動弁体23の軸心は、弁孔20の軸心と略同一軸心上に位置している。
可動弁体23は、弁室19内にて図示しない例えばスプリング等の付勢手段にて弁座部21に向かって付勢され、常時、弁座部21に接触して弁孔20を閉塞する。そして、第1流体通路12からの流体の流入にて、弁座部21から可動弁体23が離間して弁孔20が開口する。
図2に示されるように、可動弁体23は、略円柱状の形状であり、この可動弁体23の第1流体通路12側の端部には、弁座部21に接触して弁孔20を閉塞する閉塞部24が形成されている。この閉塞部24は、弁室19の内径より小さくかつ弁孔20の口径より大きく形成されている。また、閉塞部24の第2流体通路13側には、第2流体通路13の弁室19に接続された部分の口径より外径が小さい軸部25が形成されている。さらに、軸部25の側面には、複数の接触案内部26が形成され、これら各接触案内部26の長手方向に沿った端部が弁室19の内周面に接触することにより、可動弁体23の軸心が弁孔20の軸心上に位置する状態を保ちながら可動弁体23が弁室19内を摺動し、可動弁体23の閉塞部24が弁座部21に接触して弁孔20を閉塞する。
可動弁体23の接触案内部26には、凹部27が形成され、この凹部27に、例えば鉄等の磁性体にて形成された略リング状の磁性部材28が二つ設けられ、可動弁体23は、少なくとも一部に磁性を有する状態となっている。
なお、磁性部材28の形状は、リング状に限定されず、例えば、円筒状や矩形状等でもよく、また、可動弁体23のどの部分に設けてもよい。さらに、磁性部材28の数は二つに限定されず適宜設定できる。
また、可動弁体23に凹部27を形成して、この凹部27に磁性部材28を設ける構成には限定されず、磁性部材28を例えば嵌合や接合等にて可動弁体23に設けてもよい。
さらに、可動弁体23が少なくとも一部に磁性を有していれば、可動弁体23に磁性部材28を設ける構成には限定されず、可動弁体23を磁性体にて形成する構成としてもよい。
このように可動弁体23を磁性体にて形成する場合は、可動弁体23全体を磁性体にて形成することにより、磁性体材料にて可動弁体23を一体成形できるので製造し易く好ましいが、例えば閉塞部24や軸部、接触案内部26等の可動弁体23の一部のみを磁性体にて形成してもよい。
逆止弁14の弁本体16の外側に設けられた弁体保持具15は、例えば電磁石や永久磁石等の磁石で形成され、磁力により可動弁体23を移動させて弁座部21から離間させ、その可動弁体23の状態を保持するものである。
なお、弁体保持具15は、磁力により可動弁体23を移動できかつその可動弁体23の状態を保持できるものであれば、素材や形状、設ける数等は、適宜設定できる。
また、弁本体16に弁体保持具15を装着するための装着部を形成し、弁本体16に弁体保持具15を装着する構成等としてもよい。
なお、この実施の形態では、略円筒状の弁本体16を有し、この弁本体16の弁室19内で可動弁体23が摺動する逆止弁14としたが、2つの流体通路の間で、一方の流体通路から他方の流体通路への一方向へのみ流体を流動可能にする逆止弁14でれば、逆止弁14における弁本体16、弁室19、弁座部21、可動弁体23の形状や構成は、上記のものには限定されない。
次に、上記の一実施の形態の作用を説明する。
弁装置11は、弁本体16の弁室19で弁座部21に向かって可動弁体23が付勢され、常時、可動弁体23の閉塞部24が弁座部21に接触して弁孔20を閉塞している。
第1流体通路12から弁室19へ流体が流入すると、流体の流入により可動弁体23が弁室19内で第2流体通路13の方向に移動して可動弁体23の閉塞部24が弁座部21から離間し、弁孔20を開口する。このように、第1流体通路12から第2流体通路13への一方向の流体の流動では、弁孔20が開口した状態になるので、第1流体通路12から弁室19へ流体が流入し、弁室19から第2流体通路13へ流体が流出する。
一方、第2流体通路13からの弁室19へ流体が流入すると、付勢手段からの付勢および第2流体通路13からの流体の流入にて、可動弁体23が第1流体通路12の方向に移動し、可動弁体23の閉塞部24が弁座部21に接触して弁孔20を閉塞する。このように、第2流体通路13から第1流体通路12への他方向の流体の流動では、弁孔20が閉塞した状態になり、弁室19から第2流体通路13への流体の逆流を防止できる。
ここで、例えば、真空引き等のように、第2流体通路13から第1流体通路12への他方向へ流体を流動させる必要がある場合には、少なくとも一部に磁性を有する可動弁体23を、弁体保持具15による磁力によって弁座部21から離間させて、弁孔20を開口する。そしてその可動弁体23が離間し弁孔20を開口した状態に保持して、第1流体通路12へ流体を流出する。
つまり、弁装置11は、少なくとも一部に磁性を有する可動弁体23と、磁力により可動弁体23を弁座部から離間しかつその可動弁体23の状態を保持する弁体保持具15とを有するので、一方向へ流体が流動しない場合であっても、必要に応じて弁孔20を開口でき、一方向とは異なる他方向へ流体を流動できる。
また、弁本体16の弁室19内の可動弁体23を、弁体保持具15による磁力にて弁座部21から離間して弁孔20を開口するので、可動弁体23が弁本体16の弁室19内で移動するだけであり、例えば弁本体16の変形や分割等がなく、弁本体16の密閉性の低下を防止でき、弁本体16から流体が漏出するおそれがない。
可動弁体23に磁性体にて形成された磁性部材28が設けられたことにより、この磁性部材28によって可動弁体23に磁性を付与できるので、従来の可動弁体に磁性部材28を取付けるだけで容易に適用できる。
また、可動弁体23の一部を磁性体にて形成すると、可動弁体23に磁性部材28を取付ける工程がなくなるので、製造し易くなる。
さらに、可動弁体23全体を磁性体にて形成することにより、磁性体材料にて可動弁体23を成形するだけであるので、用いる素材以外は従来の製造方法と同様であり、製造し易い。
本発明に係る弁装置の一実施の形態を示す断面図である。 同上弁装置の可動弁体を示す斜視図である。 従来の弁装置を示す断面図である。
符号の説明
11 弁装置
12 第1流体通路
13 第2流体通路
14 逆止弁
15 弁体保持具
16 弁本体
19 弁室
20 弁孔
21 弁座部
23 可動弁体
28 磁性部材

Claims (3)

  1. 第1流体通路および第2流体通路が接続された弁本体と、この弁本体内に設けられ前記第1流体通路および前記第2流体通路に連通する弁室と、この弁室の前記第1流体通路側の端部にて弁室から第1流体通路へ向かって開口した弁孔の周縁に形成された弁座部と、この弁座部に接触して前記弁孔を閉塞し前記第1流体通路からの流体の流入にて前記弁座部から離間して前記弁孔を開口しかつ少なくとも一部に磁性を有する可動弁体とが設けられた逆止弁と、
    この逆止弁の前記弁本体の外側に設けられ磁力により前記可動弁体を前記弁座部から離間させその可動弁体を保持させる弁体保持具と
    を具備したことを特徴とする弁装置。
  2. 可動弁体には、磁性体にて形成された磁性部材が設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の弁装置。
  3. 可動弁体は、全体が磁性体にて形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の弁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6403132B1 (ja) * 2018-03-01 2018-10-10 高砂エンジニアリング株式会社 漏水遮断機能を有する逆止弁装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6403132B1 (ja) * 2018-03-01 2018-10-10 高砂エンジニアリング株式会社 漏水遮断機能を有する逆止弁装置
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