JP2009184926A - 花弁に複数の色を持つプリザーブドフラワー、及びその作り方と加工液。 - Google Patents

花弁に複数の色を持つプリザーブドフラワー、及びその作り方と加工液。 Download PDF

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Abstract

【課題】当発明では自然に近い形での複数の色を持つプリザーブドフラワー及びその作り方と加工液を提案する。花弁の先だけが違う色の花、二色または三色の花などをより現実的に再現できるものである。また、色の三原色を使うことで、虹色の花弁を持つことも可能となりその作り方も提案するものである。市販又は手作りしたプリザーブドフラワーに、新たな一工程を設けることにより、花弁に複数の色を持たせることを可能にしたプリザーブドフラワー及びその作り方と加工液とする。
【解決手段】市販又は手作りしたプリザーブドフラワーを、新たな特殊な溶液に特殊な方法で浸す工程を設けることによって、花弁に二種類以上の複数の色を付けるものとする。市販、手作りのプリザーブドフラワーまで応用ができ、バラに限らずカーネーシン、アジサイ、チュウリップ、カスミソウ、胡蝶蘭、デンファレまで加工できるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、市販のプリザーブドフラワーや手作りしたプリザーブドフラワーに一工程を付け加えることにより、花弁に複数の色を付けることを可能にするプリザーブドフラワー、及びその作り方と加工液に関する
従来から、市販のプリザーブドフラワーは存在しているし、手作りするための作製液も特許第3548744号に記載されている。
しかしながら、従来のものは花弁が白なら白、赤なら赤と画一的に一色で、自然界に存在する花弁に複数の色を持つプリザーブドフラワーは無かった。
本発明は前述した問題点を解決するためになされたもので、市販のプリザーブドフラワー又は手作りしたプリザーブドフラワーに、新たな一工程を設けることにより、花弁に複数の色を持たせることを可能にしたプリザーブドフラワー及びその作り方と加工液とする。
前記した目的を達成するための本発明の手段は、市販のプリザーブドフラワー又は手作りしたプリザーブドフラワーを、新たな特殊な溶液に特殊な方法で浸す工程を設けることによって、花弁に二種類以上の複数の色を付けるものとする。
本発明は、新たに一工程を設けることにより、今までは無かった花弁に複数の色を持つプリザーブドフラワーを作ることができ、自然界に存在する花弁に二種類以上の色を持つ花に近い形のプリザーブドフラワーを作ることができるものである。
新たな一工程に使用すべき溶液は、グリコール類と低級アルコールの少なくとも二種類以上を任意の割合で混ぜたものに水性及び油性、溶剤系の色素を加えたものである。
前記したグリコールとしてはプロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコールの200、300、400、1000、2000、4000、及びその誘導体、低級アルコールとしてはメタノール、エタノール、ブタノール、イソパノールのうちの少なくとも二種類以上を使用できるものとし、グリコール類と低級アルコールの混合比率は1対99から、99対1までとする。
色素としては、水性染料、油性染料、アルコール染料、溶剤型染料及び顔料を使用できるものとし、添加量は1%未満から99%以上までの適宜とする。
上記溶液を図1のような容器に、花部1が完全には浸からない程度に入れ、花の一部が染まるようにする。図1のような容器は、図2、図3のように色毎に複数用意できるものとし、浸漬時間は数秒から数時間までとする。
前述のようにして一部が染まった花部1は、図2、図3のように色の違う容器に移すときに、枝を中心に回転することにより、まだ色の染まっていない部分を違う色に染めることが出来るものとする。また、色が重なりあった部分は黄色と青で緑、黄色と赤でオレンジ、赤と青で紫色など2色以上の色が混ざり合ったときに出来る色に染まるものである。
上記のように染めるときに、赤、青、黄色の色の3原色が入った容液を使うと、お互いの色が混ざり合い、虹色のプリザーブドフラワーが出来るものとする。
このとき使う、手作り及び市販のプリザーブドフラワーは、バラ、カーネーション、アジサイ、カスミソウ、チュウリップ、胡蝶蘭、デンファレなどを使用できるものとする。
(実施例1)
ポリエチレングリコール300を25%、メタノールを74%、水性染料の赤の色素を1%の割合で混ぜた溶液に、市販されているピンクのプリザーブドフラワーのバラを逆さに持ち、花弁の先の3ミリメートルだけを溶液に漬け、10秒間浸漬した。前述のプリザーブドフラワーは花弁の先の3ミリメートルだけが赤く染まり、残りの部分はピンクのまま残り、綺麗なツートンカラーに染まりあがり、半年以上をそのままの色と形状を保った。
(実施例2)
ポリエチレングリコール400を15%、メタノールを30%、エタノールを55%の割合で混ぜた溶液に、アルコール染料の赤を適度に加えた容器と、同様にアルコール染料の青を混ぜた容器、黄色を混ぜた容器の3種類を用意した。市販の白いプリザーブドフラワーのバラの表面積の七分の三を赤の溶液に3秒間浸漬した。次に枝を中心にバラを90度回転させ、同じように表面積の七分の三を青の容器に3秒間漬けた。同様に枝を中心にバラを90度回転させ、表面積の七分の三を黄色の容器に3秒間漬けた。市販の白いプリザーブドフラワーのバラは赤、青、黄色の3色の他、三色が混ざった紫、緑、オレンジ色に染まり、虹色のプリザーブドフラワーが出来上り、一年以上そのままの色と形を保った。
ポリプロピレングリコールを50%、イソプロパノールを50%の割合で混ぜた液に溶剤型の青の色素を適宜に加えた溶液に、手作りの黄色のプリザーブドフラワーのカーネーションの半分ほどを20分間浸漬し、放置した。手作りの黄色のプリザーブドフラワーのカーネーションは半分が青、半分が黄色のプリザーブドフラワーとなり、一年半以上そのままの色と形を保持した。
赤色の浸漬容器 青色の浸漬容器 黄色の浸漬容器

Claims (4)

  1. 従来のプリザーブドフラワーは白なら白、赤なら赤と画一的に一色であったが、バラをはじめとする自然の花の中には二種類以上の色を持つものも多く、より自然に近い形で花弁に複数の色を持つことを特徴とするプリザーブドフラワー。
  2. 請求項1記載のプリザーブドフラワーの中で、色の三原色、赤、青、黄色を混ぜた加工液を使うことによって出来る、虹色の花弁を持つことを特徴とするプリザーブドフラワー。
  3. プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコールの200、300、400、1000、2000、4000、及びその誘導体などのグリコール類と、メタノール、エタノール、ブタノール、イソパノールなどの低級アルコールの少なくとも2種類以上を混ぜた溶液に水性及び油性、溶剤系の色素を加えた液により、複数の色を持つプリザーブドフラワーの作製を可能にさせることを特徴とする請求項1及び請求項2のプリザーブドフラワーの作り方。
  4. プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコールの200、300、400、1000、2000、4000、及びその誘導体などのグリコール類と、メタノール、エタノール、ブタノール、イソパノールなどの低級アルコールの少なくとも2種類以上を混ぜた溶液に水性及び油性、溶剤系の色素を加えた液により、複数の色を持つプリザーブドフラワーの作製を可能にさせることを特徴とする請求項1及び請求項2のプリザーブドフラワーの加工液。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20110252511A1 (en) * 2009-10-12 2011-10-13 R.C.G. De Koning Holdings B.V. Method For Colouring A Flower On A Pot Plant, And Pot Plant With Coloured Flower
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