JP2009184748A - ゴミ集積装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置場所が限定されることなく、設置・使用が容易なゴミ集積装置を提供する。
【解決手段】ゴミ集積装置1の全体を支える台座10から立設されたパイプ材12と、パイプ材の上部に設けられてメッシュシート20を係止して吊り下げる幅広のつば部13と、からなる支柱11の上からメッシュシート20をかぶせ、メッシュシート20の環状部21aをつば部13に係止し、メッシュシート20で支柱11の全周を包囲する。
【選択図】図1
【解決手段】ゴミ集積装置1の全体を支える台座10から立設されたパイプ材12と、パイプ材の上部に設けられてメッシュシート20を係止して吊り下げる幅広のつば部13と、からなる支柱11の上からメッシュシート20をかぶせ、メッシュシート20の環状部21aをつば部13に係止し、メッシュシート20で支柱11の全周を包囲する。
【選択図】図1
Description
本発明は、家庭内から排出されるゴミを集積する装置に関する。
各家庭から排出されるゴミは、各町内の区域毎に定められた集積場に所定の時間帯に排出された後、ゴミ回収車によって回収されてゴミ処理場に運ばれる。しかし、ゴミの排出から回収までには時間差があり、ゴミは回収されるまで集積場に放置されることになる。
集積場に放置されたゴミには、餌を探してカラス等が群がり、生ゴミを食べ散らかすため、衛生上も美観上も社会的に問題となっている。そのため、ゴミ集積場をカラスに荒らされないために、ゴミを網で覆う等の種々の手段が講じられている。
例えば、特許文献1には、不使用時には折りたたむことが可能なゴミ箱について記載されている。また、特許文献2には、支持構造体に網を吊り下げるゴミ集積装置について記載されている。
特開2007−261806公報
特開2006−273526公報
集積場に放置されたゴミには、餌を探してカラス等が群がり、生ゴミを食べ散らかすため、衛生上も美観上も社会的に問題となっている。そのため、ゴミ集積場をカラスに荒らされないために、ゴミを網で覆う等の種々の手段が講じられている。
例えば、特許文献1には、不使用時には折りたたむことが可能なゴミ箱について記載されている。また、特許文献2には、支持構造体に網を吊り下げるゴミ集積装置について記載されている。
しかし、特許文献1に記載された発明は、箱状であるので設置場所が限定される。また、特許文献2に記載された発明では、不使用状態から使用状態にするまでに手間がかかる。
そこで本発明は、設置場所が限定されることなく、設置・使用が容易なゴミ集積装置を提供することを目的とする。
そこで本発明は、設置場所が限定されることなく、設置・使用が容易なゴミ集積装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、上下端が開口した筒状又は錐状のメッシュシートと、前記メッシュシートの上部を係止して吊り下げる係止部材を備えるとともに地盤に立設される支柱と、からなるゴミ集積装置であって、前記メッシュシートは前記支柱の全周を包囲した状態で吊り下げられることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記支柱は、複数本のパイプを多段状に伸縮自在に連結した構成を備えていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記係止部材は前記支柱上部を中心として開閉する複数片の傘骨からなることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記メッシュシートの裾に沿って重りが取り付けられていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記メッシュシートの裾から所定の高さまで、網の目を細かく形成したことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記メッシュシートに開閉自在のスリットを設けたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記支柱は、複数本のパイプを多段状に伸縮自在に連結した構成を備えていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記係止部材は前記支柱上部を中心として開閉する複数片の傘骨からなることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記メッシュシートの裾に沿って重りが取り付けられていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記メッシュシートの裾から所定の高さまで、網の目を細かく形成したことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記メッシュシートに開閉自在のスリットを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、上下端が開口した筒状又は錐状のメッシュシートを地盤に立設される支柱に、支柱の全集を包囲した状態で吊り下げたので、設置場所が限定されることなく、設置・使用が容易なゴミ集積装置を提供することが可能となる。
第1の実施形態について図1に基づいて説明する。図1は、本発明のゴミ集積装置の基本的な構成を示す図であり、(a)は全体図、(b)は笠部材部分の拡大図、(c)は収納状態を示す図である。ゴミ集積装置1は、ゴミ集積装置1の全体を支える台座10と、台座10に立設される支柱11と、支柱11の上部に備えられた笠部材15と、支柱11に吊り下げられたメッシュシート20と、からなる。
台座10は、支柱11にメッシュシート20を吊り下げた状態で転倒しないようにゴミ集積装置1の全体を支える。支柱11は、台座10から立設されたパイプ材12と、パイプ材の上部でメッシュシート20を係止して吊り下げる幅広のつば部(係止部材)13とからなる。つば部13の上部には支柱11から着脱自在に構成された笠部材15を備える。台座10は図に示す円盤状のみならず、ゴミ集積装置1全体を支えることができれば三脚形状や、複数の棒部材を放射状に拡げてその中央に支柱11を立設させる構成であっても良い。また、パイプ材12は例えば単管パイプから構成される。
台座10は、支柱11にメッシュシート20を吊り下げた状態で転倒しないようにゴミ集積装置1の全体を支える。支柱11は、台座10から立設されたパイプ材12と、パイプ材の上部でメッシュシート20を係止して吊り下げる幅広のつば部(係止部材)13とからなる。つば部13の上部には支柱11から着脱自在に構成された笠部材15を備える。台座10は図に示す円盤状のみならず、ゴミ集積装置1全体を支えることができれば三脚形状や、複数の棒部材を放射状に拡げてその中央に支柱11を立設させる構成であっても良い。また、パイプ材12は例えば単管パイプから構成される。
笠部材15は、図1(b)に示すように上に凸となるように形成された皿状の笠部15aと、笠部15aの凹形状側から下方に延出してパイプ材12と接続される接続部15bと、接続部15bの周囲に垂れ下がるように取り付けられてゴミ集積装置1の不使用時にメッシュシート20を引っ掛けて収納するフック15cと、つば部13とでメッシュとシート20の上部を挟み込むつば部15dを備える。接続部15bは、つば部13の上部に延在する受け部14に挿入されることにより、支柱11と接続される。
メッシュシート20は、筒状又は錘状に形成されて、上端21、下端22のいずれもが開口している。環状に構成された上端21の環状部21aは、その径がつば部13の径よりも小さく構成されているので、メッシュシート20は環状部21aでつば部13に係止されて吊り下げられる。また、メッシュシート20を錘状に形成することで、つば部13に取り付けやすく、またゴミ集積装置1の使用時にゴミを覆いやすくなる。メッシュシート20の下端22には、その裾に沿って、メッシュシート20がまくれないようにするための重り23が適宜の間隔で取り付けられている。
メッシュシート20は、筒状又は錘状に形成されて、上端21、下端22のいずれもが開口している。環状に構成された上端21の環状部21aは、その径がつば部13の径よりも小さく構成されているので、メッシュシート20は環状部21aでつば部13に係止されて吊り下げられる。また、メッシュシート20を錘状に形成することで、つば部13に取り付けやすく、またゴミ集積装置1の使用時にゴミを覆いやすくなる。メッシュシート20の下端22には、その裾に沿って、メッシュシート20がまくれないようにするための重り23が適宜の間隔で取り付けられている。
このように構成されたゴミ集積装置1の使用方法について説明する。まず、支柱11から笠部材15を取り外す。メッシュシート20を支柱11の上からかぶせ、環状部21aをつば部13に係止し、メッシュシート20で支柱11の全周を包囲する。さらに、支柱11から分離した笠部材15の接続部15bを受け部14に挿入し、つば部13とつば部15dとでメッシュとシート20の上部を挟み込むと、ゴミ集積装置として使用可能になる。
各家庭から持ち出されたゴミ(ゴミ袋)は、メッシュシート20の裾をめくって、メッシュシート20内に投入される。ゴミはメッシュシート20で覆われているため、カラス等はゴミを漁ることができず、ゴミの回収まで集積場が荒らされることはない。また、ゴミ収集時には、メッシュシート20の適所をフック15cに引っ掛けることにより、いちいちメッシュシート20をめくらずとも複数のゴミを収集できる。また、次のゴミ回収日までは、図1(c)に示すように、メッシュシート20の適所をフック15cに引っ掛け、さらにメッシュシート20の下部適所をロープ等で縛っておけば、美観を損ねることはない。
このように本実施例のゴミ集積装置1は、上下端が開口した筒状又は錐状のメッシュシート20を地盤に立設される支柱11に、支柱11の全集を包囲した状態で吊り下げたので、少なくとも台座10の面積さえ有れば設置が可能である。従って、設置場所が限定されない。また、メッシュシート20の適所をフック15cに引っ掛け、さらにメッシュシート20の下部適所をロープ等で縛るだけで収納できるので、収納も使用も簡単で、収納時においても美観を損ねることはない。
各家庭から持ち出されたゴミ(ゴミ袋)は、メッシュシート20の裾をめくって、メッシュシート20内に投入される。ゴミはメッシュシート20で覆われているため、カラス等はゴミを漁ることができず、ゴミの回収まで集積場が荒らされることはない。また、ゴミ収集時には、メッシュシート20の適所をフック15cに引っ掛けることにより、いちいちメッシュシート20をめくらずとも複数のゴミを収集できる。また、次のゴミ回収日までは、図1(c)に示すように、メッシュシート20の適所をフック15cに引っ掛け、さらにメッシュシート20の下部適所をロープ等で縛っておけば、美観を損ねることはない。
このように本実施例のゴミ集積装置1は、上下端が開口した筒状又は錐状のメッシュシート20を地盤に立設される支柱11に、支柱11の全集を包囲した状態で吊り下げたので、少なくとも台座10の面積さえ有れば設置が可能である。従って、設置場所が限定されない。また、メッシュシート20の適所をフック15cに引っ掛け、さらにメッシュシート20の下部適所をロープ等で縛るだけで収納できるので、収納も使用も簡単で、収納時においても美観を損ねることはない。
本発明第2の実施形態について図2、図3に基づいて説明する。
本実施形態では、第1の実施形態におけるパイプ材12に相当する部分を細パイプ材121と太パイプ材122からなる二重構造にして、支柱11の高さを変更できるようにした。図2は、ゴミ集積装置1の高さを変更した例を示す図である。また、図3は、支柱の高さを変更するための機構の例を示す図である。
本実施例における支柱11は、台座10から立設された細パイプ材121と、つば部(係止部材)13を上部に接合された太パイプ材122を備える。太パイプ材122には下方から細パイプ材121が挿通されている。細パイプ材121の外径よりも太パイプ材122の内径の方が若干大きいので、細パイプ材121に対して太パイプ材122を上下自在に動かすことが可能である。
本実施形態では、第1の実施形態におけるパイプ材12に相当する部分を細パイプ材121と太パイプ材122からなる二重構造にして、支柱11の高さを変更できるようにした。図2は、ゴミ集積装置1の高さを変更した例を示す図である。また、図3は、支柱の高さを変更するための機構の例を示す図である。
本実施例における支柱11は、台座10から立設された細パイプ材121と、つば部(係止部材)13を上部に接合された太パイプ材122を備える。太パイプ材122には下方から細パイプ材121が挿通されている。細パイプ材121の外径よりも太パイプ材122の内径の方が若干大きいので、細パイプ材121に対して太パイプ材122を上下自在に動かすことが可能である。
図3(a)に示すように、細パイプ材121にはボルト(掛止部材)123を貫通させるための貫通穴125が縦に複数設けられている。細パイプ材121を貫通したボルト123には、ナット124がねじ込まれ、ボルト123とナット124に太パイプ材122の下端が引っ掛かり、太パイプ材122の下降が防止される。貫通穴125は複数設けられているので、支柱11が全体として多段状に伸縮自在となっている。
このような支柱11の伸縮機構は種々考えられる。例えば、図3(b)では、細パイプ材121に貫通穴125を形成し、太パイプ材122には、複数のL字状の孔を縦に並べ、それぞれのL字状の孔の右端を縦長の孔で連結した形状をなす貫通長孔126を形成した。ボルト123は貫通穴125を経由して貫通長孔126に挿通され、ナット124を締めることで、支柱11の高さを決定する。支柱11の高さを変更する場合は、ナット124を緩めて、太パイプ材122を貫通長孔126に沿って好みの高さになるように左右上下に移動させた後、ナット124を締めればよい。
本実施形態では、支柱11の高さを変更できるようにしたので、ゴミの許容積み上げ高を変更することができる。従って、支柱11の高さを変更することで、ゴミの多少に応じてゴミの許容集積量を変更することができる。
このような支柱11の伸縮機構は種々考えられる。例えば、図3(b)では、細パイプ材121に貫通穴125を形成し、太パイプ材122には、複数のL字状の孔を縦に並べ、それぞれのL字状の孔の右端を縦長の孔で連結した形状をなす貫通長孔126を形成した。ボルト123は貫通穴125を経由して貫通長孔126に挿通され、ナット124を締めることで、支柱11の高さを決定する。支柱11の高さを変更する場合は、ナット124を緩めて、太パイプ材122を貫通長孔126に沿って好みの高さになるように左右上下に移動させた後、ナット124を締めればよい。
本実施形態では、支柱11の高さを変更できるようにしたので、ゴミの許容積み上げ高を変更することができる。従って、支柱11の高さを変更することで、ゴミの多少に応じてゴミの許容集積量を変更することができる。
本発明第3の実施形態について図4に基づいて説明する。図4(a)は、本実施形態を適用したゴミ集積装置1の全体図、(b)はナスカン24とリング111を使用した場合の台座10部分の拡大図であり、(c)は金属製の台座10と磁石25を使用した場合の台座10部分の拡大図である。
図4(a)、(b)に示すように、本実施形態のゴミ集積装置1の台座10の周囲には適宜の間隔をあけて複数のリング111が取り付けられ、メッシュシート20の裾には適宜の間隔をあけて複数のナスカン24が取り付けられている。ゴミ集積装置1の使用時には、ナスカン24をリング111に引っ掛けて、メッシュシート20の裾と台座10を接続することにより、メッシュシート20がまくれないようにした。また、台座10とメッシュシート20の裾を接続できる構成であればよいので、このほかにも図4(c)に示すように、例えば台座10を金属製にし、メッシュシート20の裾に磁石25を取り付けることでも、同様の効果を得ることができる。
図4(a)、(b)に示すように、本実施形態のゴミ集積装置1の台座10の周囲には適宜の間隔をあけて複数のリング111が取り付けられ、メッシュシート20の裾には適宜の間隔をあけて複数のナスカン24が取り付けられている。ゴミ集積装置1の使用時には、ナスカン24をリング111に引っ掛けて、メッシュシート20の裾と台座10を接続することにより、メッシュシート20がまくれないようにした。また、台座10とメッシュシート20の裾を接続できる構成であればよいので、このほかにも図4(c)に示すように、例えば台座10を金属製にし、メッシュシート20の裾に磁石25を取り付けることでも、同様の効果を得ることができる。
さらにメッシュシート20には、ゴミ集積装置としての使用時において周面となる適所に開閉自在なスリット26を設けた。このスリットは容易に開閉することができるように、例えばスライドファスナーや面ファスナー等から構成されている。ゴミ集積装置1にゴミを投入する場合にはスリット26を開き、ゴミを投入した後にスリット26を閉じる。本実施形態ではメッシュシート20の裾をめくることはできないが、ゴミ集積装置1の周面からゴミを投入できるので、ゴミ投入時に腰をかがめる必要がなく、お年寄りの体にもやさしい。また、第1の実施形態のように筒状又は錘状に形成されたメッシュシート20にスリット26を設けても良いが、図5(a)、(b)に示すように1枚又は複数のメッシュシートをスライドファスナー、面ファスナー、あるいは紐等で接続するようにして、その一部をゴミ投入口としてもよい。この場合には、メッシュシート20の支柱11への取り付け、交換が容易になる。
本発明第4の実施形態について図6に基づいて説明する。図6は、ゴミ集積装置1に、複数の傘骨を備えた傘部16を設けて、メッシュシート20の上部が傘状に開く構成とした。
本実施形態の支柱11に備えられた傘部16は、メッシュシート20を支える親骨161と、親骨161を支える受け骨162と、親骨161と受け骨162を接続するダボ163と、親骨161が集まる上ロクロ164(係止部材)と、受け骨162が集まる下ロクロ165と、傘を開いたときに傘が落ちないようにするための上ハジキ166と、傘を閉じたときに傘が自然と開かないようにするための下ハジキ167からなる。
メッシュシート20の環状部21aは、上ロクロ164に係止され、傘部16を開くとメッシュシート20の上部が親骨161とともに持ち上がって傘状に開く。メッシュシート20は親骨の端部161aから垂れ下がり、親骨の本数に応じた略多角柱のメッシュシート20で覆われたゴミ集積用の空間が形成される。
さらに、本実施形態におけるメッシュシート20には、その裾から所定の高さまでメッシュを細かくした細メッシュ部27を設けた。ここで、所定の高さとは少なくともカラス等がメッシュシート20の横に立ってメッシュシート20をつっついた時に、くちばしが細メッシュ部27より上に当たらない程度の高さである。
本実施形態の支柱11に備えられた傘部16は、メッシュシート20を支える親骨161と、親骨161を支える受け骨162と、親骨161と受け骨162を接続するダボ163と、親骨161が集まる上ロクロ164(係止部材)と、受け骨162が集まる下ロクロ165と、傘を開いたときに傘が落ちないようにするための上ハジキ166と、傘を閉じたときに傘が自然と開かないようにするための下ハジキ167からなる。
メッシュシート20の環状部21aは、上ロクロ164に係止され、傘部16を開くとメッシュシート20の上部が親骨161とともに持ち上がって傘状に開く。メッシュシート20は親骨の端部161aから垂れ下がり、親骨の本数に応じた略多角柱のメッシュシート20で覆われたゴミ集積用の空間が形成される。
さらに、本実施形態におけるメッシュシート20には、その裾から所定の高さまでメッシュを細かくした細メッシュ部27を設けた。ここで、所定の高さとは少なくともカラス等がメッシュシート20の横に立ってメッシュシート20をつっついた時に、くちばしが細メッシュ部27より上に当たらない程度の高さである。
本実施形態におけるゴミ集積装置1は、ゴミを集積する部分が略多角柱の空間で形成され、メッシュシート20が地面に対して略垂直に立ち上がっているため、ゴミの上にメッシュシート20が覆い被さることはない。つまり、カラス等はメッシュシート20に乗ることができず、ゴミの上に乗ってゴミを漁ることはできない。また、メッシュシート20の裾から適宜の高さまでメッシュを細かくしたので、カラスが地面に降り立った状態でメッシュシート20を介してゴミをあさることもできない。そのため、ゴミの回収まで集積場が荒らされることはない。また、ゴミ収集時には、メッシュシート20の適所をフック15cに引っ掛けることにより、いちいちメッシュシート20をめくらずとも複数のゴミを収集できる。また、次のゴミ回収日までは、傘部16を閉じてメッシュシート20の適所をフック15cに引っ掛けるとともにメッシュシート20の下部適所をロープ等で縛っておけば、美観を損ねることはない。
なお、上述の各実施形態は、他の実施形態とそれぞれ組み合わせて実施することが可能である。
なお、上述の各実施形態は、他の実施形態とそれぞれ組み合わせて実施することが可能である。
1…ゴミ集積装置、10…台座、11…支柱、101…リング、12…パイプ材、121…細パイプ材、122…太パイプ材、123…ボルト、124…ナット、125…貫通穴、126…貫通長孔、13…つば部、14…受け部、15…笠部材、15a…笠部、15b…接続部、15c…フック、15d…つば部、16…傘部、161…親骨、161a…親骨の端部、162…受け骨、163…ダボ、164…上ロクロ、165…下ロクロ、166…上ハジキ、167…下ハジキ、20…メッシュシート、21…上端、21a…環状部、22…下端、23…重り、24…ナスカン、25…磁石、26…スリット、27…細メッシュ部
Claims (6)
- 上下端が開口した筒状又は錐状のメッシュシートと、前記メッシュシートの上部を係止して吊り下げる係止部材を備えるとともに地盤に立設される支柱と、からなるゴミ集積装置であって、
前記メッシュシートは前記支柱の全周を包囲した状態で吊り下げられることを特徴とするゴミ集積装置。 - 前記支柱は、複数本のパイプを多段状に伸縮自在に連結した構成を備えていることを特徴とする請求項1に記載のゴミ集積装置。
- 前記係止部材は前記支柱上部を中心として開閉する複数片の傘骨からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴミ集積装置。
- 前記メッシュシートの裾に沿って重りが取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のゴミ集積装置。
- 前記メッシュシートの裾から所定の高さまで、網の目を細かく形成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のゴミ集積装置。
- 前記メッシュシートに開閉自在のスリットを設けたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のゴミ集積装置。
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0361988U (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-18 | ||
JPH03107175U (ja) * | 1990-02-16 | 1991-11-05 | ||
JP2005119870A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Yasuo Sugino | 塵埃収納装置 |
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