JP2009184542A - 作業車両の表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】公道走行時と現場走行時とでモニタに適切な画像を表示する作業車両の表示装置を提供する。
【解決手段】車体3に取り付けられ、車体後方を撮像する撮像手段8と、運転室5に設けられた表示モニタ10と、走行時の車両状態を表す計器画像を生成する画像生成手段と、車両が現場走行と公道走行のいずれを行う状態にあるかを判定する判定手段と、判定手段により現場走行を行う状態にあると判定されると、表示モニタ10に撮像手段8で撮像したカメラ画像10Aを表示させ、公道走行を行う状態にあると判定されると、表示モニタ10に画像生成手段で生成した計器画像10Bを表示させる表示制御手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラ画像を運転室のモニタに表示する作業車両の表示装置に関する。
従来より、乗用車等においては、車両後部に取り付けた車載カメラの画像をモニタに表示するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1記載の装置では、シフトレバーの操作を判定し、シフトレバーがリバース位置に操作されると、モニタ画像を車載カメラの画像に自動的に切り換える。
特開2004−155395号公報
しかしながら、公道だけでなく作業現場を走行する作業車両においては、公道走行時に表示すべきモニタ画像と、現場走行時に表示すべきモニタ画像とが異なる。このため、単にシフトレバーの操作に応じて画像を切り換えたのでは、作業車両に適した表示とはならない。
本発明による作業車両の表示装置は、車体に取り付けられ、車体後方を撮像する撮像手段と、運転室に設けられた表示モニタと、走行時の車両状態を表す計器画像を生成する画像生成手段と、車両が現場走行と公道走行のいずれを行う状態にあるかを判定する判定手段と、判定手段により現場走行を行う状態にあると判定されると、表示モニタに撮像手段で撮像したカメラ画像を表示させ、公道走行を行う状態にあると判定されると、表示モニタに画像生成手段で生成した計器画像を表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
車両の前後進および中立操作を検出する前後進検出手段をさらに備え、前後進検出手段により車両の中立操作が検出されると、判定手段により現場作業を行う状態にあると判定されても、表示モニタに画像生成手段で生成した計器画像を表示させ、前後進検出手段により車両の前進または後進操作が検出され、かつ、判定手段により現場作業を行う状態にあると判定されると、表示モニタに撮像手段で撮像したカメラ画像を表示させることもできる。
作業用アクチュエータの操作を許可または禁止する作業許可手段を有し、作業許可手段により作業用アクチュエータの操作が許可されると、現場走行を行う状態にあると判定し、作業用アクチュエータの操作が禁止されると、公道走行を行う状態にあると判定することもできる。
走行速度段を切り換える変速手段を有し、変速手段により低速高トルクの速度段に切り換えられると、現場走行を行う状態にあると判定し、高速低トルクの速度段に切り換えられると、公道走行を行う状態にあると判定することもできる。
車速を検出する車速検出手段を有し、車速検出手段により所定値以下の車速が検出されると、現場走行を行う状態にあると判定し、所定値を超えた車速が検出されると、公道走行を行う状態にあると判定することもできる。
本発明によれば、現場走行時にカメラ画像を表示させ、公道走行時に計器画像を表示させるので、作業車両に適したモニタ画像の表示が得られる。
以下、図1〜図7を参照して本発明による作業車両の表示装置の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る表示装置が適用される作業車両の一例であるホイールショベル(ホイール式油圧ショベル)の外観側面図(一部断面図)である。このホイールショベルは、下部走行体1と、旋回装置2を介して下部走行体1の上部に旋回可能に搭載された上部旋回体3とを有する。
上部旋回体3の前部にはブームBM、アームAM、バケットBKからなる作業用フロント4と運転室5とが設けられている。運転室5の入口には、乗降経路に突出した解除位置(A位置)と、乗降経路から後退したロック位置(B位置)との間で操作可能なゲートロックレバー6が設けられている。ブームBM、アームAM、バケットBKはそれぞれ油圧シリンダ4a〜4cにより駆動される。下部走行体1には走行用の油圧モータ23が設けられ、油圧モータ23の駆動によりタイヤ9が回転する。なお、本実施の形態では、旋回体3の前後を基準にして車両の前後進を定義する。
図2は、ホイールショベルの走行用油圧回路図である。この油圧回路は、エンジン21により駆動される油圧ポンプ22と、油圧ポンプ22からの圧油により駆動する油圧モータ23と、油圧ポンプ22から油圧モータ23への圧油の流れを制御する走行用制御弁24と、制御弁24を操作するパイロット油圧回路25とを備える。パイロット油圧回路25は、パイロット油圧源26と、走行ペダル27の操作量に応じたパイロット圧を発生させるパイロット弁28と、前後進切換スイッチ12(図5)の操作により前進位置、後進位置、中立位置に切り換られる前後進切換弁29とを有する。
図示のように前後進切換弁29が中立位置に切り換わった状態では制御弁24は中立位置に切り換わり、走行ペダル27の操作に拘わらず油圧ポンプ22から油圧モータ23への圧油の流れが阻止される。一方、前後進切換弁29を前進位置Fまたは後進位置Rに切り換わった状態で走行ペダル27が踏み込み操作されると、その操作量に応じた走行パイロット圧が制御弁24に作用し、制御弁24が図の中立位置からf位置またはr位置に切り換わる。
これにより油圧ポンプ22から油圧モータ23に圧油が供給され、油圧モータ23が駆動する。油圧モータ23の回転はトランスミッション30によって変速され、変速後の回転はプロペラシャフト31,アクスル32を介してタイヤ9に伝達され、車両が走行する。トランスミッション30の速度段は、現場走行スイッチ14(図5)の操作によりローとハイの2段階に切換可能である。
図1において、上部旋回体3の後端部にはカウンタウエイト7が搭載され、カウンタウエイト7の車幅方向中央かつ上端部には、斜め下方に向けて後方監視用のカメラ8が取り付けられている。カメラ8は、例えばCCDなどの撮像素子を有するビデオカメラであり、キースイッチのオンによりホイールショベル後方部の動画の撮像を開始する。運転席5の前方には表示モニタ10が設けられている。表示モニタ10には、カメラ画像10Aまたはメータ画像10Bのいずれかが表示される。
カメラ画像10Aは、カメラ8が撮像した画像である。図3は、カメラ画像10Aの一例を示す図である。ここでは、車両後方に位置する作業機械101、車両102、作業員103等が表示されている。なお、カメラ画像10Aには、旋回体3の後端部からの距離を表す枠線を併せて表示することができる。
メータ画像10Bは、各種計器類を表示する画像である。図4は、メータ画像10Bの一例を示す図である。ここでは、速度計104、水温計105、燃料計106等、走行時の車両状態を表す各種情報が計器画像として表示されている。メータ画像10Bは、背景画像と、背景画像上に指針や数値で表示される可変画像とを有する。コントローラ11は、予め画像メモリに記憶された背景画像を読み込むとともに、車両状態を表す各種センサ(車速センサや温度センサなど)からの信号に基づき可変画像を生成し、背景画像に可変画像を重ねてメータ画像10Bを生成する。
図5は、本実施の形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。コントローラ11は、CPU、ROM,RAM、その他の周辺回路などを有する演算装置を含んで構成される。コントローラ11には、前後進切換スイッチ12と、作業動作スイッチ13と、現場走行スイッチ14と、モード切換スイッチ15と、車速センサ16が接続されている。
前後進切換スイッチ12は、車両の前進、後進、中立を指令するスイッチであり、このスイッチ操作に応じて前後進切換弁29が切り換えられる。例えば、前後進切換スイッチ12が前進位置に切り換えられると、前後進切換弁29が図2のF位置に切り換わる。この状態で走行ペダル27を踏み込み操作すると、油圧モータ23が正転し、車両が走行する。このとき、旋回体3の旋回角が0度であれば車両は前進し、旋回角が180度であれば車両は後進(走行体1は前進)する。
作業動作スイッチ13は、ゲートロックレバー6の操作に応じて切り換わるスイッチであり、ゲートロックレバー6がロック位置に操作されるとオンし、解除位置に操作されるとオフする。作業動作スイッチ13がオンすると、図示しないロック弁が作動して油圧ポンプ22から作業用油圧アクチュエータ(油圧シリンダ4a〜4cなど)への圧油の流れが阻止され、油圧シリンダ4a〜4cの駆動が禁止される。作業動作スイッチ13がオフすると、ロック弁が解除されて油圧ポンプ22から油圧シリンダ4a〜4cへの圧油の流れが許可され、操作レバーの操作による油圧シリンダ4a〜4cの駆動が可能となる。
現場走行スイッチ14は、現場走行時にオン操作され、公道走行時にオフ操作される。現場走行スイッチ14がオンされると、トランスミッション30がローに切り換わり、掘削作業に適した低速高トルクの走行が可能になる。現場走行スイッチ14がオフされると、トランスミッション30がハイに切り換わり、高速低トルクの走行が可能になる。
モード切換スイッチ15は、オペレータの操作により切り換えられるダイヤル式スイッチであり、このスイッチ装置により表示モードが自動モード、カメラモード、メータモードのいずれかに切り換えられる。自動モードは、モニタ画像をカメラ画像10Aとメータ画像10Bに自動的に切り換えるモードであり、カメラモードは、カメラ画像10Aを表示するモードであり、メータモードは、メータ画像10Bを表示するモードである。
コントローラ11では、これらからの信号に基づき以下のような処理を実行し、表示モニタ10に制御信号を出力する。これにより表示モニタ10に表示されるモニタ画像がカメラ画像10Aまたはメータ画像10Bに切り換えられる。
図6は、コントローラ11のCPUで実行される処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、例えばキースイッチのオンによりスタートする。ステップS1では、モード切換スイッチ15の操作を判定する。カメラモードと判定されるとステップS7に進み、図2のカメラ画像10Aをモニタ10に表示させる。メータモードと判定されるとステップS6に進み、図3のメータ画像10Bをモニタ10に表示させる。自動モードと判定されると、ステップS2に進む。
ステップS2では、作業動作スイッチ13がオフか否か、すなわち油圧シリンダ4a〜4cへの圧油の流れが許可されているか否かを判定する。ステップS2が肯定されるとステップS5に進み、否定されるとステップS3に進む。ステップS3では、現場走行スイッチ14がオンか否か、すなわちトランスミッション30がローか否かを判定する。ステップS3が肯定されるとステップS5に進み、否定されるとステップS4に進む。ステップS4では、車速センサ16により検出された車速vが予め定めた所定値va以下か否かを判定する。所定値vaは、掘削作業が行われる場合の車速(例えば2km/h程度)に設定されている。ステップS4が肯定されるとステップS5に進み、否定されるとステップS6に進む。
ここで、ステップS2〜ステップS4は、それぞれ車両が作業を行うために必要な条件(車両作業条件)であり、ステップS2〜ステップS4のいずれか1つでも肯定されると、車両作業条件が成立と判定してステップS5に進む。一方、ステップS2〜ステップS4が全て否定されると、車両作業条件が不成立と判定してステップS6に進む。ステップS5では、前後進切換スイッチ12が前後進位置または中立位置のいずれに操作されたかを判定する。前進または後進位置と判定されるとステップS7に進み、中立位置と判定されるとステップS6に進む。
本実施の形態の動作、とくにモード切換スイッチ15で自動モードを選択した場合の動作について説明する。掘削作業時には、油圧シリンダ4a〜4cを駆動するため、ゲートロックレバー6が解除位置に操作され、作業動作スイッチ13がオフされる。あるいは、掘削作業時には低速高トルクで車両を駆動するため、現場走行スイッチ14がオンされ、トランスミッション30がローに切り換えられる。あるいは、掘削作業時の車速vは所定値va以下である。このように作業動作スイッチ13がオフ、現場走行スイッチ14がオン、車速vが所定値va以下のいずれか1つでも成り立つと、コントローラ11は車両作業条件が成立と判定する。このとき、前後進切換スイッチ12が中立位置にあると、表示モニタ10にメータ画像10Bが表示される。
この状態で、前後進切換スイッチ12が例えば前進位置に操作されると、表示モニタ10にカメラ画像10Aが表示され(ステップS7)、さらに走行ペダル27を操作すると、車両が走行を開始する。この場合、旋回角が0度であれば車両は前進し、旋回角が180度であれば車両は後進する。前進、後進いずれの場合であっても、車両後方の障害物の有無がカメラ画像10Aとして表示されるため、オペレータは車両周囲の状況を把握して作業を行うことができる。この場合、モニタ10にメータ画像10Bは表示されないが、作業現場内では走行速度が低いため、走行状態を表すメータ画像10Bを表示しなくても実質問題はない。メータ画像10Bを表示させたい場合には、モード切換スイッチ15をメータモードに切り換えればよい。
車両が公道走行する場合、旋回体3の旋回角は0度とされる。この場合、油圧シリンダ4a〜4cを駆動する必要がないため、ゲートロックレバー6がロック位置に操作され、作業動作スイッチ13がオンされる。また、高速低トルクで車両を駆動するため、現場走行スイッチ14がオフされ、トランスミッション30がハイに切り換えられる。このとき、車速vが所定値vaより速くなると、車両作業条件が不成立と判定され、表示モニタ10にメータ画像10Bが表示される(ステップS6)。これによりオペレータは走行速度を認識しながら公道走行することができる。
本実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)表示モニタ10にカメラ画像10Aとメータ画像10Bを切り換えて表示するようにしたので、作業車両に適したモニタ画像の表示が得られる。また、表示モニタ10を大型化しなくても現場作業時および公道走行時にモニタ10に必要十分な情報を表示でき、表示スペースを節約できる。
(2)現場走行時には前進、後進に拘わらず、メータ画像10Bに優先してカメラ画像10Aを表示するようにしたので、旋回体3が180度旋回した状態で前進操作した場合に、モニタ10にはカメラ画像10Aが表示される。このため、車両が後進走行する場合に、常に車両後方の画像をモニタ10に表示できる。
(3)公道走行時にはモニタ10にメータ画像10Bを表示するようにしたので、オペレータは走行中の速度を認識できる。
(4)自動モードにおいて、作業動作スイッチ13のオフにより油圧シリンダ4a〜4cの操作が許可されると、あるいは現場走行スイッチ14のオンによりトランスミッション30がローに切り換えられると、あるいは車速vが所定値va以下になると、車両作業条件が成立としてカメラ画像10Aを表示するようにしたので、オペレータは車両後方を監視しながら作業を行うことができる。
(5)作業動作スイッチ13のオフ、現場走行スイッチ14のオン、車速v≦vaのいずれか1つでも成立すると、車両作業条件が成立と判断するので、現場走行を確実に判断して現場走行に適した表示を行うことができる。
(6)前後進切換スイッチ12が中立のときは、車両作業条件が成立してもメータ画像10Bが表示されるので、モニタ画像が頻繁に切り換わることを防止でき、表示の切換をオペレータが煩わしく感じることを回避できる。
(7)モード切換スイッチ15によりカメラモードまたはメータモードが選択されると、モニタ10にカメラ画像10Aまたはメータ画像10Bが表示されるので、オペレータにとって必要な画像の表示が可能である。
なお、上記実施の形態では、公道走行時にモニタ10にメータ画像10Bを表示するようにしたが、図7に示すように公道走行時に前後進切換スイッチ12の操作を判定し(ステップS11)、前進操作時または中立操作時にメータ画像10bを表示し(ステップS6)、後進操作時にカメラ画像10Aを表示するようにしてもよい(ステップS7)。これにより、公道を後進走行する場合に、オペレータは車両後方の障害物の有無を認識できる。
上記実施の形態では、車両作業条件の成否により車両が現場走行と公道走行のいずれを行う状態にあるかを判定するようにしたが、判定手段としてのコントローラ11の処理は上述したものに限らない。作業動作スイッチ13がオフ、現場走行スイッチ14がオン、車速v≦vaのいずれか1つでも成立すると車両作業条件が成立としたが、例えば作業動作スイッチ13がオフ、かつ現場走行スイッチ14がオン、かつ車速v≦vaの条件が全て成立したときに、車両作業条件が成立としてもよい。
車両作業条件が成立し、かつ、前後進切換スイッチ12が前後進位置に切り換えられると、カメラ画像10Aを表示させるようにしたが、表示制御手段としてのコントローラ11における処理はこれに限らない。例えば車両作業条件の成否のみを判断して画像表示を切り換えるようにしてもよい。カウンタウエイト7の上部にカメラ8を取り付けて車体後方を撮像するようにしたが、撮像手段としてのカメラ8の取付位置はこれに限らない。画像生成手段としてのコントローラ11で生成されるメータ画像10B(計器画像)の構成は、図4に示したものに限らない。カメラ画像10Aの構成も図3に示したものに限らない。
前後進切換スイッチ12により車両の前後進と中立を検出するようにしたが、前後進検出手段の構成はこれに限らない。ゲートロックレバー6の操作により作業動作スイッチ13を切り換え、油圧シリンダ4a〜4cの操作を許可または禁止するようにしたが、作業許可手段の構成はこれに限らない。現場走行スイッチ14の操作によりトランスミッション30の速度段をローまたはハイに切り換えるようにしたが、変速手段の構成はこれに限らない。車速センサ16により車速を検出するようにしたが、車速検出手段の構成はいかなるものでもよい。
上記実施の形態は、走行体1上に旋回可能に搭載された旋回体3(車体)を有するホイールショベルに適用したが、旋回体を有しない他の作業車両(例えばホイールローダ)にも本発明は同様に適用可能である。すなわち本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の作業車両の表示装置に限定されない。
本発明の実施の形態に係る作業車両の一例であるホイールショベルの外観側面図。 図1のホイールショベルの走行用油圧回路図。 カメラ画像の一例を示す図。 メータ画像の一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る表示装置の構成を示すブロック図。 図5のコントローラで実行される処理の一例を示すフローチャート。 図6の変形例を示すフローチャート。
符号の説明
1 走行体
3 旋回体
8 カメラ
10 表示モニタ
10A カメラ画像
10B メータ画像
11 コントローラ
12 前後進切換スイッチ
13 作業動作スイッチ
14 現場走行スイッチ
16 車速センサ

Claims (5)

  1. 車体に取り付けられ、車体後方を撮像する撮像手段と、
    運転室に設けられた表示モニタと、
    走行時の車両状態を表す計器画像を生成する画像生成手段と、
    車両が現場走行と公道走行のいずれを行う状態にあるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により現場走行を行う状態にあると判定されると、前記表示モニタに前記撮像手段で撮像したカメラ画像を表示させ、公道走行を行う状態にあると判定されると、前記表示モニタに前記画像生成手段で生成した計器画像を表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする作業車両の表示装置。
  2. 請求項1に記載の作業車両の表示装置において、
    車両の前後進および中立操作を検出する前後進検出手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、
    前記前後進検出手段により車両の中立操作が検出されると、前記判定手段により現場作業を行う状態にあると判定されても、前記表示モニタに前記画像生成手段で生成した計器画像を表示させ、
    前記前後進検出手段により車両の前進または後進操作が検出され、かつ、前記判定手段により現場作業を行う状態にあると判定されると、前記表示モニタに前記撮像手段で撮像したカメラ画像を表示させることを特徴とする作業車両の表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の作業車両の表示装置において、
    作業用アクチュエータの操作を許可または禁止する作業許可手段を有し、
    前記判定手段は、前記作業許可手段により作業用アクチュエータの操作が許可されると、現場走行を行う状態にあると判定し、作業用アクチュエータの操作が禁止されると、公道走行を行う状態にあると判定することを特徴とする作業車両の表示装置。
  4. 請求項1または2に記載の作業車両の表示装置において、
    走行速度段を切り換える変速手段を有し、
    前記判定手段は、前記変速手段により低速高トルクの速度段に切り換えられると、現場走行を行う状態にあると判定し、高速低トルクの速度段に切り換えられると、公道走行を行う状態にあると判定することを特徴とする作業車両の表示装置。
  5. 請求項1または2に記載の作業車両の表示装置において、
    車速を検出する車速検出手段を有し、
    前記判定手段は、前記車速検出手段により所定値以下の車速が検出されると、現場走行を行う状態にあると判定し、前記所定値を超えた車速が検出されると、公道走行を行う状態にあると判定することを特徴とする作業車両の表示装置。
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