JP2009183722A - 遊技機 - Google Patents

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高明 市原
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Abstract

【課題】記憶されている抽選結果に対する遊技者の期待度を継続させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】主制御装置20は、変動中に始動信号が入力された場合には、始動信号による抽選結果を記憶する。また、主制御装置20は、表示制御装置50に変動パターン及び図柄を表示させる際、記憶している抽選結果に関する情報を出力するか否かを判断する。記憶している抽選結果に関する情報を出力する場合には、出力回数を表示制御装置50に出力する。例えば、当たりである抽選結果が読み出されるまでの抽選結果の数を出力回数として出力する。表示制御装置50は、出力回数の部分パターンにより構成され、当たりである抽選結果が記憶されているか否かをストーリーで表した情報を表示装置51に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機、特に、保留されている抽選結果を予告する予告機能を備えた遊技機に関する。
例えば、パチンコ機では、遊技球(遊技媒体)が始動口に入球または始動口を通過して始動球検出器から始動信号が出力されると、当たりであるかはずれであるかを決定する抽選を行う。例えば、判定用乱数プログラムにより変動している判定用乱数を読み取り、読み取った判定用乱数が所定値(当たり値)と一致するか否かを判断する。抽選結果がはずれである場合には、表示部にはずれ変動パターンを表示させた後、はずれ図柄を表示させる。一方、抽選結果が当たりである場合には、表示部に当たり変動パターンを表示させた後、当たり図柄を表示させる。抽選結果が当たりである場合には、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる。例えば、大入賞口を所定時間または所定回数開放し、遊技球が大入賞口に入賞する可能性を高くする。 また、変動中(例えば、表示部に変動パターンが表示されている時、特別遊技状態が発生している時等)に始動球検出器から始動信号が出力された場合には、抽選結果を保留球として保留し、表示部への変動パターンの表示が終了した後または特別遊技状態が終了した後に、保留球として保留されている抽選結果を読み出し、読み出した抽選結果に基づいて表示部に変動パターンと図柄を表示させている。これにより、特別遊技状態が発生する可能性を高め、遊技者に遊技に対する興趣を与えるようにしている。 ここで、所定数(例えば、3個)の保留球を保持可能な保留球保持部、または所定数(例えば、3個)の保留ランプを設け、保留球が存在する場合には、保留数に対応する数の保留球を保留球保持部に保持し、または保留数に対応する数の保留ランプを点灯させるようにしている。これにより、遊技者は、保留球が存在すること、または保留球の数を容易に判別することができる。 保留数に対応する数の保留球を保留球保持部に保持し、または保留数に対応する数の保留ランプを点灯させるように構成した場合、遊技者は、保留球として保留されている抽選結果に対応する変動パターンや図柄が表示部に表示されなければ保留球(抽選結果)が当たりであるかはずれであるかを判別することができない。 そこで、遊技者の保留球に対する期待度を高めるために、抽選結果が当たりである保留球に対応する保留ランプの色を変えて表示することにより、遊技者の保留球に対する期待度を高めるようにした遊技機が提案されている(特許文献1参照)。
特開平8−243224号公報
従来の遊技機では、抽選結果が当たりである保留球に対応する保留ランプの色を変えて表示することによって遊技者の保留球に対する期待度を高めることができる反面、保留球の抽選結果がはずれであることを容易に判別することができるため、逆に遊技者の保留球に対する関心が薄くなってしまう。 そこで、本発明は、保留されている抽選結果に対する期待度を継続させることができる予告機能を備えた遊技機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技機である。 請求項1に記載の遊技機では、記憶されている抽選結果を報知する時、部分パターンにより構成される一連の情報を出力手段(報知手段)に連続して出力する。これにより、記憶している抽選結果に対する遊技者の期待度を継続させることができる。この出力手段(報知手段)としては、例えば、表示情報を出力可能な表示手段や、音情報を出力可能な音出力手段等を好適に用いる。
以上説明したように、請求項1に記載の遊技機を用いれば、保留している抽選結果に対する遊技者の期待度を継続させることができる。
本発明の一実施の形態の概略構成図である。 本発明の第1実施の形態における主制御装置20の処理を示すフローチャート図である。 本発明の第1実施の形態における表示制御装置50の処理を示すフローチャート図である。 本発明の第1実施の形態におけるパターンテーブルの例を示す図である。 本発明の第2実施の形態における副制御装置40の処理を示すフローチャート図である。 本発明の第2実施の形態における予告パターンの例を示す図である。
以下に、本発明の遊技機の実施の形態を図面を参照して説明する。 図1は、本発明の第1の実施の形態の概略構成図である。本実施の形態は、本発明をパチンコ機に適用したものである。 本実施の形態は、始動球検出器11、一般入賞球検出器12等の入力装置(入力手段)、主制御装置(主制御手段)20、賞球制御装置(賞球制御手段)30、副制御装置40、表示制御装置(表示制御手段)50、駆動装置(駆動手段)60等を備えている。
始動球検出器(始動球検出手段)11は、遊技球(遊技媒体)が始動口に入球または始動口を通過したことを検出して始動信号を出力する。 一般入賞球検出器(一般入賞球検出手段)12は、遊技球が一般入賞装置に入賞したことを検出して一般入賞球検出信号を出力する。 主制御装置20は、主制御回路21、記憶回路22等を有している。主制御装置20は、通常、主制御回路21、記憶回路22を有する主制御基板として形成される。
主制御回路21は、入力手段(始動球検出器11、一般入賞球検出器11等)から出力される信号や記憶回路22に記憶されている情報(制御プログラムを含む)等に基づいて、賞球制御装置30、副制御装置40、表示制御装置50等にコマンド信号(制御信号)を出力する。例えば、一般入賞球検出信号または始動球検出信号が入力されると、入力された一般入賞球検出信号または始動球検出信号に対応する数(賞球数)の遊技球(賞球)を賞球装置(賞球手段)31から払出すことを指示する賞球コマンド信号を賞球制御装置30に出力する。また、ランプ41やスピーカー(音出力手段)42に光や音による演出パターン等を実行させることを指示するランプコマンド信号や音コマンド信号を副制御装置40に出力する。また、始動信号が入力されると、抽選を行い、抽選結果に対応する変動パターンや図柄を表示装置(表示手段)51に表示させることを指示する変動パターンコマンド信号や図柄コマンド信号を副制御装置40を介して表示制御装置50に出力する。なお、変動パターンコマンド信号や図柄コマンド信号を、表示制御装置50に直接出力してもよい。 また、表示装置50に変動パターンを表示している時や特別遊技状態にあるとき(表示装置51に特別遊技演出パターンを表示している時)等の変動表示時に始動信号が入力された場合には、始動信号に対応する抽選結果を保留球として保留する。そして、保留球(保留している抽選結果)に対する予告パターンを表示装置51に表示させることを指示する連続予告コマンド信号を表示制御装置50に出力する。なお、保留球(保留している抽選結果)の数(保留数)を示す保留数コマンド信号を表示制御装置50に出力し、保留数を表示装置51に表示させてもよい。 記憶回路22は、保留球記憶部22aを有している。保留球記憶部22aには、保留球(保留している抽選結果)、保留数が記憶される。
賞球制御装置30は、通常、賞球制御回路を有する賞球制御基板として形成される。賞球制御回路は、例えば、主制御回路21から出力される賞球コマンド信号に基づいて賞球装置31から遊技媒体(賞球)を払出す。 副制御装置40は、通常、副制御回路を有する副制御基板として形成される。副制御回路は、例えば、主制御回路21から出力されるランプコマンド信号や音コマンド信号に基づいてランプ41やスピーカー42(出力手段)を制御する。 表示制御装置50は、通常、表示制御回路を有する表示制御基板として形成される。表示制御回路は、例えば、主制御回路21から出力される変動パターンコマンド信号や図柄コマンド信号に基づいて表示装置51(出力手段)を制御する。表示装置51は、例えば、左図柄表示部、中図柄表示部、右図柄表示部等の図柄表示部を有し、各図柄表示部に表示された図柄の組み合わせが所定の組み合わせである場合に、遊技者に有利な当たり特別遊技状態となる。また、背景画像やキャラクタ等を表示する背景表示部を有している。この背景表示部に、後述する予告パターン等を表示する。 駆動装置60は、例えば、主制御回路21から出力される信号に基づいて、大入賞装置に設けられている可動部材を開閉制御する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。 まず、主制御回路21(主制御装置20)の処理(動作)を、図2に示すフローチャート図により説明する。図2に示すフローチャート図の処理は適宜の時期に開始される。 主制御回路21(主制御装置20)は、ステップS1で、始動球検出器11から始動信号が出力されているか否かを判断する。始動信号が出力されている場合には、ステップS2に進み、始動信号が出力されていない場合にはステップS5に進む。
ステップS2では、抽選を行い、表示装置51に表示する変動パターン、図柄(例えば、左図柄、中図柄、右図柄)を決定した後、ステップS3に進む。 例えば、記憶回路22に記憶されている当たり判定用乱数プログラムによって変動している当たり判定用乱数を読み取る。 そして、読み取った当たり判定用乱数が所定値(当たり値)である場合(抽選が当たりである場合)には、記憶回路22に記憶されている当たり変動パターン用乱数プログラムによって変動している当たり変動パターン用乱数を読み取る。この当たり変動パターン用乱数によって左図柄表示部、中図柄表示部、右図柄表示部に表示される変動パターン(当たり変動パターン)が決定される。また、記憶回路22に記憶されている当たり図柄用乱数プログラムによって変動している当たり図柄用乱数を読み取る。この当たり図柄用乱数によって左図柄表示部、中図柄表示部、右図柄表示部に表示される左図柄、中図柄、右図柄(当たり図柄)が決定される。 一方、読み取った当たり判定用乱数が所定値(当たり値)でない場合(抽選がはずれの場合)には、記憶回路22に記憶されているはずれ変動パターン用乱数を読み取る。このはずれ変動パターン用乱数によって左図柄表示部、中図柄表示部、右図柄表示部に表示される変動パターン(はずれ変動パターン)が決定される。また、記憶回路22に記憶されているはずれ図柄用乱数プログラムによって変動しているはずれ図柄用乱数を読み取る。このはずれ図柄用乱数によって左図柄、中図柄、右図柄(はずれ図柄)が決定される。
ステップS3では、変動中(例えば、表示装置51に変動パターンが表示さ
れている、表示装置51に当たり演出パターン(特別遊技演出パターン)が表示されている)であるか否かを判断する。例えば、変動パターンを示す変動パターンコマンド信号を出力した後、当該変動パターンに対応する変動表示時間が経過しているか否かによって判断する。または、特別遊技演出処理を停止させる特別遊技演出処理停止コマンド信号を出力したか否かによって判断する。変動中である場合にはステップS4に進み、変動中でない場合にはステップS8に進む。 ステップS4では、変動中に始動信号が入力された時の抽選結果を記憶回路22に記憶した後、処理を終了する。例えば、ステップS2で読み取った当たり判定用乱数、変動パターン用乱数、図柄用乱数等を、保留球(抽選結果)として記憶回路22の保留球記憶部22aに記憶する。同時に、保留球記憶部22に記憶されている保留数に「1」を加算する。 保留球記憶部22aに記憶されている保留球(抽選結果)は、記憶時期が古いものから順に読み出される。また、保留球を1つ読み出す毎に、読み出した保留球を保留球記憶22aから消去するとともに、保留数に「−1」を加算する。 なお、保留数は、保留球記憶部22aに記憶されている保留球の数により判別してもよい。この場合には、保留球記憶部22aへの保留数の記憶を省略することができる。 主制御回路21は、適宜の時期に、更新された保留数を示す保留数コマンド信号を表示制御装置40に出力する。
ステップS5では、変動中であるか否かを判断する。変動中である場合には処理を終了し、変動中でない場合にはステップS6に進む。 ステップS6では、保留球記憶部22aに保留球が記憶されているか否かを判断する。保留球記憶部22aに保留球が記憶されていない場合には処理を終了し、保留球が記憶されている場合にはステップS7に進む。 ステップS7では、保留球記憶部22aに記憶されている保留球の中から、記憶時期が最も古い保留球を読み出した後、ステップS8に進む。この時、読み出した保留球を保留球記憶部22aから消去するとともに、保留数に「−1」を加算する。 主制御回路21は、適宜の時期(例えば、後述するステップS13またはステプS14)に、更新された保留数を示す保留数コマンド信号を表示制御装置40に出力する。
ステップS8では、保留球記憶部22aに保留球が記憶されているか否かを判断する。保留球記憶部22aに保留球が記憶されている場合にはステップS9に進み、保留球が記憶されていない場合にはステップS15に進む。 ステップS9では、連続予告を実施するか否かを判断する。例えば、記憶回路22に記憶されている予告実施判定用乱数プログラムによって変動している予告実施判定用乱数を読み取る。そして、読み取った予告実施判定用乱数が所定値(実施値)である場合には、連続予告を実施すると判断し、ステップS10に進む。一方、予告実施判定用乱数が所定値でない場合には、連続予告を実施しないと判断し、ステップS17に進む。
ステップS10では、保留球記憶部22aに記憶されている保留球(抽選結果)の中に、当たりである保留球(抽選結果)が存在するか否かを判断する。例えば、当たり判定用乱数が所定値(当たり値)である保留球(抽選結果)が存在するか否かを判断する。または、図柄用乱数で示される図柄が当たり図柄であるか否か(例えば、左図柄、中図柄、右図柄によって構成される図柄配列が当たり図柄配列であるか否か)によって判断する。保留球記憶部22aに記憶されている保留球(抽選結果)の中に当たりである保留球(抽選結果)が存在する場合にはステップS11に進み、当たりである保留球(抽選結果)が存在しない場合にはステップS12に進む。 ステップS11では、保留球記憶部22aから当たりである保留球(抽選結果)が読み出されるまでの保留球(抽選結果)の数(保留数)を判別した後、ステップS13に進む。例えば、保留球記憶部22aから保留球を記憶時期の古い順に読み出した時、当たりである保留球が最初に読み出されるまでの保留球の読み出し個数を判別する。 ステップS12では、保留球記憶部22aに記憶されている保留球の数(全保留数)を判別した後、ステップS13に進む。 ステップS13では、連続予告数Nを決定した後、ステップS14に進む。例えば、保留球記憶部22aに当たりである保留球が存在する場合には、ステップS11で判別した、当たりである保留球が最初に読み出されるまでの保留球の読み出し個数を連続予告数(連続予告回数)Nとする。一方、保留球記憶部22aに当たりである保留球が存在しない場合には、ステップS12で判別した、保留球記憶部22aに記憶されている保留球の数を連続予告数Nとする。
ここで、本実施の形態では、複数の部分パターンにより、一連のストーリー性を有する予告パターンを構成し、表示装置51に表示させるように構成されている。ステップS13で決定した連続予告数Nは、この予告パターンを構成する部分パターンの数を示す。連続予告数Nは、ステップS11またはS12で、保留数に基づいて決定される。すなわち、本実施の形態では、予告パターンを構成する各部分パターンは、各保留球に対応している。 また、保留球(抽選結果)に関する予告を実行する際には、各保留球の状態(各抽選結果が当たりであるか否か)を遊技者が判別可能に予告表示するのが好ましい。本実施の形態では、各保留球に関する部分パターンを表示する毎に、抽選結果を表示するための表示用図柄を用いて各保留球の状態を表示するようにしている。 このため、本実施の形態では、連続予告数Nが決定されると、表示装置51に表示用図柄の変動表示と部分パターンの表示をN回行っている。 この処理が、ステップS14〜S16で実行される。
ステップS14では、主制御装置21は、1個目の保留球に関する予告情報を表示装置51に表示するための連続予告コマンド信号を表示制御装置50に出力する。 例えば、1個目の保留球の変動パターン用乱数、図柄用乱数と、ステップS13で決定した連続予告回Nに基づいて、1個目の保留球の状態(当たりであるか否か)を表示用図柄に表示させるための変動パターンと図柄、1個目の保留球に関する部分パターンを示す連続予告コマンド信号を表示制御装置50に出力する。 変動パターンは、例えば、1バイト目の信号で保留球の中に当たりである保留球が存在するか否かを示し、2バイト目の信号で連続予告数Nと連続予告番号(何個目の保留球に関する予告表示であるか)を示す2バイトの信号で示される。例えば、1バイト目の信号が「90」の時には、保留球の中に当たりである保留球が存在することを示し(この場合には、後述するように、表示制御装置50は、当たり予告用パターンテーブルを選択する)、「91」の時には、保留球の中に当たりである保留球が存在しないことを示す(この場合には、後述するように、表示制御装置50は、はずれ予告用パターンテーブルを選択する)。また、2バイト目の信号が「31」の時には、連続予告数Nが「3」であり(3つの部分パターンで予告パターンが構成される)、1番目の(1個目の保留球に関する)部分パターンを表示することを示している。 図柄は、例えば、1バイト目の信号で図柄の位置を示し、2バイト目の信号で図柄の内容が示す2バイトの信号で示される。例えば、1バイト目の信号が「21」の時には左図柄を示し、「22」の時には中図柄を示し、「23」の時には右図柄を示す。 なお、部分パターン、変動パターン、図柄を、部分パターンを示す連続予告コマンド信号、変動パターンを示す変動パターンコマンド信号、図柄を示す図柄コマンド信号として表示制御装置50に出力してもよい。
次に、ステップS15で、[N−1]を計算し、連続予告数Nを更新する。 次に、ステップS16で、ステップS15で更新された連続予告数Nが「0」であるか否かを判断する。すなわち、ステップS13で決定した連続予告数Nに対応する数の部分パターンを変動表示したか否かを判断する。連続予告数Nが「0」でない場合には、ステップS14に戻り、次の保留球に関する変動パターンと図柄、部分パターンを表示制御装置50に指示する。連続予告数Nが「0」である場合(ステップS13で決定した連続予告数Nに対応する数の部分パターンを表示装置51に変動表示した場合)には、ステップS18に進む。 なお、ステップS15で更新した連続予告数Nが「1」である場合(最後の部分パターンを変動表示する場合)には、ステップS14では、表示用図柄を変動表示させるための変動パターン及び図柄として、保留球に関する(保留球の状態を表示させるための)変動パターン及び図柄ではなく、今回の変動表示で本来表示すべき表示用図柄の変動パターン及び図柄を表示制御装置50に指示する。すなわち、ステップS7で読み出した保留球に対応する(保留されている抽選結果で示されている)変動パターン及び図柄あるいはステップS2で決定した変動パターン及び図柄と、最後の部分パターンを示す連続予告コマンド信号を表示制御装置50に出力する。 例えば、ステップS7で読み出した1個目の保留球(抽選結果)が当たりであり、最後の部分パターンに対応する保留球が当たりである場合には、当たりであることを示す部分パターンが変動表示されるとともに、ステップS7で読み出した1個目の保留球(抽選結果)に対応する変動パターン(当たり変動パターン)及び図柄(当たり図柄)が表示装置51に表示される。
ステップS17では、ステップS2で始動信号に応答して抽選を行った抽選結果またはステップS7で読み出した保留球(抽選結果)に対応する変動パターン(大当たり変動パターンまたははずれ変動パターン)及び図柄(大当たり図柄またははずれ図柄)を示す表示用図柄コマンド信号が主制御回路21から表示制御装置50に出力される。 表示図柄用コマンド信号に代えて、変動パターン用乱数に対応する変動パターンを示す変動パターンコマンド信号、図柄用乱数に対応する図柄を示す図柄コマンド信号を主制御回路21から表示制御装置50に出力してもよい。 変動パターンは、例えば、1バイト目の信号で当たりであるか否かを示し、2バイト目の信号でパターン番号を示す2バイトの信号で示される。例えば、1バイト目の信号が「01」〜「10」の時には当たりであることを示し(この場合には、表示制御装置50は、当たり変動パターンテーブルを選択する)、「11」〜「50」の時にははずれであることを示す(この場合には、表示制御装置50は、はずれ変動パターンテーブルを選択する)。
次に、ステップS18では、当たりであるか否かを判断する。例えば、判定用乱数が所定値(当たり値)であるか否かによって判断する。または、変動パターンコマンド信号が当たり変動パターンを示しているか否かによって判断する。または、図柄コマンド信号で示される図柄が当たり図柄であるか否かによって判断する。当たりである場合にはステップS19に進み、当たりでない場合には処理を終了する。 ステップS19では、特別遊技処理を実行した後、処理を終了する。特別遊技処理では、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる。例えば、大入賞口の可動部材を所定時間または所定回数だけ開閉制御し、遊技球が大入賞装置に入賞する可能性を高くする。なお、主制御回路21は、特別遊技処理の開始時に特別遊技開始コマンド信号を、特別遊技処理の終了時に特別遊技終了コマンド信号を表示制御装置50に出力する。
次に、第1実施の形態における表示制御装置(表示制御回路)50の処理(動作)を、図3に示すフローチャート図により説明する。図3に示すフローチャート図の処理は適宜の時期に開始される。 ステップT1では、変動パターン、図柄が入力された(指示された)か否かを判断する。例えば、変動パターンを示す変動パターンコマンド信号、図柄を示す図柄コマンド信号が入力されたか否かを判断する。変動パターン、図柄が入力された場合にはステップT2に進み、変動パターン、図柄が入力されていない場合には処理を終了する。 ステ
ップT2では、予告情報に関する部分パターンが入力されたか否かを判断する。例えば、部分パターンを示す連続予告コマンド信号が入力されたか否かを判断する。部分パターンが入力された場合にはステップT3に進み、部分パターンが入力されていない場合にはステップT9に進む。
ステップT3では、当たり予告であるか否か、すなわち、保留球の中に当たりである保留球が存在するか否かを判断する。例えば、連続予告コマンド信号に含まれている部分パターンを示す信号によって当たり予告であるかはずれ予告であるかを判別することができる場合(例えば、前述した部分パターンを示す2バイトの信号のうち、1バイト目の信号が当たりを示している場合)には、連続予告コマンド信号に基づいて当たり予告であるか否かを判断する。当たり予告である場合にはステップT4に進み、当たり予告でない場合(保留球の中に当たりである保留球が存在しない場合)にはステップT6に進む。 ステップT4では、当たり用予告テーブルを選択した後ステップT5に進む。 ステップT5では、ステップT4で選択した当たり用予告テーブルから、連続予告コマンド信号で示される部分パターン(例えば、前述した2バイトの信号により示される部分パターン)を選択する。 ステップT6では、はずれ用予告テーブルを選択した後ステップT7に進む。 ステップT7では、ステップT6で選択したはずれ用予告テーブルから、連続予告コマンド信号で示される部分パターンを選択する。 ステップT8では、選択した部分パターン(当たり予告用部分パターンまたははずれ予告用部分パターン)の表示を開始した後、ステップT9に進む。この部分パターンは、例えば、表示装置51の背景表示部に変動表示する。
ステップT9では、指示された変動パターン(例えば、変動パターンコマンド信号で示される変動パターン)(当たり変動パターンまたははずれ変動パターン)の表示を開始した後、ステップT10に進む。例えば、表示装置51の左図柄表示部、中図柄表示部、右図柄表示部に変動パターンを表示する。 ステップT10では、指示された図柄(例えば、図柄コマンド信号で示される図柄)(当たり図柄またははずれ図柄)を表示した後、ステップT11に進む。例えば、表示装置51の左図柄表示部、中図柄表示部、右図柄表示部に指示された左図柄、中図柄、右図柄を表示する。 なお、予告情報を表示している時には、前述したように、ステップT9及びT10で表示する変動パターン及び図柄は、「N―1」回目までは、保留球に関する(保留球に関する予告情報を表示するための)変動パターン及び図柄であり、N回目では、読み出した保留球あるいは始動信号の入力に応答して行った抽選の結果に対応する変動パターンおよび図柄が表示される。 ステップT11では、当たりであるか否か(当たりの演出処理を実行するか否か)を判断する。例えば、特別遊技開始コマンド信号が入力されているか否かによって判断する。当たりである場合にはステップT12に進み、当たりでない場合には処理を終了する。 ステップT12では、特別遊技演出処理(当たり演出処理)を実行した後、処理を終了する。特別遊技演出処理では、特別遊技状態にあることを示す演出パターンを表示装置51に表示する。特別遊技演出処理は、例えば、所定時間経過した時、または特別遊技終了コマンド信号が入力された時に終了する。
次に、本実施の形態で用いる予告パターンについて説明する。 予告パターンとしては、例えば、連続的なストーリー性(物語性)を有するものを用いる。例えば、以下のようなものを用いる。(1)野球、サッカー、ボクシング、自動車レース、競馬等の競技の開始から終了までの進行過程を見せるもの。(2)花や動物等の成長過程を見せるもの。(3)自動車、電車、バス、飛行機等の乗物の出発地から目的地までの進行過程を見せるもの。(4)建造物の製造過程をみせるもの。(5)歌詞のある曲の進行過程をみせるもの。 そして、保留球の中に当たりである保留球が存在しているか否かによって、予告パターンのストーリーを変更する。例えば、野球やボクシングの等の競技の進行過程を見せるものである場合には、当たりである保留球が存在する時には遊技者側が勝つストーリーとし、当たりである保留球が存在しない時に遊技者側が負けるストーリーとする。または、乗物の出発地から目的地までの進行過程を見せるものである場合には、当たりである保留球が存在する時には目的地まで到達し、当たりである保留球が存在しない時には目的地まで到達しないストーリーとする。 このように、予告パターンにストーリー性を持たせることにより、遊技者の期待度を継続させることができる。 保留球の中に当たりである保留球が存在しているか否かによって予告パターンのストーリーを変更するには、競技等のように複数回の勝負によって勝敗がはっきりするものを予告パターンとして用いるのが好ましい。
また、予告パターンは、複数の部分パターンによって構成される。部分パターンは1または複数の分割パターンで構成される。予告パターンを構成する分割パターンの数は、設定数に固定してもよいし、抽選等によって変更可能としてもよい。 分割パターンの数を設定数に固定する場合には、分割パターンを連続予告数Nによって部分パターンにグループ分けする。 例えば、野球の試合の内容を予告パターンとして表示装置51に表示する場合、保留数が5個で、3個目の保留球が当たりである時には、主制御回路21は、連続予告数「3」を示す連続予告コマンド信号を出力する。表示制御装置50は、野球の試合の1回〜9回の内容(分割パターン)を連続予告数「3」で部分パターンにグループ分けする(9個の分割パターンを、3個の部分パターンにグループ分けする)。例えば、「1回〜3回」の内容を「1」番目の保留球に対応する部分パターン、「4回〜6回」の内容を「2」番目の保留球に対応する部分パターン、「7回〜9回」の内容を「3」番目の保留球に対応する部分パターンにグループに分けする。そして、遊技者側のチームが勝つ試合内容となるように、1回〜9回の内容を設定する。
このように、当たりである保留球が読み出されるまでの保留数に対応する連続予告数の部分パターンによって予告パターンを構成することにより、当たりである保留球の位置の移動による予告パターンの進行過程を見ることで、当たりである保留球に近づいていることを判別することができる。また、当たりである保留球の位置を判別することもできる。 分割パターンをグループ分けする場合には、均等でなくてもよい。例えば、「1回〜5回」の内容を「1」番目の保留球に対応する部分パターン、「6回〜8回」の内容を「2」番目の保留球に対応する部分パターン、「9回」の内容を「3」番目の保留球に対応する部分パターンにグループ分けしてもよい。分割パターンを均一、不均一の複数の部分パターンにグループ分けすることで、遊技者は、当たりである保留球の位置を判別するのが困難となり、保留球に対する遊技者の期待度を継続させることができる。各回の内容は、結果的に遊技者側のチームが勝つ内容であればよく、種々の組み合わせが可能である。例えば、図4に示すように、パターンテーブルを用いてグループパターンを選択する方法を用いることができる。図4に示す方法については、後述する。
保留球の中に当たりである保留球が存在しない場合には、主制御装置21は、連続予告数「5」を決定し、連続予告コマンド信号を5回表示制御装置50に出力する。表示制御装置50は、野球の1回〜9回の内容を、連続予告数「5」でグループ分けするとともに、遊技者側のチームが負ける試合内容または引き分けとなる試合内容とする。 なお、予告パターンは、9回で終了する試合内容に限定されず、延長戦に進む試合内容でもよい。また、9回で終了する試合内容と延長戦に進む試合内容を、抽選等によって選択するように構成してもよい。
また、種々の部分パターンを記憶するパターンテーブルを設けるのが好ましい。例えば、当たり予告パターンまたははずれ予告パターンを構成する部分パターンを当たり予告用パターンテーブルまたははずれ予告用パターンテーブルに記憶しておく。そして、パターンテーブルの中から任意に選択した部分パターンを組み合わせて予告パターンを構成する。 なお、複数種類の予告パターンの中から選択した予告パターンを表示装置51に表示する場合には、各種類毎のパターンテーブルを設ける。 この時、当たり予告パターンを構成する部分パターンを記憶する当たり予告用パターンテーブルと、はずれ予告パターンを構成する部分パターンを記憶するはずれ予告用パターンテーブルを設けるのが好ましい。この場合、主制御回路21から保留球に当たりである保留球が存在することを示す当たり存在信号を表示制御装置50に出力するのが好ましい。例えば、前記したように、部分パターンを示す2バイトの信号の1バイト目の信号を当たり存在信号として用いる。表示制御装置50は、当たり存在信号に基づいて当たり予告用パターンテーブルまたははずれ予告用パターンテーブルを選択し、選択したパターンテーブルから部分パターンを選択する。
パターンテーブルを設けることにより、表示制御装置50は、予告パターンを容易に作成することができる。 パターンテーブルを用いて部分パターンを選択する例を図4を参照して説明する。 図4は、当たり予告用パターンテーブルの例を示している。図4に示す当たり予告用パターンテーブルには、例えば、前記した、当たりである保留球が存在するか否かを示す1バイト目の信号(図では、当たりである保留球が存在することを示す「90」)、連続予告数と連続予告番号を示す2バイト目の信号(図では、連続予告数「3」の1番目、2番目、3番目を示す「31」、「32」、「33」)、各部分パターンの候補(A〜C)、各部分パターンの候補の演出内容が記憶されている。図4では、A〜Cが付記されている部分パターンの組み合わせによって、一連のストーリーを有する予告パターンが構成される。例えば、31−A、32−A、33−Aの部分パターンによって、1回〜9回の野球の試合の予告パターンの1例が形成される。また、例えば、1番目の各部分パターン31−A、31−B、31−Cは、同じ変動時間となるように設定されている。これにより、いずれの部分パターンを選択しても、変動表示時間が同一となる。すなわち、図4に示すパターンテーブルには、連続予告数と変動時間を組み合わせた種々の部分パターンにより構成される予告パターンが記憶されている。
例えば、保留球が5個存在し、3個目の保留球が当たりである場合、主制御回路21は、図2のステップS13で、当たりである保留球が最初に読み出されるまでの保留数「3」を決定する。 そして、主制御回路21は、連続予告数が「3」の予告パターンの1番目の部分パターン、変動パターン、図柄を示す連続予告コマンド信号を表示制御装置50に出力する。例えば、部分パターンを示す部分パターンコマンド信号「9031」を出力する。 表示制御装置50は、連続予告コマンド信号で示される部分パターンを表示装置51の背景表示部に表示し、変動パターン及び図柄を表示装置51の図柄表示部に表示する。この場合、部分パターンコマンド信号「9031」の1バイト目の信号「90」により、当たり予告用パターンテーブルを選択する。そして、2バイト目の信号「31」により、連続予告数「3」の1番目の部分パターンの候補の中から部分パターンを選択する。例えば、部分パターン31−Aを選択する。なお、部分パターン31−Aを選択した場合には、2番目、3番目の部分パターンを選択する時に部分パターン32−A、33−Aを選択する。 そして、選択した部分パターン31−Aを背景表示部に表示し、変動パターンと図柄を図柄表示部に表示する。 なお、変動パターンの変動表示時間と部分パターンの変動表示時間が同じとなるように設定するのが好ましい。 表示装置51への1番目の部分パターン等の変動表示が終了した時点(例えば、変動パターンや部分パタ
ーンの変動表示時間経過後、または、表示制御装置50から変動パターンまたは部分パターンの変動表示が終了したことを示す変動表示終了信号が出力された時)で、主制御回路21から表示制御装置50に、2番目の部分パターン、変動パターン、図柄を示す連続予告コマンド信号を出力する。この場合、連続予告数「3」の2番目の部分パターンであることを示す「9032」が部分パターンコマンド信号として出力される。そして、部分パターン32−Aが選択される。 表示装置51への2番目の部分パターン等の変動表示が終了した時点で、主制御回路21から表示制御装置50に、3番目(この場合は、最後)の部分パターン、変動パターン、図柄を示す連続予告コマンド信号を出力する。この場合、連続予告数「3」の3番目の部分パターンであることを示す「9033」が部分パターンコマンド信号として出力される。また、変動パターン及び図柄としては、予告のための変動パターン及び図柄ではなく、今回実行する(今回表示する抽選結果に対応する)変動パターン及び図柄が指示される。 なお、各保留球に対応する変動終了時に、変動開始時に指定された図柄を停止表示することによって、連続予告を実行した場合であっても、各保留球に対する抽選結果(各保留球の状態)を判別することができる。これにより、各保留球が正しく消化されていることを確認することができる。
第1の実施の形態は、種々の変更、追加、削除が可能である。 例えば、所定数の分割パターンを連続予告数のグループにグループ分けし、グループ分けした部分パターンにより予告パターンを構成したが、連続予告数に対応する数の分割パターンにより予告パターンを構成することもできる。この場合には、予告パターンを構成する分割パターンの数は連続予告数に応じて変化する。この方法を用いると、遊技者は、当たりである保留球の位置を判別するのが困難である。 また、予告パターンを出力するか否かは、始動信号入力時に判断してもよいし、保留球を記憶する時に判断してもよい。または、始動信号入力時毎に予告パターンを表示するようにしてもよい。さらに、保留球が2個以上存在する場合にのみ予告パターンを表示するようにしてもよい。例えば、図2のステップS8で、「保留数が2個以上であるか否かを判断し、保留数が2個以上存在する場合にステップS9に進む」処理を行うように構成してもよい。 また、始動信号入力時に決定する所定の値に基づいて予告パターンを表示するか否かを決定するようにしてもよい。例えば、始動信号入力時に読み取る当たり判定用の乱数が特定の値(例えば、当たりである値)を含んでいる場合に実行する。または、当たり判定用の乱数以外の乱数、例えば、リーチ図柄を表示するか否かを決定するリーチ判定用乱数を記憶する場合には、リーチ判定用乱数が特定値(例えば、リーチ図柄を表示することを決定する値)を含んでいる場合に実行する。このような方法を用いると、遊技中に通常読み取る乱数を用いるため、特別の乱数の発生処理や記憶処理が不要である。また、当たり演出やリーチ演出だけでなく、予告パターンを表示する連続予告の演出も行われるため、演出に幅を持たせることができる。 また、予告パターンは、一連の情報を有するものであれば種々のパターンを用いることができる。 また、保留球の中に当たりである保留球が存在する場合の連続予告数として、当たりである保留球が最初に読み出されるまでの保留数を用いたが、これ以外の値を用いてもよい。例えば、全保留数が「10」、「3番目」の保留球が当たりである場合に、連続予告数「5」、当たりである保留球が最初に読み出されるまでの保留数「3」を主制御装置21から表示制御装置50に出力する。表示制御装置50は、5つの部分パターン(分割パターン)で予告パターンを構成するとともに、3番目の部分パターンとして当たりを示す部分パターンを出力する。例えば、ボクシングの試合を予告パターンとして用いる場合、3ラウンド目に相手をノックダウンする部分パターンを表示する。 あるいは、分割パターンの数を固定数としておき、当たりである保留球が最初に読み出されるまでの保留数を連続予告数として出力し、連続予告数に対応する部分パターンとして当たりであることを示す部分パターンを用いた予告パターンを出力する。この方法を用いると、遊技者は当たりである保留球の位置を容易に判別することができない。 あるいは、全保留数を連続予告数とし、連続予告数に対応する数の部分パターンにより構成される予告パターンを出力するとともに、各部分パターンに対応する保留球の状態を判別可能とする。例えば、野球の試合内容を連続予告数に対応する数の部分パターンにグループ分けするとともに、はずれである保留球に対応する部分パターンは相手の方が得点が多い試合内容とし、当たりである保留球に対応する部分パターンは遊技客の方が得点が多い試合内容とし、予告パターン全体のストーリーは当たりである保留球が存在するか否かに応じて決定する。
また、主制御回路21(主制御装置20)の処理や、表示制御装置50の処理は、第1の実施の形態に対応する図2や図3のフローチャート図に示す処理に限定されない。 例えば、主制御装置20は、連続予告を実行することを決定すると、連続予告数N(例えば「3」)を表示制御装置50に指示する。表示制御装置50は、指示された連続予告数Nに対応する数の部分パターンを有する予告パターン(この場合、3個の部分パターンにより構成される予告パターン)を選択する。また、主制御装置20は、1個目の保留球に対応する変動パターン及び図柄を表示制御装置50に指示する。1個目の保留球に対応する変動パターン及び図柄は、連続予告数Nとともに指示してもよい。表示制御装置50は、選択した予告パターンの1番目の部分パターンを、主制御装置20から指示された1個目の保留球に対応する変動パターンの変動時間と同じ変動時間となり、主制御装置20から指示された1個目の保留球に対応する変動パターンとつじつまが合うように変更する。なお、変動時間及び内容が異なる部分パターンを記憶させておき、主制御装置20から指示された変動パターンに対応する部分パターンを選択するようにしてもよい。そして、変更後の部分パターンと、主制御装置20から指示された、1個目の保留球に対応する変動パターン及び図柄を表示装置51に表示する。次に、主制御装置20は、1個目の保留球に対応する変動パターンの変動時間が経過した後に、2個目の保留球に対応する変動パターン及び図柄を指示する。表示制御装置50は、同様にして、2番目の部分パターン、主制御装置20から指示された、2個目の保留球に対応する変動パターン及び図柄を表示装置51に表示する。次に、主制御装置20は、2個目の保留球に対応する変動パターンの変動時間が経過した後に、3個目の保留球に対応する変動パターン及び図柄(連続予告数Nが「3」であるため、この場合には、本来の変動パターン及び図柄)を指示する。表示制御装置50は、同様にして、3番目の部分パターン、主制御装置20から指示された変動パターン及び図柄を表示装置51に表示する。 あるいは、主制御装置20は、連続予告を実行することを決定した時には、連続予告数N、連続予告時間、本来変動表示すべき(始動信号によって決定したあるいは読み出した保留球に対応する)変動パターン及び図柄を表示制御装置50に指示する。表示制御装置50は、指示された連続予告数Nに対応する数の部分パターンを有し、指示された連続予告時間内に連続予告が終了し、最後の部分パターンが指示された変動パターンとつじつまがあう部分パターンとなる予告パターンを決定する。
第1の実施の形態では、一連の予告パターンを表示装置51から表示情報として出力したが、一連の予告パターンをスピーカー42(音出力手段)から音情報として出力することもできる。表示装置51やスピーカー42によって予告パターンを出力するこれらの態様は、いずれも本発明でいう「記憶している抽選結果を報知する時、部分パターンにより構成される一連の情報を報知手段に連続して出力可能である。」との記載に対応している。 予告パターンを音情報で出力する方法は、例えば、一連の予告パターンを構成する各部分パターンを表示するのが困難な表示装置(例えば、7個のセグメントによって「0」〜「9」の数字を表示する7セグ表示装置)が用いられている場合に好適である。
ここで、一連のストーリーを有する予告パターン(音情報)をスピーカー42から出力する第2実施の形態を説明する。この第2実施の形態の遊技機の構成は、図1に示す第1の実施の形態と同様である。 また、第2実施の形態における主制御回路21(主制御装置20)の処理(動作)は、図2に示す、第1の実施の形態における主制御回路21(主制御装置20)の処理(動作)と概ね同様であるが、予告パターンとして一連のストーリーを有する音情報を用い、部分パターンをスピーカー42を制御する副制御装置40にも出力している点が第1の実施の形態と異なっている。 一連のストーリーを有する音情報としては、各種の音楽情報(声楽や器楽による曲など)、効果音、文章等を用いることができる。例えば、音楽情報を用いる場合、この音楽情報のストーリーとしては、例えば、1番〜m(=2、3、…)番の歌詞を有する楽曲や1番〜m番のメロディーを有する楽曲の場合には、1番からm番までの全ての音情報を出力するストーリーと、全ての音情報を出力しない(例えば、1番から(m−1)番までの音情報のみを出力してm番を出力しない場合や、1番からm番までの音情報を出力するがm番の音情報が本来のストーリーからして正しくない場合など)ストーリーが用いられる。 本実施の形態では、図2に示すフローチャート図のステップS14において、例えば、各保留球(保留している抽選結果)に関する予告情報を出力するために、変動パターン、図柄、部分パターンを示す連続予告コマンド信号を表示制御装置50に出力するとともに、変動パターン、部分パターンを示す連続予告コマンド信号を副制御装置40に出力する。また、N個目の保留球に関する予告情報を出力する時には、部分パターン、図柄として、ステップS7で読み出した保留球に対応するあるいはステップS2で決定した変動パターン、図柄を用いる。
第2実施の形態における表示制御装置50の処理(動作)は、図3に示した、第1の実施の形態における表示制御装置50の処理(動作)と同様である。 また、この第2実施の形態における副制御装置40の処理(動作)は、以下の点をのぞいて、図3に示した、第1の実施の形態における表示制御装置50の処理(動作)と概ね同様である。すなわち、第2実施の形態の副制御装置40の処理(動作)は、図3に示すフローチャート図のステップT9〜T12が削除されたものと概ね同様である。 図5に示す副制御装置40の処理(動作)では、ステップU1において、変動パターンが入力された(指示された)か否かを判断する。例えば、変動パターンを示す変動パターンコマンド信号が入力されたか否かを判断する。変動パターンが入力された場合にはステップU2に進み、変動パターンが入力されていない場合には処理を終了する。 ステップU2では、予告情報に関する部分パターン(一連のストーリーを有する音情報)が入力されたか否かを判断する。例えば、部分パターンを示す連続予告コマンド信号が入力されたか否かを判断する。部分パターンが入力された場合にはステップU3に進み、部分パターンが入力されていない場合にはそのまま処理を終了する。
ステップU3において、当たり予告である場合(保留球の中に当たりである保留球が存在する場合)にはステップU4に進み、当たり予告でない場合(保留球の中に当たりである保留球が存在しない場合)にはステップU6に進む。 ステップU4では、当たり用予告テーブルを選択した後ステップU5に進み、ステップU6では、はずれ用予告テーブルを選択した後ステップU7にすすむ。 ステップU5では、各部分パターンの音情報が記憶されている当り用予告テーブルか
ら当たり用部分パターンを選択し、あるいはステップU7では各部分パターンの音情報が記憶されているはずれ用予告テーブルからはずれ用部分パターンを選択したのち、ステップU8にすすむ。ステップU8では、部分パターンを示す音情報をスピーカー42から出力する。
なお、本実施の形態は、表示装置51には変動パターンと図柄のみを表示させ、部分パターンはスピーカー42のみから出力させるように構成することもできる。 この場合には、主制御装置20は、例えば、1個目〜(N―1)個目の保留球に関しては、各保留球の状態(保留している抽選結果が当たりであるか否か)を予告する変動パターン及び図柄を示す連続予告コマンド信号を、N個目の保留球に関しては、図2に示すステップS7で読み出した保留球(保留している抽選結果)あるいはステップS2で決定した変動パターン及び図柄を示す連続予告コマンド信号を表示制御装置50に出力する。表示制御装置50は、図3に示すステップT2〜T7の処理を実行しない。 また、主制御装置20は、例えば、1個目〜N個目の各保留球の状態(保留している抽選結果が当たりであるか否か)を予告する変動パターン及び部分パターンを示す連続予告コマンド信号を副制御装置40に出力する。副制御装置40は、図5に示すステップU1〜U8の処理を実行する。
次に、本実施の形態の予告パターンの出力方法を説明する。 表示装置51に予告パターンを表示する方法は、第1の実施の形態で説明した方法と同様であるため省略する。以下では、スピーカー42から予告パターンを音情報として出力する方法を説明する。なお、ここでは、音情報として、「ド」、「レ」、「ミ」、「ファ」、「ソ」、「ラ」、「シ以降」に対応する1番目〜7番目の歌詞を有するドレミの曲の音楽情報を用いるものとする。すなわち、ドレミの音楽情報は、「ド」〜「シ以降」に対応する音楽情報が分割パターンにより構成される予告パターンであって、一連のストーリーを有するものである。 いま、保留数が「5」で、4個目の保留球が当たりである場合、主制御装置20は、連続予告数「4」を決定する。そして、変動パターン及び部分パターンを示す連続予告コマンド信号を4回副制御装置40に出力する。 副表示装置40は、ドレミの曲の音楽情報(予告パターン)を連続予告数「4」の部分パターンにグループ分けする。例えば、「ド」及び「レ」に対応する分割パターンを「1」番目の保留球に対応する部分パターン、「ミ」及び「ファ」に対応する分割パターンを「2」番目の保留球に対応する部分パターン、「ソ」及び「ラ」に対応する分割パターンを「3」番目の保留球に対応する部分パターン、「シ以降」に対応する分割パターンを「4」番目の保留球に対応する部分パターンにグループに分けする。これらのグループパターンは、当たり用予告テーブルに記憶されている。そして、主制御装置20からの連続予告コマンド信号を受信する毎に、ドレミの曲の音楽情報(音情報)を構成する「ド」〜「シ以降」に対応する分割パターンを各グループにグループ分けしたグループパターン全てを、スピーカー42から順番に正しく出力する。
一方、保留球の中に当たりである保留球が存在しない場合には、主制御装置20は、全保留数に対応する連続予告数「5」を決定する。そして、変動パターン及び部分パターンを示す連続予告コマンド信号を5回副制御装置50に出力する。 副制御装置40は、例えば、前記した方法で、ドレミの曲の音楽情報(予告パターン)を連続予告数「5」の部分パターンにグループ分けする。この時、「5」番目の分割パターンに含まれている分割パターン(例えば、「シ以降」に対応する音楽情報)として、音がずれた(正しくない)音楽情報、あるいはドレミの曲とは明らかに異なる音楽情報を用いる。これらのグループパターンは、はずれ用予告テーブルに記憶されている。そして、主制御装置20からの連続予告コマンド信号を受信する毎に、ドレミの曲の音楽情報(音情報)を構成する「ド」〜「シ以降」に対応する分割パターンを各グループにグループ分けしたグループパターン全てを、スピーカー42から順番に出力する。この時、連続予告数「5」に対応する部分パターンに含まれている分割パターンとして、音がずれている音楽情報が用いられているため、ドレミの曲が正しく出力されない。これにより、遊技者は、ドレミの曲が正しくないことから、当たりである保留球が存在しないことを認識することができる。 なお、当たりである保留球が存在しない場合には、「ド」〜「シ以降」に対応する1番〜7番の分割パターンの中の一部、例えば、「ド」〜「ラ」に対応する1番〜6番の分割パターンを連続予告数でグループ分けする方法を用いることもできる。この場合も、ドレミの曲の「ド」〜「シ以降」に対応する1番〜7番の分割パターンの全てが、スピーカー42から正しく出力されないため、遊技者は、当たりである保留球が存在しないことを認識することができる。
このように、例えば、当たりである保留球が存在する場合には音楽情報を最後まで正しく出力し、当たりである保留球が存在しない場合には音楽情報を最後まで正しく出力させないように構成することによって、予告パターンに一連のストーリー性を持たせることができる。 なお、分割パターンをグループ分けする場合には、均等でなくてもよい。例えば、「ド」に対応した分割パターンを「1」番目の保留球に対応する部分パターン、「レ」に対応した分割パターンを「2」番目の保留球に対応する部分パターン、「ミ」、「ファ」及び「ソ」に対応した分割パターンを「3」番目の保留球に対応する部分パターン、「ラ」及び「シ以降」に対応した分割パターンを「4」番目の保留球に対応する部分パターンにグループ分けしてもよい。 分割パターンを均一、不均一の複数の部分パターンにグループ分けすることで、遊技者は、当たりである保留球の位置を判別するのが困難となり、保留球に対する遊技者の期待度を継続させることができる。
本実施の形態において、スピーカー42から出力する音情報と、表示装置51に表示する図柄の変動パターン(表示情報)の両方によって予告パターンを出力する場合には、以下のような変動パターンを用いることができる。 例えば、予告パターンを構成する分割パターンを連続予告数Nでグループ分けした部分パターンを出力する毎に、表示装置51の上段図柄表示部、中段図柄表示部、下段図柄表示部に、計13種類の表示用の図柄(0、1、‥、9、ド、レ、ミ)を、主制御装置20からの連続予告コマンド信号で指示されている変動パターンで変動表示させる。 この時、主制御装置20は、保留球に関する予告を行う時、予告を行う保留球が当たりである場合には、表示装置51の上段図柄表示部、中断図柄表示部、果断図柄表示部に停止表示された図柄によって当たり図柄配列が構成される変動パターンを示す連続予告コマンド信号を、予告を行う保留球がはずれである場合には、表示装置51の上段図柄表示部、中断図柄表示部、果断図柄表示部に停止表示された図柄によってはずれ図柄配列が構成される変動パターンを示す連続予告コマンド信号を表示制御装置50に出力する。あるいは、N番目の予告を行う時、当たりである保留球が存在する場合には、表示装置51に当たり図柄配列が構成される変動パターンを示す連続予告コマンド信号を、当たりである保留球が存在しない場合には、表示装置51にはずれ図柄配列が構成される変動パターンを示す連続予告コマンド信号を表示制御装置50に出力する。 このように構成することにより、遊技者は、保留球の中に当たりである保留球が存在するか否かを音情報および表示情報の両方によって判別することが可能となる。
なお、主制御回路21(主制御装置20)の処理や、副制御装置40および表示制御装置50の処理は、種々変更可能である。例えば、主制御装置20の処理として、図2に示すステップS10〜S12を省略し、ステップS13において全保留数を連続予告数Nとすることができる。この場合、例えば、全保留数が「4」である場合には、主制御装置20は、連続予告数「4」を示す連続予告コマンド信号を出力する。このような処理を用いた場合の、スピーカー42および表示装置51から出力する予告パターンの出力態様を、図6を参照しながら説明する。
図6に示すように、計4回の連続予告のうち第1回目の予告時には、ドレミの曲の「ド」及び「レ」に対応する1番目と2番目の分割パターンがスピーカー42から出力される。また、表示装置51には、表示態様Aの変動パターンで変動表示が行われる。そして、表示装置51の上段図柄表示部、中段図柄表示部、下段図柄表示部の変動表示が停止した時、表示装置51にはずれ図柄配列が表示される。これにより、1回目の予告では、保留球の中に当たりである保留球が存在しないことが示される。 次に、第2回目の予告時には、「ミ」及び「ファ」に対応する3番目及び4番目の分割パターンがスピーカー42から出力される。また、表示装置51には、表示態様Bの変動パターンで変動表示が行われる。そして、表示装置51の上段図柄表示部、中段図柄表示部、下段図柄表示部の変動表示が停止した時、表示装置51にはずれ図柄配列が表示される。これにより、2回目の予告では、保留球の中に当たりである保留球が存在しないことが示される。 次に、第3回目の予告時には、「ソ」及び「ラ」に対応する5番目及び6番目の分割パターンがスピーカー42から出力される。また、表示装置51には、表示態様Cの変動パターンで変動表示が行われる。そして、表示装置51の上段図柄表示部、中段図柄表示部、下段図柄表示部の変動表示が停止した時、表示装置51にはずれ図柄配列が表示される。これにより、3回目の予告では、保留球の中に当たりである保留球が存在しないことが示される。
最後に、第4回目の予告時では、保留球の中に当たりである保留球が存在しない場合、例えば、はずれ用予告テーブルが選択されている場合には、「シ」に対応した分割パターンがスピーカー42から出力される。また、表示装置51には、表示態様Dの変動パターンで変動表示が行われる。そして、表示装置51の上段図柄表示部、中段図柄表示部、下段図柄表示部の変動表示が停止した時、はずれ図柄配列が表示される。この時、例えば、表示装置51の上段図柄表示部及び下段図柄表示部の変動停止でリーチ図柄配列が表示された後、中段図柄表示部の変動停止ではずれ図柄配列が表示される。これにより、4回目の(最後の)予告では、保留球の中に当たりである保留球が存在しないことが示される。なお、表示態様A〜Dにおいて、上段図柄表示部のみの変動表示を行うように構成してもよい。 一方、保留球の中に当たりである保留球が存在する場合、例えば、当たり用予告テーブルが選択されている場合には、「シ以降」に対応する分割パターンがスピーカー42から出力される。また、表示装置51には、表示態様Eの変動パターンで変動表示が行われる。そして、表示装置51の上段図柄表示部、中段図柄表示部、下段図柄表示部の変動表示が停止した時、当たり図柄配列が表示される。この時、例えば、表示装置51の上段図柄表示部及び下段図柄表示部の変動停止でリーチ図柄配列が表示された後、中段図柄表示部の変動停止で当たり図柄配列が表示される。これにより、4回目の(最後の)予告で、保留球の中に当たりである保留球が存在することが示される。 なお、4回目の予告終了後に、表示装置51に、今度は抽選結果に対応する変動パターンおよび図柄を表示する。この抽選結果に対応する変動パターンを表示する領域と、保留球に関する部分パターン(表示態様A〜E)を表示する領域は、表示装置51において区画された構成であってもよいし、あるいは変動パターンを切替えて表示する構成であってもよい。また、これらの変動パターンは、各々が個別の表示手段に表示される構成であってもよい。
このように、本実施の形態では、予告回数が増えるに従って音楽情報(予告パターン)の終りの部分が出力されるため、保留球に対する
遊技者の期待度を高めることができるとともに、継続させることができる。また、本実施の形態では、各予告時において、表示装置51に、前回の予告時に表示された図柄配列と同じ図柄配列(例えば、表示装置51の上段図柄表示部の「ミ、レ、ド」の図柄配列)を表示することによって、遊技者にまだ予告が続くことを報知している。この図柄配列を表示回数が続くほどに、保留球に対する遊技者の期待度を継続させることができる。
第2実施の形態では、スピーカー42から出力する音情報としてドレミの曲の音楽情報を用いる場合について説明したが、音情報としては、各種の音楽情報(声楽や器楽による曲など)、効果音、文章等を用いることができる。このとき、音情報の始まりから終わりまで明確に判別可能なものを用いるのが好ましい。 また、音情報の部分パターンをスピーカー42から出力させるとともに、表示情報の部分パターン(表示態様A〜E)を表示装置51に変動表示させる場合について説明したが、表示装置51への部分パターン(表示態様A〜E)の変動表示は省略することもできる。
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。 例えば、所定数の分割パターンを連続予告数のグループにグループ分けし、グループ分けした部分パターンにより予告パターンを構成したが、連続予告数に対応する数の分割パターンにより予告パターンを構成することもできる。この場合には、予告パターンを構成する分割パターンの数は連続予告数に応じて変化する。この方法を用いると、遊技者は、当たりである保留球の位置を判別するのが困難である。 また、予告パターンを表示するか否かは、始動信号入力時に判断してもよいし、保留球を記憶する時に判断してもよい。または、始動信号入力時毎に予告パターンを表示するようにしてもよい。さらに、保留球が2個以上存在する場合にのみ予告パターンを表示するようにしてもよい。例えば、図2のステップS8で、「保留数が2個以上であるか否かを判断し、保留数が2個以上存在する場合にステップS9に進む」処理を行うように構成してもよい。 また、始動信号入力時に記憶する所定の値に基づいて予告パターンを表示するか否かを決定するようにしてもよい。例えば、当たり判定用の乱数が特定の値(例えば、当たりである値)を含んでいる場合に実行する。または、当たり判定用の乱数以外の乱数、例えば、リーチ図柄を表示するか否かを決定するリーチ判定用乱数を記憶する場合には、リーチ判定用乱数が特定値(例えば、リーチ図柄を表示することを決定する値)を含んでいる場合に実行する。このような方法を用いると、遊技中に通常記憶する乱数を用いるため、特別の乱数の発生処理や記憶処理が不要である。また、当たり演出やリーチ演出だけでなく、予告パターンを表示する連続予告の演出も行われるため、演出に幅を持たせることができる。 また、予告パターンは、各種の表示情報や音情報等において一連のものであれば種々のパターンを用いることができる。 また、当たりである保留球が存在する場合の連続予告数として、最初に当たりである保留球数が読み出されるまでの保留数を用いたが、これ以外の保留数を用いてもよい。例えば、全保留数が「10」、「3番目」の保留球が当たりである場合に、連続予告数「5」、最初に当たりとなる保留球が読み出されるまでの保留数「3」を主制御装置21から表示制御装置50に出力する。表示制御装置50は、5つの部分パターン(分割パターン)で予告パターンを構成するとともに、3番目の部分パターンとして当たりを示すパターンを表示する。例えば、ボクシングの試合を予告パターンとして用いる場合、3ラウンド目に相手をノックダウンする部分パターンを変動表示する。 あるいは、分割パターンの数は固定数としておき、最初に当たりである保留球数が読み出されるまでの保留数を連続予告数として出力し、連続予告数に対応する部分パターンとして当たりであることを示す部分パターンを用いた予告パターンを表示する。この方法を用いると、遊技者は当たりである保留球の位置を容易に判別することができない。 また、当たりに相当する所定の表示情報や音情報が出力された場合には、必ず保留球の中に当たりである保留球が存在することが報知される必要はない。例えば、当たりに相当する所定の表示情報や音情報が出力された場合であっても、保留球の中に当たりである保留球が存在する確率が相対的に高いことが報知されるのみで、保留球の中に当たりである保留球が存在しなくてもよい。このような場合、例えば、保留球の中に当たりである保留球が存在する確率に関する情報を、表示装置51やスピーカー42などに出力する構成を用いることができる。
また、主制御回路21(主制御装置20)の処理や、表示制御装置50の処理は、実施の形態で説明した図2や図3に示す処理に限定されない。 例えば、主制御装置は、連続予告を実行することを決定すると、連続予告数N(例えば、3回)を表示制御装置に指示する。表示制御装置は、指示された連続予告数Nに対応する数の部分パターンを有する予告パターン(この場合、3個の部分パターンにより構成される予告パターン)を選択する。また、主制御装置は、1個目の保留球に関する変動パターン及び図柄を表示制御装置に指示する。1個目の保留球に関する変動パターン及び図柄は、連続予告数とともに指示してもよい。表示制御装置は、選択した予告パターンの1番目の部分パターンを、主制御装置から指示された1個目の保留球に対応する変動パターンの変動時間と同じ変動時間となり、主制御装置から指示された1個目の保留球に対応する変動パターンとつじつまが合うように変更する。なお、変動時間及び内容が異なる部分パターンを記憶させておき、主制御装置から指示された変動パターンに対応する部分パターンを選択するようにしてもよい。そして、変更後の部分パターンと、主制御装置から指示された変動パターン及び図柄を表示装置に表示する。次に、主制御装置は、1個目の保留球に関する変動時間が経過した後に、2個目の保留球に対応する変動パターン及び図柄を指示する。表示制御装置は、同様にして、2番目の部分パターン、主制御装置から指示された変動パターン及び図柄を表示装置に表示する。次に、主制御装置は、2個目の保留球に対応する変動時間が経過した後に、3個目の保留球に対応する変動パターン及び図柄(連続予告数Nが3であるため、この場合には、本来の変動パターン及び図柄)を指示する。表示制御装置は、同様にして、3番目の部分パターン、主制御装置から指示された変動パターン及び図柄を表示装置に表示する。 あるいは、主制御装置は、連続予告を実行することを決定した時には、連続予告数、連続予告時間、本来変動表示すべき変動パターン及び図柄を表示制御装置に指示する。表示制御装置は、指示された連続予告数に対応する数の部分パターンであって、指示された連続予告時間内に連続予告が終了し、最後の部分パターンが指示された変動パターンとつじつまがあう部分パターンとなる部分パターンを決定する。 また、上記第1および第2実施の形態はパチンコ機について説明したが、本発明は、遊技媒体を使用する種々の遊技機に適用することができる。
本発明は、以下のように構成することができる。 例えば、「(態様1)始動条件の成立に応答して抽選を行い、抽選結果に応じた表示用図柄を抽選結果に応じた変動パターンで表示手段に変動表示し、変動表示が開始できない期間中に始動条件が成立した場合には、当該始動条件に対応する抽選結果を保留し、保留している抽選結果に関する予告を実施可能な遊技機であって、保留している抽選結果に関する予告を実施する時、連続予告数に応じた部分パターンにより構成される一連の予告パターンを出力手段に連続して出力可能である、遊技機。」として構成することができる。 態様1の遊技機では、記憶している抽選結果に関する予告を実施する時、連続予告数に応じた部分パターンにより構成される一連の予告パターンを出力手段に連続して出力する。これにより、変化に富んだ予告パターンを出力することができるため、記憶している抽選結果に対する遊技者の期待度を継続させることができる。 また、「(態様2)態様1の遊技機であって、保留数に応じた連続予告数の部分パターンにより構成される予告パターンを出力可能である、遊技機。」として構成することができる。 態様2の遊技機では、保留数に応じた連続予告数の部分パターンにより構成される予告パターンを出力する。これにより、予告パターンを構成する部分パターンの数によって保留数を判別することができる。 また、「(態様3)態様2の遊技機であって、保留している抽選結果に関する部分パターンを出力する時、当該部分パターンに対応する抽選結果を判別可能に出力する、遊技機。」として構成することができる。 態様3の遊技機では、保留されている各抽選結果を判別可能に各部分パターンを出力する。これにより、保留されている各抽選結果を判別することができる。 また、「(態様4)態様1〜3のいずれかの遊技機であって、設定数の分割パターンを連続予告数でグループ分けした部分パターンで構成される予告パターンを出力手段に出力可能である、遊技機。」として構成することができる。 態様4の遊技機では、設定数の分割パターンを連続予告数でグループ分けした部分パターンで構成される予告パターンを出力する。このように、分割パターンの総数を設定数に設定することにより、予告パターンの形成処理が容易である。 また、「(態様5)態様4の遊技機であって、設定数の分割パターンを連続予告数でランダムにグループ分けした部分パターンで構成される予告パターンを出力手段に出力可能である、遊技機。」として構成することができる。 態様5の遊技機では、設定数の分割パターンを連続予告数でランダムにグループ分けした部分パターンで構成される予告パターンを出力する。これにより、分割パターンの総数を設定数に保持しながら、予告パターンにより変化を持たせることができる。 また、「(態様6)態様1〜5のいずれかの遊技機であって、保留されている抽選結果の中に当たりである抽選結果が存在する場合には、当たりである抽選結果が読み出されるまでの保留数に応じた連続予告数の部分パターンにより構成される予告パターンを出力手段に出力可能である、遊技機。」として構成することができる。 態様6の遊技機では、保留している抽選結果に当たりが存在する場合には、当たりである抽選結果が読み出されるまでの保留数に応じた連続予告数の部分パターンにより構成される予告パターンを出力する。これにより、当たりである抽選結果が読み出されるまでの保留数を判別することができ、あるいは、予告パターンの進行過程から当たりである抽選結果に近づいていることを判別することができる。 また、「(態様7)態様1〜6のいずれかの遊技機であって、保留されている抽選結果の中に当たりである抽選結果が存在する場合には当たり用予告テーブルに記憶されている部分パターンにより構成される予告パターンを、保留されている抽選結果の中に当たりである抽選結果が存在しない場合にははずれ用予告テーブルに記憶されている部分パターンにより構成される予告パターンを出力手段に出力可能である、遊技機。」として構成することができる。 態様7の遊技機では、保留されている抽選結果の中に当たりである抽選結果が存在する場合には当たり用予告テーブルに記憶されている部分パターンにより構成される予告パターンを、保留されている抽選結果の中に当たりである抽選結果が存在しない場合にははずれ用予告テーブルに記憶されている部分パターンにより構成される予告パターンを出力手段に出力する。これにより、例えば、主制御手段や表示制御手段の処理負担を軽減することができる。 また、「(態様8)態様1の遊技機であって、保留されている抽選結果の中に当たりである抽選結果が存在しない場合には、一連の予告パターンを構成する部分パターンの一部が欠落している予告パターンまたは一連の予告パターンを構成する一部の部分パターンが正しくな
い予告パターンを出力手段に出力可能である、遊技機。」として構成することができる。 態様8の遊技機では、保留されている抽選結果の中に当たりである抽選結果が存在しない場合には、一連の予告パターンを構成する部分パターンの一部を出力手段に出力する。これにより、一連の予告パターンが正しく判別できないことによって、保留されている抽選結果の中に当たりである抽選結果が存在していないことを判別することができる。部分パターンの一部が欠落している予告パターンとしては、例えば、1番〜5番の歌詞やメロディーを有する音楽情報であって、5番の音情報が欠落している音楽情報を用いることができる。一部の部分パターンが正しくない予告パターンとしては、例えば、1番〜5番の歌詞やメロディーを有する音楽情報であって、5番の音情報が正しい音情報とは異なる音情報に変更された音楽情報を用いることができる。 また、「(態様9)態様1〜8のいずれかの遊技機であって、一連の予告パターンとして表示情報を用いるとともに、その予告パターンを表示手段に出力し、あるいは、一連の予告パターンとして音楽情報を用いるとともに、その予告パターンを音出力手段に出力する、遊技機。」として構成することができる。 態様9の遊技機では、予告パターンを表示手段あるいは音出力手段に出力する。これにより、保留されている抽選結果に関する予告を実施する予告方法として、遊技機の構成や遊技場の環境等に応じて適切な予告方法を用いることができる。
また、本発明は、「保留されている抽選結果に対応する部分パターンの変動表示の終わりの部分で抽選結果を表示する遊技機。」、「部分パターンを背景用図柄で、部分パターンに対応する抽選結果を表示用図柄で表示手段に表示する遊技機。」として構成することができる。また、「始動信号の入力に応答して抽選を行い、抽選結果に応じた表示用図柄及び抽選結果に応じた変動パターンを示すコマンド信号を表示制御手段に出力する主制御手段と、コマンド信号で示される表示用図柄をコマンド信号で示される変動パターンで表示手段に変動表示する表示制御手段とを備える遊技機であって、主制御手段は、変動表示が開始できない期間中に始動信号が入力された場合には、抽選結果を保留し、連続予告を行う場合には、保留されている抽選結果に基づいて、一連の予告パターンを構成する部分パターンの連続予告数を決定し、部分パターンを示す連続予告コマンド信号を部分パターン毎に表示制御手段に順次出力し、表示制御手段は、連続予告コマンド信号で示される部分パターンを表示手段に変動表示する遊技機。」、「主制御手段は、部分パターンとともに、変動パターン、表示用図柄を示す連続予告コマンド信号を部分パターン毎に表示制御手段に順次出力し、表示制御手段は、連続予告コマンド信号で示される部分パターンを表示手段に変動表示するとともに、連続予告コマンド信号で示される図柄を、連続予告コマンド信号で示される変動パターンで表示手段に変動表示する遊技機。」、「主制御手段は、部分パターンに対応する抽選結果に応じた変動パターン、図柄を示す連続予告コマンド信号を表示制御手段に出力する遊技機。」、「主制御手段は、保留されている抽選結果に当たりが存在する場合には、抽選結果が当たりとなるまでの保留数に応じた連続予告数を決定する遊技機。」として構成することができる。これにより、前述した実施の形態と同様の効果を有する。
11 始動球検出器 12 一般入賞球検出器 20 主制御装置 21 主制御回路 22 記憶回路 30 賞球制御装置 40 副制御装置 41 ランプ 42 スピーカー 50 表示制御装置 51 表示装置 60 駆動装置

Claims (1)

  1. 始動条件の成立に応答して抽選を行い、抽選結果に応じた表示用図柄を抽選結果に応じた変動パターンで表示手段に変動表示し、変動表示が開始できない期間中に始動条件が成立した場合には、当該始動条件に対応する抽選結果を記憶し、記憶している抽選結果を報知手段により報知可能な遊技機であって、 記憶している抽選結果を報知する時、部分パターンにより構成される一連の情報を報知手段に連続して出力可能である、 遊技機。
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