JP2009182656A - 無線通信端末、プログラム及び無線通信端末の通信機能の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】周囲の環境に応じて、2以上の通信機能の動作状態の組み合わせを好適に決定することのできる無線通信端末、プログラム及び無線通信端末の通信機能の制御方法の提供。
【解決手段】無線通信端末は、周囲の通信環境の変化により適用すべきポリシーを決定するポリシー制御部と、前記ポリシー制御部に対し、前記ポリシーを決定するための情報を提供するとともに、前記ポリシー制御部により決定されたポリシーに従い、特定の通信機能の動作状態を制御する通信情報制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信端末、プログラム及び無線通信端末の通信機能の制御方法に関し、特に、通信機能の動作状態を制御する機能を備えた無線通信端末、プログラム及び無線通信端末の通信機能の制御方法に関する。
近年の携帯電話端末は、GPS(Global Positioning System)や無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)など多様な無線通信デバイスを搭載している。
更には、FMC(Fixed Mobile Convergence)やNGN(Next Generation Network)の立ち上がりとともに、携帯電話網と固定電話網の両方を利用できるデュアル端末や、携帯電話端末その他の携帯端末と、家電機器との連携を実現する機器間連携機能を備え携帯端末も提案されるに至っている。
特許文献1に、複数の無線通信システムに対応可能であり、端末の現在位置、移動方向、地図や道路情報を用いて、切替先の無線通信システムを決定し、また、その切り替え実施の判定を行う通信端末が開示されている。
特許文献2に、GPS技術やRFID(Radio Frequency Identification)技術を用いた現在位置情報取得手段を備え、自装置が、無線LANの通信可能エリアに入ったときに、無線LAN通信手段を起動する無線通信端末及び携帯電話端末が開示されている。
特開2005−328409号公報 特開2006−135727号公報
無線通信端末に搭載される通信機能が多くなるに従って、常時オンにしておくことによるユーザビリティの向上と、消費電力の増大との兼ね合いの問題が顕在化してくると考えられる。
特許文献2では、これらの通信機能の内、消費電力の高い無線LAN機能に的を絞り、GPSやRFIDにより取得した現在位置に基づいて、無線LAN通信可能エリアであるか否かを判別し、無線LAN通信手段をオンオフ制御している。しかしながら、この方式では、無線LAN通信可能エリアと、GPS位置情報やRFIDの識別情報との対応関係を設定し、無線LAN基地局の新設・廃止等に対応させておかなければならないという問題点がある。
この点、特許文献1に記載の端末も、同文献の図2に例示されているように、端末の現在位置と、切替先となる無線通信システムとの対応関係を保持しておかねばならない点で同様である。
また、家庭や事務所の無線LANアクセスポイントが近くにある場合等、無線LANを効率よく利用できる環境においては、その他の通信機能をオフにする省電力制御も十分に考えられる。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、通信可能エリア等を保持管理することなく、特定の通信機能の動作状態を制御することのできる無線通信端末、プログラム及び無線通信端末の通信機能の制御方法を提供することにある。
本発明の第1の視点によれば、周囲の通信環境の変化により適用すべきポリシーを決定するポリシー制御部と、前記ポリシー制御部に対し、前記ポリシーを決定するための情報を提供するとともに、前記ポリシー制御部により決定されたポリシーに従い、特定の通信機能の動作状態を制御する通信情報制御部と、を備える無線通信端末が提供される。
本発明の第2の視点によれば、周囲の通信環境の変化により適用すべきポリシーを決定する処理と、前記決定したポリシーに従い、特定の通信機能の動作状態を制御する処理と、を無線通信端末を構成するコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
本発明の第3の視点によれば、無線通信端末の通信機能の制御方法であって、前記無線通信端末が、周囲の通信環境の変化により適用すべきポリシーを決定し、前記無線通信端末が、前記決定したポリシーに従い、特定の通信機能の動作状態を制御する無線通信端末の通信機能の制御方法が提供される。
本発明によれば、無線通信端末自体の移動はもちろん、ある方式による無線通信可能エリアの変更が生じても、無線通信端末の通信機能の動作状態を最適化することが可能となる。その理由は、周囲の通信環境の変化により、無線通信端末の通信機能の動作状態を決定するよう構成したことにある。
続いて、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)通信機能(第1の通信機能)と無線LAN機能(第2の通信機能)とGPS機能とRFID通信機能を有する無線通信端末に本発明を適用した第1の実施形態の構成を表したブロック図である。図1を参照すると、本実施形態に係る無線通信端末は、ポリシー制御部10と、通信情報制御部20と、を含んで構成される。
ポリシー制御部10は、通信情報制御部20から受信した無線通信端末の各部の情報に基づいて、無線通信端末が置かれている状況からポリシー制御情報(以下、「ポリシー」という。)を決定し、通信情報制御部20に送信する手段である。
通信情報制御部20は、無線通信端末の各部の情報を収集し、ポリシー制御部10に送信するとともに、ポリシー制御部10から返されたポリシー制御情報に従って、無線通信端末の各部を制御する。図1の例では、通信情報制御部20は、W−CDMA制御部21、無線LAN制御部23、GPS制御部25、RFID制御部27と接続され、W−CDMA通信情報、無線LAN通信情報、GPS通信情報、RFID通信情報に基づいて、W−CDMA制御部21、無線LAN制御部23、GPS制御部25を制御する構成となっている。通信情報制御部20は、外部機器と連携して無線通信ベアラや画像出力先の切り替え制御を行うことも可能となっている。
W−CDMA制御部21は、通信情報制御部20に対しW−CDMA通信情報を通知し、通信情報制御部20からのW−CDMA制御に従い、W−CDMAチップ22の電源ON/OFFを含む制御を実行する。
無線LAN制御部23は、通信情報制御部20に対し無線LAN通信情報を通知し、通信情報制御部20からの無線LAN制御に従い、無線LANチップ24の電源ON/OFFを含む制御を実行する。
GPS制御部25は、通信情報制御部20に対しGPS通信情報を通知し、通信情報制御部20からのGPS制御に従い、GPSチップの電源ON/OFFを含む制御を実行する。
RFID制御部27は、RFID通信部28にて受信したRFID通信情報を通信情報制御部20に通知する。RFID制御部27としては、受信電波にて動作するパッシブタイプのものを好適に使用することができる。
以下、上記ポリシー制御部10によって、無線通信端末の周囲の通信環境に応じて変更されるポリシーと、その具体的な制御内容について図2〜図5を参照して説明する。
図2は、無線通信端末が置かれている状況(通信可否や各種イベントの発生)と、ポリシー制御部10にて決定されるポリシーとの対応関係の例を表した図である。例えば、ポリシー制御部10は、自装置が図3のW−CDMAサービスエリア30内にあり、かつ、GPS信号を受信可能である場合に、ポリシー制御情報(屋外)を通信情報制御部20に送信する。
上記ポリシー制御情報(屋外)を受信した通信情報制御部20は、ポリシー制御情報(屋外)に従い、予め定められた動作内容として、W−CDMA機能及びGPS機能をオンにし、無線LAN機能をオフにする(図2のポリシー=「屋外」の動作内容、図3の左側図参照)。上記した制御により、典型的な屋外環境において、無線LAN基地局(アクセスポイント)の探索動作が抑止され、その分の電力消費が抑制される。
一方、上記状態から、所定のRFID通信があり、GPSが受信不可能な状態に遷移した場合に(図2のポリシー=「屋外→屋内1」、図3の右上図参照)、ポリシー制御部10は、ポリシー制御情報(屋内1)を通信情報制御部20に送信する。上記RFID通信を条件としている理由は、無線通信端末のユーザが家庭や事務所等の無線LANを利用可能なエリア(無線LANサービスエリア)31に入ったことを正確に検知するためである。例えば、RFID通信部28を用いて施錠・開錠できるユーザの自宅や事務所の入り口等に設置され施錠システムとのRFID通信が考えられるが、その他、ユーザの自宅や事務所に設置された機器からの位置特定情報の受信、入力やGPS受信部26による自宅位置検出や事務所位置検出をトリガとしてもよい。
上記ポリシー制御情報(屋内1)を受信した通信情報制御部20は、ポリシー制御情報(屋内1)に従い、予め定められた動作内容として、無線LAN機能をオンにし基地局検索、帰属処理を行い、待ち受け状態に移行するとともに、W−CDMA機能及びGPS機能をオフにする(図2のポリシー=「屋外→屋内1」の動作内容参照)。上記した制御により、例えば、無線LAN通信が可能な環境において、W−CDMA通信部22及びGPS通信部24の電源がオフにされ、その分の電力消費が抑制される。
また、上記自宅や事務所等の屋内にある状態から、ユーザが外出し、自宅や事務所に設置された施錠システム等とRFID通信を行った場合(図2のポリシー=「屋内1、3→屋外」の動作内容、図3の左側図参照)、ポリシー制御部10は、ポリシー制御情報(屋外)を通信情報制御部20に送信する。上記制御により、屋外での無線LAN基地局(アクセスポイント)の探索動作が抑止され、以後その分の電力消費が抑制される。このように、無線通信端末は、取得可能な情報を用いて、必要な機能を判別し、その他の機能のオフ制御を行うことで、省電力性を向上させている。
なお、上記ポリシー制御情報(屋外)への変更の際に、GPS受信可であることを条件としていないのは、当該状態においてGPSが既にオフ状態にあるためである。
一方、上記屋外にある状態から、W−CDMAを利用不可能かつGPS信号を受信不可能な状態に遷移した場合に、ポリシー制御部10は、ポリシー制御情報(屋内2)を通信情報制御部20に送信する。
なお、上記ポリシー制御情報(屋内2)への変更の際に、GPS受信不可であることを条件としているのは、地理的な要因や基地局側の事情等により、W−CDMAが一時的に利用不可能となった場合に、無線LAN機能を起動してしまうことを回避するためである。
また上記ポリシー制御情報(屋内2)を受信した通信情報制御部20は、ポリシー制御情報(屋内2)に従い、予め定められた動作内容として、W−CDMA機能をオンにしたまま、無線LAN機能をオンにし基地局検索、帰属処理を行うとともに、GPS機能をオフにする(図2のポリシー=「屋外→屋内2」の動作内容参照)。上記した制御により、例えば、W−CDMA通信を利用できない環境において、少なくともGPS通信部24の電源をオフにして、その分の電力消費を抑制するとともに、W−CDMA又は無線LANによる接続を試みる制御が開始される。
ここで例えば、無線通信端末が公衆無線LANを利用可能なエリア(公衆無線LANサービスエリア)32に位置する場合(図3の右下図参照)、無線通信端末の無線LAN制御部23及び無線LAN通信部24は、基地局検索、帰属処理を行い、待ち受け状態に移行する。
一方、W−CDMAを利用不可能かつGPS信号を受信不可能な状態にあった無線通信端末が、W−CDMAを利用可能な位置に移動した段階で、ポリシー制御部10により、ポリシー制御情報(屋外)が送信される(図2のポリシー=「屋内2、4→屋外」の動作内容、図3の左側図参照)。上記制御により、再び、屋外での無線LAN基地局(アクセスポイント)の探索動作が抑止され、以後その分の電力消費が抑制される。
図4は、上記説明したポリシー制御情報(屋外)、ポリシー制御情報(屋内1)、ポリシー制御情報(屋内2)間の遷移条件と、無線通信端末各部の動作状態(オンオフ状態)を表した状態遷移図である。
図5は、ユーザが利用中の機能を、継続してテレビジョン(TV)40やパーソナルコンピュータ(PC)41等の他の機器に実行させる機器間連携機能を利用して、屋外から、無線LANを利用可能なエリア31、32に移動した場合の動作を表した図である。
例えば、ポリシー制御部10は、自装置が図5のW−CDMA通話圏30内にあり、かつ、GPS信号を受信可能である場合に、ポリシー制御情報(屋外)を通信情報制御部20に送信する。この状態において、W−CDMA通信機能を用いて、TV電話通信を行っているものとする。
上記状態において、所定のRFID通信があり、GPSが受信不可能な状態になり、なおかつ、無線LANを介した音声通話への自動切替設定がなされている場合(図2のポリシー=「屋外→屋内3」、図5の右上図参照)、ポリシー制御部10は、ポリシー制御情報(屋内3)を通信情報制御部20に送信する。
上記ポリシー制御情報(屋内3)を受信した通信情報制御部20は、ポリシー制御情報(屋内3)に従い、予め定められた動作内容として、無線LAN機能をオンにし基地局検索、帰属処理を行い、待ち受け状態に移行するとともに、W−CDMA機能及びGPS機能をオフにする(図2のポリシー=「屋外→屋内3」の動作内容参照)。その後、通信情報制御部20は、TV40に対して画像通信の転送動作を行うとともに、音声通信を無線LANベアラに切り替える。これにより、TV40の画面で画像を表示するとともに、無線通信端末で音声を伝送するTV電話通信が実現される。
また例えば、無線通信端末が動画のストリーミング再生を行っている状況下で、W−CDMA及びGPSが受信不可能となり、かつ、ストリーミング再生の手動切替設定がなされている場合(図2のポリシー=「屋外→屋内4」、図5の右下図参照)、ポリシー制御部10は、ポリシー制御情報(屋内4)を通信情報制御部20に送信する。
上記ポリシー制御情報(屋内4)を受信した通信情報制御部20は、ポリシー制御情報(屋内4)に従い、予め定められた動作内容として、W−CDMA機能をオンにしたまま、無線LAN機能をオンにし基地局検索、帰属処理を行うとともに、GPS機能をオフにする(図2のポリシー=「屋外→屋内4」の動作内容参照)。その後、通信情報制御部20は、PC41に対して、ストリーミング再生の転送動作を行うか否かの選択を受け付けるメッセージを送信し、ユーザが転送を選択した場合、転送を行う。これにより、PC41の画面で動画ストリーミングの続きを見ることができる。
以上説明したように、本実施形態では、無線通信端末の各機能から収集された通信可否情報等を用いて、適用すべきポリシーを決定し、該ポリシーに従って、各機能の電源制御や通信制御を行い、無線端末全体の省電力化を図ることができる。
また、本実施形態では、無線通信端末が他の機器とハンドオーバーや転送等の機器間連携動作を行う場合のトリガ(図2(図5)のGPS受信不可&RFID受信&自動切替設定、図2(図5)のW−CDMA圏外&GPS受信不可&手動切替設定。)が提供され、また、切り替え後も必要な機能が確実に動作するように最適化される。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。
例えば、上記した実施形態では、W−CDMA通信機能と、無線LAN機能を有する無線通信端末の例を挙げて説明したが、W−CDMA通信機能に代えて、その他の携帯電話網を介した通信機能や、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信機能を備える場合にも、同様の制御を行うことが可能である。また無線通信端末が、Bluetooth機能を備えている場合にも、上記した無線LANと同様の制御を行うことが可能である。
上記した実施形態では、ポリシーとして、屋外、屋内1〜4の例を挙げて説明したが、これらはあくまでその一例であり、無線通信端末が使用される環境に応じて、各種機能等の動作状態の組み合わせを行わせるポリシーを追加・変更することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信端末の構成を表したブロック図である。 無線通信端末が置かれている状況と、ポリシーとの対応関係の例を表した図である。 無線通信端末の周囲の通信環境の変化と、該変化に基づくポリシーの変更を説明するための図である。 無線通信端末のポリシーの遷移条件と、各部の動作状態を表した状態遷移図である。 特定の機能を利用したまま、無線通信端末の周囲の通信環境が変化した場合のポリシーの変更を説明するための図である。
符号の説明
10 ポリシー制御部
20 通信情報制御部
21 W−CDMA制御部
22 W−CDMA通信部
23 無線LAN制御部
24 無線LAN通信部
25 GPS制御部
26 GPS受信部
27 RFID制御部
28 RFID通信部
30 W−CDMAサービスエリア
31 無線LANサービスエリア
32 公衆無線LANサービスエリア
40 テレビジョン(TV)
41 パーソナルコンピュータ(PC)

Claims (15)

  1. 周囲の通信環境の変化により適用すべきポリシーを決定するポリシー制御部と、
    前記ポリシー制御部に対し、前記ポリシーを決定するための情報を提供するとともに、前記ポリシー制御部により決定されたポリシーに従い、特定の通信機能の動作状態を制御する通信情報制御部と、を備える無線通信端末。
  2. 前記通信情報制御部は、前記ポリシー制御部に対し、各通信機能による通信可否情報を提供し、
    前記ポリシー制御部は、前記通信機能の通信可否情報に基づいて、適用すべきポリシーを決定する請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 前記通信情報制御部は、前記ポリシーに従い、前記通信機能をオンオフ制御する請求項1又は2に記載の無線通信端末。
  4. 前記ポリシー制御部は、第1の通信機能に加えて、第2の通信機能による通信が可能になると判断した場合に、前記第1の通信機能をオフにし、前記第2の通信機能をオンにするポリシーに切り替え、前記第2の通信機能による通信が不可能になると判断した場合に、前記第2の通信機能をオフにし、前記第1の通信機能をオンにするポリシーに切り替える請求項1乃至3いずれか一に記載の無線通信端末。
  5. 前記通信情報制御部は、前記ポリシー制御部に対し、GPS機能による位置情報を提供するとともに、
    前記ポリシー制御部は、前記位置情報に基づいて、適用すべきポリシーを選択する請求項1乃至4いずれか一に記載の無線通信端末。
  6. 前記ポリシー制御部は、前記通信情報制御部より、GPS機能による位置情報の提供を受けられなくなった場合に、GPS機能をオフにするポリシーに切り替え、所定の通信環境の変化により、GPS機能をオンにするポリシーに切り替える請求項1乃至5いずれか一に記載の無線通信端末。
  7. 更に、ユーザが利用中の機能を、継続して他の機器に実行させる機器間連携機能を有し、
    前記ポリシー制御部は、前記利用中の機能が他の機器に切り替えられると判断した場合に、該切り替え後に適用されるべきポリシーを決定する請求項1乃至6いずれか一に記載の無線通信端末。
  8. 周囲の通信環境の変化により適用すべきポリシーを決定する処理と、
    前記決定したポリシーに従い、特定の通信機能の動作状態を制御する処理と、を無線通信端末を構成するコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 前記無線通信端末に備えられた各通信機能による通信可否状態に基づいて、適用すべきポリシーを決定する請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記ポリシーに応じて任意の通信機能をオンオフ制御するための請求項8又は9に記載のプログラム。
  11. 前記無線通信端末に備えられた第1の通信機能に加えて、第2の通信機能による通信が可能になると判断した場合に、前記第1の通信機能をオフにし、前記第2の通信機能をオンにするポリシーに切り替え、前記第2の通信機能による通信が不可能になると判断した場合に、前記第2の通信機能をオフにし、前記第1の通信機能をオンにするポリシーに切り替える請求項8乃至10いずれか一に記載のプログラム。
  12. 前記無線通信端末に備えられたGPS機能により得られた位置情報に基づいて、適用すべきポリシーを選択する請求項8乃至11いずれか一に記載のプログラム。
  13. 前記無線通信端末に備えられたGPS機能による位置情報の提供を受けられなくなった場合に、GPS機能をオフにするポリシーに切り替え、所定の通信環境の変化により、GPS機能をオンにするポリシーに切り替える請求項8乃至12いずれか一に記載のプログラム。
  14. 前記無線通信端末に備えられた、ユーザが利用中の機能を継続して他の機器に実行させる機器間連携機能により、前記利用中の機能が他の機器に切り替えられると判断した場合に、該切り替え後に適用されるべきポリシーを決定する請求項8乃至13いずれか一に記載のプログラム。
  15. 無線通信端末の通信機能の制御方法であって、
    前記無線通信端末が、周囲の通信環境の変化により適用すべきポリシーを決定し、
    前記無線通信端末が、前記決定したポリシーに従い、特定の通信機能の動作状態を制御する無線通信端末の通信機能の制御方法。
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