JP2009182572A - 電源回路 - Google Patents

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【課題】アクティブモードとスタンバイモードとの切替えが実行されても、出力電圧の変動が小さい電源回路を提供する。
【解決手段】電源回路は、第1のノードM1と出力端子20との間に接続された第1のトランジスタN1と、電圧源10と第2のノードM2との間に接続された第2のトランジスタN2と、電圧源10と第1のノードM1との間に接続された第1のスイッチング素子P1と、第2のノードM2と出力端子との間に接続され、ゲートが第1のスイッチング素子P1のゲートに接続された第2のスイッチング素子P2と、第1および第2のトランジスタN1、N2のそれぞれのゲートに一定電圧を印加するレギュレータAとを備え、スタンバイ状態の場合に第1および第2のスイッチング素子は導通し、アクティブ状態の場合に第1および第2のスイッチング素子は非導通となる。
【選択図】図1

Description

本発明は電源回路に係わり、例えば、半導体装置のソースフォロア型電源回路に関する。
従来のソースフォロア型電源回路は、帰還回路によってゲート電位を一定に制御された2つのMOS(Metal-Oxide Semiconductor)トランジスタを有する。2つのMOSトランジスタのそれぞれの一端は、出力端子に接続されている。一方、2つのMOSトランジスタのうち第1のMOSトランジスタの他端はスイッチング素子を介して電圧源に接続されており、第2のMOSトランジスタの他端は電圧源に直接接続されている。
この電源回路は、アクティブモードにおいて大きな電流を駆動するために2つのMOSトランジスタの両方を導通状態にし、かつ、スイッチング素子をオンにする。一方、スタンバイモードにおいては、2つのMOSトランジスタを導通状態にしたまま、スイッチング素子をオフにする。これによって、第1のMOSトランジスタからの電流は出力端子から断たれ、第2のMOSトランジスタのみが電圧源と出力端子との間を接続する。これにより、消費電流の少ないスタンバイモードにおいて、出力電圧を一定値に維持することができる。
電源電圧をVDDとし、電源回路の出力電圧をVOUTとし、第1のMOSトランジスタとスイッチング素子との間のノード電圧をVNとする。このとき、アクティブモードにおいてVNはVDDにほぼ等しく、スタンバイモードにおいてVNはVOUTにほぼ等しい。VNは、第1のMOSトランジスタのゲート絶縁膜を介して第1のMOSトランジスタのゲート電圧VGに容量結合している。このため、VNの変動は、電圧VG、即ち、帰還回路の出力電圧を変動させる原因となる。
一般に、アクティブモードとスタンバイモードとの切替えは、数ナノ秒以下の間隔で実行されることが多い。従って、VNは、数ナノ秒以下の間隔でVDDとVOUTとの間を往来する。このVNの変動はVGに伝達されるため、アクティブモードとスタンバイモードとの切替えによって、一定に維持されるべき帰還回路の出力電圧が数ナノ秒以下の間隔で変動(振動)する。帰還回路の時定数がアクティブモードとスタンバイモードとの切替え周期よりも長い場合、帰還回路の出力電圧は一定時に維持されることができなくなる。
帰還回路の時定数を小さくするために、帰還回路へ供給する電流を大きくすることが考えられる。しかし、帰還回路に数ナノ秒以下の時定数を求めることは現実的ではない。
特開平11−219586号公報
アクティブモードとスタンバイモードとの切替えが実行されても、出力電圧の変動が小さい電源回路を提供する。
本発明に係る実施形態に従った電源回路は、電圧源から第1の電圧を受けて第2の電圧を出力端子から出力する電源回路であって、第1のノードと前記出力端子との間に接続された第1のトランジスタと、前記電圧源と第2のノードとの間に接続された第2のトランジスタと、前記電圧源と前記第1のノードとの間に接続された第1のスイッチング素子と、前記第2のノードと前記出力端子との間に接続され、ゲートが前記第1のスイッチング素子のゲートに接続された第2のスイッチング素子と、前記第1および前記第2のトランジスタのそれぞれのゲートに一定電圧を印加するレギュレータとを備え、
当該電源回路がスタンバイ状態の場合に前記第1および前記第2のスイッチング素子は導通し、当該電源回路がアクティブ状態の場合に前記第1および前記第2のスイッチング素子は非導通となることを特徴とする。
本発明による電源回路は、アクティブモードとスタンバイモードとの切替えが実行されても、出力電圧の変動を抑制することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る第1の実施形態に従ったソースフォロア型電源回路の一例を示す回路図である。本実施形態による電源回路は、例えば、フラッシュメモリなどの半導体メモリに使用される電源回路である。
電源回路は、電圧源10から第1の電圧としての電源電圧VDDを受けて、出力端子20から第2の電圧としての出力電圧VOUTを出力する。電源回路は、第1のトランジスタとしてのN型MOSトランジスタN1と、第2のトランジスタとしてのN型MOSトランジスタN2と、第1のスイッチング素子としてのP型MOSトランジスタP1と、第2のスイッチング素子としてのP型MOSトランジスタP2と、レギュレータとしての帰還回路Aとを備えている。
トランジスタN1は、第1のノードM1と出力端子20との間に接続されている。トランジスタN1のドレインは第1のノードM1に接続され、ソースが出力端子20に接続されている。トランジスタN2は、電圧源10と第2のノードM2との間に接続されている。トランジスタN2のドレインは電圧源10に接続されており、ソースは第2のノードM2に接続されている。
トランジスタP1は、電圧源10と第1のノードM1との間に接続されている。トランジスタP1のドレインは第1のノードM1に接続され、ソースは電圧源10に接続されている。トランジスタP2は、第2のノードM2と出力端子20との間に接続されている。トランジスタP2のドレインは出力端子20に接続され、そのソースは第2のノードM2に接続されている。
換言すると、トランジスタP1およびN1が電圧源10と出力端子20との間にこの順番で直列に接続されており、トランジスタN2およびP2が電圧源10と出力端子20との間にこの順番で直列に接続されている。
帰還回路Aは、一方の入力端子30からリファレンス電圧VREFを受け、ゲート電圧VGを出力する。ゲート電圧VGは、帰還回路Aのもう一方の入力端子50に正帰還されている。これにより、帰還回路Aは、ゲート電圧VGをリファレンス電圧VREFに応じた一定電圧に維持しようとする。帰還回路Aの出力は、トランジスタN1およびN2のゲートに共通に接続されており、ゲート電圧VGがトランジスタN1およびN2のゲートに印加される。よって、ゲート電圧VGが一定に維持されている限り、トランジスタN1およびN2の電流駆動能力は一定に維持される。
スイッチング素子としてのトランジスタP1およびP2のゲートは、制御端子40に共通に接続されている。トランジスタP1およびP2は、制御端子40の電圧VPGによってオン/オフ制御される。
この電源回路が組み込まれた半導体装置がアクティブモードである場合、ゲート電圧VPGが低電圧VSS(例えば、接地電圧)になり、トランジスタP1およびP2はオンになる。一方、半導体装置がスタンバイモードである場合、ゲート電圧VPGは電源電圧VDDになり、トランジスタP1およびP2はオフになる。アクティブモードとは、半導体装置の外部から半導体装置への或るアクセスと次のアクセスとの間の期間が一定間隔未満であり、半導体装置が連続的あるいは断続的に活性化しているモードをいう。スタンバイモードとは、半導体装置への或るアクセスと次のアクセスとの間の期間が一定間隔以上であり、半導体装置が待機しているモードをいう。アクティブモードでは、半導体装置は比較的大きな電流を必要とするため、スイッチング素子としてのトランジスタP1およびP2がオンする。一方、スタンバイモードでは、半導体装置はあまり電流を必要としないので、トランジスタP1およびP2はオフになる。しかし、次のアクセスに応じて半導体装置が高速に動作するために、あるいは、動作速度を一定に維持するために、出力電圧VOUTを一定に維持する必要がある。
アクティブモードでは、トランジスタP1およびP2が導通状態となるため、ノードM1の電位は電源電圧VDDになり、ノードM2の電位は出力電圧VOUTになる。スタンバイモードでは、トランジスタP1およびP2が非導通状態となるため、ノードM1の電位は出力電圧VOUTになり、ノードM2の電位は電源電圧VDDになる。
ここで、本実施形態による電源回路は、トランジスタN1のゲート−ドレイン間の寄生容量により帰還回路Aの出力部と第1のノードM1とが容量結合されていること、並びに、トランジスタN2のソース−ドレイン間の寄生容量により帰還回路Aの出力部と第2のノードM2とが容量結合されていることに注目されたい。アクティブモードからスタンバイモードになった場合、第1のノードM1の電位が電源電圧VDDから出力電圧VOUTに低下する。これによって、ゲート電圧VGは、第1のノードM1から−B×(VDD−VOUT)だけの電位変動を受ける。
アクティブモードからスタンバイモードになった場合、第2のノードM2の電位は出力電圧VOUTから電源電圧VDDに上昇する。これによって、ゲート電圧VGは、第2のノードM2からB’×(VDD−VOUT)だけの電位変動を受ける。Bは、トランジスタN1のドレイン−ゲート間のカップリング係数(第1のノードM1と帰還回路Aの出力部とのカップリング係数)であり、B’ は、トランジスタN2のソース−ゲート間のカップリング係数(第2のノードM2と帰還回路Aの出力部とのカップリング係数)である。カップリング係数BおよびB’は、トランジスタN1とN2との構成(ゲート幅、ゲート長、ゲート絶縁膜の材質および膜厚、ゲート−ドレイン間容量等)が等しく、かつ、トランジスタP1とP2との上記構成が等しい場合にほぼ一致する。このため、ゲート電圧VGが第1のノードM1からから受ける電位変動−B×(VDD−VOUT)とゲート電圧VGが第2のノードM2からから受ける電位変動B’×(VDD−VOUT)とは、互いに打ち消しあう。その結果、電源回路は、出力電圧VOUTの変動が小さく、安定した出力電圧VOUTを生成することができる。換言すると、アクティブモードからスタンバイモードに変化する際、本実施形態による電源回路は、出力電圧VOUTに対するノイズを小さくすることができる。
スタンバイモードからアクティブモードになった場合、第1のノードM1の電位が出力電圧VOUTから電源電圧VDDに上昇する。これによって、ゲート電圧VGは、第1のノードM1からB×(VDD−VOUT)だけの電位変動を受ける。
スタンバイモードからアクティブモードになった場合、第2のノードM2の電位は電源電圧VDDから出力電圧VOUTに低下する。これによって、ゲート電圧VGは、第2のノードM2から−B’×(VDD−VOUT)だけの電位変動を受ける。カップリング係数BおよびB’がほぼ等しい場合、ゲート電圧VGが第1のノードM1からから受ける電位変動B×(VDD−VOUT)とゲート電圧VGが第2のノードM2からから受ける電位変動−B’×(VDD−VOUT)とは、互いに打ち消しあう。その結果、電源回路は、出力電圧VOUTの変動が小さく、安定した出力電圧VOUTを生成することができる。換言すると、スタンバイモードからアクティブモードに変化する場合であっても、本実施形態による電源回路は、出力電圧VOUTに対するノイズを小さくすることができる。
このように、本実施形態による電源回路は、アクティブモードとスタンバイモードとの切替えが実行されても、出力電圧VOUTの変動(ノイズ)を抑制することができる。
本実施形態において、第1および第2のノードM1およびM2が電源電圧VDDまたは出力電圧VOUTに達する速度がアクティブモードとスタンバイモードとの切替え周期よりも遅いことが懸念される。スタンバイモードからアクティブモードへ変化する場合、スイッチング素子としてのトランジスタP1およびP2がオンになるため、第1および第2のノードM1およびM2がそれぞれ電源電圧VDDおよび出力電圧VOUTになる速度はアクティブモードとスタンバイモードとの切替え周期より速い。従って、スタンバイモードからアクティブモードへ変化する場合、上記懸念は問題とならない。
アクティブモードからスタンバイモードへ変化する場合、スイッチング素子としてのトランジスタP1およびP2がオフになるため、第1のノードM1の電位は、ノードM1からトランジスタN1を介して出力端子20へのリーク電流によって電源電圧VDDから出力電圧VOUTへ低下する。第2のノードM2の電位は、電圧源10からトランジスタN2を介してのM2へのリーク電流によって出力電圧VOUTから電源電圧VDDへ上昇する。このため、第1および第2のノードM1およびM2がそれぞれ出力電圧VOUTおよび電源電圧VDDになる速度は比較的遅い。しかし、第1および第2のノードM1およびM2の電位変化がともに遅いため、ゲート電圧VGが第1のノードM1からから受ける電位変動とゲート電圧VGが第2のノードM2からから受ける電位変動とは互いにほぼ打ち消しあうことができる。このため、アクティブモードからスタンバイモードへ変化する場合であっても、上記懸念は、問題とならない。
(第2の実施形態)
図2は、本発明に係る第2の実施形態に従ったソースフォロア型電源回路の一例を示す回路図である。第2の実施形態では、第3のスイッチング素子としてのスイッチSW1が第1のノードM1と出力端子20との間にトランジスタN1に対して並列に接続されている。第4のスイッチング素子としてのスイッチSW2が第2のノードM1と電圧源10との間にトランジスタN2に対して並列に接続されている。第2の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様でよい。
スイッチSW1およびSW2は、上記スタンバイモードにおいて導通状態となり、アクティブモードにおいて非導通状態となる。アクティブモードでは、スイッチSW1およびSW2は非導通状態であるので、アクティブモードにおける電源回路の状態は、上述した第1の実施形態のそれと実質的に同様である。
スタンバイモードにおいてスイッチSW1およびSW2がともに導通状態となると、トランジスタN1のソース−ドレイン間、および、トランジスタN2のソース−ドレイン間が短絡される。これにより、スタンバイモードにエンターした直後に、第1のノードM1はVOUTに等しくなり、第2のノードM2は直後にVDDに等しくなる。
スイッチSW1およびSW2が設けられていない場合、アクティブモードからスタンバイモードへ変化する場合、上述の通り第1および第2のノードM1およびM2がそれぞれ出力電圧VOUTおよび電源電圧VDDになる速度は比較的遅い。このとき、トランジスタN1およびN2のゲート電圧VGは等しいため、第1のノードM1に対するゲート電圧の相対的な変動と第2のノードM2に対するゲート電圧の相対的な変動とが異なる。より詳細には、第1のノードM1の電位は電源電圧VDDから出力電圧VOUTに低下するので、トランジスタN1にとって、ゲート電圧VGは相対的に上昇する。第2のノードM2の電位は出力電圧VOUTから電源電圧VDDに上昇するので、トランジスタN2にとって、ゲート電圧VGは相対的に低下する。このため、スイッチSW1およびSW2が設けられていない場合、第1のノードM1の電位が電源電圧VDDから出力電圧VOUTに低下する時間と第2のノードM2の電位が出力電圧VOUTから電源電圧VDDに上昇する時間とが相違する。その結果、ゲート電圧VGのノイズを打ち消すために時間が掛かってしまう。
第2の実施形態では、アクティブモードからスタンバイモードにエンターした直後に、スイッチSW1およびSW2が、第1のノードM1の電位を電源電圧VDDから出力電圧VOUTに低下させ、かつ、第2のノードM2の電位を出力電圧VOUTから電源電圧VDDに上昇させる。よって、第1のノードM1の電位が電源電圧VDDから出力電圧VOUTに低下する時間と第2のノードM2の電位が出力電圧VOUTから電源電圧VDDに上昇する時間とがほぼ等しく、かつ、短い。その結果、ゲート電圧VGのノイズを短時間で打ち消すことができる。
図3は、スイッチSW3およびSW4の一具体例を示す回路図である。図3に示す具体例では、第3のスイッチング素子としてのスイッチSW1がP型MOSトランジスタP3によって構成され、第4のスイッチング素子としてのスイッチSW2がP型MOSトランジスタP4によって構成されている。トランジスタP3は、第1のノードM1と出力端子20との間にトランジスタN1に対して並列に接続されている。トランジスタP4は、第2のノードM1と電圧源10との間にトランジスタN2に対して並列に接続されている。制御端子40のゲート電位VPGがインバータInを介してトランジスタP3およびP4のゲートに共通に入力されている。これにより、トランジスタP3およびP4は、スタンバイモードにおいて導通状態となり、アクティブモードにおいて非導通状態となる。
トランジスタP3およびP4の構成(ゲート幅、ゲート長、ゲート絶縁膜の材質および膜厚、ゲート−ドレイン間容量等)は、互いに等しい。また、トランジスタP3およびP4のサイズ(ゲート幅/ゲート長)は、トランジスタN1およびN2のサイズ(ゲート幅/ゲート長)に比べて非常に小さく、例えば、トランジスタP3およびP4のW/L(ゲート幅/ゲート長)は、それぞれトランジスタN1およびN2のそれの1/100以下とする。これにより、アクティブモードにおいて、非導通状態のトランジスタP3およびP4が電源回路に影響を与えないようにする。
図4は、スイッチSW3およびSW4の他の具体例を示す回路図である。図4に示す具体例では、第3のスイッチング素子としてのスイッチSW1がCMOS(Complementary MOS)スイッチC1によって構成され、第4のスイッチング素子としてのスイッチSW2がCMOSスイッチC2によって構成されている。CMOSスイッチC1およびC2は、それぞれP型MOSトランジスタとN型MOSトランジスタとを並列に接続した構成を有する。CMOSスイッチC1は、第1のノードM1と出力端子20との間にトランジスタN1に対して並列に接続されている。CMOSスイッチC2は、第2のノードM1と電圧源10との間にトランジスタN2に対して並列に接続されている。制御端子40のゲート電位VPGがインバータInを介してCMOSスイッチC1およびC2の各P型MOSトランジスタのゲートに共通に入力されている。また、制御端子40のゲート電位VPGは、非反転状態でCMOSスイッチC1およびC2の各N型MOSトランジスタのゲートに共通に入力されている。これにより、CMOSスイッチC1およびC2は、スタンバイモードにおいて導通状態となり、アクティブモードにおいて非導通状態となる。
CMOSスイッチC1およびC2の各P型MOSトランジスタの構成(ゲート幅、ゲート長、ゲート絶縁膜の材質および膜厚、ゲート−ドレイン間容量等)は、互いに等しい。CMOSスイッチC1およびC2の各N型MOSトランジスタの構成(ゲート幅、ゲート長、ゲート絶縁膜の材質および膜厚、ゲート−ドレイン間容量等)も、互いに等しい。
CMOSスイッチC1のP型MOSトランジスタおよびN型MOSトランジスタのサイズ(ゲート幅/ゲート長)の和(以下、CMOSスイッチC1のサイズと言う)は、トランジスタN1およびN2のサイズ(ゲート幅/ゲート長)に比べて非常に小さく、例えば、CMOSスイッチC1のサイズはトランジスタN1のそれの1/100以下とする。これにより、アクティブモードにおいて、非導通状態のCMOSスイッチC1およびC2が電源回路に影響を与えないようにする。
(第3の実施形態)
図5は、本発明に係る第3の実施形態に従ったソースフォロア型電源回路の一例を示す回路図である。第3の実施形態は、共通ノードNcと電圧源10との間に接続されたノイズフィルタFをさらに備えている。共通ノードNcはトランジスタP1のソースとトランジスタN2のドレインとの間の接続ノードである。第3の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様でよい。勿論、図示していないが、第3の実施形態によるノイズフィルタは、第2の実施形態にも適用することができる。
ノードNcの電位はトランジスタN2のゲート電圧VGに伝達される。よって、ノードNcの電位が変動すれば、トランジスタN2を介してゲート電圧VGが変動する。これに対処するために、ノイズフィルタFが外部からの電源電圧VDDの変動を抑制する。ノイズフィルタFが電源電圧VDDの変動を抑制することによって、ノードNcの電位およびゲート電圧VGは安定する。
ノイズフィルタFの具体例を図6〜図8に示す。図6に示すように、ノイズフィルタFは、共通ノードNcと電圧VDDとの間に接続された抵抗R1と、共通ノードNcとグランドとの間に接続されたキャパシタCap1とを含むRCフィルタでよい。これにより、ノイズフィルタFは、外部電源VDDに発生し得るノイズをR1の抵抗値とCap1の容量値との積によって決定される時定数だけ緩和して共通ノードNcに伝達する。
図7および図8に示すように、抵抗R1に代えて、ダイオード接続したMOSトランジスタD1およびD2を採用してもよい。これにより、ノイズフィルタFは、上記時定数より短いノイズを除去することができる。第3の実施形態は、その他、第1の実施形態または第2の実施形態の効果を得ることができる。
上記実施形態では、出力電圧VOUTを決定するトランジスタN1およびN2は、N型MOSトランジスタとし、外部電源電圧はVDDとしている。しかし、これを全て逆極性にしてもよい。即ち、出力電圧VOUTを決定するトランジスタをP型MOSトランジスタとし、第1および第2のスイッチング素子をN型MOSトランジスタとする。このとき、外部電源電圧はグランドとすればよい。この場合、図3に示す第3および第4のスイッチング素子は、N型MOSトランジスタで構成すればよい。
また、上記実施形態において、電圧源10から出力端子20までの電流経路は、1対(2本)である。しかし、電流経路は、2対(4本)以上であってもよい。この場合には、電流経路に設けるスイッチング素子は、電流経路対にたいして電流経路ごとに図1または図2に倣って設ければよい。
本発明に係る第1の実施形態に従ったソースフォロア型電源回路の一例を示す回路図。 本発明に係る第2の実施形態に従ったソースフォロア型電源回路の一例を示す回路図。 スイッチSW3およびSW4の一具体例を示す回路図。 スイッチSW3およびSW4の他の具体例を示す回路図。 本発明に係る第3の実施形態に従ったソースフォロア型電源回路の一例を示す回路図。 ノイズフィルタFの具体例を示す回路図。 ノイズフィルタFの具体例を示す回路図。 ノイズフィルタFの具体例を示す回路図。
符号の説明
電圧源10
出力端子20
入力端子30
制御端子40
第1のトランジスタN1
第2のトランジスタN2
第1のノードM1
第2のノードM2
第1のスイッチング素子P1
第2のスイッチング素子P2
レギュレータA

Claims (5)

  1. 電圧源から第1の電圧を受けて第2の電圧を出力端子から出力する電源回路であって、
    第1のノードと前記出力端子との間に接続された第1のトランジスタと、
    前記電圧源と第2のノードとの間に接続された第2のトランジスタと、
    前記電圧源と前記第1のノードとの間に接続された第1のスイッチング素子と、
    前記第2のノードと前記出力端子との間に接続され、ゲートが前記第1のスイッチング素子のゲートに接続された第2のスイッチング素子と、
    前記第1および前記第2のトランジスタのそれぞれのゲートに一定電圧を印加するレギュレータとを備え、
    当該電源回路がスタンバイ状態の場合に前記第1および前記第2のスイッチング素子は導通し、当該電源回路がアクティブ状態の場合に前記第1および前記第2のスイッチング素子は非導通となることを特徴とする電源回路。
  2. 前記第1および前記第2のトランジスタはN型MOSトランジスタであり、
    前記第1および前記第2のスイッチング素子はP型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  3. 前記第1のトランジスタに並列に接続された第3のスイッチング素子と、
    前記第2のトランジスタに並列に接続された第4のスイッチング素子とをさらに備え、
    前記第3および前記第4のスイッチング素子は、スタンバイ状態において導通状態となり、アクティブ状態において非導通状態となることを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  4. 前記第1および前記第2のトランジスタのそれぞれのゲート幅が同じであることを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  5. 前記第2のトランジスタおよび前記第1のスイッチング素子は共通ノードにおいて前記電圧源に接続され、
    前記共通ノードと前記電圧源との間に接続され、前記電圧源からのノイズを除去するノイズフィルタをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載に電源回路。
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