JP2009182172A - 電子部品回路基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】グリッドアレイ状に配列されたモジュール基板11において、ダミーバンプ105〜112の配列することで、信号バンプ113の熱応力によるはんだクラックを防止する。
【解決手段】四角形状のモジュール基板11に配列した信号バンプ113群の外周に、8群に分割したダミーバンプ群105〜112を設け、一方の2辺のダミーバンプ群109〜112は、信号バンプ群113のバンプ中心に一致して配列し、他方の2辺のダミーバンプ群105〜108は、前述の一方の2辺のダミーバンプ群109〜112と信号バンプ群113の中間にバンプを配列している。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品回路基板に関し、例えば制御装置に実装される、電子部品を搭載した回路基板の構造に関する。
近年、自動車用制御装置は、エンジン制御、スロットル制御、ブレーキ制御などの個別の制御装置の機能が向上すると共に、ナビゲーションシステムや個別の制御装置間の連携による更なる機能向上が必要になってきている。
これらの機能向上に伴い、電子部品の実装密度の向上が要求され、従来の制御装置の電子部品の実装密度では、制約された自動車内の空間に設置できない問題が生じている。
そこで、上記問題の解決策の1つとして、電子部品を搭載したモジュール基板にBGA(ボールグリッドアレイ)電極端子を導入して実装密度を向上させ、本体の回路基板に実装する方法が提案されている。
BGA電極端子を導入したモジュール基板には、回路基板の実装面にマトリックス状に0.5〜1.5mm程度のはんだバンプが多数配列され、回路基板のランドに接続される。
回路基板と実装されたモジュール基板は、電子部品の発熱、冷熱の温度サイクルによりそれぞれ熱応力が発生し、熱膨張率が異なる回路基板とモジュール基板のそれぞれの膨張に対する差分(歪み)は、一般的に発熱源かつ両者の主な支点でもあるモジュール基板の中心部から同心円状へ向かうにつれて加算されていくため、四角状のモジュール基板では、4つの角部で熱応力が最も大きくなる。
そのため、角部の信号を伝達するバンプのはんだ接続部で最もクラックが発生しやすく、それにより信号が伝達できなくなる問題が発生する。
この問題を解決するため、四角状のモジュール基板において、回路基板に実装したとき4つの角部に複数バンプが統合されるように、複数のダミーバンプもしくは特定信号用のバンプを配列して、熱応力による強度を補強し信号を伝達するバンプのはんだクラックを防止する技術が特許文献1に記載されている。
また、半導体のチップの実装に関して、四角状の最外周に均一に信号バンプと同一形状のダミーバンプを配列して、熱応力による強度を補強し信号を伝達するバンプのはんだクラックを防止する技術が特許文献2に記載されている。
特開2001−177226号公報 特開2007−220954号公報
しかしながら、特許文献1では、モジュール基板側のバンプ形状を統一しているので生産性に有利であるが、モジュール基板側の角部に配置されたバンプを回路基板側の角部のダミーバンプもしくは特定信号用バンプと統合するので、角部のバンプ間を信号線として配線することができなくなり、実質的に実装密度を向上させる阻害要因となる。
特許文献2では、モジュール基板の最外周にダミーバンプが配列され、熱応力による強度補強には十分な効果が得られる反面、バンプの個数が多くなり、材料使用量の増加や生産性の低下という問題が生じる。またこの技術は、集積回路チップの実装を対象にしており、各種の電子部品を搭載した表面積の大きなモジュール基板に適用させると、ダミーバンプの配列数が増加する問題も含んでいる。
さらに、特許文献1と特許文献2では、モジュール基板の角部の4箇所から配列されるバンプ形状や配列数は同一であり、モジュール基板の外形形状に対応した技術は述べられていない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、正方形に限られない長辺と短辺を有する表面積の大きなモジュール基板においても、熱応力による強度を補強して信号バンプの破壊を防止しつつ、生産性を向上させることができる電子部品搭載基板の電極構造を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明では、モジュール基板角部の信号用バンプを保護して信頼性の高いはんだ接続を提供すると共に、モジュール基板内の適正箇所に必要最小限のダミーバンプを配列する電子部品搭載基板の電極構造を実現する手段を提供する。
すなわち、本発明の電子部品回路基板の実装構造は、複数の電子部品を配線した四角形状のモジュール基板の裏面にグリッドアレイ状に配列したはんだバンプ群による電極を形成して回路基板に実装する構造において、四角形状のモジュール基板の辺に平行配列した、信号線が接続される信号バンプ群およびその外周に信号が接続されないダミーバンプ群から構成される。ダミーバンプ群のうち、モジュール基板の一方の向い合う2辺に平行配列されたものは、信号バンプ群の中心を含み、他方の向い合う2辺に平行配列されたものは、一方の向い合う2辺に平行配列されたダミーバンプ群の中心および信号バンプ群の中心を含まない。
この場合において、中心を含むダミーバンプは、信号バンプの中心と一致する線上に、中心を含まないダミーバンプは、信号バンプと信号バンプの中間線上に一致するように配列しても良い。
また、四角形状のモジュール基板の4つの角部に最も近い信号バンプと、この信号バンプに最も近い2個のダミーバンプの中心を結んだ形状が正三角形に近い二等辺三角形を成すように配列しても良い。
また、モジュール基板上の各辺において平行配列されたダミーバンプは、それぞれ四角形状の基板の4つの角部に最も近い位置を始点として、各辺において2箇所の群に分割され、全辺において8箇所の群に分割される構造としても良い。
また、各辺における2箇所の群は、各辺の中間線上を中心として3分の1程度の区間バンプを配列しない構造としても良い。
また、8箇所に分割されたダミーバンプ群は、1箇所の群のバンプ数が他の群のバンプ数と異なる個数で配列されても良く、1箇所の群のバンプ数が他の群のバンプ数と比べて少なくとも1個だけ少ないか、又は少なくとも1個だけ多い構造としても良い。或いは、2つの長辺と2つの短辺を有し、長辺に配置された4箇所のダミーバンプ群が短辺に配置された4箇所のダミーバンプ群のバンプ数よりも多い構造のモジュール基板に対して適用しても良く、さらに、長辺4箇所のダミーバンプ群、又は短辺4箇所のダミーバンプ群は、1箇所の群のバンプ数が、他の群のバンプ数と異なる個数で配列されても良く、異なる個数は、少なくとも1個だけ少ないか、又は少なくとも1個だけ多い構造としても良い。
なお、四角形状のモジュール基板は、中心を含む位置にダミーバンプ、あるいは特定信号の信号バンプを複数配列される構造としても良い。
また、信号バンプとダミーバンプは、同一成形工程で等ピッチで形成されるようにしても良い。
また、複数の電子部品を配線した四角形状のモジュール基板は、トランスファーモールドによって樹脂封止される構造としても良い。
本発明によれば、正方形に限られない長辺と短辺を有する表面積の大きなモジュール基板においても、熱応力による強度を補強して信号バンプの破壊を防止しつつ、生産性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図を参照して説明する。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態において、主に生産性向上を目的とした、本願特有のモジュール基板内の適正箇所に必要最小限のダミーバンプを配列する電子部品搭載基板の電極構造を実現する手段について説明する。
図1は、モジュール基板11の一方の面に回路基板20の接続パッド21に接続するバンプ100を、他方の面に電子部品12を搭載し、接続した後トランスファーモールド13された電子回路モジュール1の側面を示す図である。
電子回路モジュール1は、一つの機能が集約された部品が搭載されており、回路基板20には複数個の電子回路モジュール1と電子部品が搭載されて配線され、制御対象となる機器の制御装置として機能する。
例えば、自動車の制御装置としては、エンジン制御、オートマチックトランスミッション制御等が代表的である。
図2は、モジュール基板11のバンプ100の配列を示す図である。
モジュール基板11は、長辺が11Aと11B、短辺が11Cと11Dの四角形状である。
モジュール基板11のバンプは、最外周の線上101〜104に配列されるダミーバンプ群105〜112と、信号バンプ群113と、四角形状の中心部に配置したダミー、もしくは特定信号バンプ群114が配列されている。
バンプ群114は、モジュール基板11の中心を囲むようにマトリックス状に配置されており、電子回路モジュール1で生ずる熱を回路基板20に放熱する機能を有し、電子部品の入出力信号が接続されないダミーか、もしくは特定の入出力信号が接続されている。
信号バンプ群113は、モジュール基板11のダミーバンプ群105〜112の内周側にマトリックス状に配列されており、電子回路モジュール1の電子部品の入出力信号が接続されている。
入出力信号が接続されないダミーバンプ群105〜112は、四角形の角部4箇所のバンプ105A〜112Aが、四角形の角部4ケ所の信号バンプ113A〜113Dの外側を囲むようにして、長辺11Aと11Bに一行、短辺11Cと11Dに一列配列されている。そして、長辺11Aと11Bと短辺11Cと11Dの中心から行方向、列方向の一定範囲115〜118には配列されないようになっている。
以上の構成にすることにより、モジュール基板11の長辺11A、11B、及び短辺11C、11Dの中心を結んだ四角形状の一辺の長さに対し、1/3以下の寸法領域にダミーバンプ群105〜112を配置し、長辺11A、11B上の延長範囲119と短辺11C、11D上の延長範囲120に係る範囲115〜118には、配列されないようにすることで、必要最低限のバンプのみによって角部の信号バンプを補強する作用をもたらす。
このように、電子回路モジュールエッジに生ずる熱応力に対して、ダミーバンプ群105〜112を必要となる最小限のバンプ数とすることにより、無駄なバンプが省略でき、材料や工程など生産性の向上、実装時の方向性の明確化、バンプ間の接触を低減させる効果がある。
次に、本実施形態において、主に信頼性向上目的とした、本願特有のモジュール基板角部の信号用バンプを保護するはんだ接続について説明する。
図3は、モジュール基板11の角部1ケ所のバンプ配列を示した図である。
長辺11Aの最外周の線上101にはダミーバンプ群105、短辺11Cの最外周の線上103にはダミーバンプ群109が配列されている。
信号バンプ群113は、ダミーバンプ群105と109の内側に、長辺11Aと短辺11Cの方向とも同一ピッチ121で配置されている。
長辺11Aのダミーバンプ群105はピッチ122、短辺11Cのダミーバンプ群109はピッチ123で配置されている。
長辺11Aのダミーバンプ群105と、最外周の信号バンプ群113のピッチは、長辺11Aの方向ではピッチ125、短辺11Cの方向ではピッチ124である。
短辺11Cのダミーバンプ群109と、最外周の信号バンプ群113のピッチは、長辺11Aの方向ではピッチ124、短辺11Cの方向では零、すなわち信号バンプ群113の中心と一致している。
ここで、ピッチ121、122、123、124は同一であり、ピッチ125は、信号バンプ群113の長辺11A方向のピッチ121に対して1/2になっており、ダミーバンプ群105は、信号バンプ群113の中間位置に配置される、いわゆる千鳥状の配置となっている。
信号バンプ群113の角部のバンプ113Aは、長辺11Aのダミーバンプ群105の内、最も短辺11Cに近いバンプ105Aから長辺11Aに沿う方向にピッチ125、短辺11Cに沿う方向にピッチ124の位置にある。
一方、短辺11Cのダミーバンプ群109の内、最も長辺11Aに近いバンプ109Aは、信号バンプ113Aから長辺11Aに沿う方向にピッチ124、短辺11Cに沿う方向に零、つまり中心が一致する位置にある。
図4はダミーバンプ105Aとダミーバンプ109Aと信号バンプ113Aの配置を拡大した図である。
信号バンプ群113の角部のバンプ113Aと、長辺11Aのダミーバンプ群105の内、最も短辺に近いバンプ105Aと、短辺11Cのダミーバンプ群109の内、最も長辺に近いバンプ109Aの配置は、それぞれの中心を結んでできる図形は底辺と高さが等しい、正三角形に近い二等辺三角形126となっている。
以上の構成にすることにより、信号バンプ113Aを、ダミーバンプ105Aと109Aによりほぼ等距離に囲んで保護し、最も応力のかかる角部はバンプ2個分によって熱応力を分散させ、バンプ1個分による場合に比べて応力を緩和させる作用がある。これに対し、正方形に並べた場合は、コーナのバンプ1個に最大応力が発生してしまう。つまり、従来のモジュール基板角部におけるバンプ形状を正方形に並べた場合は、中央から遠いコーナのバンプに最大応力が発生してバンプ破壊の原因となる。
このように、モジュール基板11の電子部品12の発熱、冷熱の温度サイクルにより最も大きい熱応力が生ずる角部の信号バンプ113Aを、長辺と短辺のダミーバンプ105A、109Aによりほぼ等ピッチで囲むことにより、コーナのバンプ2個で応力を受けることで応力が緩和し、つまりダミーバンプ強度が増し、信号バンプのクラックが防止され、モジュール基板11と回路基板20の接続の信頼性を向上し、制御回路全体の信頼性向上につながるという効果がある。
また、長辺11A、11Bのダミーバンプ群105〜108のバンプ数は、短辺11C、11Dのダミーバンプ群109〜112のバンプ数より多く配置する構成にする。
こうすると、より長辺側を応力に対し補強する作用が期待できる。長辺と短辺の各辺の中点を支点、応力のかかる角部を作用点としたとき、より遠くの作用点から力が加わる長辺のほうが、基板が曲がりやすいためである。
これにより、短辺よりも歪みが生じやすい長辺エッジの角部周辺を効率的に保護し、モジュール基板11と回路基板20の接続の信頼性を向上し、制御回路全体の信頼性向上につながる効果がある。
そのほか、本実施形態において、以上の本願特有の構成に加えて以下の構成を採ることにより、さらなる効果が期待できる。
信号バンプ群113、ダミーバンプ群105〜112及び114は、機械的誤差を除けば設計上等ピッチで配列する1連の成形工程で成形する。こうすると、バンプの高さにもバラツキが少なく全バンプに対して均等に力が加わる作用が期待でき、モジュール基板11と回路基板20の接続の信頼性を向上させることができる。また、回路基板の配線パターンルールを統一化させて生産性を向上することができる効果がある。また、従来の生産効率の低下を招く、バンプのピッチおよびはんだボールサイズの不統一といった原因を排除する作用もあるため、生産性を向上させる効果もある。
ダミーバンプ群105〜112の配列については、モジュール基板11の中心部には、ダミー用、もしくは特定の入出力信号用のバンプ群114を配列する。こうすると、放熱用以外に、回路基板20に対して強固に安定した固定をさせる作用もあり、回路基板20に対して強固に安定した固定をさせ、モジュール基板11と回路基板20の接続の信頼性を向上し、制御回路全体の信頼性向上につながる効果がある。
最外周のダミーバンプ群105〜112は、信号線が接続されないので長辺と短辺の電子回路モジュールのエッジまで、すなわちバンプの径の外周がエッジに一致する程度まで配列させる。こうすると、回路基板20に電子回路モジュールを実装するとき、熱応力により特に変形しやすい電子回路モジュールの最外周をより確実に固定する作用がある。これにより、実装時に特に変形しやすい最外周上が補強され、モジュール1に対する回路基板20の傾きが無くなり、生ずる熱応力を均等に分散できる。つまり、傾きが生じることで、バンプ位置によっては特別に負荷がかかり破壊を早めていた問題がなくなり、無駄なバンプ破壊が防止できる。また、電子回路モジュール1のハンドリングがしやすくなり、モジュール基板11と回路基板20を平行位置にして、正確な位置合わせによるフェイスダウンボンディングができるので、パッドとバンプの接続の信頼性を向上できる効果がある。
回路基板20との接続がバンプによるボールグリッドアレイ(BGA)電極には、これに適したトランスファーモールドによる封止方法を採用する。こうすると、モジュール基板11に電子部品12を実装した状態でモールド金型に入れて樹脂を注入するため、電子回路モジュール1のモールドの中央部とエッジの高さがほぼ均一になる作用があり、モジュール基板11と回路基板20を平行に位置合わせでき、バンプの均等な強度を確保する効果がある。一方、電子部品12の搭載面の上部から樹脂を垂らす封止方法では、樹脂の流動性により、封止後の電子回路モジュール1の形状が、中央部で高く、エッジ部で低くなる傾向がある。その後、傾いたまま回路基板20のパッドとモジュール基板11のバンプを位置合わせして基板を加熱するフェイスダウンボンディング方法によって接続すると、モジュール基板11と回路基板20が平行にならない状態が生じ、パッドとバンプの正確な位置合わせできないので、接続部の信頼性が劣ることになり、上記効果は期待できない。
なお、モジュール基板11の形状や寸法によって、長辺11A、11Bのダミーバンプ群105〜108と、短辺11C、11Dのダミーバンプ群109〜112のバンプ数が、図2の配列したバンプ数に限定されるものではない。たとえば、モジュール基板11が正方形であれば、それぞれのダミーバンプ群105〜112のバンプ数は同一で配列することになる。
また、モジュール基板11に搭載された電子部品12のモールドによる封止方法には限定はない。
<第2の実施形態>
図5は、本発明の他の実施形態を示す図で、図1と同一部分は同一符号で示してある。
図5では、長辺11A、11Bのダミーバンプ群105〜108が信号バンプ群113の中心と一致する配列、短辺11C、11Dのダミーバンプ群109〜112が信号バンプ群113のピッチに対して1/2ピッチで配列、いわゆる千鳥状の配置となっている。
本実施形態は、長辺および短辺における信号バンプ群に対するダミーバンプ群の配置が図2と逆転している点で異なる。
以上の構成を採ることでも、基本的に第1の実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。
<第3の実施形態>
図6は、さらに本発明の他の実施形態を示す図で、図1と同一部分は同一符号で示してある。
図6では、図2と異なり、長辺11Bの一方のダミーバンプ群108は、他の長辺のダミーバンプ群105、106、107の配列されるバンプ数に対して、1個だけ少なく配列されているという特徴がある。
以上の構成にすることにより、基本的に、第1の実施形態と同様の作用・効果を奏することができるのに加え、8群に分けられたダミーバンプ群のうちの1群に方向性を確認するマークを与えたことで、電子回路モジュール1を回路基板20にフェイスダウンボンディングする工程において、誤組立てを防止する効果がある。
なお、フェイスダウンボンディングする工程において、方向性を確認する方法は、図6に限定されるものではなく、図1に示したダミーバンプ群105〜112の配列において、配列中に1箇所異なるバンプ数があれば、作用、効果は同等である。
また、図6では1箇所だけダミーバンプ数を1個だけ少なく配列したが、複数個少なくしたり、1個又は複数個多くしたりしても、上述と同じ効果を得ることができる。
本発明の電子回路モジュールの実装図。 本発明の一実施形態を示すモジュール基板のバンプ配列図。 本発明の一実施形態の一部を拡大したバンプ配列図。 本発明の一実施形態の四角形角部を拡大したバンプ配列図。 本発明の他の実施形態を示すモジュール基板のバンプ配列図。 本発明の他の実施形態を示すモジュール基板のバンプ配列図。
符号の説明
1…電子回路モジュール、11…モジュール基板、11A、11B…モジュール基板の長辺、11C、11D…モジュール基板の短辺、12・・・電子部品、13…樹脂モールド、20…回路基板、21・・・接続パッド、100…バンプ群、105〜112…ダミーバンプ群、113…信号バンプ、121…信号バンプピッチ、122、123…ダミーバンプピッチ、124、125…信号バンプとダミーバンプのピッチ

Claims (16)

  1. 複数の電子部品を配線した四角形状の基板の裏面に、グリッドアレイ状に配列したはんだバンプによる電極を形成した電子部品回路基板であって、
    前記四角形状の基板の辺に平行し、信号線が接続される信号バンプと、その外周に信号が接続されないダミーバンプを配列し、
    一方の向い合う2辺のダミーバンプは、前記一方の向い合う2辺の信号バンプの中心を含み、
    他方の向い合う2辺のダミーバンプは、前記一方の向い合う2辺のダミーバンプと前記他方の向い合う2辺の信号バンプの中心を含まない位置に配列されることを特徴とする電子部品回路基板。
  2. 前記信号バンプの中心を含むダミーバンプは、前記信号バンプの中心と一致する線上に配列され、
    前記信号バンプの中心を含まないダミーバンプは、前記信号バンプの中間線上に一致することを特徴とする請求項1に記載の電子部品回路基板。
  3. 前記四角形状の基板の4つの角部に最も近い信号バンプと該信号バンプに最も近い2個のダミーバンプのそれぞれの中心を結んだ形状が、底辺と高さが等しい二等辺三角形を成すように配列されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品回路基板。
  4. 前記ダミーバンプは、前記四角形状の基板の4つの角部に最も近い位置を始点として、各辺において2箇所の群に分割され、全辺において8箇所の群に分割されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子部品回路基板。
  5. 前記各辺における2箇所の群の分割は、各辺の中間線上を中心として3分の1程度前記ダミーバンプを配列しないことを特徴とする請求項4に記載の電子部品回路基板。
  6. 前記8箇所に分割されたダミーバンプ群は、1箇所の群のバンプ数が、他の群のバンプ数と異なる個数で配列されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の電子部品回路基板。
  7. 前記異なる個数は、少なくとも1個だけ少ないことを特徴とする請求項6に記載の電子部品回路基板。
  8. 前記異なる個数は、少なくとも1個だけ多いことを特徴とする請求項6に記載の電子部品回路基板。
  9. 前記四角形状の基板は、2つの長辺と2つの短辺を有し、短辺に配置された4箇所のダミーバンプ群に対して、長辺に配置された4箇所のダミーバンプ群のバンプ数が多いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子部品回路基板。
  10. 前記長辺4箇所のダミーバンプ群は、1箇所の群のバンプ数が、他の群のバンプ数と異なる個数で配列されていることを特徴とする請求項9に記載の電子部品回路基板。
  11. 前記短辺4箇所のダミーバンプ群は、1箇所の群のバンプ数が、他の群のバンプ数と異なる個数で配列されていることを特徴とする請求項9に記載の電子部品回路基板。
  12. 前記異なる個数は、少なくとも1個だけ少ないことを特徴とする請求項10又は11に記載の電子部品回路基板。
  13. 前記異なる個数は、少なくとも1個だけ多いことを特徴とする請求項10又は11に記載の電子部品回路基板。
  14. 前記四角形状の基板は、中心を含む位置にダミーバンプ、あるいは特定信号の信号バンプを複数配列されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の電子部品回路基板。
  15. 前記信号バンプと前記ダミーバンプは、同一成形工程で等ピッチで形成されることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれかに記載の電子部品回路基板。
  16. 前記複数の電子部品を配線した四角形状の基板は、トランスファーモールドによって樹脂封止されることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の電子部品回路基板。
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