JP2009182153A - Ledチップ - Google Patents

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信一 若林
Kosuke Kubota
孝介 久保田
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俊郎 堀内
Hiromasa Minematsu
宏征 峰松
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Abstract

【課題】サイドライト方式のバックライト装置において導光板の端面に配置されるLEDに用いられ、導光板を輝度ムラ、色ムラを改善して均一な輝度、色で発光させること。
【解決手段】LEDチップ100は、導光板10の側端面12に対向して配置されるLED200に用いられる。側端面12に対向する凹部210aの内底面に配置されて青色の可視光を発するととともに、凹部210a内で、青色の可視光により励起されて黄色系の可視光を発する蛍光体により封止される。青色の可視光を発するチップ本体110の発光面112上に、導光板10の厚み方向と対応する方向の中心部分を含む領域から突出して設けられた層状をなし、可視光を通過させる透明樹脂層120が設けられている。これにより、LED200に用いられた際に、蛍光体230を通り側端面12に出射される青色の可視光の量を、厚み方向の中心が最も多く出射できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示パネルを照射するバックライト装置の光源としてのLEDに用いられるLEDチップ及びこれを備える携帯端末に関する。
従来、液晶表示パネルを背面から照射するバックライト装置としては、透光性を有する平板導光板の端面に、光源を配置した所謂サイドライト式のバックライト装置が知られている。
この構成では、冷陰極管ランプ等の光源を透明な平行平板や断面楔形平板からなる導光板の側端面に配置して、この光源からの光を導光板の側端面から入射させる。これにより、入射した光は、導光板の全域に遍く伝搬し、その伝搬した光の一部が導光板裏面の伝搬路に設けられた光反射部材で拡散反射光となり、導光板表面から拡散光として出射される。このサイドライト方式のバックライト装置では、導光板の厚みを薄くできることや構成を簡単にできる。
近年、液晶パネルを備える携帯電話機などの携帯端末では、省電力化が望まれているため、バックライト装置の光源としては、従来多く用いられていた冷陰極管ランプに比べて消費電力の少ないLEDが用いられ、広く普及している。
バックライト装置のLED光源としては、特許文献1に示すように、青色に発光する青色LEDチップの光路上に、青色LEDチップからの青色光線に励起されて黄色に発光する蛍光体を設けた白色LEDが多く用いられる。
特許第3367096号公報 特許第3604298号公報
近年、携帯電話機などにおいても省電化に加えて、液晶パネルの高画質化に伴い、バックライトのLED光源にも、色度均一性の要求が厳しくなっている。
特許文献1及び特許文献2等に示す白色LEDは、LEDチップからの青色光を蛍光体で励起して黄色光を発光させ、青色と黄色とを混合させて白色光を出射しているため、導光板10には、図9に示すように、白色LED1の発光面1aに対向して配置された側端面12から、内部に、大きく分けて可視光である青色の光成分(青色光ともいう)Bと可視光である黄色の光成分(黄色光ともいう)Yが入射される。
導光板10の側端面12から入射される白色LEDの光は、青色(短波長)ほど散乱されやすく、赤色(長波長)は散乱されにくい。
このため、側端面12に配置された白色LED1からの光によって発光する導光板10では、白色LEDが配置された側端面12側が青色っぽく、当該側端面12から離間する他方の側端面14側ほど黄色っぽく発光する傾向となり、光出射面となる表面16では、輝度ムラ、色ムラが発生する。
これら導光板における輝度ムラ、色ムラを回避するために導光板内において、均一に面発光させるための厚み方向の屈折率分布を形成することは困難である。よって、サイドライト式のバックライト装置に光源として用いられ、導光板に入射された際の屈折率を踏まえた光を出射する白色LEDが望まれている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、サイドライト方式のバックライト装置において導光板の端面に配置されるLEDに用いられ、導光板を輝度ムラ、色ムラを改善して均一な輝度、色で発光させるLEDチップ及びこれを備える携帯端末を提供することを目的とする。
本発明のLEDチップは、導光板の側端面に対向して配置されるLEDに用いられ、前記側端面に対向する凹部の内底面に配置されて青色の可視光を発するととともに、前記凹部内で、前記可視光により励起されて黄色の可視光を発する蛍光体により封止されるLEDチップであって、前記青色の可視光を発する発光面を有するチップ本体と、前記チップ本体の発光面上において、前記導光板の厚み方向と対応する方向の中心部分を含む領域から突出して設けられた層状をなし、前記可視光を通過させて、前記蛍光体を通り前記側端面に出射される前記青色の可視光の量を調整する青色光調整層とを有する構成を採る。
本発明によれば、サイドライト方式のバックライト装置において導光板の端面に配置されるLEDに用いられ、導光板を輝度ムラ、色ムラを改善して均一な輝度、色で発光させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るLEDチップを用いた線状発光装置としてのLEDの構成を示す図である。
図1に示すLED200は、携帯電話などの携帯端末において、液晶パネルの背面に設けられた導光板10の側端面12に、発光面202を対向させた状態で配設される。なお、この発光面202は、側端面12に密着して設けられてもよい。また、LED200は、携帯端末において、液晶パネルの背面側に配置される導光板10とともに、発光して導光板10を面発光させることで、液晶パネルを背面から照射するバックライト装置を構成する。
LED200は、側端面12に沿って延在するホルダの一部として形成され、導光板の側端面12側に開口する凹部210aを有する基板210、第1リード電極212、第2リード電極214、LEDチップ100、凹部210aを封止した蛍光体230を有する。
基板210は、導光板10の側端面12の延在方向に沿って、且つ導光板10の側端面12に対向して配置される長尺の直方体状の基台211と、基台211において側端面12で対向する面において互いに基台211の長手方向に離間する部位から側端面12側に突出して設けられた側壁部216とで凹部210aを構成している。
凹部210aの底面には、第1リード電極212と、第2リード電極214とが互いに離間して配置され、第1リード電極212上にエポキシ樹脂等を介して固定されたLEDチップ100が配置されている。ここでは、第1リード電極212及び第2リード電極214は、基板210にインサート成形などにより一体化されている。
LEDチップ100は、ボンディングワイヤ218、220を介して第1リード電極212及び第2リード電極214にそれぞれ電気的に接続され、ボンディングワイヤ218、220を介して供給される電力によって、青色の可視光を発光する。このLEDチップについての詳細は後述する。
なお、凹部210aの底面において、第1リード電極212及び第2リード電極214を含むLEDチップ100の周囲で露出する部位は反射シートで覆われている。反射シートは、反射率の高い銀、金メッキ、銅、アルミ合金等により形成される。
また、凹部210aの両側壁部分を形成する側壁部216の互いに対向する面216aは、基端側から先端側に向かって漸次離間する傾斜面となっており、これら傾斜面は、導光板10の厚み方向で離間する外面とともに、反射シートが取り付けられている。つまり、側壁部216の外面に取り付けられた反射シートは、離間する側壁部216間の外面に渡って形成されており、凹部210a内の蛍光体230において、導光板10の厚み方向で離間する外面210bを被覆している。
このように凹部210aの内周壁は、LED100を露出させた状態で、反射シートにより覆われており、反射シートは、凹部210a内面を鏡面状にして、LEDチップ100から発する光を凹部210aの開口方向、つまり、導光板の端面側に反射させる。これら反射シートによってLED100を露出させた凹部210a内に蛍光体230は設けられている。
蛍光体230は、LEDチップ100から発せられる可視光により励起されて、LEDチップ100の発光色とは異なる色の蛍光(入射される可視光よりも長波長の可視光)を放射する。ここでは、蛍光体230は、LEDチップ100により発光される青色光に励起して黄色光(黄色系の光も含む)を発し、例えば、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)蛍光体等である。この蛍光体230は、LEDチップ100が底面に実装された状態の凹部210a内に、蛍光体230となる粘性の材料を流し込み充填して固化させることによって、凹部210aを封止するように形成される。
図2は、本発明の一実施の形態に係るLEDチップの構成を示す斜視図である。図1及び図2に示すように、蛍光体230に青色光を出射するLEDチップ100は、例えばGaN系の青色LEDと同様の構成を有し、単色性ピーク波長である青色系の可視光(以下、青色光ともいう)を発光する板状のチップ本体110と、チップ本体110の発光面112に当該発光面112から突出して設けられ、光の青色成分を通過させて、LED200の発光面202(図1参照)から出射される光の青色成分の量を調整する青色成分調整部材(青色光通過層)としての透明樹脂層120とを有する。
板状(ここでは、平面視長方形の平板状)のチップ本体110は、透明樹脂層120を貫通してボンディングワイヤ218、220が接続されている。チップ本体110は、ボンディングワイヤ218、220を介して順方向に駆動電流が流れると、例えば、主波長が500nm以下の青色光を外部に露出する面(上下面及び周面)から出射する。なお、本実施の形態では、チップ本体110において、チップ本体110は外面全てで青色光を出射するが、ここでは、青色光を最も強く出射する面である上面を発光面112と称して説明する。
透明樹脂層120は、チップ本体110が発光した際に、蛍光体230を通過してLED200から導光板10に対して発する光成分のうちの青色成分を、導光板10の側端面12の厚み方向の中心で最も大きくなるように調整する。
この透明樹脂層120は、チップ本体110の発光面に滴下して固化された透明樹脂に形成され、通過する青色光成分を劣化させることなく通過させる。
ここでは、透明樹脂層120は、チップ本体110の発光面112の全面に渡って取り付けられ、チップ本体110の発光面112の中心線(発光面112において導光板の厚み方向に対応する短手方向の中心線)Aが最も発光面112から離間し、且つ、この突端から発光面の長手方向に沿う側辺部に向かって漸次傾斜するように形成されている。
すなわち、透明樹脂層120は、図2に示すように、導光板の厚み方向と対応する短手方向の中心で最も上方に突出する断面視二等辺三角形の三角柱状をなしている。言い換えれば、透明樹脂層120は、前記導光板の厚み方向の中心を通り且つ前記側端面と直交する平面上に突端部を有し、前記平面を中心に左右対称の断面視二等辺三角形状をなしている。なお、この断面視二等辺三角形の三角柱状の透明樹脂層120は、予め形成しておいた部材をチップ本体110の発光面112に取り付けて形成してもよい。この場合、透明樹脂層120の底面とチップ本体110の発光面112との間の結合面での光損失を抑制するように結合させることは勿論である。
図3は、同LEDチップを有するLEDが発する光成分を模式的に示す側断面図である。図3に示すように、LEDチップ100を備えるLED200では、凹部210a内において、LEDチップ100のチップ本体110の発光面112からLED自体の発光面202までの蛍光体230の厚みは、LEDチップ100の中心部分が最も薄くなっている。加えて、凹部210a内の蛍光体230の凹部210a底面から上面部分までの厚みは、LEDチップ100の中心から短手方向(左右方向)で離間する側辺部にそれぞれ向かって、厚くなっている。
すなわち、透明樹脂層120は、凹部210a内においてLEDチップ100と発光面202である蛍光体230の上面までの間の蛍光体230の光路を、LEDチップ100の中心部分が最も短くさせるためのスペーサとして機能している。つまり、透明樹脂層120によって、黄色光を発する蛍光体230では、LED本体110直上の部分が相対的に少ない。
ここで、基板部210の凹部210a内に設けて蛍光体230により上方から覆われたLEDチップ100の作用について説明する。
LEDチップ100を有するLED200では、ボンディングワイヤ118、128を介して、基板部210に設けられた第1リード電極212、第2リード電極214、ボンディングワイヤ218、220を介してチップ本体110に駆動電圧が印加される。
この駆動電圧の印加によって、チップ本体110が駆動し、チップ本体110の発光面112から青色光が出射する。出射された青色光は透明樹脂層120内に通過して蛍光体230内に入射する。蛍光体230は、入射した青色光によって励起され、波長変換されることにより、励起光として黄色光を発生する。この黄色光は、LEDチップ100からの青色光と混色され、白色光となって、LED200自体の発光面202である蛍光体230の上面から出射する。
このとき、発光面202から外部(ここでは上方、つまり、導光板の端面側)に出射される光成分は、LEDチップ100の真上部分が最も青色光成分が大きくなる。
図4は、LEDからの光の導光板内における伝搬状態を模式的に示す図である。
図4に示すように、導光板10の側端面12に対向して発光面202を配置したLED200は、光の出射対象である導光板10の端面12に対して、波長(色)ごとの入射方向分布を形成できる。
つまり、LED200は、図4に示すように、導光板10に対して、導光板10の側端面12から、端面12の厚み方向の中心に青色成分を最も多く入射させることができる。
これにより、端面12から導光板10内に入射される光は、波長の短い青色光成分Bを、導光板10に入射される光軸を通る平面(導光板の厚み方向の中心を通り、導光板の表裏面と平行な面)Fに対して浅い角度で入射させ、青色光成分Bより波長が長い黄色光成分Yを、光軸を通る平面Fに対して深い角度で入射させることができる。なお、平面Fは、LED200の中心線Aを通る平面である。
このように導光板10内に入射された青色光成分Bは、黄色光成分Yよりも散乱されず屈折して、導光板10の他側端面14側に伝搬させることができる。一方、青色光成分Bよりも波長が長い黄色光成分Yは、青色光成分Bと比較して、導光板10内でより散乱させて導光板10の他側端面14側に伝搬させることができる。
これにより、導光板10で混合する青色光成分Bと黄色光成分Yは、導光板10の全体で好適に混合されることとなり、バックライトの発光面16を形成する導光板10の発光面16内の輝度ムラ、色ムラを改善して、発光面16から略均一の輝度、色で発光させることができる。
このように本実施の形態のLEDチップ100は、バックライト装置の色度均一性を向上させることができる。
このようにLEDチップ100は、チップ本体110上に厚さの不均一な透明スペーサ層である透明樹脂層120を挿入して、光源としてのLED200から出射する色分布を予め与えている。
本実施の形態によれば、LED200における蛍光体230の濃度分布や密度分布、もしくは蛍光体230自体の発光面202に凹みを設けることなく、凹部210a内に配置されるチップ本体110の上面(発光面112)に厚さの不均一なスペーサ層である透明樹脂層120を形成し、透明樹脂層120を有するLEDチップ100が実装された基板の凹部210a内に、固化して蛍光体230となる蛍光材を流し込むだけで、発光面202の短手方向の中心付近の青色密度が高められたLED200を形成することができる。これにより、導光板10の側端面12を含む入光部分での色による角度分布を形成して、導光板10のバックライトとしての面内の色ムラ改善できる。
本実施の形態では、LEDチップ100において、チップ本体110の発光面112上に形成され、青色光成分を調整する青色成分調整部材を、断面二等辺三角形状の透明樹脂層120としたが、これに限らない。つまり、チップ本体110が発光した際に、蛍光体230を通過してLED200から導光板10に対して発する光成分のうちの青色成分を、導光板10の端面12の厚み方向の中心線に対応するLEDチップ100の中心(中心線Aで示す)で最も大きくなるように調整するものであれば、青色成分調整部材は、どのように構成されてもよい。青色成分調整部材は、導光板10の厚み方向の中心を通り且つ側端面12と直交する平面F上に突端部を有し、平面Fを中心に左右対称の断面を有する。
以下に、青色調整部材の形状等を変更した青色成分調整部材を有するLEDチップをLEDチップ100の変形例として説明する。なお、以下の各変形例の青色成分調整部材においてボンディングワイヤ218、220が挿入される部位は、LEDチップ100と同様であるため図示を省略している。
(変形例1)
図5は、本発明の一実施の形態に係るLEDチップの変形例1の説明に供する図であり、図5(a)は変形例1としてのLEDチップの斜視図、図5(b)は同LEDチップを有するLEDが発する光成分を模式的に示す側断面図である。
図5に示すLEDチップ100Aでは、青色光を発光する板状のチップ本体110の発光面112上に、発光面112の中心面(発光面112上の中心線Aを通るとともに発光面112に垂直な平面)に、当該発光面112から突出して設けられて、LEDチップ100Aの発光面112、つまりLED200Aの発光面202から出射される光の青色成分の量を調整する青色成分調整部材としての平板状の透明樹脂層120Aが形成されている。
この透明樹脂層120Aは、断面矩形状をなし、ここでは、チップ本体110の発光面112の中心に、チップ本体110の延在方向、つまり、側端面12に沿った突条をなすように形成されている。この透明樹脂層120Aの中心線Aは、図4に示す導光板10の面Fと同一平面上に位置している。これにより、図5(b)に示すように、LEDチップ100に代えてLEDチップ100Aを備えたLED200Aでは、図3と同様に、発光面202から外部(ここでは上方、つまり、導光板の端面側)に出射される光成分では、LEDチップ100Aの真上部分が最も青色光成分が大きくなる。
(変形例2)
図6は、本発明の一実施の形態に係るLEDチップの変形例2の説明に供する図であり、図6(a)は変形例2としてのLEDチップの斜視図、図6(b)は同LEDチップを有するLEDが発する光成分を模式的に示す側断面図である。
図6に示すLEDチップ100Bでは、青色光を発光する板状のチップ本体110の発光面112上に、上底を出射側の面とした断面視等脚台形状の青色成分調整部材としての透明樹脂層120Bが形成されている。
この透明樹脂層120Bは、発光面112の両側辺部112a、112bから、中心線Aに向かって漸次接近する両側面を有し、両側面間に配置される上面の短手方向の中心線が、チップ本体110の発光面112の中心線Aの真上に位置している。つまり、透明樹脂層120Bの中心線Aは、図4に示す導光板10の面Fと同一平面上に位置している。これにより、図6(b)に示すように、LEDチップ100に代えてLEDチップ100Bを備えたLED200Bでは、図3と同様に、発光面202から外部(ここでは上方、つまり、導光板の端面側)に出射される光成分では、LEDチップ100Bの真上部分が最も青色光成分が大きくなる。
(変形例3)
図7は、本発明の一実施の形態に係るLEDチップの変形例3の説明に供する図であり、図7(a)は変形例3としてのLEDチップの斜視図、図7(b)は同LEDチップを有するLEDが発する光成分を模式的に示す側断面図である。
図7に示すLEDチップ100Cでは、青色光を発光する板状のチップ本体110の発光面112上に、上面を曲面とした断面視円弧状の上面を有する青色成分調整部材としての透明樹脂層120Cが形成されている。
この透明樹脂層120Cは、発光面112において短手方向の中心線Aを通り且つ発光面112と垂直な平面に位置する外面部分が最も突出するような曲面を有している。これにより、図7(b)に示すように、LEDチップ100に代えてLEDチップ100Cを備えたLED200Cでは、図3と同様に、発光面202から外部(ここでは上方、つまり、導光板の端面側)に出射される光成分は、LEDチップ100Cの真上部分(中心線Aを通り且つ発光面112と垂直な平面上の部分)が最も青色光成分が大きくなる。
(変形例4)
図8は、本発明の一実施の形態に係るLEDチップの変形例4の説明に供する図であり、図8(a)は変形例4としてのLEDチップの斜視図、図8(b)は同LEDチップを有するLEDが発する光成分を模式的に示す側断面図である。
図8(a)に示すLEDチップ100Dでは、青色光を発光する板状のチップ本体110の発光面112上には、導光板の厚み方向と対応する方向の中心部分(中心線Aに相当)を含む領域から上方に突出し、微細凹凸構造を有する青色成分調整層が形成されている。
この青色成分調整層は、チップ本体110内部からの発光面112を通して出射する光のうち、微細凹凸が存在しない場合に全反射していた光のうちの一部を取り出すものであり、チップ本体110の発光面112からの青色光の取り出し効率を増大させる。ここでは、青色成分調整層としては微細凹凸部分は、発光面112上において、短手方向の中心部分に、発光面112の中心線Aを中心に左右対称に立ち上がる突条をなし、発光面112と直交する方向(発光面202方向)への青色光の指向性を向上させている。
よって、図8(b)に示すように、LEDチップ100に代えてLEDチップ100Dを備えたLED200Dでは、図3と同様に、発光面202から外部(ここでは上方、つまり、導光板の端面側)に出射される光成分は、LEDチップ100Dの真上部分で最も青色光成分が大きくなる。
なお、変形例1〜3に示す透明樹脂層120A〜120Cは、発光面112に印刷や、透明樹脂を滴下する等して、発光面112上に形成してもよい。透明樹脂層120A〜120Cを発光面112に取り付ける場合は、透過する光の特性を極力変更することなく、発光面112に取り付けられるものとする。
上記各変形例として示すLEDチップ100A〜100Dを備えたLED200A〜LED200Dの、導光板10に対する作用効果は、図1で示すLED200と同様のものであるため説明は省略する。つまり、LED200A〜200Dは、導光板10に対して、導光板10の端面12から、端面12の厚み方向の中心に青色成分を最も多く入射させることができる。よって、導光板10で混合する青色光成分と黄色光成分は、導光板10の全体で好適に混合されることとなり、バックライトの発光面を形成する導光板の発光面内の輝度ムラ、色ムラを改善して、発光面から略均一の輝度、色で発光させることができる。
なお、LEDチップでは、発光面112にのみ透明樹脂層120が形成された構成としたが、これに限らず、チップ本体110の側面、下面に透明樹脂等によるスペーサ層を形成して、基板部210の凹部210a内におけるLEDチップ100周辺の蛍光体量を制御して、LEDチップ100の発光放射角に応じた色分布をつけた構成にしてもよい。
本発明に係るLEDチップは上記各実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。
本発明に係るLEDチップは、サイドライト方式のバックライト装置において導光板の端面に配置されるLEDに用いられ、導光板を輝度ムラ、色ムラを改善して均一な輝度、色で発光させる効果を有し、携帯電話などの携帯端末において、液晶パネルを照射する、LED光源を用いたサイドライト式のバックライト装置に有用である。
本発明の一実施の形態に係るLEDチップを用いた線状発光装置としてのLEDの構成を示す図 本発明の一実施の形態に係るLEDチップの構成を示す図 同LEDチップを有するLEDの発光成分を模式的に示す側断面図 LEDからの光の導光板内における伝搬状態を模式的に示す図 本発明の一実施の形態に係るLEDチップの変形例1の説明に供する図 本発明の一実施の形態に係るLEDチップの変形例2の説明に供する図 本発明の一実施の形態に係るLEDチップの変形例3の説明に供する図 本発明の一実施の形態に係るLEDチップの変形例4の説明に供する図 従来の白色LEDからの光の導光板内における伝搬状態を模式的に示す図
符号の説明
10 導光板
12 側端部
12 側端面
14 側端面
16 発光面
100、100A、100B、100C、100D LEDチップ
110 チップ本体
112 発光面
120、120A、120B、120C 透明樹脂層
120D 調整部材
202 発光面
210 基板
210a 凹部
230 蛍光体

Claims (5)

  1. 導光板の側端面に対向して配置されるLEDに用いられ、前記側端面に対向する凹部の内底面に配置されて青色の可視光を発するととともに、前記凹部内で、前記可視光により励起されて黄色の可視光を発する蛍光体により封止されるLEDチップであって、
    前記青色の可視光を発する発光面を有するチップ本体と、
    前記チップ本体の発光面上において、前記導光板の厚み方向と対応する方向の中心部分を含む領域から突出して設けられた層状をなし、前記可視光を通過させて、前記蛍光体を通り前記側端面に出射される前記青色の可視光の量を調整する青色光調整層と、
    を有するLEDチップ。
  2. 前記青色光調整層は、前記導光板の厚み方向の中心を通り且つ前記側端面と直交する平面上に突端部を有し、前記平面を中心に左右対称の断面の透明樹脂からなる請求項1記載のLEDチップ。
  3. 前記青色光調整層は、前記導光板の厚み方向の中心を通り且つ前記側端面と直交する平面上に頂点が配置される2等辺三角形の断面を有する三角柱状である請求項1記載のLEDチップ。
  4. 導光板の側端面に対向して配置されるLEDに用いられ、前記側端面に対向する凹部の内底面に配置されて青色の可視光を発するととともに、前記凹部内で、前記可視光により励起されて黄色の可視光を発する蛍光体により封止されるLEDチップであって、
    前記青色の可視光を発する発光面を有するチップ本体を有し、
    前記発光面において、前記導光板の厚み方向と対応する方向の中心部分を含む領域には、前記可視光を通過させて、前記蛍光体を通り前記側端面に出射される前記青色の可視光の量を調整する微細凹凸層が形成されている請求項1記載のLEDチップ。
  5. 請求項1記載のLEDチップを備えるLEDと、
    前記LEDの発光面と対向して、側端面を配置した導光板と、
    前記導光板により背面から光が照射される液晶パネルとを有し、
    前記LEDは、前記側端面側に対向する凹部の内底面に前記LEDチップを配置して、前記凹部内を、前記LEDチップの可視光により励起されて黄色の可視光を発する蛍光体により封止してなる携帯端末。
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