JP2009180780A - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents
クリーニング装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009180780A JP2009180780A JP2008017364A JP2008017364A JP2009180780A JP 2009180780 A JP2009180780 A JP 2009180780A JP 2008017364 A JP2008017364 A JP 2008017364A JP 2008017364 A JP2008017364 A JP 2008017364A JP 2009180780 A JP2009180780 A JP 2009180780A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- brush roller
- fiber
- roller
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
【解決手段】複数の繊維が周面に植毛され、被清掃体の表面に当接して回転し、該被清掃体の表面に付着した付着物を除去するブラシローラと、前記ブラシローラに摺接して前記ブラシローラに付着した前記付着物を除去する摺擦部材と、を有するクリーニング装置において、
前記ブラシローラの複数の繊維には、少なくとも先端部の摩擦係数が異なる繊維が混在していることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
1.複数の繊維が周面に植毛され、被清掃体の表面に当接して回転し、該被清掃体の表面に付着した付着物を除去するブラシローラと、前記ブラシローラに摺接して前記ブラシローラに付着した前記付着物を除去する摺擦部材と、を有するクリーニング装置において、
前記ブラシローラの複数の繊維には、少なくとも先端部の摩擦係数が異なる繊維が混在していることを特徴とするクリーニング装置。
2.前記ブラシローラの複数の繊維は、第1の樹脂から形成された第1の繊維と、摩擦係数が前記第1の樹脂と異なる第2の樹脂が前記第1の繊維の先端部に塗布された第2の繊維とからなることを特徴とする1に記載のクリーニング装置。
3.前記ブラシローラの複数の繊維は、第1の樹脂から形成された第1の繊維と、摩擦係数が前記第1の樹脂と異なる第2の樹脂から形成された第2の繊維とからなることを特徴とする1に記載のクリーニング装置。
4.前記第1の繊維に対する前記第2の繊維の比率は20%以上、50%以下であることを特徴とする1〜3の何れか1項に記載のクリーニング装置。
5.前記摺擦部材は、回転する回収ローラであることを特徴とする1〜4の何れか1項に記載のクリーニング装置。
6.前記被清掃体は像担持体であり、前記付着物は残留トナーであることを特徴とする1〜5の何れか1項に記載のクリーニング装置。
7.前記回収ローラに前記残留トナーと逆極性の電圧を印加することを特徴とする6に記載のクリーニング装置。
8.前記回収ローラに付着した付着物を掻き落とすスクレーパを設けたことを特徴とする1〜7の何れか1項に記載のクリーニング装置。
9.1〜8の何れか1項に記載のクリーニング装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(1)実験条件
・実験装置・・・図1に示す如きタンデム方式のカラー画像形成装置
・中間転写ベルト・・・基体:PI、体積抵抗:109Ω、表面抵抗:1011Ω、ベルトテンション:39.2N
・ブラシローラ・・・外径:18mm、毛長:5mm、回収ローラとの食込量:1mm
・ブラシローラの繊維・・・材質:導電性ポリエステル(以下、ポリエステルと称す)に異なる繊維を混在、線径:2d、ポリエステルの原糸抵抗:109Ω
・回収ローラ・・・材質:SUS、外径:18mm、表面粗さ:Rz0.1μm
・スクレーパ・・・材質:SUS、厚み:0.05mm
(2)ブラシローラにおける異なる繊維の混在状況
実施例1:ポリエステルからなる全繊維の10%の先端部にウレタン樹脂を塗布
実施例2:ポリエステルからなる全繊維の20%の先端部にウレタン樹脂を塗布
実施例3:ポリエステルからなる全繊維の50%の先端部にウレタン樹脂を塗布
実施例4:ポリエステルからなる全繊維の60%の先端部にウレタン樹脂を塗布
実施例5:ポリエステルからなる全繊維の10%の先端部にシリコーン樹脂を塗布
実施例6:ポリエステルからなる全繊維の20%の先端部にシリコーン樹脂を塗布
実施例7:ポリエステルからなる全繊維の50%の先端部にシリコーン樹脂を塗布
実施例8:ポリエステルからなる全繊維の60%の先端部にシリコーン樹脂を塗布
実施例9:ポリエステルからなる全繊維の10%の先端部にフッ素樹脂を塗布
実施例10:ポリエステルからなる全繊維の20%の先端部にフッ素樹脂を塗布
実施例11:ポリエステルからなる全繊維の50%の先端部にフッ素樹脂を塗布
実施例12:ポリエステルからなる全繊維の60%の先端部にフッ素樹脂を塗布
実施例13:ポリエステルからなる全繊維の20%にフッ素樹脂を含浸
実施例14:80%のポリエステル繊維と20%のアクリル繊維
比較例1:全繊維が単一なポリエステル
比較例2:60%のナイロンからなる繊維と40%のポリエチレンからなる繊維とに各々水系ウレタンエラストマーと架橋剤エポキシとを混合した樹脂を含浸(特許文献1の図16の如き繊維)
(3)靜摩擦係数の測定装置
装置・・・HEIDON トライボギア ミューズ94iII
スライダー部・・・材質:SUS、表面粗さ:Rz0.1μm(回収ローラと同等に設定)
(4)各繊維の靜摩擦係数
回収ローラを外した状態でブラシローラに未転写のトナーを付着させ、その後に回収ローラを取り付けて該トナーを回収ローラに付着させ、各工程においてブラシローラの質量を測定することにより、中間転写ベルトからブラシローラへの残留トナーの回収効率及びブラシローラから回収ローラへの残留トナーの回収効率を算出した。
(6)実験結果
△:僅かなすり抜け発生
×:すり抜け発生
(7)考察
中間転写ベルトからブラシローラへの回収効率に関しては実施例1〜14と比較例1,2とに差がないが、ブラシローラから回収ローラへの回収効率に関しては実施例1〜14は何れも60%以上あって、比較例1,2より大幅に向上した。換言すれば、実施例1〜14は中間転写ベルトからブラシローラを介して回収ローラへのトータルとしてのクリーニング性能が向上した。
91 ブラシローラ
92 回収ローラ
93 スクレーパ
94 回収スクリュー
Claims (9)
- 複数の繊維が周面に植毛され、被清掃体の表面に当接して回転し、該被清掃体の表面に付着した付着物を除去するブラシローラと、前記ブラシローラに摺接して前記ブラシローラに付着した前記付着物を除去する摺擦部材と、を有するクリーニング装置において、
前記ブラシローラの複数の繊維には、少なくとも先端部の摩擦係数が異なる繊維が混在していることを特徴とするクリーニング装置。 - 前記ブラシローラの複数の繊維は、第1の樹脂から形成された第1の繊維と、摩擦係数が前記第1の樹脂と異なる第2の樹脂が前記第1の繊維の先端部に塗布された第2の繊維とからなることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
- 前記ブラシローラの複数の繊維は、第1の樹脂から形成された第1の繊維と、摩擦係数が前記第1の樹脂と異なる第2の樹脂から形成された第2の繊維とからなることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
- 前記第1の繊維に対する前記第2の繊維の比率は20%以上、50%以下であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のクリーニング装置。
- 前記摺擦部材は、回転する回収ローラであることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のクリーニング装置。
- 前記被清掃体は像担持体であり、前記付着物は残留トナーであることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のクリーニング装置。
- 前記回収ローラに前記残留トナーと逆極性の電圧を印加することを特徴とする請求項6に記載のクリーニング装置。
- 前記回収ローラに付着した付着物を掻き落とすスクレーパを設けたことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のクリーニング装置。
- 請求項1〜8の何れか1項に記載のクリーニング装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008017364A JP5396715B2 (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | クリーニング装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008017364A JP5396715B2 (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | クリーニング装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009180780A true JP2009180780A (ja) | 2009-08-13 |
JP5396715B2 JP5396715B2 (ja) | 2014-01-22 |
Family
ID=41034832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008017364A Expired - Fee Related JP5396715B2 (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | クリーニング装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5396715B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012066951A1 (ja) | 2010-11-18 | 2012-05-24 | ソニー株式会社 | データ処理装置、データ処理方法、およびプログラム |
JP2016062065A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-25 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61106108A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子複写機用クリ−ニングブラシ |
JPH03153287A (ja) * | 1989-11-10 | 1991-07-01 | Fuji Xerox Co Ltd | クリーニング装置のブラシロール |
JP2002229408A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-14 | Fuji Xerox Co Ltd | クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置 |
JP2004101978A (ja) * | 2002-09-11 | 2004-04-02 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置及び画像形成装置 |
-
2008
- 2008-01-29 JP JP2008017364A patent/JP5396715B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61106108A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子複写機用クリ−ニングブラシ |
JPH03153287A (ja) * | 1989-11-10 | 1991-07-01 | Fuji Xerox Co Ltd | クリーニング装置のブラシロール |
JP2002229408A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-14 | Fuji Xerox Co Ltd | クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置 |
JP2004101978A (ja) * | 2002-09-11 | 2004-04-02 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置及び画像形成装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012066951A1 (ja) | 2010-11-18 | 2012-05-24 | ソニー株式会社 | データ処理装置、データ処理方法、およびプログラム |
JP2016062065A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-25 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5396715B2 (ja) | 2014-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008233357A (ja) | 転写ニップローラ、転写装置及び画像形成装置 | |
JP5303144B2 (ja) | 感光体クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP5568503B2 (ja) | クリーニング装置および画像形成装置 | |
JP5412747B2 (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP5487148B2 (ja) | クリーニング装置、及び画像形成装置 | |
JP5668496B2 (ja) | 転写装置および画像形成装置 | |
JP5396715B2 (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP2009186883A (ja) | クリーニング補助ブラシ及びクリーニング装置 | |
JP2008003449A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5487866B2 (ja) | クリーニング装置 | |
JP2016062064A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011128363A (ja) | フィルミング除去装置およびこれを有する画像形成装置 | |
JP2019148779A (ja) | クリーニング装置、および画像形成装置 | |
JP2006259398A (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP5303252B2 (ja) | クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置 | |
JP2010054795A (ja) | 画像形成ユニットおよび画像形成装置 | |
JP2007147879A (ja) | 液体現像装置およびそれを備えた湿式画像形成装置 | |
JP4997941B2 (ja) | 像保持体清掃装置及び画像形成装置 | |
JP5736843B2 (ja) | 滑剤供給装置及び画像形成装置 | |
JP2005173350A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6287909B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5776167B2 (ja) | クリーニングブレードの装着方法及び画像形成装置 | |
JP2013148757A (ja) | クリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JPS61204670A (ja) | クリ−ニング装置 | |
JP2009134153A (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100705 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120619 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130221 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20130415 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130924 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131007 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5396715 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |