JP2016062064A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016062064A
JP2016062064A JP2014192468A JP2014192468A JP2016062064A JP 2016062064 A JP2016062064 A JP 2016062064A JP 2014192468 A JP2014192468 A JP 2014192468A JP 2014192468 A JP2014192468 A JP 2014192468A JP 2016062064 A JP2016062064 A JP 2016062064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image forming
forming apparatus
collection roller
cleaning blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014192468A
Other languages
English (en)
Inventor
大羽 圭介
Keisuke Oba
圭介 大羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2014192468A priority Critical patent/JP2016062064A/ja
Publication of JP2016062064A publication Critical patent/JP2016062064A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】回収ローラーとトナーとの電気的な付着力が強い場合でも、回収ローラーからトナーを確実に掻き取ることのできるクリーニング装置を備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】クリーニング装置10は、トナー像を転写紙に転写した後の像担持体7の表面に付着した残留物を捕集する回転ブラシ33と、回転ブラシ33と接触して、回転ブラシ33に捕集された残留物を除去する回収ローラー35と、回収ローラー35に当接して、回収ローラー35に回収された残留物を掻き落とすクリーニングブレード37と、回収ローラー35に接触して、トナーの逆流を防止するシール部材39と、を備える。クリーニングブレード37の回収ローラー35への当接圧をP(g/cm)、クリーニングブレード37と回収ローラー35との当接角をθ(°)としたとき、当接圧Pと当接角θとの積(P・θ)が所定値以上である。【選択図】図2

Description

本発明は、像担持体からトナーを除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機やプリンター、ファクシミリ、複合機等の電子写真方式の画像形成装置においては、トナー像が転写紙に転写された後に像担持体上に残留したトナーは、クリーニング装置によって除去されている。また、フルカラー対応の画像形成装置では、像担持体として、樹脂製の中間転写ベルトや弾性層を有する中間転写ベルトが使用される。
樹脂製の中間転写ベルトの場合は、ウレタンゴム製等のブレードのエッジを中間転写ベルトの表面に圧接してトナーを掻き落とすブレードクリーニング方式が、構成が簡易で安価なため、一般的に使用されている。一方、弾性層を有する中間転写ベルトの場合は、回転ブラシで中間転写ベルトの表面から機械的及び電気的にトナーを掃きとり、この回転ブラシから回収ローラーにトナーを静電気力で移動させ、回収ローラーに付着したトナーをブレードによって掻き落とす構成が主に採用されている。
回転ブラシと、回収ローラーと、ブレードとを有する構成では、クリーニングブレードよりも回収ローラーの回転方向の上流側にシール部材を設けて、クリーニングブラシで掻き落とされたトナーの逆流を防止している。このシール部材は回収ローラーに当接するように設けられているため、トナーや紙粉が当接部で堰き止められ、堰き止められたトナーなどが落下するという不具合が発生する。
そこで、回収ローラーの表面に高抵抗層を形成して、回収ローラーとトナーとの電気的な付着力が、回収ローラーとシール部材との当接力よりも高くなるようにすることで、シール部材によってトナー等が堰き止められることを防止する対策がとられている。しかし、回収ローラーとトナーとの付着力を強くすると、ブレードによる回収ローラーからのトナーの掻き取りが困難となってしまう。回収ローラーからのトナーの掻き取りが不十分な場合、回転ブラシから回収ローラーへトナーが移動し難くなり、結果的に回転ブラシによる中間転写ベルトからのトナー捕集効率が低下し、クリーニング性能が悪くなる虞がある。
特許文献1には、SUS等の金属で形成されて、所定の表面粗さを有する回収ローラーを用いたクリーニング装置を備えた画像形成装置が提案されている。
特開2011−102958号公報
上記特許文献1の画像形成装置では、クリーニングブレードによるトナーの掻き取りを考慮して、回収ローラーの表面粗さを所定の範囲内に設定している。しかし、特許文献1の画像形成装置では、回転ブラシ側の空間からのトナーの逆流を防止するシール部材が設けられていないので、このようなシール部材を設けた場合に、回収ローラーの表面粗さを調整するのみで、トナーの堰き止め等を生じないように回収ローラーからトナーを確実に掻き取ることができるかは不明である。また、特許文献1の画像形成装置では、クリーニングブレードが金属製であるので、回収ローラーの幅方向の当接圧を一定に維持することが困難で、回収ローラーからのトナーの掻き取りが幅方向で安定化しない虞がある。
そこで本発明は上記事情を考慮し、回収ローラーとトナーとの電気的な付着力が強い場合でも、回収ローラーからトナーを確実に掻き取ることのできるクリーニング装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、表面にトナー像が形成される像担持体と、トナー像を転写紙に転写した後の前記像担持体の表面に接触して、該表面に付着した残留物を捕集する回転ブラシと、前記像担持体と前記回転ブラシとの接触部位よりも前記回転ブラシの回転方向下流側で該回転ブラシと接触して、該回転ブラシに捕集された残留物を除去する回収ローラーと、前記回転ブラシと前記回収ローラーとの接触部位よりも前記回収ローラーの回転方向下流側で当接して、前記回収ローラーに回収された残留物を掻き落とすクリーニングブレードと、前記回転ブラシと前記回収ローラーとの接触部位と前記クリーニングブレードとの間において前記回収ローラーに接触して、トナーの逆流を防止するシール部材と、を備えた画像形成装置であって、前記回収ローラーは、表面の抵抗率が10Ω・cm以上であり、前記クリーニングブレードの前記回収ローラーへの当接圧をP(g/cm)、前記クリーニングブレードと前記回収ローラーとの当接角をθ(°)としたとき、前記当接圧Pと前記当接角θとの積(P・θ)が所定値以上であることを特徴とする。
このような構成を採用することにより、回収ローラーの表面の抵抗率を高くして回収ローラーとトナーとの付着力を高くすることによって、トナーなどの堰き止めを起こさないようにシール部材によってトナーの逆流を防止することができる。さらに、回収ローラーとトナーとの付着力を高くしても、クリーニングブレードによって回収ローラーからトナーを確実に掻き取ることができる。したがって、回収ローラーによる回転ブラシからのトナーの回収効率が低下しないので、回転ブラシによるトナーの捕集性能が安定し、像担持体のクリーニング性能を高めることができる。
本発明の画像形成装置においては、前記所定値は、360〜380の範囲内であることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、当接圧と当接角とを、回収ローラーからトナーを確実に掻き取ることができる適宜な範囲内に設定できる。
本発明の画像形成装置においては、前記クリーニングブレードの前記回収ローラーへの当接圧は、10g/cm〜40g/cmの範囲内であり、前記クリーニングブレードと前記回収ローラーとの当接角は、5°〜35°の範囲内であることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、トナーを確実に掻き取ることができると共に、クリーニングブレードの巻き上がりが発生しないので、トナーを安定に掻き取ることができる。また、当接圧及び当接角を、当接圧と当接角度との積がある値以上となるようにこの範囲内で設定すればよいので、クリーニングブレードと回収ローラーとの位置決めの自由度を高めることができる。
本発明の画像形成装置においては、前記回収ローラーは、表面の抵抗率が10Ω・cm以上であることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、回収ローラーとトナーとの電気的な付着力が高くなり、シール部材によってトナー等が堰き止められることを防止することができる。
本発明の画像形成装置においては、前記回収ローラーは、表面粗さ(Ra)が0.15μm以上であることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、クリーニングブレードの巻き上がりを防止することができ、クリーニングブレードを回収ローラーに安定に当接させることができる。
本発明の画像形成装置においては、前記回収ローラーは、表面粗さ(Rz)が2μm〜4μmであることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、クリーニングブレードの巻き上がりを防止することができ、クリーニングブレードを回収ローラーに安定に当接させることができる。
本発明の画像形成装置においては、前記回収ローラーは、アルマイト加工によって形成された表層を有し、該表層は厚さが10μm以下であることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、表層を抵抗率が10Ω・cm以上の高抵抗層としてトナーとの付着力を高めることができると共に、表面粗さ(Ra)を0.15μm以上としてクリーニングブレードの巻き上がりを防止することができる。つまり、アルマイト加工によって、回収ローラーに所定の表面特性及び電気特性を有する表層を形成することができるので、回収ローラーを簡易に形成することができる。
本発明の画像形成装置においては、前記回収ローラーには、前記トナーの帯電極性とは逆極性のバイアスが印加されることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、回転ブラシから回収ローラーへ電気的にトナーを移動させることができるので、回転ブラシからのトナーの除去効率を高めることができる。
本発明の画像形成装置においては、前記クリーニングブレードは、ウレタンゴムで形成されていることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、クリーニングブレードの幅方向において回収ローラーとの当接圧を一定にすることができ、回収ローラーからの掻き取り性を高めることができる。
本発明の画像形成装置においては、前記像担持体は、弾性層を有する無端状の中間転写ベルトであることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、中間転写ベルト上に形成されたトナー像を転写録紙に転写する際に、転写紙の幅方向において中間転写ベルトから転写紙に均一な圧接力を与えることができるので、中抜け画像等の発生を防ぎ、良好な画像が得られる。
本発明によれば、回収ローラーとトナーとの電気的な付着力が強い場合でも、回収ローラーからトナーを確実に掻き取ることができるので、クリーニング装置内でのトナーの逆流を防止しつつ、十分なクリーニング性能を発揮することができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンターの概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、中間転写ベルト用クリーニング装置を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターのクリーニング装置において、クリーニングブレードと回収ローラーとの当接圧及び当接角度について説明する図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターのクリーニング装置において、クリーニングブレードと回収ローラーとの当接圧及び当接角度と、回収ローラー状のダッシュマークの有無との関係を示すグラフである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について説明する。
まず、図1を用いてカラープリンター1(画像形成装置)の全体の主な構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るプリンターの概略を示す模式図である。以下、図1における紙面手前側を、カラープリンター1の正面側(前側)とし、左右の向きは、プリンター1の正面から見た方向を基準として説明する。
カラープリンター1は、箱型形状のプリンター本体2を備えており、プリンター本体2の下部には、給紙カセット3から転写紙を給紙する給紙部4が設けられている。プリンター本体2の上部には排紙トレイ5が設けられている。プリンター本体2の内部には、上方に、それぞれ異なる色(例えば、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色)のトナーを収容したトナーコンテナ6が配置されている。トナーコンテナ6の下方には、中間転写ベルト7(像担持体)が左右に配置されたテンションローラー8L、8R間に架設されている。中間転写ベルト7の一端(図の右端)には、二次転写部9が形成されており、他端には、クリーニング装置10が設けられている。中間転写ベルト7の下方には、4個の画像形成部12がトナーの色ごとに設けられている。
画像形成部12には、感光体ドラム13が回転可能に設けられている。感光体ドラム13の周囲には、帯電装置14と、現像装置15と、転写ローラー16と、クリーニング装置17、除電装置18とが、感光体ドラム13の回転方向に沿って順に配置されている。さらに、各画像形成部12の下方には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光装置21が配置されている。また、二次転写部9の上方には定着装置22が設けられており、定着装置22の上方には、排紙トレイ5に面した排紙部23が設けられている。
また、プリンター本体2の内部には、給紙部4から、二次転写部9と定着装置22を通って排紙部23へ向かって縦方向に延びる転写紙の搬送経路24が設けられている。
次に、このような構成を備えたプリンター1の画像形成動作を説明する。プリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力されると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電装置14によって感光体ドラム13の表面が帯電された後、露光装置21からのレーザー光(図1の鎖線P参照)により感光体ドラム13に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム13の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置15により対応する色のトナー像に現像される。トナー像は、転写ローラー16によって中間転写ベルト7の表面に一次転写される。以上の動作を各画像形成部12が順次繰り返すことによって、中間転写ベルト7上にフルカラーのトナー像が形成される。感光体ドラム13上に残留したトナー及び電荷は、クリーニング装置17及び除電装置18によって除去される。
一方、給紙部4によって給紙カセット3又は手差しトレイ(図示省略)から取り出された転写紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて二次転写部9へと搬送され、二次転写部9において、中間転写ベルト7上のフルカラーのトナー像が転写紙に二次転写される。中間転写ベルト7上に残留したトナーは、クリーニング装置10によって除去される。トナー像を二次転写された転写紙は、搬送経路24を下流側へと搬送されて定着装置22に進入し、この定着装置22において転写紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された転写紙は、排紙部23から排紙トレイ5上に排出される。
次に、図2を参照して、クリーニング装置10について説明する。図2はクリーニング装置の正面図である。
クリーニング装置10は、中間転写ベルト7が架設されている左側のテンションローラー8Lに対向配置されている。中間転写ベルト7は、樹脂製の基材層7aの表層側に、弾性層7bとコーティング層(図示省略)とをこの順に設けたものである。弾性層7bは、例えばウレタンゴムで形成される。表層は、例えば、PTEF(ポリテトラフルオロエチレン)で形成される。中間転写ベルト7や、左右のテンションローラー8L、8R及び他のテンションローラー等は、ユニットとして一体化されている。
クリーニング装置10は、支持部材31と、この支持部材31に支持される、中間転写ベルト7の表面に接触して中間転写ベルト7の表面からトナーを捕集する回転ブラシ33と、回転ブラシ33に接触して回転ブラシ33からトナーを回収する回収ローラー35と、回収ローラー35に当接してトナーを掻き取るクリーニングブレード37と、回収ローラー37に当接してトナー漏れを防止するシール部材39と、掻き取られたトナーを回収するスクリュー部材41と、を有する。クリーニング装置10は、中間転写ベルトユニットに一体に設けられている。
支持部材31は、一面が開口した箱状の部材であり、開口が左側のテンションローラー8Lに面するようにプリンター本体2に設けられている。
回転ブラシ33は、中間転写ベルト7の表面に、中間転写ベルト7の回転移動方向に対してカウンター方向から接触するように、図2の反時計回り方向に回転可能に支持されている。回転ブラシ33は、例えば、導電性ポリエステルや導電性ナイロン等の導電性樹脂からなるブラシ繊維を使用したファーブラシで形成される。
回収ローラー35は、回転ブラシ33と中間転写ベルト7との接触部C1よりも、回転ブラシ33の回転移動方向の下流側において回転ブラシ33に接触するように、図2の時計回り方向に回転可能に支持されている。回収ローラー35は、例えば、アルミニウム等の金属製基材35aと、基材35aの表面をアルマイト加工することによって形成された表層35bと、を有する。
表層35bの厚さは、10μm以下、好ましくは7μm程度である。厚さが10μmを超えると、トナーとの付着性能が低下する。また、表層35bの表面粗さは、クリーニングブレード37の巻き上がりを防止できる点で、最大高さ(Ry)が6.3μm、算術平均粗さ(Ra)が0.15μm以上、十点平均粗さ(Rz)が2μm〜4μmであることが好ましい。また、表層35bの表面の電気抵抗率は、10Ω・cm以上の場合、トナーの付着力を高めることができる。
回収ローラー35には、トナーと逆極性のバイアス電流が印加される。なお、印加される電流は変更可能であり、例えば、紙詰まり時等で中間転写ベルト7上に形成されたトナー像をクリーニングする必要がある場合など、除去されるトナーの量が多い場合には、高い電流が印加される。
クリーニングブレード37は、回転ブラシ33と回収ローラー35との接触部C2よりも、回収ローラー35の回転方向の下流側において、回収ローラー35の回転方向に対してカウンター方向から回収ローラー35に当接するように、支持プレート37aに支持されている。クリーニングブレード37は、例えば、ポリウレタンやPET等の樹脂で形成されている。
シール部材39は、回転ブラシ33と回収ローラー35との接触部C2とクリーニングブレード37との間において、回収ローラー35に下方から接触するように支持されている。このシール部材39によって、支持部材31の内部は、回転ブラシ33が配置された側の空間31aと、クリーニングブレード37で掻き落とされたトナーが収容される側の空間31bに区画されており、クリーニングブレード37側の空間31bから回転ブラシ33側の空間31aへのトナーの逆流を防いでいる。シール部材39は、例えば、ウレタンシートで形成されている。
スクリュー部材41は、シール部材39よりも回収ローラー35の回転方向の下流側において、クリーニングブレード37の下方に、回転可能に支持されている。
このクリーニング装置10においては、回収ローラー35にアルマイト加工によって電気抵抗の高い表層35bが形成されているので、回収ローラー35とトナーとの付着力が高くなっており、クリーニングブレード37による回収ローラー35からのトナー掻き取りが困難になることが予想される。
そこで、クリーニングブレード37と回収ローラー35との当接角及びクリーニングブレード37の回収ローラー35に対する当接圧と、クリーニングブレード37の掻き取り状態との関係を実験によって確認した。クリーニングブレード37の掻き取り状態は、回収ローラー35の表面にトナーが付着しているかどうか(ダッシュマークの有無)を目視にて判定した。
当接角は、図3に示されるように、クリーニングブレード37が回収ローラー35に当接した際の、クリーニングブレード37と回収ローラー35の接線Tとの間の角度θ(°)を示す。当接圧は、クリーニングブレード37が回収ローラー35に当接した状態での、クリーニングブレード37のエッジEから回収ローラー35にかかる圧力P(g/cm)を示す。
なお、当接圧に関しては、当接角に限らず、有効範囲を10g/cm〜40g/cmの間とする。つまり、当接圧が10g/cmよりも小さい場合は、トナーの掻き取り性能が低下し、40g/cmを超える場合は、低温低湿環境下でクリーニングブレード37の巻き上がりや、トルクが上昇し過ぎるという問題が発生する。また、当接角に関しても、当接圧力に限らず、有効範囲を5°〜35°の間とする。当接角が5°よりも小さい場合は、トナーの掻き取り性能が劣化し、35°を超える場合は、クリーニングブレード37の巻き上がりが発生する。
以下に実験条件を示す。
実験機:カラープリンター(京セラドキュメントソリューションズ株式会社製Ecosys P6035の改造機)。
中間転写ベルト7:PVDF(ポリフッ化ビニリデン)製の基材7aにウレタンからなる弾性層7bとPTEF(ポリテトラフルオロエチレン)表層とをこの順で積層したもの(大倉工業株式会社製)。
回転ブラシ33:導電性アクリル繊維製ファーブラシ(東英産業株式会社製)。
回収ローラー35:アルミニウム製基材35aの表面にアルマイト加工を施して表層35bを形成したもの。表層35bの厚さは7μm、表面粗さ(Ry)は6.3μm、表面粗さ(Ra)は0.15μm以上、表面粗さ(Rz)は2μm〜4μm、表面の電気抵抗率は10Ω・cm以上。
クリーニングブレード37:ポリウレタンゴム製ブレード(NOK株式会社製)。
ブレード加重方式:定変位方式。
シール部材39:ウレタンシート、厚さ0.1mm(日本マタイ株式会社製)。
回収ローラー35への印加バイアス:−3μA。
接側部C1における回転ブラシ33と中間転写ベルト7との食い込み量:1.0mm。
接触部C2における回転ブラシ33と回収ローラー35との食い込み量:1.5mm。
上記実験条件において、各色5%の印字率の文字原稿を、5,000枚の普通紙(京セラドキュメントソリューションズ株式会社製VM紙)に画像形成した後に、回収ローラー35を目視で観察し、ダッシュマークの有無を判定した。判定結果を図4のグラフに示す。グラフの縦軸は当接角(°)、横軸は当接圧(g/cm)を示す。ダッシュマークが確認されなかった当接角と当接圧との組み合わせを○で示し、ダッシュマークが確認された組み合わせを×で示す。なお、横軸の下方に記した矢印は当接圧の有効範囲(10g/cm〜40g/cm)を示し、縦軸の左方に記した矢印は当接角の有効範囲(5°〜35°)を示す。
図4のグラフから、ある境界線Lよりも当接圧P及び当接角θが高い組み合わせの領域(図4のハッチングで示す)において、ダッシュマークが現れないことがわかる。境界線Lは、当接角θと当接圧Pとがほぼ反比例の関係(θ=a/P)にあることを示すラインである。つまり、当接圧Pと当接角度θとの積P・θが所定の値(a)以上の領域(θ>a/P、すなわちP・θ>a)で、ダッシュマークが現れないことになる。
表1に、当接角度θ及び当接圧Pの実測値と、当接圧Pと当接角度θと積P・θと、ダッシュマークの判定結果と、を示す。
Figure 2016062064
表1から、ダッシュマークが現れない値(a)は、360〜380が好ましく、より好ましくは360である。つまり、当接圧Pと当接角度θと積P・θが360以上であれば、ダッシュマークが現れない、すなわち、クリーニングブレード37によって回収ローラー35からトナーが確実に掻き取ることができると言える。なお、図4のグラフにおける境界線Lは、所定値(a)が360の場合(θ=360/P)を示している。
なお、回収ローラー35として、SUSやSUMを使用した場合、クリーニングブレード37との当接圧が10〜15g/cm、かつ、当接角が5〜20°の範囲内において、ダッシュマークが現れない。ただし、回収ローラー35の表面粗さが低いため、当接圧が20g/cmを超えるとクリーニングブレード37の巻き上がりが発生する。
上記構成を有するクリーニング装置10においては、中間転写ベルト7の表面に残存した残トナーや紙粉等の残留物は、中間転写ベルト7と回転ブラシ33との接触部において、ブラシ繊維間に捕集される。捕集された残留物は、回転ブラシ33と回収ローラー35との接触部において、回転ブラシ33と回収ローラー35との間の電位差により、ブラシ繊維間から回収ローラー35に移行する。回収ローラー35に移行した残留物は、クリーニングブレード37によって機械的に掻き取られて落下する。掻き取られた残留物は、スクリュー部材41によって装置外へ排出される。ここで、クリーニングブレード37はウレタンゴムで形成されているので、クリーニングブレード37の幅方向において回収ローラー35との当接圧はほぼ一定となる。
また、シール部材39が回収ローラー35に当接しており、クリーニングブレード37側の空間31bから回転ブラシ33側の空間31aへの、トナーの逆流を防止している。
上記説明したように本発明のカラープリンター1におけるクリーニング装置10においては、回収ローラー35の表面に高抵抗の表層35bを形成して回収ローラー35とトナーとの付着力を高くしても、クリーニングブレード37によって回収ローラー35からトナーを確実に掻き取ることができる。したがって、シール部材39によって残留物の落下等を起こさずにトナーの逆流を防止しつつ、回収ローラー35から確実にトナーを掻き取ることができる。したがって、回収ローラー35で回転ブラシ33からトナーを効率よく回収でき、回転ブラシ33によるトナーの捕集性能が安定するので、中間転写ベルト7のクリーニング性能を高めることができる。
さらに、回収ローラー35の表層35bは、表面粗さ(Ra)が0.15μm以上であり、表面粗さ(Rz)が2μm〜4μmであるので、クリーニングブレード37の巻き上がりを防止することができ、クリーニングブレード37を回収ローラー35に安定に当接させることができる。
また、クリーニングブレード37と回収ローラー35との当接角θと当接圧Pとを、積P・θがある値以上となるように上記の有効範囲内で設定すればよい。また、クリーニングブレード37の巻き上がりに関して、本実施形態における回収ローラー35とクリーニングブレード37との当接圧の有効範囲(10g/cm〜40g/cm)及び当接角の有効範囲(5°〜35°)は、回収ローラー35をSUSやSUMで形成した場合の当接圧の有効範囲(10g/cm〜15g/cm)及び当接角の有効範囲(5°〜20°)よりも広いので、クリーニングブレード37と回収ローラー35との位置決めの自由度を高めることができる。
また、回収ローラー35においては、アルミニウム製の基材の表面をアルマイト加工することで表層35bが形成されている。アルミニウム加工によって、表層35bは表面粗さ(Ra)が0.15μm以上、表面粗さ(Rz)が2μm〜4μm、電気抵抗率が10Ω・cm以上とすることができる。つまり、一つの工程によって回収ローラー35に所定の表面特性及び電気特性を有する表層35bを形成することができるので、回収ローラー35を簡易に形成することができる。
さらに、回収ローラー35には、トナーの帯電極性と逆極性のバイアスが印加されて、回転ブラシ33から回収ローラー35へ電気的にトナーを移動させているので、回転ブラシ33からのトナーの除去効率を高めることができる。したがって、回転ブラシ33による中間転写ベルト7のクリーニング性能を高めることができる。
さらに、クリーニングブレード37は、ウレタンゴムで形成されているので、クリーニングブレード37の幅方向において回収ローラー35との当接圧を一定にすることができ、回収ローラー35からの掻き取り性を高めることができる。
さらに、中間転写ベルト7には弾性層7bが形成されているので、中間転写ベルト7上に形成されたトナー像を転写紙に転写する際に、転写紙の幅方向において中間転写ベルトから転写紙に均一な圧接力を与えることができ、中抜け画像等の発生を防ぎ、良好な画像を得ることができる。
さらに、本発明の実施形態では、カラープリンター1に本発明の構成を適用した場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複写機、ファクシミリ、複合機等のカラープリンター1以外の画像形成装置に本発明の構成を適用しても良い。
さらに、上記した本発明の実施形態の説明は、本発明に係る画像形成装置における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。すなわち、上記した本発明の実施の形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施の形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 カラープリンター(画像形成装置)
7 中間転写ベルト(像担持体)
10 クリーニング装置
33 回転ブラシ
35 回収ローラー
35b 表層
37 クリーニングブレード
39 シール部材

Claims (10)

  1. 表面にトナー像が形成される像担持体と、
    トナー像を転写紙に転写した後の前記像担持体の表面に接触して、該表面に付着した残留物を捕集する回転ブラシと、
    前記像担持体と前記回転ブラシとの接触部位よりも前記回転ブラシの回転方向下流側で該回転ブラシと接触して、該回転ブラシに捕集された残留物を除去する回収ローラーと、
    前記回転ブラシと前記回収ローラーとの接触部位よりも前記回収ローラーの回転方向下流側で当接して、前記回収ローラーに回収された残留物を掻き落とすクリーニングブレードと、
    前記回転ブラシと前記回収ローラーとの接触部位と前記クリーニングブレードとの間において前記回収ローラーに接触して、トナーの逆流を防止するシール部材と、
    を備えた画像形成装置であって、
    前記クリーニングブレードの前記回収ローラーへの当接圧をP(g/cm)、前記クリーニングブレードと前記回収ローラーとの当接角をθ(°)としたとき、前記当接圧Pと前記当接角θとの積(P・θ)が所定値以上であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定値は、360〜380の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記クリーニングブレードの前記回収ローラーへの当接圧は、10g/cm〜40g/cmの範囲内であり、前記クリーニングブレードと前記回収ローラーとの当接角は、5°〜35°の範囲内であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記回収ローラーは、表面の抵抗率が10Ω・cm以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記回収ローラーは、表面粗さ(Ra)が0.15μm以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記回収ローラーは、表面粗さ(Rz)が2μm〜4μmであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記回収ローラーは、アルマイト加工によって形成された表層を有し、該表層は厚さが10μm以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記回収ローラーには、前記トナーの帯電極性とは逆極性のバイアスが印加されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記クリーニングブレードは、ウレタンゴムで形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記像担持体は、弾性層を有する無端状の中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2014192468A 2014-09-22 2014-09-22 画像形成装置 Pending JP2016062064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014192468A JP2016062064A (ja) 2014-09-22 2014-09-22 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014192468A JP2016062064A (ja) 2014-09-22 2014-09-22 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016062064A true JP2016062064A (ja) 2016-04-25

Family

ID=55797681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014192468A Pending JP2016062064A (ja) 2014-09-22 2014-09-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016062064A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018017932A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 クリーニング装置及び画像形成装置
US10254683B2 (en) 2017-01-31 2019-04-09 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus for cleaning intermediate transfer belt
CN112015072A (zh) * 2019-05-30 2020-12-01 京瓷办公信息系统株式会社 清洁装置以及图像形成装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007033503A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US20070140727A1 (en) * 2005-12-15 2007-06-21 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus and recovery roller
US20090035038A1 (en) * 2007-08-03 2009-02-05 Naomi Sugimoto Cleaning device, image carrier unit, and image forming apparatus
JP2009300764A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2010085984A (ja) * 2008-09-08 2010-04-15 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、画像形成装置、多色画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2011102958A (ja) * 2009-10-13 2011-05-26 Ricoh Co Ltd クリーニング装置及び画像形成装置
US20110229187A1 (en) * 2010-03-18 2011-09-22 Yoshiki Hozumi Cleaning device and image forming apparatus
JP2013029715A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007033503A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US20070140727A1 (en) * 2005-12-15 2007-06-21 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus and recovery roller
US20090035038A1 (en) * 2007-08-03 2009-02-05 Naomi Sugimoto Cleaning device, image carrier unit, and image forming apparatus
JP2009300764A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2010085984A (ja) * 2008-09-08 2010-04-15 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、画像形成装置、多色画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2011102958A (ja) * 2009-10-13 2011-05-26 Ricoh Co Ltd クリーニング装置及び画像形成装置
US20110229187A1 (en) * 2010-03-18 2011-09-22 Yoshiki Hozumi Cleaning device and image forming apparatus
JP2013029715A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018017932A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 クリーニング装置及び画像形成装置
US10254683B2 (en) 2017-01-31 2019-04-09 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus for cleaning intermediate transfer belt
CN112015072A (zh) * 2019-05-30 2020-12-01 京瓷办公信息系统株式会社 清洁装置以及图像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5568503B2 (ja) クリーニング装置および画像形成装置
JP2017215436A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP2018146740A (ja) 画像形成装置
JP2016062064A (ja) 画像形成装置
JP5487866B2 (ja) クリーニング装置
US9008538B2 (en) Image forming apparatus
US8995861B2 (en) Image forming apparatus
JP6206367B2 (ja) 画像形成装置
JP2019148779A (ja) クリーニング装置、および画像形成装置
JP6308202B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP2006030849A (ja) 画像形成装置
JP4949752B2 (ja) 画像形成装置
JP4701905B2 (ja) 画像形成装置
JP2005351946A (ja) 画像形成装置
WO2016059881A1 (ja) 画像形成装置
JP2013148757A (ja) クリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置
JP7494564B2 (ja) 画像形成装置
JP7321859B2 (ja) 画像形成装置
JP2010113122A (ja) 画像形成装置
JP2009053453A (ja) 画像形成装置
JP2008122876A (ja) クリーニング装置および画像形成装置
JP6287909B2 (ja) 画像形成装置
JP6645266B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP2010026380A (ja) 画像形成装置
JP2017106964A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160923

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170821

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170905