JP2009180407A - レンジフード - Google Patents

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Abstract

【課題】油煙や臭気等の捕集効率に優れたレンジフードとすること。
【解決手段】フード本体(10)と、このフード本体(10)の下部に設けられた第1の誘導板(13)と、フード本体(10)の下部に、第1の誘導板(13)と対向して設けられた第2の誘導板(14)と、を少なくとも備え、第1の誘導板(13)と、第2の誘導板(14)とは、夫々可動であり、第1の誘導板(13)と、第2の誘導板(14)との少なくともいずれかが、フード本体(10)の下部に立設された状態を、少なくともとり得るレンジフード(1)とすること。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンジフードに関する。より詳しくは、調理によって発生する油煙、臭気、熱気、水蒸気等の調理ガスを捕集するレンジフードに関する。
調理時に発生する油煙や臭気や熱気や水蒸気等といった調理ガスを効率よく外部へ排気するためにレンジフードファンが用いられている。しかし、ガスコンロやIHヒーター等の調理加熱器と、レンジフードとの間を所定の離隔距離を設ける必要がある。また、消防法では、ガスコンロ等とレンジフードの距離を80cm以上に保つ旨を規定している。そのため、調理加熱により発生する油煙や臭気をレンジフード内に全て捕集することは困難である。
特に、近年では、マンション等においてオープンキッチンやアイランド型キッチンが採用されているが、このような開放型キッチンでは、室内の気流の影響を受け易い。従って、捕集効率がより優れたレンジフードを開発することが望まれている。
レンジフードに可動フードを設けるものとして、特許文献1には、固定フードと可動フードを備えたレンジフードに関して、可動フードを最大に突出させるだけでなく、この可動フードの可動量を任意に変えることができるレンジフード等が開示されている(特許文献1の図1、6等)。
また、油煙や臭気を捕集するためにエアーカーテンを用いる技術に関して、特許文献2には、加熱調理部において発生する煙をレンジフードのカバー部に向かって導くエアーカーテンを形成するためのエアーカーテン形成部を設ける思想等が開示されている。
特開2007−192482号公報。 特開2006−180954号公報。
しかし、従来のレンジフードにおいて可動フードを用いる場合等では、可動フードを作動させた状態が美観的に好ましくなかったり、可動フードの動きによってはレンジフードの設置場所の制限を受ける等といった問題がある。また、エアーカーテンを用いる場合には、乱流が発生しやすい等の問題がある。
そこで、本発明は、コンパクトな設計でありながら、捕集効率に優れたレンジフードを提供することを主な目的とする。
まず、本発明は、フード本体と、このフード本体の下部に設けられた第1の誘導板と、フード本体の下部に、第1の誘導板と対向して設けられた第2の誘導板と、を少なくとも備え、第1の誘導板と、第2の誘導板とは、夫々可動であり、第1の誘導板と第2の誘導板の少なくともいずれかが、フード本体の下部に立設された状態を、少なくともとり得るレンジフードを提供する。第1の誘導板と第2の誘導板を可動とし、少なくともいずれかの誘導板がフード本体の下部に立設した状態をとり得ることで、外気による乱流の発生を防止でき、かつ調理ガスを効率よく捕集できる。
次に、本発明は、第1の誘導板と、第2の誘導板は、夫々回動可能であり、第1の誘導板と第2の誘導板とがフード本体に収納された状態を、更にとり得るレンジフードを提供する。かかる構造とすることで、第1の誘導板と第2の誘導板をよりコンパクトにフード本体に収納でき、かつ調理ガスを効率よく捕集することができる。
また、第1の誘導板と第2の誘導板のいずれもがフード本体の下部に立設された状態を更に取り得るようにも工夫できる。対向するように設けられた第1の誘導板と第2の誘導板の両方を立設させることで、外気による乱流の発生をより確実に防止でき、かつ調理ガスを捕集効率も向上させることができる。
そして、本発明は、第1の誘導板と、第2の誘導板の少なくともいずれかは、延長部を備えるように工夫できる。誘導板に延長部を設けることで、誘導板の長さをより長くすることができるので、捕集効率をより向上させることができる。
本発明によれば、油煙や臭気等の捕集効率に優れたレンジフードとすることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明に係るレンジフードの好適な実施形態について説明する。なお、添付図面に示された各実施形態は、本発明に係わる代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。なお、以下に使用する図面では、説明の便宜上、装置の構成等については簡素化して示している。
図1は、本発明に係るレンジフードの第1実施形態の簡略正面図である。図2は、同実施形態の簡略側面図であり、図3は、同実施形態の簡略下面図であり、図4は同実施形態の使用の説明に供する簡略概念図である。図1中の符号1は、本発明に係るレンジフードを示している。このレンジフード装置1のサイズや装置構成は、設置場所や目的に応じて設計又は変更可能である。
レンジフード1は、フード本体10と、排気部11と、整流板12と、第1誘導板13と、第2誘導板14と、照明部15、16と、グリスフィルター17と、を備えている。
フード本体10には、排気部11が格納されている。排気部11は、ファン111と、このファン111を回転させる駆動部112を備えている。このファン111によって調理ガスを外部へ排気することができる。
整流板12は、吸込み角度β(図2参照)だけ開いた状態であり、これにより吸込み口を狭くすることができる。これにより、排気部11の調理ガスの吸引力を強くすることができ、調理ガスを効果的に吸い込むことができる。この整流板12は、必ずしも必須ではないが、整流板12を設けることでファン111による吸引能力をより向上させることができる。
整流板12の吸込み角度βは限定されず、適宜好適な角度となるように選択できる。また、整流板12は所定の吸込み角度βに固定してもよいし、吸込み角度βを調節できるよう可動としてもよい。そして、整流板12は脱着可能とすることができ、必要に応じて、整流板12を取り外して付着した油煙等を洗浄することができる。
整流板12は、下面視、格納状態の第1誘導板13と第2誘導板14の間に配置されており(図3参照)、レンジ本体全面に配置するような従来の整流板と比して小型である。この整流板12の形状や大きさは限定されず、適宜好適な大きさや形状とすることができるが、レンジフード1では整流板12を小型にすることができる。整流板12は、こびりついた油煙等を洗浄するために、定期的に取り外して洗浄することができる。
また、整流板12の材料は限定されず、適宜、好適な材料を用いることができ、金属等を用いることができる。また、整流板12の表面に撥油処理や親水性処理を施すことで、整流板12に付着した油煙等を容易に洗浄することができる。この撥油処理や親水性処理は、撥油塗装や親水性塗装等によって行うことができる。
第1誘導板13は、正面視、このレンジフード1の左側に設けられている。この第1誘導板13は可動であり、レンジフード1のフード本体10の下部に向かって立設した状態にすることができる(使用状態)。また、収納部131に格納した状態とすることもできる(格納状態)。第1誘導板13は、使用状態と格納状態を適宜にとることができる。
第2誘導板14は、正面視、このレンジフード1の右側に設けられている。この第2誘導板14は可動であり、レンジフード1のフード本体10の下部に向かって立設した状態にすることができる(使用状態)。また、収納部141に格納した状態とすることもできる(格納状態)。第2誘導板14は、使用状態と格納状態を適宜にとることができ、第1誘導板13と同様の構造とすることができる。
図3は、レンジフード1において、第1誘導板13と第2誘導板14のいずれもがフード本体10に格納された状態を下面視したものである。このような格納状態を取ることで、不使用時等でも省スペースを維持することができる。
第1誘導板13は、使用状態においては下方に立設するために、レンジフード1の近傍の空間を効率よく使用することができる。例えば、前方に突出させたりすることはないため、省スペースでありながら捕集効率を高めることができる。
第1誘導板13は、少なくともフード本体10の下部に向かって立設した状態となり得ればよく、その構造等は限定されない。好適には、回動可能とすることによって、第1誘導板13が格納部131に収納された状態(格納状態)と、第1誘導板13がフード本体の下部に立設した状態(使用状態)を、とり得ることが望ましい。
回動する構造は限定されないが、例えば、第1誘導板12(第2誘導板14)の一端を軸132(142)と接続し、この軸132(142)を中心に第1誘導板13(第2誘導板14)が矢印R方向(図1参照)に回動する構造を用いることができる。このような構造とすることで、シンプルな構造でありながら、第1誘導板13をコンパクトに収納させることができるのでフード本体10の省スペース化が可能となる。
第2誘導板14は、第1誘導板13と同様に可動させることができる。第2誘導板14は、第1誘導板13と対向する位置に設けられ、第1誘導板13と同様の構造とすることができる。第2誘導板14は、格納部141に格納することができる。
このように、第1誘導板13と第2誘導板14を対向する位置に設け、フード本体10の下部に立設可能とし、更には格納部131、141に格納可能となるように可動ならしめることで、コンパクトでありながら調理ガスの捕集効率に優れたレンジフードとすることができる。従って、薄型のレンジフードとして好適に用いることができる。特に、第1誘導板13と第2誘導板14を格納する部位の厚さL1を薄くすることができる。
第1誘導板13(第2誘導板14)は、少なくともフード本体10の下部に立設可能であればよく、その立設角度α(図1参照)等は限定されないが、好適には略90度であることが望ましい。これにより、ガスコンロやIHヒータ等の加熱調理器を上方から覆うことができる(後述する図4参照)。また、第1誘導板13と第2誘導板14を立設させた状態であっても、フード本体10の幅長よりも長くなることがないため省スペースを維持することができる。
また、回動する際には、必ずしも立設角度αが1つの所定角度(例えば、90度)の位置でのみ停止する必要はなく、適宜に好適な角度αで停止できる如き位置決め手段を設けてもよい。更には、第1誘導板13(第2誘導板14)の立設角度αを多段階調整しうる位置決め手段とすることが望ましい。多段階的に第1誘導板13(第2誘導板14)を位置決めし得ることで調理状況等に応じて、第1誘導板13(第2誘導板14)の立設角度αを調節できる。
第1誘導板13(第2誘導板14)を可動させる手法は限定されず、適宜好適な手法を採用できる。例えば、第1誘導板13(第2誘導板14)を駆動装置を用いて回動させる可動機構を採用できる。また、必要に応じて、加熱調理器の火力や外部センサー等と連動させて制御する制御機構を設けてもよい。
第1誘導板13(第2誘導板14)の材料は限定されず、適宜、好適な材料を用いることができ、金属等を用いることができる。特に、アルミ等の如き軽金属製であることが望ましい。また、第1誘導板13(第2誘導板14)の表面に撥油処理や親水性処理を施すことで、第1誘導板13(第2誘導板14)に付着した油煙等を容易に洗浄することができる。この撥油処理や親水性処理は、撥油塗装や親水性塗装等によって行うことができる。
そして、防火安全性等に影響を与えない範囲内で、第1誘導板13(第2誘導板14)に、着色を施したり、透過性ある部材を用いたり、表面をすりガラス状に加工したりしてもよい。必要に応じて、透明な部位と、着色された部位と、表面がすりガラス状に加工された部位とを併せ持たせることも自由である。これらによって視認性や意匠性を高めることができる。また、第1誘導板13(第2誘導板14)の形状や大きさは限定されず、適宜好適な大きさや形状とすることができる。
照明部15、16は、第1誘導板13と第2誘導板14に対応して設けられている(図3参照)。この照明部15、16を設けることで、調理者の手元に照明を当てることができる。この照明部15、16の数や配置位置や形状等は限定されず、レンジフード1の装置構成等を考慮して適宜好適な設計とすることができる。
グリスフィルター17は、調理時に発生する油煙を捕集する。整流板12を経由してグリスフィルター17を通過した調理ガス中の油等を除去することができる。これにより、排気ダクト(図示せず)等における油の付着を防止することができる。グリスフィルター17の種類や構造等は限定されず、通常用いられ得るものを採用できる。例えば、耐火性の軽金属板やプラスチック板等からなる合わせ部材等を用いることができる。
レンジフード1の使用について図4、図5、図6を中心に説明する。
図4では、第1誘導板13と第2誘導板14とを左右に位置するように、レンジフード1を加熱調理器Aの上方に配置している。このレンジフード1は、第1誘導板13と第2誘導板14とが下方に開いた状態である。
図5は、レンジフード1を設置した一例を示す簡略斜視図である。図5は、いわゆる背面型キッチンにレンジフード1を用いた一例である。調理者から見て、レンジフード1の第1誘導板13が左側に、第2誘導板14が右側に位置するようにレンジフード1の背面を壁Wに設置した状態である。
排煙設備に関して消防法等では、加熱調理器Aとレンジフード1の下端との距離Lは80cm以上確保する必要がある。そのため、ファン111の吸引能力のみでは十分に調理ガスを捕集・排気することができないという状況が起こりうる。
調理加熱器Aから発生した調理ガスUは、上昇してレンジフード1に導かれる。その際、左右に開いた第1誘導板13と第2誘導板14によりガイドされることで、調理ガスUは捕集効率よく整流板12から吸い込まれる。その結果、調理ガスUは効率よく外部へと排気することができる。
また、アイランド型キッチンや対面型キッチン等といった開放型のキッチンは周囲を開放しているため、エアコン等により生じるリビングルーム等の他の気流がキッチン空間に進入しやすい。そのため、キッチン空間に乱流が生じ、調理ガスの吸い込みを妨げてしまったり、調理ガスを周囲に拡散してしまう等といった問題が起こる。これに関して、第1誘導板13(第2誘導板14)を下方に向けて立設することで、室内エアコン等といった他の気流がキッチン空間に入り込むことを防止できる(図5の矢印X参照)。
そして、エアーカーテンのように気流を発生させないため、新たな乱流がキッチン空間に発生することを防止できる。また、加熱調理器Aで調理している食材等に気流等がかかってしまうこと等を防止できるため衛生的でもある。
図4では、第1誘導板13と第2誘導板14が作動した状態であるが、一方の誘導板のみを作動させてもよい。例えば、レンジフード1の設置場所等を考慮して、片方の誘導板のみを作動させるようにしてもよい。図示はしないが、例えば、外気が第2誘導板14の方向からのみ進入する場合には、第2誘導板14のみを立設させ、第1誘導板13は格納した状態であってもよい。
加熱調理器Aは3口のコンロを備えているが、各コンロの使用状況や、加熱状態等を考慮して第1誘導板13と第2誘導板14とを夫々制御することができる。このように、実際に使用している状況に応じて、第1誘導板13と第2誘導板14とを可動制御することで、より効果的に調理ガスを捕集することができる。
また、加熱調理器Aの種類は限定されず、例えば、ガス調理器や電磁誘導加熱式(Electromagnetic Induction Heating Type)の調理器(IH式調理器)等を用いることができる。特に、IH式調理器の場合は調理ガス等の上昇気流の発生量が少ないが、第1誘導板13と第2誘導板14とを用いることで捕集効率を高めることができる。
図6は、レンジフード1を設置した別の一例を示す簡略斜視図である。図6は、いわゆるオープンキッチンにレンジフード1を用いた一例である。調理者から見て、レンジフード1の第1誘導板13が前側に、第2誘導板14が後側に位置するようにレンジフード1を壁Wに設置した状態である。なお、第1誘導板13はフード本体10に格納された状態であり、図6では見えない位置にある。即ち、調理者に近い側に位置する第1誘導板13はフード本体10に格納し、調理者に遠い側に位置する第2誘導体14のみを立設した状態である。このように、側壁に位置するサイドフード型等として用いる場合では、第1誘導板13と第2誘導板14を調理者から見て前後に位置するようにしてもよい。
オープンキッチンの場合は、前述のように、エアコン等により生じるリビングルーム等の気流が矢印X方向(図6参照)からキッチン空間に進入しやすい。これに関して、第1誘導板13や第2誘導板14を立設させることで乱流の発生を防止できるとともに、調理ガスを効率よく捕集することができる。
図6ではレンジフード1を左側壁(壁W)に設置した場合を例示したが、レンジフード1を右側壁に設置することもできる。その場合は、第1誘導体13を立設し、第2誘導体を格納した状態で好適に使用することができる(図示せず)。
このように設置場所に応じて、レンジフード1の形状を最適にすることができる。例えば、図5の如き背面型のレンジフードとしてもよいし、図6の如き側壁に設置するサイドフード型としてもよい。そして、壁面取り付け用レンジフードに限定するものでなく、いわゆるセンターフード型の如き天井から吊り下げるタイプとしても用いることができる。
このように、本発明のレンジフードはキッチンタイプに由来する設置場所の制限を受けずに、幅広いタイプのキッチンに対応することができる。とりわけ、対面型キッチンやアイランド型キッチンに好適である。
図7は、本発明に係るレンジフードの第2実施形態の簡略正面図である。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明し、共通する部分についてはその説明を割愛する。
図7に示す符号2は、レンジフードを示している。このレンジフード2は、フード本体20と、排気部21と、整流板22と、第1誘導板23と、第2誘導板24と、照明部25、26とを備えている。排気部21は、ファン211と駆動部212を備えている。このレンジフード2では、第1誘導板23と第2誘導板24は延長部23a、24aを備えていることを特徴の一としている。
図7は、この延長部23a、24aを延長した状態である。これにより、第1誘導板23、第2誘導板24の長さをより長くすることができる(L2+L3)。従って、外部からの気流の侵入を効果的に防止できるとともに、調理ガスの上昇流をしっかりとガイドして、整流板22を経由して排気部21へ送り込むことができる。
延長部23a、24aの延長機構は手動であってもよいし自動であってもよい。延長機構についても限定されないが、例えば、第1誘導板23に格納された延長部23aが矢印Y方向に引き出されることで伸長させる構造を採用できる。この場合の引き出し機構についても電動式でもよいし手動で引き出すようにしてもよい。
延長部23a、24aの長さL3は限定されず、レンジフード2の装置形状を踏まえて適宜好適な長さとすることができるが、好適には、第1誘導板23や第2誘導板24の長さL2よりも短いことが望ましい。
図8は、本発明に係るレンジフードの第3実施形態の簡略正面図である。以下、前述の実施形態との相違点を中心に説明し、共通する部分についてはその説明を割愛する。
図8に示す符号3は、レンジフードを示している。このレンジフード3は、フード本体30と、排気部31と、整流板32と、第1誘導板33と、第2誘導板34と、照明部35、36とを備えている。排気部21はファン211と駆動部212を備えている。第1誘導板33と第2誘導板34は延長部33a、34aを備えている。この延長部33a(34a)は第1誘導板33(第2誘導板34)と回動可能な構造とすることで、折り曲げて収納することが可能な構造である(図8の矢印参照)。延長部34aと第2誘導板34についても同様の構造である。
第1誘導板33(第2誘導板34)は、収納部331(341)に格納することができる。そして、軸332(342)を中心にして回動することができる。更に、延長部33a(34a)は、第1誘導板33の下端に設けられた軸333(334)を中心にして回動させることができる(図8の矢印参照)。このような構造とすることで、シンプルな構造でありながら、第1誘導板13(第2誘導板34)と延長部33a(34a)を収納部331(341)に収納することができるので、レンジフード1の省スペース化が可能となる。また、回動する延長部33a(34a)の停止角度(図8の矢印参照)を、必要に応じて好適な角度で停止させるようにすることもできる。
この延長部33a、34aの回動機構は、前述した第1誘導板や第2誘導板と同様の回動機構を採用することもできる。手動で回動させてもよいし、他の動力源を用いて自動に回動させてもよい。また、第1誘導板33(第2誘導板34)と延長部33a(34a)とを連動させるように制御してもよい。更には、回動する延長部33a(34a)の停止角度を多段階調整しうる位置決め手段を設けてもよい。
本発明では、このように延長部を設けることができ、この延長部は装置構成等を踏まえて適宜好適な機構を採用できる。例えば、レンジフード2の如きスライド式としてもよいし、レンジフード3の如き折り曲げ可能な構造としてもよい。
本発明に係るレンジフードの第1実施形態の簡略正面図である。 同実施形態の簡略側面図である。 同実施形態の簡略下面図である。 同実施形態の使用の説明に供する簡略概念図である。 レンジフード1を設置した一例を示す簡略斜視図である。 レンジフード1を設置した別の一例を示す簡略斜視図である。 本発明に係るレンジフードの第2実施形態の簡略正面図である。 本発明に係るレンジフードの第3実施形態の簡略正面図である。
符号の説明
1、2、3 レンジフード
10、20、30 フード本体
11、21、31 排気部
12、22、32 整流板
13、23、33 第1誘導板
14、24、34 第2誘導板
15、16、25、26 照明部
17 グリスフィルター
23a、24a、33a、34a 延長部
U 調理ガス

Claims (4)

  1. フード本体と、
    該フード本体の下部に設けられた第1の誘導板と、
    前記フード本体の下部に、前記第1の誘導板と対向して設けられた第2の誘導板と、を少なくとも備え、
    前記第1の誘導板と、前記第2の誘導板とは、夫々可動であり、
    前記第1の誘導板と前記第2の誘導板との少なくともいずれかが、前記フード本体の下部に立設された状態を、少なくともとり得るレンジフード。
  2. 前記第1の誘導板と、前記第2の誘導板は、夫々回動可能であり、
    前記第1の誘導板と前記第2の誘導板とが前記フード本体に収納された状態を、更にとり得ることを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  3. 前記第1の誘導板と前記第2の誘導板のいずれもが前記フード本体の下部に立設された状態を、更にとり得ることを特徴とする請求項1又は2記載のレンジフード。
  4. 前記第1の誘導板と、前記第2の誘導板の少なくともいずれかは、延長部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンジフード。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021103018A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 油煙捕集支援具

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