JP2009179568A - 芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物、その製造方法、芳香族骨格含有脂環式エポキシ樹脂組成物並びにその成形体及び光学部材 - Google Patents
芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物、その製造方法、芳香族骨格含有脂環式エポキシ樹脂組成物並びにその成形体及び光学部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009179568A JP2009179568A JP2008018040A JP2008018040A JP2009179568A JP 2009179568 A JP2009179568 A JP 2009179568A JP 2008018040 A JP2008018040 A JP 2008018040A JP 2008018040 A JP2008018040 A JP 2008018040A JP 2009179568 A JP2009179568 A JP 2009179568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy compound
- aromatic skeleton
- alicyclic epoxy
- group
- containing alicyclic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
【解決手段】下記一般式(1);
(式中、Xは、芳香族骨格を表す。Yは、同一若しくは異なって、エポキシシクロヘキサン基、又は、エポキシ基が直接若しくは炭化水素を介して付加した環状脂肪族炭化水素を表す。R1、R2、R3及びR4は、同一若しくは異なって、水素原子、ハロゲン原子又は置換基を有していてもよいアルキル基を表す。nは、0〜10の整数である。mは、1以上の整数であって、Xに含まれる芳香環の結合手の本数に依存して最大値が決まる数である。)で表される芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物である。
【選択図】なし
Description
本発明は更に、上記芳香族骨格含有脂環式エポキシ樹脂組成物を硬化させて得られる成形体でもある。
本発明はそして、上記芳香族骨格含有脂環式エポキシ樹脂組成物を硬化させて得られる光学部材でもある。
以下に本発明を詳述する。
なお、上記Yで表される基は、置換基を有していてもよい。
上記Yで表される基として特に好ましくは、エポキシシクロヘキサン基であり、これによって、カチオン硬化反応性を更に高め、硬化速度を更に向上させることが可能となる。
なお、本明細書における「エポキシ基」とは、エポキシ基の他、グリシジル基、グリシジルエーテル基及びグリシジルエステル基を含むものとする。
また上記一般式(1)におけるnは、(−CR1R2−CR3R4−O−)で表される基の繰り返し数を表し、0〜10の整数である。好ましくは、0、1又は2であり、無機物等他の成分との相溶性が必要な場合は該nが大きい方が好適である。より好ましくは、0又は1である。
<分子量の測定方法>
測定器:ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(東ソー社製、商品名「HLC−8220GPC」
カラム:東ソー社製「TSK−GEL SUPER HZM−N 6.0*150」×4本
溶離液:テトラヒドロフラン
流速:0.6mL/分
温度:40℃
検量線:ポリスチレン標準サンプル(東ソー社製)を用いて作成。
上記一般式(2)で表される芳香族骨格含有化合物の具体例としては、例えば、下記の化合物が挙げられる。
また上記シクロヘキセンカルボン酸の酸ハロゲン化物としては、上記シクロヘキセンカルボン酸が有するカルボキシル基部分において、−COF、−COCl、−COBr、−COI等の形態になっていればよい。
なお、シクロヘキセンカルボン酸又はその酸ハロゲン化物に由来して、上記一般式(1)中のエポキシシクロヘキサン基(Y)が形成されることになる。
また上記アルケニル基及びカルボキシル基を有する環状脂肪族炭化水素の酸ハロゲン化物としては、当該環状脂肪族炭化水素が有するカルボキシル基部分において、−COF、−COCl、−COBr、−COI等の形態になっていればよい。
この反応によって、脱水縮合工程であれば、上記芳香族骨格含有化合物の末端基である水酸基と、上記シクロヘキセンカルボン酸、又は、アルケニル基及びカルボキシル基を有する環状脂肪族炭化水素が有するカルボキシル基とが脱水縮合することになる。また、脱ハロゲン化水素反応工程であれば、上記芳香族骨格含有化合物の末端基である水酸基と、上記シクロヘキセンカルボン酸の酸ハロゲン化物、又は、アルケニル基及びカルボキシル基を有する環状脂肪族炭化水素の酸ハロゲン化物が有する−COX基(ここでのXは、ハロゲン原子を表す。)とが脱ハロゲン化水素反応することになる。
上記触媒の使用量としては、上記芳香族骨格含有化合物100モルに対し、0.01〜20モルであることが好適であり、より好ましくは0.05〜10モルである。
上記脱ハロゲン化水素反応においては、副生するハロゲン化水素を捕捉することが好ましく、捕捉剤を、反応系内に共存させることが好ましい。捕捉剤としては3級アミンが好ましい。
上記捕捉剤は、通常、酸ハロゲン化物における−COX基(ここでのXは、ハロゲン原子を表す。)のモル数に対し、1倍モル以上用いることが好ましく、1倍〜2倍モルが更に好ましい。
例えば、脱水縮合反応の場合は、反応温度は70〜200℃とすることが好適であり、より好ましくは100〜180℃である。また、反応時間は1〜20時間とすることが好適であり、より好ましくは4〜10時間である。
脱ハロゲン化水素反応の場合は、反応温度は0〜100℃とすることが好適であり、反応時間は0.1〜20時間とすることが好適である。
また、反応圧力は、常圧〜2×107Paとすることが好適であり、減圧下で反応を行うこともできる。
上記触媒の使用量としては、上記脱水縮合工程により得られた反応生成物100モルに対し、0.01〜10モルであることが好適であり、より好ましくは0.05〜5モルである。
上記溶媒としては、通常のエポキシ化反応で使用される溶媒を用いればよく、例えば、上述した脱水縮合工程又は脱ハロゲン化水素反応工程に関して例示した各種溶媒等を用いることができる。
上記有機過酸化物として具体的には、過安息香酸(ペルオキシ安息香酸)、m−クロロ過安息香酸、p−ニトロ過安息香酸、モノペルオキシフタル酸マグネシウム、過酢酸、ペルオキシマレイン酸、ペルオキシトリフルオロ酢酸、ペルオキシフタル酸、ペルオキシラウリン酸、tert−ブチルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、メンチルヒドロペルオキシド、1−メチルシクロヘキサンヒドロペルオキシド等が挙げられる。
上記酸化剤の使用量としては、上記脱水縮合工程により得られた反応生成物100モルに対し、50〜150モルであることが好適であり、より好ましくは70〜130モルである。
酸性とする場合には、反応系中に酸性物質を加えてもよく、酸性物質としては、例えば、ブレンステッド酸、ルイス酸等が挙げられ、1種又は2種以上を用いることができる。ブレンステッド酸としては、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、ホウ酸等の鉱酸;酢酸、安息香酸、ギ酸、トリクロロロ酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸、スルホン酸等の有機酸類;ゼオライト類、混合酸化物類等の無機酸類等が好適であり、ルイス酸としては、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、塩化ホウ素化合物、塩化アンチモン化合物、塩化第二スズ、フッ化アンチモン、亜鉛やチタンの化合物、ゼオライト類、混合酸化物等が好適である。更に無機、有機酸性塩を用いることもできる。
上記樹脂組成物において、カチオン硬化触媒としては、熱や光により重合を開始させるカチオン種が発生するものであれば特に限定されないが、熱潜在性硬化触媒(熱酸発生剤)又は光潜在性硬化触媒(光酸発生剤)であることが好適である。熱潜在性硬化触媒を用いることにより、加熱によりカチオン種を含む化合物が励起され、熱分解反応が起こり、熱硬化が進むこととなる。また、光潜在性硬化触媒を用いることにより、光によりカチオン種を含む化合物が励起され、光分解反応が起こり、光硬化が進むこととなる。これらの中でも、上記樹脂組成物を光学材料として使用する場合には、熱潜在性硬化触媒が特に好適である。
(R5 aR6 bR7 cR8 dZ)+p(AQn)−p(3)
(式中、Zは、S、Se、Te、P、As、Sb、Bi、O、N及びハロゲン元素からなる群より選ばれる少なくとも一つの元素を表す。R5、R6、R7及びR8は、同一又は異なって、有機基を表す。a、b、c及びdは、0又は正数であり、a、b、c及びdの合計はZの価数に等しい。カチオン(R5 aR6 bR7 cR8 dZ)+pはオニウム塩を表す。Aは、ハロゲン化物錯体の中心原子である金属元素又は半金属元素(metalloid)を表し、B、P、As、Al、Ca、In、Ti、Zn、Sc、V、Cr、Mn、Coからなる群より選ばれる少なくとも一つである。Qは、ハロゲン元素を表す。pは、ハロゲン化物錯体イオンの正味の電荷である。pは、ハロゲン化物錯体イオン中のハロゲン元素の数である。)で表される化合物が好適である。
更に一般式AQn(OH)−で表される陰イオンも用いることができる。また、その他の陰イオンとしては、過塩素酸イオン(ClO4 −)、トリフルオロメチル亜硫酸イオン(CF3SO3 −)、フルオロスルホン酸イオン(FSO3 −)、トルエンスルホン酸イオン、トリニトロベンゼンスルホン酸イオン等が挙げられる。
ジアゾニウム塩タイプ:AMERICUREシリーズ(アメリカン・キャン社製)、ULTRASETシリーズ(アデカ社製)、WPAGシリーズ(和光純薬社製)
ヨードニウム塩タイプ:UVEシリーズ(ゼネラル・エレクトリック社製)、FCシリーズ(3M社製)、UV9310C(GE東芝シリコーン社製)、Photoinitiator 2074(ローヌプーラン社製)、WPIシリーズ(和光純薬社製)
スルホニウム塩タイプ:CYRACUREシリーズ(ユニオンカーバイド社製)、UVIシリーズ(ゼネラル・エレクトリック社製)、FCシリーズ(3M社製)、CDシリーズ(サトーマー社製)、オプトマーSPシリーズ・オプトマーCPシリーズ(アデカ社製)、サンエイドSIシリーズ(三新化学工業社製)、CIシリーズ(日本曹達社製)、WPAGシリーズ(和光純薬社製)、CPIシリーズ(サンアプロ社製)
上記金属酸化物としては、チタニア、ジルコニア、イットリア、酸化ランタン、酸化インジウム、酸化亜鉛、酸化スズ等の金属酸化物粒子等の屈折率が2以上の金属酸化物ナノ粒子であることが好ましい。
上記金属酸化物粒子としては、一次粒子の平均粒子径が100nm以下であることが好適である。より好ましくは、20nm以下であり、更に好ましくは、15nm以下である。このような範囲とすることにより、透明性、光透過性の高い樹脂組成物及び硬化物を得ることが可能となる。
上記一次粒子径は、TEM像(透過型電子顕微鏡観察)により得られる数平均粒子径;比表面積径(B.E.T.表面積の測定より得られる重量平均粒子径;粉末X線回折測定法により得られる結晶子径;X線小角散乱法等により得られる慣性半径とその散乱強度から求められる平均粒子径等を用いることができる。中でも、TEM像より得られる数平均粒子径が好ましい。
上記金属酸化物粒子の形状は、球状に限られず、例えば、楕円球状、立方体状、直方体状、ピラミッド状、針状、柱状、棒状、筒状、りん片状、(六角)板状等の薄片状、紐状等が好適である。
上記可撓性成分としては、有機樹脂成分(上記芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物と必要に応じて含まれる他のエポキシ化合物とから構成される有機樹脂成分)とは異なる化合物であってもよいし、該有機樹脂成分の少なくとも1種が可撓性成分であってもよい。
−〔−(CH2)p−O−〕q− (4)
で表されるオキシアルキレン骨格を有する化合物(pは2以上、qは1以上の整数である。好ましくは、pは2〜12、qは1〜1000の整数であり、より好ましくは、pは3〜6、qは1〜20の整数である。)が好適である。
上記オキシアルキレン骨格を有する化合物として具体的には、例えば、(1)オキシブチレン基を含むエポキシ化合物(上記一般式(4)においてpが4である形態の化合物、ジャパンエポキシレジン社製、YL−7217、エポキシ当量437、液状エポキシ化合物);(2)オキシヘキシレン基を含むエポキシ化合物(上記一般式(4)において、pが6である形態の化合物、例えば、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル:ジャパンエポキシレジン社製、YED216D、エポキシ当量120、無色又は単黄色透明液体);(3)高分子エポキシ化合物(例えば、水添ビスフェノール(ジャパンエポキシレジン社製、YL−7170、エポキシ当量1000、固形水添エポキシ化合物));(4)脂環式固形エポキシ化合物(ダイセル工業社製 EHPE−3150);(5)脂環式液状エポキシ化合物(ダイセル工業社製、セロキサイド2081);(6)液状ニトリルゴム等の液状ゴム、ポリブタジエン等の高分子ゴム、粒径100nm以下の微粒子ゴム等が好ましい。
但し、脂環式エポキシ化合物については、それを上記芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物と併用することによって、より高屈折率を実現するという本発明の作用効果が充分に発揮されなくなるおそれがあることから、使用する場合は、少量であることが好ましい。通常、上記有機樹脂成分100質量%に対し、10質量%以下が好ましく、より好ましくは5質量%以下であり、更に好ましくは1質量%以下である。
このように上記可撓性成分としては、硬化性の官能基を含む化合物を好適に用いることができるが、該化合物としては、エポキシ基を含む化合物であることが好ましく、より好ましくは、オキシブチレン基(−〔−(CH2)4−O−〕q−(qは、同上。))を有する化合物である。
なお、ここでいう「上記樹脂組成物中の不揮発分」とは、熱や光によりカチオン硬化させた場合に硬化物となる成分のことであり、通常、上記有機樹脂成分を意味する。例えば、150℃で熱硬化した後の硬化物の質量を測定し、硬化前の樹脂組成物の質量に対する割合より、樹脂組成物中の有機樹脂成分量を求めることができる。
このような離型剤としては、通常の離型剤を好適に用いることができるが、炭素数8〜36のアルコール、カルボン酸、カルボン酸エステル及びカルボン酸塩からなる群より選ばれる少なくとも一つの化合物であることが好ましい。このような離型剤を含有することで、金型を用いて硬化する際に容易に金型を剥がすことができ、硬化物の表面に傷をつけることなく外観を制御し、透明性を発現させることもできることから、上記樹脂組成物を、電気・電子部品材料や光学用途における材料としてより更に有用なものとすることが可能となる。
上記化合物はまた、直鎖状、分岐状、環状等のいずれの構造であってもよく、分岐しているものが好ましい。
上記化合物の炭素数としては、8〜36の整数であることが適当であるが、これによって、樹脂組成物の透明性や作業性等の機能を損なうことなく優れた剥離性を示す硬化物となる。炭素数として好ましくは、8〜20であり、より好ましくは、10〜18である。
上記離型剤の含有量としては、上記樹脂組成物中の不揮発分100質量%に対して、10質量%以下であることが好ましい。10質量%を超えると樹脂が硬化しにくくなる等のおそれがある。より好ましくは、0.01〜5質量%であり、更に好ましくは、0.1〜2質量%である。なお、「上記樹脂組成物中の不揮発分」とは、上述したとおりである。
なお、硬化温度を段階的に変化させてもよい。例えば、樹脂組成物の硬化物を製造するうえでの生産性を向上する目的で、型内に所定の温度・時間で保持した後、型から取り出して空気又は不活性ガス雰囲気内に静置して熱処理することも可能である。この場合の熱処理温度としては、型内保持温度を25℃〜250℃となるように設定することが好ましく、より好ましくは60℃〜200℃、更に好ましくは80〜180℃である。また、保持時間は10秒〜5分であることが好ましく、より好ましくは30秒〜5分である。
上記熱処理において、硬化温度及び硬化時間としては、硬化させる樹脂組成物等に応じて適宜設定することができ、上述したように型内保持温度及び保持時間を設定することが好適である。
上記光学材料としては、上記樹脂組成物を含むものであればよいが、光学材料の用途に応じて適宜その他の成分を含んでいてもよい。具体的には、UV吸収剤、IRカット剤、反応性希釈剤、顔料、洗料、酸化防止剤、光安定剤、可塑剤、非反応性化合物、連鎖移動剤、熱重合開始剤、嫌気重合開始剤、光安定剤、重合禁止剤、消泡剤等が好適である。
なお、上記硬化物の形状としては特に限定されず、用途に応じて適宜選択すればよく、例えば、異形品等の成形体、フィルム、シート、ペレット等の形態であってもよい。
<シクロヘキセン環含有フルオレンの合成>
3−シクロヘキセン−1−カルボン酸6.06g(48mmol)と、9,9−ビス〔4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル〕フルオレン8.77g(20mmol)とを、p−トルエンスルホン酸一水和物(PTS)76.1mg(0.4mmol)存在下、トルエン溶媒50mLでディーンスタークを用いてバス温130℃にて脱水縮合した。6時間後、5%水酸化ナトリウム水溶液50mLで2回分液操作を行い、水層と有機層とに分離した。水層を酢酸エチル30mLで2回抽出し、分離した有機層を先の有機層と合わせた。硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、溶媒を留去して淡黄色液体13.8gを得た。
1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ7.74(d,2H,J=7.6Hz),7.37−7.31(m,4H),7.27−7.23(m,2H),7.13−7.09(m,4H),6.77−6.73(m,4H),5.69−5.62(m,4H),4.33−4.36(m,4H),4.10(t,4H,J=4.8Hz),2.61−2.53(m,2H),2.24−2.22(m,4H),2.08−2.03(m,4H),2.00−1.95(m,2H),1.71−1.61(m,2H).
なお、反応機構を下記式に示す。
次いで、得られた反応混合物(淡黄色液体)13.1gの塩化メチレン50mL溶液に、m−クロロ過安息香酸(m−CPBA)8.28g(48mmol)を30分かけて徐々に加えた後、室温で48時間撹拌した。5%水酸化ナトリウム水溶液50mLで5回分液操作を行い、水層と有機層とに分離した。水層を塩化メチレン50mLで2回抽出し、分離した有機層を先の有機層と合わせた。硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、溶媒を留去して淡黄色固体13.1gを得た。これを「化合物(1)」とする。
1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ7.75(d,2H,J=7.6Hz),7.37−7.33(m,4H),7.28−7.24(m,2H),7.11(dd,4H,J=2.0,6.6Hz),6.74(dd,4H,J=2.0,8.8Hz),4.38(t,4H,J=4.6Hz),4.10(t,4H,J=4.6Hz),3.22−3.20(m,1H),3.15−3.11(m,3H),2.56−2.50(m,1H),2.27−2.19(m,2H),2.17−2.12(m,2H),2.00−1.89(m,3H),1.78−1.71(m,2H),1.62−1.54(m,2H),1.45−1.35(m,2H).
なお、この反応機構を下記式に示す。
<シクロヘキセン環含有フルオレンの合成>
3−シクロヘキセン−1−カルボン酸6.31g(50mmol)と、塩化チオニル11.9g(100mmol)とを、窒素10mL/min下、バス温70℃にて1時間、80℃で2時間撹拌後、90℃、1時間45分で塩化チオニルを留去した。トルエン10mLを加えてバス温120〜140℃で更に留去し、黄色液体を得た。
得られた黄色液体に塩化メチレン50mL及びトリエチルアミン7.79g(75mmol)を加え、水冷下、ビスフェノールフルオレン7.01g(20mmol)を30分かけて徐々に加え、更に室温で2時間撹拌した。5%水酸化ナトリウム水溶液50mLで2回分液操作を行い、水層と有機層とに分離した。水層を塩化メチレン30mLで2回抽出し、分離した有機層を先の有機層と合わせた。硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、溶媒を留去して淡黄色液体9.74gを得た。酢酸エチルを用いて再結晶化し、無色固体4.89gを得た。
1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ7.76(d,2H,J=6.8Hz),7.38−7.34(m,4H),7.28−7.24(m,2H),7.20−7.17(m,4H),6.94−6.91(m,4H),5.74−5.68(m,4H),3.13−3.06(m,1H),2.82−2.75(m,2H),2.37−2.35(m,4H),2.17−2.10(m,5H),1.85−1.75(m,2H).
なお、この反応機構を下記式に示す。
先に得た無色固体3.97gの塩化メチレン30mL溶液に、m−クロロ過安息香酸(m−CPBA)3.77g(16.8mmol)を30分かけて徐々に加えた後、室温で4時間撹拌した。5%水酸化ナトリウム水溶液50mLで2回分液操作を行い、水層と有機層とに分離した。水層を塩化メチレン50mLで2回抽出し、分離した有機層を先の有機層と合わせた。硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、溶媒を留去して淡黄色固体4.27gを得た。これを「化合物(2)」とする。
1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ7.76(d,2H,J=7.6Hz),7.38−7.34(m,4H),7.28−7.24(m,2H),7.20−7.17(m,4H),6.93−6.89(m,4H),3.28−3.26(m,1H),3.22−3.17(m,3H),2.78−2.71(m,1H),2.52−2.45(m,1H),2.38(dd,1H,J=5.2,15.2Hz),2.31−2.23(m,2H),2.12−1.99(m,3H),1.93−1.80(m,2H),1.76−1.70(m,2H),1.60−1.50(m,2H).
なお、この反応機構を下記式に示す。
110℃で、ビスフェノールAエポキシ化合物(ジャパンエポキシレジン社製、828EL、エポキシ当量188、液状エポキシ化合物)80部と、実施例1で得た化合物(1)20部とを均一になるように混合した。この混合物100部に対し、50℃でカチオン硬化触媒(三新化学工業社製、サンエイドSI−80L、固形分50%)1部を添加した。得られた樹脂組成物を「樹脂組成物(3)」とする。
この樹脂組成物(3)に必要に応じて熱を加え(50℃等)減圧脱泡処理を行った後、溶媒の存在により気泡が発生する場合には減圧処理を行いながら、硬化温度120℃での硬化時間(温度を120℃としてから硬化が終了するまでの時間)を測定した。同様に、硬化温度130℃でも硬化時間を測定した。結果を表1に示す。
ビスフェノールAエポキシ化合物を50部に、実施例1で得た化合物(1)を50部にそれぞれ変更した他は、実施例3と同様にして樹脂組成物(4)を得た後、同様にして、硬化温度120℃、130℃及び140℃での硬化時間を測定した。結果を表1に示す。
110℃で、ビスフェノールAエポキシ化合物(ジャパンエポキシレジン社製、828EL、エポキシ当量188、液状エポキシ化合物)50部と、実施例2で得た化合物(2)50部とを均一になるように混合した。この混合物100部に対し、50℃でカチオン硬化触媒(三新化学工業社製、サンエイドSI−80L、固形分50%)1部を添加した。得られた樹脂組成物を「樹脂組成物(5)」とする。
この樹脂組成物(5)に必要に応じて熱を加え(50℃等)減圧脱泡処理を行った後、溶媒の存在により気泡が発生する場合には減圧処理を行いながら、硬化温度120℃での硬化時間(温度を120℃としてから硬化が終了するまでの時間)を測定した。同様に、硬化温度130℃及び140℃でも硬化時間を測定した。結果を表1に示す。
実施例3において、実施例1で得た化合物(1)20部の代わりにフルオレン系エポキシ化合物(大阪ガスケミカル社製、オグゾールEG−210、エポキシ当量340)20部を使用した他は、実施例3と同様にして比較用樹脂組成物(1)を得た。
この比較用樹脂組成物(1)について、実施例3と同様にして硬化温度120℃及び130℃でのそれぞれの硬化時間を測定した。結果を表1に示す。
ビスフェノールAエポキシ化合物を50部に、フルオレン系エポキシ化合物を50部にそれぞれ変更した他は、比較例1と同様にして比較用樹脂組成物(2)を得た。
この比較用樹脂組成物(2)について、実施例4と同様にして硬化温度120℃、130℃及び140℃でのそれぞれの硬化時間を測定した。結果を表1に示す。
具体的には、化合物(1)単体での樹脂組成物として、実施例3において、ビスフェノールAエポキシ化合物を用いないこと以外は実施例3と同様にして得た樹脂組成物を用いた。また、化合物(2)単体での樹脂組成物として、実施例3において、化合物(1)に代えて化合物(2)を用い、かつビスフェノールAエポキシ化合物を用いないこと以外は実施例3と同様にして得た樹脂組成物を用いた。
これらの樹脂組成物に必要に応じて熱を加え(50℃等)減圧脱泡処理を行った後、溶媒の存在により気泡が発生する場合には減圧処理を行いながら、硬化温度120℃で硬化させた。このようにして得られた硬化物について、屈折率計(アタゴ社製、DR−M2)を用いて、20℃、589nmでの屈折率及びアッベ数を求めた。
その結果、化合物(1)単体の樹脂組成物の硬化物では、屈折率1.6096、アッベ数26.9、化合物(2)単体の樹脂組成物の硬化物では、屈折率1.6120、アッベ数26.36であった。
すなわち、カチオン硬化触媒を用いる系において、本願の芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物と芳香族エポキシ化合物とを併用した実施例3と、2種類の芳香族エポキシ化合物を使用した比較例1とを比較すると、硬化温度120℃の場合には、実施例3では比較例1で要した時間の25%も硬化時間を短縮することができ、硬化温度130℃の場合には33%も短縮することができたことから、実施例3の方が格段に硬化速度が大きいことが分かる。
なお、屈折率は表には示していないが、実施例3と比較例1とのいずれも高屈折率レンズに求められる屈折率1.57以上を満たすことができ、高屈折率の点ではほぼ同等の効果を奏することを確認している。したがって、本願の芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物は、高屈折率を発揮しながらも、著しく良好なカチオン硬化反応性を有することが示されているといえる。
硬化温度を120℃とした場合について、本願の芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物と芳香族エポキシ化合物とを併用した実施例4と、2種類の芳香族エポキシ化合物を使用した比較例2とを比較すると、実施例4では比較例2で要した時間に比較して、ゲル化時間を75%、硬化時間を70%、それぞれ短縮することができ、硬化温度を130℃とした場合にはゲル化時間を62%、硬化時間を64%、それぞれ短縮することができ、更に硬化温度を140℃とした場合にはゲル化時間を44%、硬化時間を58%、それぞれ短縮することができたため、実施例4の方が格段に硬化速度が大きいことが分かる。
また芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物として、実施例4で用いた化合物(1)に代えて化合物(2)を用いた実施例5においても、比較例2で要した時間に比較して、硬化温度を120℃とした場合にはゲル化時間を25%、硬化時間を50%、それぞれ短縮することができ、硬化温度を130℃とした場合にはゲル化時間を14%、硬化時間を36%、それぞれ短縮することができ、更に硬化温度を140℃とした場合にはゲル化時間を33%、硬化時間を50%、それぞれ短縮することができたため、実施例5もまた、比較例2に比べて格段に硬化速度が大きいことが分かる。
なお、実施例4、5及び比較例2についても屈折率1.57以上を満たすことができ、高屈折率の点ではほぼ同等の効果を奏することを確認しており、したがって、本願の芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物は、高屈折率を発揮しながらも、著しく良好なカチオン硬化反応性を有することが示されているといえる。
Claims (8)
- 芳香族骨格を有する脂環式エポキシ化合物であって、下記一般式(1);
- 前記芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物は、前記一般式(1)におけるYが、エポキシシクロヘキサン基であることを特徴とする請求項1に記載の芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物。
- 前記芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物は、前記一般式(1)におけるXが、フルオレン構造を含む芳香族骨格であることを特徴とする請求項1又は2に記載の芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物。
- 前記芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物は、前記一般式(1)におけるnが、0又は1であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物を製造する方法であって、
該製造方法は、下記一般式(2);
- 請求項1〜3のいずれかに記載の芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物と、カチオン硬化触媒とを含むことを特徴とする芳香族骨格含有脂環式エポキシ樹脂組成物。
- 請求項6に記載の芳香族骨格含有脂環式エポキシ樹脂組成物を硬化させて得られることを特徴とする成形体。
- 請求項6に記載の芳香族骨格含有脂環式エポキシ樹脂組成物を硬化させて得られることを特徴とする光学部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008018040A JP2009179568A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物、その製造方法、芳香族骨格含有脂環式エポキシ樹脂組成物並びにその成形体及び光学部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008018040A JP2009179568A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物、その製造方法、芳香族骨格含有脂環式エポキシ樹脂組成物並びにその成形体及び光学部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009179568A true JP2009179568A (ja) | 2009-08-13 |
Family
ID=41033810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008018040A Pending JP2009179568A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物、その製造方法、芳香族骨格含有脂環式エポキシ樹脂組成物並びにその成形体及び光学部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009179568A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012140501A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Nitto Denko Corp | 光硬化性樹脂組成物および光学材料 |
JP2013129842A (ja) * | 2013-02-14 | 2013-07-04 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | 光重合性組成物及び光学フィルム積層体 |
WO2015025970A1 (ja) | 2013-08-20 | 2015-02-26 | 株式会社ダイセル | ウェハレンズ、ウェハレンズアレイ、ウェハレンズ積層体、及びウェハレンズアレイ積層体 |
KR20150118960A (ko) | 2013-02-19 | 2015-10-23 | 주식회사 다이셀 | 웨이퍼 레벨 렌즈용 경화성 조성물, 웨이퍼 레벨 렌즈의 제조 방법 및 웨이퍼 레벨 렌즈, 및 광학 장치 |
CN115605526A (zh) * | 2020-05-15 | 2023-01-13 | 株式会社大赛璐(Jp) | 新型环氧树脂和环氧树脂组合物 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6201070B1 (en) * | 1996-11-20 | 2001-03-13 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Method for enhancing the toughness of cycloaliphatic epoxide-based coatings |
JP2001200200A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-07-24 | Vantico Ag | 硬化性組成物 |
JP2002255929A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-11 | Osaka Gas Co Ltd | ビス(ヒドロキシフェニルチオ)フルオレン化合物及びその製造方法 |
JP2003081956A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Asahi Kasei Corp | 硬化性カルバミン酸エステルおよびその製造方法 |
JP2004083855A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-03-18 | Osaka Gas Co Ltd | フルオレン含有樹脂 |
WO2006019797A1 (en) * | 2004-07-14 | 2006-02-23 | 3M Innovative Properties Company | Dental compositions containing oxirane monomers |
JP2007182537A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-07-19 | Nippon Paint Co Ltd | 熱硬化性樹脂組成物およびそれから得られる保護膜被覆材 |
-
2008
- 2008-01-29 JP JP2008018040A patent/JP2009179568A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6201070B1 (en) * | 1996-11-20 | 2001-03-13 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Method for enhancing the toughness of cycloaliphatic epoxide-based coatings |
JP2001200200A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-07-24 | Vantico Ag | 硬化性組成物 |
JP2002255929A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-11 | Osaka Gas Co Ltd | ビス(ヒドロキシフェニルチオ)フルオレン化合物及びその製造方法 |
JP2003081956A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Asahi Kasei Corp | 硬化性カルバミン酸エステルおよびその製造方法 |
JP2004083855A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-03-18 | Osaka Gas Co Ltd | フルオレン含有樹脂 |
WO2006019797A1 (en) * | 2004-07-14 | 2006-02-23 | 3M Innovative Properties Company | Dental compositions containing oxirane monomers |
JP2007182537A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-07-19 | Nippon Paint Co Ltd | 熱硬化性樹脂組成物およびそれから得られる保護膜被覆材 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JPN6013003035; Robbert Duchateau et al: 'Ester-Functionalized Polycarbonates Obtained by Copolymerization ofEster-Substituted Oxiranes and Ca' Macromolecules Vol.39, No.23, 2006, p.7900-7908 * |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012140501A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Nitto Denko Corp | 光硬化性樹脂組成物および光学材料 |
JP2013129842A (ja) * | 2013-02-14 | 2013-07-04 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | 光重合性組成物及び光学フィルム積層体 |
KR20150118960A (ko) | 2013-02-19 | 2015-10-23 | 주식회사 다이셀 | 웨이퍼 레벨 렌즈용 경화성 조성물, 웨이퍼 레벨 렌즈의 제조 방법 및 웨이퍼 레벨 렌즈, 및 광학 장치 |
KR20180043413A (ko) | 2013-02-19 | 2018-04-27 | 주식회사 다이셀 | 웨이퍼 레벨 렌즈용 경화성 조성물, 웨이퍼 레벨 렌즈의 제조 방법 및 웨이퍼 레벨 렌즈, 및 광학 장치 |
WO2015025970A1 (ja) | 2013-08-20 | 2015-02-26 | 株式会社ダイセル | ウェハレンズ、ウェハレンズアレイ、ウェハレンズ積層体、及びウェハレンズアレイ積層体 |
CN115605526A (zh) * | 2020-05-15 | 2023-01-13 | 株式会社大赛璐(Jp) | 新型环氧树脂和环氧树脂组合物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5814478B2 (ja) | カチオン硬化性樹脂組成物 | |
JP5771148B2 (ja) | 硬化成型体の製造方法及び硬化成型体 | |
WO2008044618A1 (fr) | Composition de résine durcissable, matériau optique et procédé de régulation d'un matériau optique | |
JP2009084310A (ja) | 熱・光硬化性樹脂組成物、光学材料及び光学部材 | |
JP2008133442A (ja) | 樹脂組成物、光学材料、及び、該光学材料の制御方法 | |
TWI743055B (zh) | 多官能環氧化合物及含有其之硬化性組合物 | |
TW200914530A (en) | Curable resin composition for molded bodies, molded body, and production method thereof | |
JP2016027400A (ja) | 積層用樹脂組成物及びその用途 | |
JP2009179568A (ja) | 芳香族骨格含有脂環式エポキシ化合物、その製造方法、芳香族骨格含有脂環式エポキシ樹脂組成物並びにその成形体及び光学部材 | |
WO2014181787A1 (ja) | 硬化性エポキシ樹脂組成物及びその硬化物、ジオレフィン化合物及びその製造方法、並びにジエポキシ化合物の製造方法 | |
JP2009062459A (ja) | 有機無機複合樹脂組成物及び該有機無機複合樹脂組成物を硬化させてなる硬化物 | |
JP5102671B2 (ja) | 硬化性樹脂組成物、その硬化物、光学部材及び光学ユニット | |
JP5296472B2 (ja) | 成型体用硬化性樹脂組成物、成型体及びその製造方法 | |
JP2011241380A (ja) | 硬化成型体用樹脂組成物及び硬化成型体 | |
JP2009235196A (ja) | 硬化性樹脂組成物、その硬化物、光学部材及び光学ユニット | |
JP6001317B2 (ja) | カチオン硬化性樹脂組成物 | |
JP5301409B2 (ja) | カチオン硬化性樹脂組成物及びその硬化物 | |
US20230331688A1 (en) | Diepoxy compound, curable composition, cured product, and optical member | |
JP2013138158A (ja) | 撮像素子、色素含有レンズ及びレンズ成型用樹脂組成物 | |
JP2009132834A (ja) | 硬化性樹脂組成物、光学部材用硬化性材料、及び、光学部材 | |
JP2012063620A (ja) | 硬化性組成物および光導波路の製造方法 | |
JP2012193265A (ja) | 硬化成型体用樹脂組成物及び硬化成型体 | |
TW201623453A (zh) | 光學零件用樹脂組成物 | |
JP6001318B2 (ja) | エポキシ系硬化物 | |
JP5815463B2 (ja) | カチオン硬化触媒の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100913 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100913 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130129 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130702 |