JP2009179049A - 液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置 - Google Patents

液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高画質記録と高速記録を両立できる液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】供給用共通流路12/循環用共通流路14の流路抵抗対イジェクタ20の流路抵抗の比が1:100であるとき、背圧ばらつきは0.2程度、循環量ばらつきは0.1程度である。画質の官能評価結果から、背圧差の許容範囲は0.2以下、循環量の許容範囲は0.04以下であり、この範囲であればイジェクタごとの差は実用上問題ないレベルに抑えることができる。さらに好ましくは背圧差を0.05以下、循環量を0.02以下の範囲とすれば、目視で確認できるイジェクタごとの差をなくすことができるとわかった。これによりイジェクタ20の液体循環量と背圧に高い均一性を得るためには、供給用共通流路12および循環用共通流路14の流路抵抗をイジェクタ20の流路抵抗の1/100以下、さらに望ましくは1/1000以下に設定すればよい。
【選択図】図10

Description

本発明は液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置に関する。
近年、インクジェットプリンタに代表される液滴吐出装置では高画質記録と高速記録の両立が求められている。特に、インクの滲みや裏写りが発生しやすい普通紙に対しても、高い画質で記録を実行できる液滴吐出装置が強く求められている。
普通紙に対して高画質記録を行うためには、高い記録解像度を確保すると共に、インクの滲み/浸透を防止するために、粘度の高い液体(例えば色材濃度や樹脂含有量の高いインク)を使用することが有効である。
また、高速記録を実現するためには1パスで高解像度記録を行う必要があり、これに適したインクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)として、所謂マトリクス型ヘッドが提案されている。マトリクス型ヘッドはイジェクタが2次元に平面配列されているため、1パスで高解像度記録(例えば600dpi以上)を実行することができる。2次元に配列された各イジェクタ120は図15に示すように共通流路114に連結されており、液体(インク)の供給が行われる。
しかし、上記のような高粘度液体とマトリクス型ヘッドを組み合わせた場合、共通流路の流路抵抗が過大となり、安定な液滴吐出を実行することが困難となるといった問題がある。すなわち、マトリクス型ヘッドでは共通流路114が各イジェクタ120の間に配置されるため、共通流路114に大きな断面積を確保することが難しく、流路抵抗が大きくなりやすい。
共通流路の断面積を増加するとヘッド全体のサイズが拡大してしまうため、ドットの高密度化/装置サイズの点で問題となる。加えて、断面積の小さい共通流路で高粘度液体を用いると共通流路の流路抵抗が非常に大きくなるため、各イジェクタに対して十分な液体供給を行うことができなくなり、高周波で安定な液滴吐出を実行することが困難となってしまう。
液体供給が不十分になることに対する対策の一つとして、共通流路内の液体を循環させることにより液体供給をアシストする方法が開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平08−238772号公報 特開2005−225182号公報
本発明は吐出する液体の循環を行うマトリクス型液滴吐出ヘッドにおいて、各イジェクタに発生する背圧と循環量のばらつきが少ない液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の液滴吐出ヘッドは、液体を液滴として吐出するノズルを備えた複数のイジェクタと、前記複数のイジェクタに供給路で連通され液体を供給する供給用共通流路と、前記複数のイジェクタに循環路で連通され液体を回収する循環用共通流路と、を備え、前記供給用共通流路と前記循環用共通流路の流路抵抗は前記イジェクタの流路抵抗の1/100以下であることを特徴とする。
上記構成の発明では、供給用共通流路と循環用共通流路の流路抵抗をイジェクタの流路抵抗の1/100以下とすることで、イジェクタごとの吐出性能差を目視上問題ないレベルに抑えることができる。
請求項2に記載の液滴吐出ヘッドは、前記イジェクタを行と列に沿った2次元配置としたことを特徴とする。
上記構成の発明では、イジェクタが2次元に平面配列されているため、高密度にイジェクタを配置でき、1パスで高解像度記録を実行することができる。
請求項3に記載の液滴吐出ヘッドは、前記イジェクタの行および列に沿って前記供給用共通流路および前期循環用供給路が配置されていることを特徴とする。
上記構成の発明では、供給用共通流路および循環用供給路を、少ないスペースで配置することができる。
請求項4に記載の液滴吐出ヘッドは、複数の前記供給用共通流路を連通する供給用共通流路本流と、複数の前期循環用共通流路を連通する循環用共通流路本流と、が設けられたことを特徴とする。
上記構成の発明では、複数の供給用共通流路および循環用共通流路が連通される共通流路本流をそれぞれ設けたことで、各共通流路への供給量および循環量を均一にすることができる。
請求項5に記載の液滴吐出ヘッドは、前記供給用共通流路本流および前記循環用共通流路本流は複数の前記イジェクタを挟んで対向する位置に設けられたことを特徴とする。
上記構成の発明では、イジェクタを挟んで対向する位置に供給用共通流路本流および循環用共通流路本流を設けたことで、イジェクタ間の液体循環量および背圧の不均一を抑えることができる。
請求項6に記載の液滴吐出ヘッドは、前記供給用共通流路本流に液体を供給する供給ポートの開口部が前記供給用共通流路本流の長さ方向中央を含む位置に設けられたことを特徴とする。
上記構成の発明では、供給ポートの開口部を供給用共通流路本流の長さ方向中央を含む位置に設けたことで、共通流路本流の流路抵抗の影響を抑えることができる。
請求項7に記載の液滴吐出ヘッドは、前記循環用共通流路本流より液体を排出する排出ポートの開口部が前記循環用共通流路本流の長さ方向中央を含む位置に設けられたことを特徴とする。
上記構成の発明では、排出ポートの開口部を循環用共通流路本流の長さ方向中央を含む位置に設けたことで、共通流路本流の流路抵抗の影響を抑えることができる。
請求項8に記載の液滴吐出ヘッドは、前記供給用共通流路の上流と前記循環用共通流路の下流に設けられた圧力調整手段で前記供給用共通流路と前記循環用共通流路の間の圧力差を調整し、前記イジェクタの液体循環量および背圧を調整することを特徴とする。
上記構成の発明では、圧力調整手段を供給用共通流路の上流と循環用共通流路の下流に設け、上流と下流の圧力を適切に設定することによって液体循環量と背圧の調整を行うことにより、十分な液体循環量を得ると同時に、各イジェクタに作用する背圧を適切な値に設定することが可能となる。
請求項9に記載の液滴吐出ヘッドは、前記供給用共通流路と前記循環用共通流路の流路抵抗が前記イジェクタの流路抵抗の1/1000以下であることを特徴とする。
上記構成の発明では、供給用共通流路と循環用共通流路の流路抵抗をイジェクタの流路抵抗の1/1000以下とすることで、イジェクタごとの吐出性能差を目視上存在しないレベルに抑えることができる。
請求項10に記載の液滴吐出装置は、前記供給用共通流路と前記循環用共通流路の間の圧力差を調整する圧力調整手段と、請求項1〜請求項9の何れかに記載の液滴吐出ヘッドを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、イジェクタ間の背圧差を減少することができ、イジェクタ間の特性を均一なものとできるので、吐出量にむらのない液滴吐出装置とすることができる。
本発明は上記構成としたので、吐出する液体の循環を行うマトリクス型液滴吐出ヘッドにおいて、各イジェクタごとの液循環量を均一化し、各イジェクタに発生する背圧のばらつきを小さく抑えることができるため、各イジェクタ間に高い特性均一性を確保でき、高品質記録が可能な液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置を実現することが可能となる。
<第1実施形態>
図1、2には本発明の第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドが示されている。
図1、2に示すように液滴吐出ヘッド10にはイジェクタ20が設けられている。イジェクタ20は液滴を吐出するための圧力を発生させる圧力室18、液滴を吐出するノズル16、上流から液体供給を受けるための供給路22、イジェクタ16内の液体を下流に排出するための循環路24、圧力室18と循環路24とを連通する連通路26から構成されている。イジェクタ20は供給路22を介して供給用共通流路12と連結されており、また、循環路24を介して循環用共通流路14と連結されている。
圧力室18には電極32が接続されたピエゾ素子34が設けられ、図示しない制御部からの駆動信号で駆動されるピエゾ素子34が振動板30を振動させることで圧力室18内の液体を加圧し、連通路26を通じてノズル16より液滴として吐出させる。
図2(B)に示すように、イジェクタ20は複数の金属プレートおよび樹脂フィルムを積層接合することによって流路を形成している。高密度なイジェクタ20の配置を可能とするために、供給用共通流路12と循環用共通流路14は樹脂フィルム13を隔壁として、2階建て構造として形成されている。
液滴吐出ヘッド10には図1、2に示すようなイジェクタ20が2次元状にマトリクス配列され、列間には供給用共通流路12、循環用共通流路14が配置されている。供給用共通流路12からは所定の背圧を印加され、供給路22を通じて圧力室18へ液体が供給され、連通路26を通ってノズル16近傍を通過した液体は循環路24を通って循環用共通流路14へと回収される。
図3には5個のイジェクタ20が供給用共通流路12および循環用共通流路14で連結された状態が等価回路で示されている。Vは液圧、mAは液の流量を表す。
イジェクタ20を挟んで液体が循環する場合には、供給用共通流路12→各イジェクタ20→循環用共通流路14の経路で液体の流れが生じる。このとき、供給用共通流路12および循環用共通流路14は各イジェクタ20における液体循環量、および各イジェクタ20に印加される背圧を略同一とするように設計されている必要がある。
供給用共通流路12及び循環用共通流路14の流路抵抗を略ゼロに(=無視できるほど小さく)できれば、各イジェクタ20は上記等価回路にて完全な並列接続になるので、各イジェクタ20における液体循環量、および各イジェクタ20に印加される背圧を略同一とする条件を満足できる。しかし、実際には供給用共通流路12/循環用共通流路14にはある程度の流路抵抗が発生するため、イジェクタ20間に循環量および背圧のばらつきが発生してしまう。
図4には20個のイジェクタ20を供給用共通流路12/循環用共通流路14の間で連結し、供給用共通流路12から循環用共通流路14へ所定の圧力を印加された状態が等価回路で示されている。
図中、下から上へ向かう黒矢印は供給用共通流路12/循環用共通流路14を上流から下流へと向かう液体の流れ、右から左へと向かう黒矢印は供給用共通流路12からイジェクタ20を経由して循環用共通流路14へと向かう液体の流れを示す。このとき、各イジェクタ20の液体循環量と背圧を20個のノズルについてシミュレーションした結果を図5に示す。
図5は上記の構造において液体循環を行った際の、各イジェクタ20の液体循環量および背圧をRp/Re=0.1、Rp=Rcの条件で算出した結果を示すグラフである。横軸にイジェクタ20のノズル番号(イジェクタ20の位置)、縦軸に液体循環量と供給側/循環側の液圧を示す。
図5に示されているように、供給用共通流路12の供給側端(上流側)および循環用共通流路14の排出側端(下流側)ではイジェクタ20に印加される背圧、すなわち供給用共通流路12から循環用共通流路14へ掛かる液圧が高いため、液体循環量は十分あるが、供給用共通流路12/循環用共通流路14の中央近傍では両者の間に掛かる液圧が低いので液体循環量が両端部に比較して不足している。
上記の結果が示すように、複数のイジェクタ20を単純に供給用共通流路12/循環用共通流路14で連結すると、各イジェクタ20の液体循環量および背圧に大きな不均一が発生してしまう。
また図6に示すように、供給用共通流路12/循環用共通流路14の流路抵抗R1p〜R4p/R1c〜R4cを、液体流量と反比例するように設定すれば、共通流路の流路抵抗が大きくても各イジェクタ20の液体循環量(図中4.975mA)を均一化することは可能である。すなわち図6のようにR1p=R4c、R2p=R3c、R3p=R2c、R4p=R1c、かつR1p+R1c=R2p+R2c=R3p+R3c=R4p+R4cとすればイジェクタ20A〜20Dの循環量を一定とすることができる。
しかし上記の場合では各イジェクタ20の背圧Reに大きな差が発生してしまうという問題がある。すなわち上記の例では最も下流側のイジェクタ20Aにおいては、背圧R1e=24.88mvであるのに対して、最も上流側のイジェクタ20Dでは背圧R4e=9.98vであり、背圧の差は約400倍となる。
図7には、イジェクタを2次元的にマトリクス配列した液滴吐出ヘッドの場合の等価回路が示されている。
図7に示すように、供給用共通流路12/循環用共通流路14はそれぞれ供給用共通流路本流42/循環用共通流路本流44に連通し、供給用共通流路12は供給用共通流路本流42から液体の供給を受け、循環用共通流路14を通って循環する液体は循環用共通流路本流44に回収される構造となる。
上記の等価回路を用いて各イジェクタ20の液体循環量および背圧を算出した結果、液体循環量には2次元的な分布が生じ、マトリクス中央のイジェクタAで最小となることが明らかになった。
また、背圧にも同様に2次元的な分布が生じ、最下流端の供給用共通流路12において最下流端に位置するイジェクタCで最大の背圧、最上流端の供給用共通流路12において最上流端に位置するイジェクタBで最小の背圧となることがわかった。この結果が示すように、イジェクタ20を2次元的に配置したマトリクス型ヘッドで液体循環を行う場合、液体循環量と背圧には大きな不均一が発生しやすく、そのため、各イジェクタ20の吐出特性に大きな差が発生し、高品質な画像記録を実行することが困難となる。
例えば図8に示すように、供給用共通流路12/循環用共通流路14とイジェクタ20との流路抵抗比を10:1とした場合(R2+R4=10、Rp=100=Rc)は、イジェクタ20ごとの液体循環量と背圧に大きな差が生じるため、イジェクタ20ごとに吐出特性の差、すなわち滴径などの不均一が発生する。
図9には、供給用共通流路12/循環用共通流路14の流路抵抗(Rp、Rc)とイジェクタ20の流路抵抗(Re)の比を変化させ、イジェクタ20における液体循環量および背圧の均一性を示したグラフが示されている。
縦軸にマトリクス配置されたイジェクタ20の循環量ばらつき(最大値と最小値の差を平均値で割った比率)及び背圧ばらつき、横軸に供給用共通流路12/循環用共通流路14の流路抵抗対イジェクタ20の流路抵抗の比をとり、横軸の数値が大きいほど供給用共通流路12/循環用共通流路14の流路抵抗がイジェクタ20の流路抵抗に対して大きいことを示す。
図9に示すように、供給用共通流路12/循環用共通流路14の流路抵抗対イジェクタ20の流路抵抗の比が1:100であるとき、背圧ばらつきは0.2程度、循環量ばらつきは0.1程度であることがわかる。
図10にはイジェクタごとの背圧差および循環量のばらつきが画質に与える影響が官能評価による目視評価結果で示されている。
背圧差、循環量はそれぞれ(最大値−最小値)/平均値で表し、画質の官能評価結果は目視で判別できるイジェクタ毎の差が存在しない(○)、存在するが実用上問題ない(△)、実用上問題となるイジェクタ毎の差が存在する(×)とする。
図10(A)に示されているように、背圧差が0.4以上ある場合は画質において実用上問題が生じる。背圧差が0.2以下であればイジェクタ20ごとの吐出性能差は実用上問題ないレベルであり、さらに望ましくは背圧差が0.02以下であればイジェクタ20ごとの吐出性能差は目視上存在しないレベルとすることができる。
また図10(B)に示されているように、循環量差が0.08以上ある場合は画質において実用上問題が生じる。循環量差が0.04以下であればイジェクタ20ごとの吐出性能差は実用上問題ないレベルであり、さらに望ましくは循環量差が0.004以下であればイジェクタ20ごとの吐出性能差は目視上存在しないレベルとすることができる。
以上のことから、画質の官能評価結果において、背圧差の許容範囲は0.2以下、循環量の許容範囲は0.04以下であり、この範囲であればイジェクタ20ごとの吐出性能差は実用上問題ないレベルに抑えることができる。さらに好ましくは背圧差を0.05以下、循環量を0.02以下の範囲とすれば、目視で確認できるイジェクタ20ごとの吐出性能差をなくすことができるとわかった。
上記の結果から、イジェクタ20の液体循環量と背圧に高い均一性を得るためには、供給用共通流路12および循環用共通流路14の流路抵抗をイジェクタ20の流路抵抗の1/100以下、さらに望ましくは1/1000以下に設定すればよいことがわかる。
また、図7に示すように供給用共通流路本流42には、長さ方向略中央近傍に供給ポート43の開口部43Aが設けられ、供給用共通流路本流42に液体を供給する。同様に循環用共通流路本流44には、長さ方向略中央近傍に排出ポート45の開口部45Aが設けられ、循環用共通流路本流44より液体を排出する。
これにより、供給用共通流路本流42および環用共通流路本流44の流路抵抗自体が供給用共通流路12および循環用共通流路14での液流量および圧力分布に与える影響を抑え、供給用共通流路本流42および環用共通流路本流44の流路抵抗によるイジェクタ20の吐出性能ばらつきへの影響を抑えることができる。
<装置全体>
インクジェット記録装置10は、図1に示すように、記録媒体の一例としての記録用紙Pを送り出す用紙供給部12と、記録用紙Pの姿勢を制御するレジ調整部14と、インク滴を吐出して記録用紙Pに画像形成する記録ヘッド部16と、記録ヘッド部16のインクジェット記録ユニット30のインクジェット記録ヘッド32へ画像データに基づく駆動波形を供給する制御手段の一例としてのコントローラ35と、記録ヘッド部16のメンテナンスを行うメンテナンス部18を備える記録部20と、記録部20で画像形成された記録用紙Pを排出する排出部22とを備えている。
用紙供給部12は、記録用紙Pが積層されて収容される用紙収容部24と、用紙収容部24から1枚ずつ取り出してレジ調整部14に搬送する搬送装置26とから構成されている。レジ調整部14は、ループ形成部28と、記録用紙Pを案内して記録用紙Pの姿勢を制御する案内部材29とを有しており、記録用紙Pは、この部分を通過することによって、そのコシを利用して、記録用紙Pの用紙搬送方向に対する傾きが矯正されるとともに、搬送タイミングが制御されて記録部20に供給される。そして、排出部22は、記録部20で画像が形成された記録用紙Pを、排紙ベルト23を介して用紙収容部25に収容する。
記録ヘッド部16とメンテナンス部18の間には、記録用紙Pが搬送される用紙搬送路27が構成されている(用紙搬送方向を矢印PFで示す)。用紙搬送路27は、記録媒体搬送手段の一例としてのスターホイール17と搬送ロール19とを有し、このスターホイール17と搬送ロール19とで記録用紙Pを挟持しつつ連続的に搬送する。そして、この記録用紙Pに対して、記録ヘッド部16からインク滴が吐出され、記録用紙Pに画像が形成される。
メンテナンス部18は、インクジェット記録ユニット30に対して対向配置されるメンテナンス装置21を有しており、インクジェット記録ヘッド32に対するキャッピングや、ノズル面の払拭、更には、インク滴の予備吐出やインクの吸引等の処理を行う。
<第2実施形態>
図11には、本発明の第2実施形態に係る液滴吐出ヘッドの等価回路が示されている。
図11に示すように、本発明の第2実施形態に係る液滴吐出ヘッド40においては、イジェクタ20を長方形ではなく台形に配置している。イジェクタ20を台形状に配置したイジェクタ配置の場合、液体循環量はイジェクタ20Aで最少となり、背圧はイジェクタ20Bで最小、イジェクタ20Cで最大となる。
このように、イジェクタ20の配列方法によって液体循環量および背圧の分布は変化するが、いずれの場合においても、供給用共通流路12/循環用共通流路14の流路抵抗を適切に設定する必要がある点は同様である。
すなわち、図7に示すようにイジェクタ20を全体として長方形にマトリクス配置した場合でも、図11に示すようにイジェクタ20を全体として台形に配置した場合であっても、供給用共通流路12/循環用共通流路14の流路抵抗をイジェクタ20の流路抵抗の1/100以下、さらに望ましくは1/1000以下に設定することにより、イジェクタ20の配置形状に拘わらず各イジェクタ20ごとの背圧ばらつき、循環量ばらつきを抑え、各イジェクタ20ごとの吐出特性の差を画質に問題ないレベルまで低減することができる。
図12は、図11で示すイジェクタを台形状に配置したブロック11を2つ組合わせた液滴吐出ヘッドの構造が示されている。
各ブロック11の両側には供給用共通流路本流42/循環用共通流路本流44が配置されており、各々の流路抵抗はイジェクタ20の流路抵抗の1/100以下、より望ましくは1/1000以下となるように設定されている。このため、各イジェクタ20に液体の循環を実行した場合においても、ブロック11および液滴吐出ヘッド40内における全てのイジェクタ20において、背圧ばらつき、循環量ばらつきを抑え、各イジェクタ20ごとの吐出特性の差を画質に問題ないレベルまで低減することができる。
なお、図12に示す液滴吐出ヘッド40は、複数の液滴吐出ヘッド40を並べることによって任意の長さをもつ長尺ヘッドを形成することができる構造となっている。すなわち、長尺ヘッドで液体循環を行う場合においても、供給用共通流路本流42/循環用共通流路本流44より分岐する供給用共通流路12/循環用共通流路14各々の流路抵抗がイジェクタ20の流路抵抗の1/100以下、より望ましくは1/1000以下となるように設定することにより、各イジェクタ20ごとの液体循環量および背圧の均一化を実現し、各イジェクタ20ごとの吐出特性の差を画質に問題ないレベルまで低減することができる。
<第3実施形態>
本発明の構成によれば供給用共通流路12/循環用共通流路14の流路抵抗を適切に設定することによって、各イジェクタ20の液体循環量および背圧を均一化することができる。しかし、実際の液滴吐出装置においては、各イジェクタ20の背圧を均一化すると同時に、適度な負圧を印加する必要がある。そこで本実施形態では、液滴吐出ヘッドの上流側および下流側に圧力調整機構を設けることにより、各イジェクタ20の背圧を適切に設定することを可能とした。
図13には本発明の第3実施形態に係る液滴吐出ヘッド50に対応した液体供給系の構造が等価回路で示されている。
図13に示すように、液滴吐出ヘッド50の上流側には正圧を印加する第1圧力調整機構52、下流側には負圧を印加する第2圧力調整機構54が設けられ、液滴吐出ヘッド50に設けられた各イジェクタ20に液体を供給/循環させている。またRHは液滴吐出ヘッド50全体としての流路抵抗、Rp0は液滴吐出ヘッド50上流に接続された供給用共通流路本流42など液体供給系の流路抵抗、Rc0は液滴吐出ヘッド50下流に接続された循環用共通流路本流44など液体循環系の流路抵抗を示す。
具体例として図13に示すような液滴吐出ヘッド50内に十分な液体循環を行わせるためには、約11.7kPaの圧力印加が必要となる。このとき液体の循環を上流側からの加圧、または下流側からの吸引によって単純に行うと、各イジェクタ20には約±6kPa(±610mmH2O)の背圧が印加されてしまい、背圧が低ければノズル16からの気泡巻き込み、高ければ液体溢れが発生してしまう。
従って、液体供給系に望ましい液体循環流を形成するためには上流−下流間に圧力差ΔP(=11.7kPa)を形成すると同時に、各イジェクタ20の背圧が約−50mmH2Oとなるように、系全体の圧力を調整する必要がある。
具体的には、ΔP=P1−P2=11.7kPaとし、P1とP2の中間値((P1+P2)/2)が約−490Pa(約−50mmH2O)となるように、P1とP2を設定すればよい。つまり、P1=+5.46kPa、P2=−6.37kPaと設定することにより、各イジェクタ20の背圧を約−50mmH2Oに設定することが可能となる。
図14には本発明の第3実施形態に係る液体供給系の、他の接続例を示す。
ヘッドユニットを複数連結し、1個の長尺ヘッドとする場合には、図14に示すような流路で各ヘッドユニットを連結することで、上記のような背圧制御が可能となる。
すなわち図14(A)に示すように、液滴吐出ヘッド50の上流側で正圧を印加する第1圧力調整機構52と、下流側で負圧を印加する第2圧力調整機構54とを設けることにより、各イジェクタ20(各液滴吐出ヘッド50)ごとに適切な背圧を設定することができる。これによりヘッドユニットを複数連結した長尺ヘッドであっても、画質を維持しながらノズル16からの気泡巻き込み、液体溢れなどを防止することができる。
第1圧力調整機構52と、下流側で負圧を印加する第2圧力調整機構54の具体的な例としては、たとえばポンプ等で正圧・負圧を印加する以外にも、液体タンクの高さをイジェクタ20よりも高くすることで正圧を印加する、また低くすることで負圧とするなどが考えられる。
上記の構成を用いた液滴吐出装置の例を図15に示す。すなわち、イジェクタ20よりも高い位置に配置された液体タンク13より供給される液は、供給用共通流路12を通じて供給され、供給用共通流路12から分岐した供給路22を経由して各イジェクタ20へと送られる。イジェクタ20を経由して循環路24を通じ、循環用共通流路14へ戻った液は第2圧力調整機構54により負圧を印加されるので、各イジェクタ20ごとに適切な背圧を維持することができる。
また図14(B)に示すように、液滴吐出ヘッド50の上流側で正圧を印加する第1圧力調整機構52と、下流側には第2圧力調整機構54に代えて流量を調整する流量調整機構56とを設けることにより、各イジェクタ20(各液滴吐出ヘッド50)ごとに適切な背圧を設定する構成としてもよい。
これによりヘッドユニットを複数連結した長尺ヘッドであっても、画質を維持しながらノズル16からの気泡巻き込み、液体溢れなどを防止することができる。流量調整機構56の具体的な例としては、各種ポンプ(特にローラーポンプなど)の回転数を制御することで流量を調整する構成としてもよい。
<まとめ>
以上のように、本発明に係る液滴吐出ヘッドは、供給用共通流路および循環用共通流路の流路抵抗を各イジェクタの流路抵抗の1/100以下、より望ましくは1/1000以下とする構成としたことで、各イジェクタの背圧および循環量のばらつき発生を防止し、画像品質の悪化を防ぐことができる。
以上、本発明の実施例について記述したが、本発明は上記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
また本発明は電気機械変換器(具体的にはピエゾアクチュエータや静電アクチュエータ)を用いた液滴吐出ヘッドだけでなく、サーマル方式など他の吐出原理を用いた液滴吐出ヘッドにも適用可能である。
さらに、本発明の適用分野はインクジェットプリンタに限定されず、カラーフィルタ製造、半導体製造、各種成膜装置等の工業用液滴吐出装置を含め、あらゆる液滴吐出装置に適用することが可能である。特に工業用途では高粘度の液体を吐出するニーズが多いため、本発明を有効に利用することが可能である。
本発明の第1形態に係る液滴吐出ヘッドを示す斜視図である。 本発明の第1形態に係る液滴吐出ヘッドを示す断面図である。 本発明の第1形態に係る液滴吐出ヘッドの流路抵抗と背圧、および液体循環量の関係を示す等価回路図である。 本発明の第1形態に係る液滴吐出ヘッドの流路抵抗と背圧、および液体循環量の関係を示す等価回路図である。 従来の液滴吐出ヘッドの流路抵抗と背圧、および液体循環量の関係を示すグラフである。 従来の液滴吐出ヘッドの流路抵抗と背圧、および液体循環量の関係を示す等価回路図である。 本発明の第1形態に係る液滴吐出ヘッドの供給路と循環路、およびイジェクタの配置を示す等価回路図である。 従来の液滴吐出ヘッドの流路抵抗と背圧、および液体循環量の関係を示す等価回路図である。 本発明の第1形態に係る液滴吐出ヘッドの流路抵抗比と背圧、および液体循環量の関係を示すグラフである。 本発明の第1形態に係る液滴吐出ヘッドの背圧ばらつきと画質、および液体循環量ばらつきと画質の関係を示すグラフである。 本発明の第2形態に係る液滴吐出ヘッドの供給路と循環路、およびイジェクタの配置を示す等価回路図である。 本発明の第2形態に係る液滴吐出ヘッドの供給路と循環路の配置を示す平面図である。 本発明の第3形態に係る液滴吐出ヘッドの供給路と循環路、圧力調整機構およびイジェクタの配置を示す等価回路図である。 本発明の第3形態に係る液滴吐出ヘッドの供給路と循環路、圧力調整機構、流量調整機構およびイジェクタの配置を示す概念図である。 本発明の第3形態に係る液滴吐出ヘッドを備えた液滴吐出装置を示す概念図である。 従来の液滴吐出ヘッドを示す図である。
符号の説明
10 液滴吐出ヘッド
12 供給用共通流路
14 循環用共通流路
16 ノズル
18 圧力室
20 イジェクタ
22 供給路
24 循環路
26 連通路
30 振動板
32 電極
34 ピエゾ素子
40 液滴吐出ヘッド
42 供給用共通流路本流
44 循環用共通流路本流
50 液滴吐出ヘッド
52 第1圧力調整機構
54 第2圧力調整機構
56 流量調整機構

Claims (10)

  1. 液体を液滴として吐出するノズルを備えた複数のイジェクタと、
    前記複数のイジェクタに供給路で連通され液体を供給する供給用共通流路と、
    前記複数のイジェクタに循環路で連通され液体を回収する循環用共通流路と、
    を備え、
    前記供給用共通流路と前記循環用共通流路の流路抵抗は前記イジェクタの流路抵抗の1/100以下であることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  2. 前記イジェクタを行と列に沿った2次元配置としたことを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
  3. 前記イジェクタの行および列に沿って前記供給用共通流路および前期循環用供給路が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の液滴吐出ヘッド。
  4. 複数の前記供給用共通流路を連通する供給用共通流路本流と、複数の前期循環用共通流路を連通する循環用共通流路本流と、が設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
  5. 前記供給用共通流路本流および前記循環用共通流路本流は複数の前記イジェクタを挟んで対向する位置に設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
  6. 前記供給用共通流路本流に液体を供給する供給ポートの開口部が前記供給用共通流路本流の長さ方向中央を含む位置に設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
  7. 前記循環用共通流路本流より液体を排出する排出ポートの開口部が前記循環用共通流路本流の長さ方向中央を含む位置に設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
  8. 前記供給用共通流路の上流と前記循環用共通流路の下流に設けられた圧力調整手段で前記供給用共通流路と前記循環用共通流路の間の圧力差を調整し、前記イジェクタの液体循環量および背圧を調整することを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
  9. 前記供給用共通流路と前記循環用共通流路の流路抵抗が前記イジェクタの流路抵抗の1/1000以下であることを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
  10. 前記供給用共通流路と前記循環用共通流路の間の圧力差を調整する圧力調整手段と、請求項1〜請求項9の何れかに記載の液滴吐出ヘッドを備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
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