JP2009178459A - 細隙灯顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 患者眼の眩しさを抑えつつ、照明範囲を広く確保する細隙灯顕微鏡を提供する。
【解決手段】 スリットを形成する2枚のスリット刃を互いに開閉させてスリット幅を変えるスリット幅可変機構を持ち、スリット刃により形成されたスリットにより患者眼を照明可能な照明部と、照明部により照明された患者眼を観察する観察部と、を備える細隙灯顕微鏡において、眼底の黄斑部より大きな領域を遮光可能な遮光部材であって、2枚のスリット刃を開放したときの照明野の中央領域を部分的に遮光するか又は照明野の中心に対して照明野を非対称に遮光する遮光部材と、遮光部材を照明光路に挿脱する挿脱機構とを備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、被検眼を観察する細隙灯顕微鏡に関する。
眼科分野において、患者眼の前眼部、眼底等を観察する際には、照明光路に配置された一対のスリット刃を互いに離反接近させる方向に移動させ、スリット刃により形成されたスリットを通して照明光を観察部位に照射する照明部を持つ細隙灯顕微鏡(スリットランプ)が使用される(例えば、特許文献1参照)。また、光凝固等のレーザ治療装置においては、レーザ光を眼底に導く照射ユニットが細隙灯顕微鏡に備えられたものが使用される(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−224298号公報 特開平8−655号公報
ところで、細隙灯顕微鏡により眼底を観察する時、視感度の高い黄斑に光が当たると患者が眩さを感じるだけでなく、縮瞳が生じやすくなるため、患者眼の適切な観察、レーザ治療の効率を低下させてしまうことが懸念される。そのため、2枚のスリット刃の幅を狭め、黄斑に照明光を照射しないように照明範囲を制限して観察していた。しかし、スリットにより照明範囲を制限すると、観察範囲が狭くなり、術者にとっては眼底で観察している位置を把握し難くなる。また、光凝固レーザ治療のように、レーザ光を照射する治療箇所が多い場合には、スリットにより制限された照明範囲を頻繁に移動させる必要があり、レーザ治療の効率が悪い問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、患者眼の眩しさを抑えつつ、照明範囲を広く確保できる細隙灯顕微鏡を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) スリットを形成する2枚のスリット刃を互いに開閉させてスリット幅を変えるスリット幅可変機構を持ち、前記スリット刃により形成されたスリットにより患者眼を照明可能な照明部と、該照明部により照明された患者眼を観察する観察部と、を備える細隙灯顕微鏡において、
眼底の黄斑部より大きな領域を遮光可能な遮光部材であって、前記2枚のスリット刃を開放したときの照明野の中央領域を部分的に遮光するか又は照明野の中心に対して照明野を非対称に遮光する遮光部材と、該遮光部材を照明光路に挿脱する挿脱機構と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)の細隙灯顕微鏡において、前記遮光部材は前記スリット刃を兼用し、前記挿脱機構は前記スリット幅可変機構により開閉される前記スリット刃の一方の開く方向への移動を制限する制限機構を備えることを特徴とする。
(3) (2)の細隙灯顕微鏡において、前記スリット幅可変機構は、前記2枚のスリット刃をそれぞれ保持する第1保持部材及び第2保持部材と、前記第1保持部材及び第2保持部材を互いに反対方向に回転可能に支持する支持軸と、を有し、
前記制限機構は、前記第1保持部材及び第2保持部材のそれぞれに当接させるストッパー部材と、該ストッパー部材を前記第1保持部材及び第2保持部材に対してそれぞれ当接する位置に移動させるストッパー移動手段と、を備えることを特徴とする。
(4) (3)の細隙灯顕微鏡において、前記スリット幅可変機構は、前記支持軸に支持された前記第1保持部材及び第2保持部材を回転させるために上下方向に移動可能な係合部材であって、前記第1保持部材又は第2保持部材の一方の回転が制限されたときにも、もう一方の支持部材を回転させる係合部材と、該係合部材を上下に移動させる上下移動手段と、を備えることを特徴とする。
(5) (2)〜(4)の何れかの細隙灯顕微鏡において、前記制限機構は、一方のスリット刃の開く方向への移動の制限位置を変える制限位置可変機構を備えることを特徴とする。
(6) (1)の細隙灯顕微鏡において、前記遮光部材は、前記スリット刃の近傍の照明光路に前記挿脱機構により挿脱可能に配置され、前記2枚のスリット刃を開放したときの照明野の中央領域を部分的に遮光するか又は照明野の中心に対して照明野を非対称に遮光するマスクが照明光を透過する部材に形成されたマスク部材であることを特徴とする。
(7) (6)の細隙灯顕微鏡は、照明光軸を中心に前記マスク部材を回転させる回転機構を備え、前記マスクは照明野を中心にした位置又は照明光軸から偏心した位置に帯状、円形状、四角形状又は半月状に形成されていることを特徴とする。
(8) (6)の細隙灯顕微鏡において、前記マスク部材は偏光軸が互いに直交する2枚の偏光板であって、両者の重なりを変更可能な2枚の偏光板を含むことを特徴とする。
本発明によれば、患者眼の眩しさを抑えつつ、照明範囲を広く確保できる。このため、眼底治療のためにレーザ光を照射する場合も、レーザ治療を効率良く行える。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本件発明に係る細隙灯顕微鏡(スリットランプ)を含む眼科用レーザ治療装置の概略構成図である。細隙灯顕微鏡1は、ジョイスティック4の操作によりテーブル2上を前後左右に移動可能な移動台3と、移動台3上で支軸3aを中心に回転可能にそれぞれ備えられた照明部5及び観察部としての双眼の顕微鏡6と、患者の顔を支持する顔支持部7と、を備える。また、顕微鏡6の上部には光凝固用の治療レーザ光を照射するための照射ユニット8が着脱自在に備えられている。照射ユニット8には、ファイバ11を介してレーザ装置本体10に配置されたレーザ光源からの治療レーザ光が導光される。
図2は、細隙灯顕微鏡1の照明部5及び照射ユニット8に配置された光学系の概略配置図である。照明部5に配置された照明光学系は、ハロゲンランプ等の光源31と、集光レンズ32と、スリットの照明光を形成する2枚のスリット刃33(33R、33L)と、スリット刃33を通過した照明光を患者眼に投影する投影レンズ34と、照明光を患者眼に向けて反射するミラー35と、を備える。
照射ユニット8の内部に配置されたレーザ照射光学系は、ファイバ11から導光されたレーザ光を反射するミラー20と、コリメータレンズ21と、レーザ光のスポットサイズを変えるズームレンズ22と、対物レンズ23と、治療レーザ光(例えば、波長532nm)を反射し観察光を透過するダイクロイックミラー24と、を備える。患者眼の眼底を観察及び光凝固治療を行う際には、患者眼Eの角膜にコンタクトレンズ26が当接される。なお、ダイクロイックミラー24は、術者によるマニピュレータ27の操作により、上下方向及び左右方向に回転され、患者眼眼底へのレーザ照射位置を任意に移動させることができる。なお、観察部6に配置された観察光学系は周知の構成であるので、その説明は省略する。
次に、スリット刃33のスリット開閉機構を中心に照明部5の構成を説明する。図3は照明部5の外観斜視図、図4はスリット開閉機構を説明するための要部構成図であり、図5はスリット開閉機構を説明するための部分斜視図である。
図3において、照明部5は、ミラー35を備えた下方ユニット50aと、光源31,スリット刃33R,33L等を内蔵した上方ユニット50bとから大別されている。上方ユニット50bは、下方ユニット50aに対して照明光軸L0を中心に回転可能に保持されている。回転ノブ51を操作することにより、上方ユニット50bが左右方向に回転され、上方ユニット50bに配置されたスリット刃33R,33Lも照明光軸L0を中心に回転される。これにより、患者眼に照射されるスリット照明光の方向が変えられる。
図4、図5において、2枚のスリット刃33R,33Lはそれぞれ円筒を縦に半分に割った形状を持つ第1保持部材62R及び第2保持部材62Lの下端に保持されている。第1保持部材62R及び第2保持部材62Lは、上部のホルダー支持軸63を中心にして上方向にそれぞれ回転可能に支持されている。また、第1保持部材62R及び第2保持部材62Lの外周には、両側に裾野が広がった斜面を持つガイド部材71(係合部材)を挟み込むように、ベアリング(回転可能に軸支されたコロ)65R,65Lが配置されている。ガイド部材71は上下移動軸72により上下に移動される。ガイド部材71の斜面71a,71bの両者の間隔は、上方が狭く、下方に行くに従って円弧状に広がった形状で形成されている。ベアリング65R,65Lは、ガイド部材71の斜面71a,71bに常に当接するように配置されている。このため、上下移動軸72によりガイド部材71が上に移動されると、裾野が広がった斜面71a,71bにガイドされて2つのベアリング(回転コロ)65R,65Lは間隔が広がる方向に押される。このガイド部材71の上方への移動に伴い、第1保持部材62R及び第2保持部材62Lがホルダー支持軸63を中心にして回転されることにより、それぞれの下端に取り付けられたスリット刃33R,33Lの間隔が広げられ、スリットの幅は変えられる。スリット刃33R,33Lは照明光軸L0を中心にして開閉される。
また、ガイド部材71は、斜面71a,71bの間隔が狭まった上方の位置で、上下軸であるガイド軸72に対して固定された支持ピン73を中心にスリット刃33R、33Lが開閉される方向(図4上の左右方向)に揺動可能に保持されている。
ガイド軸72の下端は、照明部5のケース下部に上下移動可能に保持された支持台81に載せられている。支持台81は、照明光軸L0を中心にした半円形状であり、ガイド軸72の下端が載せられる。支持台81は、図3の下方ユニット50aに上下移動可能に設けられている。一方、ガイド軸71、スリット刃33R,33L、第1保持部材62R,第2保持部材62L等は上方ユニット50bに設けられている。術者が照明光軸L0を中心に上方ユニット50bを回転させることにより、患者眼に照射されるスリット照明光の向きを変えることができる。このとき、ガイド軸72は支持台81の上面に沿って移動される。
支持台81の下方には、上下方向に移動可能に保持された軸82が配置されている。また、下方ユニット50aの最下部には、軸受け86に取り付けられた回転軸85が配置されている。回転軸85には、その回転中心Oに対して偏心した位置に回転部材84と、回転中心Oを中心に回転可能な回転ノブ83が取り付けられている。回転ベアリング材84には、支持台81から下方に延びた軸82が当接されるように配置されている。回転ノブ83が術者により回転されると、回転部材84が回転中心Oを中心にして円を描くように回転され、回転部材84の上に当接した軸82が上下方向に移動される。この軸82と上下移動により、支持台81、ガイド軸72及びガイド部材71が上下移動される。これにより、2枚のスリット刃33R,33Lが開閉移動される。
なお、第1保持部材62R及び第2保持部材62Lは、図示を略すバネにより、スリット刃33R,33Lが閉じる方向に常時付勢されている。このため、ガイド部材71が下方に移動されれば、スリット刃33R,33Lも閉じられる。
次に、照明部5による患者眼の照明に際して、2枚のスリット刃33R,33Lを開放したときの照明野をその中心(照明光軸L0)に対して非対称に遮光する遮光部材の第1実施形態として、スリット刃33R,33Lを兼用し、スリット刃33R,33Lの片方の開閉を制限するスリット刃制限機構90を説明する。この場合、照明野を遮光する遮光部材の挿脱(挿入/脱出)機構は前述のスリット開閉機構が使用される。図4、図5において、第1保持部材62R及び第2保持部材62Lの上部に、ストッパー支基91がスリット刃33R,33Lの開閉方向にスライド可能に保持されている。ストッパー支基91の一端からは、術者が操作する操作レバー93が延びている。ストッパー支基91には、第1保持部材62Rの上端(図4上の右側上端)に当接させる第1ストッパー92Rと、第2保持部材62Rの上端(図4上の左側上端)に当接させる第2ストッパー92Lと、が固定されている。第1ストッパー92Rと第2ストッパー92Lの間隔は、両者の中心が照明光軸L0にあるとき、第1保持部材62R及び第2保持部材62Lの両者が支持軸63を中心に回転し、2枚のスリット刃33R,33Lが全開される距離とされている。
ここで、図6にように、ストッパー支基91が図6上の左側に移動され、第1ストッパー92Rが第1保持部材62Rの上端に位置されると、第1保持部材62Rが支持軸63を中心に右側に回転する移動が制限される。そして、前述のように、ガイド部材71は支持ピン73を中心に左右方向に揺動可能に配置されている。回転ノブ83の操作によりガイド軸72が上方へ移動されると、第1保持部材62Rのスリット刃33Rの移動が第1ストッパー92Rにより制限されているため、ガイド部材71は支持ピン73を中心に図6上の左側に回転されつつ、第2保持部材62Lのみを押し上げる。これにより、片側のスリット刃33Lのみが開く方向に移動される。逆に、ストッパー支基91を図6上の右側に移動させ、第2ストッパー92Lを第2保持部材62Rの上端の上端に位置させることにより、スリット刃33Rのみを開く方向に移動させることができる。
なお、ストッパー92R,92Lを保持部材62R,62Lに当接させる位置はそれぞれの上端に限らず、矢印AR,ALで示すように、保持部材62R,62Lの側面位置であっても良い。あるいは、矢印BR,BLで示すように、保持部材62R,62Lの下端位置であって良い。
上記のスリット刃制限機構90において、一方のスリット刃の開く方向への移動の制限位置を変える制限位置可変機構を設けると、さらに都合が良い。図7は、制限位置可変機構94の構成例の図である。図7(a)において、ストッパー支基91の左右端には、スリット33R,33Lの開閉方向に延びる軸線Lbを中心に回転可能な回転軸95R,95Lが設けられ、回転軸95R,95Lのそれぞれの両端には回転ノブ96R,96Lが設けられている。回転軸95R,95Lには、図4のストッパー92R,92Lの代えて、図7(b)に示す如く、回転軸95R,95Lに対して偏心した円形状のストッパー部材92BR、92BLが固定されている。例えば、回転ノブ96Rを回転すると、ストッパー部材92BRが軸線Lbを中心に回転され、点線で示すように、ストッパー部材92BRの外径の高さhRが変えられる。この高さhRを回転ノブ96Rを回して調整することにより、第1保持部材62Rが支持軸63を中心に回転可能な位置が変えられる。すなわち、スリット刃33Rの開く方向への移動の制限位置が変えられる。スリット33Lについても、回転ノブ96Lを操作してストッパー部材92BRの外径の高さhLを変えることにより、スリット刃33Rの開く方向への移動の制限位置が変えられる。
また、図7(c)に示すように、回転ノブ96R、96Lを回して、ストッパー部材92BRの外径の高さhRと、ストッパー部材92BLの外径の高さhLを等しくすると、第1保持部材62Rと第2保持部材62Lは支持軸63を中心に回転可能な位置が等しくなり、スリット刃33R、33Lが均等に開く。そのため、スリット刃33R、33Lを全開にすることが出来る。
また、制限位置可変機構94として、図7(d)に示すようなネジ状の回転軸95R、95Lと、円錐形状のストッパー部材95CR、95CLを用いても良い。回転ノブ96R、96Lを回すことで、回転軸95R、95に取り付けられたストッパー部材95CR、95CLが矢印Cで示す前後方向へ移動する。ストッパー部材95CR、95CLを矢印C方向へ移動すると、ストッパー部材95CR、95CLの外形の高さhR、hLが円錐形状の外形の傾斜に伴って変わり、スリット刃33R、33Lの開く方向への移動の制限位置を微調整できる。
次に、上記の構成を持つ装置において、その観察動作を中心に説明する。図8(a)は、スリット刃33R,33Lを全開したときの患者眼の眼底観察像である。ここでYは黄斑、nは視神経乳頭である。この場合、黄斑Yに可視の照明光が照射されているため、患者眼は眩しさを感じ、患者は不快感を持つ。また、縮瞳が生じやすくなる。図8(b)は、黄斑Yへの照明光の照射を避けるために、従来と同じく、スリット刃33R,33Lの開閉を左右対称に行い、スリットの照明光の幅を狭めた場合の眼底観察像である。この場合、スリット刃33L(又は33R)により黄斑Yへの照明光の照射が遮断されているが、観察範囲が狭く、眼底の観察位置を把握し難くなる。特に、レーザ装置本体10及び照射ユニット8を使用した光凝固治療のために、黄斑を避けて眼底の広い範囲に渡って多数の位置にレーザ光を照射するときは、照明部5及び観察部6の光学系全体を患者眼に対して移動させる必要があり、レーザ治療の作業効率が悪い。また、観察範囲が狭いため、レーザ光の照射位置および全体の治療野を把握し難い。
これに対して、図9は、上記のスリット刃制限機構90を使用した場合の観察例である。例えば、図6のように、第1ストッパー92Rを第1保持部材62Rの上端に位置させ、スリット刃33Rの移動を制限する。回転ノブ83を回転して、ガイド部材71を上方に移動させると、スリット刃33Lのみが開く方向に移動される。このため、図9(a)のように、黄斑Yを遮光しつつ、図8(b)に対して広い範囲が照明される。このため、広い範囲の観察が可能になる。光凝固治療に際しても、図9(a)の場合、術者は、左半分を全体的に観察できるので、照明部5及び観察部6の光学系全体を頻繁に移動することなく、マニピュレータ27の操作によりダイクロイックミラー24を上下左右に移動させることで、眼底の広い範囲に渡ってのスポットのレーザ光を効率良く照射できる。また、図9(b)は、黄斑Yの上側を観察するために、図9(a)の観察時に対して、上方ユニット50bを回転させることにより、照明光軸L0を中心にスリット刃33R,33Lを回転した場合の例である。この場合、黄斑Yが照明されることを避けつつ、広い範囲で観察ができる。
さらに、図9(c)は、スリット刃制限機構90に制限位置可変機構94を設けた場合の観察例であり、視神経乳頭nを観察中心とした場合である。図9(c)では、図9(a)に対して黄斑Yが右側に位置している。術者は、スリット刃33R,33Lにより形成されたスリットを通して照明された眼底を観察し、黄斑Yが遮光される範囲でスリット刃33R,33Lの間隔を互いに広げた後、回転ノブ96Rを回転させ、ストッパー部材92BRが第1保持部材62Rに当接させる。これにより、スリット刃33R側の開きが固定される。その後、回転ノブ83を操作してさらにガイド部材71を上方に移動させることにより、スリット刃33L側のみが開く方向に移動される。これにより、図9(a)に対して、黄斑Yを一方のスリット刃33R(又は33L)で遮光しつつ、さらに広い範囲を照明できる。
次に、スリット刃33R,33Lを開放したときの照明野の中央領域を部分的に遮光又は照明野をその中心(照明光軸L0)に対して非対称に遮光する遮光部材の第2実施形態を説明する。第2の実施形態では、スリット刃33R,33Lとは別に、スリット刃33R,33Lの近傍(スリット刃33R,33Lと光学的に略共役な位置の場合も含む)に、黄斑を遮光するマスクであって、遮光領域が全体の照明野より小さい領域であるマスクを照明光路に挿脱させる構成である。
図10、図11は照明光を部分的に遮光するマスクの挿脱機構及びマスクの構成例を説明する図である。図10はマスクの挿脱機構100の照明光軸L0を通る縦断面図である。図11は、マスクの挿脱機構100を下方から見たときの図である。挿脱機構100はスリット刃33R,33Lの下方に配置されている。
まず、図11において、円形状のディスク板101は前述のガイド軸72を中心に回転可能に配置されている。ディスク板101の回転中心を中心とした同心円の円周上には、種々の形状のマスクを持つ7個のマスク部材110〜116と、開口120と、が配置されている。開口120は、スリット刃33R,33Lによるスリット照明のときに、照明光路に配置される。各マスク部材110〜116には、それぞれ透明なガラス板にエッチング等による照明光を遮光するマスク110a〜116aが形成されている。なお、マスク110a〜116aは、完全に照明光をカットするのではなく、黄斑を遮光したときに、患者眼が眩しさを感じない程度に照明光の透過を十分に低減させた場合も含む。マスク110a〜116aによる遮光は、スリット刃33R,33Lが照明野の外側から均等に遮光するのに対して、照明野の中央を遮光又は照明野の片側を遮光するものとして構成されている。以下、マスクの形状の例を説明する。
マスク部材110には、マスクの中心(照明光路に配置されたときに照明光軸L0が通る中心)に細い幅の帯状のマスク110aが形成されている。マスク部材111には、マスクの中心にマスク110aよりはやや太い幅の帯状のマスク111aが形成されている。マスク部材112には、マスクの中心に小円形状のマスク112aが形成されている。マスク部材113には、マスクの中心にマスク112aよりはやや大きな円形状のマスク113aが形成されている。マスク部材114には、マスクの略半分の領域にマスク114aが形成されている。マスク部材115には、マスク114aに対してマスク領域をやや小さくした半月状のマスク115aが形成されている。マスク部材116には、マスク115aに対してマスク領域をさらに小さくした半月上のマスク116aが形成されている。各マスク110a〜116aのサイズは、眼底の黄斑よりは大きく、スリット刃33R,33Lを開放したときに観察できる領域の略半分以下であることが好ましい。また、マスク110a〜116aの形状は、上記の例に限られず、四角形状であってもよい。また、配置位置も、照明光軸L0から偏心した位置に形成されていても良い。照明光軸L0から偏心した位置に円形状、四角形状、帯状のマスクを形成した場合は、以下に説明するマスク部材の回転機構により、マスク位置を黄斑の位置に応じて移動させることができる。
マスク部材の回転機構を説明する。マスク部材110〜116において、マスク部材110、111、114、115及び116は、それぞれマスク中心を中心にして回転可能なホルダ130、131、134、135及び136に保持されている。各ホルダ130〜136の外周にはギヤが形成されている。また、ディスク板101と同軸に回転される太陽歯車140が配置され、この太陽歯車140の外周に形成されたギヤが各ホルダ130〜136に形成されたギヤに噛み合わされている。このため、太陽歯車140が回転されると、照明光路に配置されたマスク部材110、111、114、115及び116は、照明光軸L0を中心に個別に回転され、これによりマスクの向きが変えられる。なお、マスク部材の回転機構は、スリット33R,33Lの方向を変更するための回転と同様に、上方ユニット50bの回転機構を利用することもできる。
図10において、ディスク板101は、ガイド軸72を中心に回転可能な回転軸103と連結され、回転軸103の下端には傘歯車104が取り付けられている。この傘歯車104は、水平に延びだ回転ノブ51の先に設けられた傘歯車106と噛み合わされている。これにより、ディスク板101が回転され、各マスク部材110〜116及び開口120が選択的に照明光軸L0上で、スリット刃33R,33Lの下方の近傍位置に挿脱(挿入/脱出)される。また、太陽歯車140は、回転軸103の外側に配置された回転軸142に連結されている。回転軸142の下端には回転ノブ143が固定されている。したがって、回転ノブ143を回転軸142の軸回りに回転させると、太陽歯車140が回転される。太陽歯車140の回転に伴い、照明光軸L0上に選択的に配置されたマスク部材110、111、114、115又は116は、照明光軸L0を中心に回転され、マスク部材に形成されたマスク110a、111a、114a、115a及び116aの方向が変えられる。
次に、上記のようなマスクの挿脱機構100を使用した眼底観察を説明する。はじめに、術者は被検眼Eの眼底を観察して黄斑Yの位置を把握する。まず、円盤ディスク101から開口120を選択し、光源31を駆動して照明光を当てて被検眼の眼底を確認する。このとき光源31の光量は低く設定し、患者眼Eに縮瞳が生じない程度に暗くしておく。術者は被検眼Eの眼底で確認される血管や視神経乳頭nの位置、色素等から黄斑Yの位置を確認し、マスク部材110に配置されている各種のマスク部材110〜116を選択して黄斑Y上に配置する。その後、光源31を被検眼Eの観察または治療に支障のない明るさに設定する。
図12(a)はマスク部材110を照明光路に配置した場合の観察例である。黄斑Yが観察中心付近に位置するように照明部5及び観察部6を移動させることにより、黄斑Yが縦に配置された細い帯状のマスク110aにより遮光されている。なお、スリット刃33R,33Lが観察領域外に開放された状態である。この場合、スリット刃33R,33Lを使用したスリット照明に対して、帯状のマスク110aにより遮光され黄斑Yが遮光されつつ、広い範囲に渡って眼底が照明されている。このため、光凝固のレーザ治療においても広い範囲を観察しつつ、マニピュレータ27の操作によりレーザ照射位置を順次変えることによって、効率良くレーザ照射を行うことができる。また、マスク110aによる遮光された縦の領域部分を観察したい場合は、太陽歯車140の回転により照明光軸L0を中心にマスク部材110を回転させるか、又は上方ユニット50bの全体を回転させることにより可能になる。
図12(b)は、円形状のマスク113aを持つマスク部材113を照明光路に配置した場合の観察例である。この場合、マスク113aにより黄斑Yが遮光されつつ、各方向で広い範囲に渡って眼底を観察できる。
図12(c)、(d)及び(e)は、それぞれマスク114a、マスク115a及びマスク116aを照明光路に配置した場合の観察例である。何れも、黄斑Yを遮光しつつ、スリットによる照明よりも広い範囲を照明でき、広い範囲で観察できる。また、遮光領域の大きさの異なるものを複数準備したことにより、眼底観察時の黄斑Yの位置に応じてマスク114a,115a,116aを選択することにより、できるだけ広い照明領域の観察が可能になる。なお、太陽歯車140の回転により、マスク部材114、115及び116はそれぞれ照明光軸L0を中心に360°回転可能であるため、図12(c)、(d)及び(e)における遮光領域をそれぞれ任意の方向に位置させることができる。
このように黄斑Yを遮光しつつ広い範囲を照明できるため、光凝固におけるレーザ照射に際しても、広い範囲を観察しつつ、レーザ照射位置を移動して効率良く治療が行える。
図13は照明光を部分的に遮光するマスクの変容例を説明する図であり、図13(a)はマスクを上から見た図、図13(b)は図13(a)の横方向の断面図である。図13のマスクは、偏光軸が直交する2枚の偏光板を使用し、その重なり状態を変えることにより、マスクの大きさを任意に変更可能に構成例である。
図13において、偏光板151R及び151Lは、互いに直交する偏光軸を持ち、例えば、135度と45度の偏光軸とされている。偏光板151R及び151Lは、円形の照明野154を中心にして、図13上の左右方向にそれぞれ移動可能に、且つ両者の重なりが可能に保持部材152に保持されている。偏光板151R及び151Lの移動は、術者が操作するレバーを連結しておくことにより実現できる。偏光板151R、151Lは、図10のディスク板101に代えて、スリット刃33R,33Lの近傍位置(又は光学的に略共役な位置)に配置される。
このような2枚の偏光板151R,151Lの重なり状態を変えることにより、図14のように、黄斑を遮光するためのマスクを照明野に対して部分的に、且つ任意の位置、サイズで作ることができる。図14(a)では、照明野を中心(照明光軸L0)にして偏光板151R、151Lを重ねた例であり、両者が重なった縦の帯状部分160がマスク領域とされている。一方、偏光板151R,151Lの単独の領域においては、照明光が通過し、患者眼に照射される。図14(b)では、照明野の中心からずらして偏光板151R、151Lを重ねた例であり、両者が重なった部分161がマスク領域とされている。偏光板151R、151Lの重なる量を変えることにより、マスク領域の幅を自由に変えることができる。また、照明部5の上方ユニット50bを回転させることにより、図14(a)、(b)のマスク領域160、161の方向を変えることができる。なお、偏光板151R,151Lを通過する照明光量は低下するが、光源31の光量をアップすれば適切な光量で照明できる。
また、偏光板151L又は偏光板151Rに代えて、図15(a)に示すような硝子板等の透明な部材に、円形の偏光フィルタを貼り合わせた偏光領域156Raを有する偏光板156Rを組み合わせることもできる。ここでは、偏光板151Rに代えて偏光板156Rを取り付けているが、偏光板151L、偏光板151R及び偏光板156Rを保持部材152に同時に取り付けても良い。
偏光板156Rの偏光フィルタ156Raは、偏光板151Lと偏光軸が直交しており、偏光板151L、156Rを重ねると、図15(b)に示すような円形のマスク領域162が形成される。また、偏光板151L、156Rの重なる位置を変えることによって、照明野の中心または照明野の中心からずれた位置にマスクを形成することができる。照明野の中心から外れた位置にマスクを形成する場合には、前述のように照明部5の上方ユニット50bを回転させることで、マスク領域162の方向を変えることができる。なお、ここでは偏光領域156Raの形状を円形としたが、円形以外にも四角形、多角形等の形状でも良く、大きさは、黄斑を十分に覆うことができる大きさにする。
このようなマスクの形成により、眼底の黄斑Yを遮光しつつ、広い範囲を照明できる。このため、眼底の観察がし易くなり、光凝固におけるレーザ照射に際しても、広い範囲を観察しつつ、レーザ照射位置を移動して効率良く治療が行える。
細隙灯顕微鏡を含む眼科用レーザ治療装置の概略構成図 細隙灯顕微鏡の光学系の概略配置図 照明部の外観斜視図 スリット開閉機構を説明するための要部構成図 スリット開閉機構を説明するための部分斜視図 スリット刃制限機構を用いた場合のスリット刃の開閉について説明する図 制限位置可変機構の構成例の図 スリット刃を全開及び左右対称に開閉した場合の眼底観察像 スリット刃制限機構を使用した場合の眼底観察像 マスクの挿脱機構の縦断面図 マスクの挿脱機構を下方から見た図 マスク部材を照明光路に配置した場合の眼底観察像 マスク部材の変容例として偏光板を用いる場合の概略構成図 偏光板により照明光を部分的に遮光する場合の眼底観察像 偏光板の偏光領域の形状を変えた場合の眼底観察像
符号の説明
6 顕微鏡
31 光源
33L スリット刃
33R スリット刃
62L 保持部材
62R 保持部材
63 支持軸
65L ベアリング
65R ベアリング
71 ガイド部材
72 上下移動軸
90 スリット刃制限機構
92L ストッパー
92R ストッパー
100 マスクの挿脱機構
101 ディスク板
110 マスク部材
111 マスク部材
112 マスク部材
113 マスク部材
114 マスク部材
115 マスク部材
116 マスク部材
151L 偏光板
151R 偏光板
156R 偏光板

Claims (8)

  1. スリットを形成する2枚のスリット刃を互いに開閉させてスリット幅を変えるスリット幅可変機構を持ち、前記スリット刃により形成されたスリットにより患者眼を照明可能な照明部と、該照明部により照明された患者眼を観察する観察部と、を備える細隙灯顕微鏡において、
    眼底の黄斑部より大きな領域を遮光可能な遮光部材であって、前記2枚のスリット刃を開放したときの照明野の中央領域を部分的に遮光するか又は照明野の中心に対して照明野を非対称に遮光する遮光部材と、該遮光部材を照明光路に挿脱する挿脱機構と、を備えることを特徴とする細隙灯顕微鏡。
  2. 請求項1の細隙灯顕微鏡において、前記遮光部材は前記スリット刃を兼用し、前記挿脱機構は前記スリット幅可変機構により開閉される前記スリット刃の一方の開く方向への移動を制限する制限機構を備えることを特徴とする細隙灯顕微鏡。
  3. 請求項2の細隙灯顕微鏡において、前記スリット幅可変機構は、前記2枚のスリット刃をそれぞれ保持する第1保持部材及び第2保持部材と、前記第1保持部材及び第2保持部材を互いに反対方向に回転可能に支持する支持軸と、を有し、
    前記制限機構は、前記第1保持部材及び第2保持部材のそれぞれに当接させるストッパー部材と、該ストッパー部材を前記第1保持部材及び第2保持部材に対してそれぞれ当接する位置に移動させるストッパー移動手段と、を備えることを特徴とする細隙灯顕微鏡。
  4. 請求項3の細隙灯顕微鏡において、前記スリット幅可変機構は、前記支持軸に支持された前記第1保持部材及び第2保持部材を回転させるために上下方向に移動可能な係合部材であって、前記第1保持部材又は第2保持部材の一方の回転が制限されたときにも、もう一方の支持部材を回転させる係合部材と、該係合部材を上下に移動させる上下移動手段と、を備えることを特徴とする細隙灯顕微鏡。
  5. 請求項2〜4の何れかの細隙灯顕微鏡において、前記制限機構は、一方のスリット刃の開く方向への移動の制限位置を変える制限位置可変機構を備えることを特徴とする細隙灯顕微鏡。
  6. 請求項1の細隙灯顕微鏡において、前記遮光部材は、前記スリット刃の近傍の照明光路に前記挿脱機構により挿脱可能に配置され、前記2枚のスリット刃を開放したときの照明野の中央領域を部分的に遮光するか又は照明野の中心に対して照明野を非対称に遮光するマスクが照明光を透過する部材に形成されたマスク部材であることを特徴とする細隙灯顕微鏡。
  7. 請求項6の細隙灯顕微鏡は、照明光軸を中心に前記マスク部材を回転させる回転機構を備え、前記マスクは照明野を中心にした位置又は照明光軸から偏心した位置に帯状、円形状、四角形状又は半月状に形成されていることを特徴とする細隙灯顕微鏡。
  8. 請求項6の細隙灯顕微鏡において、前記マスク部材は偏光軸が互いに直交する2枚の偏光板であって、両者の重なりを変更可能な2枚の偏光板を含むことを特徴とする細隙灯顕微鏡。
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