JP2009176390A - 電子機器 - Google Patents

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直樹 佐藤
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Abstract

【課題】制御系を簡素化するとともに、安全性を向上させた電子機器を提供する。
【解決手段】操作表示パネル3の閉止移動の際に操作表示パネル3と筐体パネル12との間に障害物が挟まったときにその障害物が押し付けられて筐体パネル12が変位することで障害物Fを検出する障害物検出手段20を設けたものである。
【選択図】図4

Description

本願は、例えばオーディオ、ビジュアル機能とナビゲーション機能とが一体になったカーナビゲーション等の車載用電装機器等のような電子機器において、スライド可能な操作表示パネルを備えた電子機器の技術分野に属する。
一般に、車両のインストルメントパネルには、電子機器としてのカーステレオ等が取り付けられる。カーステレオは、上記インストルメントパネルに取り付けられる機器本体と液晶ディスプレイ等の表示部や各種操作ボタンを有する操作表示パネルとを備えている。
機器本体は、CDプレーヤやナビゲーション装置を構成するCD−ROMプレーヤ等を内蔵している。操作表示パネルは、液晶ディスプレイ等に上記ナビゲーション装置における地図情報や、CDプレーヤの再生状況を示す情報等を表示する。また、操作表示パネルは、上記ナビゲーション装置、CDプレーヤの各種機能の動作指令を行う際に操作されるタッチスイッチや押圧ボタンが設けられている。
前述したカーステレオは、インストルメントパネルに装着する際にかかる設置スペースを抑制するために、機器本体の使用者に相対する面(以下前面と称する)に上記CD、CD−ROMを機器本体内に出し入れ自在とする挿入口を設けている。さらに、カーステレオは、上記前面を覆う位置と上記前面の少なくとも一部を開放する位置とに亘って、モータの回転駆動力により操作表示パネルをスライド可能としている。
ところで、上記のようにモータの回転駆動力によりスライドされる操作表示パネルにおいて、特許文献1に開示された発明では、操作表示パネルに指等の障害物が引っ掛かり操作表示パネルがスライドすることができなくなった場合の異常を、モータの回転駆動の有無により検出し、モータの回転駆動を停止し又はモータを逆回転駆動している。
特開平5−64349号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された発明では、操作表示パネルに指等の障害物が引っ掛かり操作表示パネルがスライドすることができなくなった場合、モータの回転の有無を光学的に検出することにより異常を検出するようにしているので、検出手段等の制御系が複雑化する問題がある。
また、特許文献1に開示された発明では、指等の障害物が引っ掛かった場合、操作表示パネルの上側は、てこの原理と同様な力が作用するため、モータの回転駆動を停止するときに非常に大きな力が作用するものの、その安全対策が何等講じられていないのが現状である。
本願は、上記の事情を考慮してなされたもので、その課題の一例としては、制御系を簡素化するとともに、安全性を向上させた電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の電子機器は、機器本体の一つの面の外周を覆う筐体パネルに対して外部にスライド可能に取り付けられ、かつ前記一つの面を閉止する位置と前記一つの面の少なくとも一部を開放する位置とに亘って移動可能な操作表示パネルを備えた電子機器において、前記操作表示パネルの閉止移動の際、当該操作表示パネルと前記筐体パネルとの間に障害物が挟まったときに当該障害物が押し付けられて前記筐体パネルが変位することで前記障害物を検出する障害物検出手段を設けたことを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項6に記載の電子機器は、機器本体の一つの面の外周を覆う筐体パネルに対して外部にスライド可能に取り付けられ、かつ前記一つの面を閉止する位置と前記一つの面の少なくとも一部を開放する位置とに亘って移動可能な操作表示パネルを備えた電子機器において、前記操作表示パネルに、当該操作表示パネルの閉止移動の際に当該操作表示パネルと前記筐体パネルとの間に障害物が挟まったとき、当該障害物を検出する障害物検出手段を設けたことを特徴とする。
以下、本願の最良の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、電子機器として例えばオーディオ、ビジュアル機能とナビゲーション機能とが一体になったカーナビゲーション等の車載用電装機器に対して本願を適用した場合の実施形態である。
(車載用電装機器の全体構成)
図1は本願の各実施形態を適用する車載用電装機器の外観を示す斜視図、図2は図1の操作表示パネルが前面の一部を開放した状態を示す斜視図、図3は図2の縦断面図である。
図1及び図2に示すように、電子機器としての車載用電装機器1は、車両のインストルメントパネルに装着される。車載用電装機器1は、機器本体2と、操作表示パネル3とを備えている。操作表示パネル3は、その両側面上方にローラ4が取り付けられている。
機器本体2は、箱状に形成された筐体10と、図2中手前に位置する筐体10の前方に設けられた一つの面としての前面11と、この筐体10内に収容される図示しないCDプレーヤ6等の再生装置と、操作表示パネル3を前面11に対しスライド移動させる駆動機構5(図2にその一部を示す)とを備えている。前面11には、その全ての辺に立設するように覆われて一体成形された複数の筐体パネル12を備え、操作表示パネル3は、複数の筐体パネル12によって形成された空間領域に外部から回動自在に収容される。
また、その収容された操作表示パネル3の両側に位置する筐体パネル12の内面には、鉛直方向に延在する摺動溝としてのガイド溝13が形成されている。このガイド溝13は、筐体パネル12の内面から凹状に形成されている。このガイド溝13には、操作表示パネル3の両側面上方に突設したローラ4が摺動可能に係合される。
図示例では、再生装置としてCDプレーヤ6、MD(Mini disc)プレーヤ7、ナビゲーション装置を構成するCD−ROMプレーヤ8とが筐体10内に収容されている。なお、図示しないが、ラジオ放送を受信するAM/FMチューナ等やテレビ放送波を受信するテレビチューナ等を収容させてもよい。これらの再生装置や受信装置は、例えば、操作表示パネル3に設けられた押しボタン14等を使用者が押圧することによって動作する。
前面11には、図2に示すように、MDプレーヤ7にMDを挿入するためのスリット15と、CDプレーヤ6及びCD−ROMプレーヤ8にCD及びCD―ROMを挿入する挿入口16a及び挿入口16bとがそれぞれ設けられている。
駆動機構5は、図2に示すアーム17と、後述するモータ等を備えている。アーム17は、一方向に沿って延びた帯状に形成されている。アーム17は、その長手方向に沿ってスライド自在に、筐体10に支持されている。アーム17は、筐体10の両側壁内面に沿って2つ設けられている。また、各アーム17の一端部には、図3に示すように孔17aが形成され、その孔17aには、操作表示パネル3の両側面下方付近に設けられたピン3aが回転自在に嵌合されている。上記モータは、各アーム17を筐体10に対しスライド移動させる。つまり、モータの駆動力によって、各アーム17は前面11の下方に形成された図示しない貫通孔を通して筐体10の内外方向に移動される。
前述した構成の駆動機構5は、上記モータからの駆動力を受けて、各アーム17が筐体10の内外方向に移動する。また、各アーム17が筐体10の内外方向に移動することで、操作表示パネル3の両側面上方に設けられたローラ4がガイド溝13に沿って摺動する。
すなわち、モータからの駆動力を受けて各アーム17が筐体10の外方向に移動することにより操作表示パネル3は、その表面が上方に向くようにして倒され、筐体10の前面11の少なくとも一部を開放する位置(図2に示す)に移動される。また、アーム17が筐体10の内方向に移動することにより、倒された状態にある操作表示パネル3は前面11を覆う位置(図1に示す)に移動され、ローラ4はガイド溝13の上端部に位置付けられる。
なお、ローラ4は、円盤状に形成されかつ操作表示パネル3の両側面上方に軸芯周りに回転自在に設けられている。ローラ4は、前述したガイド溝13に係合して、軸芯周りに回転することでガイド溝13に沿って移動自在に設けられている。なお、ローラ4は、ガイド溝13に沿って滑らかに摺動するようにガイド溝13に対して極僅かな隙間をもって係合されている。また、ローラ4は、操作表示パネル3の側面から突出して設けられている。
操作表示パネル3は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等からなる画像情報等を表示する表示パネル18を備えている。操作表示パネル3は、表示パネル18に、CD−ROMプレーヤ8によって再生された地図情報や、テレビチューナが受信したテレビ放送波の映像等を表示する。
また、操作表示パネル3は、その表面に押しボタン14を複数設けている。押しボタン14は、使用者により押圧されることにより操作される。これらの押しボタン14が操作されることにより、筐体10の内部に収容された各種再生装置等が動作するとともに、操作表示パネル3が前述したようにスライド移動される。
例えば、押しボタン14のうちの選択ボタン(例えば、CD、MD等を選択するためのボタン)やOPENボタンが押圧操作されると、操作表示パネル3が駆動機構5によりスライド移動される。すなわち、選択ボタンによりMDが選択されると、駆動機構によって操作表示パネル3が筐体10の前面11に形成されたスリット15のみを開放する位置までスライド移動される。このスライド移動は、後述するマイコン等の制御手段が駆動機構5のモータの回転方向やその回転数を制御することにより行われる。
(第1実施形態)
図4(A),(B)は本願の電子機器を適用した車載用電装機器の第1実施形態を示す部分断面概略図,正面概略図である。なお、本実施形態では、車載用電装機器の主な構成は、図1〜図3と同様であるため同一の部分には同一の符号を用いて説明する。その他の実施形態も同様とする。
本実施形態では、図4(A),(B)に示すように筐体パネル12が合成樹脂等の可撓性部材から成形され、その後面に張り出し片19が固着され、筐体パネル12と一体化されている。この張り出し片19の底面近傍には、障害物検出手段としてのマイクロスイッチ20が配置されている。このマイクロスイッチ20のオン、オフ信号は、制御手段としてのマイコン21に出力され、このマイコン21によりモータドライバ22を経て駆動機構5を駆動するモータ23が停止するか、あるいは逆方向に回転するように制御される。
また、筐体パネル12の天板部24が図4(B)に示すように上方に弾性変形して撓んで変位した場合には、これと同時に張り出し片19が上方に移動するように構成されている。これにより、張り出し片19が上方に移動すると、張り出し片19の底面により押圧されていたマイクロスイッチ20の接点20aが張り出し片19の底面から離間し、マイクロスイッチ20がオフになる。一方、筐体パネル12の天板部24が撓んだ状態から元の状態に戻った場合は、張り出し片19も元の位置に復帰する。
次に、本実施形態の作用を説明する。
まず、操作表示パネル3の閉止移動の際、操作表示パネル3の上面と筐体パネル12の天板部24との間に障害物としての使用者の指Fが挟まったとき、この指Fが押し付けられる反力によって図4(B)に示すように筐体パネル12の天板部24が上方に弾性変形して撓む。
すると、張り出し片19も上方に移動し、マイクロスイッチ20の接点20aに予め押圧されていた張り出し片19の底面が接点20aから離間することで、マイクロスイッチ20がオフになる。このマイクロスイッチ20がオフになった信号は、マイコン21に出力され、このマイコン21によりモータドライバ22を経て駆動機構5を駆動するモータ23を停止させるか、あるいは逆方向に回転するように制御される。
ここで、モータ23を停止させた場合は、操作表示パネル3のスライド移動が停止し、またモータ23が逆方向に回転した場合は、操作表示パネル3が開放動作する。これにより、使用者の指Fは、操作表示パネル3の上面と筐体パネル12の天板部24との間に挟まった状態から開放されることになる。
このように本実施形態によれば、操作表示パネル3の閉止移動の際、操作表示パネル3の上面と筐体パネル12の天板部24との間に障害物としての使用者の指Fが挟まったとき、指Fが押し付けられて筐体パネル12の天板部24が上方に弾性変形して撓み、マイクロスイッチ20がオフになることにより、モータ23を停止させるか、あるいは逆方向に回転するように制御されるため、制御系を簡素化することができるとともに、安全性を向上させることが可能となる。
なお、本実施形態では、マイクロスイッチ20の接点20aに張り出し片19の底面を予め押圧させておき、接点20aから張り出し片19の底面が離間することで、マイクロスイッチ20がオフになるにしたが、その逆に二点鎖線で示すように接点20aに対して張り出し片19の上面を予め離間させておき、接点20aに張り出し片19の上面を押圧させることで、マイクロスイッチ20をオンになるようにしてもよい。この場合でもモータ23を停止させるか、あるいは逆方向に回転するように制御される。
(第2実施形態)
図5(A),(B)は本願の電子機器を適用した車載用電装機器の第2実施形態を示す部分断面概略図,正面概略図である。なお、前記第1実施形態と同一又は対応する部分には、同一の符号を用いて説明する。その他の実施形態も同様とする。
本実施形態では、図5(A),(B)に示すように筐体パネル12は、その天板部24が側板部25に対して直線移動(変位)可能に取り付けられている。すなわち、天板部24は側板部25と分離して外部からの力により上下動可能に構成されている。また、天板部24の底面近傍には、障害物検出手段としてのマイクロスイッチ20が配置されている。
したがって、本実施形態によれば、操作表示パネル3の閉止移動の際、操作表示パネル3の上面と筐体パネル12の天板部24との間に使用者の指Fが挟まったとき、この指Fが押し付けられる反力によって筐体パネル12の天板部24が上方に直線移動(変位)して接点20aから天板部24の下面が離間することで、マイクロスイッチ20がオフになることにより、モータ23を停止させるか、あるいは逆方向に回転するように制御されるため、制御系を簡素化することができるとともに、安全性を向上させることが可能となる。その他の構成及び作用は、前記第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
(第3実施形態)
図6は本願の電子機器を適用した車載用電装機器の第3実施形態を示す部分断面概略図である。
本実施形態では、図6に示すように筐体パネル12は、その天板部24が側板部25に対して回転移動(変位)可能に取り付けられている。すなわち、天板部24は、側板部25と分離構成されるとともに、側板部25に固定された回転軸26に対して回動可能に取り付けられている。また、天板部24の上面近傍には、障害物検出手段としてのマイクロスイッチ20が配置されている。
したがって、本実施形態によれば、操作表示パネル3の閉止移動の際、操作表示パネル3の上面と筐体パネル12の天板部24との間に使用者の指Fが挟まったとき、この指Fが押し付けられる反力によって筐体パネル12の天板部24が時計方向に回転して接点20aから張り出し片19の上面が離間することで、マイクロスイッチ20がオフになることにより、モータ23を停止させるか、あるいは逆方向に回転するように制御されるため、制御系を簡素化することができるとともに、安全性を向上させることが可能となる。その他の構成及び作用は、前記第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
(第4実施形態)
図7は本願の電子機器を適用した車載用電装機器の第4実施形態を示す部分断面概略図である。なお、本実施形態は、上記各実施形態と同様にマイコン21、モータドライバ22及びモータ23が設けられているが、以下に説明する図7及び図8では省略してある。
本実施形態では、図7に示すように操作表示パネル3の上面に障害物検出手段としての静電スイッチ27が設けられている。この静電スイッチ27の検出信号は、マイコン21に出力され、このマイコン21によりモータドライバ22を経て駆動機構5を駆動するモータ23を停止させるか、あるいは逆方向に回転するように制御される。
したがって、本実施形態によれば、操作表示パネル3の閉止移動の際、操作表示パネル3の上面と筐体パネル12の天板部24との間に使用者の指Fが挟まり、使用者の指Fが操作表示パネル3の上面に接触すると、静電スイッチ27が作動することにより、モータ23を停止させるか、あるいは逆方向に回転するように制御されるため、制御系を簡素化することができるとともに、安全性を向上させることが可能となる。
なお、本実施形態は、上記各実施形態と組み合せれば、障害物を検出する手段の信頼性が高まり、安全性を一段と向上させることが可能となる。
(第5実施形態)
図8(A),(B)は本願の電子機器を適用した車載用電装機器の第5実施形態を示す部分断面概略図,正面概略図である。
本実施形態では、図8(A),(B)に示すように操作表示パネル3の上面部3bが合成樹脂等の可撓性部材から成形されている。この上面部3bの近傍には、障害物検出手段としてのマイクロスイッチ20が配置されている。このマイクロスイッチ20のオン、オフ信号は、マイコン21に出力され、このマイコン21によりモータドライバ22を経て駆動機構5を駆動するモータ23を停止させるか、あるいは逆方向に回転するように制御される。
したがって、本実施形態では、操作表示パネル3の閉止移動の際、操作表示パネル3の上面と筐体パネル12の天板部24との間に使用者の指Fが挟まったとき、この指Fが押し付けられる反力によって図8(B)に示すように操作表示パネル3の上面部3bが下方に弾性変形して撓む。
すると、上面部3bがマイクロスイッチ20の接点20aを押圧し、マイクロスイッチ20がオンになる。このマイクロスイッチ20がオンになった信号は、マイコン21に出力され、このマイコン21によりモータドライバ22を経て駆動機構5を駆動するモータ23を停止させるか、あるいは逆方向に回転するように制御される。
このように本実施形態によれば、操作表示パネル3の閉止移動の際、操作表示パネル3の上面と筐体パネル12の天板部24との間に使用者の指Fが挟まったとき、この指Fが押し付けられる反力によって操作表示パネル3の上面部3bが下方に弾性変形して撓み、マイクロスイッチ20がオンになることにより、モータ23を停止させるか、あるいは逆方向に回転するように制御されるため、制御系を簡素化することができるとともに、安全性を向上させることが可能となる。
ここで、本実施形態は、第4実施形態と同様に上記第1〜第3実施形態と組み合せれば、障害物を検出する手段の信頼性が高まり、安全性を一段と向上させることが可能となる。
なお、本願は、上記各実施形態に限定することなく、種々の変更が可能である。例えば上記各実施形態では、本願を操作表示パネル3の閉止移動の際、操作表示パネル3の上面と筐体パネル12の天板部24との間に障害物としての使用者の指Fが挟まった場合について説明したが、これに限らず本願は、例えば操作表示パネル3の下面と筐体パネル12の側板部25との間に指F等の障害物が挟まった場合についても適用可能である。
また、上記各実施形態では、本願を車載用電装機器に適用した例について説明したが、これに限定することなく、機器本体の一つの面に対してスライド可能に取り付けられ、かつ一つの面を閉止する位置と一つの面を開放する位置とに亘って移動可能な操作表示パネルを備えた電子機器であれば、如何なる電子機器でも適用することができる。
図1は本願の各実施形態を適用する車載用電装機器の外観を示す斜視図である。 図1の操作表示パネルが前面の一部を開放した状態を示す斜視図である。 図2の縦断面図である。 (A),(B)は本願の電子機器を適用した車載用電装機器の第1実施形態を示す部分断面概略図,正面概略図である。 (A),(B)は本願の電子機器を適用した車載用電装機器の第2実施形態を示す部分断面概略図,正面概略図である。 本願の電子機器を適用した車載用電装機器の第3実施形態を示す部分断面概略図である。 本願の電子機器を適用した車載用電装機器の第4実施形態を示す部分断面概略図である。 (A),(B)は本願の電子機器を適用した車載用電装機器の第5実施形態を示す部分断面概略図,正面概略図である。
符号の説明
1:車載用電装機器
2:機器本体
3:操作表示パネル
5:駆動機構
10:筐体
11:前面
12:筐体パネル
17:アーム
20:マイクロスイッチ
21:マイコン
23:モータ
24:天板部
25:側板部
27:静電スイッチ

Claims (9)

  1. 機器本体の一つの面の外周を覆う筐体パネルに対して外部にスライド可能に取り付けられ、かつ前記一つの面を閉止する位置と前記一つの面の少なくとも一部を開放する位置とに亘って移動可能な操作表示パネルを備えた電子機器において、
    前記操作表示パネルの閉止移動の際、当該操作表示パネルと前記筐体パネルとの間に障害物が挟まったときに当該障害物が押し付けられて前記筐体パネルが変位することで前記障害物を検出する障害物検出手段を設けたことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記筐体パネルの変位は、前記操作表示パネルと前記筐体パネルとの間に障害物が挟まったときに撓むことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記筐体パネルの変位は、前記操作表示パネルと前記筐体パネルとの間に障害物が挟まったときに直線移動することを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記筐体パネルの変位は、前記操作表示パネルと前記筐体パネルとの間に障害物が挟まったときに回転移動することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記検出手段の検出時に前記操作表示パネルを閉止移動するモータを停止又は当該モータを逆回転して前記操作表示パネルを開放移動させることを特徴とする電子機器。
  6. 機器本体の一つの面の外周を覆う筐体パネルに対して外部にスライド可能に取り付けられ、かつ前記一つの面を閉止する位置と前記一つの面の少なくとも一部を開放する位置とに亘って移動可能な操作表示パネルを備えた電子機器において、
    前記操作表示パネルに、当該操作表示パネルの閉止移動の際に当該操作表示パネルと前記筐体パネルとの間に障害物が挟まったとき、当該障害物を検出する障害物検出手段を設けたことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6に記載の電子機器において、
    前記障害物検出手段は、静電スイッチであることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項6に記載の電子機器において、
    前記障害物検出手段は、前記操作表示パネルと前記筐体パネルとの間に障害物が挟まったときに当該障害物が押し付けられて前記操作表示パネルが撓み、前記障害物を検出することを特徴とする電子機器。
  9. 請求項6に記載の電子機器において、
    前記検出手段の検出時に前記操作表示パネルを閉止移動するモータを停止又は当該モータを逆回転して前記操作表示パネルを開放移動させることを特徴とする電子機器。
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