JP2009175625A - α値変更制御装置及びこれを用いた画像生成装置、画像表示装置 - Google Patents

α値変更制御装置及びこれを用いた画像生成装置、画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、画素毎に設定されたα値について、変更が必要なα値についてのみ一括して変更を行い、α値変更時の処理負担を低減するとともに、処理速度を向上させることができるα値変更制御装置及びこれを用いた画像生成装置、画像表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】フレーム画像の画素毎の現行α値を取得するα値取得手段10と、
変更対象となる変更対象α値を指示する変更対象α値指示手段20と、
前記変更対象α値を変更し、新しく設定する新α値を指示する新α値指示手段30と、
前記α値取得手段により取得された前記現行α値と、前記変更α値指示手段により指示された前記変更対象α値とを比較し、両者が一致するか否かを判定するα値比較手段40と、
該α値比較手段により、前記現行α値と前記変更対象α値が一致すると判定されたときに、前記現行α値を前記新α値に変更するα値変更手段50と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、α値変更制御装置及びこれを用いた画像生成装置、画像表示装置に関し、特に、フレーム画像の画素毎のα値を変更制御するα値変更制御装置及びこれを用いた画像生成装置、画像表示装置に関する。
従来から、画像生成を行うゲームシステムにおいて、インデックスカラー・テクスチャマッピング用のルックアップテーブルに、インデックス番号により指定される色情報やα値を記憶し、オブジェクトに対してテクスチャマッピングを行う際には、テクスチャの各テクセルのインデックス番号に基づいてルックアップテーブルを参照し、対応する色情報やα値をルックアップテーブルから読み出し、読み出された色情報とα値(透明度係数)に基づいて、フレームバッファに画像を描画するようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
かかるルックアップテーブルを用いた画像生成により、フレームバッファに描画されている元画像の各画素の画像情報(例えば、α値)を、インデックスカラー・テクスチャマッピング用のルックアップテーブルとして設定し、元画像の画像情報がインデックス番号として設定されたルックアップテーブルを用い、仮想オブジェクトに対してインデックスカラー・テクスチャマッピングを行い、元画像の画像情報を変換するようにすれば、元画像の画像情報を、例えば1回のテクスチャマッピングで一括して変換できるようになり、処理の効率化を図れる。
特開2002−163671号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の構成では、ルックアップテーブルに記憶された各画素についてのα値等の画像情報は固定値であるため、変換の自由度が低いという問題があった。
また、例えば、ルックアップテーブルの利用の如何に関わらず、画素毎に設定された画像情報において、色情報はそのままでよく、単にα値のみを変更したいような場合、その度にフレームバッファの全画像データの書き換え変更を行う必要があり、メモリバスの負荷が増大するという問題があった。
そこで、本発明は、画素毎に設定されたα値について、変更が必要なα値についてのみ一括して変更を行い、α値変更時の処理負担を低減するとともに、処理速度を向上させることが可能なα値変更制御装置及びこれを用いた画像生成装置、画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明に係るα値変更制御装置は、フレーム画像の画素毎の現行α値を取得するα値取得手段と、
変更対象となる変更対象α値を指示する変更対象α値指示手段と、
前記変更対象α値を変更し、新しく設定する新α値を指示する新α値指示手段と、
前記α値取得手段により取得された前記現行α値と、前記変更α値指示手段により指示された前記変更対象α値とを比較し、両者が一致するか否かを判定するα値比較手段と、
該α値比較手段により、前記現行α値と前記変更対象α値が一致すると判定されたときに、前記現行α値を前記新α値に変更するα値変更手段と、を有することを特徴とする。
これにより、変更が必要なα値のみを対象として、フレーム画像のデータ書き換えを行うことなく、一括してα値変更を行うことができ、データ処理の負担を減少させ、処理速度を向上させることができる。
第2の発明に係る画像生成装置は、第1の発明に係るα値変更制御装置を有し、
該α値変更制御装置により設定されたα値を用いて、複数のフレーム画像を合成する画像合成手段を備えたことを特徴とする。
これにより、画像生成装置におけるα値の変更を、変更が必要なα値に対してのみ一括して行うことができ、α値変更の書き換えのためのデータ書き換え処理を行う必要が無いので、処理負担を軽減し、処理速度を向上させることができるとともに、α値の変更を頻繁に行うことが可能となり、高精度の画像合成を行うことができる画像生成装置とすることができる。
第3の発明は、第2の発明に係る画像生成装置において、
前記複数のフレーム画像の画像データは、各々がフレームバッファに格納されていることを特徴とする。
これにより、フレームバッファに格納されているフレーム画像のα値について、フレームバッファ上のデータの書き換えを行うことなく変更ができ、高精度でありながら、フレームバッファの容量負担を増加させることなく合成画像を生成することができる。
第4の発明に係る画像表示装置は、第2又は第3の発明に係る画像生成装置を有し、
該画像生成装置で生成された画像を表示するディスプレイを備えたことを特徴とする。
これにより、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)又はメモリのリソースを一切使用することなく、画像表示装置内でのみ特定のαを変更することができ、メモリ等への処理負担の少ない画像表示装置とすることができる。
本発明によれば、α値変更の処理負担を低減するとともに処理速度を向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明を適用した実施例に係るα値変更制御装置60及びこれを用いた画像生成装置100、画像表示装置150の全体構成を示した機能ブロック図である。図1において、本実施例に係るα値変更制御装置60は、α値取得手段10と、変更対象α値指示手段20と、新α値指示手段30と、α値比較手段40と、α値変更手段50とを有する。また、本実施例に係る画像生成装置100は、α値変更制御装置60に加えて、更に画像合成手段70を有する。更に、本実施例に係る画像表示装置150は、ディスプレイ120を備え、必要に応じて、表示コントローラ110を備えてよい。また、本実施例に係るα値変更制御装置60及びこれを用いた画像生成装置100、画像表示装置150の関連構成要素として、複数のフレームバッファFB0、FB1を備えてよい。
まず、α値変更制御装置60及びこれに関連する構成要素についての説明を行う。
α値取得手段10は、フレームバッファFB1に記憶されたフレーム画像の画像データについて、画素毎にα値を読み出し、各画素のα値を取得するための手段である。α値は、画像データにおいて、各画素に設定された透過度情報であり、完全な透明(α=0)から、完全な不透明(α=1)まで設定することができる。図1のように、フレームバッファFB1と、フレームバッファFB0の画像データを合成する場合には、フレームバッファFB1を、α値を用いて透過したい部分を定義したマスク画像とし、フレームバッファFB0のフレーム画像を透過させて表示する。このような複数画像の合成を、αブレンドと呼ぶが、本実施例に係るα値変更制御装置60においては、フレーム画像の画像データの画素毎に、α値による透明度情報を設定している場合を想定している。各画素のα値のデータは、例えば、アルファチャンネルと呼ばれる透過度情報を保存するデータ領域に記憶されてもよい。
フレームバッファFB1の任意の点の画素値をValue1、フレームバッファFB0のこれに対応する点の画素値をValue0とし、フレームバッファFB1とフレームバッファFB0の合成画像の対応する点におけるアルファブレンドの結果の画素値をValueとすると、画素値Valueは(1)式のように表される。
Figure 2009175625
(1)式において、Value0が背景であり、Value1が前景である。このように、0〜1の値を取るα値を用いて、フレームバッファFB1のフレーム画像とフレームバッファFB0のフレーム画像を合成することができる。α値取得手段10は、フレームバッファFB1に記憶されたフレーム画像について、かかるα値を読み取って取得するようにする。
フレームバッファFB1、FB0は、画素単位で画像情報を記憶できる記憶領域であり、本実施例に係るα値変更制御装置60においては、フレーム画像の透明度情報(α値)を、画素単位で記憶する。また、フレームバッファFB1、FB0は、透明度情報であるα値の他、色情報(R、G、B)等の他の必要な情報を記憶できるように構成されてもよい。
なお、図1に示すように、フレームバッファFB1とフレームバッファFB0の2枚のフレーム画像を合成する場合には、α値取得手段10は、前景側のフレームバッファFB1の現行α値(図において、α1)のみを取得すればよい。(1)式からも分かるように、前景側のα値によりαブレンドを行うので、フレームバッファFB1の現行α値であるα1のみを取得できれば足りる。なお、更に多くのフレームバッファを用いて、3つ以上の画像の合成を行う場合には、背景のフレームバッファFB0のα値については取得することを要しないが、それよりも上に重なるフレームバッファFB1、FB2、・・・FBnについては、総て現行α値を取得することを要する。
α値取得手段10のフレームバッファFB1の現行α値の取得方法については、フレームバッファFB1に記憶されたフレーム画像の各画素の現行α値を、順次スキャンして読み取ってゆけばよい。上述のアルファチャンネル等のデータ領域が存在する場合には、これに記憶された画素毎のα値を順次読み取って取得するようにすればよい。
α値取得手段10で取得されたフレームバッファFB1の画素毎の現行α値は、各画素について、α値比較手段40及びα値変更手段50に送られる。
変更対象α値指示手段20は、フレームバッファFB1に記憶されたフレーム画像について、特定のα値を変更したい場合に、変更対象となる変更対象α値を指示するための手段である。上述のように、フレームバッファFB1に記憶されているフレーム画像については、各画素についてα値が設定されているが、それらのα値のうち、特定の値のα値についてのみ、現行α値を変更したい場合がある。例えば、α=0.4の現行α値についてのみ、もっと透過度を増すためにα=0.2に変更したいであるとか、α=0.3の現行α値についてのみ、もっと暗くするためにα=0.5に変更したい、というような場合である。このような場合には、変更対象α値指示手段20は、変更対象となるα値を具体的に指示する。上述の例であれば、α=0.4を変更対象α値として指示したり、α=0.3を変更対象α値としたりして指示することになる。
変更対象α値指示手段20による変更対象となるα値の指示は、例えば、CPU等からの設定に基づいてもよいし、外部からの入力に基づいてもよい。CPUから、α値の設定変更の指示があった場合には、従来は、フレームバッファFB1に直接指示が送られ、フレームバッファFB1の全データ書き換えが行われていたが、本実施例に係るα値変更制御装置60においては、フレームバッファFB1のデータの書き換えは行わず、変更対象α値指示手段20からの指示となって、以後の処理に反映される。
変更対象α値指示手段20から出力された変更対象α値の指示は、α値比較手段40に送られる。
新α値指示手段30は、変更対象となった現行α値を、どのようなα値に変更するのかを指示するための手段である。つまり、新α値指示手段30は、変更後の新しいα値(α new)を設定指示するための手段である。
新α値指示手段30は、変更対象α値指示手段20と同様に、CPU等からの設定に基づいて新α値を指示してもよいし、外部からの入力に基づいて、新α値を指示するように構成されてもよい。CPUで設定される変更後のα値についても、従来は、フレームバッファFB1の全データ書き換えの際に、新α値に変更する書き込みデータ処理を行っていたが、本実施例に係るα値変更制御装置60においては、フレームバッファFB1のデータ書き換えは一切行わず、新α値指示手段30にその情報が送られることになる。
なお、新α値指示手段30から出力された新α値の指示は、α値変更手段50に送られる。
α値比較手段40は、α値取得手段10が取得したフレームバッファFB1のα値(α1)と、変更対象α値指示手段20が指示した変更対象α値とが入力されて両者を比較し、両者が一致するか否かを判定するための手段である。α値比較手段40は、排他的論理和の論理ゲートが適用されてよい。排他的論理和の論理ゲートは、2つの入力が同じときに「0」(Lレベル)を出力し、2つの入力が異なるときに「1」(Hレベル)を出力する。よって、α値比較手段40は、フレームバッファFB1の現行α値(α1)と、変更対象α値指示手段20の指示する変更対象α値(α old)が同じときには「0」を出力し、両者が異なるときには、「1」を出力する。
このように、α値比較手段40は、α値取得手段10が取得したフレームバッファFB1の現行α値と、変更対象α値指示手段20が指示した変更対象α値とを比較し、両者が一致したときと、不一致のときとで、異なる出力信号を出力することにより、判定結果を出力する。図1においては、α値比較手段40には、排他的論理和の論理ゲートが適用されているので、現行α値(α1)と変更対象α値(α old)が一致するときに「0」を出力し、異なるときに「1」を出力するように構成されているが、両者を比較し、一致時と不一致時とで、異なる信号を出力できる手段であれば、他の手段が適用されてもよい。
α値変更手段50は、α値比較手段40の比較判定結果に基づき、α値取得手段10が取得した現行α値と、変更対象α値指示手段20により指示された変更対象α値とが一致したときに、現行α値を新α値に変更する手段である。
α値変更手段50は、α値比較手段40の比較判定結果に基づいて、現行α値と変更対象α値が一致したと判定されたときに、現行α値を新α値に変更できる手段であれば、種々の手段が適用できるが、図1においては、α値変更手段50には、セレクタ(マルチプレクサ)が適用されている。図1において、セレクタが適用されたα値変更手段50には、α値取得手段10で取得されたフレームバッファFB1の現行α値と、新α値指示手段30で指示された変更すべき新α値が入力されており、α値比較手段40の出力が、それらの入力の選択制御を行っている。
具体的には、セレクタであるα値変更手段50の「1」の入力には現行α値が入力され、「0」の入力には新α値が入力され、選択制御であるα値比較手段40の出力に応じて、いずれかの入力が選択される。図1の例では、α値比較手段40は、現行α値と変更対象α値が一致するときに「0」を出力するので、このときは新α値が選択されてα値変更手段50から出力される。つまり、現行α値(α1)が、新α値(α new)に変更される。一方、α値比較手段40において、現行α値と変更対象α値が不一致であると判定されたときには、α値比較手段40は、「1」を出力するので、α値変更手段50においては、現行α値(α1)が選択されて出力される。つまり、現行α値が変更されず、維持されてα値変更手段50から出力される。
このように、α値変更手段50は、α値比較手段40から出力された現行α値と変更対象α値との比較判定結果に基づいて、現行α値と新α値とを選択して出力する。これにより、フレームバッファFB1のフレーム画像の各画素の現行α値について、変更対象α値に該当するもののみを新α値に変更して出力することができる。
なお、図1においては、α値変更手段50にセレクタを適用した例を挙げて説明したが、α値比較手段40及びα値変更手段50の組み合わせは、他の論理ゲート等の組み合わせ等によっても実現できることがあり得、同様の機能を有する手段であれば、他の実現手段を適用してもよい。
今まで説明したように、本実施例に係るα値変更制御装置60によれば、フレーム画像の画素毎に設定されたα値について、順次これを読み出して現行α値を取得し、各々に対して変更対象α値と比較し、一致した場合には新α値に変更し、不一致の場合は現行α値を維持するという制御を実行してゆくことにより、フレームバッファFB1に記憶されたフレーム画像については何らデータ書き換え変更を行うことなく、付加的な演算処理を加えるだけで特定のα値についてのみフレーム画像のα値を変更することができる。これにより、データ処理の負担が低減されるとともに、処理速度を向上させることができる。
次に、引き続き図1を用いて、画像生成装置100の構成要素の画像合成手段70について説明する。
画像合成手段70は、フレームバッファFB1に記憶された前景のフレーム画像と、フレームバッファFB0に記憶された背景のフレーム画像とを合成するための手段である。図1において、画像合成手段70は、α値変更制御装置60のα値変更手段50から出力されたα値について、(1)式に示したのと同様の演算処理を、画素毎に行う。つまり、α値変更手段50から出力されたα値(α1又はα new)を用いて、フレームバッファFB1のフレーム画像データの画素値value1に対しては、αが乗じられ、フレームバッファFB0のフレーム画像データの画素値value0に対しては、(1−α)が乗じられ、両者が加算される。その際、フレームバッファFB1の色情報(R1、G1、B1)及びフレームバッファFB0の色情報(R0、G0、B0)も含めて合成演算処理がなされてよい。
このような処理でアルファブレンドされた最終的な画像が、画像合成手段70から出力される。合成後の画像は、α値は不要なので、色情報(R’1、G’1、B’1)のみを有する画素情報として出力される。
このように、本実施例に係る画像生成装置100によれば、フレームバッファFB1のフレーム画像の画像データを書き換えることなく変更されたα値を用いて、適切な透明度で画像生成を実行することができる。
なお、本実施例に係る画像生成装置100を構成するα値変更制御装置60及び画像合成手段70の各構成要素は、電子回路、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、MPU(Micro Processing Unit)等の種々の演算処理手段により実現されてよい。
次に、本実施例に係る画像表示装置150の構成要素について説明する。
画像生成装置100の画像合成手段70から出力された生成画像は、表示コントローラ110に出力される。表示コントローラ110は、最終的にディスプレイ120に表示する画像を制御するための手段であり、画像表示を良好に行うために必要な画像処理等を行う。
ディスプレイ120は、画像を画面上に表示する表示手段であり、CRT(ブラウン管)を利用した表示手段や、液晶、プラズマディスプレイパネル等の種々の態様の表示手段を適用することができる。
このように、本実施例に係る画像表示装置150によれば、CPUやGPU、メモリのリソースを一切利用することなく、画像表示装置150内で特定のα値を変更でき、データ処理負担が少なく、処理速度の速い画像表示装置150として構成することができる。
なお、本実施例に係るα値変更制御装置60及びこれを用いた画像生成装置100、画像表示装置150は、図1においては、2つのフレームバッファFB0、FB1に記憶された2つのフレーム画像を合成する例について説明したが、フレームバッファを更に増加させ、フレームバッファFB0、FB1、FB2、・・・FBnに記憶された3以上の複数のフレーム画像の合成に適用することも可能である。この場合には、合成するフレーム画像の各々に、変更対象α値指示手段20及び新α値指示手段30を設け、各々に対してCPU等から変更対象α値(α old)及び新α値(α new)を指示するようにし、α値変更制御装置60及び画像合成手段70と同様の構成を複数段設けるようにすればよい。
また、図1において、変更対象となるα値を、1つだけではなく、複数にしたい場合には、例えば、変更対象α値指示手段20、新α値指示手段30、α値比較手段40及びα値変更手段50の組を複数とし、これを多段にすれば、そのような変形も可能となる。
このように、本実施例に係るα値変更制御装置60及びこれを用いた画像生成装置100、画像表示装置150は、種々の拡張が可能である。
次に、図2を用いて、本実施例に係るα値変更制御装置60及びこれを用いた画像生成装置100、画像表示装置150の処理フローについて説明する。
図2は、本実施例に係るα値変更制御装置60及びこれを用いた画像生成装置100、画像表示装置150の処理フロー図である。なお、今まで説明した構成要素については、同一の参照符号を付し、その説明を省略するものとする。
ステップ100では、変更対象α値指示手段20により、変更対象となる変更対象α値が指示されているか否かが判定される。変更対象α値は、CPU等からの設定に基づいて指示がなされてもよいし、他の情報に基づいて指示がなされてもよい。
ステップ100において、変更対象α値が指示されていれば、ステップ110に進み、指示がなされていなければ、α値を変更する必要は無い状態であるので、処理フローを終了する。
ステップ110では、新α値指示手段30において、変更後に新たに設定する新α値が指示されているか否かが判定される。新α値についても、CPU等からの設定に基づいて指示がなされてもよいし、他の情報に基づいて指示がなされてもよい。
ステップ110において、新α値が指示されていれば、α値変更制御を実行する条件が整ったので、ステップ120に進む。一方、新α値が指示されていなければ、α値変更制御を実行できないので、処理フローを終了する。
ステップ120では、α値取得手段10により、前景側のフレーム画像の画素毎の現行α値が読み取られ、取得される。フレーム画像は、例えば、フレームバッファFB1に記憶されている画像が対象の場合には、フレームバッファFB1に記憶されているフレーム画像の画素毎のα値を読み取るようにする。ステップ120において、画素に設定されたα値を取得したら、ステップ130に進む。
ステップ130では、α値比較手段40において、α値取得手段10により取得された現行α値と、変更対象α値指示手段20により指示された変更対象α値とが比較され、両者が一致するか否かが判定される。例えば、α値比較手段40に、排他的論理和の論理ゲートが適用され、現行α値と変更対象α値とが入力され、両者が一致したら「0」を出力し、不一致であれば「1」を出力するようにして、判定結果を出力する構成としてもよい。
ステップ130において、現行α値と変更対象α値が一致すると判定されたら、ステップ140に進み、不一致と判定されたら、ステップ150に進む。
ステップ140では、α値変更手段50により、現行α値を新α値に変更する。α値変更手段50は、例えば、α値比較手段40の比較判定結果を受けて、一致の出力の場合には、新α値が選択されるセレクタを適用してもよい。
ステップ150では、α値変更手段50により、現行α値を変更せず、そのまま出力される。α値変更手段50は、上述のセレクタが適用された場合には、α値比較手段40の比較判定結果を受けて、不一致の出力の場合には、現行α値が選択される構成とされる。
ステップ130乃至ステップ150は、全体として同様の機能を果たすことが可能であれば、図1に示した論理回路だけでなく、種々の態様により実現されてよい。ステップ140又はステップ150が終了したら、ステップ160に進む。
ステップ160では、画像合成手段70により、α値変更手段50から出力されたα値を用いて、複数のフレーム画像の合成がなされ、画像が生成され、その処理を終了する。
なお、α値変更制御装置160は、ステップ100乃至ステップ150のステップを実行し、画像生成装置100は、更にステップ160を実行する。これらの処理は、フレーム画像の総ての画素に対して実行され、フレーム画像を構成する画素の総てのα値が変更制御され、最終的な画像が生成される。なお、ステップ100及びステップ110は、一旦その条件が満たされ、α値変更制御が開始されたら、フレーム画像全体の処理が終了するまで、ステップ120乃至ステップ160を繰り返すようにしてもよい。これにより、更に演算処理負担を軽減することができる。
また、3つ以上のフレーム画像を合成する場合には、各フレーム画像に対して図2に示した処理フローを実行し、これを多段にして複数回繰り返すようにすれば良い。更に、2つのフレーム画像の合成において、変更対象α値を複数としたいときには、各々の変更対象α値に対して、ステップ100乃至ステップ160を繰り返すようにすればよい。その際、2回目以降のステップ120は、前段のα値変更手段50からの出力により、現行α値を取得するように入れ替えれば、同様の処理フローを適用することができる。
また、ステップ160の後、ディスプレイ120に生成された画像を表示するステップを加えれば、画像表示装置150の処理フローとなる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
本実施例に係るα値変更制御装置60及びこれを用いた画像生成装置100、画像表示装置150の全体構成を示した機能ブロック図である。 本実施例に係るα値変更制御装置60及びこれを用いた画像生成装置100、画像表示装置150の処理フロー図である。
符号の説明
10 α値取得手段
20 変更対象α値指示手段
30 新α値指示手段
40 α値比較手段
50 α値変更手段
60 α値変更制御装置
70 画像合成手段
100 画像生成装置
110 表示コントローラ
120 ディスプレイ
150 画像表示装置

Claims (4)

  1. フレーム画像の画素毎の現行α値を取得するα値取得手段と、
    変更対象となる変更対象α値を指示する変更対象α値指示手段と、
    前記変更対象α値を変更し、新しく設定する新α値を指示する新α値指示手段と、
    前記α値取得手段により取得された前記現行α値と、前記変更対象α値指示手段により指示された前記変更対象α値とを比較し、両者が一致するか否かを判定するα値比較手段と、
    該α値比較手段により、前記現行α値と前記変更対象α値が一致すると判定されたときに、前記現行α値を前記新α値に変更するα値変更手段と、を有することを特徴とするα値変更制御装置。
  2. 請求項1に記載のα値変更制御装置を有し、
    該α値変更制御装置により設定されたα値を用いて、複数のフレーム画像を合成する画像合成手段を備えたことを特徴とする画像生成装置。
  3. 前記複数のフレーム画像の画像データは、各々がフレームバッファに格納されていることを特徴とする請求項2に記載の画像生成装置。
  4. 請求項2又は3に記載の画像生成装置を有し、
    該画像生成装置で生成された画像を表示するディスプレイを備えたことを特徴とする画像表示装置。
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