JP2018163298A - 画像処理装置、及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】適切にローカルディミング制御を実施することができるようにソース画像を処理する画像処理装置を提供することである。
【解決手段】一実施の形態にかかる画像処理装置1は、第1のディスプレイ10_1のバックライトの制御単位の水平方向のサイズおよび垂直方向のサイズである第1の水平方向サイズおよび第1の垂直方向サイズ、並びに第2のディスプレイ10_2のバックライトの制御単位の水平方向のサイズおよび垂直方向のサイズである第2の水平方向サイズおよび第2の垂直方向サイズに基づいて、複数のソース画像20_1〜20_3の目標解像度を決定し、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の解像度が当該目標解像度となるように複数のソース画像20_1〜20_3の各々の解像度を変換する。
【選択図】図1
【解決手段】一実施の形態にかかる画像処理装置1は、第1のディスプレイ10_1のバックライトの制御単位の水平方向のサイズおよび垂直方向のサイズである第1の水平方向サイズおよび第1の垂直方向サイズ、並びに第2のディスプレイ10_2のバックライトの制御単位の水平方向のサイズおよび垂直方向のサイズである第2の水平方向サイズおよび第2の垂直方向サイズに基づいて、複数のソース画像20_1〜20_3の目標解像度を決定し、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の解像度が当該目標解像度となるように複数のソース画像20_1〜20_3の各々の解像度を変換する。
【選択図】図1
Description
本発明は画像処理装置、及び画像処理方法に関し、例えば複数のディスプレイに画像を表示するための画像処理装置、及び画像処理方法に関する。
液晶ディスプレイの消費電力を低減するための技術の一つにローカルディミング技術がある。ローカルディミング技術とは、液晶ディスプレイを複数の領域に分割し、分割されたエリア毎に入力画像データの輝度に応じて液晶ディスプレイのバックライトを制御する技術である。
特許文献1には、全表示画面領域を複数の表示区画に分割し、全表示画面領域よりも小さな縮小表示領域に画像の表示領域を制限することで、バックライトの消費電力を低減する技術が開示されている。
背景技術で説明したように、ローカルディミング制御では、ディスプレイを複数の領域に分割し、分割されたエリア毎にバックライトを制御している。しかしながら、同一のソース画像を複数のディスプレイに表示する場合は、次のような問題が生じる。
すなわち、複数のディスプレイ間でローカルディミング制御時のバックライトの制御単位が異なる場合は、同一のソース画像を各々のディスプレイに表示した際に、バックライトを各々のエリア毎に適切に制御することができないため、適切にローカルディミング制御を実施することができないという問題がある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、画像処理装置は、第1のディスプレイのバックライトの制御単位の水平方向のサイズおよび垂直方向のサイズである第1の水平方向サイズおよび第1の垂直方向サイズ、並びに第2のディスプレイのバックライトの制御単位の水平方向のサイズおよび垂直方向のサイズである第2の水平方向サイズおよび第2の垂直方向サイズに基づいて、複数のソース画像の目標解像度を決定し、複数のソース画像の各々の解像度が当該目標解像度となるように複数のソース画像の各々の解像度を変換する。
一実施の形態によれば、同一のソース画像を複数のディスプレイに表示する際に、適切にローカルディミング制御を実施することができるようにソース画像を処理する画像処理装置、及び画像処理方法を提供することができる。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して実施の形態1について説明する。
図1は、実施の形態1にかかる画像処理装置を示すブロック図である。図1に示すように、画像処理装置1は、情報取得部11、目標解像度決定部12、画像配置決定部13、解像度変換部14_1〜14_3、画像合成部15、及びディスプレイ制御部16_1、16_2を備える。画像処理装置1で処理された画像データは液晶ディスプレイ10_1、10_2に供給される。なお、以下では本実施の形態にかかる画像処理装置を液晶ディスプレイに適用した場合を例として説明するが、本実施の形態にかかる画像処理装置は、液晶ディスプレイ以外のディスプレイにも適用することができる。
以下、図面を参照して実施の形態1について説明する。
図1は、実施の形態1にかかる画像処理装置を示すブロック図である。図1に示すように、画像処理装置1は、情報取得部11、目標解像度決定部12、画像配置決定部13、解像度変換部14_1〜14_3、画像合成部15、及びディスプレイ制御部16_1、16_2を備える。画像処理装置1で処理された画像データは液晶ディスプレイ10_1、10_2に供給される。なお、以下では本実施の形態にかかる画像処理装置を液晶ディスプレイに適用した場合を例として説明するが、本実施の形態にかかる画像処理装置は、液晶ディスプレイ以外のディスプレイにも適用することができる。
本実施の形態にかかる画像処理装置1は、例えば車載用のSOC(System on a Chip)に搭載することができる。例えば、車載用のSOCでは、同一の画像を複数の液晶ディスプレイに表示するという用途がある。これら複数の液晶ディスプレイは、ローカルディミング制御時のバックライトの制御単位が各々異なる場合がある。本実施の形態にかかる画像処理装置1は、ローカルディミング制御時のバックライトの制御単位が各々異なる複数の液晶ディスプレイ10_1、10_2に、複数のソース画像20_1〜20_3が合成された画像を表示する際の画像処理に好適に用いることができる。
また、図1では、画像処理装置1に3つのソース画像20_1〜20_3が供給される構成例を示しているが、画像処理装置1に供給されるソース画像の数は複数であれば特に限定されることはない。また、図1では、画像処理装置1が2つの液晶ディスプレイ10_1、10_2を制御している構成例を示しているが、画像処理装置1が制御する液晶ディスプレイの数は複数であれば特に限定されることはない。
液晶ディスプレイ10_1、10_2は、ディスプレイ制御部16_1、16_2から出力された画像データをそれぞれ表示する。ディスプレイ制御部16_1から出力された画像データおよびディスプレイ制御部16_2から出力された画像データは同一の画像データであり、複数のソース画像20_1〜20_3が合成された画像データである。本実施の形態では、液晶ディスプレイ10_1、10_2はそれぞれ同一の画面解像度を備える。また、液晶ディスプレイ10_1、10_2はそれぞれローカルディミング制御可能に構成されている。しかし、液晶ディスプレイ10_1、10_2のローカルディミング制御時のバックライトの制御単位はそれぞれ異なる。例えば、液晶ディスプレイ10_1、10_2の機種が異なる場合、ローカルディミング制御時のバックライトの制御単位はそれぞれ異なる。
図2は、本実施の形態にかかる画像処理装置を用いて処理されたソース画像20_1〜20_3を液晶ディスプレイに表示している状態の一例を示す図である。図2に示すように、液晶ディスプレイ10_1、10_2には同一の画像が表示されている。つまり、液晶ディスプレイ10_1、10_2にはカメラ画像1(ソース画像20_1)、カメラ画像2(ソース画像20_2)、及び地図画像(ソース画像20_3)が合成された画像が表示されている。
また、図2に示すように、液晶ディスプレイ10_1、10_2はそれぞれ同一の画面解像度(水平方向8h×垂直方向8v:以下、単に8h×8vとも記載する)を備える。一方、液晶ディスプレイ10_1、10_2のローカルディミング制御時のバックライトの制御単位はそれぞれ異なる。図2に示す例では、液晶ディスプレイ10_1のローカルディミング制御時のバックライトの制御単位の水平方向のサイズは1hであり、垂直方向のサイズは1vである。一方、液晶ディスプレイ10_2のローカルディミング制御時のバックライトの制御単位の水平方向のサイズは2hであり、垂直方向のサイズは4/3vである。
図1に示す画像処理装置1が備える情報取得部11は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度を取得する。また、情報取得部11は、液晶ディスプレイ10_1のバックライトの制御単位の水平方向のサイズ(第1の水平方向サイズ)および垂直方向のサイズ(第1の垂直方向サイズ)をそれぞれ取得する。また、情報取得部11は、液晶ディスプレイ10_2のバックライトの制御単位の水平方向のサイズ(第2の水平方向サイズ)および垂直方向のサイズ(第2の垂直方向サイズ)をそれぞれ取得する。
図2を用いて具体的に説明すると、情報取得部11は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度(8h×8v)を取得する。また、情報取得部11は、液晶ディスプレイ10_1のバックライトの制御単位の水平方向のサイズである「1h」および垂直方向のサイズである「1v」をそれぞれ取得する。また、情報取得部11は、液晶ディスプレイ10_2のバックライトの制御単位の水平方向のサイズである「2h」および垂直方向のサイズである「4/3v」をそれぞれ取得する。
なお、以下では、液晶ディスプレイ10_1、10_2のバックライトの制御単位の水平方向のサイズおよび垂直方向のサイズをそれぞれ、「BL単位水平サイズ」および「BL単位垂直サイズ」と省略して記載する場合もある。
図1に示すように、情報取得部11は、液晶ディスプレイ10_1、10_2から各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズを取得することができる。また、例えば、画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズが設定情報として予めレジスタ(不図示)に格納されている場合は、情報取得部11は、レジスタ(不図示)から画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズを取得することができる。
また、情報取得部11は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の解像度に関する情報を取得する。例えば、情報取得部11は、複数のソース画像20_1〜20_3を直接入力し、入力されたソース画像20_1〜20_3の画像データから各々の解像度に関する情報を取得してもよい。また、情報取得部11は、各々のソース画像20_1〜20_3を出力する装置(不図示)から各々の解像度に関する情報を取得してもよい。情報取得部11で取得された各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズに関する情報は、目標解像度決定部12および画像配置決定部13に供給される。また、情報取得部11で取得されたソース画像20_1〜20_3の各々の解像度に関する情報は、目標解像度決定部12に供給される。
目標解像度決定部12は、情報取得部11から供給された各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2のBL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズ、並びにソース画像20_1〜20_3の各々の解像度に関する情報に基づいて、各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度を決定する。換言すると、目標解像度決定部12は、各々の解像度変換部14_1〜14_3で変換された後の各々のソース画像の解像度を決定する。例えば、目標解像度は、各々の解像度変換部14_1〜14_3における水平方向の変換倍率(水平倍率)および垂直方向における変換倍率(垂直倍率)であってもよい。
このとき、目標解像度決定部12は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の水平方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズの公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の水平方向における目標解像度を決定する。同様に、目標解像度決定部12は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の垂直方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位垂直サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位垂直サイズの公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の垂直方向における目標解像度を決定する。
図2を用いて具体的に説明すると、目標解像度決定部12は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の水平方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズ「1h」と液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズ「2h」の公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の水平方向における目標解像度を決定する。換言すると、目標解像度決定部12は、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズ「1h」と液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズ「2h」の最小公倍数である「2h」の整数倍となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の水平方向における目標解像度を決定する。
また、目標解像度決定部12は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の垂直方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位垂直サイズ「1v」と液晶ディスプレイ10_2のBL単位垂直サイズ「4/3v」の公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の垂直方向における目標解像度を決定する。換言すると、目標解像度決定部12は、液晶ディスプレイ10_1のBL単位垂直サイズ「1v」と液晶ディスプレイ10_2のBL単位垂直サイズ「4/3v」の最小公倍数である「4v」の整数倍となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の垂直方向における目標解像度を決定する。
図2に示す例では、目標解像度決定部12は、カメラ画像1(ソース画像20_1)の解像度が4h×4vとなるように、カメラ画像2(ソース画像20_2)の解像度が4h×4vとなるように、地図画像(ソース画像20_3)の解像度が4h×8vとなるように、各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度を決定する。
目標解像度決定部12で決定された各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度は、解像度変換部14_1〜14_3、及び画像配置決定部13に供給される。
画像配置決定部13は、情報取得部11から供給された各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズに関する情報、並びに目標解像度決定部12から供給された各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度に基づいて、液晶ディスプレイ10_1、10_2に表示される各々のソース画像20_1〜20_3の配置を決定する。
具体的には、画像配置決定部13は、解像度を変換した後の各々のソース画像の水平方向における境界が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズの公倍数と対応する位置となるように、各々のソース画像の配置を決定する。また、画像配置決定部13は、解像度を変換した後の各々のソース画像の垂直方向における境界が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位垂直サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位垂直サイズの公倍数と対応する位置となるように、各々のソース画像の配置を決定する。
換言すると、画像配置決定部13は、解像度を変換した後の各々のソース画像の水平方向における境界が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズの最小公倍数の整数倍の位置となるように、各々のソース画像の配置を決定する。また、画像配置決定部13は、解像度を変換した後の各々のソース画像の垂直方向における境界が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位垂直サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位垂直サイズの最小公倍数の整数倍の位置となるように、各々のソース画像の配置を決定する。
また、画像配置決定部13は、解像度を変換した後の各々のソース画像が各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度の範囲内に配置されるように、各々のソース画像の配置を決定する。
図2に示す例では、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の左上の位置を0×0(水平方向×垂直方向)とした場合、画像配置決定部13は、地図画像(ソース画像20_3)を0×0の位置から配置し、カメラ画像1(ソース画像20_1)を4h×0の位置から配置し、カメラ画像2(ソース画像20_2)を4h×4vの位置から配置する。
画像配置決定部13は、決定された各々のソース画像20_1〜20_3の配置に関する情報を画像合成部15に出力する。
解像度変換部14_1〜14_3の各々は、入力された各々のソース画像20_1〜20_3の解像度が目標解像度決定部12で決定された目標解像度となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の解像度を変換する。各々の解像度変換部14_1〜14_3で変換された後のソース画像は、画像合成部15に供給される。
画像合成部15は、各々のソース画像の配置が画像配置決定部13で決定された配置となるように、各々の解像度変換部14_1〜14_3で変換された後のソース画像を合成する。画像合成部15で合成された画像データは、ディスプレイ制御部16_1、16_2に供給される。
ディスプレイ制御部16_1、16_2の各々は、画像合成部15から供給された画像データを各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2に表示する。このとき、各々のディスプレイ制御部16_1、16_2は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2のγ補正や色調整等を行う。また、各々のディスプレイ制御部16_1、16_2は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2に表示される画像(カメラ画像1、カメラ画像2、地図画像)に応じてバックライトの輝度を調整するローカルディミング制御を実施する。例えば、各々のディスプレイ制御部16_1、16_2は、画像合成部15から供給された画像データの画素値を解析し、解析結果に応じてバックライトの輝度を0%〜100%の範囲で調整することでローカルディミング制御を実施することができる。
図2に示すように、液晶ディスプレイ10_1、10_2には、各々のソース画像20_1〜20_3が合成された画像(カメラ画像1、カメラ画像2、地図画像)が表示される。液晶ディスプレイ10_1は、液晶ディスプレイ10_1のバックライトの最小制御単位(1h×1v)毎にバックライトを制御して、ローカルディミング制御を実施する。また、液晶ディスプレイ10_2は、液晶ディスプレイ10_2のバックライトの最小制御単位(2h×4/3v)毎にバックライトを制御して、ローカルディミング制御を実施する。
次に、図1に示した画像処理装置1の動作(画像処理方法)について説明する。
情報取得部11は、予め各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズに関する情報を取得しておく。画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズに関する情報は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2から直接取得することができる。また、例えば、画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズが設定情報として予めレジスタ(不図示)に格納されている場合は、情報取得部11は、レジスタ(不図示)から画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズを予め取得することができる。
情報取得部11は、予め各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズに関する情報を取得しておく。画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズに関する情報は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2から直接取得することができる。また、例えば、画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズが設定情報として予めレジスタ(不図示)に格納されている場合は、情報取得部11は、レジスタ(不図示)から画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズを予め取得することができる。
また、情報取得部11は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の解像度に関する情報を取得する。例えば、情報取得部11は、複数のソース画像20_1〜20_3を直接入力し、入力されたソース画像20_1〜20_3のデータから各々の解像度に関する情報を取得してもよい。また、情報取得部11は、各々のソース画像20_1〜20_3を出力する装置(不図示)から各々の解像度に関する情報を取得してもよい。
その後、目標解像度決定部12は、情報取得部11で取得された各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2のBL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズ、並びにソース画像20_1〜20_3の各々の解像度に関する情報に基づいて、各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度を決定する。
このとき、目標解像度決定部12は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の水平方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズの公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の水平方向における目標解像度を決定する。同様に、目標解像度決定部12は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の垂直方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位垂直サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位垂直サイズの公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の垂直方向における目標解像度を決定する。
目標解像度決定部12で決定された各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度は、解像度変換部14_1〜14_3、及び画像配置決定部13に供給される。
画像配置決定部13は、情報取得部11から供給された各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズに関する情報、並びに目標解像度決定部12から供給された各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度に基づいて、液晶ディスプレイ10_1、10_2に表示される各々のソース画像20_1〜20_3の配置を決定し、決定された各々のソース画像20_1〜20_3の配置に関する情報を画像合成部15に出力する。
このとき、画像配置決定部13は、解像度を変換した後の各々のソース画像の水平方向における境界が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズの公倍数と対応する位置となるように、各々のソース画像の配置を決定する。また、画像配置決定部13は、解像度を変換した後の各々のソース画像の垂直方向における境界が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位垂直サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位垂直サイズの公倍数と対応する位置となるように、各々のソース画像の配置を決定する。また、画像配置決定部13は、解像度を変換した後の各々のソース画像が各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度の範囲内に配置されるように、各々のソース画像の配置を決定する。
その後、各々の解像度変換部14_1〜14_3にソース画像20_1〜20_3がそれぞれ供給されると、解像度変換部14_1〜14_3の各々は、各々のソース画像20_1〜20_3の解像度が目標解像度決定部12で決定された目標解像度となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の解像度を変換する。各々の解像度変換部14_1〜14_3で変換された後のソース画像は、画像合成部15に供給される。
画像合成部15は、各々の解像度変換部14_1〜14_3から変換後のソース画像が供給されると、各々のソース画像の配置が画像配置決定部13で決定された配置となるように、変換後のソース画像を合成する。画像合成部15で合成された画像データは、ディスプレイ制御部16_1、16_2に供給される。
ディスプレイ制御部16_1、16_2の各々は、画像合成部15から供給された画像データを各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2に表示する。このとき、各々のディスプレイ制御部16_1、16_2は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2のγ補正や色調整等を行う。また、各々のディスプレイ制御部16_1、16_2は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2に表示される画像(カメラ画像1、カメラ画像2、地図画像)に応じてバックライトの輝度を調整するローカルディミング制御を実施する。
次に、本実施の形態にかかる画像処理装置の具体的な処理例について、図3を用いて説明する。図3に示す液晶ディスプレイ10_1、10_2はそれぞれ、水平方向の画面解像度が1280pix(画素)、垂直方向の画面解像度が960pix(画素)のディスプレイである。一方で、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2は機種が異なるため、ローカルディミング制御時のバックライトの制御単位が各々異なる。具体的には、図3に示すように、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズは16画素、BL単位垂直サイズは16画素である。また、液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズは40画素、BL単位垂直サイズは24画素である。
図3に示す液晶ディスプレイ10_1、10_2に、3つのソース画像20_1〜20_3(図1参照)を表示する場合、目標解像度決定部12は、3つのソース画像20_1〜20_3の各々の水平方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズ「16画素」と液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズ「40画素」の公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の水平方向における目標解像度を決定する。換言すると、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズ「16画素」と液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズ「40画素」の最小公倍数である「80画素」の整数倍となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の水平方向における目標解像度を決定する。
また、目標解像度決定部12は、3つのソース画像20_1〜20_3の各々の垂直方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位垂直サイズ「16画素」と液晶ディスプレイ10_2のBL単位垂直サイズ「24画素」の公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の垂直方向における目標解像度を決定する。換言すると、液晶ディスプレイ10_1のBL単位垂直サイズ「16画素」と液晶ディスプレイ10_2のBL単位垂直サイズ「24画素」の最小公倍数である「48画素」の整数倍となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の垂直方向における目標解像度を決定する。
図3に示す例では、目標解像度決定部12は、ソース画像20_1(カメラ画像1)の水平方向における解像度が720画素(80画素×9)、垂直方向における解像度が576画素(48画素×12)となるように目標解像度を決定している。また、目標解像度決定部12は、ソース画像20_2(カメラ画像2)の水平方向における解像度が720画素(80画素×9)、垂直方向における解像度が576画素(48画素×8)となるように目標解像度を決定している。また、目標解像度決定部12は、ソース画像20_3(地図画像)の水平方向における解像度が560画素(80画素×7)、垂直方向における解像度が960画素(48画素×20)となるように目標解像度を決定している。
また、画像配置決定部13は、解像度を変換した後のソース画像の水平方向の境界が80画素(最小公倍数)の整数倍となるように、また垂直方向の境界が48画素(最小公倍数)の整数倍となるように各々の画像の配置を決定する。具体的には、画像配置決定部13は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の左上の位置を0画素×0画素(水平方向×垂直方向)とした場合、ソース画像20_3(地図画像)を0×0画素のオフセット位置から配置し、ソース画像20_1(カメラ画像1)を560×0画素のオフセット位置から配置し、ソース画像20_2(カメラ画像2)を560×576画素のオフセット位置から配置する。これにより、ソース画像20_1(カメラ画像1)とソース画像20_3(地図画像)の水平方向における境界を560画素(80画素×7)の位置とすることができる。また、ソース画像20_1(カメラ画像1)とソース画像20_2(カメラ画像2)の垂直方向における境界を576画素(48画素×12)の位置とすることができる。
このような画像処理により、各々のソース画像20_1〜20_3の境界を、液晶ディスプレイ10_1のローカルディミング制御時のバックライトの制御単位の境界と、液晶ディスプレイ10_2のローカルディミング制御時のバックライトの制御単位の境界と、に一致させることができる。
背景技術で説明したように、ローカルディミング制御では、液晶ディスプレイを複数の領域に分割し、分割されたエリア毎にバックライトを制御している。しかしながら、同一のソース画像を複数の液晶ディスプレイに表示する場合は、次のような問題が生じていた。
すなわち、複数の液晶ディスプレイ間でローカルディミング制御時のバックライトの制御単位が異なる場合は、同一のソース画像を各々の液晶ディスプレイに表示した際に、バックライトを各々のエリア毎に適切に制御することができないため、適切にローカルディミング制御を実施することができないという問題があった。
例えば、車載用の液晶ディスプレイでは、前席と後席のように複数の液晶ディスプレイに同じソース画像を表示するケースがある。そして、これらの液晶ディスプレイに機種の異なる液晶ディスプレイを用いた場合は、複数の液晶ディスプレイ間でローカルディミング制御時のバックライトの制御単位が異なる場合がある。このため、同一のソース画像を各々の液晶ディスプレイに表示した際に、バックライトを各々のエリア毎に適切に制御することができないため、適切にローカルディミング制御を実施することができないという問題があった。以下、図12を用いて具体的に説明する。
図12に示す液晶ディスプレイ110_1、110_2は、画面解像度が8h×8vと等しく、ローカルディミング制御時のバックライトの制御単位が各々異なる。つまり、液晶ディスプレイ110_1のBL単位水平サイズは「1h」、BL単位垂直サイズは「1v」であるのに対して、液晶ディスプレイ110_2のBL単位水平サイズは「2h」、BL単位垂直サイズは「4/3v」であり、液晶ディスプレイ110_1、110_2のローカルディミング制御時のバックライトの制御単位は各々異なる。
これらの液晶ディスプレイ110_1、110_2に複数のソース画像を表示する際に、複数のソース画像の各々の境界を液晶ディスプレイ110_1のBL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズに合わせると、液晶ディスプレイ110_2においては、複数のソース画像の各々の境界が、液晶ディスプレイ110_2のBL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズと一致しない場合がある。このため、液晶ディスプレイ110_2では、1つのBL制御単位において複数のソース画像が混在した表示区画が発生する。具体的には、液晶ディスプレイ110_2の表示区画2A〜2F、3C、4Cにおいて、複数のソース画像が混在することになる。
ここで、バックライトの制御は主にソース画像の輝度分布に基づいて行うが、各々異なるソース画面では各々のソース画像の輝度分布の特性が異なる。例えば、地図画像とカメラから入力する自然画とでは輝度分布の特性は各々異なる。また、例えば、カメラ画像同士であっても、暗い場所のカメラ画像と明るい場所のカメラ画像とでは輝度分布の特性は各々異なる。
このように輝度分布の特性が各々異なる複数のソース画像が混在した表示区画(図12の例では、液晶ディスプレイ110_2の表示区画2A〜2F、3C、4C)では、ローカルディミング制御時にバックライトを適切に制御することができないため、液晶ディスプレイの消費電力が増加する。また、このような表示区画では画像のγ補正が難しくなる。よって、画質劣化(コントラスト低下など)や液晶ディスプレイの制御の複雑化を招く。
これに対して本実施の形態にかかる画像処理装置および画像処理方法では、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の水平方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズの公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の水平方向における目標解像度を決定している。同様に、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の垂直方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位垂直サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位垂直サイズの公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の垂直方向における目標解像度を決定している。
よって、図2に示すように、液晶ディスプレイ10_1、10_2に複数のソース画像20_1〜20_3を表示する際に、複数のソース画像の各々の境界を、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2のBL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズに合わせることができる。換言すると、各々のソース画像20_1〜20_3の境界を、液晶ディスプレイ10_1のローカルディミング制御時のバックライトの制御単位の境界と、液晶ディスプレイ10_2のローカルディミング制御時のバックライトの制御単位の境界と、に一致させることができる。
したがって、液晶ディスプレイ10_1、10_2に複数のソース画像20_1〜20_3を表示した場合であっても、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2において、バックライトの制御単位に応じて適切にローカルディミング制御を実施することができる。
また、図1に示す画像処理装置1では、複数のソース画像20_1〜20_3を入力した後、画像合成部15までの処理を共通のリソースで実施し、その後、液晶ディスプレイ10_1、10_2毎に設けられたディスプレイ制御部16_1、16_2を用いて、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2のバックライト制御やγ補正を行っている。このように、画像合成部15までの処理を共通のリソースで実施することができるので、画像処理装置1の回路規模を小さくすることができる。
以上で説明した本実施の形態により、同一のソース画像を複数の液晶ディスプレイに表示する際に、適切にローカルディミング制御を実施することができるようにソース画像を処理する画像処理装置、及び画像処理方法を提供することができる。
なお、本実施の形態では画像処理装置1が2つの液晶ディスプレイ10_1、10_2を制御している構成例を示したが、画像処理装置1が制御する液晶ディスプレイの数は複数であれば特に限定されることはない。例えば、3つの液晶ディスプレイを制御する場合は、各々のソース画像の水平方向の解像度が3つの液晶ディスプレイのBL単位水平サイズの公倍数となるように、また各々のソース画像の垂直方向の解像度が3つの液晶ディスプレイのBL単位垂直サイズの公倍数となるように、各々のソース画像の解像度を決定する。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2にかかる画像処理装置について説明する。図4は、実施の形態2にかかる画像処理装置を示すブロック図である。本実施の形態にかかる画像処理装置2では、特徴量抽出部31_1〜31_3および特徴量解析部32を備える点が実施の形態1にかかる画像処理装置1(図1参照)と異なる。これ以外の構成については実施の形態1で説明した画像処理装置1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し重複した説明は省略する。
次に、実施の形態2にかかる画像処理装置について説明する。図4は、実施の形態2にかかる画像処理装置を示すブロック図である。本実施の形態にかかる画像処理装置2では、特徴量抽出部31_1〜31_3および特徴量解析部32を備える点が実施の形態1にかかる画像処理装置1(図1参照)と異なる。これ以外の構成については実施の形態1で説明した画像処理装置1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し重複した説明は省略する。
図4に示すように、本実施の形態にかかる画像処理装置2は、特徴量抽出部31_1〜31_3および特徴量解析部32を備える。
各々の特徴量抽出部31_1〜31_3は、各々のソース画像20_1〜20_3の特徴量を抽出する。ここで特徴量とは、例えばソース画像20_1〜20_3の輝度情報である。各々の特徴量抽出部31_1〜31_3で抽出された特徴量は、特徴量解析部32に供給される。
特徴量解析部32は、各々の特徴量抽出部31_1〜31_3から供給された各々のソース画像20_1〜20_3の特徴量を解析する。具体的には、特徴量解析部32は、各々のソース画像20_1〜20_3の特徴量を比較し、各々のソース画像20_1〜20_3間の特徴量の差が所定の閾値以上であるか否かを判断する。例えば、特徴量解析部32は、各々のソース画像20_1〜20_3間における輝度を比較し、各々のソース画像20_1〜20_3間の輝度の差が所定の閾値以上であるか否かを判断する。特徴量解析部32における解析結果は、目標解像度決定部33に供給される。
目標解像度決定部33は、特徴量解析部32における解析結果に応じて、各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度を決定する。具体的には、目標解像度決定部33は、各々のソース画像間の特徴量の差が所定の閾値以上である場合、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の目標解像度を決定する。例えば、特徴量が輝度である場合、目標解像度決定部33は、各々のソース画像間の輝度の差が所定の閾値以上である場合、各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度を決定する。
一例を挙げると、特徴量解析部32は、ソース画像20_1の全体の輝度平均値と、ソース画像20_2の全体の輝度平均値と、ソース画像20_3の全体の輝度平均値と、を比較する。そして、これらの輝度平均値の差が所定の閾値以上である場合、目標解像度決定部33は、各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度を決定する。
他の例としては、例えば図5に示すようなソース画像の輝度値のヒストグラムを用いて、目標解像度を決定するか否かを判断してもよい。具体的には、特徴量解析部32は、各々の特徴量抽出部31_1〜31_3から供給された各々のソース画像20_1〜20_3の特徴量を解析する際に、図5に示すようなソース画像の輝度値のヒストグラムを各々のソース画像20_1〜20_3毎に作成する。図5に示す輝度値のヒストグラムは、0〜255の輝度値を64階級に分割し、各々の階級における輝度値の度数(頻度)をグラフで表している。
特徴量解析部32は、各々のソース画像20_1〜20_3の輝度値のヒストグラムを比較する。そして、各々のソース画像20_1〜20_3間における各階級の度数(頻度)の差が所定の閾値以上である場合、目標解像度決定部33は、各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度を決定する。
つまり、各々のソース画像20_1〜20_3間で輝度に差がある場合は、各々のソース画像の境界における輝度の差が大きくなる。このような場合は、実施の形態1で説明したように、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の水平方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズの公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の水平方向における目標解像度を決定する。同様に、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の垂直方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位垂直サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位垂直サイズの公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の垂直方向における目標解像度を決定する。
このような処理を行うことで、各々のソース画像20_1〜20_3の境界を、液晶ディスプレイ10_1のローカルディミング制御時のバックライトの制御単位の境界と、液晶ディスプレイ10_2のローカルディミング制御時のバックライトの制御単位の境界と、に一致させることができる(図2参照)。
よって、液晶ディスプレイ10_1、10_2に複数のソース画像20_1〜20_3を表示した場合であっても、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2において、バックライトの制御単位に応じて適切にローカルディミング制御を実施することができる。
一方、各々のソース画像20_1〜20_3間の特徴量(例えば、輝度)の差が所定の閾値よりも小さい場合は、各々のソース画像20_1〜20_3の境界における輝度の差が小さいといえる。このような場合は、ローカルディミング制御時のバックライトの制御単位内(エリア内)に複数のソース画像が混在しても、画質劣化等の影響を受けにくい。よって、このような場合は、目標解像度決定部33は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2のBL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズに依存することなく、各々のソース画像20_1〜20_3の水平方向および垂直方向における解像度を決定することができる。したがって、各々のソース画像20_1〜20_3の解像度を柔軟に決定することができる。
なお、本実施の形態にかかる画像処理装置2における上記以外の動作については、実施の形態1で説明した場合と同様であるので重複した説明は省略する。
<実施の形態3>
次に、実施の形態3にかかる画像処理装置について説明する。図6は、実施の形態3にかかる画像処理装置を示すブロック図である。本実施の形態にかかる画像処理装置3では、画面解像度が各々異なる複数の液晶ディスプレイ40_1、40_2に複数のソース画像20_1〜20_3を表示する場合について説明する。なお、これ以外については実施の形態1で説明した画像処理装置1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し重複した説明は省略する。
次に、実施の形態3にかかる画像処理装置について説明する。図6は、実施の形態3にかかる画像処理装置を示すブロック図である。本実施の形態にかかる画像処理装置3では、画面解像度が各々異なる複数の液晶ディスプレイ40_1、40_2に複数のソース画像20_1〜20_3を表示する場合について説明する。なお、これ以外については実施の形態1で説明した画像処理装置1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し重複した説明は省略する。
図7に示すように、本実施の形態では各々の液晶ディスプレイ40_1、40_2の画面解像度が異なる。図7に示す例では、液晶ディスプレイ40_1(D1)の画面解像度は1920画素×1080画素(FHD)、液晶ディスプレイ40_2(D2)の画面解像度は2880画素×1080画素(1.5FHD)であり、液晶ディスプレイ40_1のほうが液晶ディスプレイ40_2よりも画面解像度が小さい。
本実施の形態にかかる画像処理装置3では、目標解像度決定部12は、複数のソース画像20_1〜20_3が、画面解像度が小さいほうの液晶ディスプレイ40_1に収まるように各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度を決定する。
図7を用いて具体的に説明すると、液晶ディスプレイ40_1のBL単位水平サイズは160画素、BL単位垂直サイズは135画素である。また、液晶ディスプレイ40_2のBL単位水平サイズは120画素、BL単位垂直サイズは90画素である。よって、目標解像度決定部12は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の水平方向における解像度が、液晶ディスプレイ40_1のBL単位水平サイズ「160画素」と液晶ディスプレイ40_2のBL単位水平サイズ「120画素」の公倍数となるように(換言すると、160画素と120画素の最小公倍数である480画素の整数倍となるように)、各々のソース画像20_1〜20_3の水平方向における目標解像度を決定する。
また、目標解像度決定部12は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の垂直方向における解像度が、液晶ディスプレイ40_1のBL単位垂直サイズ「135画素」と液晶ディスプレイ40_2のBL単位垂直サイズ「90画素」の公倍数となるように(換言すると、135画素と90画素の最小公倍数である270画素の整数倍となるように)、各々のソース画像20_1〜20_3の垂直方向における目標解像度を決定する。
また、画像配置決定部13は、解像度を変換した後の各々のソース画像の水平方向における境界が、液晶ディスプレイ40_1のBL単位水平サイズ「160画素」と液晶ディスプレイ40_2のBL単位水平サイズ「120画素」の公倍数と対応する位置となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の配置を決定する。また、画像配置決定部13は、解像度を変換した後の各々のソース画像の垂直方向における境界が、液晶ディスプレイ40_1のBL単位垂直サイズ「135画素」と液晶ディスプレイ40_2のBL単位垂直サイズ「90画素」の公倍数と対応する位置となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の配置を決定する。
このとき、画像配置決定部13は、複数のソース画像20_1〜20_3が、画面解像度が小さいほうの液晶ディスプレイ40_1に収まるように各々のソース画像20_1〜20_3の配置を決定する。
具体的に説明すると、図7に示す例において、各々の液晶ディスプレイ40_1、40_2の左上の位置を0画素×0画素(水平方向×垂直方向)とした場合、画像配置決定部13は、液晶ディスプレイ40_1の0画素×0画素の位置に地図画像(ソース画像20_3)を配置し、960画素×0画素の位置にカメラ画像1(ソース画像20_1)を配置し、960画素×540画素の位置にカメラ画像2(ソース画像20_2)を配置する。また、画像配置決定部13は、液晶ディスプレイ40_2の480画素×0画素の位置に地図画像(ソース画像20_3)を配置し、1440画素×0画素の位置にカメラ画像1(ソース画像20_1)を配置し、1440画素×540画素の位置にカメラ画像2(ソース画像20_2)を配置する。
各々の画像をこのように配置することで、各々の画像の境界(図7において破線で示す)と、各々の液晶ディスプレイ40_1、40_2のバックライトの制御単位の境界とを一致させることができる。ここで、バックライトの制御単位の境界は、液晶ディスプレイ40_1のBL単位水平サイズ「160画素」と液晶ディスプレイ40_2のBL単位水平サイズ「120画素」の公倍数となる位置であり、且つ液晶ディスプレイ40_1のBL単位垂直サイズ「135画素」と液晶ディスプレイ40_2のBL単位垂直サイズ「90画素」の公倍数となる位置である。
このとき、大きい方の液晶ディスプレイ40_2にはソース画像が表示されない領域が形成される。本実施の形態にかかる画像処理装置3では、背景画像合成部41を用いて、液晶ディスプレイ40_2のソース画像が表示されない領域に背景画像42、43を合成している。
すなわち、画像合成部15で合成された後の画像データは、小さい方の液晶ディスプレイ40_1に収まるように調整されている。よって、画像合成部15で合成された後の画像データを液晶ディスプレイ40_2にそのまま表示すると、液晶ディスプレイ40_2にはソース画像が表示されない領域が形成される。
そこで本実施の形態では、画像合成部15から出力された画像データに背景画像42、43を合成する背景画像合成部41を設けている。背景画像合成部41において背景画像42、43が合成された後の画像データは、ディスプレイ制御部16_2に供給される。そして、ディスプレイ制御部16_2は、背景画像42、43が合成された画像データを液晶ディスプレイ40_2に表示する。
以上で説明した本実施の形態にかかる画像処理装置3を用いることで、画面解像度が各々異なる複数の液晶ディスプレイに複数のソース画像を表示することができる。なお、図7に示した液晶ディスプレイ40_1、40_2の画面解像度は一例であり、本実施の形態では、これ以外の画面解像度を備える液晶ディスプレイを用いてもよい。
<実施の形態4>
次に、実施の形態4にかかる画像処理装置について説明する。実施の形態3で説明した画像処理装置3では、液晶ディスプレイ40_2のソース画像が表示されない領域に背景画像42、43を合成していた(図7参照)。これに対して実施の形態4にかかる画像処理装置4では、画像合成部15で合成された後の画像データが液晶ディスプレイ40_2の画面解像度に対応する解像度となるように解像度変換を行っている(図9参照)。なお、これ以外については実施の形態3で説明した画像処理装置3と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し重複した説明は省略する。
次に、実施の形態4にかかる画像処理装置について説明する。実施の形態3で説明した画像処理装置3では、液晶ディスプレイ40_2のソース画像が表示されない領域に背景画像42、43を合成していた(図7参照)。これに対して実施の形態4にかかる画像処理装置4では、画像合成部15で合成された後の画像データが液晶ディスプレイ40_2の画面解像度に対応する解像度となるように解像度変換を行っている(図9参照)。なお、これ以外については実施の形態3で説明した画像処理装置3と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し重複した説明は省略する。
図7に示したように、本実施の形態においても各々の液晶ディスプレイ40_1、40_2の画面解像度が異なる。図7に示す例では、液晶ディスプレイ40_1の画面解像度は1920画素×1080画素、液晶ディスプレイ40_2の画面解像度は2880画素×1080画素であり、液晶ディスプレイ40_1のほうが液晶ディスプレイ40_2よりも画面解像度が小さい。
実施の形態3の場合と同様に、目標解像度決定部12は、複数のソース画像20_1〜20_3が、画面解像度が小さいほうの液晶ディスプレイ40_1に収まるように各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度を決定する。
すなわち、図7に示したように、目標解像度決定部12は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の水平方向における解像度が、液晶ディスプレイ40_1のBL単位水平サイズ「160画素」と液晶ディスプレイ40_2のBL単位水平サイズ「120画素」の公倍数となるように(換言すると、160画素と120画素の最小公倍数である480画素の整数倍となるように)、各々のソース画像20_1〜20_3の水平方向における目標解像度を決定する。
また、目標解像度決定部12は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の垂直方向における解像度が、液晶ディスプレイ40_1のBL単位垂直サイズ「135画素」と液晶ディスプレイ40_2のBL単位垂直サイズ「90画素」の公倍数となるように(換言すると、135画素と90画素の最小公倍数である270画素の整数倍となるように)、各々のソース画像20_1〜20_3の垂直方向における目標解像度を決定する。
また、画像配置決定部13は、解像度を変換した後の各々のソース画像の水平方向における境界が、液晶ディスプレイ40_1のBL単位水平サイズ「160画素」と液晶ディスプレイ40_2のBL単位水平サイズ「120画素」の公倍数と対応する位置となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の配置を決定する。また、画像配置決定部13は、解像度を変換した後の各々のソース画像の垂直方向における境界が、液晶ディスプレイ40_1のBL単位垂直サイズ「135画素」と液晶ディスプレイ40_2のBL単位垂直サイズ「90画素」の公倍数と対応する位置となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の配置を決定する。
このとき、画像配置決定部13は、図7に示したように、複数のソース画像20_1〜20_3が、画面解像度が小さいほうの液晶ディスプレイ40_1に収まるように各々のソース画像20_1〜20_3の配置を決定する。
そして本実施の形態では、図9に示すように、液晶ディスプレイ40_2に表示される画像が液晶ディスプレイ40_2の画面解像度に対応する解像度となるように解像度変換を行っている。つまり、図8に示す画像処理装置4は、画像合成部15から出力された画像データの解像度を変換する解像度変換部51を備えている。そして、解像度変換部51は、画像合成部15で合成された後の画像データを、液晶ディスプレイ40_2の画面解像度に対応する解像度となるように解像度変換を行っている。
具体的には、画像合成部15から出力された画像データ(液晶ディスプレイ40_1に対応するサイズ:1920画素×1080画素)を、液晶ディスプレイ40_2に対応するサイズである2880画素×1080画素に解像度変換している。この結果、図9に示すように、液晶ディスプレイ40_2に表示される地図画像(ソース画像20_3)の解像度が960画素×1080画素から1440画素×1080画素に変換される。また、液晶ディスプレイ40_2に表示されるカメラ画像1(ソース画像20_1)の解像度が960画素×540画素から1440画素×540画素に変換される。また、液晶ディスプレイ40_2に表示されるカメラ画像2(ソース画像20_2)の解像度が960画素×540画素から1440画素×540画素に変換される。
なお、解像度変換部51における目標解像度は、目標解像度決定部12において決定される。つまり、目標解像度決定部12は、情報取得部11から供給された各々の液晶ディスプレイ40_1、40_2の画面解像度に基づいて、解像度変換部51における目標解像度を決定する。具体的には、目標解像度決定部12は、小さい方の液晶ディスプレイ40_1の画面解像度を大きい方の液晶ディスプレイ40_2の画面解像度となるような目標解像度を決定する。
ここで、解像度変換部51における目標解像度を決定する際に、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の水平方向における解像度が、液晶ディスプレイ40_1のBL単位水平サイズと液晶ディスプレイ40_2のBL単位水平サイズの公倍数となるように、且つ、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の垂直方向における解像度が、液晶ディスプレイ40_1のBL単位垂直サイズと液晶ディスプレイ40_2のBL単位垂直サイズの公倍数となるようにする必要がある。換言すると、各々の画像の境界(図9において破線で示す)と、液晶ディスプレイ40_2のバックライトの制御単位の境界とを一致させる必要がある。このためには、以下の条件を満たす必要がある。
パラメータを下記のように定義する。なお、下記の「サイズ」は「画素」に対応している。
ソース画像20_1の水平サイズ=h_src1(解像度変換部14_1の処理後のソース画像20_1の水平サイズに対応。図7に示す例では、h_src1=960画素)。
ソース画像20_1の垂直サイズ=v_src1(解像度変換部14_1の処理後のソース画像20_1の垂直サイズに対応。図7に示す例では、v_src1=1080画素)。
ソース画像20_2の水平サイズ=h_src2(解像度変換部14_2の処理後のソース画像20_2の水平サイズに対応。図7に示す例では、h_src2=960画素)。
ソース画像20_2の垂直サイズ=v_src2(解像度変換部14_2の処理後のソース画像20_2の垂直サイズに対応。図7に示す例では、v_src2=540画素)。
ソース画像20_3の水平サイズ=h_src3(解像度変換部14_3の処理後のソース画像20_3の水平サイズに対応。図7に示す例では、h_src3=960画素)。
ソース画像20_3の垂直サイズ=v_src3(解像度変換部14_3の処理後のソース画像20_3の垂直サイズに対応。図7に示す例では、v_src3=540画素)。
ソース画像20_1の垂直サイズ=v_src1(解像度変換部14_1の処理後のソース画像20_1の垂直サイズに対応。図7に示す例では、v_src1=1080画素)。
ソース画像20_2の水平サイズ=h_src2(解像度変換部14_2の処理後のソース画像20_2の水平サイズに対応。図7に示す例では、h_src2=960画素)。
ソース画像20_2の垂直サイズ=v_src2(解像度変換部14_2の処理後のソース画像20_2の垂直サイズに対応。図7に示す例では、v_src2=540画素)。
ソース画像20_3の水平サイズ=h_src3(解像度変換部14_3の処理後のソース画像20_3の水平サイズに対応。図7に示す例では、h_src3=960画素)。
ソース画像20_3の垂直サイズ=v_src3(解像度変換部14_3の処理後のソース画像20_3の垂直サイズに対応。図7に示す例では、v_src3=540画素)。
液晶ディスプレイ40_2向けの解像度変換水平倍率=h_scale(解像度変換部51における水平倍率であり、図7、図9に示す例では、h_scale=2880/1920=1.5)。
液晶ディスプレイ40_2向けの解像度変換垂直倍率=v_scale(解像度変換部51における垂直倍率であり、図7、図9に示す例では、v_scale=1080/1080=1)。
液晶ディスプレイ40_2向けの解像度変換垂直倍率=v_scale(解像度変換部51における垂直倍率であり、図7、図9に示す例では、v_scale=1080/1080=1)。
液晶ディスプレイ40_1と液晶ディスプレイ40_2の水平サイズの最小公倍数=min_h(図7、図9に示す場合は、min_h=480画素)
液晶ディスプレイ40_1と液晶ディスプレイ40_2の垂直サイズの最小公倍数=min_v(図7、図9に示す場合は、min_h=270画素)
液晶ディスプレイ40_1と液晶ディスプレイ40_2の垂直サイズの最小公倍数=min_v(図7、図9に示す場合は、min_h=270画素)
上記のようにパラメータを定義した場合、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の水平方向における解像度が、液晶ディスプレイ40_1のBL単位水平サイズと液晶ディスプレイ40_2のBL単位水平サイズの公倍数となるように、且つ、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の垂直方向における解像度が、液晶ディスプレイ40_1のBL単位垂直サイズと液晶ディスプレイ40_2のBL単位垂直サイズの公倍数となるようにするためには、次の(1)〜(4)の条件を全て満たす必要がある。
(1)h_src1、h_src2、h_src3がmin_hの整数倍。
(2)v_src1、v_src2、v_src3がmin_vの整数倍。
(3)h_src1×h_scale、h_src2×h_scale、h_src3×h_scaleがmin_hの整数倍。
(4)v_src1×v_scale、v_src2×v_scale、v_src3×v_scaleがmin_vの整数倍。
(2)v_src1、v_src2、v_src3がmin_vの整数倍。
(3)h_src1×h_scale、h_src2×h_scale、h_src3×h_scaleがmin_hの整数倍。
(4)v_src1×v_scale、v_src2×v_scale、v_src3×v_scaleがmin_vの整数倍。
上記条件を満たすことで、図7の液晶ディスプレイ40_1の各ソース画像の境界が、液晶ディスプレイ40_1のBL調整単位の境界と一致し(図7の破線参照)、且つ解像度変換部51で変換された後の各ソース画像の境界が液晶ディスプレイ40_2のBL調整単位の境界と一致する(図9の破線参照)ようにすることができる。
以上で説明した本実施の形態にかかる画像処理装置4を用いることで、画面解像度が各々異なる複数の液晶ディスプレイに複数のソース画像を表示する際に、各々の液晶ディスプレイの画面解像度に対応するように複数のソース画像を表示することができる。なお、図9に示した液晶ディスプレイ40_1、40_2の画面解像度は一例であり、本実施の形態では、これ以外の画面解像度を備える液晶ディスプレイを用いてもよい。
<その他の実施の形態>
次に、その他の実施の形態について説明する。本実施の形態では、実施の形態1〜4で説明した画像処理装置1〜4を車載用の画像処理システムに適用した場合について説明する。なお、以下では実施の形態1にかかる画像処理装置1を車載用の画像処理システムに適用した場合について説明するが、実施の形態2〜4にかかる画像処理装置2〜4を車載用の画像処理システムに適用する場合についても同様である。
次に、その他の実施の形態について説明する。本実施の形態では、実施の形態1〜4で説明した画像処理装置1〜4を車載用の画像処理システムに適用した場合について説明する。なお、以下では実施の形態1にかかる画像処理装置1を車載用の画像処理システムに適用した場合について説明するが、実施の形態2〜4にかかる画像処理装置2〜4を車載用の画像処理システムに適用する場合についても同様である。
図10は、実施の形態1にかかる画像処理装置を車載用の画像処理システムに適用した場合の構成例を示すブロック図である。図10に示すように、画像処理システム100は、プロセッサ101とメモリ102とを備える。プロセッサ101は、シリアルI/F(104)、ビデオ入力部105_1、105_2、解像度変換部14_1〜14_3、画像合成部15、ディスプレイ制御部16_1、16_2、及び演算部110を備える。なお、図10に示す画像処理システム100において、図1に示した画像処理装置1と同様の構成要素には同一の符号を付している。また、図1に示した画像処理装置1が備える情報取得部11、目標解像度決定部12、及び画像配置決定部13における処理は、図10に示すプロセッサ101が備える演算部110において実施している。
プロセッサ101には、カメラ103_1、103_2からソース画像が供給される。カメラ103_1から供給されたソース画像は、シリアルI/F(104)およびビデオ入力部105_1を経由して、メモリ102に一時的に格納される。カメラ103_2から供給されたソース画像は、ビデオ入力部105_2を経由して、メモリ102に一時的に格納される。また、地図画像に対応するソース画像は、演算部110において生成される。演算部110において生成されたソース画像は、メモリ102に一時的に格納される。
また、プロセッサ101は液晶ディスプレイ10_1、10_2と外部端子を介して接続されており、液晶ディスプレイ10_1、10_2から各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズを取得する。なお、画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズが設定情報として予めメモリ102に格納されている場合は、プロセッサ101はメモリ102から画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズを取得することができる。
次に、図10に示した画像処理システム100における画像処理について説明する。
演算部110は、予め各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度、BL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズに関する情報を取得しておく。画面解像度、BL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズに関する情報は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2から直接取得することができる。また、例えば、画面解像度、BL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズが設定情報として予めメモリ102に格納されている場合は、演算部110は、メモリ102から画面解像度、BL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズを予め取得することができる。
演算部110は、予め各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度、BL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズに関する情報を取得しておく。画面解像度、BL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズに関する情報は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2から直接取得することができる。また、例えば、画面解像度、BL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズが設定情報として予めメモリ102に格納されている場合は、演算部110は、メモリ102から画面解像度、BL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズを予め取得することができる。
また、演算部110は、メモリに格納されている複数のソース画像20_1〜20_3の各々の解像度に関する情報を取得する。
その後、演算部110は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2のBL単位水平サイズおよびBL単位垂直サイズ、並びにソース画像20_1〜20_3の各々の解像度に関する情報に基づいて、各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度を決定する。
このとき、演算部110は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の水平方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズの公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の水平方向における目標解像度を決定する。同様に、演算部110は、複数のソース画像20_1〜20_3の各々の垂直方向における解像度が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位垂直サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位垂直サイズの公倍数となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の垂直方向における目標解像度を決定する。
演算部110で決定された各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度は、解像度変換部14_1〜14_3に供給される。
また、演算部110は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2の画面解像度、BL単位水平サイズ、及びBL単位垂直サイズに関する情報、並びに各々のソース画像20_1〜20_3の目標解像度に基づいて、液晶ディスプレイ10_1、10_2に表示される各々のソース画像20_1〜20_3の配置を決定し、決定された各々のソース画像20_1〜20_3の配置に関する情報を画像合成部15に出力する。
このとき、演算部110は、解像度を変換した後の各々のソース画像の水平方向における境界が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位水平サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位水平サイズの公倍数と対応する位置となるように、各々のソース画像の配置を決定する。また、演算部110は、解像度を変換した後の各々のソース画像の垂直方向における境界が、液晶ディスプレイ10_1のBL単位垂直サイズと液晶ディスプレイ10_2のBL単位垂直サイズの公倍数と対応する位置となるように、各々のソース画像の配置を決定する。
その後、各々の解像度変換部14_1〜14_3にソース画像20_1〜20_3がそれぞれ供給されると、解像度変換部14_1〜14_3の各々は、各々のソース画像20_1〜20_3の解像度が演算部110で決定された目標解像度となるように、各々のソース画像20_1〜20_3の解像度を変換する。各々の解像度変換部14_1〜14_3で変換された後のソース画像は、メモリ102に一時的に保存された後、画像合成部15に供給される。
画像合成部15は、変換後のソース画像が供給されると、各々のソース画像の配置が演算部110で決定された配置となるように、変換後のソース画像を合成する。画像合成部15で合成された画像データは、メモリ102に一時的に保存された後、ディスプレイ制御部16_1、16_2に供給される。
ディスプレイ制御部16_1、16_2の各々は、画像合成部15で合成された後の画像データを各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2に表示する。このとき、各々のディスプレイ制御部16_1、16_2は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2のγ補正や色調整等を行う。また、各々のディスプレイ制御部16_1、16_2は、各々の液晶ディスプレイ10_1、10_2に表示される画像(カメラ画像1、カメラ画像2、地図画像)に応じてバックライトの輝度を調整するローカルディミング制御を実施する。
なお、図10では、カメラ103_1、103_2から供給されたソース画像がメモリ102に一時的に格納された後、解像度変換部14_1〜14_3に供給される場合について説明した。しかし、本実施の形態では、カメラ103_1、103_2から供給されたソース画像が解像度変換部14_1〜14_3に直接供給されるように構成してもよい。
図11は、実施の形態にかかる画像処理装置を用いて車載用のディスプレイに画像を表示する構成例を示す図である。図11に示すように、車両150には、液晶ディスプレイ10_1、10_2、画像処理システム100、及びカメラ103_1〜103_3が搭載されている。液晶ディスプレイ10_1は前部座席用の液晶ディスプレイであり、液晶ディスプレイ10_2は後部座席用の液晶ディスプレイである。カメラ103_1は車両150の前方の映像を、カメラ103_2は車両150の後方の映像を、カメラ103_3は車両150の側方(典型的には左右)の映像をそれぞれ取得する。画像処理システム100は、図10に示した画像処理システム100に対応している。
図11に示す車両150においても、カメラ103_1〜103_3から画像処理システム100にソース画像が供給される。そして、画像処理システム100は上記で説明した処理を実行することで、前部座席用の液晶ディスプレイ10_1および後部座席用の液晶ディスプレイ10_2のそれぞれに、各々のソース画像を表示することができる。なお、画像処理システム100における画像処理は上記で説明した処理と同様であるので重複した説明は省略する。
上記で説明した各実施の形態は適宜、組み合わせてもよい。例えば、実施の形態2で説明した画像処理装置2が備える特徴量抽出部31_1〜31_3および特徴量解析部32を、実施の形態3、4で説明した画像処理装置3、4に設けてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1、2、3、4 画像処理装置
10_1、10_2 液晶ディスプレイ
11 情報取得部
12 目標解像度決定部
13 画像配置決定部
14_1、14_2、14_3 解像度変換部
15 画像合成部
16_1、16_2 ディスプレイ制御部
20_1、20_2、20_3 ソース画像
31_1、31_2、31_3 特徴量抽出部
32 特徴量解析部
41 背景画像合成部
51 解像度変換部
10_1、10_2 液晶ディスプレイ
11 情報取得部
12 目標解像度決定部
13 画像配置決定部
14_1、14_2、14_3 解像度変換部
15 画像合成部
16_1、16_2 ディスプレイ制御部
20_1、20_2、20_3 ソース画像
31_1、31_2、31_3 特徴量抽出部
32 特徴量解析部
41 背景画像合成部
51 解像度変換部
Claims (14)
- ローカルディミング制御時のバックライトの制御単位が各々異なる第1及び第2のディスプレイに、複数のソース画像が合成された画像を表示するための画像処理を行う画像処理装置であって、
前記第1のディスプレイの前記バックライトの制御単位の水平方向のサイズおよび垂直方向のサイズである第1の水平方向サイズおよび第1の垂直方向サイズをそれぞれ取得し、前記第2のディスプレイの前記バックライトの制御単位の水平方向のサイズおよび垂直方向のサイズである第2の水平方向サイズおよび第2の垂直方向サイズをそれぞれ取得し、前記複数のソース画像の各々の解像度を取得する情報取得部と、
前記第1の水平方向サイズと前記第1の垂直方向サイズと前記第2の水平方向サイズと前記第2の垂直方向サイズとに基づいて前記複数のソース画像の目標解像度を決定する目標解像度決定部と、
前記複数のソース画像の各々の解像度が前記目標解像度となるように前記複数のソース画像の各々の解像度を変換する第1の解像度変換部と、
前記第1の解像度変換部で変換された複数のソース画像の各々を合成する画像合成部と、を備える、
画像処理装置。 - 前記目標解像度決定部は、前記複数のソース画像の各々の水平方向における解像度が前記第1の水平方向サイズと前記第2の水平方向サイズの公倍数となるように、前記複数のソース画面の水平方向における目標解像度を決定し、且つ前記複数のソース画像の各々の垂直方向における解像度が前記第1の垂直方向サイズと前記第2の垂直方向サイズの公倍数となるように、前記複数のソース画像の垂直方向における目標解像度を決定する、請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記複数のソース画像の水平方向における境界が前記第1の水平方向サイズと前記第2の水平方向サイズの公倍数と対応する位置となるように、且つ、前記複数のソース画像の垂直方向における境界が前記第1の垂直方向サイズと前記第2の垂直方向サイズの公倍数と対応する位置となるように、前記複数のソース画像の配置を決定する画像配置決定部を更に備える、請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記第1及び第2のディスプレイをそれぞれ制御する第1及び第2のディスプレイ制御部を更に備え、
前記第1及び第2のディスプレイ制御部は、前記画像合成部において合成されたソース画像を前記第1及び第2のディスプレイに表示する際に、前記第1及び第2のディスプレイのバックライトをローカルディミング制御する、
請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記情報取得部は、
前記第1のディスプレイから前記第1の水平方向サイズおよび前記第1の垂直方向サイズを取得し、
前記第2のディスプレイから前記第2の水平方向サイズおよび前記第2の垂直方向サイズを取得する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記第1の水平方向サイズ、前記第1の垂直方向サイズ、前記第2の水平方向サイズ、及び前記第2の垂直方向サイズを予め格納するレジスタを更に備え、
前記情報取得部は、前記レジスタから前記第1の水平方向サイズ、前記第1の垂直方向サイズ、前記第2の水平方向サイズ、及び前記第2の垂直方向サイズを取得する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記複数のソース画像の各々の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、
前記特徴量抽出部で抽出された特徴量を解析する特徴量解析部と、を備え、
前記目標解像度決定部は、前記特徴量解析部における解析結果に応じて、前記各々のソース画像の目標解像度を決定する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記特徴量抽出部は、前記特徴量として前記各々のソース画像の輝度を抽出し、
前記特徴量解析部は、前記各々のソース画像間の輝度の差が所定の閾値以上であるか否かを解析し、
前記目標解像度決定部は、前記各々のソース画像間の輝度の差が所定の閾値以上である場合、前記複数のソース画像の各々の目標解像度を決定する、請求項7に記載の画像処理装置。 - 前記第1のディスプレイの画面解像度が前記第2のディスプレイの画面解像度よりも小さい場合、前記目標解像度決定部は、前記複数のソース画像が前記第1のディスプレイに収まるように前記目標解像度を決定する、請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記画像合成部から出力された画像に背景画像を合成する背景画像合成部を更に備え、
前記第2のディスプレイは、前記背景画像合成部において前記背景画像が合成された画像を表示する、
請求項9に記載の画像処理装置。 - 前記画像合成部から出力された画像の解像度を変換する第2の解像度変換部を更に備え、
前記第2の解像度変換部は、前記画像合成部から出力された画像を前記第2のディスプレイの画面解像度に対応する解像度に変換する、
請求項9に記載の画像処理装置。 - ローカルディミング制御時のバックライトの制御単位が各々異なる第1及び第2のディスプレイに、複数のソース画像が合成された画像を表示するための画像処理方法であって、
前記第1のディスプレイの前記バックライトの制御単位の水平方向のサイズおよび垂直方向のサイズである第1の水平方向サイズおよび第1の垂直方向サイズをそれぞれ取得し、
前記第2のディスプレイの前記バックライトの制御単位の水平方向のサイズおよび垂直方向のサイズである第2の水平方向サイズおよび第2の垂直方向サイズをそれぞれ取得し、
前記複数のソース画像の各々の解像度を取得し、
前記第1の水平方向サイズと前記第1の垂直方向サイズと前記第2の水平方向サイズと前記第2の垂直方向サイズとに基づいて前記複数のソース画像の目標解像度を決定し、
前記複数のソース画像の各々の解像度が前記目標解像度となるように前記複数のソース画像の各々の解像度を変換し、
前記変換された複数のソース画像の各々を合成し、当該合成された画像を前記第1及び第2のディスプレイに出力する、
画像処理方法。 - 前記複数のソース画像の各々の水平方向における解像度が前記第1の水平方向サイズと前記第2の水平方向サイズの公倍数となるように、前記複数のソース画面の水平方向における目標解像度を決定し、且つ前記複数のソース画像の各々の垂直方向における解像度が前記第1の垂直方向サイズと前記第2の垂直方向サイズの公倍数となるように、前記複数のソース画像の垂直方向における目標解像度を決定する、請求項12に記載の画像処理方法。
- 前記複数のソース画像の水平方向における境界が前記第1の水平方向サイズと前記第2の水平方向サイズの公倍数と対応する位置となるように、且つ、前記複数のソース画像の垂直方向における境界が前記第1の垂直方向サイズと前記第2の垂直方向サイズの公倍数と対応する位置となるように、前記複数のソース画像の配置を決定する、請求項13に記載の画像処理方法。
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