JP2009175011A - 振動センサ - Google Patents

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祐喜 遠藤
Tomohiro Matsui
友弘 松井
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雅紀 谷内
Kazuhiro Ota
和弘 太田
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Abstract

【課題】チップ部品を用いた振動センサの調整が容易な振動センサを提供すること。
【解決手段】本発明は、パッケージ10と、パッケージ10の内部に搭載された振動子と、パッケージ10の上外面12に搭載されたチップ部品50と、チップ部品50が上面に露出するようにパッケージ10を搭載し、下面が実装されるべき実装面34である搭載部20と、を具備する振動センサである。本発明によれば、チップ部品50がパッケージ10の上面に露出しているため振動センサを実装した状態でチップ部品50の交換や調整等を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動センサに関し、より詳細には振動子とチップ部品とを有する振動センサに関する。
振動センサは、振動子の振動により角速度や加速度等を検出するセンサであり、カメラの手ぶれ防止やカーナビゲーションシステム、自動車やロボットの姿勢制御システム等に使用されている。
特許文献1の図1には、内部に振動子が搭載され下外面にコンデンサを搭載されたケースと、ケースを搭載した載置部とからなる角速度センサが開示されている。
特開2005−257615号公報
振動センサにおいては、外部の振動が振動子に伝搬すると振動センサの性能の劣化の要因となりうる。よって、振動子と実装面との干渉を抑制することが求められている。特許文献1に記載の振動センサによれば、ケース(パッケージに相当する)と載置部(搭載部に相当する)とが分離しているため、振動子と載置部との干渉を抑制することができる。また、ケースの内部に振動子、ケースの外下面にコンデンサ(チップ部品に相当する)が搭載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の振動センサによれば、チップ部品が振動センサの実装面側に設けられている。このため、チップ部品を用い振動センサの調整を行う場合、測定用基板や実装基板から振動センサを外して調整することとなる。または、測定用基板や実装基板に開口部を設けることとなる。このように、振動センサの調整のためのコストが大きいという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、チップ部品を用いた振動センサの調整が容易な振動センサを提供することを目的とする。
本発明は、パッケージと、前記パッケージの内部に搭載された振動子と、前記パッケージの上外面に搭載されたチップ部品と、前記チップ部品が上面に露出するように前記パッケージを搭載し、下面が実装されるべき実装面である搭載部と、を具備することを特徴とする振動センサである。本発明によれば、チップ部品がパッケージの上面に露出しているため振動センサを実装した状態でチップ部品の交換や調整等を行うことができる。
上記構成において、前記搭載部は前記パッケージの形状に対応する開口部を有し、前記パッケージは前記開口部内にはめ込み搭載される構成とすることができる。この構成によれば、振動子と外部との干渉を抑制することができる。
上記構成において、前記パッケージに電気的に接続され、前記搭載部の前記実装面から外部に接続される接続端子を具備し、前記パッケージと前記搭載部とは前記接続端子で機械的に接続されている構成とすることができる。この構成によれば、パッケージと搭載部とが接続端子で機械的に接続されているため、振動子と外部との干渉を抑制することができる。
上記構成において、前記パッケージの上外面を覆うカバー部を具備する構成とすることができる。この構成によれば、カバー部によりチップ部品を保護することができる。
前記搭載部は、前記カバー部が位置決めされる段差を有することができる。この構成によれば、カバー部の取り外し取り付けによるカバー部の位置ずれを抑制することができる。
上記構成において、前記カバー部は導電性であり接地されている構成とすることができる。
上記構成において、前記カバー部は、前記搭載部の外側面から下面に沿って婉曲することにより前記搭載部に前記カバー部を固定する固定部を有する構成とすることができる。この構成によれば、カバー部の取り外しが容易となり、チップ部品の交換等が容易となる。
上記構成において、前記振動子は音叉型振動子であり、前記実装面に平行な方向を回転軸とする角速度を検出する構成とすることができる。この構成によれば、実装面に平行な方向を回転軸とする角速度を検出することができる。
本発明によれば、チップ部品がパッケージの上面に露出しているため振動センサを実装した状態でチップ部品の交換や調整等を行うことができる。
以下、図面を参照に本発明の実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る振動センサの上面から視た斜視図であり、図2は、下面から視た斜視図である。なお、以下の図面では下から上への方向をZ方向とする。例えばエポキシ等の樹脂からなる搭載部20にパッケージ10が搭載されている。パッケージ10の上外面12にはチップ抵抗、チップコンデンサおよびサーミスタ等のチップ部品50が設けられている。搭載部20は開口部28を有しており、パッケージ10は開口部28内に搭載される。パッケージ10は、搭載部20の上面にチップ部品50が露出するように搭載部20に搭載されている。搭載部20の下面は振動センサが実装されるべき実装面34である。また、振動センサの特性評価の際は、実装面34において測定用基板に実装される。搭載部20の側面にはパッケージ10と電気的に接続された接続端子30が設けられている。接続端子30は、実装面34において実装基板等の外部と接続される。また、振動センサの特性評価の際は、実装面34において測定用基板に実装される。実装面34から見ると、搭載部20は筒状をなしており、パッケージ10の蓋14が露出している。例えば金属製の導電性カバー部40は、パッケージ10の上外面12を覆うように搭載部20に設けた段差22に設置されている。カバー部40によりチップ部品50を保護することができる。カバー部40は接続部44に電気的機械的に接続され、例えば接地されることが好ましい。
図3は、実施例1に係る振動センサのカバー部を外し上面から視た図である。搭載部20およびパッケージ10を上から視た形状はほぼ方形である。搭載部20の開口部28の形状はパッケージ10の形状に対応している。すなわち、開口部28も方形をなしており、開口部28の大きさはパッケージ10の大きさよりやや大きい。これにより、パッケージ10は開口部28に嵌るように搭載される。パッケージ10の上外面12には、抵抗、コンデンサやサーミスタ等のチップ部品50が配置されている。チップ部品50として、例えばレーザを照射しパターンの一部を除去することで抵抗値を調整可能なトリミング抵抗52も配置されている。パッケージ10の上外面12には端子32が設けられている。端子32は、搭載部20の外側面に設けられた接続端子30と電気的に接続されている。
図4は、実施例1に係る振動センサのパッケージの断面図であり、図3のA−A断面に相当する。なお、上面を下に下面を上に図示している。セラミックからなるパッケージ10の本体11の凹部18に樹脂からなる接着剤(不図示)を用いICチップ66が搭載されている。ICチップ66は、振動子60を駆動させる回路や検出信号から角速度に相当する信号を演算する制御回路の一部を構成する。パッケージ内の台座68には例えばシリコンからなる弾性樹脂64を介し例えば金属製の支持部62が固定されている。支持部62は樹脂からなる接着剤(不図示)を介し振動子60を支持している。ICチップ66とパッケージ10、振動子60とパッケージ10とは、バンプやボンディングワイヤ(不図示)により電気的に接続されている。本体11上には溶接または半田等を用い蓋14が固定されている。蓋14が設けられることにより、凹部18が密閉され、振動子60が封止される。
図5は、蓋14を外した状態のパッケージ10の平面図である。振動子60には例えばLiNbOまたはLiTaO等との圧電材料からなる音叉型振動子でありY方向(実装面34に平行な方向)を回転軸とする角速度を検出する。振動子60はY方向に伸びる複数のアーム61とアーム61を保持するベース63を有している。ベース63が支持部62により保持されている(図4参照)。
図6は、図3のB−Bに相当する断面図である。なお、パッケージ10は側面図として図示している。Cu等の金属からなる接続端子30は搭載部20の側壁に埋め込まれている。開口部28内に露出した接続端子30はパッケージ10の上外面12の端子32に半田等(不図示)により接続されている。これにより、接続端子30はパッケージ10と電気的に接続される。搭載部20は上面に段差22を有しており、段差22によりカバー部40が位置決めされる。
実施例1によれば、図4のように振動子60がパッケージ10の内部に搭載され、チップ部品50がパッケージ10の上外面12に搭載されている。また、図1のように、搭載部20は、チップ部品50が上面に露出するようにパッケージ10を搭載し、搭載部20の下面が実装されるべき実装面34である。図7は、振動センサを実装基板や測定用基板等の基板70に実装した状態を示す図である。基板70に実装した状態でチップ部品50の交換やトリミング抵抗52の調整を行い振動センサの調整が容易となる。振動センサの調整としては、例えば、角速度や加速度を電圧に変換した際のオフセット電圧の調整等である。
また、図3のように、搭載部20はパッケージ10の形状に対応する開口部28を有し、パッケージ10は開口部28内にはめ込み搭載される。これにより、振動子60と外部との干渉を抑制することができる。
さらに、図6のように、パッケージ10と搭載部20とが接続端子30でのみで機械的に接続されているため、互いの振動が伝わり難く振動子60と外部との干渉をより抑制することができる。
パッケージ10の上外面を覆うカバー部40が設けられているため、チップ部品50を保護することができる。カバー部40は導電性であり接地されていることが好ましい。
図5のように、振動子60は音叉型振動子であり、実装面34に平行方向を回転軸とする角速度を検出することができる。角速度センサにおいては、実装面34に平行な方向を回転軸とする角速度を検出することが求められており、実施例1においては、このような角速度センサを安価に製造することができる。
実施例2は、実施例1とはカバー部の形状が異なる例である。図8は、実施例2に係る振動センサの上面から視た斜視図であり、図9は、下面から視た斜視図であり、図10は図9のCの拡大断面図である。図8から図10を参照に、カバー部40は、搭載部20の外側面から下面に沿って婉曲することにより搭載部20にカバー部40を固定する固定部46を有している。カバー部40および固定部46は、例えば軟鋼等の金属からなり、固定部46は折り曲げ自在である。これにより、カバー部40の装着および取り外しが容易となり、チップ部品50の交換等が容易となる。
搭載部20は外側面および下面にそれぞれ段差24および26を有している。固定部46は段差24および26内に沿って折り曲げられている。固定部46はパッケージ10の蓋14に接触することにより蓋14と電気的に接触する。これにより、蓋14とカバー部40とは電気的に接続される。例えば、蓋14とカバー部40とを接地することができる。
実施例2によれば、搭載部20がカバー部40を位置決めされる段差22から26を有することにより、カバー部の取り外し取り付けによるカバー部40の位置ずれを抑制することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
図1は実施例1に係る振動センサの上面から視た斜視図である。 図2は実施例1に係る振動センサの下面から視た斜視図である。 図3は実施例1に係る振動センサの上面図である。 図4はパッケージの断面図である。 図5はパッケージの平面図である。 図6は図3のB−B断面に相当する図である。 図7は振動センサが基板に実装された図である。 図8は実施例2に係る振動センサの上面から視た斜視図である。 図9は実施例2に係る振動センサの下面から視た斜視図である。 図10は図9のC領域の拡大断面図である。
符号の説明
10 パッケージ
12 パッケージの上外面
20 搭載部
22、24、26 搭載部の段差
28 開口部
30 接続端子
34 実装面
40 カバー部
46 固定部
50 チップ部品
60 振動子

Claims (8)

  1. パッケージと、
    前記パッケージの内部に搭載された振動子と、
    前記パッケージの上外面に搭載されたチップ部品と、
    前記チップ部品が上面に露出するように前記パッケージを搭載し、下面が実装されるべき実装面である搭載部と、
    を具備することを特徴とする振動センサ。
  2. 前記搭載部は前記パッケージの形状に対応する開口部を有し、前記パッケージは前記開口部内にはめ込み搭載されることを特徴とする請求項1記載の振動センサ。
  3. 前記パッケージに電気的に接続され、前記搭載部の前記実装面から外部に接続される接続端子を具備し、
    前記パッケージと前記搭載部とは前記接続端子で機械的に接続されていることを特徴とする請求項1または2記載の振動センサ。
  4. 前記パッケージの上外面を覆うカバー部を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の振動センサ。
  5. 前記搭載部は、前記カバー部が位置決めされる段差を有することを特徴とする請求項4記載の振動センサ。
  6. 前記カバー部は導電性であり接地されていることを特徴とする請求項4または5記載の振動センサ。
  7. 前記カバー部は、前記搭載部の外側面から下面に沿って婉曲することにより前記搭載部に前記カバー部を固定する固定部を有することを特徴とする請求項4から6のいずれか一項記載の振動センサ。
  8. 前記振動子は音叉型振動子であり、前記実装面に平行な方向を回転軸とする角速度を検出することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の振動センサ。
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