JP2009174331A - 吸気ダクトおよびガスタービン - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧縮機に導く空気流れの整流化を図ることにより、圧力損失の発生を抑制するとともに圧縮機の性能低下を抑制することができる吸気ダクトおよびガスタービンを提供する。
【解決手段】 圧縮機3の回転軸線に対して交差する方向に開口する吸込み口15を有する吸気室11と、回転軸線RLを覆って二重管状に配置された略円筒状の内側ケーシング23および外側ケーシング24の間に形成され、吸気室11から空気を圧縮機3に導く流入路13と、内側ケーシング23から回転軸線RLに対して径方向に沿って延び、外側ケーシング24を支持する複数のストラット14と、が設けられ、流入路13における空気の流入口から、ストラット14における空気の流れに対する上流側の端部までの距離である助走距離EDは、ストラット14における空気の流れに対する上流側の端部から下流側の端部までの長さの約0.6倍の距離よりも長いことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、吸気ダクトおよびガスタービンに関する。
一般に、回転軸線に対して側方から空気を吸込む、いわゆる片吸込み式のガスタービンにおいては、圧縮機に流入する空気を整流化する吸気ケーシングが設けられている。言い換えると、圧縮機に対して周方向に均一な流れを与える働きをする吸気ケーシングが設けられている(例えば、特許文献1および2参照。)。
実開平07−017994号公報 特開2006−037961号公報
しかしながら、上述の特許文献1および2などに記載された吸気ケーシングでは、圧縮機に流入する空気の整流化が不十分であり、残留したディストーションによる、圧縮機の性能が悪化するなどの悪影響があった。つまり、圧縮機に流入する空気の流れが周方向において不均一なため、圧縮機における圧縮性能が低下するという問題があった。
一方、圧縮機の吸入口近傍には、空気の流路を横切って径方向に延び、流入空気の流れをガイドするストラットが配置されている。上述のような片吸込み式のガスタービンでは、外部から流入する空気が圧縮機の回転軸線方向に流れの向きを変える際に、ストラットにおいて圧力損失が発生するという問題があった。
特に、外部から流入する空気の流れ方向に対して略直交する方向に延びるストラットの外周端近傍では、流入する空気が当該ストラットの延びる方向に対して大きな角度で流入するため、圧力損失が発生するという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、圧縮機に導く空気流れの整流化を図ることにより、圧力損失の発生を抑制するとともに圧縮機の性能低下を抑制することができる吸気ダクトおよびガスタービンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の吸気ダクトは、圧縮機の回転軸線に対して交差する方向に開口する吸込み口を有する吸気室と、前記回転軸線を覆って二重管状に配置された略円筒状の内側ケーシングおよび外側ケーシングの間に形成され、前記吸気室から空気を前記圧縮機に導く流入路と、前記内側ケーシングから前記回転軸線に対して径方向に沿って延び、前記外側ケーシングを支持する複数のストラットと、が設けられ、前記流入路における空気の流入口から、前記ストラットにおける空気の流れに対する上流側の端部までの距離である助走距離は、前記ストラットにおける空気の流れに対する上流側の端部から下流側の端部までの長さの約0.6倍の距離よりも長いことを特徴とする。
本発明によれば、流入流路の助走距離を確保することにより、圧縮機に流入する空気流れの整流化が図られ、圧縮機における性能低下が抑制される。つまり、圧縮機に流入する空気流れにおける、回転軸線を中心とした周方向における流速分布のばらつきが小さくなるため、圧縮機における性能低下が抑制される。
さらに、空気流れの整流化が図られるため、ストラットにおける圧力損失の低下が抑制される。つまり、ストラットのポテンシャルが吸気室に及んで吸気室の出口における流れの乱れを防止し、ストラットに流入する流れが整えられるため、言い換えると、ストラットに対する空気流れの流入角度が小さくなるため、ストラットにおける圧力損失の低下が抑制される。
上記発明においては、前記吸気室における前記外側ケーシングとの接続部には、前記回転軸線に沿って前記圧縮機から遠ざかる方向に突出したベルマウスが設けられ、前記助走距離は、前記ベルマウスにおける突出端から、前記ストラットにおける空気の流れに対する上流側の端部までの距離であることが望ましい。
本発明によれば、ベルマウスを圧縮機から遠ざかる方向、つまり吸気室内に突出させることにより、流入路の長さを確保するとともに、吸気ダクトの長さが抑えられる。
さらに、空気が、吸気室から流入路に流入する際の流れの乱れ発生が防止される。
上記発明においては、前記流入路の前記ストラットが設けられた位置における空気の流速は、音速に対して約0.4倍の流速よりも遅いことが望ましい。
本発明によれば、ストラットが設けられた位置、特にストラットの中央付近における空気の流速を、音速に対して約0.4倍、つまり約マッハ0.4よりも遅くすることにより、ストラットにおける圧力損失の増大が抑制される。
なお、ストラットが設けられた位置における空気の流速は、上述のように約マッハ0.4よりも遅くてもよいし、より好ましくは約マッハ0.35よりも遅く、さらに好ましくは約マッハ0.32よりも遅いことが望ましい。
上記発明においては、前記回転軸線を含み、前記吸込み口から流入する空気流れに対して略直交する断面における前記吸気室の流路断面積は、前記吸込み口の面積と比較して、約0.5倍の面積であることが望ましい。
本発明によれば、流入路における空気流れの整流化を図ることができるため、圧縮機における性能低下が抑制されるとともに、ストラットにおける圧力損失の低下が抑制される。つまり、ストラットに対する空気流れの流入角度が小さくなるため、圧縮機における性能低下が抑制されるとともに、ストラットにおける圧力損失の低下が抑制される。
上記発明においては、前記回転軸線を含み、前記吸込み口から流入する空気流れに沿って延びる断面における前記吸気室の流路断面積は、前記吸込み口の面積と比較して、約0.2倍から約0.3倍の面積であることが望ましい。
本発明によれば、流入路における空気流れの整流化を図ることができるため、圧縮機における性能低下が抑制されるとともに、ストラットにおける圧力損失の低下が抑制される。つまり、ストラットに対する空気流れの流入角度が小さくなるため、圧縮機における性能低下が抑制されるとともに、ストラットにおける圧力損失の低下が抑制される。
本発明のガスタービンは、上記本発明の吸気ダクトと、該吸気ダクトにより導かれた空気を圧縮する圧縮機と、燃料と圧縮された空気とを燃焼させ、排気ガスを排出する燃焼器と、該燃焼器から排出された排気ガスにより回転駆動されるタービンと、が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、上記本発明の吸気ダクトが設けられているため、圧縮機に導かれる空気流れの整流化が図られ、圧力損失の発生が防止されるとともに圧縮機の性能低下が防止される。
本発明の吸気ダクトおよびガスタービンによれば、流入流路の助走距離を確保することにより、圧縮機に流入する空気流れの整流化を図り、圧力損失の発生を防止するとともに圧縮機の性能低下を防止することができるという効果を奏する。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係るガスタービンについて図1から図6を参照して説明する。
図1は、本実施形態におけるガスタービンの構成を説明する概略断面図である。
本実施形態のガスタービン1は、図1に示すように、側方から空気を吸入するいわゆる片吸込み式のガスタービンである。言い換えると、ガスタービン1の回転軸線RLに対して略直交する方向から空気が流入するガスタービンである。
ガスタービン1には、圧縮機3に供給する空気を吸い込む吸気ダクト2と、吸い込んだ空気を圧縮する圧縮機3と、供給された燃料と圧縮された空気とを混合して燃焼させる燃焼器4と、燃焼により生成された燃焼ガスにより回転駆動されるタービン5と、が設けられている。
図2は、図1の吸気ダクトの構成を説明する部分拡大図である。
吸気ダクト2は、図2に示すように、ガスタービン1の回転軸線RLに対して側方から吸入した外部の空気を圧縮機3に導くものであって、圧縮機3に流入する空気流れを整流化するものである。
吸気ダクト2には、外部から空気が流入する吸気室11と、流入路13に流入する空気を整流化するベルマウス12と、吸気室11に流入した空気を圧縮機3に導く流入路13と、圧縮機3に流入する空気を整流化するストラット14と、が設けられている。
吸気室11は、圧縮機3の前方(図2の左側)に配置された空間であって、圧縮機3に流入する空気の流速、または、回転軸線RLを中心とした周方向にわたって流量を均一化する空間である。
吸気室11には、回転軸線RLに対して側方に開口した吸込み口15が設けられている。吸込み口15は、外部から吸気室11に空気が流入する開口である。本実施形態では、吸込み口15が上方(図2の上側)に開口している場合に適用して説明する。
一方、吸気室11を構成する壁面には、ガスタービン1の回転軸6が挿通される孔を形成する円筒壁面21と、前面を構成する前壁面22と、が設けられている。
円筒壁面21は、回転軸6の周囲に配置された円筒状の壁面であって、圧縮機3に向かって回転軸6に接近する傾斜を有する壁面である。さらに、円筒壁面21は、後述する内側ケーシング23と略同じ傾斜角を有し、内側ケーシング23と連続するように接続されている。
前壁面22は、吸気室11に対して前方(図2の左側)に配置された壁面であって、吸込み口15から離れる方向に向かって、圧縮機3に接近する傾斜を有している。
ベルマウス12は、図2に示すように、流入路13に流入する空気流れの整流化を図るものであって、流入路13の助走距離EDを確保するとともに、吸気ダクト2の全長の増大を抑制するものでもある。
ベルマウス12は、吸気室11を構成する壁面のうちの後ろ側(図2に右側)の壁面から前壁面22に向かって環状に突出して形成されている。さらに、ベルマウス12の内周面は流入路13を構成する外側ケーシング24と滑らかに接続されている。
このようにベルマウス12を設けることにより、吸気室11から流入路13に空気が流入する際の空気流れの乱れを防止し、空気流れの整流化を図ることができる。
流入路13は、空気を吸気室11から圧縮機3に導くものであって、圧縮機3に流入する空気流れの整流化を図るものである。さらに、流入路13は、回転軸線RLを覆って二重管状に配置された略円筒状の内側ケーシング23および外側ケーシング24により構成された空間である。
流入路13の助走距離ED、つまりベルマウス12の突出端12Aからストラット14の前縁までの長さは、後述するストラット14におけるコード長CLの約0.6倍の距離よりも長く設定されている。ここで、ストラット14の前縁とは、ストラット14における空気流れに対する上流側(図2の左側)の端部のことである。
内側ケーシング23は、回転軸6の周囲に配置された円筒状の壁面であって、圧縮機3に向かって回転軸6に接近する傾斜を有する壁面である。さらに、内側ケーシング23は、円筒壁面21と略同じ傾斜角を有し、円筒壁面21と連続するように接続されている。
外側ケーシング24は、回転軸6の周囲に配置された円筒状の壁面であって、圧縮機3に向かって回転軸6に接近する傾斜を有する壁面である。さらに、外側ケーシング24は、ベルマウス12の内周面と滑らかに接続されている。
図3は、図2のストラットの配置を説明する図である。
ストラット14は、図2に示すように、圧縮機3に流入する空気流れを整流化するとともに、外側ケーシング24を支持するものである。ストラット14は、流入路13における圧縮機3側端部の近傍に配置され、流入路13を横切って回転軸線RLを中心とした径方向に延び、内側ケーシング23と外側ケーシング24とに接続された部材である。さらに、図3に示すように、回転軸線RLを中心とした周方向に等間隔に複数のストラット14が設けられている。
ストラット14は、断面形状が翼形状などの流線形状に形成されており、本実施形態では、空気流れの上流側端部である前縁から、下流側端部である後縁までの長さをコード長CLと表記する。
圧縮機3は、図1に示すように、吸気ダクト2の下流側に配置され、吸気ダクト2により導かれた空気を圧縮するものである。
圧縮機3には、回転軸6により回転駆動される複数の動翼31と、固定配置された複数の静翼32と、が設けられている。
なお、圧縮機3としては、公知のものを用いることができ、特に限定するものではない。
燃焼器4は、図1に示すように、圧縮機3の下流側に配置され、圧縮された空気を用いて外部から供給された燃料を燃焼させるものである。
なお、燃焼器4としては、公知のものを用いることができ、特に限定するものではない。
タービン5は、図1に示すように、燃焼器4の下流側に配置され、燃焼器4からは排出された排気ガスにより回転軸6を回転駆動させるものである。
タービン5には、回転軸6を回転駆動する複数の動翼51と、固定配置された複数の静翼52と、が設けられている。
なお、タービン5としては、公知のものを用いることができ、特に限定するものではない。
次に、上記の構成からなるガスタービン1における作用について説明する。
まず、ガスタービン1の基本的な動作について説明し、その後に、本実施形態の特徴である吸気ダクト2における空気流れについて説明する。
図1に示すように、空気は、吸気ダクト2の吸込み口15から吸気室11に流入し、流入路13を介して圧縮機3に吸入される。圧縮機3に流入した空気は、固定配置された複数の静翼32と、回転軸6により回転駆動される複数の動翼31との間を通過する際に圧縮され、圧縮された空気は燃焼器4に供給される。
燃焼器4では、供給された燃料が圧縮空気中に噴射され、圧縮空気を用いて燃料が燃焼される。燃焼により生成された排気ガスは、タービン5に供給される。
排気ガスは、複数の静翼52と複数の動翼51との間を通過する際に、複数の動翼51を回転駆動し、その後、外部に排気される。
複数の動翼51の回転駆動力は回転軸6に伝達され、回転軸6は圧縮機3の動翼31を回転駆動するとともに、外部の被駆動機器(図示せず)に得られた回転駆動力を供給する。
次に、本実施形態の特徴である吸気ダクト2内の空気流れについて説明する。
まず、空気は、図1および図2に示すように、上方に開口した吸込み口15から吸気室11に流入し、吸気室11内を上方から下方に向かって流れる。
吸気室11に流入した空気は、円筒壁面21の周囲に沿って下方に向かって流れるとともに、流入路13に流入する。このとき、吸気室11の流路断面積は、下方に向かうにしたがって狭くなるため、流入路13に流入する空気の流速は、回転軸線RLを中心とした周方向にわたって均一化される。言い換えると、流入路13に流入する空気の流量は、周方向にわたって均一化される。
さらに、流入路13の上流側にはベルマウス12が配置されているため、空気は、ベルマウス12の内周面に沿って流れて流入路13に流入し、流れの乱れの発生が抑制される。
空気は流入路13内をストラット14に向かって流れる間に、空気の流速に含まれる回転軸線RLを中心とする周方向の流速成分が小さくなる。言い換えると、空気の流速は、回転軸線RLに沿う方向の流速成分が大半を占める流速になる。
その後、流入路13を流れる空気はストラット14の間を流れることにより、さらに空気の流速に含まれる周方向の流速成分が小さくなる。このように整流化された空気は、圧縮機3に供給される。
このように、ストラット14に流入する空気流れが整流化されることにより、ストラット14におけるプロファイル損失の低減が図られ、圧縮機3に流入する空気流れの周方向の歪み(インレットディストーション)の低減が図られる。
図4は、図2の吸気ダクトにおける全圧損失を説明するグラフである。
図4では、従来の吸気ダクトにおける全圧損失(図4の左側の棒グラフ)に対する本実施形態の吸気ダクト2における全圧損失(図4の右側の棒グラフ)の割合を示している。
両棒グラフにおける下部(右下がりのハッチング部分)は、吸気室11の入口(吸込み口15)からストラット14の入口(前縁)までの全圧損失を示し、上部(右上がりのハッチング部分)は、ストラット14の入口(前縁)からストラット14の出口(後縁)までの全圧損失を示している。
図4に示されているように、本実施形態の吸気ダクト2では、従来の吸気ダクトと比較して、全圧損失が約30%低減されている。特に、ストラット14の前縁からストラット14の後縁までの全圧損失が大きく低減されている。
これは、本実施形態の吸気ダクト2では、ストラット14の周囲における流れ場が改善されたため、ストラット14の前縁からストラット14の後縁までの全圧損失が低減されていることを示している。
図5は、図2のストラットにおけるスパン方向の全圧損失を説明するグラフである。
図5では、従来の吸気ダクトのストラットにおけるスパン方向の全圧損失(図5中の◆で表されるグラフ)と、本実施形態の吸気ダクト2のストラットにおけるスパン方向の全圧損失(図5中の○で表されるグラフ)とが示されている。両グラフは、それぞれ複数のストラット14における全圧損失の平均値が示されている。
図5における縦軸は、ストラット14におけるハブ側、つまり径方向内側の端部を0%とし、チップ側、つまり径方向外側の端部を100%として表示するものである。
図5に示されているように、本実施形態の吸気ダクト2におけるストラット14のチップ側では、従来の吸気ダクトと比較して、全圧損失が大幅に低減していることが示されている。
これは、本実施形態の吸気ダクト2では、ストラット14の周囲における流れ場が改善されたためであり、具体的には、ストラット14への空気の流入条件が2次元的になったため、ストラット14の前縁からストラット14の後縁までの全圧損失が低減されていることを示している。
言い換えると、ストラット14へ流入する空気の流速に含まれる周方向成分が小さくなり、ストラット14への空気の流入角度が小さくなったため、ストラット14の前縁からストラット14の後縁までの全圧損失が低減されていることを示している。
特に、ストラット14におけるチップ側(図5における100%側)における全圧損失の低減幅が大きくなっている。つまり、助走距離EDが短い従来の吸気ダクトでは、ストラット14へ流入する空気のうち、チップ側を流れる空気の流速に含まれる周方向成分の割合が大きく、この周方向成分の流速により、ストラット14の前縁からストラット14の後縁までの全圧損失が増えていた。
本実施形態の吸気ダクト2では、助走距離EDをとることにより、空気流れにおける周方向成分の割合を全体的に、特にチップ側の領域で減らしているため、ストラット14の前縁からストラット14の後縁までの全圧損失が低減されている。
図6は、図2の吸入路に対するストラットの配置位置と、吸入路における全圧損失との関係を説明するグラフである。
図6では、本実施形態の流入路13に対するストラット14の配置位置を変更した場合における全圧損失の変化が示されている。
より具体的には、流入路13の入口つまりベルマウス12の突端からストラット14の前縁までの距離、つまり助走距離を変更した場合における全圧損失の変化が示されている。なお、図6の横軸は助走距離を表すものであり、ストラット14のコード長CLを基準とした百分率(%)で示されている。
図6に示されているように、助走距離が0%の場合、例えば従来のストラット14の配置位置の場合が最も全圧損失が大きく、助走距離が長くなるにともない、全圧損失が減少する。
助走距離が約60%にまで達すると全圧損失の減少が止まり、以後、助走距離をより長くしても全圧損失の値に変化は生じない。
上記の構成によれば、流入路13の助走距離EDを確保することにより、圧縮機3に流入する空気流れの整流化が図られ、圧縮機3における性能低下が抑制される。つまり、圧縮機3に流入する空気流れにおける、回転軸線RLを中心とした周方向における流速分布のばらつきが小さくなるため、圧縮機3における性能低下を抑制することができる。
さらに、空気流れの整流化が図られるため、ストラット14における圧力損失の低下が抑制される。つまり、ストラット14のポテンシャルが吸気室11に及んで吸気室11の出口における流れの乱れを防止し、ストラット14に流入する流れが整えられるため、言い換えると、ストラット14に対する空気流れの流入角度が小さくなるため、ストラット14における圧力損失の低下を抑制することができる。
ベルマウス12を圧縮機3から遠ざかる方向、つまり吸気室11内に突出させることにより、流入路13の長さを確保するとともに、吸気ダクト2の長さの増大を抑えることができる。
さらに、空気が、吸気室11から流入路13に流入する際の流れの乱れ発生を防止することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について図7および図8を参照して説明する。
本実施形態のガスタービンの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、吸気ダクトの構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図7および図8を用いて吸気ダクトの構成のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図7は、本実施形態のガスタービンにおける吸気ダクトの構成を説明する図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態のガスタービン101における吸気ダクト102は、上述の第1の実施形態の吸気ダクト2と比較して、空気の流路断面積の変化の点において異なり、その他構成等については略同一である。
言い換えると、吸気ダクト102内における空気の流速分布が、第1の実施形態の吸気ダクト2と異なっている。
本実施形態の吸気ダクト102における流路断面積比(A/Aref)は、吸込み口15(P0)の流路断面積を基準(Aref)とすると、ベルマウス12の突出端12A(P1)では約0.36であり、外側ケーシング24の上流端近傍(P2)では約0.25であり、外側ケーシング24の中央付近(P3)では約0.19であり、ストラット14の前縁近傍(P4)では約0.16であり、ストラット14の中央付近(P5)では約0.14であり、圧縮機3の入口近傍(P6)では約0.12とされている。
次に、本実施形態の特徴である吸気ダクト102内における空気の流速分布について説明する。
吸気ダクト102の吸込み口15(P0)における空気の流速は約マッハ0.04であり、ベルマウス12の突出端12A(P1)では約マッハ0.13となる。流入路13に流入した空気は圧縮機3に向かうにつれて流速が速くなり、外側ケーシング24の上流端近傍(P2)では約マッハ0.17、外側ケーシング24の中央付近(P3)では約マッハ0.23、ストラット14の前縁近傍(P4)では約マッハ0.29、ストラット14の中央付近(P5)では約マッハ0.32、圧縮機3の入口近傍(P6)では約マッハ0.39となる。
図8は、ストラットの中央におけるマッハ数と、ストラットにおける全圧力損失との関係を説明するグラフである。
図8における横軸は、ストラット14の中央付近における空気流れのマッハ数を示し、縦軸はストラット14における全圧損失を示している。
図8に示すように、ストラット14の中央付近におけるマッハ数が約0.4より大きくなると、ストラット14における全圧損失が急激に大きくなる。
なお、本実施形態ではストラット14の中央付近におけるマッハ数が約0.32の場合に適用して説明しているが、マッハ数が約0.35や、約0.4の場合であってもよく、特に限定するものではない。
上記の構成によれば、ストラット14が設けられた位置、特にストラット14の中央付近における空気の流速を、音速に対して約0.4倍つまり約マッハ0.4よりも遅い、約マッハ0.32とすることにより、ストラット14における圧力損失の増大を抑制することができる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について図9から図11を参照して説明する。
本実施形態のガスタービンの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、吸気ダクトが異なっている。よって、本実施形態においては、図9から図11を用いて吸気ダクトの構成のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図9は、本実施形態のガスタービンにおける吸気ダクトの構成を説明する図である。図10は、図9の吸気ダクトの構成を説明する部分拡大図である。図11は、図9の吸気ダクトにおける流路断面積を説明する部分断面図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態のガスタービン201における吸気ダクト202は、上述の第1の実施形態の吸気ダクト2と比較して、吸気室211における流路断面積の変化の点において異なり、その他構成等については略同一である。
言い換えると、吸気ダクト202のストラット14に流入する空気の流入角が、第1の実施形態の吸気ダクト2と異なっている。
本実施形態では、図11に示すように、回転軸線RLから垂直方向上方を0°と規定し、空気流れの下流側から上流側を見て時計回り(右回り)に向かって角度θが増える座標系を用いて説明する。
さらに、本実施形態の吸気室211における流路断面積比(2A/Aref)は、吸込み口15の流路断面積を基準((1/2)Aref)とし、基準となる流路断面積((1/2)Aref)と、回転軸線RLから径方向に延びる断面からみた流路断面積(A)との比を用いて説明する。
吸気室211を構成する壁面には、ガスタービン1の回転軸6が挿通される孔を形成する円筒壁面21と、前面を構成する前壁面222と、が設けられている。
前壁面222は、図10に示すように、第1の実施形態における前壁面22と比較して、流入路13側(図10の右側)に接近して配置されている。
図12は、図11の吸気室における流路断面積比の変化を説明するグラフである。
より具体的には、吸気室211における流路断面積比(2A/Aref)が、図12の実線および●で示されるグラフとなるように前壁面222などが配置されている。
図12における点線および◆で示されるグラフは、従来の吸気室における流路断面積比(2A/Aref)を示すグラフである。
本実施形態では、角度θが約90度の時に流路断面積比が0.5となり、角度θが約180度の時に流路断面積比が0.2から0.3の間に含まれるように設定されている。
次に、本実施形態の特徴である吸気ダクト202内における空気の流速分布について説明する。
吸込み口15から吸気室211に流入した空気は、吸気室211から流入路13に流入する。ことのとき、吸気室211における流路断面積比の変化が、従来の吸気ダクトと比較して、流入路13に一定流速で空気を流入させる場合の理論値TLに近いため、より均一な流速で空気が流入路13に流入する。
言い換えると、空気は回転軸線RLを中心とする周方向にわたって均一な流量で流入路13に流入する。
そのため、流入路13に流入する空気の流速に含まれる周方向の流速成分が小さくなる。具体的には、周方向の流速成分が比較的大きなストラット14、つまり、配置されている角度が約90度および約270度のストラット14におけるチップ側における空気の流入角度のばらつきが小さくなる。つまり、インレットディストーションが低減される。
例えば、従来の吸気ダクトにおいて吸入角度のばらつきが−30°から+30°までの範囲であったのが、本実施形態の吸気ダクト202では、−20°から+20°までの範囲となる。
上記の構成によれば、流入路13における空気流れの整流化を図ることができるため、圧縮機3における性能低下が抑制されるとともに、ストラット14における圧力損失の低下が抑制される。つまり、ストラット14に対する空気流れの流入角度が小さくなるため、圧縮機3における性能低下を抑制することができるとともに、ストラット14における圧力損失の低下を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態におけるガスタービンの構成を説明する概略断面図である。 図1の吸気ダクトの構成を説明する部分拡大図である。 図2のストラットの配置を説明する図である。 図2の吸気ダクトにおける全圧損失を説明するグラフである。 図2のストラットにおけるスパン方向の全圧損失を説明するグラフである。 図2の吸入路に対するストラットの配置位置と、吸入路における全圧損失との関係を説明するグラフである。 本発明の第2の実施形態のガスタービンにおける吸気ダクトの構成を説明する図である。 ストラットの中央におけるマッハ数と、ストラットにおける全圧力損失との関係を説明するグラフである。 本発明の第3の実施形態のガスタービンにおける吸気ダクトの構成を説明する図である。 図9の吸気ダクトの構成を説明する部分拡大図である。 図9の吸気ダクトにおける流路断面積を説明する部分断面図である。 図11の吸気室における流路断面積比の変化を説明するグラフである。
符号の説明
1,101,201 ガスタービン
2,102,202 吸気ダクト
3 圧縮機
4 燃焼器
5 タービン
11,211 吸気室
12 ベルマウス
13 流入路
14 ストラット
15 吸込み口
23 内側ケーシング
24 外側ケーシング
ED 助走距離
CL コード長
RL 回転軸線

Claims (6)

  1. 圧縮機の回転軸線に対して交差する方向に開口する吸込み口を有する吸気室と、
    前記回転軸線を覆って二重管状に配置された略円筒状の内側ケーシングおよび外側ケーシングの間に形成され、前記吸気室から空気を前記圧縮機に導く流入路と、
    前記内側ケーシングから前記回転軸線に対して径方向に沿って延び、前記外側ケーシングを支持する複数のストラットと、が設けられ、
    前記流入路における空気の流入口から、前記ストラットにおける空気の流れに対する上流側の端部までの距離である助走距離は、前記ストラットにおける空気の流れに対する上流側の端部から下流側の端部までの長さの約0.6倍の距離よりも長いことを特徴とする吸気ダクト。
  2. 前記吸気室における前記外側ケーシングとの接続部には、前記回転軸線に沿って前記圧縮機から遠ざかる方向に突出したベルマウスが設けられ、
    前記助走距離は、前記ベルマウスにおける突出端から、前記ストラットにおける空気の流れに対する上流側の端部までの距離であることを特徴とする請求項1記載の吸気ダクト。
  3. 前記流入路の前記ストラットが設けられた位置における空気の流速は、音速に対して約0.4倍の流速よりも遅いことを特徴とする請求項1または2に記載の吸気ダクト。
  4. 前記回転軸線を含み、前記吸込み口から流入する空気流れに対して略直交する断面における前記吸気室の流路断面積は、前記吸込み口の面積と比較して、約0.5倍の面積であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の吸気ダクト。
  5. 前記回転軸線を含み、前記吸込み口から流入する空気流れに沿って延びる断面における前記吸気室の流路断面積は、前記吸込み口の面積と比較して、約0.2倍から約0.3倍の面積であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の吸気ダクト。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の吸気ダクトと、
    該吸気ダクトにより導かれた空気を圧縮する圧縮機と、
    燃料と圧縮された空気とを燃焼させ、排気ガスを排出する燃焼器と、
    該燃焼器から排出された排気ガスにより回転駆動されるタービンと、
    が設けられていることを特徴とするガスタービン。
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