JP2009173775A - 樹脂分散液連続凝析方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、ゴムラテックスのような樹脂分散液であっても問題なく連続的に凝析して所定範囲の大きさの樹脂凝析粒体を得ることができる樹脂分散液連続凝析方法を提供することにある。
【解決手段】本発明に係る樹脂分散液連続凝析方法では、脂凝析粒体製造工程中、粉砕空間SPcにおいて樹脂分散液と凝析液とが粉砕翼32によって攪拌混合されると同時に樹脂分散液と凝析液との攪拌混合によって生成する樹脂凝析体が粉砕翼によって粉砕されて所定範囲内の大きさの樹脂凝析粒体が順次製造され、樹脂凝析粒体が剪断空間SPsに連続的に送出される。そして、剪断工程中、剪断空間において流体搬送翼34a,34b,34c及び固定羽根111により樹脂凝析粒体に剪断力が掛けられながら樹脂凝析粒体が連続的に排出空間SPeに送出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、乳化液や懸濁液等の樹脂分散液を連続的に凝析して所定範囲内の大きさの樹脂凝析粒体を製造する方法に関する。
過去に「円筒形の外殻の内部空間に樹脂分散液と凝析液とを一定の割合で導き、その結果として生成する樹脂凝析体を、複数の攪拌翼が取り付けられた攪拌棒と、外殻の内周面から外殻の内側に向かって攪拌翼の間の空間まで延びる固定羽根とによって剪断して所定範囲の大きさの樹脂凝析粒子を連続的に製造する方法」が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭57−146639号公報
しかし、上述のような方法を用いてゴムラテックスを凝析しゴム凝析粒子を得ようとすると、ゴムラテックスが凝析機の入口付近で柔らかい大きな塊となり、その塊が、攪拌翼と外殻との間に詰まったりする問題がある。
本発明の課題は、ゴムラテックスのような樹脂分散液であっても問題なく連続的に凝析して所定範囲の大きさの樹脂凝析粒体を得ることができる樹脂分散液連続凝析方法を提供することにある。
第1発明に係る樹脂分散液連続凝析方法は、樹脂凝析粒体製造工程及び剪断工程を備える。樹脂凝析粒体製造工程では、粉砕翼が配置される粉砕空間に第1通路を通じて樹脂分散液が第1流量で供給されると同時に第2通路を通じて凝析液が第2流量で供給され、粉砕空間において樹脂分散液と凝析液とが粉砕翼によって攪拌混合されると同時に樹脂分散液と凝析液との攪拌混合によって生成する樹脂凝析体が粉砕翼によって粉砕されて所定範囲内の大きさの樹脂凝析粒体が順次製造され、樹脂凝析粒体が剪断空間に連続的に送出される。なお、剪断空間は、粉砕空間に隣接する。また、ここにいう「翼」とは、軸周りに複数の羽根が取り付けられたものを意味する。剪断工程では、剪断空間に配置され樹脂凝析粒体を排出空間に送出する複数の流体搬送翼と、剪断空間を形成する円筒壁から円筒壁の軸に向かって延びる固定羽根とによって樹脂凝析粒体に剪断力が掛けられながら樹脂凝析粒体が連続的に排出空間に送出される。なお、排出空間は、剪断空間に隣接しており、粉砕空間には連通していない。また、流体搬送翼は、回転軸が粉砕翼の回転軸の延長線上にあるのが好ましい。
この樹脂分散液連続凝析方法では、粉砕空間において樹脂分散液と凝析液との攪拌混合によって生成する樹脂凝析体が粉砕翼によって粉砕されて所定範囲内の大きさの樹脂凝析粒体が順次製造され、その後、剪断空間において流体搬送翼及び固定羽根によって樹脂凝析粒体に剪断力が掛けられながら樹脂凝析粒体が連続的に排出空間に送出される。つまり、この樹脂分散液連続凝析方法では、樹脂凝析体が粉砕翼によって所定範囲内の大きさの樹脂凝析粒体にされてから剪断空間に送出されることになる。したがって、この樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、ゴムラテックスのような樹脂分散液であっても問題なく連続的に凝析して所定範囲の大きさの樹脂凝析粒体を得ることができる。また、この樹脂分散液連続凝析方法では、粉砕空間において製造された樹脂凝析粒体が剪断空間において剪断される。このため、この樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、未凝析成分を順次減少させることができる。
なお、ここにいう「ゴムラテックス」は、合成ゴムラテックスであってもよいし、天然ゴムラテックスであってもよい。また、このゴムラテックスとしては、例えば、シリコーンゴムラテックス、エチレンプロピレンゴムラテックス、アクリロニトリルブタジエンゴムラテックス、スチレンブタジエンゴムラテックス、クロロプレンゴムラテックス、アクリルゴムラテックス、ブチルゴムラテックス、フッ素ゴムラテックス等が挙げられる。
また、ここにいう「凝析液」は、例えば、硫酸水溶液、塩酸水溶液、硝酸水溶液、硫酸アルミニウム水溶液、塩化アルミニウム水溶液、塩化マグネシウム水溶液、硫酸マグネシウム水溶液、塩化カルシウム水溶液、塩化アンモニウム水溶液、硝酸ナトリウム水溶液、カリミョウバン水溶液、PAC(ポリ塩化アルミニウム)水溶液等が挙げられる。なお、これらの中でも、硫酸アルミニウム水溶液が特に好ましい。
第2発明に係る樹脂分散液連続凝析方法は、第1発明に係る樹脂分散液連続凝析方法であって、流体搬送翼の間の空間には、局所攪拌翼が配置されている。局所攪拌翼は、回転軸及び複数の羽根を有する。回転軸は、流体搬送翼の回転軸の延長線上にある。羽根は、回転軸を含む面に沿って延びる。そして、剪断力は、流体搬送翼、局所攪拌翼及び固定羽根によって発生される。
このため、この樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、流体搬送翼の間のシャフト部分に樹脂凝析粒体が付着するのを防止しつつ樹脂凝析粒体に対して良好に剪断力を加えることができる。
第3発明に係る樹脂分散液連続凝析方法は、第1発明又は第2発明に係る樹脂分散液連続凝析方法であって、逆流発生工程をさらに備える。逆流発生工程では、逆流発生翼が設けられる逆流空間において、第3通路を通って送出される凝析液が逆流発生翼によって排出空間に送出される。なお、逆流発生翼は、粉砕翼の回転軸の延長線上にある回転軸を有する。そして、この逆流発生翼は、樹脂凝析粒体の流れ方向と反対方向の流体流れを発生させる。そして、この結果、剪断空間から排出空間に流れ込む樹脂凝析粒体と、逆流空間から排出空間に流れ込む凝析液とは、混じり合って排出空間から系外に排出される。
このため、この樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、逆流空間に後壁があった場合、樹脂凝析粒体が後壁に付着するのを防止することができる。また、この樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、逆流空間の後に翼の駆動機構が存在する場合、樹脂凝析粒体が駆動機構に侵入するのを防止することができる。
第4発明に係る樹脂分散液連続凝析方法は、第1発明から第3発明のいずれかに係る樹脂分散液連続凝析方法であって、粉砕翼は、複数の羽根を有する。羽根は、剪断空間に存在するシャフト端から粉砕空間に向かうに連れてシャフトの外周方向に向かって延びている。また、この羽根は、シャフトの長手方向に沿って見た場合においてシャフトの半径方向に対して所定角度傾斜するようにシャフトに取り付けられている。つまり、粉砕翼の反対側で方持ちされている。
このため、この樹脂分散液連続凝析方法では、粉砕翼が樹脂凝析粒体の粉砕空間から剪断空間への送出に貢献する。したがって、この樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、樹脂凝析粒体を粉砕空間から剪断空間にスムースに送り出すことができる。また、この樹脂分散液連続凝析方法では、粉砕空間にシャフト部等の変位しない物が存在しない。したがって、この樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、樹脂凝析粒体が粘着性を有している場合であっても、粉砕翼に樹脂凝析粒体が付着するおそれを低減することができる。
第5発明に係る樹脂分散液連続凝析方法は、第4発明に係る樹脂分散液連続凝析方法であって、シャフトには、粉砕翼に隣接する位置に、粉砕補助翼が取り付けられている。粉砕補助翼は、複数の羽根を有する。羽根は、シャフトの軸を含む面に沿って延びている。
このため、この樹脂分散液連続凝析方法では、粉砕補助翼がない場合に比べて、樹脂凝析粒体の粉砕空間滞留時間が長くなる。したがって、この樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、樹脂凝析体の粉砕を良好に行うことができる。
第1発明に係る樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、ゴムラテックスのような樹脂分散液であっても問題なく連続的に凝析して所定範囲の大きさの樹脂凝析粒体を得ることができる。また、この樹脂分散液連続凝析方法では、粉砕空間において製造された樹脂凝析粒体が剪断空間において剪断される。このため、この樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、未凝析成分を順次減少させることができる。
第2発明に係る樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、流体搬送翼の間のシャフト部分に樹脂凝析粒体が付着するのを防止しつつ樹脂凝析粒体に対して良好に剪断力を加えることができる。
第3発明に係る樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、逆流空間に後壁があった場合、樹脂凝析粒体が後壁に付着するのを防止することができる。また、この樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、逆流空間の後に翼の駆動機構が存在する場合、樹脂凝析粒体が駆動機構に侵入するのを防止することができる。
第4発明に係る樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、樹脂凝析粒体を粉砕空間から剪断空間にスムースに送り出すことができる。また、この樹脂分散液連続凝析方法では、粉砕空間にシャフト部等の変位しない物が存在しない。したがって、この樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、樹脂凝析粒体が粘着性を有している場合であっても、粉砕翼に樹脂凝析粒体が付着するおそれを低減することができる。
第5発明に係る樹脂分散液連続凝析方法を利用すれば、樹脂凝析体の粉砕を良好に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る樹脂分散液連続凝析装置1は、樹脂分散液、特にゴムラテックスを凝析して所定範囲内の大きさの樹脂凝析粒体を製造するための装置であって、図1、図2及び図3に示されるように、主に、ケーシング10、攪拌棒30、シール機構50及び駆動機構70を備える。以下、これらの構成要素の詳細について詳述する。
<樹脂分散液連続凝析装置の構成要素>
(1)ケーシング
ケーシング10は、図1及び図2に示されるように、主に、本体部11、蓋部12、樹脂分散液供給管13、凝析液供給管14及び樹脂凝析粒体排出管15から構成されている。なお、このケーシング10は、本体部11及び樹脂凝析粒体排出管15の軸が水平面に平行になり(つまり、本体部11及び樹脂凝析粒体排出管15の軸が鉛直方向に直交し)且つ凝析液供給管14が上を向くように設置される。
本体部11は、図1及び図2に示されるように、円筒形の部材であって、3つの円筒部材11a,11b,11cが取り外し可能に連結されて構成されている。なお、以下、説明の便宜上、蓋部12が取り付けられている円筒部材11aを「第1円筒部材」と称し、中央に位置する円筒部材11bを「第2円筒部材」と称し、樹脂凝析粒体排出管15が取り付けられている円筒部材11cを「第3円筒部材」と称する。そして、これらの円筒部材11a,11b,11cは、フランジ113(図3参照)によって連結されている。また、これら円筒部材11a,11b,11cの連結部分は、図1に示されるように、シールリング112によってシールされている。また、本体部11には、攪拌棒30が駆動シャフト71に取り付けられた状態において粉砕補助翼33(後述)及び局所攪拌翼36a,36b,36c(後述)に対応する位置、及び逆流補助翼37(後述)と逆流発生翼38(後述)との間に対応する位置に固定羽根111が形成されている。固定羽根111は、図1に示されるように、本体部11の軸方向に沿って5セット形成されており、図2に示されるように1セットにつき4枚の羽根が用意されている。そして、この固定羽根111は、平板状の羽根であって、図3に示されるように、本体部11の軸を含む第1面と、本体部11の軸を含み第1面に直交する第2面に沿って本体部11の内周面から本体部11の軸に向かって延びている。
蓋部12は、図1及び図2に示されるように、本体部11の外径よりもほぼ同一の外径を有する円盤体であって、本体部11の第1端の開口を覆う。なお、この蓋部12には、ほぼ中心に、樹脂分散液供給管13を嵌め込むための挿通孔が形成されている。また、この蓋部12と第1円筒部材11aとの連結部分は、図1に示されるように、シールリング112によってシールされている。
樹脂分散液供給管13は、図示しない樹脂分散液タンクに貯蔵される樹脂分散液を前記本体部11の内部空間SPに導くためのものであり、図1及び図2に示されるように、蓋部12のほぼ中心に形成される挿通孔に嵌め込まれた状態で蓋部12に溶接されている。
凝析液供給管14は、図示しない凝析液タンクに貯蔵される凝析液を前記本体部11の内部空間SPに導くためのものであり、図1及び図2に示されるように、本体部11の第1端側の端部の側壁を貫通して設けられている。なお、この凝析液供給管14は、本体部11の第1円筒部材11aに溶接されている。
樹脂凝析粒体排出管15は、ケーシング10の内部空間SPで生成する樹脂凝析粒体を系外に排出するためのものであり、図1及び図2に示されるように、本体部11の第1端の反対側の第2端の若干手前の位置の側壁を貫通して設けられている。なお、この樹脂凝析粒体排出管15は、本体部11の軸に沿って見た場合において、軸が凝析液供給管14の軸と直交する。また、この樹脂凝析粒体排出管15は、本体部11の第3円筒部材11cに溶接されている。
(2)攪拌棒
攪拌棒30は、図4に示されるように、主に、シャフト31、粉砕翼32、粉砕補助翼33、3つの流体搬送翼34a,34b,34c、剪断翼35、3つの局所攪拌翼36a,36b,36c、逆流補助翼37及び逆流発生翼38から構成されている。なお、以下、説明の便宜上、粉砕翼側の流体搬送翼34aを「第1流体搬送翼」と称し、中央に位置する流体搬送翼34bを「第2流体搬送翼」と称し、逆流発生翼側の流体搬送翼34cを「第3流体搬送翼」と称し、粉砕翼側の局所攪拌翼36aを「第1局所攪拌翼」と称し、中央に位置する局所攪拌翼36bを「第2局所攪拌翼」と称し、逆流発生翼側の局所攪拌翼36cを「第3局所攪拌翼」と称する。
シャフト31は、図4に示されるように、円柱棒である。なお、このシャフト31には、第1端側の端部に駆動機構70の駆動シャフト71と連結するためのピン受け孔(図示せず)が形成されている。
粉砕翼32は、図5に示されるように、4枚の羽根321から構成されている。そして、これらの羽根321は、平板状の羽根であり、シャフト31の第1端の反対側の第2端側の部分の外周から、シャフト31の第2端を基点とし第1端へと向かう方向の反対方向に向かうに連れて外周方向に向かって延びている。また、これらの羽根321は、図5に示されるように、シャフト31の軸に沿って見た場合において、シャフト31の外周に沿って均等に配置されており、シャフト31の軸を含む第21面、及びシャフト31の軸を含み第21面に直交する第22面に対して90°傾斜するように形成されている。
粉砕補助翼33は、図6に示されるように、4枚の羽根331から構成されている。羽根331は、平板状の羽根であり、シャフト31の軸を含む第31面、及びシャフト31の軸を含み第31面と直交する第32面に沿ってシャフト31の外周面から外側に向かって延びている。また、この羽根331は、シャフト31の軸方向第1端側に張り出すように形成されている。また、この粉砕補助翼33は、図4に示されるように、粉砕翼32に隣接して設けられる。
流体搬送翼34a,34b,34cは、図4に示されるように、シャフト31の中央より第2端側の領域においてシャフト31の軸方向に沿って等間隔に並べられており、図7に示されるように、それぞれ3枚の羽根341から構成されている。羽根341は、図4に示されるように、シャフト31の軸に対して45°の角度で交差する平板状の羽根であり、図7に示されるように、シャフト31の外周に沿って均等に配置されている。
剪断翼35は、図4に示されるように、第3局所攪拌翼36cと逆流補助翼37との間の第3局所攪拌翼36c寄りに位置しており、図8に示されるように、4枚の羽根351から構成されている。羽根351は、図8に示されるように、平板状の羽根であり、シャフト31の軸を含む第51面、及びシャフト31の軸を含み第51面に直交する第52面に沿ってシャフト31の外周面から外側に向かって延びている。
局所攪拌翼36a,36b,36cは、図4に示されるように、第1流体搬送翼34aと第2流体搬送翼34bとの間、第2流体搬送翼34bと第3流体搬送翼34cとの間、及び第3流体搬送翼34cと剪断翼35との間に位置しており、図9に示されるように、それぞれ4枚の羽根361から構成されている。羽根361は、図9に示されるように、シャフト31の軸を含む第61面、及びシャフト31の軸を含み第61面に直交する第62面に沿ってシャフト31の外周面から外側に向かって延びている。なお、この羽根361は、長さが流体搬送翼34a,34b,34cの長さよりも短い。また、第61面は第51面と一致する面であり、第62面は第52面と一致する面である。
逆流補助翼37は、図4に示されるように、剪断翼35と逆流発生翼38との間の逆流発生翼38寄りに位置しており、図10に示されるように、4枚の羽根371及び邪魔板372から構成されている。羽根371は、図10に示されるように、平板状の羽根であり、シャフト31の軸を含む第71面、及びシャフト31の軸を含み第71面に直交する第72面に沿ってシャフト31の外周面から外側に向かって延びている。なお、第71面は第51面と一致する面であり、第72面は第52面と一致する面である。邪魔板372は、図10に示されるように、円環状の板であり、シャフト31の外周面から羽根371の中央部分まで延びている。また、この邪魔板372は、図4に示されるように、シャフト31の軸に直交する方向に沿って見た場合、羽根371の中央部分と交差するように形成されている。
逆流発生翼38は、流体搬送翼34a,34b,34cとは逆方向の流体流れをつくり出す翼であり、図4に示されるように、シャフト31の第1端側の端部に位置している。そして、この逆流発生翼38は、図11及び図12に示されるように、2枚の羽根381から構成されている。羽根381は、図12に示されるように、シャフト31の外周から外側に向かうに連れて湾曲する羽根であり、シャフト31を挟んで対抗するように形成されている。
そして、この攪拌棒30は、図1に示されるように、シャフト31の軸がケーシング10の本体部11の軸に一致するようにケーシング10に収容され、シール機構50を介して駆動機構70の駆動シャフト71に連結される。このように攪拌棒30がケーシング10に収容された状態において、粉砕翼32が収容される内部空間SPを「粉砕空間SPc」と称し、粉砕補助翼33、流体搬送翼34a,34b,34c、剪断翼35及び局所攪拌翼36a,36b,36cが収容される内部空間SPを「剪断空間SPs」と称し、剪断翼35と逆流補助翼37との間の内部空間SPを「排出空間SPe」と称し、逆流補助翼37及び逆流発生翼38を収容する内部空間を「逆流空間SPr」と称する。
(3)シール機構
シール機構50は、ケーシング10の内部空間SPに流れる液が駆動シャフト71を伝って駆動機構70に浸入しないように内部空間SPと駆動機構70とを分け隔てる。なお、このシール機構50には駆動シャフト71の脇に凝析液通路が設けられており、凝析液通路を流れる凝析液は逆流発生翼38によって排出空間SPeへと送られる。
(4)駆動機構
駆動機構70は、例えば、電動機や内燃機関等であって、駆動シャフト71を回転させる。
<樹脂分散液連続凝析装置による樹脂凝析粒体の製造>
先ず、駆動機構70により駆動シャフト71を回転させて攪拌棒30を回転させる。そして、樹脂分散液供給管13に所定流量で樹脂分散液を流して樹脂分散液を粉砕空間SPcに送ると同時に凝析液供給管14に所定流量で凝析液を流して凝析液を粉砕空間SPcに送る。すると、粉砕空間SPcでは、粉砕翼32によって流入する樹脂分散液と凝析液とが攪拌混合されると同時に樹脂分散液と凝析液との攪拌混合によって生成する樹脂凝析体が粉砕翼32によって粉砕される。この結果、粉砕空間SPcには、所定範囲内の大きさの樹脂凝析粒体が連続的に製造される。そして、この樹脂凝析粒体は、主に流体搬送翼34a,34b,34cによって生じる流体流れ(以下「搬送方向流れ」という)に乗って剪断空間SPsへと送られる。そして、剪断空間SPsでは、樹脂凝析粒体及び未凝析成分が、搬送方向流れに乗って排出空間SPeへと流れながら、流体搬送翼34a,34b,34c、局所攪拌翼36a,36b,36c及び固定羽根111によって剪断力を加えられる。この結果、未凝析成分が減少すると同時に樹脂凝析粒体の形状が整えられていく。そして、搬送方向流れに乗って排出空間SPeへと達した樹脂凝析粒体は、搬送方向流れと、逆流発生翼38によって逆流空間SPrにおいて生じる逆搬送方向流れとによって樹脂凝析粒体排出管15に押し出される。
<樹脂分散液連続凝析装置の特徴>
(1)
本発明に係る樹脂分散液連続凝析装置1では、樹脂分散液供給管13を通って所定の流量で流れてくる樹脂分散液と、凝析液供給管14を通って所定の流量で流れてくる凝析液とが粉砕空間SPcにおいて粉砕翼32によって攪拌混合されると同時に、この攪拌混合により生成する樹脂凝析体が粉砕翼32によって粉砕されて、所定範囲内の大きさの樹脂凝析粒体が順次製造される。そして、その後、剪断空間SPsにおいて樹脂凝析粒体に剪断力が掛けられながら樹脂凝析粒体が連続的に排出空間SPeに送出される。つまり、この樹脂分散液連続凝析装置1では、樹脂凝析体が粉砕翼32によって所定範囲内の大きさの樹脂凝析粒体にされてから剪断空間SPsに送出されることになる。したがって、この樹脂分散液連続凝析装置1では、ゴムラテックスのような樹脂分散液であっても詰まり等の問題なく連続的に凝析して所定範囲の大きさの樹脂凝析粒体が得られる。また、この樹脂分散液連続凝析装置1では、粉砕空間SPcにおいて製造された樹脂凝析粒体が剪断空間SPsにおいて剪断される。このため、この樹脂分散液連続凝析装置1では、未凝析成分を順次減少される。
(2)
本発明に係る樹脂分散液連続凝析装置1では、第1流体搬送翼34aと第2流体搬送翼34bとの間、第2流体搬送翼34bと第3流体搬送翼34cとの間、及び第3流体搬送翼34cと剪断翼35との間のシャフト31に局所攪拌翼36a,36b,36cが形成されている。このため、この樹脂分散液連続凝析装置1では、流体搬送翼34a,34b,34cの間、及び第3流体搬送翼34cと剪断翼35との間のシャフト部分に樹脂凝析粒体が付着するのが防止されつつ樹脂凝析粒体に良好に剪断力が加えられる。
(3)
本発明に係る樹脂分散液連続凝析装置1では、逆流空間SPrにおいて、シール機構50を通って送出される凝析液が逆流発生翼38によって排出空間SPeに送出される。そして、この結果、剪断空間SPsから排出空間SPeに流れ込む樹脂凝析粒体と、逆流空間SPrから排出空間SPeに流れ込む凝析液とは、混じり合って排出空間SPeから樹脂凝析粒体排出管15を通って系外に排出される。
このため、この樹脂分散液連続凝析装置1では、本体部11の蓋部12の逆側の壁に樹脂凝析粒体が付着するのが防止されると共に、駆動機構70への樹脂凝析粒体の侵入が防止される。
(4)
本発明に係る樹脂分散液連続凝析装置1では、粉砕翼32の羽根321が、シャフト31の第2端側の部分の外周から、シャフト31の第2端を基点とし第1端へと向かう方向の反対方向に向かうに連れて外周方向に向かって延びるように形成されている。また、この羽根321は、図5に示されるように、シャフト31の軸に沿って見た場合において、シャフト31の外周に沿って均等に配置されており、シャフト31の軸を含む第21面、及びシャフト31の軸を含み第21面に直交する第22面に対して90°傾斜するように形成されている。このため、この樹脂分散液連続凝析装置1では、粉砕翼32が樹脂凝析粒体の粉砕空間SPcから剪断空間SPsへの送出に貢献する。したがって、この樹脂分散液連続凝析装置1では、樹脂凝析粒体が粉砕空間SPcから剪断空間SPsに向かってスムースに送り出される。また、粉砕空間SPsでは、シャフト等、変位しない物体が存在しない。したがって、この樹脂分散液連続凝析装置1では、樹脂凝析粒体が粘着性を有している場合であっても、粉砕翼32に樹脂凝析粒体が付着するおそれが低減される。
(5)
本発明に係る樹脂分散液連続凝析装置1では、攪拌棒30の粉砕翼32に隣接する位置に粉砕補助翼33が取り付けられている。このため、この樹脂分散液連続凝析装置1では、樹脂凝析粒体が粉砕空間SPcに滞留する時間が長くなる。したがって、この樹脂分散液連続凝析装置1では、樹脂凝析体の粉砕を良好に行うことができる。
(6)
本発明に係る樹脂分散液連続凝析装置1では、流体流れ方向下流側において攪拌棒30が方持ちで駆動シャフト71に連結されている。このため、この樹脂分散液連続凝析装置1では、流体流れ方向上流側及び下流側において攪拌棒30が支持されているものよりも樹脂分散液供給管13や凝析液供給管14の配置の自由度が高い。したがって、樹脂分散液連続凝析装置1では、樹脂分散液と凝析液との攪拌混合開始時における状態が制御しやすくなっている。
(7)
本発明に係る樹脂分散液連続凝析装置1では、3つの円筒部材11a,11b,11cが取り外し可能に連結されて本体部11が構成されている。また、樹脂分散液連続凝析装置1では、攪拌棒30と駆動シャフト71とを容易に取り外すことができる。このため、この樹脂分散液連続凝析装置1では、品種の切換やメンテナンス等において、容易にケーシングを分解することができる。したがって、洗浄作業者やメンテナンス作業者等は、樹脂分散液連続凝析装置1を簡便に洗浄したりメンテナンスしたりすることができる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態に係る樹脂分散液連続凝析装置1では図4に示されるような攪拌棒30が採用されたが、これに代えて、図13に示されるような攪拌棒30Aが採用されてもよい。この攪拌棒30Aは、粉砕翼32A以外、先の実施の形態に掛かる攪拌棒30と同一である。また、本変形例に係る粉砕翼32Aは、羽根321AがL字型の形状を呈していること以外、先の実施形態に掛かる粉砕翼32と同一である。
(B)
先の実施の形態では粉砕翼32、粉砕補助翼33、流体搬送翼34a,34b,34c、剪断翼35、局所攪拌翼36a,36b,36c、逆流補助翼37及び逆流発生翼38において羽根の枚数が規定されたが、本発明においてこれらの翼の羽根の枚数は特に限定されず、条件に応じて適宜変更してもかまわない。例えば、粉砕翼32の羽根321の枚数を6枚としてもかまわないし、流体搬送翼34の羽根341の枚数を4枚としてもかまわない。
本発明に係る樹脂分散液連続凝析方法は、ゴムラテックスのような樹脂分散液であっても問題なく連続的に凝析して所定範囲の大きさの樹脂凝析粒体を得ることができるという特徴を有しており、特にゴムラテックスの粒子化に有効である。
本発明に係る樹脂分散液凝析装置の平面部分断面図である。 本発明に係る樹脂分散液凝析装置の側面図である。 本発明に係る樹脂分散液凝析装置における攪拌棒の断面図、ケーシングの本体部の断面図、フランジの正面図、及び樹脂凝析粒体排出管の縦断面図を重ね合わせた図である。 本発明に係る樹脂分散液凝析装置の攪拌棒の側面図である。 本発明に係る樹脂分散液凝析装置の粉砕翼の背面図である。 本発明に係る樹脂分散液凝析装置の粉砕補助翼のA−A断面図である。 本発明に係る樹脂分散液凝析装置の流体搬送翼の正面図である。 本発明に係る樹脂分散液凝析装置の剪断翼のB−B断面図である。 本発明に係る樹脂分散液凝析装置の局所攪拌翼のC−C断面図である。 本発明に係る樹脂分散液凝析装置の逆流補助翼のD−D断面図である。 本発明に係る樹脂分散液凝析装置の逆流発生翼の正面図である。 本発明に係る樹脂分散液凝析装置の逆流発生翼のE−E断面図である。 変形例(A)に係る攪拌棒の側面図である。
符号の説明
31 シャフト
32 粉砕翼
33 粉砕補助翼
34a,34b,34c 流体搬送翼
36a,36b,36c 局所攪拌翼
111 固定羽根
331 粉砕補助翼の羽根
361 局所攪拌翼の羽根
SPc 粉砕空間
SPe 排出空間
SPr 逆流空間
SPs 剪断空間

Claims (5)

  1. 粉砕翼(32)が配置される粉砕空間(SPc)に第1通路を通じて樹脂分散液を第1流量で供給すると同時に第2通路を通じて凝析液を第2流量で供給し前記粉砕空間において前記樹脂分散液と前記凝析液とを前記粉砕翼によって攪拌混合すると同時に前記樹脂分散液と前記凝析液との攪拌混合によって生成する樹脂凝析体を前記粉砕翼によって粉砕して所定範囲内の大きさの樹脂凝析粒体を順次製造し前記樹脂凝析粒体を前記粉砕空間に隣接する剪断空間(SPs)に連続的に送出する樹脂凝析粒体製造工程と、
    前記剪断空間に配置され前記樹脂凝析粒体を前記剪断空間に隣接する前記排出空間に送出する複数の流体搬送翼(34a,34b,34c)と、前記剪断空間を形成する円筒壁から前記円筒壁の軸に向かって延びる固定羽根(111)とによって前記樹脂凝析粒体に剪断力を掛けながら前記樹脂凝析粒体を連続的に排出空間(SPe)に送出する剪断工程と
    を備える樹脂分散液連続凝析方法。
  2. 前記流体搬送翼の間の空間には、前記流体搬送翼の回転軸の延長線上にある回転軸と、前記回転軸を含む面に沿って延びる複数の羽根(361)とを有する局所攪拌翼(36a,36b,36c)が配置されており、
    前記剪断力は、前記流体搬送翼、前記局所攪拌翼及び前記固定羽根によって発生される
    請求項1に記載の樹脂分散液連続凝析方法。
  3. 前記粉砕翼の回転軸の延長線上にある回転軸を有し前記樹脂凝析粒体の流れ方向と反対方向の流体流れを発生させる逆流発生翼が設けられる逆流空間(SPr)において、第3通路を通って送出される凝析液を逆流発生翼によって前記排出空間に送出する逆流発生工程をさらに備え、
    前記剪断空間から前記排出空間に流れ込む樹脂凝析粒体と、前記逆流空間から前記排出空間に流れ込む前記凝析液とは、混じり合って前記排出空間から系外に排出される
    請求項1又は2に記載の樹脂分散液連続凝析方法。
  4. 前記粉砕翼は、前記剪断空間に存在するシャフト端から前記粉砕空間に向かうに連れてシャフト(31)の外周方向に向かって延び前記シャフトの長手方向に沿って見た場合において前記シャフトの半径方向に対して所定角度傾斜するように前記シャフトに取り付けられる複数の羽根を有する
    請求項1から3のいずれかに記載の樹脂分散液連続凝析方法。
  5. 前記シャフトには、前記粉砕翼に隣接する位置に、前記シャフトの軸を含む面に沿って延びる複数の羽根(331)を有する粉砕補助翼(33)が取り付けられている、
    請求項4に記載の樹脂分散液連続凝析方法。
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