JP2009171648A - バンドクランプ、ワイヤハーネスアッセンブリ及びワイヤハーネスアッセンブリの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コルゲート管及びワイヤハーネスを適切に固定することができ、且つ、締め過ぎによるコルゲート管の変形を防止することができる構成のバンドクランプを提供する。
【解決手段】バンドクランプ1は、結束バンド16と、この結束バンド16を車体パネルに固定するためのアンカ11と、ワイヤハーネス3の外周面の少なくとも一部を覆うカバー部14と、を備える。前記結束バンド16は、バンド部12と、このバンド部12をロックするバンドロック部13と、を備える。前記カバー部14は、前記バンド部12が前記バンドロック部13に差し込まれてループを形成したときに、このループの内側に位置する。
【選択図】図1
【解決手段】バンドクランプ1は、結束バンド16と、この結束バンド16を車体パネルに固定するためのアンカ11と、ワイヤハーネス3の外周面の少なくとも一部を覆うカバー部14と、を備える。前記結束バンド16は、バンド部12と、このバンド部12をロックするバンドロック部13と、を備える。前記カバー部14は、前記バンド部12が前記バンドロック部13に差し込まれてループを形成したときに、このループの内側に位置する。
【選択図】図1
Description
本発明は、主要には、ワイヤハーネスを車体パネル等に固定するバンドクランプに関する。
ワイヤハーネスを車体パネル等に固定する際、保護材としてコルゲート管でカバーすることが一般的である。この状態でハーネスを固定する場合、コルゲート管の外側からバンドクランプで締め付けることによって固定する。
このときにバンドを締め過ぎると、コルゲート管が変形して白化し、強度が低下することがある。また、逆にバンドの締めが不十分だとコルゲート管がバンドクランプに対して軸方向にズレたり、周方向に回転したりすることがあった。
特許文献1は、クランプにガイド溝を設け、これにコルゲート管のスリットを嵌合させて回転を防止する構成のクランプを開示する。また、特許文献2はバンド部の凸部とコルゲート管の溝とを合わせ、回転を防止する構成のクランプを開示する。
特開平11−150841号公報
特開平11−255260号公報
しかし、上記特許文献1の構成は、コルゲート管はバンドの外側に位置するので、コルゲート管をバンドで固定することができない。また、上記特許文献2の構成ではコルゲート管の締め過ぎによる変形を防止することができない。
本発明は以上の課題に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、コルゲート管及びワイヤハーネスを適切に固定することができ、且つ、締め過ぎによるコルゲート管の変形を防止することができる構成のバンドクランプを提供することにある。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、自動車用のワイヤハーネスを車体パネルに固定するためのバンドクランプにおける以下の構成が提供される。即ち、このバンドクランプは、結束バンドと、この結束バンドを車体パネルに固定するためのアンカと、前記ワイヤハーネスの外周面の少なくとも一部を覆うカバー部と、を備える。前記結束バンドは、バンド部と、このバンド部をロックするバンドロック部と、を備える。前記カバー部は、前記バンド部が前記バンドロック部に差し込まれてループを形成したときに、このループの内側に位置する。
この構成により、前記カバー部がワイヤハーネスを保持するとともに、ワイヤハーネスの外側に保護材を配置したときに当該保護材を内側から支えるので、前記保護材が結束バンドの締め付けにより過度に変形することを防ぐことができる。
前記のバンドクランプにおいては、前記カバー部と前記結束バンドとの間に柱部が介在されており、この柱部の周囲の部分において、前記カバー部と前記結束バンドとの間に隙間が形成されていることが好ましい。
この構成により、結束バンドとカバー部との間に、前記保護材を入れるスペースを前記柱部によって確保することができる。また、柱部によって保護材の位置ズレを防止することができる。
前記のバンドクランプにおいては、前記カバー部は略C字状に形成されていることが好ましい。
この構成により、カバー部の内側に収容したワイヤハーネスをしっかりと保持することができ、組立作業性が向上する。また、カバー部の外側に配置される保護材を支える面積が大きいため、保護材の変形を防止する効果を増大させることができる。
前記のバンドクランプにおいては、前記カバー部は、前記バンドロック部と反対側の部分を開放させていることが好ましい。
この構成により、ワイヤハーネスをカバー部に収容する際にバンドロック部が邪魔にならないので、組立作業をより簡単に行うことができる。
本発明の第2の観点によれば、以下の構成のワイヤハーネスアッセンブリが提供される。即ち、このワイヤハーネスアッセンブリは、前記のバンドクランプと、ワイヤハーネスと、筒状の保護材と、を備える。前記ワイヤハーネスは前記カバー部の内側に配置され、前記保護材は前記カバー部の外側に配置され、前記保護材の外側には前記バンド部が巻回されている。
この構成により、ワイヤハーネスを適切に保持及び固定するとともに、保護材の変形を防ぐことができる。
前記のワイヤハーネスアッセンブリにおいては、前記保護材にはスリットが形成されており、前記カバー部と前記結束バンドとの間に介在する柱部が前記スリットに差し込まれていることが好ましい。
これにより、保護材の位置ズレを防止できる。
前記のワイヤハーネスアッセンブリにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記スリットの長手方向中途部には幅広部が形成されている。そして、前記柱部が前記幅広部の内側に差し込まれている。
この構成により、スリットの幅広部に柱部が差し込まれるので、柱部がスリットを押し広げることがなくなり、スリットの隙間を小さくできる。従って、保護材によるワイヤハーネスの保護効果を高めることができる。また、保護材がスリットの長手方向へズレることを防ぐことができる。
本発明の第3の観点によれば、以下のワイヤハーネスアッセンブリの製造方法が提供される。即ち、この製造方法は、前記バンドクランプを治具上に仮固定する工程と、前記カバー部にワイヤハーネスを収容する工程と、前記カバー部の外側にスリット入りの筒状の保護材を被せる工程と、前記保護材の外側に前記バンド部を巻回して固定する工程と、当該バンドクランプを前記治具から外す工程と、を含む。
この方法により、前記バンドクランプとワイヤハーネスと保護材とを組み立てる作業を効率的に行うことができる。
次に、図面を参照して、本発明の一実施形態に係るバンドクランプの構成について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るバンドクランプ1の正面図、図2はバンドクランプ1の外観斜視図、図3はこのバンドクランプ1に備えられた結束バンド16を巻回した様子を示した外観斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のバンドクランプ1は、アンカ11と、結束バンド16と、カバー部14と、を備えている。また、前記結束バンド16は、バンドロック部13とバンド部12とを備える。このバンドクランプ1は、適宜の樹脂を射出成形することで構成されている。
前記アンカ(係合突起)11は、バンドクランプ1を車体パネル等に固定するための部位であって、前記バンドロック部13に近接して形成されている。前記カバー部14は、前記バンドロック部13を挟んでアンカ11の反対側に配置され、一部を開放させた円弧状(略C字形)に形成されている。カバー部14の開放部は、図1に示すように、前記バンドロック部13と反対側に形成されている。
また、バンドロック部13とカバー部14との間を接続するように、四角柱状の柱部15が形成されている。この柱部15の周囲において、カバー部14とバンドロック部13(結束バンド16)との間には適宜の隙間が形成されている。更に、図2に示すようにバンドロック部13には挿通孔17が形成されている。
結束バンド16のバンド部12は、前記バンドロック部13から延出するように細長く成形されるとともに、適宜曲げることが可能に構成されている。このバンド部12は、図3に示すように、バンドロック部13に形成された挿通孔17に挿通することができる。前記バンド部12の表面には図示しない凹凸が形成されるとともに、挿通孔17の内部には図略のロック爪が形成されている。従って、バンド部12を挿通させると前記ロック爪がバンド部12の凹凸に係合し、バンド部12が抜けないようにロックすることができる。
この構成で、図3のように、バンド部12を巻回してバンドロック部13に挿通させ、ループを形成して締め付けることにより、図略のワイヤハーネス及び保護材を固定することができる(なお、ワイヤハーネス及び保護材の固定については後述する)。このとき、ループを形成したバンド部12の内側にカバー部14があるため、結束バンド16が一定以上締められることをカバー部14によって防ぎ、過度な締め付けを防止することができる。
次に、図4から図7を参照して、本実施形態のバンドクランプ1を用いてワイヤハーネスとコルゲート管を固定し、ワイヤハーネスアッセンブリを製造する方法について説明する。
まず、図4に示すように、前記バンドクランプ1を治具5上に固定する。この治具5は、バンドクランプ1にワイヤハーネスとコルゲート管を組み付ける作業のために、バンドクランプ1を一時的に仮固定できるようにするものであり、作業終了後はバンドクランプ1から取り外すことができるように構成されている。また、この治具5は、ワイヤハーネスの組立てのための図略の組立板に装着可能に構成されている。
次に、図5に示すようにワイヤハーネス3をカバー部14の内側に収容する。このとき、カバー部14が略C字形に形成されていることによって、カバー部14からワイヤハーネス3が抜けないようにしっかりと保持することができる。これにより、ワイヤハーネス3が抜けてバラバラになることを防止でき、組立作業性が向上する。
また、カバー部14は、バンドロック部13と反対側の部分に開放部(切れ目)を有しており、この開放部からワイヤハーネス3をカバー部14の内側に差し込むようになっている。従って、ワイヤハーネス3をカバー部14に収納するときにバンドロック部13が邪魔にならない。また、治具5上にバンドクランプ1を固定したときに前記開放部が作業者側を向くようなレイアウトとなるので、ワイヤハーネス3をカバー部14の内側に収容する作業が一層行い易くなっている。
次に、図5の上側に示す保護材としてのコルゲート管2を、ワイヤハーネス3及びバンドクランプ1に取り付ける。このコルゲート管2は円筒状に形成されるとともに、当該コルゲート管2には、その長手方向に細長いスリット21が貫通状に形成されている。従って、このコルゲート管2は、スリット21の部分を広げるようにしてワイヤハーネス3に被せることで、簡単に取り付けることができる。
また、このコルゲート管2において、前記スリット21の長手方向中途部には幅広部22が形成されている。この幅広部22は、その内側に前記バンドクランプ1の柱部15が入るような適宜の形状及び大きさとされている。そして、前記コルゲート管2をワイヤハーネス3に取り付けたときに、前記柱部15が幅広部22の内部に入るように構成されている。
なお、図面で構成を判り易く説明する関係上、図5においてコルゲート管2はワイヤハーネス3よりも相当に短く描かれているが、実際には適宜の長さのコルゲート管が用いられる。これは図6以降の図面でも同様である。
図6は、コルゲート管2をバンドクランプ1に取り付けた状態を示す斜視図である。この図6に示すように、幅広部22の位置をバンドクランプ1の柱部15に合わせるようにしてコルゲート管2を被せることにより、コルゲート管2のスリット21を柱部15が押し広げることを防止し、隙間を小さくしてワイヤハーネスを効果的に保護することができる。また、柱部15と幅広部22がズレ止め作用を発揮するので、コルゲート管2がスリット21の長手方向にズレてしまうことを防止することができる。
次に、バンド部12をコルゲート管2の周囲に巻回して、バンドロック部13の挿通孔17に挿通させる。このときの様子が図7に示されている。バンド部12を締め付けることにより、コルゲート管2を、内側のカバー部14及び外側のバンド部12によって挟み込んで固定することができる。前述したように、挿通孔17内部にはロック爪が形成されており、図7のようにバンド部12を挿通させることで抜けないようにロックし、コルゲート管2を固定した状態を維持することができる。
このとき前記カバー部14は、バンド部12による締め過ぎを防止する役割を果たすとともに、コルゲート管2を内側から支える。更に、前記カバー部14はC字状に形成されているので、広い面積で内側からコルゲート管2を支える構成となっている。これにより、過度な締め付けによるコルゲート管2の変形を効果的に防止することができる。
最後に、ワイヤハーネス3とコルゲート管2を固定したバンドクランプ1(ワイヤハーネスアッセンブリ)を、治具5から取り外す。以上により、図8に示すワイヤハーネスアッセンブリを得ることができる。
以上に示したように、本実施形態のバンドクランプ1は、結束バンド16と、この結束バンド16を車体パネルに固定するためのアンカ11と、ワイヤハーネス3の外周面の少なくとも一部を覆うカバー部14と、を備える。前記結束バンド16は、バンド部12と、このバンド部12をロックするバンドロック部13と、を備える。前記カバー部14は、前記バンド部12が前記バンドロック部13に差し込まれてループを形成したときに、このループの内側に位置する。
これにより、前記カバー部14がワイヤハーネス3を保持するとともに、ワイヤハーネス3の外側にコルゲート管2を配置したときに当該コルゲート管2を内側から支えるので、前記コルゲート管2が結束バンド16の締め付けにより過度に変形することを防ぐことができる。
また、本実施形態のバンドクランプ1は、前記カバー部14と前記結束バンド16との間に柱部15が介在されており、この柱部15の周囲の部分において、前記カバー部14と前記結束バンド16との間に隙間が形成されている。
これにより、柱部15がスペーサとして機能し、コルゲート管2を差し込むスペースを結束バンド16とカバー部14との間に確保することができる。また、柱部15が回り止めとしても機能するので、コルゲート管2が周方向に回転してしまうことを防止できる。
また、本実施形態のバンドクランプ1において、前記カバー部14は略C字状に形成されている。
これにより、カバー部14の内側に収容したワイヤハーネス3をしっかりと保持することができる。また、カバー部14の外周面の面積を大きく確保できるため、コルゲート管2を大面積で内側から受け止めることによって変形を効果的に防止することができる。
また、本実施形態のバンドクランプ1において、前記カバー部14は、前記バンドロック部13と反対側の部分を開放させている。
これにより、ワイヤハーネス3をカバー部14に収容する際にバンドロック部13が邪魔にならないので、組付作業を一層容易に行うことができる。
さらに、本実施形態のワイヤハーネスアッセンブリは、前記バンドクランプ1と、ワイヤハーネス3と、筒状のコルゲート管2と、を備える。前記ワイヤハーネス3は前記カバー部14の内側に配置され、前記コルゲート管2は前記カバー部14の外側に配置され、前記コルゲート管2の外側には前記バンド部12が巻回されている。
これより、ワイヤハーネス3を適切に保持及び固定するとともに、コルゲート管2の変形を防ぐことができる。
また、本実施形態のワイヤハーネスアッセンブリにおいて、前記コルゲート管2にはスリット21が形成されており、前記カバー部14と前記結束バンド16との間に介在する柱部15が前記スリット21に差し込まれている。
これにより、コルゲート管2が周方向に回転してしまうことを防ぐことができる。
また、本実施形態のワイヤハーネスアッセンブリは、前記コルゲート管2において前記スリット21の長手方向中途部に幅広部22が形成されており、前記柱部15が前記幅広部22の内側に差し込まれている。
これにより、スリット21の隙間を柱部15が押し広げないので、コルゲート管2をカバー部14に被せた状態で隙間を小さく維持することができる。また、コルゲート管2がスリット21の長手方向へズレることを防ぐことができる。
また、本実施形態のワイヤハーネスアッセンブリの製造方法は、バンドクランプ1を治具5上に仮固定する工程と、前記カバー部14にワイヤハーネス3を収容する工程と、前記カバー部14の外側にスリット21入りの筒状のコルゲート管2を被せる工程と、前記コルゲート管2の外側を前記バンド部12で巻回して固定する工程と、当該バンドクランプ1を前記治具5から外す工程と、を含んでいる。
これにより、前記バンドクランプ1とワイヤハーネス3とコルゲート管2とを組み立てる作業を効率的に行うことができる。
以上に本発明の好適な実施形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
結束バンドの締め過ぎによる保護材の変形を防止するという本発明の観点からは、締め過ぎによる変形が生じ易いコルゲート管を用いる場合に特に効果を発揮するが、保護材としてはコルゲート管に限らず、他のチューブ状の保護材、例えばスパイラルチューブにも本発明のバンドクランプを用いることができる。
カバー部の形状は、略C字状とする構成に代えて、例えば略U字状又は半円弧状に変更することができる。ただし、ワイヤハーネスの抜けを確実に防止しながら保持するとともに内側から保護材を支えるという観点からは、略C字状とすることが好ましい。
カバー部の開放部はどの位置に形成しても良い。ただし、バンドクランプのバンドロック部側(アンカ側)を治具上に固定して、ワイヤハーネスをカバー部の内側に収容する際の作業性を良くするという観点からは、バンドロック部と反対側の部分を開放させる構成が好ましい。
保護材のスリットには幅広部を形成しなくても良く、この場合でも保護材をカバー部に被せて取り付けることができる。ただし、スリットの隙間を小さくするとともに、保護材がスリットの長手方向にズレることを防止するという観点からは、幅広部を形成し、この幅広部に柱部を差し込むようにして保護材を取り付けることが好ましい。
1 バンドクランプ
2 コルゲート管(保護材)
3 ワイヤハーネス
5 治具
11 アンカ
12 バンド部
13 バンドロック部
14 カバー部
15 柱部
16 結束バンド
17 挿通孔
21 スリット
22 幅広部
2 コルゲート管(保護材)
3 ワイヤハーネス
5 治具
11 アンカ
12 バンド部
13 バンドロック部
14 カバー部
15 柱部
16 結束バンド
17 挿通孔
21 スリット
22 幅広部
Claims (8)
- 自動車用のワイヤハーネスを車体パネルに固定するためのバンドクランプにおいて、
バンド部と、このバンド部をロックするバンドロック部と、を備える結束バンドと、
この結束バンドを車体パネルに固定するためのアンカと、
前記ワイヤハーネスの外周面の少なくとも一部を覆うカバー部と、
を備え、
前記カバー部は、前記バンド部が前記バンドロック部に差し込まれてループを形成したときに、このループの内側に位置することを特徴とするバンドクランプ。 - 請求項1に記載のバンドクランプであって、
前記カバー部と前記結束バンドとの間に柱部が介在されており、この柱部の周囲の部分において、前記カバー部と前記結束バンドとの間に隙間が形成されていることを特徴とするバンドクランプ。 - 請求項1又は2に記載のバンドクランプであって、
前記カバー部は略C字状に形成されていることを特徴とするバンドクランプ。 - 請求項1から3までの何れか一項に記載のバンドクランプであって、
前記カバー部は、前記バンドロック部と反対側の部分を開放させていることを特徴とするバンドクランプ。 - 請求項1から4までの何れか一項に記載のバンドクランプと、ワイヤハーネスと、筒状の保護材と、を備え、
前記ワイヤハーネスが前記カバー部の内側に配置され、
前記保護材が前記カバー部の外側に配置され、
この保護材の外側に前記バンド部が巻回されていることを特徴とするワイヤハーネスアッセンブリ。 - 請求項5に記載のワイヤハーネスアッセンブリであって、
前記保護材にはスリットが形成されており、
前記カバー部と前記結束バンドとの間に介在する柱部が前記スリットに差し込まれていることを特徴とするワイヤハーネスアッセンブリ。 - 請求項6に記載のワイヤハーネスアッセンブリであって、
前記スリットの長手方向中途部には幅広部が形成されており、
前記柱部が前記幅広部の内側に差し込まれていることを特徴とするワイヤハーネスアッセンブリ。 - 請求項1から4までの何れか一項に記載のバンドクランプを治具上に仮固定する工程と、
前記カバー部にワイヤハーネスを収容する工程と、
前記カバー部の外側にスリット入りの筒状の保護材を被せる工程と、
前記保護材の外側に前記バンド部を巻回して固定する工程と、
当該バンドクランプを前記治具から外す工程と、
を含むことを特徴とするワイヤハーネスアッセンブリの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008003679A JP2009171648A (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | バンドクランプ、ワイヤハーネスアッセンブリ及びワイヤハーネスアッセンブリの製造方法 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=40972212
Family Applications (1)
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JP2008003679A Pending JP2009171648A (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | バンドクランプ、ワイヤハーネスアッセンブリ及びワイヤハーネスアッセンブリの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009171648A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012137679A1 (ja) | 2011-04-01 | 2012-10-11 | 矢崎総業株式会社 | 係止具付保護管、係止具付保護管の製造装置 |
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-
2008
- 2008-01-10 JP JP2008003679A patent/JP2009171648A/ja active Pending
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