JP2009169424A - 光学フィルタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】目の疲れを軽減できる光学フィルタ装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイの表示画面に取付けられる光学フィルタ装置であって、表示画面側に設けられ、表示画面を拡大する機能を有する拡大フィルタと、該拡大フィルタに対し、前記表示画面と反対側に取付けられた色付フィルタと、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶等を使用したディスプレイの画面前面部に取付けられる光学フィルタ装置に関する。
液晶等を使用したディスプレイの画面前面部に取付けられる光学フィルタとして、たとえば、表示画面を拡大する機能を持たせた光学フィルタが存在していた。
この光学フィルタは、画面の拡大率を変更できるとともに、焦点距離の異なる光学フィルタ、あるいは特性の異なる光学フィルタと交換するためにディスプレイと着脱可能であった。
特開2000−98914号公報
従来の光学フィルタは、コンピュータの拡大機能を使用することなく文字そのものが大きく見えるので作業の効率化を図ることができ、特に高齢者にとって老眼鏡が不要になるといった効果があるが、この光学フィルタはレンズを介し文字を大きくしているので、目に対する負担が大きく、特にコンピュータ作業を長時間行なう場合などには文字がぼやけたり、目の疲れが原因で長時間作業ができないといった課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、目の疲れを軽減きる光学フィルタ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様に係るものは、 ディスプレイの表示画面に取付けられる光学フィルタ装置であって、表示画面側に設けられ、表示画面を拡大する機能を有する拡大フィルタと、該拡大フィルタに対し、表示画面と反対側に取付けられた色付フィルタと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、表示画面を拡大する機能を有する拡大フィルタの他に、拡大フィルタに対し表示画面と反対側に色付フィルタが設けられているので、拡大フィルタのみでコンピュータ作業を行なった場合と比較して、目の疲労を軽減することができる。これにより、コンピュータ作業を長時間行なうことが可能となる。
本発明のうち第2の態様に係るものは、第1の態様に係る光学フィルタ装置であって、拡大フィルタは、レンズにより表示画面を拡大することを特徴とする。
本発明によれば、拡大フィルタが備えるレンズにより表示画面が拡大されるので、十分な大きさに表示画面上の文字が拡大され、コンピュータ作業を行なう高齢者も老眼鏡を用いずにコンピュータ作業を行なうことができる。
本発明のうち第3の態様に係るものは、第1の態様に係る光学フィルタ装置であって、色付フィルタは、表示画面と略平行に取付けられた拡大フィルタに対し、開閉またはスライド可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、色付フィルタを表示画面と略平行に取付けられた拡大フィルタに対し開閉またはスライド可能としているので、通常は拡大フィルタを用いてコンピュータ作業を行ない、目に疲労感を覚えたときに色付フィルタを用いて目の疲労を軽減することができる。これにより、コンピュータ作業を長時間行なうことが可能となる。さらに、コンピュータ作業という単純作業を行なっている作業者が、色付フィルタを開閉またはスライドすることにより任意に色付フィルタを用いることができるので、作業に対する張り詰まった気持ちを緩和することができる。これにより、長時間コンピュータ作業を行なう作業者にとってうつ病などの病気になることも防止することができる。
本発明のうち第4の態様に係るものは、第1の態様に係る光学フィルタ装置であって、色付フィルタは、拡大フィルタと取外可能であることを特徴とする。
本発明によれば、色付フィルタが拡大フィルタから取外可能であるので、たとえば、気持ちを落ち着きさせたときには鎮静効果がある「緑」の色付フィルタを用い、また気持ちを盛り上げたいときには興奮作用の効果がある「赤」の色付フィルタを用いたりすることもできる。
本発明のうち第5の態様に係るものは、第1の態様に係る光学フィルタ装置であって、ディスプレイに装着した状態から拡大フィルタおよび色付フィルタを取外可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、ディスプレイに装着した状態から拡大フィルタおよび色付フィルタを取外可能としているので、拡大フィルタおよび色付フィルタを用いたいときにディスプレイに装着し、また、拡大フィルタおよび色付フィルタを用いる必要がないときはディスプレイから拡大フィルタおよび色付フィルタを取外すことができる。
本発明によれば、拡大レンズを備えた拡大フィルタとともに色付きレンズを備えた色付フィルタが設けられているので目の負担が小さく、目の疲れを軽減することができる。さらに、色付フィルタは取外すことなく開閉により使用の可否を適宜調整できるので、目の負担をより軽減したいユーザの嗜好に柔軟に対応できる。
本発明にかかる光学フィルタ装置の一実施形態を示す斜視図である。 図1における光学フィルタ装置の裏面を示す斜視図である。 図1における光学フィルタ装置のA−A断面を示す断面図である。 本発明にかかる光学フィルタ装置における色付フィルタ枠体を開放状態にした図である。 本発明にかかる光学フィルタ装置における取付手段の係合部の取付方法を説明する説明図である。 本発明にかかる光学フィルタ装置における取付手段の係合部の取外方法を説明する説明図である。 本発明にかかる光学フィルタ装置における係合手段の係合部の取付方法を説明する説明図である。 本発明にかかる光学フィルタ装置における係合手段の係合部の取外方法を説明する説明図である。 ノートパソコン筐体に取付けられた本発明にかかる光学フィルタ装置の一実施形態を示す斜視図である。 本発明にかかる光学フィルタ装置の他の実施形態を示す斜視図である。 図10における光学フィルタ装置のB−B断面を示す断面図である。 本発明にかかる光学フィルタ装置のデスクトップパソコン筐体へ取付けの一実施形態を説明する説明図である。 デスクトップパソコン筐体に取付けられた本発明にかかる光学フィルタ装置の一実施形態を示す斜視図である。
以下、本発明にかかる光学フィルタ装置を実施するための形態について図面を参照しながら詳述する。
図1に、本発明にかかる光学フィルタ装置の一実施形態を示す。本発明にかかる光学フィルタ装置100は、ディスプレイの表示画面に取付けられるもので、表示画面を拡大する機能を有する拡大レンズを備えた拡大フィルタを装填した拡大フィルタ枠体101と、色付きレンズを備えた色付フィルタを装填した色付フィルタ枠体102と、デスクトップパソコン筐体(具体的にはディスプレイ)やノートパソコン筐体(具体的にはディスプレイ)に取付けるための取付手段とからなる。
この取付手段は、デスクトップパソコンやノートパソコンのディスプレイ上周縁部に取付けられる拡大フィルタ枠体用凹係合部103a、103bと、拡大フィルタ枠体の上周縁部に取付けられる拡大フィルタ枠体用凸係合部104a、104bとから構成され、着脱可能な構成になっている(詳細は後述)。また、拡大フィルタ枠体101と色付フィルタ枠体102とは、色付フィルタ枠体102の上周縁中央部に取付けられた色付フィルタ枠体用凹係合部105と拡大フィルタ枠体の上周縁中央部に取付けられた色付フィルタ枠体用凸係合部106とからなる係合手段によって着脱可能に係合している(詳細は後述)。
なお、図1においては、色付フィルタ枠体102は、拡大フィルタ枠体101に対しディスプレイの表示画面と反対側に取付けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、まず色付フィルタ枠体102をディスプレイに取付け、拡大フィルタ枠体101をこの色付フィルタ枠体102に対して反対側に取付ける構成とすることも可能である。以下、便宜上、拡大フィルタ枠体101をディスプレイに取付け、その拡大フィルタ枠体101に色付フィルタ枠体102を取付ける構成について詳述する。
また、図1において、色付フィルタ枠体用凹係合部105及び色付フィルタ枠体用凸係合部106は、拡大フィルタ枠体用凹係合部103a、103b(あるいは、拡大フィルタ枠体用凸係合部104a、104b)の略中間に設置されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、デスクトップパソコン筐体やノートパソコン筐体のディスプレイに取付けるための取付手段を拡大フィルタ枠体の中央部に1箇所設け、色付フィルタ枠体用凹係合部及び色付フィルタ枠体用凸係合部をその両端に2箇所設けることとしてもよく、あるいは、拡大フィルタ枠体用凹係合部及び拡大フィルタ枠体用凸係合部と、色付フィルタ枠体用凹係合部及び色付フィルタ枠体用凸係合部とを、それぞれ拡大フィルタ枠体及び色付フィルタ枠体の中央部に1箇所ないしその両端に2箇所設けることとしてもよい。
また、拡大フィルタ枠体101及び色付フィルタ枠体102については、拡大レンズを備えた拡大フィルタ及び色付きレンズを備えた色付フィルタをそれぞれ樹脂等で製造した枠体に嵌め込んだ構成にしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、枠体を必要としない拡大フィルタや色付フィルタを使用することもできる。この場合には、枠体ではなく、拡大フィルタ及び色付フィルタそれ自体に上記係合手段が直接取付けられる。以下、本発明の他の実施形態として説明する拡大フィルタ枠体及び色付フィルタ枠体についても、枠体を使用しない拡大フィルタ及び色付フィルタそれ自体を使用することができる。
図2に、図1における光学フィルタ装置の裏面を斜視図にて示す。図2に示す拡大フィルタ枠体101の裏面(図2において正面)は、デスクトップパソコンやノートパソコンのディスプレイを覆うように取付けられ、枠体周縁部はディスプレイの周縁と接するので、枠体101裏面の四隅には図2に示すように緩衝パッド201a、201b、201c、201dが、例えば両面テープ等によって貼着されている。これら緩衝パッド201a、201b、201c、201dにより、枠体周縁部がディスプレイの周縁と直接接することはなくなる。また、緩衝パッドは、フェルトやスポンジ、ゴム等を用いることができ、さらに、ある程度の厚みを持たせることで枠体101の裏面周縁部とディスプレイ表面の周縁との間にできる隙間を安定して一定に保つことができる。特に、CRTディスプレイなどのように表面が僅かに湾曲している場合には、枠体101の裏面四隅に設けられた緩衝パッド201a、201b、201c、201dがディスプレイ四隅に対する安定した支えとなり、湾曲したディスプレイ表面に対するぐらつき(特に、ディスプレイ中央部の凸状の膨らみに枠体101ないし拡大フィルタが接することによるぐらつき)を軽減することができる。
図3に、図1における光学フィルタ装置に対してA−A線で切断した場合の断面図を示す。図3において、拡大フィルタ枠体用凹係合部103a、103bは、その上部からフック状の引っ掛け部を備えて、断面上コの字状(鉤状)になっており、この引っ掛け部がちょうどノートパソコンのディスプレイ上端部に引っ掛けやすい構造になっている。さらに、引っ掛け部内側の向かい合う両面には、摩擦係数の高いゴムグリップ等の係止部材が貼着され、ディスプレイに取付けられた凹係合部103a、103bの安定性を向上させるものとなっている。
さらに、図3において、拡大フィルタ枠体用凸係合部104a、104bを介して拡大フィルタ枠体101が拡大フィルタ枠体用凹係合部103a、103bに対して着脱可能に構成されており、拡大フィルタ枠体101にはさらに色付フィルタ枠体用凸係合部106が取付けられ、色付フィルタ枠体用凹係合部105を介して色付フィルタ枠体102が拡大フィルタ枠体101に対して着脱可能なように構成されている。
また、図3において、拡大フィルタ枠体用凸係合部104a、104b、及び色付フィルタ枠体用凸係合部106には、図示するようにヒンジ部302a、302b、及び303がそれぞれ設けられ、拡大フィルタ枠体101及び色付フィルタ枠体102が各ヒンジ部の軸部を中心にそれぞれ回動可能に構成されている。
図4に、本発明にかかる光学フィルタ装置における色付フィルタ枠体102を開放状態にした図を示す。図3において示したように、色付フィルタ枠体102の上周縁部(略中央)に取付けられた色付フィルタ枠体用凹係合部105にはヒンジ部303が設けられており、図4においては、色付フィルタ枠体102がヒンジ部303の軸部を中心に拡大フィルタ枠体101に対して約90度開いた状態になっている。ヒンジ部303の軸部には特に制約はないので、色付フィルタ枠体102を拡大フィルタ枠体101に対して180度(あるいはそれ以上)開くことも可能である。また、ヒンジ部303の軸部に多段調節機能を設けて、所定の角度(例えば、30度、60度、90度、120度、150度、180度)ごとに色付フィルタ枠体102の開き具合を多段調節するよう構成することもできる。なお、本実施形態では、ヒンジ部303を用いて色付フィルタ枠体102を拡大フィルタ枠体101に対して開くようにしたが、これに限らず、色付フィルタ枠体102を拡大フィルタ枠体101に対して上下スライドさせ、色付フィルタ枠体102を上下移動できるようにしてもよい。すなわち、色付フィルタ枠体102の左右側面部にスライド溝を有する枠体(図示略)を嵌め込み、その枠体内を色付フィルタ枠体102がスライド溝に沿って上下移動できるようにしてもよい。このようにして、色付フィルタ枠体102が拡大フィルタ枠体101に対して所望の位置まで上がったところで位置ロック手段(図示略)により色付フィルタ枠体102の位置を固定する。このような構成にしても、色付フィルタを用いないで拡大フィルタを用いることができる。
図5に、本発明にかかる光学フィルタ装置における取付手段の係合部の取付方法を示す。拡大フィルタ枠体用凹係合部103a、103bと、拡大フィルタ枠体用凸係合部104a、104bとは着脱可能な取付手段を構成するが、その取付けは、具体的には、拡大フィルタ枠体用凹係合部103a、103bに設けられた挿入口に、拡大フィルタ枠体用凸係合部104a、104bに設けられた係合湾部501a、501bがそれぞれ挿入され、この係合湾部501a、501bが、拡大フィルタ枠体用凹係合部103a、103bの両測部に設けられた係合孔502に係合することにより実現される。装着の過程をさらに詳しく説明すると次のとおりである。
まず、図5(a)において、係合湾部501a、501bは、拡大フィルタ枠体用凹係合部103a、103bに設けられた挿入口(図5(a)からは見えない)に挿入されている。この挿入口の横幅は係合湾部501a、501bの最大横幅よりも狭いので、係合湾部501a、501bが挿入されるにしたがって、挿入口の横幅に規制されて係合湾部501a、501bがそれぞれ内側に徐々に撓みはじめる(と、同時に外側に広がろうとする力を蓄える)。さらに係合湾部501a、501bが挿入されると、図5(b)に示すように、係合湾部501a、501bの下端部が係合孔部502に達し、このとき挿入口の横幅に規制されていた係合湾部501a、501bが外側に広がり、係合孔部502の下端の縁に係合湾部の下端部が引っ掛かるように係合する。以上の取付手段によって取り付けられた拡大フィルタ枠体用凹係合部103a、103bと拡大フィルタ枠体用凸係合部104a、104bとは、以下に説明する取外しを行わない限り容易には外れない。
次に、図6に、本発明にかかる光学フィルタ装置における取付手段の係合部の取外方法を示す。図6(a)において、拡大フィルタ枠体用凹係合部103a、103bと拡大フィルタ枠体用凸係合部104a、104bとは、係合孔部502の下端の縁に係合湾部501a、501bの下端部が引っ掛かるように係合されている。ここで、係合湾部501a、501bの幅を狭めるように、例えば人差し指と親指とでこの係合湾部を図中矢印方向に摘むと、係合湾部501a、501bの下端が係合孔部の縁をスライドして挿入口の横幅にまで縮められる。そうして、図中下方向に拡大フィルタ枠体用凸係合部104a、104bを僅かに引っ張ることによって、図6(b)に示すように、装着時と同様に係合湾部501a、501bが挿入口の横幅に規制されることになる。さらに、係合湾部501a、501bはその先端が一つに連結されるように弓状に湾曲しているので、挿入口の横幅に規制された際その湾曲に伴って発生する下向きの力により、係合部の取外しは容易になる。
図7に、本発明にかかる光学フィルタ装置における係合手段の係合部の取付方法を示す。図7においては、拡大フィルタ枠体101に取付けられる色付フィルタ枠体用凸部係合部106が凸係合部となり、色付フィルタ枠体102の上周縁部に取付けられる色付フィルタ枠体用凹部係合部105が凹係合部となっている。このように構成された場合であっても、図5に示したのと同様に装着される。すわなち、図7(a)において、係合湾部701a、701bは、色付フィルタ枠体用凹部係合部105に設けられた挿入口に挿入されている。この挿入口の横幅は係合湾部701a、701bの最大横幅よりも狭いので、係合湾部701a、701bが挿入されるにしたがって、挿入口の横幅に規制されて係合湾部701a、701bがそれぞれ内側に徐々に撓みはじめる(と、同時に外側に広がろうとする力を蓄える)。さらに係合湾部701a、701bが挿入されると、図7(b)に示すように、係合湾部701a、701bの上端部が係合孔部702に達し、このとき挿入口の横幅に規制されていた係合湾部701a、71bが外側に広がり、係合孔部702の上端の縁に係合湾部の上端部が引っ掛かるように係合する。
次に、図8に、本発明にかかる光学フィルタ装置における係合手段の係合部の取外方法を示す。図8(a)において、色付フィルタ枠体用凸部係合部106と色付フィルタ枠体用凹部係合部105とは、係合孔部702の上端の縁に係合湾部701a、701bの上端部が引っ掛かるように係合されている。ここで、係合湾部701a、701bの幅を狭めるように、例えば人差し指と親指とでこの係合湾部を図中矢印方向に摘むと、係合湾部701a、701bの上端が係合孔部の縁をスライドして挿入口の横幅にまで縮められる。そうして、図中下方向に色付フィルタ枠体用凹部係合部105を僅かに引っ張ることによって、図8(b)に示すように、装着時と同様に係合湾部701a、701bが挿入口の横幅に規制されることになる。さらに、係合湾部701a、701bはその先端が一つに連結されるように弓状に湾曲しているので、挿入口の横幅に規制された際その湾曲に伴って発生する上向きの力により、係合部の取外しは容易になる。
図9に、ノートパソコン筐体に取付けられた本発明にかかる光学フィルタ装置の一実施形態を示す。
図9において、本発明にかかる光学フィルタ装置100は、ノートパソコン990のディスプレイ上周縁部に取付けられている。拡大フィルタ枠体101は拡大レンズを備えた拡大フィルタが装填ており、色付フィルタ枠体102には色付きレンズを備えた色付フィルタが装填されている。そして、拡大フィルタ枠体101及び色付フィルタ枠体102は、ノートパソコンの表示部を覆うように装着され文字や図形等の拡大、及び色彩のフィルタリングの両方が実現されるよう構成されている。さらに、拡大フィルタ枠体101及び色付フィルタ枠体102の上部にそれぞれ設けられたヒンジ部302a、302b、303によって、拡大フィルタ枠体101及び色付フィルタ枠体102はそれぞれ独立に回動可能になっており、色付フィルタのみを開いてパソコンを使用すれば色彩のフィルタリングを行うことなく拡大フィルタのみ使用することもできる。
図9において、色付フィルタ枠体用凹係合部105及び色付フィルタ枠体用凸係合部106は、拡大フィルタ枠体用凹係合部103a、103b(あるいは、拡大フィルタ枠体用凸係合部104a、104b)の略中間に設置されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ノートパソコン筐体のディスプレイに取付けるための取付手段を拡大フィルタ枠体の中央部に1箇所設け、色付フィルタ枠体用凹係合部及び色付フィルタ枠体用凸係合部をその両端に2箇所設けることとしてもよく、あるいは、拡大フィルタ枠体用凹係合部及び拡大フィルタ枠体用凸係合部と、色付フィルタ枠体用凹係合部及び色付フィルタ枠体用凸係合部とを、それぞれ拡大フィルタ枠体及び色付フィルタ枠体の中央部に1箇所ないしその両端に2箇所設けることとしてもよい。
図10に、本発明にかかる光学フィルタ装置の他の実施形態を示す。図10においては、拡大フィルタ枠体用凹係合部1003a、1003b(図1等における拡大フィルタ枠体用凹係合部103a、103bに対応)を一つのプレート1007で連結し、この取付プレート1007ごとディスプレイに取付けることができるように構成されている。このように構成することで、例えば図1等において拡大フィルタ枠体用凹係合部103aと103bとを個別にディルプレイに取付ける必要があったのが取付プレート1007を取付けるだけで済むようになるので、光学フィルタ装置の装着の手間を軽減することができる。ここで、取付プレート1007の裏面両端部には、図10に示すように固着部材1008a、1008bが貼付されており、ディスプレイ上周縁部にも貼付されている固着部材(図12における1101a、1101b)と固着される。
図11に、図10における光学フィルタ装置に対してB−B線で切断した場合の断面図を示す。図10において示したように、取付プレート1007の裏面両端部に貼付された固着部材1008aは、ディスプレイ上周縁部においてそれぞれに対応する位置に貼付された固着部材1101aにそれぞれ固着されることにより、光学フィルタ装置のディスプレイへの取付けを容易にするものである。なお、固着部材1008a(1008b)、並びに1101a(1101b)(図12参照)を面ファスナーで構成すれば、光学フィルタ装置のディスプレイへの着脱がいっそう容易になる。
図12に、本発明にかかる光学フィルタ装置のデスクトップパソコン筐体へ取付ける一実施形態を示す。図10及び図11についての説明においても述べたように、取付プレート1007の裏面両端部に貼付された固着部材1008a及び1008bは、ディスプレイ上周縁部においてそれぞれに対応する位置に貼付された固着部材1101a及び1101bにそれぞれ固着されるものであるが、図12を見れば明らかなように、固着部材1008aと1008bとの間の幅と、固着部材1101aと1101bとの間の幅とは、予め一致するように決められているので、この位置に合わせるだけで本発明にかかる光学フィルタ装置の取付けが良好に行われる。さらに、取付プレート1007の裏面両端部に貼付された固着部材1008a及び1008b(図12における破線部)と一致するプレート1007表面にマーク(突起部、窪み部、シール等)を設けることにより、光学フィルタ装置取付け時の位置決めがいっそう容易になる。
図13に、デスクトップパソコン筐体に取付けられた本発明にかかる光学フィルタ装置の一実施形態を示す。
図13において、本発明にかかる光学フィルタ装置は、デスクトップパソコン1090のディスプレイ上周縁部に取付けられている。拡大フィルタ枠体101は拡大レンズを備えた拡大フィルタが装填ており、色付フィルタ枠体102には色付きレンズを備えた色付フィルタが装填されている。そして、拡大フィルタ枠体101及び色付フィルタ枠体102は、ディスプレイの表示面を覆うように装着され文字や図形等の拡大、及び色彩のフィルタリングの両方が実現されるよう構成されている。さらに、拡大フィルタ枠体101及び色付フィルタ枠体102の上部にそれぞれ設けられたヒンジ部302a、302b、303によって、拡大フィルタ枠体101及び色付フィルタ枠体102はそれぞれ独立に回動可能になっており、色付フィルタのみを開いてパソコンを使用すれば色彩のフィルタリングを行うことなく拡大フィルタのみ使用することもできる。
図13において、色付フィルタ枠体用凹係合部105及び色付フィルタ枠体用凸係合部106は、拡大フィルタ枠体用凹係合部103a、103b(あるいは、拡大フィルタ枠体用凸係合部104a、104b)の略中間に設置されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ノートパソコン筐体のディスプレイに取付けるための取付手段を拡大フィルタ枠体の中央部に1箇所設け、色付フィルタ枠体用凹係合部及び色付フィルタ枠体用凸係合部をその両端に2箇所設けることとしてもよく、あるいは、拡大フィルタ枠体用凹係合部及び拡大フィルタ枠体用凸係合部と、色付フィルタ枠体用凹係合部及び色付フィルタ枠体用凸係合部とを、それぞれ拡大フィルタ枠体及び色付フィルタ枠体の中央部に1箇所ないしその両端に2箇所設けることとしてもよい。
以上説明したように、本発明にかかる光学フィルタ装置によれば、表示画面を拡大する機能を有する拡大フィルタの他に、拡大フィルタに対し表示画面と反対側に色付フィルタが設けられているので、拡大フィルタのみでコンピュータ作業を行なった場合と比較して、目の疲労を軽減することができる。これにより、コンピュータ作業を長時間行なうことが可能となる。また、拡大フィルタが備えるレンズにより表示画面が拡大されるので、十分な大きさに表示画面上の文字が拡大され、コンピュータ作業を行なう高齢者も老眼鏡を用いずにコンピュータ作業を行なうことができる。さらに、色付フィルタを表示画面と略平行に取付けられた拡大フィルタに対し開閉またはスライド可能としているので、通常は拡大フィルタを用いてコンピュータ作業を行ない、目に疲労感を覚えたときに色付フィルタを用いて目の疲労を軽減することができる。これにより、コンピュータ作業を長時間行なうことが可能となる。さらに、コンピュータ作業という単純作業を行なっている作業者が、色付フィルタを開閉またはスライドすることにより任意に色付フィルタを用いることができるので、作業に対する張り詰まった気持ちを緩和することができる。これにより、長時間コンピュータ作業を行なう作業者にとってうつ病などの病気になることも防止することができる。
また、色付フィルタが拡大フィルタから取外可能であるので、たとえば、気持ちを落ち着きさせたときには鎮静効果がある「緑」の色付フィルタを用い、また気持ちを盛り上げたいときには興奮作用の効果がある「赤」の色付フィルタを用いたりすることもできる。さらに、ディスプレイに装着した状態から拡大フィルタおよび色付フィルタを取外可能としているので、拡大フィルタおよび色付フィルタを用いたいときにディスプレイに装着し、また、拡大フィルタおよび色付フィルタを用いる必要がないときはディスプレイから拡大フィルタおよび色付フィルタを取外すことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 光学フィルタ装置
101 拡大フィルタ枠体
102 色付フィルタ枠体
103a、103b、1003a、1003b 拡大フィルタ枠体用凹係合部
104a、104b 拡大フィルタ枠体用凸係合部
105 色付フィルタ枠体用凹係合部
106 色付フィルタ枠体用凸係合部
201a、201b、201c、201d 緩衝パッド
301a、301b、1101a、1101b 係止部材
302a、302b、303 ヒンジ部
501a、501b、701a、701b 係合湾部
502、702 係合孔部
990 ノートパソコン筐体
1007 取付プレート
1008a、1008b、1101a、1101b 固着部材(面ファスナー等)
1090 デスクトップパソコン筐体

Claims (5)

  1. ディスプレイの表示画面に取付けられる光学フィルタ装置であって、
    表示画面側に設けられ、表示画面を拡大する機能を有する拡大フィルタと、
    該拡大フィルタに対し、前記表示画面と反対側に取付けられた色付フィルタと、
    を有することを特徴とする光学フィルタ装置。
  2. 前記拡大フィルタは、レンズにより表示画面を拡大することを特徴とする請求項1記載の光学フィルタ装置。
  3. 前記色付フィルタは、表示画面と略平行に取付けられた拡大フィルタに対し、開閉またはスライド可能としたことを特徴とする請求項1記載の光学フィルタ装置。
  4. 前記色付フィルタは、前記拡大フィルタと取外可能であることを特徴とする請求項1記載の光学フィルタ装置。
  5. ディスプレイに装着した状態から拡大フィルタおよび色付フィルタを取外可能としたことを特徴とする請求項1記載の光学フィルタ装置。
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